JPH08290788A - 泥シールドを持つ履帯の端面シール - Google Patents
泥シールドを持つ履帯の端面シールInfo
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- JPH08290788A JPH08290788A JP8075504A JP7550496A JPH08290788A JP H08290788 A JPH08290788 A JP H08290788A JP 8075504 A JP8075504 A JP 8075504A JP 7550496 A JP7550496 A JP 7550496A JP H08290788 A JPH08290788 A JP H08290788A
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- sealing ring
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/088—Endless track units; Parts thereof with means to exclude or remove foreign matter, e.g. sealing means, self-cleaning track links or sprockets, deflector plates or scrapers
- B62D55/0887—Track-articulation sealings against dust, water, mud or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3436—Pressing means
- F16J15/344—Pressing means the pressing force being applied by means of an elastic ring supporting the slip-ring
-
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- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/36—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member connected by a diaphragm or bellow to the other member
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磨耗性物質が密封リングと負荷リングの間の
シール空洞に侵入するのを防止して、従来のシール組立
体の負荷リングが浸食されるという欠点をなくす。 【解決手段】 履帯継ぎ目の関節式に結合した第1,第２
部材(14,16) の間をシーリングする端面シール(10)が開
示される。端面シールには、エラストマー材料の可撓性
泥シールド(74)が設けられる。該泥シールドは、密封リ
ング(48)から半径方向外側に延び、負荷リング(46)の外
の位置で第１部材にシーリング係合する末端部(76)を有
し、密封リングと負荷リングの間に磨耗性物質が侵入す
るのを防ぎ、負荷リングの磨耗による浸食を減少し、そ
れにより端面シールの有効寿命中、負荷リングを密封リ
ングに対して密封する軸方向に押す力を保持する。
シール空洞に侵入するのを防止して、従来のシール組立
体の負荷リングが浸食されるという欠点をなくす。 【解決手段】 履帯継ぎ目の関節式に結合した第1,第２
部材(14,16) の間をシーリングする端面シール(10)が開
示される。端面シールには、エラストマー材料の可撓性
泥シールド(74)が設けられる。該泥シールドは、密封リ
ング(48)から半径方向外側に延び、負荷リング(46)の外
の位置で第１部材にシーリング係合する末端部(76)を有
し、密封リングと負荷リングの間に磨耗性物質が侵入す
るのを防ぎ、負荷リングの磨耗による浸食を減少し、そ
れにより端面シールの有効寿命中、負荷リングを密封リ
ングに対して密封する軸方向に押す力を保持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に履帯の関節
式ピン継ぎ目等のシーリングに使用する端面シールに関
し、より詳しくは、端面シールの密封リングと負荷リン
グの間のシール空洞に泥が侵入するのを防止する泥シー
ルドを備えた改善端面シールに関する。
式ピン継ぎ目等のシーリングに使用する端面シールに関
し、より詳しくは、端面シールの密封リングと負荷リン
グの間のシール空洞に泥が侵入するのを防止する泥シー
ルドを備えた改善端面シールに関する。
【０００２】
【従来の技術】1981年４月21日にロバート D. ロレーら
