JPH0829381B2 - コイルばね成形装置 - Google Patents

コイルばね成形装置

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JPH0829381B2
JPH0829381B2 JP61154632A JP15463286A JPH0829381B2 JP H0829381 B2 JPH0829381 B2 JP H0829381B2 JP 61154632 A JP61154632 A JP 61154632A JP 15463286 A JP15463286 A JP 15463286A JP H0829381 B2 JPH0829381 B2 JP H0829381B2
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms
    • B21F3/02Coiling wire into particular forms helically
    • B21F3/04Coiling wire into particular forms helically externally on a mandrel or the like

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コイルばね成形装置に関し、更に詳細に
は、加熱状態にある棒杆状のばね素材を巻回してコイル
ばねを成形する成形機にあって、種々のばねに対応する
巻回成形主要部を一つの保持体単位としたカセット機構
を、成形機本体に着脱可能となしたコイルばね成形装置
の改良に関するものである。
〔従来技術〕
従来のコイルばね用製造設備としては、加熱炉から取
出されたばね素材を、各ローラ間に亘り水平状に給送案
内する給送機と、この給送機の前送端側に直交する向き
に設置され、前記ばね素材をリードスクリューでピッチ
案内しつつ芯金(マンドレル)で巻回する成形機とが知
られている。第20図に、この種の設備でコイルばねを製
造する基本的な態様を略示する。すなわち、前記ばね素
材Wを給送機において所定位置まで前送し、次いで同素
材Wの前端(始端)を成形機におけるリードスクリュー
59aのリード溝60aの始端側に整合させると共に、芯金50
aの始端側に設けたチャック装置のチャック片103aで位
置決め固定する。その後は、成形機側の駆動装置17aに
より駆動される芯金50a及びリードスクリュー59aの同調
回転に従い、ばね素材Wをピッチ案内しつつ螺旋状に順
次巻回し、最終的に端末規制装置115aにより素材の終端
部(ばねの座巻き端部)を巻回規制するものである。
この巻回終了後は、成形されたコイルばねの始端をチ
ャック装置から解放し、次いで芯金を軸方向へ後退させ
ながら成形機の機台側から一旦取外す過程において、こ
れと相対的にコイルばねを芯金から抜き出す。そして前
記芯金を再び前進させて、機台側の所定位置にリセット
することにより、次のばねに対するばねの成形及び取り
外しの工程が繰返し行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来技術に係る製造設備にあっては、コイル
ばねの巻回成形に必要な主要構成部分、すなわち前述し
た芯金、リードスクリュー、チャック装置、端末規制装
置等が全て成形機の機台の各部に個々に設置されている
ため、対象とするばねのロット生産の変更の都度、製造
設備の主として成形機側において極めて煩雑な準備、変
更作業が必要とされ、これに関連して多くの問題を派生
している。すなわちコイルばねは、形状からみて用途別
に複数の種類があり、しかも同一の形状種類であっても
多数のサイズ(例えば径、巻数、ピッチその他素材のサ
イズ等の諸仕様)がある。
従って前記芯金及びリードスクリューについて、対象
とするばねの種類、サイズ等に適合する直径や長さ、そ
してリード溝のピッチや形状等を個々に選定して、その
都度交換設置しなければならない。しかもこれに関連し
て、前記駆動装置に対する芯金及びリードスクリューの
回転伝達機構の変更、さらには前記チャック装置や端末
規制装置そして他の付属装置等に至るまでも、その度に
交換したり頻繁な調整を必要とする。その上で何度も試
し巻きを繰返し行ない、対象とするばねに適合する形
状、サイズが確保できるまで微調整を行なっている。こ
のため熟練者であっても、このような変更準備・調整作
業には、相当な労力や時間を費しているのが現状であ
り、設備全体が極めて稼働率の低い非能率的なものとな
っている。
しかも前述した成形構成部については、一旦組外した
後に再び同一の部材および条件を以って組付けると、こ
れを正確に調整したとしても元の精度を確保するのは困
難である。すなわち或る種のばねの成形を中止して、他
種のばね用の成形構成部に交換してしまうと、再度元の
ばね用成形構成部をリセットしても、成形構成部自体に
相当な誤差が生じ、元の同種ばねを正確に成形すること
が極めて困難となる。従って一台の製造設備によりばね
の成形可能な範囲および汎用性は、一般に限られてしま
うのが実情である。
また前述した成形構成部の変更交換調整作業は、当該
成形機において行なわれ、その成形機の近傍、周囲には
前記給送案内機やばねの処理機器が設置されていること
から、作業場所に相当な制約を受けることになり、狭い
スペース内において複数の作業者が種々の交換用機器を
持込んで作業を円滑にかつ安全に行なうことが難しくな
る、一方前記加熱炉は、一旦冷えると再び所定の高温と
するまでに相当の時間を要するため、前述の成形主要構
成部の交換作業中においても、結局炉内を加熱して常時
保温しなければならず、燃料を無駄に消費する等の問題
がある。
〔発明の目的〕
本発明は、前述した従来のコイルばね成形装置が内在
している諸問題を解消するため提案されたもので、その
目的とするところは、装置自体の取扱い及び調整等を簡
便にすると共に、各種のばね成形用に見合った装置を自
由に選択交換して、共通とされる一基の成形機側に正確
にセットし得るようにし、各種ばねの精確な成形を可能
にすると共に、一基の製造設備(成形機)にかかる成形
範囲並びに汎用性を高めることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため
本発明は、加熱状態にある棒杆状のばね素材を螺旋状に
巻回してコイルばねを成形する成形機の本体に対し交換
自在に実施されるカセット式成形装置にあって、前記本
体に横設されたレール部材に沿って搬出入自在に移行可
能でかつ解放自在に固定化し得る保持体内に、ばねの成
形条件に適合する成形主要部を構成するための手段とし
て、 前記保持体の一方に横通軸支されて、前記本体に設置
されている駆動装置における回転系統に対して分離可能
に連繋される回転軸部材と、 前記保持体の他方に開口形成されて、前記回転軸部材
