JP2021514684A - 衝撃吸収及び滑り止め履物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、アウトソール(1)と、上部が開口される溝部(12)と、前記溝部(12)の底面の中央部位から延びて前記アウトソール(1)の下面を貫通する貫通部(16)と、により構成され、前記アウトソール(1)に形成される複数の載置溝(10)と、前記溝部(12)に載置される支持部(22)と、上部が開口されて前記支持部(22)の中央部位に所定の深さに形成される第1のガイド部(24)と、前記第1のガイド部(24)の底面の中央部位から延び、前記支持部(22)の中央部位の下面を貫通する第2のガイド部(26)と、により構成されて、前記複数の載置溝(10)のそれぞれに載置される支持体(20)と、前記第1のガイド部(24)の下側部位に引っ掛かるように構成される係止部(32)と、前記係止部(32)の下面から延設される出没部(36)と、により構成されて、前記複数の支持体(20)のそれぞれに配置される出没体(30)と、前記各第1のガイド部(24)の上側部位を密閉しながら結合される加圧体(40)と、上端部位は前記加圧体(40)の下面と密着し、下端部位は前記出没体(30)の係止部(32)の上面と密着するように配置される弾性体(50)と、前記アウトソール(1)の上面部位に結合されるミッドソール(2)と、を備える衝撃吸収及び滑り止め履物を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、衝撃吸収及び滑り止め履物に係り、更に詳しくは、アウトソール(outsole)が地面と接するときに着用者の荷重が伝達されたり解除されたりする過程において出没体がアウトソールの内部に自然に退避したり突出したりするように構成することにより、一般道路はもとより、雪道や凍結路において着用者の身体を安定的に保護できることはもとより、アイスバーンなどにおける滑落、転落、転倒事故を源泉的に防ぐことのできる履物に関する。
冬場になると、道路上の積雪や氷などのアイスバーンにより滑落、転落、転倒事故が頻繁に起こりがちであるが、中でも、硬いアイスバーンによる滑落、転落、転倒事故は、衝突過程において人体にかなりの怪我を与え、特に、運動神経や反射神経が相対的に悪い老弱者に非常に深刻な怪我をさせる虞がある。
このために、アイスバーンや雪道を歩行する場合、アウトソールそのものにノンスリップ(non−slip)機能が強化された履物を着用したり、アイゼンなどの滑り止め具を履物に別途に付けたりする方法が広く用いられている。ところが、前者の場合、歩行中にアウトソールに雪や氷の欠片などが付着すると、アウトソールのノンスリップ機能が格段に落ち込むという不具合があった。
また、後者の場合には、別途の滑り止め具を履物に着脱する方式であるという点で、使い勝手が悪いだけではなく、歩行中に履物と一体化しないが故に、着用感に大幅に劣るという不具合があった。これに対する代案として提案されているのが、米国特許登録第4159582号のように、履物のアウトソールの内部にスパイクを組み込む方式である。
同技術は、歩行中にアウトソールに荷重が加えられれば、アウトソールに組み込まれたスパイクがアウトソールの下面を介して露出されて氷や雪の中に所定の深さだけ打ち込まれて滑り止めを行うような構造である。しかしながら、この方式は、石や舗装道路などにおいては、たとえ荷重が作用するとしても、スパイクが突出せず、逆に、着用者の足裏に衝撃が直接的に伝えられるという点で、非常に制限された地域においてしか使えないという欠点があった。
米国特許第4159582号明細書
本発明は、このような従来の技術の問題を改善するために提案されたものであり、その目的は、雪道や凍結路はもとより、着用者の身体を保護し、一般道路において長時間にわたって安定的に着用することのできる履物を提供することである。