に与えられ、本願の譲受人に譲受された米国特許第4,26
2,914 号に開示された型の端面シール組立体は、履帯の
ピン継ぎ目にオイルを封じ込め、泥の侵入を遮断するよ
う密封するため使用される。このような端面シールは厳
しい気候条件を受け、泥、土、砂、水、他の形の砂利、
鉱物、化学製品等の非常に磨耗を起こしやすい外部汚染
にさらされ、そのためシール部品の磨耗を起こし又は加
速する。特に泥は、このような端面シール組立体のゴム
負荷リングと密封リングの間のシール空洞に詰め込まれ
る場合がある。このような磨耗性物質が有る条件で負荷
リングと密封リングの間が動くと、負荷リングの一部が
浸食されてしまう場合がある。このような浸食のため、
軸方向荷重部材としての負荷リングの有効性が減少し、
そのためこのような負荷リングが密封リングにかけるこ
とができる軸方向の力が減少する。その結果、密封リン
グにより与えられる初期のシーリングは次第に失われ、
履帯の継ぎ目に不可欠な潤滑油を失い、磨耗性の異物の
侵入を許すことになる。
に与えられ、本願の譲受人に譲受された米国特許第4,26
2,914 号に開示された型の端面シール組立体は、履帯の
ピン継ぎ目にオイルを封じ込め、泥の侵入を遮断するよ
う密封するため使用される。このような端面シールは厳
しい気候条件を受け、泥、土、砂、水、他の形の砂利、
鉱物、化学製品等の非常に磨耗を起こしやすい外部汚染
にさらされ、そのためシール部品の磨耗を起こし又は加
速する。特に泥は、このような端面シール組立体のゴム
負荷リングと密封リングの間のシール空洞に詰め込まれ
る場合がある。このような磨耗性物質が有る条件で負荷
リングと密封リングの間が動くと、負荷リングの一部が
浸食されてしまう場合がある。このような浸食のため、
軸方向荷重部材としての負荷リングの有効性が減少し、
そのためこのような負荷リングが密封リングにかけるこ
とができる軸方向の力が減少する。その結果、密封リン
グにより与えられる初期のシーリングは次第に失われ、
履帯の継ぎ目に不可欠な潤滑油を失い、磨耗性の異物の
侵入を許すことになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、泥シールド
を有する密封リングを設けることにより、磨耗性物質が
密封リングと負荷リングの間のシール空洞に侵入するの
を防止して、従来のシール組立体にあった負荷リングが
浸食されるという欠点を克服することを目的とする。
を有する密封リングを設けることにより、磨耗性物質が
密封リングと負荷リングの間のシール空洞に侵入するの
を防止して、従来のシール組立体にあった負荷リングが
浸食されるという欠点を克服することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の１態様では、履
帯の継ぎ目の関節式に結合された第1,第２部材の間を密
封する端面シールが提供される。第１部材は、シールを
取り付けるシール空洞を有する。該シール空洞は、第２
部材の半径方向に配置されたシール表面に向かって開
く。端面シールは、密封リングと負荷リングを備え、密
封リングはその一端に軸方向に突き出すシールリップを
有し、該シールリップは第２部材のシール表面に対して
軸方向にシーリング係合するように位置することができ
る。負荷リングは、密封リングをシーリング表面に対し
て軸方向にシーリング係合するように押しつけるように
なっている。端面シールは、密封リング上に形成された
弾性材料の可撓性の泥シールドを備える。該泥シールド
は、密封リングから半径方向外側に延び、前記負荷リン
グの外の位置で第１部材にシーリング係合するようにな
った末端部を有し、磨耗性物質材料が密封リングと負荷
リングの間のシール空洞に侵入するのを防止する。
帯の継ぎ目の関節式に結合された第1,第２部材の間を密
封する端面シールが提供される。第１部材は、シールを
取り付けるシール空洞を有する。該シール空洞は、第２
部材の半径方向に配置されたシール表面に向かって開
く。端面シールは、密封リングと負荷リングを備え、密
封リングはその一端に軸方向に突き出すシールリップを
有し、該シールリップは第２部材のシール表面に対して
軸方向にシーリング係合するように位置することができ
る。負荷リングは、密封リングをシーリング表面に対し
て軸方向にシーリング係合するように押しつけるように
なっている。端面シールは、密封リング上に形成された
弾性材料の可撓性の泥シールドを備える。該泥シールド
は、密封リングから半径方向外側に延び、前記負荷リン
グの外の位置で第１部材にシーリング係合するようにな
った末端部を有し、磨耗性物質材料が密封リングと負荷
リングの間のシール空洞に侵入するのを防止する。
【０００５】
【発明の実施の形態及び実施例】図をより詳しく参照す
ると、図１と２に履帯式トラクター等（図示せず）の循
環式履帯チェーンの履帯継ぎ目12をシーリングするのに
使用する本発明の端面シールの全体を10で示す。履帯継
ぎ目12の一端を図１に示す。履帯継ぎ目12は、従来のど
のような構造であってもよく、通常は第２部材16にピボ
ット運動するように結合した第１部材14を備える。第１
部材は外向き端部リンク部分18とピン20を備え、それら
は外向き端部リンク部分18に設けられたピンボア22にピ
ンを圧入することにより固定される。第２部材16は、内
向き端部リンク部分24と円筒形ブッシュ26を備え、それ
らは内向き端部リンク部分24を通ってブッシュボア30に
ブッシュ26を圧入することにより固定される。ブッシュ
26は、ピン20の外径表面34を回転可能に受ける大きさの
内側ボア32を有し、第１部材14と第２部材16の間で中心
軸36の周りの相対的なピボット運動をすることができる
ようになっている。ピン20は、潤滑油の貯蔵器として役
立つ中心盲孔38を有するのが好ましい。このような潤滑
油は、クロスボア42を通ってブッシュ26のボア32とピン
20の外側表面34の間の軸受け界面40に流通する。スチー
ルのスペーサーリング44が、第１部材14を履帯継ぎ目12
の第２部材16から所定の軸方向に分離した位置に保持す
るのに使用される。履帯の当業者であれば、図１は履帯
継ぎ目12の一端部のみを示し、このような継ぎ目の他端
部は図示した端部と本質的に平面対象となっていること
は理解できるであろう。シール10とスペーサーリング44
は、履帯継ぎ目12の第1,第２部材14,16 の間の中心軸36
と同軸であり、シールがスペーサーリングの半径方向外
向きに配置される。シール10とスペーサーリング44は、
外向き端部リンク部分18の皿ぐり穴45により設けられる
シール空洞に位置する。シール空洞即ち皿ぐり穴45は、
第２部材16のブッシュ26の半径方向に配置されたシーリ
ング端面47に向かって開口する。
ると、図１と２に履帯式トラクター等（図示せず）の循
環式履帯チェーンの履帯継ぎ目12をシーリングするのに
使用する本発明の端面シールの全体を10で示す。履帯継
ぎ目12の一端を図１に示す。履帯継ぎ目12は、従来のど
のような構造であってもよく、通常は第２部材16にピボ
ット運動するように結合した第１部材14を備える。第１
部材は外向き端部リンク部分18とピン20を備え、それら
は外向き端部リンク部分18に設けられたピンボア22にピ
ンを圧入することにより固定される。第２部材16は、内
向き端部リンク部分24と円筒形ブッシュ26を備え、それ
らは内向き端部リンク部分24を通ってブッシュボア30に
ブッシュ26を圧入することにより固定される。ブッシュ
26は、ピン20の外径表面34を回転可能に受ける大きさの
内側ボア32を有し、第１部材14と第２部材16の間で中心
軸36の周りの相対的なピボット運動をすることができる
ようになっている。ピン20は、潤滑油の貯蔵器として役
立つ中心盲孔38を有するのが好ましい。このような潤滑
油は、クロスボア42を通ってブッシュ26のボア32とピン
20の外側表面34の間の軸受け界面40に流通する。スチー
ルのスペーサーリング44が、第１部材14を履帯継ぎ目12
の第２部材16から所定の軸方向に分離した位置に保持す
るのに使用される。履帯の当業者であれば、図１は履帯
継ぎ目12の一端部のみを示し、このような継ぎ目の他端
部は図示した端部と本質的に平面対象となっていること
は理解できるであろう。シール10とスペーサーリング44
は、履帯継ぎ目12の第1,第２部材14,16 の間の中心軸36
と同軸であり、シールがスペーサーリングの半径方向外
向きに配置される。シール10とスペーサーリング44は、
外向き端部リンク部分18の皿ぐり穴45により設けられる
シール空洞に位置する。シール空洞即ち皿ぐり穴45は、
第２部材16のブッシュ26の半径方向に配置されたシーリ
ング端面47に向かって開口する。
【０００６】図２によりよく示すように、端面シール10
は負荷リング46と密封リング48を含む。図１〜３に示す
実施例では、密封リング48は単一のプラスチック材料、
好ましくはポリウレタンで構成され、半径方向フランジ
部分50を有する。半径方向フランジ部分50は、その一つ
の側から突き出すシールリップ52と、その他の側から延
びる軸方向フランジ部分54を有する。密封リング48のポ
リウレタン材料は可撓性があるので、密封リング48はス
ペーサーリング44の外径と接触する大きさの内径表面56
を有し、密封リングはスペーサーリングにより半径方向
に支持される。負荷リング46は耐油性エラストマー材
料、好ましくは合成ゴムでできていて、図２に示す自由
状態では斜めに傾いた構成を有する。負荷リング46は、
一端部で外側表面58を有し、皿ぐり穴45の円筒形側面60
に着座し、内側端面62が皿ぐり穴45の底部壁64に着座す
る。負荷リング46は、他端部で半径方向フランジ部分50
の半径方向内側表面68に着座する外側端面66を有し、内
側円筒形表面70が軸方向フランジ部分54の外径表面72に
着座する。
は負荷リング46と密封リング48を含む。図１〜３に示す
実施例では、密封リング48は単一のプラスチック材料、
好ましくはポリウレタンで構成され、半径方向フランジ
部分50を有する。半径方向フランジ部分50は、その一つ
の側から突き出すシールリップ52と、その他の側から延
びる軸方向フランジ部分54を有する。密封リング48のポ
リウレタン材料は可撓性があるので、密封リング48はス
ペーサーリング44の外径と接触する大きさの内径表面56
を有し、密封リングはスペーサーリングにより半径方向
に支持される。負荷リング46は耐油性エラストマー材
料、好ましくは合成ゴムでできていて、図２に示す自由
状態では斜めに傾いた構成を有する。負荷リング46は、
一端部で外側表面58を有し、皿ぐり穴45の円筒形側面60
に着座し、内側端面62が皿ぐり穴45の底部壁64に着座す
る。負荷リング46は、他端部で半径方向フランジ部分50
の半径方向内側表面68に着座する外側端面66を有し、内
側円筒形表面70が軸方向フランジ部分54の外径表面72に
着座する。
【０００７】本発明で特に重要なことは、端面シール10
上に泥シールド74を備えることである。図１〜３に示す
実施例では、泥シールド74は密封リング48と一体で同じ
材料でできている。特に、泥シールド74は半径方向フラ
ンジ部分50から外側に延び、末端部76を有し、それが負
荷リング46の外側の位置で第１部材14の外向き端部リン
ク部分18とシーリング係合するようになっていて、磨耗
性物質が密封リング48、負荷リング46、皿ぐり穴45の側
面60の間に侵入するのを防止する。これを達成するため
に、末端部76は皿ぐり穴45に設けられた段付き端部80の
大きさよりいくらか大きいリング部分78を有し、リング
部分78が段付き端部80に押し込まれると、その間に十分
な干渉嵌めが行われ、皿ぐり穴45の端部80に末端部76を
保持し、皿ぐり穴45にどのような磨耗性物質の侵入をも
防ぐように密封する。泥シールド74には、密封リング48
のリング部分78と半径方向フランジ部分50の間に胴体部
分82が設けられる。胴体部分82は、可撓性で薄い蛇腹形
に形成され、組立中または運転中に末端部76の段付き端
部80とのシーリング係合を妨げずに、密封リング48と第
１部材14の間の所定の軸方向変位即ち移動を行うことが
できる。
上に泥シールド74を備えることである。図１〜３に示す
実施例では、泥シールド74は密封リング48と一体で同じ
材料でできている。特に、泥シールド74は半径方向フラ
ンジ部分50から外側に延び、末端部76を有し、それが負
荷リング46の外側の位置で第１部材14の外向き端部リン
ク部分18とシーリング係合するようになっていて、磨耗
性物質が密封リング48、負荷リング46、皿ぐり穴45の側
面60の間に侵入するのを防止する。これを達成するため
に、末端部76は皿ぐり穴45に設けられた段付き端部80の
大きさよりいくらか大きいリング部分78を有し、リング
部分78が段付き端部80に押し込まれると、その間に十分
な干渉嵌めが行われ、皿ぐり穴45の端部80に末端部76を
保持し、皿ぐり穴45にどのような磨耗性物質の侵入をも
防ぐように密封する。泥シールド74には、密封リング48
のリング部分78と半径方向フランジ部分50の間に胴体部
分82が設けられる。胴体部分82は、可撓性で薄い蛇腹形
に形成され、組立中または運転中に末端部76の段付き端
部80とのシーリング係合を妨げずに、密封リング48と第
１部材14の間の所定の軸方向変位即ち移動を行うことが
できる。
【０００８】本発明の他の実施例を図４に示し、似た部
品は明確にするため「ダッシュ」を付けて同じ参照番号
を付けてある。図４において、同様にシール10' が皿ぐ
り穴45' に取り付けられ、負荷リング46' と密封リング
48' を備える。密封リング48' はまた、半径方向フラン
ジ部分50' を有する。しかし、密封リング48' はポリカ
ーボネート等の硬い材料で構成されるのが好ましい。そ
の結果、第１実施例と異なり、密封リング48' はスペー
サーからの支持を必要としない。図４の実施例は、前と
同様の弾力性ポリウレタン材料構成された泥シールド7
4' を有する。しかし、この実施例では、泥シールド74'
はシールリップ52' とのみ一体で同じ材料で構成され
る。シールリップ52' と泥シールド74' は、製造中に接
着剤で接着又は他の方法で、密封リング48' の半径方向
フランジ部分50' に固定され、密封リング、シールリッ
プ、及び泥シールドの一体部品を形成する。泥シールド
74' は、外向き端部リンク部分18' の端面84にシーリン
グするように接触する末端部76' を有する。泥シールド
74' は、第１実施例の蛇腹82より厚い胴体部分82' を有
