JPH08290359A - 産業用ロボットにおける研削工具の砥石交換装置 - Google Patents

産業用ロボットにおける研削工具の砥石交換装置

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JPH08290359A
JPH08290359A JP9845695A JP9845695A JPH08290359A JP H08290359 A JPH08290359 A JP H08290359A JP 9845695 A JP9845695 A JP 9845695A JP 9845695 A JP9845695 A JP 9845695A JP H08290359 A JPH08290359 A JP H08290359A
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JP
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grindstone
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nut element
grinding tool
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JP9845695A
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Masayuki Hamura
雅之 羽村
Katsuhiko Yamamoto
克彦 山本
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用研削ロボットの研削砥石の交換を自動
的に遂行する装置の提供すること。 【構成】 研削工具16の砥石20を上下のスペーサ2
4、26で挟持するときにダブルロック式の上下六角ナ
ット28、30で締め付け固定し、砥石交換時にはナッ
トランナでダブルロック式六角ナット28、30を順次
に所定のプログラムで順次に取り外し、下部スペーサ2
6、磨耗砥石20を取り外し後に、砥石供給手段80で
砥石20を交換し、その後、再び、ナットランナ手段5
0の2つのナットランナ装置62,64により新砥石を
下スペーサ26、ダブルロック式六角ナット28、30
で締め付け固定し、上部スペーサ24との間に固定し
て、産業研削ロボットの再始動させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボット、特
に、アーム先端に砥石工具を交換可能に保持するホルダ
を有した回転研削工具を備え、該砥石工具によりワーク
の研削、バリ取り等を所定の教示プログラムに従って遂
行する産業用研削ロボットの砥石工具を、磨耗時にロボ
ット動作とナットランナ手段によるナットの回動解締、
回動緊締作用を利用して新しい砥石工具と自動的に交換
可能にするための産業用ロボットにおける研削工具の砥
石交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットのアーム先端に装着した
研削工具を用いて、溶接加工ワーク、鋳物ワーク、板金
加工ワーク等の溶接肉盛り部の修正、バリ取りや表面研
磨等を教示プログラムに従って自動遂行する研削作業用
ロボットは従来より多用されている。
【0003】このような研削作業用ロボットにおいて
は、研削工具のホルダ部分に装着される砥石工具の磨耗
度に応じた適正時期に砥石工具を交換する必要がある。
従って研削作業用ロボットにおける砥石工具の交換は、
従来より種々の方式の下に遂行されており、第1の方式
では、ロボットのアーム先端の手首部に装着された研削
工具を砥石工具を有した工具ホルダ部分共々全体的に、
自動交換装置によって交換するものである。この場合の
自動工具交換装置は、研削工具格納域に格納された修整
済み砥石工具を装着した複数の研削工具とロボットアー
ムの先端に装着された磨耗砥石工具を有した研削工具と
を搬送手段を介して交換するものである。そして、この
種の研削作業ロボットでは、アーム先端の先行使用の研
削工具に磨耗が発生したときには、研削工具を修整済み
砥石工具を有した研削工具に交換する方式となってい
る。
【0004】第2の方式として研削工具は軸付き砥石工
具を備えるものに限定し、その砥石軸を利用して自動交