このような目的を達成するために、本発明は、所定の厚さを有するアウトソール(outsole)1と、所定の深さの円筒構造を有し、上部は前記アウトソール1の上面を介して開口される溝部12と、上端部位は前記溝部12の底面の中央部位と連通され、延びる下端部位は前記アウトソール1の下面を貫通する貫通部16と、により構成され、前記アウトソール1の前足部及び後足部のそれぞれに互いに所定の間隔を隔てて形成される複数の載置溝10と、所定の垂直高さを有する円柱構造を有して前記溝部12に載置される支持部22と、上部が開口されて前記支持部22の中央部位に所定の深さに形成される第1のガイド部24と、各上端部位は前記第1のガイド部24の底面の中央部位と貫通され、下端部位は前記支持部22の中央部位の下面を貫通して前記貫通部16同軸になるように平行に形成される第2のガイド部26と、により構成されて、前記複数の載置溝10のそれぞれに載置される支持体20と、前記第1のガイド部24の下側部位に引っ掛かるように構成される係止部32と、上端部位は係止部32の下面と結合され、延びる下端部位は前記第2のガイド部26及び前記貫通部16をこの順に貫通して前記アウトソール1の下面を介して露出される出没部36と、により構成されて、前記複数の支持体20のそれぞれに配置される出没体30と、前記各第1のガイド部24の上側部位を密閉しながら結合される加圧体40と、上端部位は前記加圧体40の下面と密着され、下端部位は前記出没体30の係止部32の上面と密着され、前記各第1のガイド部24の内部に載置される弾性体50と、所定の厚さを有し、前記アウトソール1の上面部位に結合されて前記各加圧体40を前記各支持体20と一体化させるミッドソール(midsole)2と、を備えてなることをその技術的な特徴とする。
このとき、前記載置溝10の溝部12及び貫通部16のそれぞれは、前記アウトソール1の下面の法線Nに対して反時計回りに所定の角度θだけ傾斜して形成されてもよい。
そして、前記載置溝10と前記支持体20との間には補助支持体60が介挿されるが、前記各載置溝10の前方部位には半円筒状の据置き溝部13が形成され、前記補助支持体60は半円筒構造の側壁部62及び半円板構造を有して側壁部62の下側部位に設けられる底面板66が配備されて前記据置き溝部13に据え置かれてもよい。
また、前記各出没体30の出没部36の下端部位には、中央部位が凹んだ密着端37が形成されてもよい。
本発明は、アウトソールが地面との関係において荷重が伝達されたり解除されたりすると、弾性体の作用により出没体がアウトソールの内部に所定の長さだけ退避したり元の位置に突出したりするように構成することにより、通常の歩行中に着用者の膝や腰及び頭に伝達される衝撃を非常に上手く吸収できることはもとより、雪道や凍結路などにおける滑落、転落、転倒事故を源泉的に防ぐことが可能である。
また、本発明は、アウトソールに組み込まれる出没体がアウトソールの下面の法線に対して所定の角度をなして出没するように構成するか、或いは、これに加えて、補助支持体を付加する構成を提案することにより、歩行中に身体に伝達される衝撃を更に完全に吸収することができ、ひいては、滑倒なしに長時間にわたっての非常に安定的な歩行を保証する。
本発明に係る履物の概略的な斜視構成図。 本発明に係る履物の一実施形態であって、図1のA−A′線の概略的な断面構成図。 本発明に係る履物の他の実施形態としての概略的な断面構成図。 本発明に係る履物の更に他の実施形態としての概略的な断面構成図。 本発明に係る履物の概略的な作用構成図。
本発明に係る好適な実施形態について添付図面に基づいて詳細に説明すると、次の通りであるが、本発明の実施形態を詳述するに当たって、本発明の技術的な特徴と直接的な関連性がないか、又は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者にとって自明な事項についての詳細な説明は省略する。
図1は、本発明に係る衝撃吸収及び滑り止め履物の概略的な斜視構成図であり、図2は、図1のA−A′線の概略的な断面構成図である。本発明は、各図面に示すように、アウトソール(outsole)1及びミッドソール(midsole)2、載置溝10、支持体20、出没体30、加圧体40、弾性体50を備えてなるところに特徴がある。
前記アウトソール1は、履物における地面と接する部分であり、所定の厚さを有し、外部の衝撃から着用者の足を1次的に保護する。前記アウトソール1の下面には、同図に示すように、様々な形状の接地構造が形成されてもよい。
