JPH08296086A - 電気メッキ装置 - Google Patents
電気メッキ装置Info
- Publication number
- JPH08296086A JPH08296086A JP10587295A JP10587295A JPH08296086A JP H08296086 A JPH08296086 A JP H08296086A JP 10587295 A JP10587295 A JP 10587295A JP 10587295 A JP10587295 A JP 10587295A JP H08296086 A JPH08296086 A JP H08296086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- current
- current shield
- metal strip
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電流遮蔽板の下端部を最適な形状にすることに
よって、電流遮蔽効果と流動効果が加味した場合に、金
属条体上端部でメッキ厚が薄くなるのを防止して、メッ
キ厚分布の均一化を図る。 【構成】金属条体3の上部の両側の電流遮蔽板4に所定
の傾斜を設けてその下端部4aをくさび状にする。これ
により金属条体3の上端部3aに流れる一次電流を増加
することができる。
よって、電流遮蔽効果と流動効果が加味した場合に、金
属条体上端部でメッキ厚が薄くなるのを防止して、メッ
キ厚分布の均一化を図る。 【構成】金属条体3の上部の両側の電流遮蔽板4に所定
の傾斜を設けてその下端部4aをくさび状にする。これ
により金属条体3の上端部3aに流れる一次電流を増加
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流遮蔽板の下端部形状
を改善して均一メッキを図るようにした電気メッキ装置
に関するものである。
を改善して均一メッキを図るようにした電気メッキ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば実公昭61−45164
号公報などに記載された従来の電気メッキ装置の構成を
示す。これは、メッキ槽1内に陽極2を設け、負極とし
た金属条体3を断面縦方向にして走行させる。走行させ
る金属条体3の上部と下部の両側にメッキ電流を調節す
るための電流遮蔽板4、5をそれぞれ設ける。さらに、
下部両側の電流遮蔽板5の近傍に、これらの間から空気
等の流体を噴出してメッキ液6を流動する流体ノズル7
を設ける。なお、上部電流遮蔽板4の下端部4aは側面
に対して直角になっている。
号公報などに記載された従来の電気メッキ装置の構成を
示す。これは、メッキ槽1内に陽極2を設け、負極とし
た金属条体3を断面縦方向にして走行させる。走行させ
る金属条体3の上部と下部の両側にメッキ電流を調節す
るための電流遮蔽板4、5をそれぞれ設ける。さらに、
下部両側の電流遮蔽板5の近傍に、これらの間から空気
等の流体を噴出してメッキ液6を流動する流体ノズル7
を設ける。なお、上部電流遮蔽板4の下端部4aは側面
に対して直角になっている。
【0003】上下部の電流遮蔽板4、5でメッキ電流を
調節することにより金属条体3の端部3aのメッキ厚の
肥大化を防止し、流体ノズル7で金属条体3の近傍のメ
ッキ液6の撹拌を十分行うことにより一次電流分布を均
一化して、メッキ厚分布の均一化を図っている。
調節することにより金属条体3の端部3aのメッキ厚の
肥大化を防止し、流体ノズル7で金属条体3の近傍のメ
ッキ液6の撹拌を十分行うことにより一次電流分布を均
一化して、メッキ厚分布の均一化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術のように電流遮蔽効果と流動効果が加味され
ると、金属条体上部での流動が不十分となり、また電流
が過度に遮蔽されやすく、金属条体上端部のメッキ厚が
薄くなるという問題が新たに生じた。
た従来技術のように電流遮蔽効果と流動効果が加味され
ると、金属条体上部での流動が不十分となり、また電流
が過度に遮蔽されやすく、金属条体上端部のメッキ厚が
薄くなるという問題が新たに生じた。
【0005】本発明者は、この金属条体上端部のメッキ
厚が薄くなる原因が、上部電流遮蔽板の下端部形状にあ
ることを突き止め、下端部形状が側面に対して直角にな
っていると、不具合が生じることを見い出した。
厚が薄くなる原因が、上部電流遮蔽板の下端部形状にあ
ることを突き止め、下端部形状が側面に対して直角にな
っていると、不具合が生じることを見い出した。
【0006】そこで、本発明の目的は、電流遮蔽板の下
端部を最適な形状にすることによって、上述した従来技
術の問題点を解消し、金属条体上端部でのメッキ厚の薄
くなるのを防止して、メッキ厚の均一化を図るようにし
た電気メッキ装置を提供することにある。
端部を最適な形状にすることによって、上述した従来技