と同一線上に対向整合された芯金用の挿通口と、 この挿通口内に挿通されて一端が前記回転軸部材の内
端側に分離自在に位置決め連結され、他端が前記本体に
設置されている軸受部材に対し分離自在に軸支されて、
所定サイズのものと交換自在とされた素材巻回用の芯金
と、 前記保持体内の両側に傾動自在に配設された支持部材
の軸受部間に亘り分離自在に横架軸支されて、前記芯金
に対する所定位置にセットされると共に、前記回転軸部
材に対し回転伝達機構を介して連繋されて所定サイズの
ものと交換自在とされた素材案内用のリードスクリュー
と、 前記回転軸部材の内端側に組込まれたチャック片を、
同部材の外側端に設置された操作部に対し操作部材を介
して連繋し、このチャック片を以って前記ばね素材の始
端を前記芯金の始端外周に固持するようになした素材用
のチャック装置と、 前記芯金の外周において、同芯金に巻取られるばね素
材の端末部の巻回終端を位置決め規制する規制部材を、
各直径の芯金に適合するものと着脱交換自在にすると共
に該芯金の軸方向へ変移自在にした端末規制装置と、 前記保持体の他方において、前記芯金の下周面を支持
するコロ状の支持部材を、該芯金の直径方向へ変位調節
自在に設定した芯金用の案内支持装置と、 前記保持体と前記リードスクリュー用の支持部材との
間に架設されて、前記芯金に対するリードスクリューの
位置を調節自在とした調節装置とから構成したことを特
徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明にかかるコイルばね成形装置につき、好
適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら説明す
る。本例で挙げたばねの製造設備は、第1図に全体を略
示した如く構成され、かかる設備にあって、本例のカセ
ット式成形装置B(「カセット機構」とも云う)は、成
形機A外に用意される保管庫Dに多種類のものが収容保
管される一方、当該成形機A外端に隣接設置される交換
台Cに、次期使用予定の複数種のカセット機構が予め収
容待機されている。そしてこの交換台Cを利用して、当
該成形機Aの型式に適合する成形装置Bが出し入れ交換
される。そこで便宜上、成形機A、カセット式成形装置
B及び交換台Cそして同装置の交換態様の順に詳述す
る。
(成形機Aについて) まず第2図、第3図に全体が略示される型式の成形機
A側について要約説明すると、同成形機Aでは、ベース
2の左右両端に立設された筐台3と支柱4との間に、梁
5がベース2と平行に架設されて、成形機本体1全体が
横長方形枠状に構成されてカセット式成形装置Bを図示
右側から出し入れし得るようになっている。そしてベー
ス2側には交換用可動支持装置6が、左側の筐台3側に
は駆動操作装置17が、また梁5側には移行案内レール35
が夫々設置されている。
前記可動支持装置6は、成形装置Bを支持しつつ出し
入れ交換操作を行なうためのもので、図示の如く、前記
ベース2内に水平に設置されたレール7に対し車輪9等
を介して往復移動自在に装設された移動台8と、この移
動台8上に起立軸支されて互いに開閉自在に連繋された
一対の軸受アーム10,10と、ベース2内に横設された操
作シリンダ12とを備えている。該操作シリンダ12におけ
るロッド13の先端は移動台8に連結され、両軸受アーム
10,10の互いの半円形軸受部11,11間で、成形装置B(後
述)における芯金50の右端を支持し、また前記シリンダ
12の往復作動により移動台8は、レール7に沿って所定
位置に亘り移動されて該成形装置Bの出し入れをなし得
るようになっている。両軸受アーム10,10は、移動台8
に対する傾動支点部の歯車等を利用して互いに連繋さ
れ、一方のアーム10に連繋した開閉シリンダ14の作動に
より、互いが同時に異方向(第3図では左右方向)に開
閉される。なお符号15,15は、前記ベース2内の両側に
配置された一対の緩衝器を示し、夫々の緩衝器15は、互
いに対向方向へ突出した各ロッド16が前記移動台8下端
の突起8aと当接した際に、同移動台8の衝撃を緩和吸収
するようになっている。
前記駆動操作装置17では、第2図に略示されるよう
に、芯金50に対する回転系統17Aと、後述のチャック装
置97に対する操作系統17Bとが装備され、回転系統17Aに
ついては、前記ベース2の左端に設置したモータ18の軸
19に、前記筐台3内の下方に横架軸支されたブレーキ付
きの駆動軸20が継手21を介して連結されている。そして
該駆動軸20と、筐台3内の中央に横通軸支された円孔を
有する中空軸形の回転主軸22とが、互いに歯車23,24を
介して常時連繋されている。これに対して前記操作系統
17Bに関しては、筐台3外に設置された操作シリンダ25
のロッド26が、筐台3の左側面に固定したL形レバー25
の水平片に連節される一方、前記回転主軸22内の軸方向
に挿通した操作杆28が、該レバー27の垂下片に連繋具29
を介して連繋されている。そして前記シリンダ25の作動
により、レバー27を介して操作杆28を右方へ押動させた
際に、同杆28の先端(第6図中右端)が回転主軸22端よ
り適宜突出されて、後述するチャック装置97を開放操作
し得るようになっている。
前記連繋具29は、第4図、第5図に示す如く、回転主
軸22の後端にボルト等で連結されて操作杆28の後端部を
内挿する支筒30と、この支筒30の両側に凹設された嵌合
部30a,30a内に移動自在に嵌合された一対の連繋筒32,32
とを備えている。そして操作杆28の連結軸部28aと両連
繋筒32,32の連結片32b,32bとが、支筒30の軸孔31内に直
径方向へ挿通されるピン33,33で連結され、両連繋筒32,
32のフランジ32a,32aに前記レバー27の垂下片が直接当
接されるようになっている。これにより操作杆28及び両
連繋筒32,32が支筒30と共に回転し得る一方、支筒30の
軸方向への変移が許容される。なお両連繋筒32,32は、
共に支筒30より大径となした略半円形のフランジ32a
と、支筒30と略同径となした略半円筒の連結片32bとを
一体に形成している。そして支筒30における両側の嵌合
部30a,30aに当嵌されて、互いに組立て連結されてい
る。また符号34は支筒30に対設された回転検出器を示
し、これは回転主軸22ひいては芯金50の回転を検出する
ものである。前記本体1側の移行案内レール35は、カセ
ット式成形装置Bを吊下状に支持して移行案内するため
のもので、梁5における下面の長手方向に沿って水平に
形成されており、同レール35の右端が自由端とされて支
柱4から庇状に延出されている。但し、同レール35と梁
5とを、一つの部材で成形するようにしてもよい。
(カセット式成形装置Bについて) 次にカセット式成形装置B側について説明する。この
カセット式成形装置Bでは、第6図〜第12図に示す如