前記載置溝10は、前記支持体20の載置のための空間であり、同図に示すように、前記アウトソール1の前足部及び後足部のそれぞれに互いに所定の間隔を隔てて複数形成され、それぞれ溝部12及び貫通部16により構成される。
前記各溝部12は、所定の深さの円筒構造を有し、上部は前記アウトソール1の上面側に開口される。前記各貫通部16は、その上端部位が前記各溝部12の底面の中央部位と連通され、延びる下端部位はアウトソール1の下面を貫通して形成される。このとき、前記貫通部16の直径は、前記溝部12の直径よりも小さいことが好ましい。
前記支持体20、出没体30、加圧体40及び弾性体50は、前記複数の載置溝10にそれぞれ載置されるものであって、このため、前記支持体20、出没体30、加圧体40及び弾性体50などの構成要素もまた、前記載置溝10の数に見合う分だけ配備される。即ち、前記複数の載置溝10のそれぞれに配置される構成要素はいずれも同様であるため、以下では、説明し易さのために、前記複数の載置溝10のうちから選ばれるいずれか一つの載置溝10を対象として説明し、前記支持体20、出没体30、加圧体40及び弾性体50もまた、前記選ばれるいずれか一つの載置溝10に配置される要素についてのみ説明する。
前記支持体20は、前記出没体30の作動を安定的に支持し且つガイドする部分であり、支持部22、第1及び第2のガイド部24、26により構成される。前記支持部22は、前記載置溝10の溝部12の形状に対応して所定の垂直高さを有する円筒状構造を有して、前記溝部12に載置される。
前記第1のガイド部24は、前記支持部22の中央部位に所定の深さに形成され、上部が開口される。前記第2のガイド部26は、上端部位が第1のガイド部24の底面の中央部位と連通され、下端部位が支持部22の中央部位の下面を貫通して形成される。このとき、前記第1及び第2のガイド部24、26のそれぞれは、前記貫通部16と同軸をなすように形成されることが好ましい。
前記出没体30は、係止部32及び出没部36により構成されてもよい。前記係止部32は、前記第1のガイド部24の下側部位に引っ掛かるように構成される。前記出没部36は、その上端部位が係止部32の下面と結合され、延びる下端部位は前記第2のガイド部26及び前記貫通部16をこの順に貫通して前記アウトソール1の下面を介して露出される。前記出没体30は、前記係止部32と前記出没部36とが一体に形成されるような構造を有してもよく、金属材質により作製されることが好ましい。
前記加圧体40は、後述する弾性体50の復元力に対抗して支えながら前記弾性体50を加圧する部分であり、前記第1のガイド部24の上側部位を密閉して結合される。図面符号42は、加圧体40の下面の中央部位から所定の長さだけ突出する突出端である。
前記弾性体50は、前記出没体30の作動を制御する部分であり、上端部位は前記加圧体40の下面と密着し、下端部位は前記出没体30の係止部32の上面と密着する。前記弾性体50は、通常の金属材質のバネにより構成されてもよい。
前記ミッドソール2は、所定の厚さを有し、前記アウトソール1の上面部位に結合される。これにより、前記加圧体40の下側部位は前記弾性体50を加圧し、前記支持体20の上側部位と緊密に密着して一体化される。図面符号3は、ミッドソール2と結合される甲皮(アッパー)である。
本発明がこのような構成を有すると、図2に示すように、前記出没部36の下側部位は前記アウトソール1の下面を介して所定の長さだけ突出した状態を保つ。着用者が履物を履いて歩行をすると、歩行中に前記アウトソール1の下面が地面と接することになり、その過程において、着用者の荷重が前記ミッドソール2を経て前記アウトソール1に伝達される。
このとき、前記出没部36の下端部位は地面と接しているため、伝達される荷重により前記出没部36はその下端部位が地面と接した状態で自然に前記弾性体50を圧縮し、前記アウトソール1の内部に退避する。次いで、前記アウトソール1が地面から離れながら前記アウトソール1に伝達される荷重が解除されれば、前記出没体30は前記弾性体50の復元力により元の位置に戻ることになり、後続する次の過程に備えることになる。