換を行う方式のものも実用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の第
1の方式のものでは、磨耗した砥石工具を研削工具の砥
石取付部から取り外して新たな砥石工具や修整済み砥石
工具と交換する作業は、依然として作業者による手作業
が介在するもので、産業用ロボットの使用現場でロボッ
ト制御装置の制御に従って自動的に進行するロボット作
業の間に、人間の操作が介入すると言う点で完全な省力
効果が達成されていない不利を有する。
【0006】他方、第2の方式では、軸付き砥石工具で
ないディスク形の砥石工具を使用する研削作業ロボット
には応用できない点で不利を有する。依って、本発明の
目的は、このような不利を解消して、ディスク形の砥石
工具をロボットアームの先端に装着された研削工具に対
して自動的に装着し、また取り外すことが可能な産業用
ロボットにおける研削工具の砥石交換装置を提供せんと
するものである。
【0007】本発明の他の目的は、研削作業用ロボット
による研削作業の自動化を推進して作業者の介入を解放
し、完全自動化された産業用研削作業ロボットを提供せ
んとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的に鑑みて、
本発明は、産業用ロボットのアーム先端に把持された回
転研削工具のホルダ軸に備えられた上下1対のスペーサ
間に、該ホルダ軸のねじ部に螺合したダブルナット要素
によってねじ締め挟持される砥石工具を磨耗の進行に応
じて交換する砥石交換装置において、前記産業用ロボッ
トの機体動作の動作領域内の所定の第1の位置に設けら
れ、前記アーム先端に把持された前記回転研削工具ホル
ダにおける上スペーサを掴持するスペーサ固定部と、該
スペーサ固定部の下方に設けられ、前記回転研削工具の
ホルダの下スペーサを前記上スペーサに対してねじ締め
するダブルナット要素の二段側ナット要素を受入する第
1のソケットを有し、受入した該二段側ナット要素を回
動、解締すると共に反対回動により該二段側ナット要素
を緊締させうる第1のナット回転部およびダブルナット
要素における一段側ナット要素を受入して該一段側ナッ
ト要素を回動し、解締すると共に該回転された一段側ナ
ット要素と共に前記回転研削工具のホルダから離脱、取
外しされる砥石工具を受承する受け部を有し、かつ取り
外された砥石工具と交換される新しい砥石工具と共に前
記一段側ナット要素を前記回転研削工具のホルダ軸に係
合せしめる第2のソケットを有した第2のナット回転部
を具備したナットランナ部と、前記ナットランナ部で取
り外した砥石工具を該ナットランナ部から排除して新し
い砥石工具を該ナットランナ部の前記第2ソケットの受
け部に供給するように所定の第2の位置に設けられた砥
石供給部と、前記ナットランナ部の前記第1、第2ナッ
ト回転部の回動を所定シーケンスに従って作動、制御す
ることにより前記一段、二段のダブルナット要素の解
締、緊締作用を制御するナットランナ制御部と、を具備
して構成され、前記ナットランナ制御部は、前記ナット
ランナ部の第2ナット回転部において前記回転研削工具
のホルダ軸に供給された新しい砥石工具と前記一段側ナ
ット要素とを共に装着して締付け、次いで第1ナット回
転部において前記二段側ナット要素を装着して締付け、
新旧砥石工具の自動交換を行わせるようにした産業用ロ
ボットにおける研削工具の砥石交換装置を提供せんとす
るものである。
【0009】なお、上記ナットランナ制御部は、産業用
ロボットのロボット制御装置と接続して該ロボット制御
装置から砥石工具の交換プログラムに対応した指令信号
を供給、制御するように構成することが好ましい。ま
た、所要に応じてロボット制御装置の内部にナットラン
ナ制御部を予め組み込むようにしても良い。また、この
とき、新しい砥石工具を旧砥石工具に交換後の一段側お
よび二段側ナット要素の締付けは上記ナットランナ制御
部を介してロボット制御装置からの指令によって回転研
削工具のホルダ軸を回転させることによりおこなうよう
にしても良い。
【0010】
【作用】上述の構成によれば、研削作業用ロボットのア
ーム先端に装着された研削工具の砥石工具が磨耗した場
合には、ロボットアームや手首等の機体動作によって研
削工具を上記の第1の位置に設けられた上スペーサ固定
部に移動させ、該上スペーサ固定部で回転研削工具のホ
ルダにおける上スペーサを掴み係合して研削工具の回転
