JP2535723Y2 - ケーブル用ストレスコーン - Google Patents

ケーブル用ストレスコーン

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JP2535723Y2
JP2535723Y2 JP1988164641U JP16464188U JP2535723Y2 JP 2535723 Y2 JP2535723 Y2 JP 2535723Y2 JP 1988164641 U JP1988164641 U JP 1988164641U JP 16464188 U JP16464188 U JP 16464188U JP 2535723 Y2 JP2535723 Y2 JP 2535723Y2
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JP
Japan
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cable
tape
cable core
stress cone
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JP1988164641U
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二三男 中谷
健晴 小坂
義喜 喜多
益清 高橋
静穂 前田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ケーブルコアを外部から個々に判別できる
識別手段を施した電力ケーブルの終端接続部に関するも
のである。
[従来の技術] 電力ケーブルの電動機端子箱内端末部、配電盤内端末
部等の負荷側終端接続部においては、輻湊する複数本の
ケーブルコアの識別、或はケーブルコアの相識別のため
に、ケーブルコア上に赤、青、白等の着色テープを外部
に露出するように巻回している。
[考案が解決しようとする課題] 上記のケーブルコア識別のための着色テープは、例え
ば、ケーブルコアが三叉分岐管により分岐された先端側
等で各ケーブルコアにそれぞれ巻回されているが、着色
テープの巻回場所が一定せず、不揃いで、時には見分け
が容易でなかったり、巻回されている場所を探さねばな
らぬこともある。一方、終端接続部の組立作業者の方か
らすれば、着色テープの巻回位置をその都度適宜に決め
ねばならぬ厄介さがあった。
また、ケーブルコア外周上に凸状に巻回され、露出さ
れている着色テープは終端接続部の組立作業時に、或は
長期の使用中に着色テープが剥離、脱落したり、ずれた
りしてしまうことがある。
本考案は上述の問題点を解決し、電力ケーブルの終端
接続部の見易い一定の位置に着色テープ等のケーブルコ
アの識別手段を容易に施すことができるようにし、ま
た、施された着色テープ等の識別手段が剥離、脱落した
り、ずれたりする危険がない電力ケーブルの終端接続部
を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本考案は、複数個のケーブルコア
の端末部が集合され、これらのケーブルコアの外周にそ
れぞれ紡錘型のストレスコーンをほぼ同じ高さ位置に挿
着して成り、前記ストレスコーンの両端部からケーブル
コアにかけてそれぞれ保護テープを巻回して成る電力ケ
ーブルの終端接続部であって、前記保護テープが巻回さ
れない前記ストレスコーンの中央大径部の外表面に円周
方向の環状の浅溝部を設け、各ケーブルコアを個々に識
別するための着色テープから成る識別手段を前記浅溝部
内に施したことを特徴とするものである。
[作用] 本考案は上述の通り、電力ケーブル終端接続部のケー
ブルコア上に装着したほぼ紡錘形のストレスコーンの保
護テープ等により覆われない中央大径部の外表面に設け
た円周方向の環状の溝部にケーブルコアを個々に識別す
る着色テープの巻回等の識別手段を施しているので、ケ
ーブルコアの識別手段が見易い場所に、しかも一定位置
に揃って施されるので、甚だ見易く、また施された識別
手段がはがれたり、脱落したり、ずれたりする危険がな
い。
また、終端接続部の組立作業者にすれば、着色テープ
等の識別手段を施す場所を、その都度決める必要がなく
個人差も生じない。そして溝部に施すのでテープ巻回等
も容易である。
[実施例] 本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例は例えば高圧電動機駆動用の3心電力ケーブル
の負荷側の終端接続部を表しており、第1図は正面図、
第2図はその側方から見た断面図を示している。電力ケ
ーブルは外装部1が取り除かれ、3本のケーブルコア2
a,2b,2cに分岐されており、分岐の根本部分には三叉分
岐管3が挿入固定されていて、その周囲には保護テープ
4が巻回されている。また、各ケーブルコア2a,2b,2cの
先端側には、EPゴム等で形成され、例えば長さが70mm程
度の中空の紡錘形のゴムストレスコーン5a,5b,5cがそれ
ぞれ装着されている。これらのストレスコーン5a,5b,5c
