JPH08296369A - 内寸定規およびこの内寸定規を用いた扉枠取付方法 - Google Patents
内寸定規およびこの内寸定規を用いた扉枠取付方法Info
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- JPH08296369A JPH08296369A JP10229295A JP10229295A JPH08296369A JP H08296369 A JPH08296369 A JP H08296369A JP 10229295 A JP10229295 A JP 10229295A JP 10229295 A JP10229295 A JP 10229295A JP H08296369 A JPH08296369 A JP H08296369A
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Abstract
取り付け作業を容易に行うことのできる内寸定規および
この内寸定規を用いた扉枠取付方法の提供。 【構成】 扉10の幅とほぼ等しい長さの水平バー1を有
し、下方開放とした扉枠4の開口幅の調整に使用される
内寸定規であって、水平バー1両端に当接片2を垂下さ
せるとともに、この当接片2下端に切り欠き3を設け、
この切り欠き3は扉枠4の戸当り7取付用凹所5に頭部
を突出させて打ち込まれた係合ピン6に係合するもので
ある。
Description
定規を用いた扉枠取付方法に関し、下方開放とした扉枠
を取り付けて固定する際に、扉枠の開口幅を調整するた
めに使用される内寸定規およびこの内寸定規を用いた扉
枠取付方法に関する。
る従来の定規としては、図7に示すようなものが、実開
平2−59401号公報に記載されている。
20両端に規定すべき距離をもって設けられる係合部材21
とから成るものである。この係合部材21は、この図に示
すように扉枠4に設けられた額縁用溝8に摺動自在に係
合するか、もしくは、扉枠4の対向面に摺動自在に係合
する場合もある。
を取り付けることができるのである。したがって、扉の
幅に扉枠4を適切に合わせて扉枠4の取り付けがなさ
れ、たとえ木質の扉枠4が反ったりして歪んでいても、
扉が適切に入り込むように扉枠4の幅を調整して取り付
け、固定することができるものである。
従来例にあっては、係合部材21と額縁用溝8とがしっか
りと嵌合する場合でないと、ずり落ちる可能性がある。
このため、この定規を所定位置に保持しながら扉枠4の
開口幅を調整して固定する必要があり、作業性の悪いも
のである。
ためになされたものであり、その目的は、扉の幅に扉枠
を適切に合わせながら、扉枠の取り付け作業を容易に行
うことのできる内寸定規およびこの内寸定規を用いた扉
枠取付方法の提供にある。
項1記載の発明の内寸定規は、扉10の幅とほぼ等しい長
さの水平バー1を有し、下方開放とした扉枠4の開口幅
の調整に使用される内寸定規であって、水平バー1両端
に当接片2を垂下させるとともに、この当接片2下端に
切り欠き3を設け、この切り欠き3は扉枠4の戸当り7
取付用凹所5に頭部を突出させて打ち込まれた係合ピン
6に係合するものであることを特徴として構成してい
る。
用いることができる。請求項2記載の発明の扉枠取付方
法は、請求項1記載の内寸定規を用いた扉枠取付方法に
おいて、下方開放の扉枠4を間柱9間に配し、この扉枠
4下方部の戸当り7取付用凹所5に係合ピン6を頭部を
突出させて打ち込み、内寸定規の当接片2に設けられた
切り欠き3を前記の係合ピン6の頭部に係合させ、この
ように係合させた状態で内寸定規の幅に扉枠4の開口幅
を合わせて、扉枠4を間柱9に固定することを特徴とし
て構成している。
明において、係合ピン6の打ち込み位置を、適宜間隔を
開けた複数カ所とし、この複数カ所に内寸定規を配する
ことを特徴として構成している。
記載の発明において、扉枠4を間柱9に固定したのち、
内寸定規を取り外し、当接片2を係合させていた係合ピ
ン6を間柱9に達する位置まで完全に打ち込むことを特
徴として構成している。
扉枠4の戸当り7取付用凹所5内に収めた状態として、
係合ピン6の頭部にこの当接片2下端の切り欠き3を係
合させて使用される。そして、このように係合すること
によって、この内寸定規は滑り落ちることもなく、ま
た、下方開放の扉枠4が開いたりすることもなく、扉枠
4が所定の開口寸法に定まることになる。
請求項1記載の内寸定規を用いて、壁開口部を形成する
間柱9間に、扉枠4の開口幅を扉10の幅に適合させて、
作業性よく固定することができる。
