JPH0829280A - 圧力センサの製造方法および圧力センサ - Google Patents

圧力センサの製造方法および圧力センサ

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JPH0829280A
JPH0829280A JP18993894A JP18993894A JPH0829280A JP H0829280 A JPH0829280 A JP H0829280A JP 18993894 A JP18993894 A JP 18993894A JP 18993894 A JP18993894 A JP 18993894A JP H0829280 A JPH0829280 A JP H0829280A
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pedestal
diaphragm
mirror
pressure sensor
forming
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JP18993894A
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Masaharu Shimizu
正春 清水
Tomotsugu Shimizu
智世 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 不良品の発生が少なく、高寸法精度に仕上
げ、正確に圧力を感知できる製造が容易な圧力センサの
製造方法および圧力センサを得る。 【構成】 切削加工で筒状の台座を形成する台座形成工
程1と、外表面が鏡面仕上げされたり、あるいは鏡面仕
上げされていない析出硬化系ステンレス板等を切断除去
できるように形成するダイヤフラム板形成工程5と、形
成されたダイヤフラムと台座支持治具とダイヤフラム板
とを固定するダイヤフラムと台座とを位置決め固定する
セット工程10と、台座とダイヤフラムとをそれぞれ金
属の拡散接合によって固定して圧力センサ本体を形成す
る拡散接合工程17と、ダイヤフラムの外表面を仕上げ
る鏡面仕上げ工程19と、ダイヤフラムの外表面の鏡面
に回路をスパッタリングあるいは印刷法により形成する
圧力感知回路形成工程22とを含むことで圧力センサの
製造方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒状の底面にダイヤフラ
ムを形成した圧力センサの製造方法および圧力センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧力センサは筒状の台座
と、この台座の底面を覆うダイヤフラムとを切削加工で
形成し、ダイヤフラムの外表面に圧力を感知する圧力感
知回路を形成している。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサは
台座とダイヤフラムとを切削加工で形成しているため、
ダイヤフラムの寸法を高寸法精度に仕上げることができ
ず、不良品の発生が高く、コスト高になるという欠点が
あった。また、この欠点を解消するために、台座とダイ
ヤフラムとを別々に加工し、ロー付けにより固定するこ
とも考えられているが、台座とダイヤフラムとを密封状
態で固定しなければならず、この作業が大変で不良品が
発生しやすいとともに、コスト高になるという欠点があ
った。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
不良品の発生が少なく、高寸法精度に仕上げることがで
き、正確に圧力を感知することができる、製造が容易な
圧力センサの製造方法および圧力センサを提供すること
を目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は切削加工で筒状の台座を形成する台座形成
工程と、この台座形成工程で形成された台座の底面を覆
うことができるダイヤフラムを外表面が鏡面仕上げされ
たり、あるいは鏡面仕上げされていない析出硬化系ステ
ンレス、オーステナイト系ステンレス板等に多数個ハー
フエッチングで容易に切断除去できるように形成するダ
イヤフラム板形成工程と、このダイヤフラム板形成工程
で形成されたダイヤフラム板の多数個のダイヤフラムと
対応する部位に前記台座形成工程で形成された台座をそ
れぞれ位置させることができる台座支持治具に台座を支
持させ、該台座支持治具とダイヤフラム板とを固定する
ダイヤフラムと台座とを位置決め固定するセット工程
と、このセット工程でセットされたものを真空炉あるい
は不活性ガス炉で台座とダイヤフラムとをそれぞれ金属
