JPH08294348A - 猿侵入防止柵 - Google Patents

猿侵入防止柵

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Publication number
JPH08294348A
JPH08294348A JP7105155A JP10515595A JPH08294348A JP H08294348 A JPH08294348 A JP H08294348A JP 7105155 A JP7105155 A JP 7105155A JP 10515595 A JP10515595 A JP 10515595A JP H08294348 A JPH08294348 A JP H08294348A
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JP
Japan
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monkey
fence
fingers
main body
mesh
Prior art date
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Pending
Application number
JP7105155A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Saida
茂 齊田
Sumuto Tsuchida
澄人 土田
Nobuyuki Fukui
信幸 福居
Keiichi Osada
桂一 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOYODO KAKO KK
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
OOYODO KAKO KK
Kansai Electric Power Co Inc
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Publication date
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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H17/00Fencing, e.g. fences, enclosures, corrals
    • E04H17/003Anti-climbing devices, e.g. fixed spikes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Fencing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 猿の侵入を確実に防止する。猿の侵入防止効
果を長期間にわたって維持する。コストを安くするとと
もに危険性を少なくし、しかも故障要因が少なく、長期
間安定的に運用することができる。変電所および発電所
においても設置可能になる。 【構成】 外面の上部に猿の手指が掛からないようにな
されている柵本体8の上端に、猿の手指に痛覚刺激を与
えうる上方に突出した多数の刺11、12を、柵本体8の長
さ方向に連続して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば発電所、変
電所等の屋外電気設備や、農場や、果樹園への猿の侵入
を防止するために、これらの区域の周囲に構築される柵
に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】発電所、
変電所等の屋外電気設備では、侵入した猿の高圧充電部
への接触により、電力の供給障害を引き起こすという問
題があった。また、農場や果樹園では、猿による作物の
被害が甚大であるという問題があった。
【0003】そのため、屋外電気設備、農場、果樹園等
において、上記のような被害を防ぐために、屋外電気設
備、農場、果樹園等の周りを猿侵入防止柵で取り囲むこ
とが行われていた。
【0004】従来、この種の猿侵入防止柵としては、猿
の手指が掛かる大きさの網目を有する金網からなる柵本
体の上方に、柵本体の長さ方向に伸びる複数の有刺鉄線
が上下方向に間隔をおいて設けられたものが用いられて
いた。
【0005】しかしながら、この柵では、有刺鉄線の隣
り合う刺間の間隔が比較的大きいために、猿は有刺鉄線
の隣り合う刺間の部分を持って乗り越えたり、あるいは
