JPH0829066B2 - 糸状菌による色素の製造方法 - Google Patents
糸状菌による色素の製造方法Info
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- JPH0829066B2 JPH0829066B2 JP4151276A JP15127692A JPH0829066B2 JP H0829066 B2 JPH0829066 B2 JP H0829066B2 JP 4151276 A JP4151276 A JP 4151276A JP 15127692 A JP15127692 A JP 15127692A JP H0829066 B2 JPH0829066 B2 JP H0829066B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤色色素の製造方法
に関し、更に詳しくはエピコッカム属に属する糸状菌か
ら食品、洗剤並びに化粧品等に使用可能な赤色色素の製
造方法に関するものである。
に関し、更に詳しくはエピコッカム属に属する糸状菌か
ら食品、洗剤並びに化粧品等に使用可能な赤色色素の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】色素は従来食品加工等でも広く使用され
てきているが、化学的に合成されたものが多く、人体に
対する安全性の面で問題が提起されているものが少なく
ない。したがって、食品のみならず化粧品、洗剤業界で
は植物及び微生物由来の天然色素の生産が強く望まれて
いる。
てきているが、化学的に合成されたものが多く、人体に
対する安全性の面で問題が提起されているものが少なく
ない。したがって、食品のみならず化粧品、洗剤業界で
は植物及び微生物由来の天然色素の生産が強く望まれて
いる。
【0003】また、植物及び微生物由来の色素を工業的
に生産することを考えた場合、採算的にも微生物による
生産の方が好ましい。
に生産することを考えた場合、採算的にも微生物による
生産の方が好ましい。
【0004】既に開発されている微生物色素には、紅麹
黴・モナスカスによるモナスコルプリン、赤色酵母トル
ラによるトルラロジン、藻類スピルリナによるフィコシ
アニン等がある。
黴・モナスカスによるモナスコルプリン、赤色酵母トル
ラによるトルラロジン、藻類スピルリナによるフィコシ
アニン等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】このうち、紅麹黴か
ら生産される色素は、その培養液から有機溶媒で抽出す
るか、クロマト法により単離する方法が採られている
が、これらの方法では大量の有機溶媒が必要となり、操
作が煩雑であり採算的に適当な方法でなく、同時に色素
を食品に使用する場合、有機溶媒を用いる方法は溶媒の
種類にもよるが、好ましい方法とはいえない。
ら生産される色素は、その培養液から有機溶媒で抽出す
るか、クロマト法により単離する方法が採られている
が、これらの方法では大量の有機溶媒が必要となり、操
作が煩雑であり採算的に適当な方法でなく、同時に色素
を食品に使用する場合、有機溶媒を用いる方法は溶媒の
種類にもよるが、好ましい方法とはいえない。
【0006】また、上述の微生物により生産される色素
は、その性状、価格面で問題があり、一部で使用されて
いるに過ぎない。
は、その性状、価格面で問題があり、一部で使用されて
いるに過ぎない。
【0007】そこで、この発明では品質が一定した赤色
の天然色素を安価に大量生産する方法を提供するため、
余市ブドウ園からワイン製造用の菌株を分離する目的で
採取し、菌の分離を行っていたところたまたま赤褐色の
強い色素を生産する菌を見出し、この菌について純粋分
離し、培地組成及び温度、pH等の培養条件について検
討し、更に熱処理による選別を重ねた結果、エピコッカ
ム(Epicoccum)属に属する一菌株が、培養液
中に赤色色素を著量生産することを見出した。
の天然色素を安価に大量生産する方法を提供するため、
余市ブドウ園からワイン製造用の菌株を分離する目的で
採取し、菌の分離を行っていたところたまたま赤褐色の
強い色素を生産する菌を見出し、この菌について純粋分
離し、培地組成及び温度、pH等の培養条件について検
討し、更に熱処理による選別を重ねた結果、エピコッカ
ム(Epicoccum)属に属する一菌株が、培養液
中に赤色色素を著量生産することを見出した。
【0008】この発明は、上記知見に基づいて糸状菌エ
ピコッカム(Epicoccum)属の一菌株を栄養培
地で培養し、培養液中に赤色色素を蓄積させ、該色素を