の拡散接合によって固定して圧力センサ本体を形成する
拡散接合工程と、この拡散接合工程後に前記多数個のダ
イヤフラムの外表面を必要に応じて鏡面研磨によって鏡
面に仕上げる鏡面仕上げ工程と、この鏡面仕上げ工程後
あるいは拡散接合工程後にダイヤフラムの外表面の鏡面
に圧力を感知する回路をスパッタリングあるいは印刷法
により形成する圧力感知回路形成工程とを含むことで圧
力センサの製造方法を構成している。また、本発明は切
削加工で筒状に形成された台座と、この台座の底面を覆
うように該台座に金属の拡散接合によって密封固定され
たハーフエッチングで成型されたダイヤフラムと、この
ダイヤフラムの外表面にスパッタリングあるいは印刷法
によって形成された圧力を感知する圧力感知回路とで圧
力センサを構成している。
【0007】
【作用】上記のように構成された圧力センサの製造方法
は、ダイヤフラムをダイヤフラム板にハーフエッチング
で形成しているため高寸法精度に加工され、また、ダイ
ヤフラムと切削加工された台座とを真空炉あるいは不活
性ガス炉で金属の拡散接合によって固定するため、確実
に密封状態で固定することができる。
【0008】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図15の本発明の第1の実施例
において、1は切削加工で台座2を形成する台座形成工
程で、この台座形成工程1はステンレス、オーステナイ
ト系ステンレス材を用いて図2に示すように、例えば内
径寸法が8ミリメートル、外径寸法が10ミリメート
ル、高さが5.5ミリメートルの筒部材3と、下端部か
ら1ミリメートル部位より2ミリメートルの厚さで外径
寸法が12ミリメートルのフランジ4とからなる台座2
を切削加工で形成する。
【0010】5は外表面が鏡面仕上げされたり、あるい
は鏡面仕上げされていない析出硬化系ステンレス、オー
ステナイト系ステンレス等の板材に多数個のダイヤフラ
ム6をハーフエッチングで形成したダイヤフラム板11
を形成するダイヤフラム板形成工程で、このダイヤフラ
ム板形成工程5で使用される板材は、例えば厚さ寸法が
0.5ミリメートル、縦横寸法が110ミリメートルの
正方形状のものが使用され、図3ないし図6に示すよう
に内側面中央部に突起7を有する多数個、本実施例では
52個のダイヤフラム6をそれぞれ複数本、本実施例で
は4本の容易に切断除去できる接続片8で接続された状
態となるように形成するとともに、板材には取付け用の
ビス挿入孔9が複数個形成されている。
【0011】なお、前記ダイヤフラム6のハーフエッチ
ングで除去する面には図5に一点鎖線で示すように3個
の補強用リブ6aや二点鎖線で示すように4個の補強用
リブ6bを形成しても良い。この補強用リブ6aや補強
用リブ6bは高圧力がダイヤフラム6に加わつても該ダ
イヤフラム6が破損するのを防止する為のもので、必要
に応じて形成される。
【0012】10は前記台座形成工程1で形成された台
座2を前記ダイヤフラム形成板形成工程5で形成された
ダイヤフラム板11のダイヤフラム6と位置合せ状態で
当接させるセット工程で、このセット工程10は図7お
よび図8に示すように前記ダイヤフラム板11のダイヤ
フラム6部位と同一部位に前記台座2をそれぞれ位置さ
せることができる台座収納孔12を有する台座支持治具
13が使用される。
【0013】この台座支持治具13は高寸法精度の台座
収納孔12をエッチングで形成することができるステン
レス等の薄板材を複数枚用い、金属の拡散接合によって
固定したものが使用されている。また、前記ダイヤフラ
ム板11に形成されたビス挿入孔9と対応する部位には
それぞれビス挿入孔14が形成されている。このため、
図9ないし図11に示すように、台座支持治具13の台
座収納孔12にそれぞれ台座2の先端部を収納し、後端
部とダイヤフラム板11のダイヤフラム6とが当接する
ように位置させ、台座支持治具13およびダイヤフラム
板11のビス挿入孔14、9に挿入したビス15をナッ
ト16で固定することにより台座2とダイヤフラム6と
が密着する。
【0014】17は前記セット工程10でセットされた
ものを、図12に示すように真空炉あるいは不活性ガス
炉18で台座2とダイヤフラム6とをそれぞれ金属の拡
散接合によって固定した圧力センサー本体21を形成す
る拡散接合工程である。
【0015】19は前記拡散接合工程17後に、ナット
16を外して外表面が鏡面仕上げされていない板材を使
用した場合にダイヤフラム板11の外表面を研磨、鏡面
研磨を行なって鏡面に仕上げしたり、あるいはダイヤフ
ラム板11を外から引張り、図13に示すように接続片
8を切断し、ダイヤフラム6の外周のフレーム20を除
去し、ダイヤフラム6の外表面を台座支持治具13に圧