隣り合う有刺鉄線間の間隔を広げてその間をくぐったり
し、柵内に侵入するという問題があった。
【0006】そこで、従来の猿侵入防止柵の有する問題
点を解決するために、次の2つの猿侵入防止柵が提案さ
れている。
【0007】既に提案されている第1の猿侵入防止柵
は、金網からなる柵本体の上端に沿うように、柵本体の
長さ方向に伸びかつ軸線の周りに回転可能なパイプが、
同一直線上にくるように柵本体の長さ方向に並んで複数
設けられ、各パイプの両端部が金網を支える杭の上端部
に取付けられた針金の環状部分に回転自在に嵌合され、
杭の上端面に、各パイプの横方向の移動を阻止するため
のピンが差し込まれているものである(特開平5−29
2864号参照)。この猿侵入防止柵においては、猿が
パイプを掴んださいにこれが回転し、その結果猿が柵を
乗り越えることができないようになっている。
【0008】しかしながら、この猿侵入防止柵では、柵
本体の上端とパイプとの間に若干の隙間が生じることは
不可避であるため、猿はこの隙間に指を差し込んで柵本
体の上端を掴み、これにより柵を乗り越えるという問題
がある。また、猿が、隣り合うパイプどうしの間におい
て杭上端面に差し込まれているピンを掴み、これにより
柵を乗り越えるという問題もある。また、柵本体が平面
から見て湾曲している場合、その上端に沿うようにパイ
プを配置することはできず、平面から見て柵本体の上端
がパイプとずれ、その結果猿がこの部分において柵本体
の上端を掴み、これにより柵を乗り越えるという問題も
ある。さらに、柵を長期間使用した場合には、塵埃、
錆、材質変化等によりハイプが回転不能になることがあ
り、猿の侵入防止効果がなくなるという問題もある。
【0009】既に提案されている第2の猿侵入防止柵
は、間隔をおいて地面に立設された複数の支柱間に網状
物が張設され、網状物の上部に上下方向に間隔をおいて
少なくとも2本の裸電線が架設され、裸電線が衝撃電流
を流す電源装置に接続されたものである(特開平6−2
25680号参照)。この猿侵入防止柵においては、猿
が裸電線に手を掛けたさいに電撃が猿に加え、その衝撃
で手を離して柵本体の外側に落下させ、これにより猿の
侵入を防止するようになっている。
【0010】しかしながら、この猿侵入防止柵では、コ
ストが高くなるという問題がある。また、人が不注意に
より裸電線に触れた場合に激痛を受け、そのショックに
より転倒、転落等の不慮の事故が発生するおそれがあ
る。特に、幼児、児童、老人の場合にはその危険性が高
い。また、屋外に裸電線が架設されているために、草木
の接触、雨水による漏電、電源装置であるバッテリーの
消耗等による故障要因が多く、長期間安定的に運用する
ことは困難であるという問題がある。しかも、変電所お
よび発電所においては、監督官庁の通達により、このよ
うな猿侵入防止柵を設置することはできない。
【0011】この発明の目的は、上記問題を解決した猿
侵入防止柵を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による猿侵入防
止柵は、外面の上部に猿の手指が掛からないようになさ
れた柵本体の上端に、猿の手指に痛覚刺激を与えうる上
方に突出した多数の刺が、柵本体の長さ方向に連続して
設けられているものである。
【0013】上記猿侵入防止柵において、柵本体の上端
から少なくとも1mの範囲において、その外面に猿の手
指が掛からないようになされているのがよい。この場
合、柵本体の上端から少なくとも1mの範囲の部分が網
状物で形成され、網状物の網目の大きさが、猿の手指の
入らないような大きさとなされているのがよい。
【0014】上記猿侵入防止柵において、高い刺と低い
刺とが交互に設けられていることがある。この場合、隣
り合う高い刺と低い刺との間隔が5mm以下であるのが
よい。
【0015】
【作用】外面の上部に猿の手指が掛からないようになさ
れていると、猿は伸び上がったり、飛び上がったりして
柵本体の上端を掴もうとするが、柵本体の上端に、猿の
手指に痛覚刺激を与えうる上方に突出した多数の刺が、
柵本体の長さ方向に連続状に設けられているので、この
刺により手指に痛覚刺激を受け、その結果手を離すため
に柵の外側に落下する。
【0016】柵本体の上端から少なくとも1mの範囲に
おいて、その外面に猿の手指が掛からないようになされ
ていると、柵を乗り越えようとする場合、猿は、柵本体
の上端を掴むしかなくなる。
【0017】柵本体の上端から少なくとも1mの範囲の
部分が網状物で形成され、網状物の網目の大きさが、猿
の手指の入らないような大きさとなされていると、猿が