術の問題点を解消し、金属条体上端部でのメッキ厚の薄
くなるのを防止して、メッキ厚の均一化を図るようにし
た電気メッキ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気メッキ装置
は、断面を縦方向にしてめっき槽内を走行する金属条体
の上部と下部との両側に、メッキ電流を調節する電流遮
蔽板をそれぞれ設け、さらに下部両側の電流遮蔽板の間
から流体を噴出してメッキ液を流動する流体ノズルを設
けたメッキ装置において、上部両側の電流遮蔽板に所定
の傾斜を設けてその下端部をくさび状にしたものであ
る。所定の傾斜を設けることにより電流遮蔽板の下端部
はくさび状になる。
は、断面を縦方向にしてめっき槽内を走行する金属条体
の上部と下部との両側に、メッキ電流を調節する電流遮
蔽板をそれぞれ設け、さらに下部両側の電流遮蔽板の間
から流体を噴出してメッキ液を流動する流体ノズルを設
けたメッキ装置において、上部両側の電流遮蔽板に所定
の傾斜を設けてその下端部をくさび状にしたものであ
る。所定の傾斜を設けることにより電流遮蔽板の下端部
はくさび状になる。
【0008】この場合、上部両側の電流遮蔽板の下端部
の傾斜角度を可変自在にしたり、その傾斜角度θを60
°〜80°としたり、さらには、この上部両側の電流遮
蔽板を水平方向に移動自在に設けて電流遮蔽板の金属条
体に対する位置を可変できるように構成してもよい。特
に傾斜角度θを60°〜80°としたのは、60°以下
だと膜厚が厚くなりすぎ、逆に80°以上だと膜厚が薄
くなりすぎて好ましくないためである。
の傾斜角度を可変自在にしたり、その傾斜角度θを60
°〜80°としたり、さらには、この上部両側の電流遮
蔽板を水平方向に移動自在に設けて電流遮蔽板の金属条
体に対する位置を可変できるように構成してもよい。特
に傾斜角度θを60°〜80°としたのは、60°以下
だと膜厚が厚くなりすぎ、逆に80°以上だと膜厚が薄
くなりすぎて好ましくないためである。
【0009】
【作用】金属条体の上部の電流遮蔽板に傾斜を設けてそ
の下端部をくさび状にすると、下端部が直角のときに比
して、金属条体上部での電流供給量および金属イオン供
給量が増加する。このため、金属条体上端部におけるメ
ッキ厚の薄肉化を防止することができ、金属条体のメッ
キ厚分布を均一化することができる。
の下端部をくさび状にすると、下端部が直角のときに比
して、金属条体上部での電流供給量および金属イオン供
給量が増加する。このため、金属条体上端部におけるメ
ッキ厚の薄肉化を防止することができ、金属条体のメッ
キ厚分布を均一化することができる。
【0010】上部の電流遮蔽板の傾斜角度を可変自在に
すると、メッキ条件が異なっても、その条件に合った最
適な傾斜角度を容易に設定できる。
すると、メッキ条件が異なっても、その条件に合った最
適な傾斜角度を容易に設定できる。
【0011】特に、上部の電流遮蔽板の傾斜角度θを6
0〜80°とすると、金属条体のメッキ厚分布を一層均
一化することができる。
0〜80°とすると、金属条体のメッキ厚分布を一層均
一化することができる。
【0012】上部両側の電流遮蔽板を水平方向に移動自
在に設けて、電流遮蔽板の金属条体に対する位置を可変
できるようにすると、メッキ条件が異なっても、その条
件に合った最適位置を容易に設定できる。
在に設けて、電流遮蔽板の金属条体に対する位置を可変
できるようにすると、メッキ条件が異なっても、その条
件に合った最適位置を容易に設定できる。
【0013】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。この実施例
は、上部の両側の電流遮蔽板4に所定の傾斜を設けてそ
の下端部4aをくさび状にしたものである。傾斜方向
は、金属条体3側が尖がるように、陽極2側上方から金
属条体3側下方に向かっており、両方の電流遮蔽板下端
部4a、4aで、ちょうど逆ハの字形を作る格好とな
る。
は、上部の両側の電流遮蔽板4に所定の傾斜を設けてそ
の下端部4aをくさび状にしたものである。傾斜方向
は、金属条体3側が尖がるように、陽極2側上方から金
属条体3側下方に向かっており、両方の電流遮蔽板下端
部4a、4aで、ちょうど逆ハの字形を作る格好とな
る。
【0014】このように上部の電流遮蔽板4の下端部4
aをくさび状にすると、電流遮蔽板4、5により電流遮
蔽効果と流体ノズル7による流動効果が加味されても、
金属条体3の上部でのメッキ液6の流動は十分に行わ
れ、電流が過度に遮蔽されるということもなくなり、一
次電流が均一化される。このため、金属条体上端部3a
のメッキ厚が薄くなるという問題がなくなり、メッキ厚
分布の均一化が図れる。
aをくさび状にすると、電流遮蔽板4、5により電流遮
蔽効果と流体ノズル7による流動効果が加味されても、
金属条体3の上部でのメッキ液6の流動は十分に行わ
れ、電流が過度に遮蔽されるということもなくなり、一
次電流が均一化される。このため、金属条体上端部3a