く、前記成形機A側の移行案内レール35に対し移行自在
な保持体41をカセット本体とし、この主枠状をなす保持
体41に予じめ設定した寸法に係る芯金50、リードスクリ
ュー59、これら部材の支持手段及び回転伝達手段並びに
種々の必要な付属装置等が組付けられている。すなわち
前記保持体41は、上腕杆41a及び左右の側腕杆41b,41cを
含むヨーク状枠体として構成され、該保持体41は移行案
内レール35に対し上腕杆41aの上面長手方向に沿って凹
設したレール溝42及び同レール溝42内の左右両端に配設
した車輪43,43を介して吊下支持されると共に、上腕杆4
1aの中央に装着した緊締具44を以って所定位置に固定さ
れる。
上述した保持体41にあって、芯金50の挿通支持用手段
として、左の側腕杆41b下部に前記駆動操作装置17の回
転系統17A側に連繋される回転支持軸45が横通軸支さ
れ、右の側腕杆41c下部に挿通口49が成形されて互いが
同一水平中心線上に整合されている。前記回転支軸45
は、芯金50の一端(図示左端)を連結支持して回転を与
えるためのもので、円孔を有する中空軸形に形成されて
いる。そして同支軸45の一端(図示左端)が、第6図に
示す如く、前記回転主軸22に対し互いの継手22a,45aを
介して着脱自在に連結される。この回転支持軸45の他端
(図示右端)には、芯金50より適宜大径の支持フランジ
46aを有する台座46がボルト等で固定されている。なお
前記双方の継手22a,45a同志は、角形の嵌合い凹凸部を
以って係合連結されるようになっている。また台座46
は、後述するチャック装置97のチャック片103のホルダ
ーを兼ねるもので、各種直径の芯金50に適合するものと
交換自在とされており、その中心には係合孔47が形成さ
れ、またチャック片用の溝48が半径方向に形成されてい
る。前記挿通口49は、当該成形装置Bにおいて使用可能
とされる最大径の芯金に合せて円形とされている。
(芯金について) 当該成形装置Bにおいて、芯金50は各種寸法仕様のも
のが選択使用されるようになっており、ばねの条件に応
じて夫々の直径が所定範囲内で大小異なるとしても、と
もに共通の構成として長さは一定に設定されている。更
に第13図に示すように、芯金50の一端の中心に係合軸51
が突設され、他端の中心に軸支具52がボルト53で固着さ
れている。この芯金50は、未使用時には、その係合軸51
が前記回転支軸45側の係合孔47内に位置決め嵌合され他
端が前記保持体41の挿通口49内に挿通されて仮組状態で
保持され、一方実施時には、第6図〜第8図に示す如
く、係合軸51が回転支軸45の台座46側の止めねじ78等で
連結固定され、軸支具52が前記可動支持装置6側の両軸
受アーム10,10の軸部11,11間に支持されて、双方の回転
支軸45および軸受アーム10間に亘り水平に整合連結され
る。
なお上述した実施状態にあって、可動支持装置6の移
動台8と共に両アーム10,10が左右動されることによ
り、成形装置B全体が成形機A側の移行案内レール35に
沿って移行し得、また回転支軸45と芯金50との連結を解
除したもとで、移動台8が右動されることにより、芯金
50を回転支軸45から分離して挿通口49から保持体41外へ
水平状に抜き外すことも可能である。但し、芯金50と軸
受アーム10,10側との連結については、前記軸支具52を
予め両軸受部11,11間に抱合支持しておいて、この軸支
具52内に横通されて芯金50にねじ込まれる前記ボルト53
を利用して、芯金50の連結および分離をなすことも可能
である。ちなみに軸支具52は、第13図に示すように、芯
金50の右端中心に当嵌されボルト53で位置決め固定され
る支筒54と、この支筒54外周に軸受を介して嵌挿されて
前記両軸受アーム10,10の軸受部11,11間に抱合される回
転スリーブ55とから構成されている。
(リードスクリューについて) 前記保持体41にあって、リードスクリュー59の支持手
段として、左右の側腕杆41b,41c内側の対称位置に一対
の支持アーム56,56が傾動自在に配設されている。この
アーム56,56は、第6図〜第10図に示すように、共に略
L形状とされ、その中央基部が、各側腕杆41b,41cの中
央部に横通固定された夫々の支点軸57,57内側に嵌挿支
持されており、夫々の水平自由端に軸受部58,58が構成
されている。なお各アーム56,56は、当該の支点軸57,57
に着脱可能とされており、各々の軸受部58,58は当該ア
ームの自由端に形成された半円形の受部58aに、半円形
の受蓋58bをボルト等で固定してなる分割形式にしてあ
る。
前記支持アーム56,56の間に水平に支持されるリード
スクリュー59は、前記芯金50の場合と同様に、当該成形
装置にあって各種選択使用されるようになっている。こ
のリードスクリュー59は、ばねの条件に応じて直径やリ
ード溝60が種々変更されるとしても、共に共通の構成と
して長さが一定に設定され、第14図に示すように、左右
両端の中心に第1の回転支持具62および第2の回転支持
具65が着脱自在にセットされている。前記リードスクリ
ュー59は、前記保持体41に対する通常のセット状態とし
て、各回転支持具62,65が前記左右の支持アーム56,56の
軸受部58,58に嵌挿支持されたもとで、芯金50の前上方
に段違い平行状に支持される。
図で左側の第1支持具62は、リードスクリュー59左端
の係合孔61に抜脱自在に嵌合される係合軸部63を形成し
た1本の軸状体とされ、当該のアーム56の軸受部58にス
リーブ64を介して嵌挿されるようになっている。これに
対して図示右側の第2支持具65は、当該アーム56の軸受
部58内に位置調節自在に嵌挿されて緊締環67,67で固定
化される支筒66と、同支筒66内に軸受嵌挿されてリード
スクリュー69右端に当嵌される回転筒68と、この回転筒
68内に横通されてリードスクリュー59右端のねじ孔69に
嵌合されるボルト70とで構成され、ボルト70を利用して
リードスクリュー59に対し着脱(分離)自在とされてい
る。
前述したリードスクリュー59の回転伝達機構71は、第
6図〜第8図に示すように、前記回転支軸45そして前記
左支持アーム56及び第1回転支持具62に亘り配設した歯
車列により構成されている。すなわち回転支軸45の内端
に形成した第1歯車72と、前記支点軸57に軸受嵌挿した
第2歯車73そして第2歯車73に同軸形成した第3歯車74
と、支持アーム56の水平片側に固支した支軸75に軸受嵌
挿した第4歯車76及び第1回転支持具62外端に嵌着した
第5歯車77とが互いに噛合連繋され、回転支軸45と共に
一体回転される芯金50に対し、第1回転支持具62と共に
リードスクリュー59が異方向へ同期回転されるようにな
っている。
(成形装置Bの付帯設備について) 成形装置Bに関して、芯金50及びリードスクリュー59
