JPH08292327A - 光ファイバ端末処理工具 - Google Patents

光ファイバ端末処理工具

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JPH08292327A
JPH08292327A JP10098595A JP10098595A JPH08292327A JP H08292327 A JPH08292327 A JP H08292327A JP 10098595 A JP10098595 A JP 10098595A JP 10098595 A JP10098595 A JP 10098595A JP H08292327 A JPH08292327 A JP H08292327A
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哲也 伊藤
Shigekazu Hayamizu
茂和 速水
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優 野澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一つの工具で被覆除去、裸心線クリーニング、
裸心線切断を行うことができる光ファイバ端末処理工具
を提供する。 【構成】枠体2と、この枠体2に固定され光ファイバ1
0の先端近傍を押さえ込む光ファイバ押さえ手段3と、
この押さえ手段3により押さえられた光ファイバ10の
長手方向に摺動自在に枠体2に取り付けられ、待機位置
から前進することにより光ファイバ10の先端部に至り
その先端部の被覆および被覆屑を除去してこの光ファイ
バ10の裸心線を露出させる被覆除去手段20と、枠体
2に被覆除去手段20の摺動方向と略垂直な方向に摺動
自在に取り付けられ、待機位置から前進することにより
光ファイバ10先端の裸心線に至りその裸心線を切断す
る裸心線切断手段30とを備え、被覆除去手段20は光
ファイバ10の先端部の被覆をくわえてから後退するこ
とにより被覆を引き剥がす被覆引き剥がし部と、被覆が
引き剥がされた光ファイバを拭き取り片で挟んで後退す
ることによりその表面に残存する被覆屑を拭き取る被覆
屑拭き取り部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバの接続作業に
おいて用いられる光ファイバ端末処理工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】加入者系光通信ネットワークを構築する
際に、配線ケーブルと加入者宅への光ファイバ引き落と
し線を接続する作業が行われる。接続には融着接続、メ
カニカルスプライス、コネクタ接続、さらにはこれらを
組み合わせた接続方法などの様々な方法があるが、これ
らの接続はすべて柱上で行われる。このとき、敷設作業
者の持つ工具としては、配線ケーブルの被覆除去用工
具、屋外線収納箱組立工具、光ファイバ(光ファイバ心
線)の被覆を除去する被覆除去器、被覆屑を除去するた
めに使用されるアルコールとガーゼ、光ファイバ裸心線
を切断する切断器などがあり、用いられる工具も多種に
わたる。
【0003】接続作業の光ファイバ端末処理工程として
は、まず光ファイバ心線の被覆を被覆除去器を用いて除
去する。次にガーゼにアルコールを浸し、そのガーゼを
用いて光ファイバ心線に残った被覆屑を除去する。最後
にカッタを用いて光ファイバ裸心線を切断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の光フ
ァイバ端末処理では、被覆除去、裸心線クリーニング、
裸心線切断の各工程をそれぞれ単体工具を用いて行って
いた。光加入者線路での柱上から加入者宅までの光ファ
イバ引き落とし敷設作業を考えた場合、工具の数は作業
効率および作業の安全性に大きな影響を与える。すなわ
ち、工具数が多いとその交換回数も多くなるが、柱上と
いう作業環境の規制された場所では、工具交換が容易で
はなく、また、交換数が増加すれば作業ミスにって工具
を落とす危険性も増大する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ端末
処理工具はこのような問題を解決するため為されたもの
であり、枠体と、この枠体に固定され光ファイバの先端
近傍を押さえ込む光ファイバ押さえ手段と、この押さえ
手段により押さえられた光ファイバの長手方向に摺動自
在に前記枠体に取り付けられ、待機位置から前進するこ
とにより光ファイバの先端部に至りその先端部の被覆お
よび被覆屑を除去してこの光ファイバの裸心線を露出さ
せる被覆除去手段と、枠体に被覆除去手段の摺動方向と
略垂直な方向に摺動自在に取り付けられ、待機位置から
前進することにより光ファイバ先端の裸心線に至りその
裸心線を切断する裸心線切断手段とを備え、被覆除去手
段は光ファイバの先端部の被覆をくわえてから後退する
ことにより被覆を引き剥がす被覆引き剥がし部と、被覆
