JPH08295267A - スペアタイヤ格納装置 - Google Patents

スペアタイヤ格納装置

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JPH08295267A
JPH08295267A JP9920995A JP9920995A JPH08295267A JP H08295267 A JPH08295267 A JP H08295267A JP 9920995 A JP9920995 A JP 9920995A JP 9920995 A JP9920995 A JP 9920995A JP H08295267 A JPH08295267 A JP H08295267A
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JP
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tire
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tire carrier
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Shunji Shimozato
俊爾 下里
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で装置に対する信頼性が高く且つ
安価なスぺアタイヤ格納装置を提供する。 【構成】 フロアパネル1の後部下面に取り付けられた
キャリア支持部材3と、該キャリア支持部材に前端部が
リンク4を介して枢支されて上下方向への変位が可能な
タイヤキャリア5と、該タイヤキャリアを上下方向の所
定位置に固定するストッパ棒9とを具え、前記タイヤキ
ャリアの後端部を操作して該タイヤキャリアを上下に移
動させることで巾の異なるタイヤAの保持を可能に構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用のスペアタイ
ヤ格納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床下置きの応急タイヤ用スペアタイヤキ
ャリアは、一般的に、タイヤの巾寸法が一種類のものし
か対応できず、標準タイヤは格納できなかった。
【0003】そこで、近年、特開平1−301475号
公報で、格納しようとするタイヤの巾寸法に合わせて、
キャリア前端を昇降操作できるようにして、巾寸法の異
なるタイヤを格納可能にしたものが提案された。
【0004】これは、図3に示すように、車体のフロア
パネル100の後部下面側にタイヤを載せるキャリア1
01を設け、前記フロアパネル100下面側とキャリア
101とでタイヤを上下から挾み付けて保持するように
した自動車用タイヤの格納装置において、前記キャリア
101の前端にワイヤ102の一端を連結してこのワイ
ヤの他端を車体の後端側に延設し、このワイヤ102の
押し引き操作でキャリア101の前端がブラケット10
3の上下の枢支孔103a,103b間をガイド孔10
3cを通して昇降するようにし、かつ同キャリア101
の前端を中心としてこのキャリア101を上下回動自在
としたものである。尚、図中104はキャリア101の
後端が係止するロック杆で、ボルト105のねじ込みで
長さが調整される。
【0005】これによれば、キャリア101の前端を上
方の枢支孔103aに係合させることで巾寸法の小さい
タイヤが、また下方の枢支孔103bに係合させること
で巾寸法の大きいタイヤが、それぞれ格納可能となり、
巾寸法のことなる二種類のタイヤが選択的に格納でき
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記格納装
置にあっては、ワイヤ102の押し引き操作でキャリア
101の前端が上下に変位する構造であるため、構造が
煩雑となり、コスト高を招来すると共に装置に対する信
頼性が低いという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、簡単な構造で装
置に対する信頼性が高く且つ安価なスペアタイヤ格納装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスペアタイ
ヤ格納装置は、フロアパネルの後部下面に取り付けられ
たキャリア支持部材と、該キャリア支持部材に前端部が
リンク機構を介して枢支されて上下方向への変位が可能
なタイヤキャリアと、該タイヤキャリアを上下方向の所
定位置に固定するストッパ機構とを具え、前記タイヤキ
ャリアの後端部を操作して該タイヤキャリアを上下に移
動させることで巾の異なるタイヤの保持を可能に構成し
たことを特徴とする。
【0009】また、前記ストッパ機構を、キャリア支持
部材又はタイヤキャリアの少なくとも一方に設けると、
設計自由度が有り、好適である。また、前記ストッパ機
構は、キャリア支持部材に固着されたストッパ棒と、前
記タイヤキャリアの一部を形成して該タイヤキャリアの
回動により前記ストッパ棒に係合するリンクとから構成
されると、構造が簡単であり、好適である。また、前記
タイヤキャリアを常時上方へ移動すべく付勢する付勢手
段を設けると、ストッパ機構が作用しない格納時にタイ
ヤの巾寸法が多少異なっても確実に固定できて好適であ
る。
【0010】
【作用】前記構成によれば、リンク機構によりタイヤキ
ャリアの高さを変更でき、構造の簡略化が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るスペアタイヤ格納装置の
一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は
本装置の側面図、図2はその要部斜視図である。
【0012】図示のように、車体のフロアパネル1の後
部下面に位置したクロスメンバ2からL字アームからな
る左右一対のキャリア支持部材3が垂下され、該キャリ
ア支持部材3にリンク4を介して格子枠状のタイヤキャ
リア5が連結される。
【0013】即ち、キャリア支持部材3の先端にリンク
4の一端がピン6結合されると共に、リンク4の他端が
タイヤキャリア5の前端にピン7結合されるのである。
そして、本実施例では、前記ピン6部にねじりコイルば
ね8が巻装され、リンク4を常時図中反時計回りに回動
すべく付勢している。
【0014】また、前記キャリア支持部材3の左右両屈
曲部間にはストッパ棒9が架設され、前記リンク4が該
ストッパ棒9に当接して前記反時計回りの回動が規制さ
れるようになっている。
【0015】一方、、前記タイヤキャリア5の後端は、
ロック杆10に係止され、これによりタイヤAを載置し
たタイヤキャリア5の水平状態が保持されるようになっ
ている。
【0016】前記ロック杆10は、クロスメンバ11を
上下に貫通するストッパ10b付きのフックボルトで構
成され、クロスメンバ11に溶接されたナット12に対
するねじ込み度合いでそのフック部10aの上下位置が
調整できるようになっている。図中13はスペーサで、
応急タイヤ等の巾寸法の小さいタイヤを格納する場合に
取り外すものである。
【0017】このように構成されるため、標準タイヤ等
の巾寸法の大きいタイヤAを格納する場合は、タイヤキ
ャリア5を図1中の実線の状態にしてフロアパネル1と
タイヤキャリア5とのスペースを拡げれば良い。
【0018】この時の巾寸法の多少の違いによる微調整
は、タイヤキャリア5の前端にあっては、ねじりコイル
ばね8の上方付勢力により、またタイヤキャリア5の後
端にあっては、ロック杆10のねじ込み度合いで調整可
能となる。
【0019】一方、応急タイヤ等の巾寸法の小さいタイ
ヤAを格納する場合は、図1中の実線の状態から、ロッ
ク杆10のフック部10aから外したタイヤキャリア5
の後端を作業者が手前に引いた後上方へ上げつつ押すな
どしてタイヤキャリア5前端のリンク4部を反時計方向
へ回動させれば良い。
【0020】これにより、前記リンク4はやがてストッ
パ棒9に当接して回動が阻止され、タイヤキャリア5は
図1中の想像線の状態になり、フロアパネル1とタイヤ
キャリア5とのスペースが狭められる。この後、タイヤ
キャリア5の後端をスペーサ13を外したロック杆10
のフック部10aに係止させれば良い。
【0021】尚、上記実施例において、ストッパ機構は
図示例のストッパ棒9に限らず、リンク4自体に又は他
のリンク機構自体に構造を変えて設けても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ロアパネルの後部下面に取り付けられたキャリア支持部
材と、該キャリア支持部材に前端部がリンク機構を介し
て枢支されて上下方向への変位が可能なタイヤキャリア
と、該タイヤキャリアを上下方向の所定位置に固定する
ストッパ機構とを具え、前記タイヤキャリアの後端部を
操作して該タイヤキャリアを上下に移動させることで巾
の異なるタイヤの保持を可能に構成したので、簡単な構
造で装置に対する信頼性が高く且つ安価なスペアタイヤ
格納装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスペアタイヤ格納装置の一実施例
を示す側面図である。
【図2】同じく要部拡大斜視図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 3 キャリア支持部材 4 リンク 5 タイヤキャリア 8 ねじりコイルばね 10 ロック杆

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネルの後部下面に取り付けられ
    たキャリア支持部材と、該キャリア支持部材に前端部が
    リンク機構を介して枢支されて上下方向への変位が可能
    なタイヤキャリアと、該タイヤキャリアを上下方向の所
    定位置に固定するストッパ機構とを具え、前記タイヤキ
    ャリアの後端部を操作して該タイヤキャリアを上下に移
    動させることで巾の異なるタイヤの保持を可能に構成し
    たことを特徴とするスペアタイヤ格納装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ機構は、キャリア支持部材
    又はタイヤキャリアの少なくとも一方に設けられる請求
    項1記載のスペアタイヤ格納装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ機構は、キャリア支持部材
    に固着されたストッパ棒と、前記タイヤキャリアの一部
    を形成して該タイヤキャリアの回動により前記ストッパ
    棒に係合するリンクとから構成される請求項1記載のス
    ペアタイヤ格納装置。
  4. 【請求項4】 前記タイヤキャリアを常時上方へ移動す
    べく付勢する付勢手段を設けた請求項1,2又は3記載
    のスペアタイヤ格納装置。
JP09920995A 1995-04-25 1995-04-25 スペアタイヤ格納装置 Expired - Fee Related JP3185601B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035372A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Mitsubishi Motors Corp 予備タイヤ取付具
CN110686513A (zh) * 2019-11-12 2020-01-14 都江堰瑞泰科技有限公司 用于窑炉碹拱预组装的通用支撑装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013035372A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Mitsubishi Motors Corp 予備タイヤ取付具
CN110686513A (zh) * 2019-11-12 2020-01-14 都江堰瑞泰科技有限公司 用于窑炉碹拱预组装的通用支撑装置

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