分別、回収する色素の製造方法を提案するものである。
ピコッカム(Epicoccum)属の一菌株を栄養培
地で培養し、培養液中に赤色色素を蓄積させ、該色素を
分別、回収する色素の製造方法を提案するものである。
【0009】
【0010】[分類学的性質]この発明の赤色色素を産生する上記分離一菌株の形態的
性質について以下に示す。この菌株の分生子は 、出芽型
で極小さな分生子柄上に単独に形成され、アレウロ型で
最初は無色で隔壁は無く滑面である。その後分生子の色
調は褐色からオリーブ乃至黒色になり、縦横に不規則な
隔壁を生じ、球形、亜球形、時には不定形なものも見ら
れる。表面は網目状のひだのある外膜で覆われ、いぼ状
になる。
性質について以下に示す。この菌株の分生子は 、出芽型
で極小さな分生子柄上に単独に形成され、アレウロ型で
最初は無色で隔壁は無く滑面である。その後分生子の色
調は褐色からオリーブ乃至黒色になり、縦横に不規則な
隔壁を生じ、球形、亜球形、時には不定形なものも見ら
れる。表面は網目状のひだのある外膜で覆われ、いぼ状
になる。
【0011】分生子柄は、短く分生子座の真上に形成さ
れ、栄養菌糸から硬い群生状態で生じ、滑面、無色から
淡黄色、先端から暗色の分生子を生ずる。
れ、栄養菌糸から硬い群生状態で生じ、滑面、無色から
淡黄色、先端から暗色の分生子を生ずる。
【0012】分生子座は、粉状で褐色から黒色になり密
集する。
集する。
【0013】ポリデキストロース寒天培地の平板培養で
は、コロニーがシャーレ全体を覆うのに20℃で10日以上
掛った。
は、コロニーがシャーレ全体を覆うのに20℃で10日以上
掛った。
【0014】以上の形態観察の結果から、この菌株は、
菌類図鑑(下)第2版(’78.8,20)の分類方法
に従ってエピコッカム(Epicoccum nigr
um)と同定した。
菌類図鑑(下)第2版(’78.8,20)の分類方法
に従ってエピコッカム(Epicoccum nigr
um)と同定した。
【0015】[色素生産能]更に北海道大学 農学部微生物菌株保存センター(以下、
AHUと記す)から取り寄せたエピコッカム・ニグラム
(Epicoccum nigrum)のタイプカルチ
ャーAHU−9447株,AHU−9453株と本発明
の菌株について、ツァベックドックスの液体培地に0.
2%酵母エキスを添加し、その培地50mlを500m
l容坂口フラスコに分注し、25℃の培養温度で7〜1
0日間振盪培養を行い、色素生産能について確認した。
なお、色素量は培養液を遠心分離し、上澄液と菌体に分
けてから、菌体はメタノールで抽出した液を、上澄液は
そのまま使用し分光光度計により520nmで吸光値を
求め、フラスコ当たりの全色素量として下記表1に示す
が、これによればタイプカルチャーの内、色素生産能が
高いAHU−9447株と比較し本発明の菌株の生産能
は17倍であった。
AHUと記す)から取り寄せたエピコッカム・ニグラム
(Epicoccum nigrum)のタイプカルチ
ャーAHU−9447株,AHU−9453株と本発明
の菌株について、ツァベックドックスの液体培地に0.
2%酵母エキスを添加し、その培地50mlを500m
l容坂口フラスコに分注し、25℃の培養温度で7〜1
0日間振盪培養を行い、色素生産能について確認した。
なお、色素量は培養液を遠心分離し、上澄液と菌体に分
けてから、菌体はメタノールで抽出した液を、上澄液は
そのまま使用し分光光度計により520nmで吸光値を
求め、フラスコ当たりの全色素量として下記表1に示す
が、これによればタイプカルチャーの内、色素生産能が
高いAHU−9447株と比較し本発明の菌株の生産能
は17倍であった。
【0016】
【表1】
【0017】 この赤色色素生産能の相違から本発明の
菌株は、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum
・nigurum)の変種であると考えられることか
ら、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum・n
igurum)var.RDM−R(以下、RDM−R
株と記す)と命名し、工業技術院微生物工業技術研究所
に平成4年4月1日に寄託され、その微生物寄託番号は
微工研菌寄第12892号である。
菌株は、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum
・nigurum)の変種であると考えられることか
ら、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum・n