のメッキ厚が薄くなるという問題がなくなり、メッキ厚
分布の均一化が図れる。
【0015】実際に、くさび状の傾斜角がどのようにメ
ッキ厚に影響を及ぼすかを調べた。実験では、図2に示
すストライプ条8の平滑面側8aにおいて、図3に示す
上部電流遮蔽板4のくさび状下端部4aの傾斜角度θを
変化させた場合のメッキ膜厚分布を調べた。その結果を
図4に示す。横軸は金属条体の条幅(図2のメッキ厚測
定方向)、縦軸はメッキ膜厚(μm)を示す。なお、白
丸のみが全条幅について描いてあるが、黒丸、四角、三
角については2μm厚一定の直線上に収束する部分を省
略してある。
ッキ厚に影響を及ぼすかを調べた。実験では、図2に示
すストライプ条8の平滑面側8aにおいて、図3に示す
上部電流遮蔽板4のくさび状下端部4aの傾斜角度θを
変化させた場合のメッキ膜厚分布を調べた。その結果を
図4に示す。横軸は金属条体の条幅(図2のメッキ厚測
定方向)、縦軸はメッキ膜厚(μm)を示す。なお、白
丸のみが全条幅について描いてあるが、黒丸、四角、三
角については2μm厚一定の直線上に収束する部分を省
略してある。
【0016】同図から、傾斜角度θが小さくなっていく
と下端部の膜厚が厚くなっていき、逆に傾斜角度θが大
きくなっていくと下端部の膜厚が薄くなっていくことか
ら、中間にちょうどよい角度θが存在することがわか
る。その角度θが60〜80°であり、その範囲で適切
な膜厚分布を得ることができることがわかった。また、
実際にその有効性も確認した。但し、上記範囲のどの角
度が最適な角度になるかは、金属条体の種類やメッキ条
件に応じて異なるため、一概に言えない。なお、θ=9
0°のときが従来形状のものに対応し、このときの電流
遮蔽条件が、メッキ液流の細かな条件よりも、大きな影
響を与える結果、上部のメッキ膜厚が低くなるのであ
る。
と下端部の膜厚が厚くなっていき、逆に傾斜角度θが大
きくなっていくと下端部の膜厚が薄くなっていくことか
ら、中間にちょうどよい角度θが存在することがわか
る。その角度θが60〜80°であり、その範囲で適切
な膜厚分布を得ることができることがわかった。また、
実際にその有効性も確認した。但し、上記範囲のどの角
度が最適な角度になるかは、金属条体の種類やメッキ条
件に応じて異なるため、一概に言えない。なお、θ=9
0°のときが従来形状のものに対応し、このときの電流
遮蔽条件が、メッキ液流の細かな条件よりも、大きな影
響を与える結果、上部のメッキ膜厚が低くなるのであ
る。
【0017】金属条体の種類やメッキ条件に合わせて最
適なくさび状下端部の傾斜角度を決定するには、くさび
状下端部に種々の傾斜角度θをもつ上部電流遮蔽板を複
数枚用意して、その中から最適なものを選びだすという
ことが考えられる。しかし、そのために、電流遮蔽板を
複数枚用意するというのでは非常に不経済である。そこ
で、図3において、電流遮蔽板4の下端部4aをねじな
どで着脱可能にして、下端部だけ複数種類用意すること
により、適切な角度を選定できるようにしてもよい。
適なくさび状下端部の傾斜角度を決定するには、くさび
状下端部に種々の傾斜角度θをもつ上部電流遮蔽板を複
数枚用意して、その中から最適なものを選びだすという
ことが考えられる。しかし、そのために、電流遮蔽板を
複数枚用意するというのでは非常に不経済である。そこ
で、図3において、電流遮蔽板4の下端部4aをねじな
どで着脱可能にして、下端部だけ複数種類用意すること
により、適切な角度を選定できるようにしてもよい。
【0018】あるいは、さらに進めて、図5に示すよう
に、電流遮蔽板4の下端部を中空構造にするとともに、
その板壁の一部12を伸縮可能とすることにより、傾斜
角度θを可変できるようにしてもよい。角度θ大きくし
たい場合は、直線部をσ1 だけ伸ばして、傾斜部をσ2
だけ縮ませる(図5(a))。逆に、角度θを小さくし
たい場合は、直線部をσ1 だけ縮ませ、傾斜部をσ2 だ
け伸ばすようにする(図5(b))。これによれば、メ
ッキ条件などの変化に瞬時に対応できる。
に、電流遮蔽板4の下端部を中空構造にするとともに、
その板壁の一部12を伸縮可能とすることにより、傾斜
角度θを可変できるようにしてもよい。角度θ大きくし
たい場合は、直線部をσ1 だけ伸ばして、傾斜部をσ2
だけ縮ませる(図5(a))。逆に、角度θを小さくし
たい場合は、直線部をσ1 だけ縮ませ、傾斜部をσ2 だ
け伸ばすようにする(図5(b))。これによれば、メ
ッキ条件などの変化に瞬時に対応できる。
【0019】このように上部電流遮蔽板の下端部をくさ
び状にするとメッキ厚の均一化を図ることができるが、
さらに、上部電流遮蔽板を金属条体に対して適切な位置
に配置することも、メッキ厚の均一化にとって重要であ
る。図6は、上部電流遮蔽板4の配置位置に自由度をも
たせるために、メッキ槽1内に、例えばスクリューロッ
ドのような送り治具9を水平に設け、この送り治具9の
中間に両電流遮蔽板4、4を取り付け、両端に設けた防