は第3図に示すようにゴム絶縁部6と半導電層部7とか
ら成り、ゴム絶縁部6の後記の保護テープにより覆われ
ない中央大径部の外表面に円周方向に延長する環状で浅
い溝部8が周設されている。溝部8にはストレスコーン
5a,5b,5cごとに色の異なる例えば赤、青、白の合成樹脂
材料から成る着色テープ9a,9b,9cがそれぞれ巻回されて
おり、これらの厚みは溝部8の深さとほぼ同等となって
いる。半導電層部7は半導電性テープ11を巻回すること
によりケーブルコア2a,2b,2cの各外部半導電層10と接続
されており、更にストレスコーン5a,5b,5cの両端には保
護テープ12が巻回され、ストレスコーン5a,5b,5cはそれ
ぞれケーブルコア2a,2b,2cに固定されている。一方、各
ケーブルコア2a,2b,2cの端部からは導体13が露出されて
いて、接続用端子14を介して高圧電動機(図示せず)の
電動機側リード線15a,15b,15cにそれぞれ接続され、そ
の接続部上に絶縁テープ16が巻回されている。
電力ケーブルの終端接続部をこのような構造とするこ
とにより、ケーブルコア2a,2b,2cにはそれぞれ色の異な
る着色テープ9a,9b,9cを巻回したストレスコーン5a,5b,
5cが挿着されているので、着色テープ9a,9b,9cにより各
ケーブルコア2a,2b,2cを容易かつ確実に識別することが
できる。
また、着色テープ9a,9b,9cは溝部8内に巻回している
ので、剥離,脱落,ずれ等の危険も少ない。
なお、着色テープ9a,9b,9cの巻回はストレスコーンを
ケーブルコアに挿着するに先立って行ってもよく、或は
ストレスコーンをケーブルコアに挿着した後に行っても
よく、いずれでも差支えはない。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案の電力ケーブルの終端接続
部においては、ケーブルコアに装着されたストレスコー
ンの表面の溝部に着色テープ等の識別手段を施すので、
識別手段が一定位置に施されており見易く、ケーブルコ
アを容易に個々に識別することができる。また着色テー
プ等の識別手段を容易に施すことができるとともに、識
別手段が剥離、脱落する危険がない。更に、本考案によ
れば、ケーブルコア上に巻回した識別のための着色テー
プ等を露出させる必要がないので、終端接続部における
ケーブルコアの長さを短縮でき、端子箱等への収容上有
利であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電力ケーブルの終端接続部の一実施
例を示し、第1図は正面図、第2図は側方からみた断面
図、第3図は本考案に用いるストレスコーンの断面図で
ある。 符号2a,2b,2cはケーブルコア、5a,5b,5cはゴムストレス
コーン、6はゴム絶縁部、7は半導電層部、8は溝部、
9a,9b,9cは着色テープ、13はケーブルの導体、14は接続
用端子、15a,15b,15cはリード線である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小坂 健晴 東京都港区南青山1丁目1番1号 三菱 電機株式会社プラント建設部内 (72)考案者 喜多 義喜 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社熊谷製作所内 (72)考案者 高橋 益清 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社熊谷製作所内 (72)考案者 前田 静穂 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工 業株式会社熊谷製作所内 (56)参考文献 実開 昭63−143024(JP,U) 実公 昭54−25030(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のケーブルコアの端末部が集合さ
    れ、これらのケーブルコアの外周にそれぞれ紡錘型のス
    トレスコーンをほぼ同じ高さ位置に挿着して成り、前記
    ストレスコーンの両端部からケーブルコアにかけてそれ
    ぞれ保護テープを巻回して成る電力ケーブルの終端接続
    部であって、前記保護テープが巻回されない前記ストレ
    スコーンの中央大径部の外表面に円周方向の環状の浅溝
    部を設け、各ケーブルコアを個々に識別するための着色
    テープから成る識別手段を前記浅溝部内に施したことを
    特徴とする電力ケーブルの終端接続部。
JP1988164641U 1988-12-20 1988-12-20 ケーブル用ストレスコーン Expired - Lifetime JP2535723Y2 (ja)

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JPH0288422U JPH0288422U (ja) 1990-07-12
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