柵本体を昇ることはできないのはもちろんのこと、風圧
により柵本体が倒れるのを防止することができる。
【0018】柵本体の上端に、高い刺と低い刺とが交互
に設けられていると、猿の手指に確実に痛覚刺激を与え
ることができる。すなわち、同じ高さの刺が連続して設
けられている場合、隣り合う刺どうしの間隔が大きい
と、猿は隣り合う刺どうしの間の部分に指を掛け、これ
により体を持ち上げることが可能になるおそれがある。
また、同じ高さの刺が連続して設けられている場合、隣
り合う刺どうしの間隔が小さいと、猿の手に当る刺の数
が増加し、その結果手に受ける圧力が分散されて痛みが
緩和されることになり、柵本体の上端を掴んで乗り越え
ることが可能になるおそれがある。
【0019】隣り合う高い刺と低い刺との間隔が5mm
以下であると、幼猿の指も、隣り合う刺どうしの間に入
らなくなる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。なお、全図面を通じて同一物および同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
【0021】図1はこの発明による猿侵入防止柵の1実
施例の全体構成を示し、図2はその要部の構成を示す。
【0022】図1において、猿侵入防止柵(1) は、地面
(G) に設けられたコンクリートブロックからなる基礎
(2) と、基礎(2) 上に間隔をおいて立設された支柱(3)
、隣り合う支柱(3) 間に上下に間隔をおいて配置され
た横桟(4) および上側の2つの横桟(4) 間に配置された
縦桟(5) よりなる枠(6) と、枠(6) の外側に張られたス
テンレス鋼製網状物(7) とよりなる柵本体(8) を備えて
いる。
【0023】基礎(2) の上端部には外方に張出したしの
びがえし(9) が設けられている。なお、基礎(2) として
は既設のものを用いることもできる。網状物(7) の高さ
は少なくとも1mあることが好ましい。また、網状物
(7) の網目の形状は、正方形、長方形、平行四辺形、六
角形等のどのような形状であってもよいが、いずれの場
合も猿の手指の入らないような大きさとしておく。たと
えば、網目の形状が正方形の場合には、その一辺の長さ
を5mm以下とし、幼猿の指も入らないようにしてお
く。なお、網状物(7) は、耐食性等を考慮してステンレ
ス鋼製となされているが、これに限るものではなく、他
の金属製や合成樹脂製であってもよい。
【0024】網状物(7) の上端に、その全長にわたって
金属製、たとえばステンレス鋼製の帯状板(10)が固定さ
れている。図2に示すように、帯状板(10)の上縁に、猿
の手指に痛覚刺激を与えうる上方に突出した多数の高い
刺(11)と低い刺(12)とが、帯状板(10)の長さ方向に交互
に連続して形成されている。隣り合う高い刺(11)と低い
刺(12)との間隔(S) は5mm以下となされている。高い
刺(11)と低い刺(12)とは、たとえば帯状板(10)にレーザ
加工を施すことによって形成されている。
【0025】このような構成において、猿が猿侵入防止
柵(1) を乗り越えようとする場合、猿は伸び上がった
り、飛び上がったりして柵本体(8) の上端を掴もうとす
るが、柵本体(8) の上端に、猿の手指に痛覚刺激を与え
うる上方に突出した多数の高い刺(11)と低い刺(12)と
が、帯状板(10)の長さ方向に交互に連続して形成されて
いるので、これらの刺(11)(12)により手指に痛覚刺激を
受け、その結果手を離すために柵(1) の外側に落下す
る。
【0026】図3はこの発明による猿侵入防止柵の他の
実施例の全体構成を示す。
【0027】図3において、猿侵入防止柵(15)は、地面
(G) に間隔をおいて立設された支柱(3) 、隣り合う支柱
(3) 間に上下に間隔をおいて配置された横桟(4) および
上側の2つの横桟(4) 間に配置された縦桟(5) よりなる
枠(6) と、枠(6) の外側に張られたステンレス鋼製網状
物(7) とよりなる柵本体(16)を備えている。網状物(7)
の上端に、その全長にわたって金属製、たとえばステン
レス鋼製の帯状板(10)が固定されている。帯状板(10)の
上縁に、猿の手指に痛覚刺激を与えうる上方に突出した
多数の高い刺(11)と低い刺(12)とが、帯状板(10)の長さ
方向に交互に連続して形成されている。隣り合う高い刺
(11)と低い刺(12)との間隔は5mm以下となされてい
る。
【0028】上記2つの実施例において、網状物(7) は
平面から見て湾曲していてもよい。