水カバー11で覆ったフィードモータ10、10を動か
すことにより、電流遮蔽板4、4を金属条体に対して適
切な配置位置に選定できるようにしてある。これによれ
ば、金属条体の種類やメッキ条件が変っても素速くその
変化に対応させることができる。
び状にするとメッキ厚の均一化を図ることができるが、
さらに、上部電流遮蔽板を金属条体に対して適切な位置
に配置することも、メッキ厚の均一化にとって重要であ
る。図6は、上部電流遮蔽板4の配置位置に自由度をも
たせるために、メッキ槽1内に、例えばスクリューロッ
ドのような送り治具9を水平に設け、この送り治具9の
中間に両電流遮蔽板4、4を取り付け、両端に設けた防
水カバー11で覆ったフィードモータ10、10を動か
すことにより、電流遮蔽板4、4を金属条体に対して適
切な配置位置に選定できるようにしてある。これによれ
ば、金属条体の種類やメッキ条件が変っても素速くその
変化に対応させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、上部電流遮蔽板に傾斜
を設けて下端部をくさび状にしたので、金属条体のメッ
キ厚を均一化することができる。
を設けて下端部をくさび状にしたので、金属条体のメッ
キ厚を均一化することができる。
【0021】特に、上部電流遮蔽板の下端部の傾斜角度
を可変自在にすると、メッキ条件が異なっても、その条
件に合った最適な傾斜角度を容易に設定できる。
を可変自在にすると、メッキ条件が異なっても、その条
件に合った最適な傾斜角度を容易に設定できる。
【0022】また、上部電流遮蔽板の下端部の傾斜角度
を60〜80°としたので、金属条体のメッキ厚を一層
均一化することができる。
を60〜80°としたので、金属条体のメッキ厚を一層
均一化することができる。
【0023】また、上部電流遮蔽板の金属条体に対する
位置を調整できるようにしたので、メッキ条件が異なっ
ても、その条件に合った最適な電流遮蔽板位置を容易に
設定できる。
位置を調整できるようにしたので、メッキ条件が異なっ
ても、その条件に合った最適な電流遮蔽板位置を容易に
設定できる。
【図1】本発明の実施例による電気メッキ装置の構成を
示す断面図。
示す断面図。
【図2】平滑面側と凸面側を説明するためのストライプ
条の断面図。
条の断面図。
【図3】本実施例による下端部を着脱自在とした上部電
流遮蔽板の要部拡大断面図。
流遮蔽板の要部拡大断面図。
【図4】傾斜角度θを変化させたときのストライプ条の
平滑面側の膜厚分布。
平滑面側の膜厚分布。
【図5】本実施例による上部電流遮蔽板の伸縮型下端部
の拡大断面図。
の拡大断面図。
【図6】本実施例による上部電流遮蔽板の移動機構の説
明図。
明図。
【図7】従来例による電気メッキ装置の構成を示す断面
図。
図。
1 メッキ槽 3 金属条体 4 上部電流遮蔽板 4a 下端部 5 下部電流遮蔽板 6 メッキ液 7 流体ノズル
フロントページの続き (72)発明者 楢崎 雅和 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日立 電線株式会社電線工場内
Claims (4)
- 【請求項1】断面を縦方向にしてメッキ槽内を走行する
金属条体の上部と下部との両側に、メッキ電流を調節す
る電流遮蔽板をそれぞれ設け、さらに下部両側の電流遮
蔽板の間から流体を噴出してメッキ液を流動する流体ノ
ズルを設けた電気メッキ装置において、上部両側の電流
遮蔽板に所定の傾斜を設けてその下端部をくさび状にし
たことを特徴とする電気メッキ装置。 - 【請求項2】上部両側の電流遮蔽板の下端部の傾斜角度
を可変自在にした請求項1に記載の電気メッキ装置。 - 【請求項3】上部両側の電流遮蔽板の下端部の傾斜角度
を60°〜80°とした請求項1または2に記載の電気
メッキ装置。 - 【請求項4】上部両側の電流遮蔽板を水平方向に移動自
在に設けて、電流遮蔽板の金属条体に対する位置を可変
できるように構成した請求項1ないし3のいずれかに記
載の電気メッキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10587295A JPH08296086A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 電気メッキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10587295A JPH08296086A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 電気メッキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08296086A true JPH08296086A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14419045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10587295A