即ち、本発明は、前記アウトソール1の外部に所定の長さだけ突出した前記出没体30が荷重の伝達中に前記弾性体50を圧縮し、前記アウトソール1の内部に退避するように構成することにより、前記アウトソール1が地面と接するときの衝撃を前記弾性体50が適切に吸収することができるという点で、着用者の膝や腰、並びに頭などを衝撃から保護することが可能である。
また、本発明は、これに加えて、所定の長さだけ前記アウトソール1の下面を介して露出される前記出没部36の下端部位が、歩行中に伝達される荷重により完全に前記アウトソール1の内部に退避することなく、所定の長さだけ雪やアイスバーンなどに打ち込まれるように構成することにより、歩行中における滑倒現象を源泉的に防ぐことが可能になるのである。
一方、履物を着用した状態での通常の歩行過程について述べると、前記アウトソール1の下面が地面Gと平行な状態で接するわけではなく、図5に示すように、前記アウトソール1の下面が地面Gと所定の角度αをなして接することになる。すなわち、前記アウトソール1の後足部の下面が地面と先に接した後、次いで、前記アウトソール1の前足部の下面が地面と接することになる。
これにより、前記出没体30が、図2に示すように、前記アウトソール1の下面の法線と平行な状態になると、歩行中に前記出没体30が地面と所定の角度以上のばらつきをもって接することになる。この場合、前記出没体30の下端部位が地面と所定の角度だけ傾斜した状態になって、前記出没体30がアイスバーンなどにより安定的に支持されなくなる虞がある。
このために、本発明は、図3に示すように、前記載置溝10の溝部12及び貫通部16のそれぞれが前記アウトソール1の下面の法線Nに対して反時計回り方向に所定の角度θだけ傾斜して形成されるような構成を提案する。角度θは、着用者が履物を着用した状態で地面と接するとき、図5に示すように、前記アウトソール1の後足部の後端が地面となす通常の角度に鑑みて決定することが好ましい。
前記載置溝10の溝部12及び貫通部16のそれぞれが前記アウトソール1の下面の法線Nに対して反時計回り方向に所定の角度θだけ傾斜して形成されれば、図示のごとく、前記支持体20は、前記アウトソール1の下面の法線Nに対して反時計回り方向に所定の角度θだけ傾斜した状態で前記載置溝10の溝部12に載置され、前記出没体30は、前記アウトソール1の下面の法線Nに対して反時計回り方向に所定の角度θだけ傾斜した状態で前記第2のガイド部26及び前記貫通部16に嵌まり込む。
この場合、図5に示すように、歩行中に前記アウトソール1が地面Gと接するとき、前記アウトソール1の下面を介して所定の長さだけ露出される前記出没体30は、地面Gとの角度のばらつきを最小化させることが可能になる。これにより、前記アウトソール1が地面と接するときに生じる衝撃は、前記弾性体50により更に完全に吸収することが可能であることはもとより、前記出没体30の下端部位は非常に安定的に地面に打ち込まれて滑倒現象を防ぐことになる。
このとき、前記加圧体40の上面部位は、図示の如く、所定の角度だけ傾斜した状態であってもよい。この場合、前記ミッドソール2の下面に別途の溝などを形成しなくても、前記アウトソール1の上面への前記ミッドソール2の結合が更に容易に行われる。
このために、本発明は、図4に示すように、前記載置溝10の前方部位には半円筒状の据置き溝部13を形成し、前記載置溝10と前記支持体20との間には補助支持体60を介挿するような構成を提案する。前記補助支持体60は、前記溝部12の安定的な形状を支持する手段であり、前記補助支持体60には、側壁部62と底面板部66とが配備される。
前記側壁部62は半円筒構造を有し、前記底面板部66は半円板構造を有して、前記側壁部62の下側部位に設けられる。このような前記補助支持体60が前記溝部12の底面のうち厚さが最も薄い前方部位に介挿されれば、前記アウトソール1が地面と接する過程において荷重により前記支持体20の前方部位が前記溝部12の前方部位を頻繁に圧迫するとしても、前記溝部12の形状は長時間にわたって非常に安定的に保たれる。図面符号67は、前記出没部36のための半円溝である。
また、本発明は、前記出没体30の出没部36の下端部位には密着端37が形成される場合を排除しない。前記密着端37は、図2に示すように、中央部位が凹んだ形状を呈することが好ましい。
雪とは異なり、アイスバーンなどはかなり硬いため、前記出没体30の下端部位がアイスバーンの表面に強く密着しなければ、滑って転びやすい。この場合、前記出没部36の下端部位に前記密着端37などの窪み部を形成すれば、前記出没部36の下端部位がアイスバーンと接するときに円形の窪み部の端縁がアイスバーンの表面を強く押し付けることができて、滑倒現象を格段に低減することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態に限定して説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明はこれに何等限定されるものではなく、種々の方法に変更されて実施可能であり、ひいては、開示された技術的な思想に基づいて別途の技術的な特徴が付加されて実施可能であるということは自明であるといえる。

Claims (4)

  1. 所定の厚さを有するアウトソール(1)と、
    所定の深さの円筒構造を有し、上部は前記アウトソール(1)の上面を介して開口される溝部(12)と、上端部位は前記溝部(12)の底面の中央部位と連通され、延びる下端部位は前記アウトソール(1)の下面を貫通する貫通部(16)と、により構成され、前記アウトソール(1)の前足部及び後足部のそれぞれに互いに所定の間隔を隔てて形成される複数の載置溝(10)と、
    所定の垂直高さを有する円柱構造を有して前記溝部(12)に載置される支持部(22)と、上部が開口されて前記支持部(22)の中央部位に所定の深さに形成される第1のガイド部(24)と、各上端部位は前記第1のガイド部(24)の底面の中央部位と貫通され、下端部位は前記支持部(22)の中央部位の下面を貫通して前記貫通部(16)同軸になるように平行に形成される第2のガイド部(26)と、により構成されて、前記複数の載置溝(10)のそれぞれに載置される支持体(20)と、
    前記第1のガイド部(24)の下側部位に引っ掛かるように構成される係止部(32)と、上端部位は係止部(32)の下面と結合され、延びる下端部位は前記第2のガイド部(26)及び前記貫通部(16)をこの順に貫通して前記アウトソール(1)の下面を介して露出される出没部(36)と、により構成されて、前記複数の支持体(20)のそれぞれに配置される出没体(30)と、
    前記各第1のガイド部(24)の上側部位を密閉しながら結合される加圧体(40)と、
    上端部位は前記加圧体(40)の下面と密着され、下端部位は前記出没体(30)の係止部(32)の上面と密着され、前記各第1のガイド部(24)の内部に載置される弾性体(50)と、
    所定の厚さを有し、前記アウトソール(1)の上面部位に結合されて前記各加圧体(40)を前記各支持体(20)と一体化させるミッドソール(2)と、を
    備える衝撃吸収及び滑り止め履物。
  2. 前記載置溝(10)の前記溝部(12)及び前記貫通部(16)のそれぞれは、前記アウトソール(1)の下面の法線(N)に対して反時計回りに所定の角度(θ)だけ傾斜して形成されることを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収及び滑り止め履物。
  3. 前記載置溝(10)と前記支持体(20)との間には補助支持体(60)が介挿されるが、前記各載置溝(10)の前方部位には半円筒状の据置き溝部(13)が形成され、前記補助支持体(60)は半円筒構造の側壁部(62)及び半円板構造を有して側壁部(62)の下側部位に設けられる底面板(66)が配備されて前記据置き溝部(13)に据え置かれることを特徴とする請求項2に記載の衝撃吸収及び滑り止め履物。
  4. 前記各出没体(30)の出没部(36)の下端部位には、中央部位が凹んだ密着端(37)が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の衝撃吸収及び滑り止め履物。
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