扉枠4下方部として特に扉枠4が開いたりしにくくして
いる。
れる内寸定規によって、適宜間隔を開けた複数カ所で扉
枠4の開口寸法が定まる。
柱9に達する位置まで完全に打ち込まれ、戸当り7を凹
所5に完全に埋め込んだ状態とすることができるととも
に、この係合ピン6が扉枠4の固定に寄与している。
説明する。
合させた状態を示す正面図であり、図2は同内寸定規を
示す斜視図である。また、図3または図4は、同内寸定
規を扉枠4に係合させた状態の係合部分を示す図であっ
て、図3は縦断面図、図4は斜視図である。また、図5
は扉枠4を概略示す正面図であり、(A)、(B)はそ
れぞれ異なる状態のものを示している。また、図6は扉
枠4に扉10の取り付けを完了した状態を示す断面図であ
る。
は、水平バー1両端に当接片2を垂下させるとともに、
この当接片2下端に切り欠き3を設けて成るものであ
る。このような内寸定規は、ステンレスなどの金属また
は木材などの材料で形成されるものである。また、木材
などで強度に心配があるときには、金属板を積層して用
いてもよい。また、この図の水平バー1は断面三角形で
あって、たわみにくく形成されている。また、切り欠き
3は扉枠4の戸当り7取付用凹所5に頭部を突出させて
打ち込まれた係合ピン6に係合するものであり、係合ピ
ン6としては、ビスまたは釘などを用いることができ
る。
る間柱9の間に、扉枠4を取り付けるときに使用される
ものである。そして、この水平バー1は扉10の幅とほぼ
等しい長さのものであるが、さらに正確には、当接片2
の外面間の距離が、扉10の幅と、両側の戸当り7取付用
凹所5の深さと、若干の隙間分とを加えたものになるの
である。
扉枠4は下方部に沓摺を設けるために下方開放としてい
るが、(A)に示すように縦枠4aが開きやすく、また木
質であるので、(B)に示すように反っていたりして、
扉10の幅に合致した寸法が維持されにくいものである。
なお、この図の反りは誇張して示したもので、実際には
数mm程度の反り量であり、外側方向または内側方向など
種々の形状に反る場合がある。
寸定規の使用状態を示したものである。これらの図に基
づいて、以下にこの内寸定規の使用方法を説明する。
配し、この扉枠4下方部の戸当り7取付用凹所5に係合
ピン6を頭部を突出させて打ち込み、内寸定規の当接片
2に設けられた切り欠き3を前記の係合ピン6の頭部に
係合させて、内寸定規を取り付けている。
状態としては、係合ピン6の突出高さをほぼ当接片2の
厚みに合致させるようにすれば、扉枠4がほとんど開く
ことがないので、特に好ましいのである。
内寸定規の幅に扉枠4の開口幅を合わすように調整し
て、扉枠4を間柱9に固定する。具体的には、扉枠4と
間柱9との間に木片、接着剤などを充填して調整してい
る。
け取り付ける例を示しているが、この場合の内寸定規を
係合させる位置を、扉枠4下方部として、特に扉枠4が
開いたりしにくい、効果的な位置になっている。
間隔を開けた複数カ所とし、複数カ所に内寸定規を配す
ることも好ましいものである。特に、図5の(B)に一
例として示したように、扉枠4が反っている場合には、
複数カ所で扉枠4の開口寸法が定まるこの構成はより好
ましいものである。
固定したのち、内寸定規を取り外し、当接片2を係合さ
せていた係合ピン6を完全に打ち込んで、戸当り7を凹
所5に完全に埋め込んだ状態で設けるようにする。この
場合、係合ピン6の長さを間柱9に達する位置までの長
さとして、扉枠4の固定用に兼用させ、よりしっかり扉
枠4を固定することができる。
扉10を取り付けて施工を完了した状態を示す断面図であ
る。扉枠4の表裏の額縁用溝8には、断面コ字型の額縁
11を嵌合させて取り付け、扉枠4外周を装飾するように
している。そして、扉10は一端を蝶番12にて扉枠4に枢
着され、扉枠4内に適切な隙間を有して入り込むように
取り付けられている。
寸定規が係合ピンの位置で保持されて滑り落ちたりする
心配がないので、扉枠の開口幅を扉の幅に適合するよう
に調整するときに、この内寸定規を手で支えたりする必
要がなく、扉枠の開口幅を調整する作業が行いやすいも
のになっている。
を係合させているので、下方開放の扉枠が開いたりする
こともなく、扉枠が所定の開口寸法に定まるものであ
る。
枠の取り付け作業を、確実かつ容易に行うことのできる
ものになっている。
請求項1記載の内寸定規を用いて、扉枠の取り付け作業
を、確実かつ容易に行うことのできる。そして、内寸定
規を係合させて取り付ける位置が扉枠下方部となって、
特に扉枠が開いたりしにくく、扉枠の開口幅の調整を容
易かつ確実なものにしている。