Pending JPH08296086A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 電気メッキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08296086A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1381474A4 (en) * | 2001-03-02 | 2007-10-31 | Honeywell Int Inc | DEVICES AND METHODS FOR ELECTRODEPOSITION OF INTERNAL THERMAL DISSIPATORS |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10587295A patent/JPH08296086A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1381474A4 (en) * | 2001-03-02 | 2007-10-31 | Honeywell Int Inc | DEVICES AND METHODS FOR ELECTRODEPOSITION OF INTERNAL THERMAL DISSIPATORS |
JP2008057049A (ja) * | 2001-03-02 | 2008-03-13 | Honeywell Internatl Inc | 内部熱スプレッダめっき方法および装置 |
US7678243B2 (en) | 2001-03-02 | 2010-03-16 | Honeywell International Inc. | Internal heat spreader plating methods and devices |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4183799A (en) | Apparatus for plating a layer onto a metal strip | |
KR100463807B1 (ko) | 금속스트립의한쪽면내지양쪽면상에의금속내지합금코팅전착장치 | |
KR930008929B1 (ko) | 불용성 전극장치 | |
US3667425A (en) | Apparatus for controlling coating thickness | |
JPH08296086A (ja) | 電気メッキ装置 | |
US4500561A (en) | Minimization of spangling on hot dip galvanized steel strip | |
US4584066A (en) | Method and apparatus for the continuous electrolytic treatment of a metal strip using insoluble horizontal electrodes | |
JPH03505298A (ja) | 金属板を冷却するための線形水噴霧装置 | |
JPH1096097A (ja) | 電気めっき装置 | |
JP2678191B2 (ja) | ストリップを鋳造する方法および装置 | |
CA1165271A (en) | Apparatus and method for plating one or both sides of metallic strip | |
JPH10140393A (ja) | 電気めっき装置 | |
JPH10140392A (ja) | 電気めっき装置 | |
JPH0730690Y2 (ja) | 電気めっき用分割型不溶性電極 | |
JPH11279737A (ja) | ガスワイピング用ノズル | |
JP2712118B2 (ja) | 鋼帯の連続電解処理方法 | |
KR200320108Y1 (ko) | 후판 맞대기용접용 습동판 | |
JPS62133057A (ja) | ガスワイピングノズル | |
JPS592115Y2 (ja) | 金属ストリツプの連続片面電気メツキ装置 | |
JPH08239796A (ja) | 電気めっき用エッジマスク装置および電気めっき方法 | |
CA1188925A (en) | Linear ink jet deflection method and apparatus | |
KR20010018167A (ko) | 수직형 전기도금조를 구비한 금속 스트립의 전기도금장치 | |
JP3015651B2 (ja) | 連続式電気めっき方法 | |
JPS6280293A (ja) | 高電流密度電解用めつきセルに供せられるノズルヘツダ− | |
JPH0421824Y2 (ja) |