igurum)var.RDM−R(以下、RDM−R
株と記す)と命名し、工業技術院微生物工業技術研究所
に平成4年4月1日に寄託され、その微生物寄託番号は
微工研菌寄第12892号である。
【0018】また、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum
nigrum)に関する研究は、1973年イタリアで絵画や書籍
等を汚染する微生物として分離され、1981年フランスで
はこの菌が生産する食品用黄色色素の生産に関する報告
が数例あり、赤色色素の生産菌に関する報告は殆ど無い
が、このRDM-R 株とタイプカルチャーAHU-9447株、AHU-9
453 株との比較試験の結果、色素生産能並びに得られた
色素の化学的、物理的性質等から考慮して、これら色素
生産菌も比較テストに使用したタイプカルチャーと同じ
系統のものと推定される。
nigrum)に関する研究は、1973年イタリアで絵画や書籍
等を汚染する微生物として分離され、1981年フランスで
はこの菌が生産する食品用黄色色素の生産に関する報告
が数例あり、赤色色素の生産菌に関する報告は殆ど無い
が、このRDM-R 株とタイプカルチャーAHU-9447株、AHU-9
453 株との比較試験の結果、色素生産能並びに得られた
色素の化学的、物理的性質等から考慮して、これら色素
生産菌も比較テストに使用したタイプカルチャーと同じ
系統のものと推定される。
【0019】一方、RDM-R 株により赤色色素を生産する
培地組成としては、通常の糸状菌培地であれば使用でき
る。このうち、ツァペックドックスを基本培地とした場
合には、有機栄養源である酵母エキス、コーンスティー
プリカー、カザミノ酸等の添加が効果的であり、なお培
養法については液体培養のみならず固体培養でも色素生
産は可能である。
培地組成としては、通常の糸状菌培地であれば使用でき
る。このうち、ツァペックドックスを基本培地とした場
合には、有機栄養源である酵母エキス、コーンスティー
プリカー、カザミノ酸等の添加が効果的であり、なお培
養法については液体培養のみならず固体培養でも色素生
産は可能である。
【0020】培養温度は、糸状菌としては平均的温度条
件である15〜25℃迄培養が可能であるが、好ましい培養
温度範囲は17〜22℃である。
件である15〜25℃迄培養が可能であるが、好ましい培養
温度範囲は17〜22℃である。
【0021】培養時のpHは初発pHを6.0 程度とし、
培養中のpHを6.8 〜8.0 程度に調整することが好まし
いが、これに限定されるものではない。
培養中のpHを6.8 〜8.0 程度に調整することが好まし
いが、これに限定されるものではない。
【0022】培養後、培養液から色素を回収する場合、
限外濾過の使用が極めて有効であり、且つ効率よく色素
区分を分取することができ、その後の精製も容易とな
る。
限外濾過の使用が極めて有効であり、且つ効率よく色素
区分を分取することができ、その後の精製も容易とな
る。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば水溶性の赤色色素を大
量に生産することができると同時に、選別育種したRDM-
R 株から生産されたため、安全性が高く、食品添加物等
に使用することができる。
量に生産することができると同時に、選別育種したRDM-
R 株から生産されたため、安全性が高く、食品添加物等
に使用することができる。
【0024】更に、RDM-R 株から生産された色素の回収
に限外濾過を使用することにより、良質な色素を安価に
得ることができる。
に限外濾過を使用することにより、良質な色素を安価に
得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を示す。 実施例1 ツァベックドックス培地(グルコース3.6g, 硝酸ナトリ
ウム0.2g, リン酸水素二カリウム0.1g, 硫酸マグネシウ
ム0.05g,塩化カリウム0.05g,硫酸第一鉄0.001g, 蒸留水
100ml,pH6.0)の液体培地及びこの培地に酵母エキス0.
2%添加した2通りの培地を作製、各々50mlを500ml 容坂
口フラスコに分注し、121 ℃で15分間オートクレーブで
殺菌してから冷却後、予めポテトデキストロース寒天斜
面培地で培養した種菌・RDM-R 株を1白金耳接種し、20
℃にて7 〜10日間振盪培養した。
ウム0.2g, リン酸水素二カリウム0.1g, 硫酸マグネシウ
ム0.05g,塩化カリウム0.05g,硫酸第一鉄0.001g, 蒸留水
100ml,pH6.0)の液体培地及びこの培地に酵母エキス0.