が引き剥がされた光ファイバを拭き取り片で挟んで後退
することによりその表面に残存する被覆屑を拭き取る被
覆屑拭き取り部とを有するものである。
【0006】また、被覆除去手段は、待機位置において
摺動方向に平行な軸を中心として回転可能であり、被覆
引き剥がし部が前記光ファイバの先端部と対向する第1
回転位置と、この第1回転位置から180度回転して前
記被覆屑拭き取り部が前記光ファイバ先端部と対向する
第2回転位置において、前記摺動が可能であることが望
ましい。
【0007】
【作用】まず、被覆除去手段および裸心線切断手段を待
機位置まで後退させる。ついで、光ファイバを光ファイ
バ押さえ手段でクランプし、被覆除去手段を前進させて
被覆引き剥がし部で光ファイバを噛み、そのまま後退さ
せて被覆を引き抜く。その後、被覆除去手段を再び前進
させ、今度は被覆屑拭き取り部で光ファイバ裸心線を挟
みながら後退し被覆屑を拭き取る。つぎに、裸心線切断
手段を前進させ、光ファイバ10の裸心線を切断する。
これにより、光ファイバは平面度の高い端面を有する状
態で切断される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。この光ファイバ端末処理工具1は、アルミニュウム
の鋳造による枠体2に、光ファイバ押さえ手段3と被覆
除去手段20と裸心線切断手段30とを設けたものであ
る。
【0009】光ファイバ押さえ手段3は、枠体2の前端
部に固着されている。押さえ手段3の前端面上部および
上面後部に、それぞれ光ファイバ(光ファイバ心線)1
0の左右の移動を規制するガイド片4および5が設けら
れている。また、押さえ手段3は片開きの蓋6を有し、
その内面には、ゴムのような弾性および高摩擦係数を有
する素材が貼付されている。蓋6の開放端には鉄のよう
な強磁性片7が設けれており、閉じたときに押さえ手段
3の上面に埋め込まれた磁石8と対向するようになって
いる。そのため、光ファイバ10を押さえ手段3の本体
上面にガイド片4および5に沿って載置した後、蓋6を
閉じると、磁石8が強磁性片7を磁力で引き付け、これ
により、蓋6が光ファイバ10を本体上面に押し付けて
光ファイバ10を固定する。
【0010】被覆除去手段20は、図2に示すような外
観構造を有している。基部53は左右に摺動羽25を備
えており、この摺動羽25が枠体2の内側壁面に設けら
れた有底ガイド溝12に案内されることにより、被覆除
去手段20が枠体2内で前後方向に移動できるようにな
っている。基部53には可動部材21および22が上下
対称に設けられている。可動部材21は基部53の後部
に位置する回動軸28を中心にして上方に回動し、可動
部材22は同様に下方に回動する。可動部材21および
22は、基部53の内部に設けれた不図示のコイルバネ
によってそれぞれ上方および下方に付勢されている。ま
た、可動部材21および22の回動角度は規制されてお
り、上下にそれぞれ10度程度開いた角度で回動が止ま
る。図2はこのときの状態である。
【0011】被覆除去手段20は左右で異なる機能を発
揮する構造となっており、図2において、左側が被覆引
き剥がし部50であり右側が被覆屑拭き取り部51であ
る。被覆引き剥がし部50では、可動部材21および2
2のそれぞれの前端部に被覆引き剥がし用の刃26およ
び27が取り付けられている。刃26および27には図
示のようなV型の切り欠きがあり、光ファイバ10をこ
の切り欠き部において挟み込むと、刃26および27が
光ファイバ10の被覆に傷を付けることができる。この
とき、光ファイバ10の裸心線は、刃26および27が
噛み合ったときにV型の切り欠きによって作られる4角
形の隙間に逃ることができ、この状態で光ファイバ10
を押さえ手段3で固定したまま被覆除去手段20を引く
と被覆が鞘のように抜け、裸心線が露出する。
【0012】被覆屑拭き取り部51には、鹿皮23およ
び24がそれぞれ可動部材21および22の内側面に張
られている。一方の可動部材21には、クリーニング液
を溜めるタンク54が鹿皮23の背後に設けられてい
る。タンク54にはねじ蓋29を開けてクリーニング液
を充填することができ、タンク54内のクリーニング液
は、毛細管現象を利用して鹿皮23に染み出すようにな
っており、これにより鹿皮23はクリーニング液によっ
て常時湿った状態となる。被覆屑拭き取り部51は、被
覆引き剥がし部50によって光ファイバの被覆を剥した
後で裸心線に残った被覆屑を取り除くものであり、裸心
線を鹿皮23と24で挟み、光ファイバ10を固定した
状態で被覆除去手段20を引くと、被覆屑を裸心線から
拭き取ることができる。
【0013】なお、この実施例では、タンク54を含む
クリーニング液供給装置は他方の可動部材22には設け
られていない。被覆屑の拭き取り動作の際に鹿皮23と
24が互いに圧接し、鹿皮23に染み込んでいるクリー
ニング液が鹿皮24に移るために、片側配置で十分にク
リーニング効果があるからであるが、両可動部材にそれ
ぞれクリーニング液供給装置を設けてもよい。また、拭
き取り片として鹿皮を用いているが、クリーニング液を
湿潤させることができ、被覆屑の拭き取り効果の高いも
のであれば、その他の皮や布でもよい。
【0014】このように構成された被覆除去手段20
は、枠体20の有底溝12に摺動羽25が係合すること
により、枠体20に対して摺動自在に取り付けられる。
摺動方向は前後方向、すなわち、光ファイバ押さえ手段
3に固定される光ファイバ10の長手方向である。枠体
2の後端壁外側には回転つまみ14が設けられている。
この回転つまみ14は、枠体2の後端壁を貫いて内側に
突出する不図示のボスと、このボスに固着されボスを介
して対向する2枚の押さえ板15を有している。被覆除
去手段20の基部53の後端にはこのボスを受け入れる
深穴が開いており、回動部材21および22を閉じて被
覆除去手段20を後退させると基部53の深穴にボスが
差し込まれた状態となる。
【0015】被覆除去手段20の可動部材21および2
2は、前述したようにコイルバネによって開くように付
勢されているが、被覆除去手段20全体が後退して図1
に示す位置(この位置を以下、待機位置と呼ぶ)にある
ときには、押さえ板15によって回動範囲が規制され、
僅かな隙間を残して閉じられている。
【0016】被覆除去手段20が待機位置にあるとき
(図1の状態のとき)には、回転つまみ14を回転させ
ることにより、これに固着されている押さえ板15が回
転し、さらに、押さえ板15によって挟まれている被覆
除去手段20が同軸で回転する。このとき、被覆除去手
段20の基部53の深穴にボスが嵌合しているので、図
1の状態から90度回転して押さえ板15が枠体2の側
壁と平行な位置になっても、被覆除去手段20が下方に
滑り落ちることはない。また、ガイド溝12の後端に
は、被覆除去手段20の回転の際に、摺動羽25をガイ
ド溝12から解放するための逃げ溝16および17が形
成されている。
【0017】図1の状態では、被覆引き剥がし部50が
押さえ手段3に固定された光ファイバ10の先端部と対
向しているが、回転つまみ14を180度回転させるこ
とにより、被覆除去手段20が上下逆様となり、被覆屑
拭き取り部51が光ファイバ10の先端部と対向する。
これは、被覆除去手段20の回転軸と押さえ手段3によ
り固定された光ファイバ10の光軸とが略平行ではある
が偏心しているからである。被覆除去手段20が図1の
状態から180度回転すると、左右の摺動羽25がそれ
ぞれ反対側のガイド溝に係合し、回転前のときと同様
に、光ファイバ10の長手方向に摺動可能となる。
【0018】つぎに、裸心線切断手段30について説明
する。裸心線切断手段30は、枠体2の一方の側壁から
他方の側壁を横切るように伸びるガイドレール19上を
摺動する。ガイドレール19には底のないガイド溝13
が設けられており、裸心線切断手段30がガイドレール
19から離脱しないようにガイド溝13の裏側から止め
られている。
【0019】図3は裸心線切断手段30の切断部の概略
構造を示す斜視図であり、この図および図1を用いて切
断動作を説明する。図1に示されている裸心線切断手段
30は待機位置にある。蓋37は後部に番があり前方が
開くようになっており、蓋37に切断用の刃31が設け
られている。裸心線を切断する際には蓋37を開いて前
進すると、切断手段30の本体側に設けられた光ファイ
バ載置台32、33に図3のように置かれる。ここで、
蓋37を閉じると、蓋37に設けられた不図示の押さえ
部材が載置台32、33において光ファイバ裸心線40
を押し付けて、クランプする。蓋37は光ファイバ押さ
え手段3の蓋6と同様に磁力により閉じた状態を保持さ
れる。このとき、刃31は裸心線40に触れないように
不図示のバネで上方に付勢されている。
【0020】この状態から釦36を押し下げると、その
押し下げ力がそのまま刃31に伝達されバネに逆らって
刃31は裸心線40に接触する。刃31の移動範囲は規
制されており、裸心線40の上部に僅かに傷をつける位
置で止まるようになっている。裸心線40に傷を付けた
後、釦36を解放するとバネ力によって刃31は上方に
引っ込む。つぎに、レバー38を押し下げると、レバー
38の回動支点の前方に設けられた切断ヘッド34は押
し上げられる。切断ヘッド34は断面がコ字型の部材に
ゴム35が埋めこまれたもので、刃31によって付けら
れた傷の両側において光ファイバ裸心線40を押し上げ
る。裸心線40は載置台32および33でクランプされ
ているので、切断ヘッド34で押し上げられると、傷の
部分から割裂する。
【0021】つぎに、このように構成された光ファイバ
端末処理工具を用いて光ファイバの端末処理工程を説明
する。まず、被覆除去手段20および裸心線切断手段3
0を待機位置まで後退させる。このとき、被覆除去手段
20は図1に示すように被覆引き剥がし部50が向かっ
て左側に来るようにする。もし右側にあれば、回転つま
み14を180度回転させて左側にする。ついで、光フ
ァイバ押さえ手段3の蓋6を開き、端末処理すべき光フ
ァイバ10を図1に示すように裸心線切断手段30の前
を横切るように載置してから蓋6を閉じる。この状態か
ら光ファイバ10を被覆除去手段20の可動部材21と
22の間に差し込みながら、光ファイバ押さえ手段3に
当接するまで被覆除去手段20を前方に摺動させる。そ
して、開いている被覆除去手段20を人差し指と親指で
閉じて光ファイバ10を刃26および27のV溝の部分
で噛み、そのまま被覆除去手段20を待機位置まで後退
させると噛んだ部分から先の裸心線が露出する。
【0022】つぎに、被覆除去手段20を180度回転
させてから、同じように光ファイバ10の裸心線を被覆
除去手段20の可動部材21と22の間に差し込みなが
ら、被覆除去手段20を前方に摺動させ、光ファイバ押
さえ手段3に当接したら光ファイバ裸心線を可動部材2
1および22で挟み、待機位置まで後退させる。これに
より、裸心線40の表面に残っていた被覆屑をクリーニ
ング液で濡れた鹿皮23および24で拭き取ることがで
きる。
【0023】つぎに、裸心線切断手段30を蓋37を開
いて前進させ、光ファイバ10の裸心線を挟み込める位
置に到達したら蓋37を閉じる。ついで、釦36を押圧
して裸心線に傷を付けた後に釦36を解放し、引き続き
レバー38を押し下げて裸心線を割る。以上で平面度の
高い端面を作ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ端末処理工具によれば、被覆除去、裸心線クリーニン
グ、裸心線切断を含む光ファイバ端末処理を一つの工具
で行うことができる。そのため、複数の工具を用いてい
た従来に比べて作業性および安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光ファイバ端末処理工
具を示す斜視図。
【図2】図1に示す光ファイバ端末処理工具の被覆除去
手段を示す斜視図。
【図3】図1に示す光ファイバ端末処理工具の裸心線切
断手段の概略構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1…光ファイバ端末処理工具、2…枠体、3…光ファイ
バ押さえ手段、10…光ファイバ、12、13…ガイド
溝、20…被覆除去手段、25…摺動羽、30…裸心線
切断手段、40…裸心線、50…被覆引き剥がし部、5
1…被覆屑拭き取り部、54…クリーニング液タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野澤 優 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、 この枠体に固定され、光ファイバの先端近傍を押さえ込
    む光ファイバ押さえ手段と、 前記押さえ手段により押さえられた光ファイバの長手方
    向に摺動自在に前記枠体に取り付けられ、待機位置から
    前進することにより前記光ファイバの先端部に至りその
    先端部の被覆および被覆屑を除去してこの光ファイバの
    裸心線を露出させる被覆除去手段と、 前記枠体に前記被覆除去手段の摺動方向と略垂直な方向
    に摺動自在に取り付けられ、待機位置から前進すること
    により前記光ファイバ先端の裸心線に至りその裸心線を
    切断する裸心線切断手段とを備え、 前記被覆除去手段は前記光ファイバの先端部の被覆をく
    わえてから後退することにより被覆を引き剥がす被覆引
    き剥がし部と、被覆が引き剥がされた光ファイバを拭き
    取り片で挟んで後退することによりその表面に残存する
    被覆屑を拭き取る被覆屑拭き取り部とを有する光ファイ
    バ端末処理工具。
  2. 【請求項2】 前記被覆除去手段は、 待機位置において摺動方向に平行な軸を中心として回転
    可能であり、 前記被覆引き剥がし部が前記光ファイバの先端部と対向
    する第1回転位置と、この第1回転位置から180度回
    転して前記被覆屑拭き取り部が前記光ファイバ先端部と
    対向する第2回転位置において、前記摺動が可能である
    請求項1に記載の光ファイバ端末処理工具。
  3. 【請求項3】 前記被覆屑拭き取り部は、クリーニング
    液を溜めるタンクと、このタンクからクリーニング液を
    前記拭き取り片に自動供給する手段とを備えている請求
    項2に記載の光ファイバ端末処理工具。
  4. 【請求項4】 前記拭き取り片が鹿皮である請求項3に
    記載の光ファイバ端末処理工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107783226A (zh) * 2017-11-24 2018-03-09 南京吉隆光纤通信股份有限公司 细光纤切割装置
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