力センサ本体21を取付けた状態で研磨、鏡面研磨を行
なって鏡面に仕上げる鏡面仕上げ工程である。
【0016】22は前記拡散接合工程17後あるいは前
記鏡面仕上げ工程19を経た後、台座支持治具13に圧
力センサ本体21を取付けた状態で、鏡面仕上げされた
部位に図14に示すようにマスク23を取付けスパッタ
リングを行なって、図15に示すようにダイヤフラム6
の外側面にシリコン、金、貴金属合金等の圧力を感知す
る圧力感知回路24を形成する圧力感知回路形成工程
で、この圧力感知回路形成工程22で行なうスパッタリ
ングは物理的気相蒸着(PVD)や化学的気相蒸着(C
VD)の方法で行なう。
【0017】前記圧力感知回路形成工程22で圧力感知
回路24が形成されるとダイヤフラム6に容易に切断除
去できる4本の接続片8で接続されたダイヤフラム板1
1が接続されている場合には該4本の接続片8を切断除
去することにより圧力センサ25が出来上がり、あるい
は台座支持治具13より外すことにより圧力センサ25
が出来上がる。
【0018】上記のように製造された圧力センサ25は
筒状の台座2内の圧力によってダイヤフラム6が変形
し、該変形によって圧力感知回路24が圧力を感知す
る。
【0019】
【本発明の異なる実施例】次に図16ないし図30に示
す本発明の異なる実例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0020】図16ないし図18の本発明の第2の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は圧力感知回路形成工程22Aで、この圧力感知回路形
成工程22Aは台座支持治具13に取付けられた圧力セ
ンサ本体21の鏡面部位にスクリーン印刷で圧力感知回
路24Aを印刷する印刷工程26を行なった後、該印刷
工程26で印刷した圧力感知回路24Aを焼付けして、
焼付け工程27を行なっている。このような圧力感知回
路形成工程22Aを用いて圧力センサ25を製造しても
よい。
【0021】図19ないし図24の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、切削加工を不良品なく確実に行なうことができる、
底面に研磨しろを有する図20に示すような一次加工の
圧力センサ本体28を形成する圧力センサ本体形成工程
29と、この圧力センサ本体形成工程29で形成された
一次加工の圧力センサ本体28を、図21に示すように
台座支持治具と同様の圧力センサ本体支持治具30に支
持させ、底面を研磨、鏡面研磨を行なって所定厚さ寸法
の鏡面仕上げのダイヤフラム6Aに加工して圧力センサ
本体21Aに加工する鏡面仕上げ工程19と、この鏡面
仕上げ工程19Aで形成された圧力センサ本体21Aを
図22および図23に示すようにマトリックス状に支持
する少なくとも3個以上、本実施例では4個の内方に突
出する支持片31が内側に突出する支持孔32がマトリ
ックス状に多数個形成された治具33に支持させ、鏡面
部位に圧力を感知する圧力感知回路24を図24に示す
ようにスパッタリングで形成する圧力感知回路形成工程
22を行なった点で、このようにして圧力センサ25A
を製造してもよい。
【0022】図25ないし図27の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第3の実施例と主に異なる点
は圧力感知回路形成工程22Bで、この圧力感知回路形
成工程22Bは外方に突出する支持片31Aが内側に突
出する支持孔32Aがマトリックス状に多数個形成され
た治具33Aを用いて行なった点で、このように形成さ
れた治具33Aを用いて圧力感知回路形成工程22Bを
行なっても同様な作用効果が得られる。
【0023】図28ないし図30の本発明の第5の実施
例において、前記本発明の第3の実施例と主に異なる点
は圧力感知回路形成工程22Cで、この圧力感知回路形
成工程22Cはスクリーン印刷で圧力感知回路22Aを
印刷する印刷工程26と焼付け工程27とで行なった点
で、このような圧力感知回路形成工程22Cを行なって
圧力センサ25Bを製造しても、前記本発明の第3の実
施例と同様な作用効果が得られる。
【0024】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0025】(1)切削加工で筒状の台座を形成する台
座形成工程と、この台座形成工程で形成された台座の底
面を覆うことができるダイヤフラムを外表面が鏡面仕上
げされたり、あるいは鏡面仕上げされていない析出硬化
系ステンレス、オーステナイト系ステンレス板等に多数
個ハーフエッチングで容易に切断除去できるように形成