2%添加した2通りの培地を作製、各々50mlを500ml 容坂
口フラスコに分注し、121 ℃で15分間オートクレーブで
殺菌してから冷却後、予めポテトデキストロース寒天斜
面培地で培養した種菌・RDM-R 株を1白金耳接種し、20
℃にて7 〜10日間振盪培養した。
【0026】色素量は、培養液を遠心分離し、上澄液と
菌体に分けた後、菌体をメタノールで抽出した液と上澄
液はそのまま使用し、分光光度計により吸光値を求め、
フラスコ当たりの色素量を下記表2に示す。
菌体に分けた後、菌体をメタノールで抽出した液と上澄
液はそのまま使用し、分光光度計により吸光値を求め、
フラスコ当たりの色素量を下記表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】実施例2 シード培養:シード培地(酵母エキス0.1%, コーンステ
ィーブリカー1.0%,グルコース3.5%, を蒸留水に溶解
後、pH6.8 に調整)100ml を500ml 容三角フラスコに
分注し、121 ℃で15分間殺菌、冷却後保存菌株RDM-R 株
を接種し、20℃にて96時間振盪培養した。
ィーブリカー1.0%,グルコース3.5%, を蒸留水に溶解
後、pH6.8 に調整)100ml を500ml 容三角フラスコに
分注し、121 ℃で15分間殺菌、冷却後保存菌株RDM-R 株
を接種し、20℃にて96時間振盪培養した。
【0029】本培養:30リットル用ジャーファーメンタ
ーにメイン培地(グルコース576g,硝酸ナトリウム32g,
リン酸水素二カリウム16g,硫酸マグネシウム8g, 塩化カ
リウム8g, 硫酸第一鉄0.16g , 酵母エキス32g を14リットル
の蒸留水に溶解後pH7.0 に調整)を仕込み、121 ℃で
20分間殺菌、冷却後予め培養した前記シード200ml を接
種した。培養温度20℃にて通気攪拌しながら培養した結
果、色素生産量は140時間でピークになった。
ーにメイン培地(グルコース576g,硝酸ナトリウム32g,
リン酸水素二カリウム16g,硫酸マグネシウム8g, 塩化カ
リウム8g, 硫酸第一鉄0.16g , 酵母エキス32g を14リットル
の蒸留水に溶解後pH7.0 に調整)を仕込み、121 ℃で
20分間殺菌、冷却後予め培養した前記シード200ml を接
種した。培養温度20℃にて通気攪拌しながら培養した結
果、色素生産量は140時間でピークになった。
【0030】色素の回収:培養液をフィルタープレスで
除菌し、限外濾過膜(UF膜)、20,000カットを使用し
限外濾過にかけ、高分子物質を除去してから透過液をル
ーズRO膜を使用し、逆浸透にかけ塩類や低分子成分を
水洗しながら濃縮した。ルーズROによる濃縮液は、僅
かに芳香臭があり色調は黒に近い赤色であるが、水で希
釈した色調はワインレッドであった。
除菌し、限外濾過膜(UF膜)、20,000カットを使用し
限外濾過にかけ、高分子物質を除去してから透過液をル
ーズRO膜を使用し、逆浸透にかけ塩類や低分子成分を
水洗しながら濃縮した。ルーズROによる濃縮液は、僅
かに芳香臭があり色調は黒に近い赤色であるが、水で希
釈した色調はワインレッドであった。
【0031】なお、その結果を下記表3に示すが、これ
からも明らかなように、培養液中の赤色色素生産量はフ
ラスコ培養の2.3 倍であった。また、得られた色素の吸
収スペクトルを図1に示すが、これによれば520nm に吸
光値にピークが見られる。
からも明らかなように、培養液中の赤色色素生産量はフ
ラスコ培養の2.3 倍であった。また、得られた色素の吸
収スペクトルを図1に示すが、これによれば520nm に吸
光値にピークが見られる。
【0032】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】RDM-R 株の生産する赤色色素の吸収スペクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 勝 東京都板橋区三園1−44コートパークサイ ド302 (72)発明者 浅尾 聖行 北海道北見市三楽町95−1 (72)発明者 堤 平 北海道北見市寿町2−3−22 (56)参考文献 J.AGRIC.FOOD CHE M.,24〜3!(1976)P.555−559 ARCH.MIKROBIOL.,73〜 3!(1970)P.216−223 EXPERIENTIA,26〜8! (1970)P.924
Claims (1)
- 【請求項1】 糸状菌エピコッカム・ニグラム(Epi
coccumnigurum)var.RDM−R(微
工研寄託第12892号)を栄養培地で培養し、培養液
中に赤色色素を蓄積させ、該色素を分別、回収すること
を特徴とする色素の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4151276A JPH0829066B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 糸状菌による色素の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4151276A JPH0829066B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 糸状菌による色素の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205651A JPH06205651A (ja) | 1994-07-26 |
JPH0829066B2 true JPH0829066B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=15515145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4151276A Expired - Fee Related JPH0829066B2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 糸状菌による色素の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0829066B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108165589A (zh) * | 2017-12-23 | 2018-06-15 | 安徽工程大学 | 一种真菌花色苷类红素及其发酵制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007035821A1 (de) | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Darstellung von Verkehrswegen auf einer Karte und Vorrichtung dazu |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4151276A patent/JPH0829066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
ARCH.MIKROBIOL.,73〜3!(1970)P.216−223 |
EXPERIENTIA,26〜8!(1970)P.924 |
J.AGRIC.FOODCHEM.,24〜3!(1976)P.555−559 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108165589A (zh) * | 2017-12-23 | 2018-06-15 | 安徽工程大学 | 一种真菌花色苷类红素及其发酵制备方法 |
CN108165589B (zh) * | 2017-12-23 | 2021-02-05 | 安徽工程大学 | 一种真菌花色苷类红素及其发酵制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06205651A (ja) | 1994-07-26 |
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FR2524886A1 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |