JPH08294404A - スパイクシューズのスパイクユニット - Google Patents
スパイクシューズのスパイクユニットInfo
- Publication number
- JPH08294404A JPH08294404A JP2700095A JP2700095A JPH08294404A JP H08294404 A JPH08294404 A JP H08294404A JP 2700095 A JP2700095 A JP 2700095A JP 2700095 A JP2700095 A JP 2700095A JP H08294404 A JPH08294404 A JP H08294404A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spike
- unit
- pin
- shoe
- spike pin
- Prior art date
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリート等の固い路面によってスパイク
ピンが損傷したり、スパイクピンによって屋内の床面が
損傷することを防止する。 【構成】 スパイクシューズの底面に、スパイクピン
(6)を装着するスパイクユニット(1)において、前
記スパイクピンが後退する中空部(3)が形成されたユ
ニット本体(2)と、前記スパイクピンを前記中空部か
ら底側へ押圧する弾性部材(4)とを設ける。
ピンが損傷したり、スパイクピンによって屋内の床面が
損傷することを防止する。 【構成】 スパイクシューズの底面に、スパイクピン
(6)を装着するスパイクユニット(1)において、前
記スパイクピンが後退する中空部(3)が形成されたユ
ニット本体(2)と、前記スパイクピンを前記中空部か
ら底側へ押圧する弾性部材(4)とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパイクシューズのス
パイクユニットに関するものである。
パイクユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフシューズ、サッカーシュー
ズ、陸上競技用スパイクシューズ等のスパイクシューズ
においては、スパイクピンを、スパイクシューズの底面
に直接固着している。
ズ、陸上競技用スパイクシューズ等のスパイクシューズ
においては、スパイクピンを、スパイクシューズの底面
に直接固着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、芝地等の柔ら
かい地面以外においてスパイクシューズを履いた場合に
は、例えば、コンクリート等の固い路面によってスパイ
クピンが損傷したり、逆に、スパイクピンによって屋内
の床面が損傷するなどの問題点があった。
かい地面以外においてスパイクシューズを履いた場合に
は、例えば、コンクリート等の固い路面によってスパイ
クピンが損傷したり、逆に、スパイクピンによって屋内
の床面が損傷するなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、スパイクシュ
ーズの底面に、スパイクピン(6)を装着するスパイク
ユニット(1)において、前記スパイクピンが後退する
中空部(3)が形成されたユニット本体(2)と、前記
スパイクピンを前記中空部から底側へ押圧する弾性部材
(板バネ4)とを設けた構成を特徴とする。
ーズの底面に、スパイクピン(6)を装着するスパイク
ユニット(1)において、前記スパイクピンが後退する
中空部(3)が形成されたユニット本体(2)と、前記
スパイクピンを前記中空部から底側へ押圧する弾性部材
(板バネ4)とを設けた構成を特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、芝地等の柔らかい地面の上で
はスパイクピンがユニット本体の中空部から突出し、固
い路面や床面の上ではスパイクピンがユニット本体の中
空部へ後退する。
はスパイクピンがユニット本体の中空部から突出し、固
い路面や床面の上ではスパイクピンがユニット本体の中
空部へ後退する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例であるスパイクユニット1
は、図1に示すように、円筒形に形成されたユニット本
体2を有しており、ユニット本体2の内部には、スパイ
クピン6(後述)のストロークに対応した大きさの中空
部3が形成されている。また、ユニット本体2の底部2
aには、ピン突出穴2bが穿設されており、ピン突出穴
2bは、スパイクピン6の側面6bの形状に対応して、
テーパー状に形成されている。更に、ピン突出穴2bの
外側には、Oリング装着溝2cが設けられている。
は、図1に示すように、円筒形に形成されたユニット本
体2を有しており、ユニット本体2の内部には、スパイ
クピン6(後述)のストロークに対応した大きさの中空
部3が形成されている。また、ユニット本体2の底部2
aには、ピン突出穴2bが穿設されており、ピン突出穴
2bは、スパイクピン6の側面6bの形状に対応して、
テーパー状に形成されている。更に、ピン突出穴2bの
外側には、Oリング装着溝2cが設けられている。
【0007】ユニット本体2には、スパイクピン6が、
ピン突出穴2bを介して、中空部3から底面2d側(図
中下方)へ突出したり、中空部3側(図中上方)へ後退
する形で、図中上下方向へ移動自在に装着されている。
スパイクピン6の側面6bは、テーパー状に形成されて
いる。また、スパイクピン6の図中上部(中空部3内に
挿入された部分)には、板バネ当接部6aが設けられお
り、板バネ当接部6aは、ピン突出穴2bよりも大きな
平板状に形成されている。なお、スパイクピン6は、チ
タン製で、HRC50程度に熱処理が施されて、強固に
形成されている。
ピン突出穴2bを介して、中空部3から底面2d側(図
中下方)へ突出したり、中空部3側(図中上方)へ後退
する形で、図中上下方向へ移動自在に装着されている。
スパイクピン6の側面6bは、テーパー状に形成されて
いる。また、スパイクピン6の図中上部(中空部3内に
挿入された部分)には、板バネ当接部6aが設けられお
り、板バネ当接部6aは、ピン突出穴2bよりも大きな
平板状に形成されている。なお、スパイクピン6は、チ
タン製で、HRC50程度に熱処理が施されて、強固に
形成されている。
【0008】そして、ユニット本体2の中空部3には、
板バネ4が、スパイクピン6を、板バネ当接部6aを介
して底部2a側(図中下方)へ押圧する形で装着されて
いる。なお、板バネ4の材質は、SUS304である。
なお、スパイクピン6を底部2a側へ押圧する部材とし
ては、板バネ4に限らず、ゴム等の各種の弾性変形材料
を用いることができる。
板バネ4が、スパイクピン6を、板バネ当接部6aを介
して底部2a側(図中下方)へ押圧する形で装着されて
いる。なお、板バネ4の材質は、SUS304である。
なお、スパイクピン6を底部2a側へ押圧する部材とし
ては、板バネ4に限らず、ゴム等の各種の弾性変形材料
を用いることができる。
【0009】また、ユニット本体2のOリング装着溝2
cには、シリコンゴム製のOリング5が、スパイクピン
6の側面6bと密着して、ユニット本体2のピン突出穴
2bとスパイクピン6の側面6bとの間隙を封止する形
で装着されている。
cには、シリコンゴム製のOリング5が、スパイクピン
6の側面6bと密着して、ユニット本体2のピン突出穴
2bとスパイクピン6の側面6bとの間隙を封止する形
で装着されている。
【0010】そして、上述のスパイクユニット1をゴル
フシューズ等のスパイクシューズに装着する際には、ネ
ジ止め、接着等により、ユニット本体2の上部を、スパ
イクシューズの底面に固着することにより行う。
フシューズ等のスパイクシューズに装着する際には、ネ
ジ止め、接着等により、ユニット本体2の上部を、スパ
イクシューズの底面に固着することにより行う。
【0011】従って、スパイクユニット1が装着された
スパイクシューズを芝地等の柔らかい地面の上で履いた
場合には、図1に示すように、スパイクピン6が、中空
部3内の板バネ4によって押圧されてユニット本体2の
底面2d側(図中下方)へ突出するので、スパイクピン
6を地面に食い込ませることができる。
スパイクシューズを芝地等の柔らかい地面の上で履いた
場合には、図1に示すように、スパイクピン6が、中空
部3内の板バネ4によって押圧されてユニット本体2の
底面2d側(図中下方)へ突出するので、スパイクピン
6を地面に食い込ませることができる。
【0012】一方、スパイクユニット1を装着したスパ
イクシューズをコンクリート等の固い路面や屋内の床の
上で履いた場合には、図2に示すように、スパイクピン
6は、板バネ4の弾性力に抗して、ユニット本体2の中
空部3内(図中上方)へ後退する。従って、コンクリー
ト等の固い路面によってスパイクピン6が損傷したり、
逆に、スパイクピン6によって屋内の床面が損傷するこ
となどを防止できる。また、誤って他人の足を踏んでし
まった場合にも、同様にスパイクピンが後退するので、
大きな怪我を防止できる。
イクシューズをコンクリート等の固い路面や屋内の床の
上で履いた場合には、図2に示すように、スパイクピン
6は、板バネ4の弾性力に抗して、ユニット本体2の中
空部3内(図中上方)へ後退する。従って、コンクリー
ト等の固い路面によってスパイクピン6が損傷したり、
逆に、スパイクピン6によって屋内の床面が損傷するこ
となどを防止できる。また、誤って他人の足を踏んでし
まった場合にも、同様にスパイクピンが後退するので、
大きな怪我を防止できる。
【0013】また、スパイクピン6がユニット本体2の
底面2dに対して突出したり後退する際には、Oリング
5が、スパイクピン6のテーパー状の側面6bに対応し
て弾性変形する。従って、ユニット本体2のピン突出穴
2bとスパイクピン6の側面6bとの間隙は、Oリング
5によって常に封止されるので、ユニット本体2の中空
部3に底面2d側から土や水が浸入することを防止でき
る。
底面2dに対して突出したり後退する際には、Oリング
5が、スパイクピン6のテーパー状の側面6bに対応し
て弾性変形する。従って、ユニット本体2のピン突出穴
2bとスパイクピン6の側面6bとの間隙は、Oリング
5によって常に封止されるので、ユニット本体2の中空
部3に底面2d側から土や水が浸入することを防止でき
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、芝地等の柔らかい地面
以外においてスパイクシューズを履いた場合、コンクリ
ート等の固い路面によってスパイクピンが損傷したり、
スパイクピンによって屋内の床面が損傷することなどを
防止できる。また、誤って他人の足を踏んでしまった場
合にも、大きな怪我を防止できる。
以外においてスパイクシューズを履いた場合、コンクリ
ート等の固い路面によってスパイクピンが損傷したり、
スパイクピンによって屋内の床面が損傷することなどを
防止できる。また、誤って他人の足を踏んでしまった場
合にも、大きな怪我を防止できる。
【図1】本発明の一実施例であるスパイクユニットにお
いて、スパイクピンが底面側へ突出した状態を示す断面
図である。
いて、スパイクピンが底面側へ突出した状態を示す断面
図である。
【図2】図1に示すスパイクユニットにおいて、スパイ
クピンが底面側から後退した状態を示す断面図である。
クピンが底面側から後退した状態を示す断面図である。
1 スパイクユニット 2 ユニット本体 3 中空部 4 弾性部材(板バネ) 6 スパイクピン
Claims (1)
- 【請求項1】スパイクシューズの底面に、スパイクピン
を装着するスパイクユニットにおいて、 前記スパイクピンが後退する中空部が形成されたユニッ
ト本体と、 前記スパイクピンを前記中空部から底側へ押圧する弾性
部材とを設けたことを特徴とするスパイクシューズのス
パイクユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2700095A JPH08294404A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | スパイクシューズのスパイクユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2700095A JPH08294404A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | スパイクシューズのスパイクユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08294404A true JPH08294404A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=12208880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2700095A Pending JPH08294404A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | スパイクシューズのスパイクユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08294404A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109414094A (zh) * | 2016-09-13 | 2019-03-01 | 金东哲 | 防滑件 |
JP2021514684A (ja) * | 2019-01-23 | 2021-06-17 | シンウォン ケミカル プロダクツ カンパニー,リミテッド | 衝撃吸収及び滑り止め履物 |
JP2022524010A (ja) * | 2019-03-08 | 2022-04-27 | ホスピタル フォー スペシャル サージャリー | 靴用のクリートアセンブリ、靴 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2700095A patent/JPH08294404A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109414094A (zh) * | 2016-09-13 | 2019-03-01 | 金东哲 | 防滑件 |
CN109414094B (zh) * | 2016-09-13 | 2020-11-24 | 金东哲 | 防滑件 |
JP2021514684A (ja) * | 2019-01-23 | 2021-06-17 | シンウォン ケミカル プロダクツ カンパニー,リミテッド | 衝撃吸収及び滑り止め履物 |
JP2022524010A (ja) * | 2019-03-08 | 2022-04-27 | ホスピタル フォー スペシャル サージャリー | 靴用のクリートアセンブリ、靴 |
US11980255B2 (en) | 2019-03-08 | 2024-05-14 | New York Society For The Relief Of The Ruptured And Crippled, Maintaining The Hospital For Special Surgery | Cleat assembly |
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