【0029】また、上記2つの実施例において、柵本体
(8)(16) の枠(6) には網状物(7) が張られているが、こ
れに代えて、金属板、合成樹脂板等の表面が平滑な板状
体を立てるようにしてもよい。あるいは基礎(2) や地面
(G) の上にコンクリート壁を立設し、これを柵本体とし
てもよい。
【0030】図4は上記2つの実施例に用いられている
帯状板の変形例を示す。
【0031】図4において、意匠的な効果を考慮して帯
状板(20)の上縁は波状となされており、ここに猿の手指
に痛覚刺激を与えうる上方に突出した多数の高い刺(21)
と低い刺(22)とが、帯状板(20)の長さ方向に交互に連続
して形成されている。隣り合う高い刺(21)と低い刺(22)
との間隔(S) は5mm以下となされている。
【0032】次に、この発明による猿侵入防止柵を用い
て行なった具体的実験例について説明する。
【0033】まず、愛知県犬山市の日本モンキーセンタ
ー野猿公苑内に、図5に示すような平面から見て正方形
の猿侵入防止柵(25)を設置した。猿侵入防止柵(25)は、
地面に立設された4本の支柱(26)、隣り合う支柱(26)間
に上下に間隔をおいて配置された横桟(27)および上下に
隣り合う2つの横桟(27)間に配置された縦桟(28)よりな
る枠(29)と、枠(29)の外側に張られたステンレス鋼製網
状物(7) とよりなる柵本体(30)を備えている。網状物
(7) の上端に、その全長にわたってステンレス鋼製の帯
状板(20)が固定されている。帯状板(20)としては、図4
に示す上縁が波状となされたものを用いた。
【0034】ここで、猿侵入防止柵(25)の一辺の長さを
1.5mとしておいた。また、網状物(7) の高さを1.
5mとするとともに、網状物(7) の網目の形状を正方形
とし、その一辺の長さを5mmとしておいた。さらに、
帯状板(20)の隣り合う波頂部間の間隔(S1)を200m
m、波頂部と波底部との垂直距離(V) を40mm、高い
刺(21)の高さ(H1)を20mm、基端部の幅(W1)を7m
m、低い刺(22)の高さ(H2)を8mm、基端部の幅(W2)を
3mm、隣り合う高い刺(21)の頂部間の間隔(S2)を10
mm、隣り合う高い刺(21)と低い刺(22)の頂部間の間隔
(S) を5mmとしておいた。
【0035】そして、猿侵入防止柵(25)内にピーナッ
ツ、バナナ、ミカン、団子等の餌を散布しておいた。ま
た、猿が容易に昇ることができる高さ0.5mの踏み台
と、1mの踏み台とを用意し、これらの踏み台を柵(25)
の外側に設置し、または設置しないことによって、網状
物(7) の上端からの高さを1.5m、1m、0.5mの
3段階に変化させ、柵(25)内への猿の侵入の有無を観察
した。
【0036】比較のために、網状物(7) の上端に刺を有
する帯状板を取付けなかったこと以外は、上記実験例と
同様にして、柵内への猿の侵入の有無を観察した。
【0037】これらの結果を表1にまとめて示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】この発明の猿侵入防止柵によれば、上述
のように、猿は柵本体の外面の上部に手指を掛けること
ができないために、伸び上がったり、飛び上がったりし
て柵本体の上端を掴もうとするが、柵本体の上端に、猿
の手指に痛覚刺激を与えうる上方に突出した多数の刺
が、柵本体の長さ方向に連続状に設けられているので、
この刺により手指に痛覚刺激を受け、その結果手を離す
ために柵の外側に落下する。したがって、柵内への猿の
侵入を確実に防止することができる。また、柵本体が平
面から見て湾曲している場合にも、従来の回転パイプを
用いた場合のようには猿が掴むことのできる部分は生じ
ず、猿の侵入防止効果がある。また、柵本体の上端に刺
が設けられているだけであるので、猿の侵入防止効果が
長期間にわたって維持される。また、従来の電気を利用
したものに比べてコストが安くなるとともに危険性が少
なくなり、しかも故障要因が少なく、長期間安定的に運
用することができる。さらに、変電所および発電所にお
いても設置可能である。
【0040】柵本体の上端から少なくとも1mの範囲に
おいて、その外面に猿の手指が掛からないようになされ
ていると、柵を乗り越えようとする場合、猿は、柵本体
の上端を掴むしかなくなる。したがって、猿の手指に確
実に痛覚刺激が与えられ、侵入が防止される。
【0041】柵本体の上端から少なくとも1mの範囲の
部分が網状物で形成され、網状物の網目の大きさが、猿
の手指の入らないような大きさとなされていると、猿が
柵本体を昇ることはできないのはもちろんのこと、風圧
により柵本体が倒れるのを防止することができる。
【0042】柵本体の上端に、高い刺と低い刺とが交互
に設けられていると、猿の手指に確実に痛覚刺激を与え
ることができるので、猿の侵入を一層確実に防止でき
る。
【0043】隣り合う高い刺と低い刺との間隔が5mm
以下であると、幼猿の指も、隣り合う刺どうしの間に入
らなくなるので、刺に触れて痛覚刺激を受ける。したが
って、幼猿の侵入も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による猿侵入防止柵の実施例の全体構
成を示す部分斜視図である。
【図2】図1に示す実施例に用いられる帯状板を示す部
分拡大正面図である。
【図3】この発明による猿侵入防止柵の他の実施例の全
体構成を示す部分斜視図である。
【図4】帯状板の変形例を示す部分拡大正面図である。
【図5】具体的実験例に用いた猿侵入防止柵を示す斜視
図である。
【符号の説明】
(1) 猿侵入防止柵 (8) 柵本体 (11) 刺 (12) 刺 (15) 猿侵入防止柵 (16) 柵本体 (21) 刺 (22) 刺 (25) 猿侵入防止柵 (30) 柵本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】しかしながら、この猿侵入防止柵では、柵
本体の上端とパイプとの間に若干の隙間が生じることは
不可避であるため、猿はこの隙間に指を差し込んで柵本
体の上端を掴み、これにより柵を乗り越えるという問題
がある。また、猿が、隣り合うパイプどうしの間におい
て杭上端面に差し込まれているピンを掴み、これにより
柵を乗り越えるという問題もある。また、柵本体が平面
から見て湾曲している場合、その上端に沿うようにパイ
プを配置することはできず、平面から見て柵本体の上端
がパイプとずれ、その結果猿がこの部分において柵本体
の上端を掴み、これにより柵を乗り越えるという問題も
ある。さらに、柵を長期間使用した場合には、塵埃、
錆、材質変化等によりパイプが回転不能になることがあ
り、猿の侵入防止効果がなくなるという問題もある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】既に提案されている第2の猿侵入防止柵
は、間隔をおいて地面に立設された複数の支柱間に網状
物が張設され、網状物の上部に上下方向に間隔をおいて
少なくとも2本の裸電線が架設され、裸電線が衝撃電流
を流す電源装置に接続されたものである(特開平6−2
25680号参照)。この猿侵入防止柵においては、猿
が裸電線に手を掛けたさいに電撃猿に加え、その衝撃
で手を離して柵本体の外側に落下させ、これにより猿の
侵入を防止するようになっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福居 信幸 大阪府守口市日光町3番12号 大淀化工株 式会社内 (72)発明者 長田 桂一 大阪府守口市日光町3番12号 大淀化工株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面の上部に猿の手指が掛からないよう
    になされている柵本体の上端に、猿の手指に痛覚刺激を
    与えうる上方に突出した多数の刺が、柵本体の長さ方向
    に連続して設けられている猿侵入防止柵。
  2. 【請求項2】 柵本体の上端から少なくとも1mの範囲
    において、その外面に猿の手指が掛からないようになさ
    れている請求項1記載の猿侵入防止柵。
  3. 【請求項3】 柵本体の上端から少なくとも1mの範囲
    の部分が網状物で形成され、網状物の網目の大きさが、
    猿の手指の入らないような大きさとなされている請求項
    2記載の猿侵入防止柵。
  4. 【請求項4】 高い刺と低い刺とが交互に設けられてい
    る請求項1記載の猿侵入防止柵。
  5. 【請求項5】 隣り合う高い刺と低い刺との間隔が5m
    m以下である請求項4記載の猿侵入防止柵。
JP7105155A 1995-04-28 1995-04-28 猿侵入防止柵 Pending JPH08294348A (ja)

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JP7105155A JPH08294348A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 猿侵入防止柵

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