れる内寸定規によって、適宜間隔を開けた複数カ所で扉
枠の開口寸法を定めることができるので、扉枠の開口寸
法をより正確に調整することができる。特に、扉枠が反
っていたりした場合に、より的確に寸法調整を行うこと
ができる。
に打ち込むことによって、戸当りを凹所に完全に埋め込
んだ状態として取り付けることができるとともに、この
係合ピンによって扉枠がより強固に固定される。
た状態を示す正面図である。
の係合部分を示す断面図である。
り、(A)、(B)はそれぞれ異なる状態のものを示し
ている。
した状態を示す断面図である。
を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 扉の幅とほぼ等しい長さの水平バーを有
し、下方開放とした扉枠の開口幅の調整に使用される内
寸定規であって、水平バー両端に当接片を垂下させると
ともに、この当接片下端に切り欠きを設け、この切り欠
きは扉枠の戸当り取付用凹所に頭部を突出させて打ち込
まれた係合ピンに係合するものであることを特徴とする
内寸定規。 - 【請求項2】 下方開放の扉枠を間柱間に配し、この扉
枠下方部の戸当り取付用凹所に係合ピンを頭部を突出さ
せて打ち込み、内寸定規の当接片に設けられた切り欠き
を前記の係合ピンの頭部に係合させ、このように係合さ
せた状態で内寸定規の幅に扉枠の開口幅を合わせて、扉
枠を間柱に固定することを特徴とする請求項1記載の内
寸定規を用いた扉枠取付方法。 - 【請求項3】 係合ピンの打ち込み位置を、適宜間隔を
開けた複数カ所とし、複数カ所に内寸定規を配すること
を特徴とする請求項2記載の扉枠取付方法。 - 【請求項4】 扉枠を間柱に固定したのち、内寸定規を
取り外し、当接片を係合させていた係合ピンを間柱に達
する位置まで完全に打ち込むことを特徴とする請求項2
または3記載の扉枠取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10229295A JP3259589B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 内寸定規およびこの内寸定規を用いた扉枠取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08296369A true JPH08296369A (ja) | 1996-11-12 |
JP3259589B2 JP3259589B2 (ja) | 2002-02-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10229295A Expired - Fee Related JP3259589B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 内寸定規およびこの内寸定規を用いた扉枠取付方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3259589B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108645315A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 江苏创基新能源有限公司 | 型材检验工装 |
JP2021080659A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 戸枠、この戸枠の施工方法及びこの戸枠を備えた引戸装置 |
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1995
- 1995-04-26 JP JP10229295A patent/JP3259589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108645315A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 江苏创基新能源有限公司 | 型材检验工装 |
JP2021080659A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 戸枠、この戸枠の施工方法及びこの戸枠を備えた引戸装置 |
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---|---|
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