と関連的に付設される種々の装置について説明する。先
ず芯金50を出し入れ案内するための案内支持装置81が、
保持体41の右側腕杆41cに装備されている。この案内支
持装置81では、第6図〜第8図に示すように、側腕杆41
cの下端に設置した調節支具82と、側腕杆41cの下部に傾
動自在に取着されて、調節支具82に対し変移自在に位置
決め保持した可動枠83と、この可動枠83の自由端(第6
図左端)間に着脱自在に横通支持したクランク軸84と、
このクランク軸84の偏心軸部に軸受嵌挿した鼓形のコロ
85と、側腕杆41cに傾動可能に装着した操作シリンダ86
とを備え、同シリンダ86のロッド87の下端がクランク軸
84の端にアーム88を介して連結されている。シリンダ86
の往復作動に伴ないロッド87が下動・上動されると、ク
ランク軸84の回動に従いコロ85が、クランク軸84の偏心
量分を偏位して、芯金50の下周に対して当接し得る案内
支持位置と、離隔する休止位置とに切換え保持される。
この案内支持装置81において、前記調節支具82では、
右側腕杆41cの下端に固定したホルダー89に回動軸90が
横通支持され、この回動軸90に直交して芯金50と同軸方
向へ挿通支持した螺杆91が、可動枠83の中央部内に螺通
されている。そして該螺杆91を何れかの方向へ回動操作
することにより、可動枠83全体の傾動変化に従い前記コ
ロ85が芯金50の直径方向(図示上下方向)へ変位調節さ
れ、直径の異なる各種の芯金を適正位置で受け得るよう
になっている。
(リードスクリューの位置調節装置について) 次に芯金50に対するリードスクリュー59の位置等を調
節するための調節装置92が、前記左の支持アーム56側に
装備されている。この調節装置92は、第8図および第9
図に示すように、保持体41における上腕杆41aの左側前
面に装着したホルダー93と、このホルダー93の回動螺筒
94に移動自在に横通支持され、支持アーム56の垂直片上
端の連結部95に連結した螺杆96とを備えている。そして
該螺杆96を所要方向へ回動操作することによって、回動
螺筒94に対する同螺杆96の移動に従い、支持アーム56が
支点軸57に対して、第9図において時計方向又は反時計
方向へ傾動され、その軸受部58の軸心位置を芯金50に対
する遠近方向へ変化させ得るものである。これによりリ
ードスクリュー59は、直径の異なるスクリューに交換さ
れた場合でも、両支持アーム56,56間に支持されたもと
で、芯金50に対して適正な位置、間隔に調節セットされ
る。なお左支持アーム56の傾動変化にあって、回転伝達
機構71では、支点軸57上の第3歯車74に対し、第4歯車
76および第5歯車77は一定の半径位置において互いに適
正な噛合状態に保持される。
(チャック装置について) ばねの巻回成形に関連する装置として、先ずばね素材
の始端を固定するチャック装置97が前記回転支軸45の内
部に装備されている。このチャック装置97は、第6図〜
第8図に示すように、回転支軸45の内部に挿通されて、
ばね99により常には成形機A側の駆動操作装置17におけ
る操作杆28に当接する向き(図示方向)に付勢されて継
手22a内に係止された作動杆98と、同支軸45内に軸支さ
れて作動杆98の先端(図示右端)に形成された第1ラッ
ク100に噛合するピニオン101と、台座46内の半径方向に
縦挿されてピニオン101に噛合された第2ラック102と、
この第2ラック102に起立固定された鈎形のチャック片1
03とを備えている。そしてチャック片103の先端(図示
上端)に、台座46の溝48内に挿入し得る挟持部104がば
ね素材の最大直径に対応する有効長さを以って形成され
ている。
このチャック装置97では、前記作動杆98がばね99で付
勢されていることから、通常はチャック片103が台座46
半径内方に開放した位置にあり、駆動操作装置17におけ
る操作シリンダ25の作動により操作杆28と共に作動杆98
が押動された際に、ラック100、ピニオン101及びラック
102を介してチャック片103が半径外方へ伸出されて、ば
ね素材の始端を受入れ得る閉鎖状態とされる。そして前
記シリンダ25が元状復帰されると、ばね力を利用してチ
ャック片103が、半径内方に開放復帰され、その挟持部1
04と芯金50外周との間で素材始端を挟持し得るようにな
っている。なお第2ラック102及びチャック片103は、各
種サイズのものと交換可能とされている。
(始端規制装置について) ばね素材の始端を前記チャック装置97のチャック片10
3に適合する位置に規制するための始端規制装置105が、
保持体41の左側に装備されている。この始端規制装置10
5では、第6図〜第8図及び第11図に示す如く、上腕杆4
1aの左側内側に固定したブラケット106と、このブラケ
ット106の軸受部内に挿通支持した回動支杆107と、この
回動支杆107内端のホルダー108に縦挿支持した略L形状
の規制杆109と、上腕杆41aの背面側に傾動可能に装着し
た作動シリンダ110とを備え、該作動シリンダ110に設け
たロッド111が回動支杆107の他端にアーム112を介して
連結されている。そしてシリンダ110の往復作動に伴な
いロッド111が左右に伸縮動されると、回動支杆107の回
動に従い前記規制杆109が、芯金50の外周に垂立して前
記回転支軸45側のフランジ46aに対向する規制位置と、
傾斜してフランジ46a及び芯金50から退避する休止位置
とに切換え保持されるようになっている。
この始端規制装置105では、前記規制杆109がホルダー
108に対して、長孔113及びボルト114を介して昇降変位
可能とされているので、直径の異なる種々の芯金50に適
合し得る所定位置に固定化して素材始端の位置規制を図
ることができる。なお始端規制装置105の別用途とし
て、芯金50の直径が比較的小さい場合や、ばね素材が細
い場合には、前述のチャック装置97に代わる始端保持装
置として、前記規制杆109と前記支持フランジ46aとの間
で素材始端を挟持固定することも可能である。また今一
つの用途として、巻回成形されたばねの取外しにおい
て、芯金50が一旦回転支軸45から離脱後退される際に、
ばねの始端を係止して芯金50から外し易くすることも可
能である。
(端末規制装置について) ばね素材の端末部を規制するための端末規制装置115
が、保持体41の右側腕杆41c内側に設置されている。こ
の端末規制装置115では、第6図〜第8図及び第10図に
示す如く、保持体41の上腕杆41aに垂下状に装置した可
動支杆116と、この可動支杆116に固定されて当該芯金50
の外周に嵌挿されるCリング形の規制盤117と、規制盤1
17に設置したコロ状の押圧子118とを備え、前記規制盤1
17により素材の巻回終端部すなわちばねの座巻き端の位
置を規制し、押圧子118により前記リードスクリュー59