するダイヤフラム板形成工程と、このダイヤフラム板形
成工程で形成されたダイヤフラム板の多数個のダイヤフ
ラムと対応する部位に前記台座形成工程で形成された台
座をそれぞれ位置させることができる台座支持治具に台
座を支持させ、該台座支持治具とダイヤフラム板とを固
定するダイヤフラムと台座とを位置決め固定するセット
工程と、このセット工程でセットされたものを真空炉あ
るいは不活性ガス炉で台座とダイヤフラムとをそれぞれ
金属の拡散接合によって固定して圧力センサ本体を形成
する拡散接合工程と、この拡散接合工程後に前記多数個
のダイヤフラムの外表面を必要に応じて鏡面研磨によっ
て鏡面に仕上げる鏡面仕上げ工程と、この鏡面仕上げ工
程後あるいは拡散接合工程後にダイヤフラムの外表面の
鏡面に圧力を感知する回路をスパッタリングあるいは印
刷法により形成する圧力感知回路形成工程とからなるの
で、台座とダイヤフラムとを金属の拡散接合によって固
定するため、確実に不良品発生することなく固定するこ
とができる。したがって、高寸法精度のダイヤフラムを
形成することができる。
【0026】(2)前記(1)によって、正確にダイヤ
フラムを作動させることができ、正確な圧力の検出をす
ることができる。
【0027】(3)前記(1)によって、ダイヤフラム
をハーフエッチングで形成しているので、高寸法精度に
加工することができるとともに、加工が容易で、コスト
の低減を図ることができる。
【0028】(4)前記(1)によって、各工程は不良
品の発生しずらい方法で処理しているので、製品の不良
品の発生を著しく低減することができ、コストの低減を
図ることができる。
【0029】(5)請求項2、3も前記(1)〜(4)
と同様な効果が得られる。
【0030】(6)請求項4も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す工程図。
【図2】台座の断面図。
【図3】ダイヤフラム板の平面図。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図。
【図5】図3の要部拡大図。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図。
【図7】台座支持治具の平面図。
【図8】図5の5−5線に沿う拡大断面図。
【図9】セット工程の断面図。
【図10】セット工程の一部破断平面図。
【図11】拡散接合工程の説明図。
【図12】ダイヤフラム板の取外し状態の説明図。
【図13】マスクを取付けた状態の説明図。
【図14】圧力感知回路形成工程の説明図。
【図15】圧力センサの拡大断面図。
【図16】本発明の第2の実施例を示す工程図。
【図17】印刷工程の説明図。
【図18】焼付け工程説明図。
【図19】本発明の第3の実施例を示す工程図。
【図20】一次加工の圧力センサ本体の断面図。
【図21】鏡面仕上げ工程の説明図。
【図22】治具の平面図。
【図23】図22の23−23線に沿う拡大断面図。
【図24】圧力感知回路形成工程の説明図。
【図25】本発明の第4の実施例を示す説明図。
【図26】治具の平面図。
【図27】図26の27−27線に沿う拡大断面図。
【図28】本発明の第5の実施例を示す工程図。
【図29】印刷工程の説明図。
【図30】焼付け工程の説明図。
【符号の説明】
1:台座形成工程、 2:台座、 3:筒部材、 4:フランジ、 5:ダイヤフラム板形成工程、 6、6A:ダイヤフラム、 7:突起、 8:接続片、 9:ビス挿入孔、 10:セット工程、 11:ダイヤフラム板、 12:台座収納孔、 13:台座支持治具 14:ビス挿入孔、 15:ビス、 16:ナット、 17:拡散接合工程、 18:真空炉あるいは不活性ガス炉、 19、19A:鏡面仕上げ工程、 20:フレーム、 21、21A:圧力センサ本体、 22、22A、22B、22C:圧力感知回路形成工
程、 23:マスク、 24、24A:圧力感知回路、 25、25A、25B:圧力センサ、 26:印刷工程、 27:焼付け工程、 28:一次加工の圧力センサ本体、 29:圧力センサ本体形成工程、 30:圧力センサ本体支持治具、 31、31A:支持片、 32、32A:支持孔、 33、33A:治具。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削加工で筒状の台座を形成する台座形
    成工程と、この台座形成工程で形成された台座の底面を
    覆うことができるダイヤフラムを外表面が鏡面仕上げさ
    れたり、あるいは鏡面仕上げされていない析出硬化系ス
    テンレス、オーステナイト系ステンレス板等に多数個ハ
    ーフエッチングで容易に切断除去できるように形成する
    ダイヤフラム板形成工程と、このダイヤフラム板形成工
    程で形成されたダイヤフラム板の多数個のダイヤフラム
    と対応する部位に前記台座形成工程で形成された台座を
    それぞれ位置させることができる台座支持治具に台座を
    支持させ、該台座支持治具とダイヤフラム板とを固定す
    るダイヤフラムと台座とを位置決め固定するセット工程
    と、このセット工程でセットされたものを真空炉あるい
    は不活性ガス炉で台座とダイヤフラムとをそれぞれ金属
    の拡散接合によって固定して圧力センサ本体を形成する
    拡散接合工程と、この拡散接合工程後に前記多数個のダ
    イヤフラムの外表面を必要に応じて鏡面研磨によって鏡
    面に仕上げる鏡面仕上げ工程と、この鏡面仕上げ工程後
    あるいは拡散接合工程後にダイヤフラムの外表面の鏡面
    に圧力を感知する回路をスパッタリングあるいは印刷法
    により形成する圧力感知回路形成工程とを含むことを特
    徴とする圧力センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 切削加工で筒状の台座を形成する台座形
    成工程と、この台座形成工程で形成された台座の底面を
    覆うことができるダイヤフラムを外表面が鏡面仕上げさ
    れたり、あるいは鏡面仕上げされていない析出硬化系ス
    テンレス、オーステナイト系ステンレス板等に多数個ハ
    ーフエッチングでダイヤフラム面に複数個の補強用リブ
    が形成されるとともに容易に切断除去できる少なくとも
    3個以上の接続片を形成するダイヤフラム板形成工程
    と、このダイヤフラム板形成工程で形成されたダイヤフ
    ラム板の多数個のダイヤフラムと対応する部位に前記台
    座形成工程で形成された台座をそれぞれ位置させること
    ができる台座支持治具に台座を支持させ、該台座支持治
    具とダイヤフラム板とを固定するダイヤフラムと台座と
    を位置決め固定するセット工程と、このセット工程でセ
    ットされたものを真空炉あるいは不活性ガス炉で台座と
    ダイヤフラムとをそれぞれ金属の拡散接合によって固定
    して圧力センサ本体を形成する拡散接合工程と、この拡
    散接合工程後に前記多数個のダイヤフラムの外表面を必
    要に応じて鏡面研磨によって鏡面に仕上げる鏡面仕上げ
    工程と、この鏡面仕上げ工程後あるいは拡散接合工程後
    にダイヤフラムの外表面の鏡面に圧力を感知する回路を
    スパッタリングあるいは印刷法により形成する圧力感知
    回路形成工程とを含むことを特徴とする圧力センサの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 底面に研磨しろを有するように切削加工
    で筒状の圧力センサ本体を形成する圧力センサ本体形成
    工程と、この圧力センサ本体形成工程で形成された圧力
    センサ本体の底面を上面にして多数個支持する圧力セン
    サ本体支持治具に支持させ、底面を研磨して鏡面に仕上
    げる鏡面仕上げ工程と、この鏡面仕上げ工程で底面が鏡
    面に仕上げられた圧力センサ本体を多数個治具に取付
    け、該治具に取付けられた圧力センサ本体の鏡面部位に
    圧力を感知する回路をスパッタリングあるいは印刷法に
    より形成する圧力感知回路形成工程とを含むことを特徴
    とする圧力センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 切削加工で筒状に形成された台座と、こ
    の台座の底面を覆うように該台座に金属の拡散接合によ
    って密封固定されたハーフエッチングで成型されたダイ
    ヤフラムと、このダイヤフラムの外表面にスパッタリン
    グあるいは印刷法によって形成された圧力を感知する圧
    力感知回路とからなることを特徴とする圧力センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1090093A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Nagano Keiki Seisakusho Ltd ダイアフラムおよび圧力センサ
EP1318390A2 (en) * 2001-10-30 2003-06-11 Nagano Keiki Co., Ltd. Method of manufacturing strain-detecting devices

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