し、半径方向フランジ部分50' から端面84に向かう角度
で半径方向外側に延びる皿形ワッシャー即ち円錐台形の
構成を有する。図１に継ぎ目12を示すのと同じように継
ぎ目12' を組み立てると、泥シールド74' の胴体部分8
2' の円錐台形は、平らになり末端部76' を端面84に対
してシーリング係合するように保持するバネとして作用
する。
品は明確にするため「ダッシュ」を付けて同じ参照番号
を付けてある。図４において、同様にシール10' が皿ぐ
り穴45' に取り付けられ、負荷リング46' と密封リング
48' を備える。密封リング48' はまた、半径方向フラン
ジ部分50' を有する。しかし、密封リング48' はポリカ
ーボネート等の硬い材料で構成されるのが好ましい。そ
の結果、第１実施例と異なり、密封リング48' はスペー
サーからの支持を必要としない。図４の実施例は、前と
同様の弾力性ポリウレタン材料構成された泥シールド7
4' を有する。しかし、この実施例では、泥シールド74'
はシールリップ52' とのみ一体で同じ材料で構成され
る。シールリップ52' と泥シールド74' は、製造中に接
着剤で接着又は他の方法で、密封リング48' の半径方向
フランジ部分50' に固定され、密封リング、シールリッ
プ、及び泥シールドの一体部品を形成する。泥シールド
74' は、外向き端部リンク部分18' の端面84にシーリン
グするように接触する末端部76' を有する。泥シールド
74' は、第１実施例の蛇腹82より厚い胴体部分82' を有
し、半径方向フランジ部分50' から端面84に向かう角度
で半径方向外側に延びる皿形ワッシャー即ち円錐台形の
構成を有する。図１に継ぎ目12を示すのと同じように継
ぎ目12' を組み立てると、泥シールド74' の胴体部分8
2' の円錐台形は、平らになり末端部76' を端面84に対
してシーリング係合するように保持するバネとして作用
する。
【０００９】本発明の教示に従って構成した端面シール
10,10'は、研磨材料が密封リング48,48'と負荷リング4
6,46'の間の皿ぐり穴45に侵入しないようにする泥シー
ルド74,74'を設けると有利である。従来のシールでは、
このような磨耗性物質は、半径方向フランジ部分50,50'
に沿った負荷リングと密封リングの間の界面、及び皿ぐ
り穴45の側面60で作用することが知られている。履帯の
運転中、継ぎ目12,12'のピボット運動により起こるねじ
れ力に応じて起こる負荷リングと密封リングの間の相対
的な前後の回転運動のために、このような磨耗性物質は
より柔らかい負荷リング材料46,46'の浸食を起こした。
泥シールド74,74'が磨耗性物質の侵入をブロックするの
で、負荷リング46,46'の浸食は防止され、密封リング4
8,48'に対する負荷リング46,46'の軸方向力は、シール1
0,10'の有効寿命の間保持される。他の面、態様、利点
は、発明の詳細な説明、特許請求の範囲から理解するこ
とができる。
10,10'は、研磨材料が密封リング48,48'と負荷リング4
6,46'の間の皿ぐり穴45に侵入しないようにする泥シー
ルド74,74'を設けると有利である。従来のシールでは、
このような磨耗性物質は、半径方向フランジ部分50,50'
に沿った負荷リングと密封リングの間の界面、及び皿ぐ
り穴45の側面60で作用することが知られている。履帯の
運転中、継ぎ目12,12'のピボット運動により起こるねじ
れ力に応じて起こる負荷リングと密封リングの間の相対
的な前後の回転運動のために、このような磨耗性物質は
より柔らかい負荷リング材料46,46'の浸食を起こした。
泥シールド74,74'が磨耗性物質の侵入をブロックするの
で、負荷リング46,46'の浸食は防止され、密封リング4
8,48'に対する負荷リング46,46'の軸方向力は、シール1
0,10'の有効寿命の間保持される。他の面、態様、利点
は、発明の詳細な説明、特許請求の範囲から理解するこ
とができる。
【図１】 本発明の泥シールドを装備する端面シールを
備える履帯の継ぎ目の一部の部分断面図である。
備える履帯の継ぎ目の一部の部分断面図である。
【図２】 端面シールに負荷をかけない状態における、
図１の一つの履帯継ぎ目部材と端面シールの拡大断面図
である。
図１の一つの履帯継ぎ目部材と端面シールの拡大断面図
である。
【図３】 密封リング自体の拡大断面図である。
【図４】 泥シールドの他の実施例を示す図２と同様の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
10 端面シール 12 履帯継ぎ目 14 第１部材 16 第２部材 18 外向き端部リンク部分 20 ピン 22 ピンボア 24 内向き端部リンク部分 26 ブッシュ 30 ブッシュボア 32 内側ボア 34 外側表面 36 中心軸 38 中心盲穴 40 軸受け界面 44 スペーサーリング 45 皿ぐり穴 47 シーリング端面 48 密封リング 50 半径方向フランジ部分 52 シールリップ 54 軸方向フランジ部分 56 内径表面 60 円筒形側面 62 内側短面 64 底部壁 66 外側端面 70 内側円筒形表面 74 泥シールド 80 段付き端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェリー エイ メッツ アメリカ合衆国 イリノイ州 61550 モ ートン ノース モートン アベニュー 2361 (72)発明者 ビリー アール ベッドフォード アメリカ合衆国 イリノイ州 61615 ピ オーリア サウス ウェスト フォーレス ト トレイル 828
Claims (4)
- 【請求項１】 第２部材に関節式に結合した第１部材を
有する履帯継ぎ目をシーリングする端面シールであっ
て、前記第１部材は、前記第２部材の半径方向に配置さ
れたシーリング端面に向かって開口するシール空洞を有
し、前記端面シールは密封リングと負荷リングを有し、
前記密封リングは前記シーリング端面に対して軸方向に
シーリング係合ように位置することができる軸方向に突
き出したシールリップを有し、前記負荷リングは前記密
封リングを前記シーリング端面に対して軸方向にシーリ
ング係合するように押しつけるようになった端面シール
において、 前記密封リングにエラストマー材料の可撓性の泥シール
ドを備え、前記泥シールドは前記密封リングから半径方
向外側に延び、前記負荷リングの外の位置で前記第１部
材にシーリング係合する末端部を有し、磨耗性物質が前
記密封リングと前記負荷リングの間の前記シール空洞に
侵入するのを防止することを特徴とする端面シール。 - 【請求項２】 請求項１に記載した端面シールであっ
て、前記密封リングは半径方向フランジ部分を有し、前
記泥シールドは前記密封リングの前記末端部と前記半径
方向フランジ部分の間に介在する薄い蛇腹部分を有し、
前記蛇腹部分は、前記末端部の前記第１部材とのシーリ
ング係合を妨害せずに、前記密封リングと前記第１部材
の間で所定の距離の軸方向の動きを行うようになったこ
とを特徴とする端面シール。 - 【請求項３】 請求項２に記載した端面シールであっ
て、前記シール空洞は段付き端部分を有し、前記泥シー
ルドの前記末端部は前記段付き端部分の大きさよりいく
らか大きいリング部分を有し、前記リング部分が前記段
付き端部分に押し込まれると、その間に前記末端部を前
記端部分内に保持するのに十分である干渉嵌めが生じる
ことを特徴とする端面シール。 - 【請求項４】 請求項１に記載した端面シールであっ
て、前記第１部材は端面を有し、前記密封リングは半径
方向フランジ部分を有し、前記泥シールドは前記末端部
と前記密封リングの前記半径方向フランジ部分に介在す
る胴体部分を備え、前記胴体部分は自由状態で前記半径
方向フランジ部分から前記第１部材の前記端面に向かう
角度で半径方向外側に延びる円錐台形を有し、前記履帯
継ぎ目が組み立てられるとき、前記泥シールドの前記胴
体部分の前記円錐台形は平らにつぶされ、前記末端部を
前記端面に対してシーリング係合するように保持するバ
ネとして作用することを特徴とする端面シール。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US42753095A | 1995-04-24 | 1995-04-24 | |
| US08/427530 | 1995-04-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08290788A true JPH08290788A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=23695263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8075504A Withdrawn JPH08290788A (ja) | 1995-04-24 | 1996-03-29 | 泥シールドを持つ履帯の端面シール |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5763956A (ja) |
| JP (1) | JPH08290788A (ja) |
| IT (1) | IT1285849B1 (ja) |
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- 1996-05-14 US US08/645,883 patent/US5763956A/en not_active Expired - Fee Related
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