から解放される素材の端末部を押込み案内して、芯金50
の外周に沿わせるようになっている。
この端末規制装置115では、ばねのサイズ(長さ及び
直径等)が種々変更されることに対応して、前記可動支
杆116が保持体41における上腕杆41a下縁の長手方向に形
成した長孔119に沿って変移自在とされ、ばねの長さに
適合する所要位置に固定化し得るようになっている。こ
の支杆116に対して前記規制盤117が、各種芯金50の直径
に適合するものと着脱交換自在に固定され、そして押圧
子118が、各種素材の端末部(ばねの座巻き端)に適合
するように、規制盤117の円周方向の所要位置に変更自
在に取着されている。なお前記始端規制装置105のブラ
ケット106が、前記長孔119に沿って変移可能とされてい
る。
従って先の構成に係る成形装置Bでは、保持体41に横
通した所定サイズの芯金50が、その一端を回転支軸45の
側に位置決め連結される。また所定サイズのリードスク
リュー59が、これら両回転支持具62,65を介して双方の
支持アーム56,56間に横架支持されると共に、調節装置9
2により所定位置にセットされ、回転支軸45の側に対し
所要速比を有する回転伝達機構71を介して連繋されてい
る。そして案内支持装置81、始端規制装置105及び端末
規制装置115等が所定位置に装設されて全体がカセット
化されている。
(交換台Cについて) 成形機Aに対設される前記交換台Cは、成形装置の交
換用ステーションとして、前記機体1の開放端外に隣設
されている。すなわち第15図および第16図に示す如く、
枠台121両側の上横杆122,122の内側長手方向に、一対の
レール123,123が前記移行案内レール35と平面直交する
向きに並設され、この両レール123,123間に台車124が架
設されている。台車104は、次期使用される複数基の成
形装置Bを待機保持するもので、図示のように前記両レ
ール123,123間に車輪125を介して載架された可動枠126
に、成形装置Bを吊下状に保持し得る2枚のレール板12
7,127が、前記移行案内レール35と平行な向きで並設さ
れている。台車124はレール123と平面直交する向き(第
16図の上下方向)に移行されて、夫々のレール板127
を、レール35に対して整合される交換位置P1と、離隔さ
れる出し入れ位置P2とに停止し得るようになっている。
但し枠台121の両側面は開口されている。また台車124の
各レール板127は、移行案内レール35と同幅でかつ成形
装置Bの保持体41より適宜長い横長の平板形とされ、そ
のお両端が枠台121の各側の開口面から庇状に適宜延出
されている。なお交換台Cにあっては、枠台121側に自
走用手段,台車124側に移行用手段を設置することも可
能である。
(保管庫Dについて) 成形装置Bのための前記保管庫Dは、第1図に略示す
るように、棚枠131に区画形成された各収容室132,132内
に、各種の成形装置B,Bを個々に収容し得るようになっ
ている。なお各収容室132には、認識符号等を付すこと
が望ましい。そして交換台Cと保管庫Dの間には、床面
に敷設されたレール113に沿って移行し得る搬出入器E
が設置され、この搬出入器E内の交換装置(図示しな
い)により、各収容室132と前記台車124の各レール板12
7とに亘り、夫々の成形装置Bが出し入れ交換されるよ
うになっている。なお搬出入器Eは、遠隔制御操作に基
いて自行し得、その交換装置を各収容室132に対応する
位置に上下変移できるようになっている(第1図参
照)。
(カセット機構の別実施例について) 第21図は、本発明に係るカセット機構の別の実施例を
示すもので、保持体41には芯金50が回転自在に軸支され
ると共に、該芯金50の外周に棒杆状のばね素材を螺旋状
に巻回させる案内手段としてのガイドローラ140が、前
記芯金50の軸方向に平行に移動可能に配設されている。
すなわち保持体41には芯金50と平行に送りねじ141が設
けられ、該送りねじ141に前記ガイドローラ140を保持し
たヘッド143が螺挿されている。送りねじ141の一端部は
保持体41の外方に突出して、その突出端に固定した雄カ
ップリング141aは、図示のサーボモータ144の回転軸に
固設した雌カップリング144aに着脱可能に挿入連結され
るようになっている。また芯金50は、前述した継手機構
により本体1側に連結されて、該芯金50に主駆動が与え
られるようになっている。
第21図に示すカセット機構によりコイルばね成形を行
なう際は、給送されたばね素材の端部を、芯金50の外周
とガイドローラ140との間に挟圧し、当該芯金50の回転
を開始すると共に、所要のばねリード角に応じた速度で
サーボモータ144を回転させる。これにより前記ガイド
ローラ140を備えたヘッド143は、送りねじ141の回転に
より芯金50に平行に所要速度で軸方向に送られ、これに
よってばね素材は所要ピッチのコイルに成形される。
(成形装置を交換する方法の実際について) 次にカセット式成形装置に係る交換方法の実施態様例
について説明する。交換台Cと成形機Aとの間にあっ
て、装置Bを搬入セットする場合は、交換台Cにおいて
第15図,第16図に示すように、台車124を移行操作して
一方のレール板127を成形機Aの移行案内レール35に対
する交換位置P1に整合する一方、成形機Aにおいて、第
2図、第3図に示すように、可動支持装置6における操
作シリンダ12の往作動により移動台8全体をレール7に
沿ってベース2の図示右端へ移行させると共に、開閉シ
リンダ14の作動により両軸受アーム10,10を開放状態で
待機させておく。この状態のもとで、交換台C内の台車
124の一方のレール板127に保持されている成形装置B全
体を、成形機A側へ移動しながら該レール板127から移
行案内レール35の自由端部の所要位置まで移行させる
(第17図a参照)。次いで前記開閉シリンダ14の作動に
より前記両軸アーム10,10を閉鎖操作して、互いの軸受
部11,11間で成形装置Bにおける芯金50の軸支具52を抱
合軸支する。
前記操作シリンダ12の復作動により、移動台8がレー
ル7に沿って左方へ牽引移行されることに従い、成形装
置Bが移動台8で後押しされながら移行案内レール35に
沿って機体1左方へ移行される。そして成形装置Bにお
ける回転支軸45左端が、成形機A側の駆動操作装置17に
おける回転主軸22右端に接近した位置で、双方の継手22
a,45a同志の嵌合位置や向きを整合し、このもとで両軸2
2,45を互いに嵌合連結することにより、駆動操作装置17
の側に対する芯金50の適正な連繋位置が決定される。な
お両軸22,45の位置決め連結に際しては、前記シリンダ1
2を一旦休止させて移動台8を停止させてもよい。以後
は移行案内レール35に対し保持体41を緊締具44で固定化
する一方、前記移動台8を所定位置に停止して両軸受ア
ーム10,10で芯金50の軸支具52を位置決め保持すること
により、成形機Aに対し当該の成形装置Bが適正な位置
にセット保持され、かかるセット状態でばねの成形作業
に供される(第17図(b)参照)。
成形機A内にセットされた成形装置Bを搬出する場合
は、前述した搬入態様と逆の工程順で行なわれる。すな
わち成形装置Bの静止状態にあって、先ず緊締具44を弛
めて移行案内レール35に対し保持体41を解放し、次いで
前記可動支持装置6の操作シリンダ12を往作動する。こ
れにより移動台8が両軸受アーム10,10で芯金50の軸具5
2を支持したまま移行される際、保持体41が右方へ追
従、移行されることにより、回転支軸45が前記回転主軸
22から離脱される。この結果、成形装置B全体が移行案
内レール35に対し吊下状態で右方へ移行される(第17図
(a)参照)。そして前記移動台8がベース2の右端の
最前端位置に停止されているもとで、開閉シリンダ14の
作動により両軸受アーム10,10を一旦開放して芯金50の
軸支具52を解放する。以降は、成形装置Bを、移行案内
レール35から前記交換台C内の台車124における当該レ
ール板127へ受継ぎ移行させることにより、成形装置B
の搬出作業が終了される(第17図(b)参照)。
次に、成形機A内の所定位置にセットされた成形装置
Bを利用したばねの成形態様について説明する。すなわ
ち基本的には、従前と同様にして成形されるもので、第
1図に略示される給送機F側から給送されるばね素材W
の始端が、成形装置Bにおける始端規制装置105の規制
杆109により規制案内されてリードスクリュー59のリー
ド溝60始端内に位置決め挿入されると共に、芯金50の始
端外周に当接する。そして成形機Aの駆動操作装置17に
おける操作シリンダ25を往作動して操作杆28を押動し、
チャック装置97の作動杆98を操作してチャック片103を
閉鎖して前記素材の始端をチャックする。しかる後に駆
動操作装置17のモータ18が起動されると、駆動軸20およ
び回転主軸22を介して回転支軸45と共に芯金50が、また
回転伝達機構71を介してリードスクリュー59が共に回転
されて素材Wの巻回作動、すなわちばねの成形が開始さ
れ、以降継続される。そして前記成形作動の終段階、す
なわち座巻き過程において、リードスクリュー59の終端
のリード溝60から解放される素材Wの端末部が端末規制
装置115における押圧子118により芯金50外周に押し沿わ
され、また素材の巻回終端すなわち座巻き端が、規制盤
117で位置規制される。これにより当該ばねは、所定の
自由長さで成形される。
前述のように成形されたばねW1は、芯金50の抜脱に伴
い取出し得る。すなわち、止めネジ78を弛めて回転支軸
45側と芯金50との連結を解除し、また前記操作シリンダ
25を復作動してチャック装置97のチャック片103を開放
操作して芯金50上のばねW1の始端を解放する。このもと
で成形機A側の可動支持装置6の操作シリンダ12を往作
動して、移動台8をベース2の右方へ移行させる。する
と芯金50が、回転支軸45側から分離されると共に、その
軸支具52を両軸受アーム10,10に保持されたまま案内支
持装置81のコロ85で案内されながら、保持体41の挿通口
49から所定位置まで引抜かれる。この過程で芯金50外周
のばねW1は、端末規制装置115の規制盤117で係止された
まま芯金50から相対的に抜脱されて、成形機Aの裏側へ
落下される。ばねの取外し後は、前記シリンダ12の復作
動により移動台8が移行されるに従い、前記芯金50が回
転支軸45に向けて前進される。そしてその係合軸51を係
合孔47内に嵌合し、かつ止めネジ78を再び締付けること
により、芯金50が回転支軸45側に対して適正位置で連結
され、次のばね成形状態に準備セットされる。
前述のように実施される本例の成形装置は、成形機A
内のセット状態にあって、ばねの成形条件の変更に合わ
せて部分的な交換および調節が可能とされるもので、か
かる交換調節態様例について個々に説明する。先ずばね
の直径、長さが変更される場合は、芯金50について、前
述したように回転支軸45側との連結を解除いたもとで、
可動支持装置6を操作して移動台8の移行と共に芯金50
を保持体41から抜脱する。そして所要とする別種の新た
な芯金50を前記移動台8の軸受アーム10,10に交換支持
して、保持体41内に再び挿入し、前記回転支軸45側に位
置決め連結してセットする。これに合わせて始端規制装
置105において、規制杆109を新たな芯金50外周に適合す
る位置に調節セットする一方、端末規制装置115におい
て、規制盤117および押圧子118を別種のものに交換する
と共に、可動支杆116の変移に従い新芯金50およびリー
ドスクリュー59の軸方向の所定位置にセットする。そし
て調節装置92において、螺杆96を回動操作して保持体41
内の支持アーム56,56を傾動変移させながらリードスク
リュー59を新芯金50に適合する位置および間隔でセット
する。
素材Wの太さやばねのピッチ等が変更される場合は、
保持体41の両側の支持アーム56,56において、軸受部58,
58の受蓋58b,58bを一旦取外してリードスクリュー59
を、リード溝60のサイズ(深さ,幅)およびピッチの適
合する所定の別種のものに交換して、両支持アーム56,5
6間に再び軸支する。これに合わせて前記調節装置92に
おける螺杆96を必要に応じて操作して、新たなリードス
クリュー59を芯金50に適合する位置に調節セットする。
この際に、前記端末規制装置115における押圧子118を別
種のものと交換したり、あるいは位置を変更してもよ
い。なおばねの長さだけが変更される場合は、前述のよ
うに端末規制装置115の規制盤117および押圧子118を、
芯金50およびリードスクリュー59に適合する位置にセッ
トする。この際に、押圧子118の変位調節が必要な場合
は、前記規制盤117の円周方向の所定位置にセットすれ
ばよい。
本発明の対象の一つである成形装置は、前述したよう
に、ばねの用途別種類およびサイズに適合する各種のも
のが用意される一方、実施の対象とされる成形機の型式
に適合する別種型式も用意されるものであり、第18図に
略示される成形機A′に対しては、第19図に示される成
形装置B′が実施される。先ず成形機A′について、前
述の成形機Aと対比して説明すると、機体1の筐台3側
に駆動装置17が装備されており、同装置17のモータ18に
対して、歯車列を利用した回転系統が構成されて、後述
する成形装置B′における回転支軸45に分離可能に連繋
されるようになっている。その余の構成は、前述の成形
機Aと同様とされており、同一または均等部分には同一
符号を付してその説明は省略する。
これに対して別実施例の成形装置B′では、前例の成
形装置Bと対比すると、回転支軸45の回転系統と、同支
軸45内に装備されたチャック装置97の操作系統が別構成
とされている。すなわち保持体41の左側腕杆41bに横通
軸支された前記回転支軸45は、その外端(図示左端)に
嵌着した歯車24を、成形機A′の駆動装置17における歯
車23と噛合するようになっている。一方前記チャック装
置97では、前の実施例に係る装置97と同様な主要構成部
材を有し、チャック片103を操作するための作動杆98
が、回転支軸45左端外に装設された操作シリンダ25のロ
ッド26に直結されており、そして同シリンダ25の往復作
動時毎に作動杆98が押動、牽引され、ラック100、ピニ
オン101およびラック102を介して、チャック片103が芯
金50の半径内外方向へ変位し得るようになっている。成
形装置B′におけるその余の構成は、前の実施例に係る
装置Bと同様とされ、また各部材および装置等も同様に
装備されている。従って同一または均等部分には同一符
号を付して、その説明は省略する。
かかる成形装置B′の交換については、前述した態様
例と同様に交換台Cそして成形機A′側の移行案内レー
ル35および可動支持装置6を利用して機体1内に移行搬
入され、そして回転支軸45の歯車24が駆動装置17側の歯
車23と適正に噛合連繋された位置において、緊締具44を
利用して保持体41を機体1側に固定化することにより装
置B′全体がセットされる。そして緊締具44を弛めて機
体1に対する保持体41の固定を解除したもとで、可動支
持装置6の作動により装置B′全体が移行案内レール35
に沿って機体1外へ搬出し得、次いで交換台C内の台車
124側に戻すことができる。この成形装置B′におい
て、芯金50およびリードスクリュー59の交換、そして始
端規制装置105、端末規制装置115、案内支持装置81等の
調節は、前例の場合と同様に行ない得、そして各サイズ
のばねを成形することができる。
(変更例について) 本発明に係る成形装置は、成形機の構成変更に応じ
て、前述以外の形態とすることも勿論可能である。例え
ば、成形機において成形装置の交換用可動支持手段とし
て、機体1の梁5の内側にモータ等で往復移動されるチ
ェーンが掛装される一方、ベース2の所定位置に軸受ア
ーム10,10が開閉自在に立設された型式の場合、成形装
置については、保持体41の適宜位置に、前記チェーンに
配設された連繋具等と係合し得る係合具を設置し、そし
てチェーンを利用して装置全体が、機体1の移行案内レ
ール35に沿って、保持体41の車輪43を介して移行し得る
ようにし、また保持体41に横通される所定の芯金50につ
いて、一端を回転支軸45側に位置決め連結し、他端をベ
ース2上の軸受アーム10,10側に位置決め軸支する型式
としてもよい。
また成形装置は、ばねの用途別種類に適合するように
構成されるもので、一般的な圧縮、引張り、ねじれのコ
イルばねの他に、円錐、鼓形等の各種ばねに適合する型
式に構成することも勿論可能とされる。特に芯金50につ
いては、単なる円柱形または円筒形のものに限らず、例
えば円錐形または円錐形同志の連結式のものが使用可能
である。
(発明の作用) 前述した実施例から理解されるように、本発明の成形
装置は、実施の対象とされる成形機の機体におけるレー
ル部材に対して吊下状態で移行自在とされる一つの保持
体をカセット本体とし、この本体において、各種サイズ
のばねに適合する成形主要部すなわち所定サイズの芯金
およびリードスクリュー、そして回転伝達機構、チャッ
ク装置、端末規制装置その他必要な付属装置や手段等
を、夫々互いに位置決め設置して構成される交換カセッ
ト式のものであるから、装置全体が取扱いの極めて簡易
な治具単位とすることができ、そして個々の装置におい
て、各種サイズのばね用に適合する成形主要部を、予め
調整して精確かつ適正に構成したもとで保管し、使用す
ることができる。
本成形装置は、各種サイズのばねの成形条件に見合っ
たものが選出されて成形機に実施され、またばねの成形
条件、ロット生産の変更に伴い、成形機に搬出入交換さ
れて機体内の所定位置に簡単にセットし得るので、共通
とされる1基の成形機に対し必要複数種の成形装置を以
って、ばね製造設備を構成することができ、これにより
同装置の稼働性および汎用性、特に成形能力を著しく高
め得るものである。
また本発明によれば、各種ばねの成形条件、データ等
に基いて成形主要部が予め精確に構成されているので、
実施に際しては成形機内の所定位置にセットした以後に
おいて、大幅な変更や調整、更には複雑な準備等が一切
不要となり、必要最少限の微調整や確認点検そしてばね
の試し巻き程度に止めて、速やかに適正に稼働させるこ
とができ、その優れた性能を発揮し得る。
また今一つの成形装置では、ばねのサイズ変更に対応
し得るものとして、前記保持体内に横通される芯金につ
いて、前記回転軸部材と前記機体の軸受部材との間にお
いて、直径の異なる各サイズのものと着脱交換自在に支
持し、また芯金に対設されるリードスクリューについ
て、保持体内の両側に傾動自在に配設された支持部材間
において、直径およびリード溝の異なる各サイズのもの
と着脱交換自在に支持すると共に、支持部材と保持体と
の間に装備された調節装置を利用して芯金に対する位置
を調節自在にしており、そして前記端末規制装置におけ
る規制部材を、各直径の芯金に適合し得るサイズのもの
と交換自在にすると共に、芯金の軸方向へ変移自在と
し、また前記保持体の一方に装備された案内支持装置に
おいて、芯金の下周面を受けるコロ状の支持部材を、芯
金の直径方向へ変位自在にして、装置における成形主要
部を、所要とする成形サイズに組替え構成し得るように
したものである。
従ってかかる本成形装置によれば、同一種類のばねに
おいてサイズが大小変更される場合、装置全体の搬出入
交換を不要とし、成形機の機体における実施状態にあっ
て、上述した芯金、リードスクリューのサイズ交換そし
て各装置の調節等により、各サイズに適合する成形主要
部を、手早く精確に組替え構成して実施し得、そして再
び元サイズ用に組替えて実施することができる。
特に本装置では、一つの保持体を共通して、サイズの
異なる複数の芯金、リードスクリューそして端末規制装
置の規制部材を用意すれば、各サイズ用の成形装置が自
由に組替え構成し得るので、一種の成形装置としての成
形範囲、汎用性を高めることができ、製造回数の多いサ
イズのばねに対して好適にかつ能率的に実施し得る。
また本発明の今一つの交換方法では、前述した成形機
と、同成形機におけるレール部材の開放自由端外に隣設
される交換台との間にあって、ばねの成形条件、ロット
生産の変更等に際して種々の成形装置を搬出入交換する
もので、各種ばねに適合する成形装置が選び出されて交
換台内の台車の支持部材に予めセット保持されているも
とで、台車の支持部材を前記レール部材の自由端部に整
合して台車側の成形装置をレール部材側に移行し、そし
て例えば成形機側の交換用可動支持手段における可動部
材を利用して、成形装置をレール部材に沿わせながら成
形機の機体内の所定位置まで移行させる。
次いで成形装置における回転部材を、成形機の駆動装
置の回転系統に連繋する一方、成形装置内の芯金を成形
機のベース側の軸受部材に軸支し、また成形装置の保持
体を、成形機の機体に固定化する。この作業に基いて所
望とする成形装置が搬入セットし得、また上述の作業態
様の逆手順、すなわち保持体の解放、双方の回転系部材
の分離、芯金の解放そして成形装置の移行順に基いて、
成形装置が成形機外へ搬出して交換台内の台車側に返却
することができる。
従って本発明の交換方法によれば、成形装置の搬入、
搬出の何れにあっても、交換のための作業手順が一義的
であるから、作業態様を極めて簡単にして労力、手間を
省略し得、未熟練者であっても、迅速かつ正確になし得
る。しかも装置の交換に必要とされる手段は、専ら成形
機内に装備されているレール部材や交換用可動支持装置
程度のものであるから、特別な大掛りな機材そして多く
の作業員を必要とせず、少人数でも安全にかつ手早く交
換作業を遂行し得、また広い交換スペースを不要とし得
るものである。
特に成形装置の交換にあっては、非常に迅速に行ない
得るので、成形機、そして素材用の給送機の休止時間を
短縮して、ばね製造設備全体の稼働能率の低下を回避し
得ると共に、ばね素材用の加熱炉側の燃料消費量を最少
限に抑制できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第19図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は、ばね製造設備全体の概要を略示する斜視図、第2図
は、成形機および成形装置の実施態様を略示する正面
図、第3図は、第2図中Y1−Y1線に基いて変換用可動支
持装置の要部を略示する側断面図、第4図は、駆動操作
装置の操作系統の要部を略示する分解傾斜図、第5図
は、同上要部の断面図、第6図は、成形装置を一部破断
して示す正面図、第7図は、同装置の背面図、第8図
は、成形装置の主要部を分解して示す斜視図、第9図、
第10図および第11図は、、夫々第6図中Y2−Y2線、Y3
Y3線およびY4−Y4線に基づく側断面図、第12図は、第6
図中Y5−Y5線に基づく一部破断した側面図、第13図は、
芯金を一部破断省略して示す正面図、第14図は、リード
スクリューを一部破断省略して示す正面図、第15図は、
交換台を略示する正断面図、第16図は、同台の平面図、
第17図(a),(b)は成形装置の交換(搬入、搬出)
態様例を段階的に略示する説明図、第18図は、別型式の
成形機を略示する正面図、第19図は、同上成形機に実施
される今一つの成形装置を一部破断して示す正面図、第
20図は、ばねの基本的な巻回成形態様を略示する説明
図、第21図は、本発明に使用されるカセット機構の別の
実施例を示すものである。 A…成形機、B…成形装置(カセット式成形装置) 1…本体(機体)、10…軸受アーム 6…可動支持装置、11…軸受部材 17…駆動操作装置、17A…回転系統 17B…操作系統、25…操作シリンダ 35…移行案内レール、41…保持体 43…車輪、44…緊締具、45…回転支軸 45…回転軸部材、W…ばね素材 47…係合孔、49…挿通口 50…芯金、51…係合軸 52…軸支具、56…支持アーム(支持部材) 59…リードスクリュー 62…第1回転支持具、65…第2回転支持具 71…回転伝達機構、81…案内支持装置 85…コロ、92…調節装置 96…螺杆、97…チャック装置 103…チャック片、115…端末規制装置 117…規制盤、118…押圧子 140…ガイドローラ、141…送りねじ 143…ヘッド、144…サーボモータ C…交換台、D…保管庫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱状態にある棒杆状のばね素材(W)を
    螺旋状に巻回してコイルばねを成形する成形機の本体
    (1)に対し交換自在に実施されるカセット式成形装置
    (B)にあって、前記本体(1)に横設されたレール部
    材(35)に沿って搬出入自在に移行可能でかつ解放自在
    に固定化し得る保持体(41)内に、ばねの成形条件に適
    合する成形主要部を構成するための手段として、 前記保持体(41)の一方に横通軸支されて、前記本体
    (1)に設置されている駆動装置(17)における回転系
    統(17A)に対して分離可能に連繋される回転軸部材(4
    5)と、 前記保持体(41)の他方に開口形成されて、前記回転軸
    部材(45)と同一線上に対向整合された芯金用の挿通口
    (49)と、 この挿通口(49)内に挿通されて一端が前記回転軸部材
    (45)の内端側に分離自在に位置決め連結され、他端が
    前記本体(1)に設置されている軸受部材(11)に対し
    分離自在に軸支されて、所定サイズのものと交換自在と
    された素材巻回用の芯金(50)と、 前記保持体(41)内の両側に傾動自在に配設された支持
    部材(56,56)の軸受部間に亘り分離自在に横架軸支さ
    れて、前記芯金(50)に対する所定位置にセットされる
    と共に、前記回転軸部材(45)に対し回転伝達機構(7
    1)を介して連繋されて所定サイズのものと交換自在と
    された素材案内用のリードスクリュー(59)と、 前記回転軸部材(45)の内端側に組込まれたチャック片
    (103)を、同部材(45)の外端側に設置された操作部
    (25,27)に対し操作部材(28,29,98,101,102)を介して
    連繋し、このチャック片(103)を以って前記ばね素材
    (W)の始端を前記芯金(50)の始端外周に固持するよ
    うになした素材用のチャック装置(97)と、 前記芯金(50)の外周において、同芯金(50)に巻取ら
    れるばね素材(W)の端末部の巻回終端を位置決め規制
    する規制部材(117)を、各直径の芯金(50)に適合す
    るものと着脱交換自在にすると共に該芯金(50)の軸方
    向へ変移自在にした端末規制装置(115)と、 前記保持体(41)の他方において、前記芯金(50)の下
    周面を支持するコロ状の支持部材(85)を、該芯金(5
    0)の直径方向へ変位調節自在に設定した芯金用の案内
    支持装置(81)と、 前記保持体(41)と前記リードスクリュー用の支持部材
    (56,56)との間に架設されて、前記芯金(50)に対す
    るリードスクリュー(59)の位置を調節自在とした調節
    装置(92)と から構成したことを特徴とするコイルばね成形装置。
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