を停止し、停止後に上スペーサの係合を解除しながら、
回転停止状態の研削工具を下方の第1のナット回転部の
第1のソケットに、上ホルダに対して研削工具の下ホル
ダを介して砥石工具を締め付ける2つの六角ナットから
成るダブルナット要素における二段目のナット要素を該
第1ナット回転部の回転によってソケット孔とナット六
角面との位相合わせをしながら装入する。
【0011】ついで、上記上スペーサ固定部により再び
上スペーサを掴持、固定した上で上記ナットランナ制御
部の制御指令に応じて上記第1のナット回転部を作動す
ることにより、二段目の六角ナット要素をホルダ側のね
じボルトに対して回動させて解締し、取り外しを行って
第1のソケットに取り外した二段目のナット要素を受入
れる。
【0012】次に、上記二段目のナット要素が取り外さ
れた回転研削工具を静止状態に維持しつつ、ナットラン
ナ部を水平動作と上下動作との組合せ動作させ、第1の
ナット回転部に代えて第2のナット回転部を回転研削工
具のホルダ軸と整合、位置決めする。このときホルダ軸
にはダブルナット要素における一段目のナット要素によ
って下スペーサを介して砥石工具が依然として装着され
ているので、第2のナット回転部の正逆回転により一段
目六角ナット要素との位相合わせをして該第2のナット
回転部を一段目六角ナット要素に係合させる。
【0013】更に、該ナットランナにおける第2のナッ
ト回転部を回動させ、一段目六角ナットを解締する。こ
の結果、ダブルナット要素の一段目六角ナット要素もホ
ルダ軸から取り外され、下スペーサと共に第2のナット
回転部における第2ソケットに受入れる。このとき同時
に摩耗した砥石工具もホルダ軸から外れるが、この摩耗
砥石工具を上述した第2ナット回転部の受け部上に受承
する。
【0014】その後、ナットランナ部を砥石供給部へ移
動させ、取り外した摩耗砥石工具を該ナットランナ部か
ら排除して新しい砥石工具を砥石供給部から当該ナット
ランナ部の第2ソケットの受け部に供給し、それを該受
け部で支承した状態で、再びロボットに装着された回転
研削工具のホルダ軸下端へ移動する。その後、ナットラ
ンナ部をナットランナ制御部の制御下で作動させる。つ
まり該ナットランナ部の受け部上に支承した新しい砥石
工具をホルダ軸に装入しながら、さらに、第2ソケット
内に受承された下スペーサと一段目六角ナット要素とを
ホルダ軸に装着し、一段目ナットを上述した解締作用と
逆に回動、緊締し、砥石工具を上下のスペーサ間に固定
する。
【0015】次にナットランナ部を再び水平移動と上下
移動との組合せ動作で第1のナット回転部がホルダ軸の
下端に整合する位置へ位置決めする。そして、第1のナ
ット回転部のソケットに受入れた二段目の六角ナットを
該ホルダ軸の下端に係合させる。更に、該一段目六角ナ
ットを第1ナット回転部の回動によりねじ係合動作さ
せ、二段目ナット要素とダブルナット締付けを行うよう
にする。
【0016】その後、スペーサ固定部により回転研削工
具の上スペーサの固定を解除する。こうして、新旧砥石
工具の交換を終了させ、ロボットアーム等のロボット機
体を動作させて、回転研削工具を所定の研削作業原位置
へ復帰させるのである。
【0017】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて更に詳細に説明する。図1は、回転研削工具がエン
ドエフェクタとしてロボットの手首部の先端に装着され
た様子を示す略示図、図2は、産業用ロボットにおける
研削工具の砥石交換装置の構成を示す斜視図、図3はロ
ボット制御装置の指令により遂行される研削工具の交換
フローを示すフローチャートの前半部、図4は、ロボッ
ト制御装置の指令により遂行される研削工具の交換フロ
ーを示すフローチャートの後半部である。
【0018】図1において、ロボットのアーム部12の
先端に具備された手首部14には、回転研削工具16が
保持され、この回転研削工具16は、基端側に回転駆動
源18を有し、また、先端側の砥石ホルダ部16aに砥
石20を保持し、ロボットに予め教示されたプログラム
に従って、所要の研削作業、つまり、バリ取り、表面研
磨、溶接ビートの修整研削等を行うように構成されてい
る。
【0019】さて、ロボット手首部14に保持された回
転研削工具16の砥石20が使用に応じて所定の使用時
間を経過する等により切れ味の低下が顕著になると、こ
の時点で後述のロボット制御装置からの指令に応じて磨
耗砥石又は目詰り砥石の交換が遂行される。ここで、図
2を参照すると、回転研削工具16は、砥石20の交換
が行われるときには、ロボットの動作により、その回転
軸を略鉛直にした姿勢にされて砥石20の交換を受け
る。
【0020】回転研削工具16の砥石20は、回転軸2
2を介して工具本体16aの下端に保持されている。1
6bは、回転軸22の掴み部であり、回転軸22は、砥
石20に回転伝達を行うと共に両者一体となって回転す
る。そして、この回転軸22は、その下端に上部スペー
サ24を備え、この上部スペーサ24により砥石20の
略中心部を受承、支持している。上記上部スペーサ24
は中心に砥石20の中心孔が装入される回転軸22の延
長部分が設けられ、最下端には図示のように、ねじ筋2
2aを有している。また、上部スペーサ24の側面周壁
部24aは角柱形状に形成されて二面壁部を有し、これ
により、1対の挟み具、例えば、バイス工具により同二
面壁部を挟持することが可能な構造を有し、該側面周壁
部24aの二面壁部を挟持すると、回転軸22の回転を
強制的に阻止することが可能になっている。
【0021】この上部スペーサ24と共に砥石20を保
持する下部スペーサ26は、環状部材として形成され、
上部スペーサ24との間に砥石20を挟持する適宜厚の
部材として形成されている。この下部スペーサ26の下
方には回転軸22のねじ筋22aに噛合させて2つの六
角ナット28、30がダブルナットとして設けられ、こ
れらの六角ナット28、30を締めつけることによっ
て、下部スペーサ26を上部スペーサ24側に押圧し、
砥石20を強固に挟持し得ると共に、ナット弛みが発生
しない構造となっている。従って、砥石20の交換に当
たっては、ダブルナット構造の下側六角ナット30、上
側六角ナット28を順次にゆるめて、下部スペーサ26
の締めつけを解除することが必要となる。
【0022】次に、図2を更に参照して、砥石20の新
旧交換を遂行する装置に就いて、説明する。回転研削工
具16の砥石20を自動交換する交換装置は、上述した
研削工具16の下方砥石把持部における上部スペーサ2
4の側面壁部24aを挟持、固定するバイス工具52,
52を有した上部スペーサ固定手段50を備え、各バイ
ス工具52,52は1対の流体シリンダ53、53によ
り矢印Pで示す相互に接近方向または、矢印と反対の離
反方向に移動自在に形成されている。また、一対のバイ
ス工具52,52は、矢印Qで示すように、上下にも案
内手段54を介して一体となって可動に構成されてい
る。なお、流体シリンダ53、53の接近、離反動作や
上下動作は、ロボット制御装置RCからの指令信号に応
じて作動するように接続されている。また、このとき、
上記の1対の流体シリンダ53で一対のバイス工具52
を開閉する構成に代えて、1つの流体シリンダ53の先
端にスパナ工具を取付け、そのスパナ工具の開口は、上
部スペーサ24の側面壁部24aを挟持し得るように予
め調節、設定したものを用いるようにしても良い。
【0023】なお、上部スペーサ固定手段50の上下方
向の動作は、予め、所定の上下位置に調節、設定可能で
あれば良く、特別のアクチュエータ手段を利用して上下
に自動的に可動な構成としても良い。図示例では、作業
者により、予め、使用する研削工具16に応じて最適位
置を設定する場合を図示している。上記の上部スペーサ
固定手段50の直下には、ナットランナ手段60が設け
られている。
【0024】このナットランナ手段60は、第1のナッ
トランナ装置62、第2のナットランナ装置64を備え
て構成され、第1のナットランナ装置62は、研削工具
16の六角ナット28、30における下側六角ナット3
0の締め付け、取り外し手段として設けられ、該下側六
角ナット30に係合してナット締め付け、ナット取り外
しの両作用を遂行する周知のランナソケット66が支持
板67上で縦軸回りに正逆両方向に回動自在に設けられ
ている。
【0025】このランナソケット66は六角ナット30
の回動時の回転駆動源である駆動モータ68a、ランナ
ソケット66の正逆回動によるインチングを起動してラ
ンナソケット66と六角ナット30との位相合わせを行
う流体作動型のインチングアクチュエータ68bとを具
備し、駆動モータ68aとインチングアクチュエータ6
8bとは共にナットランナ制御装置70によって作動を
制御されるように構成され、同ナットランナ制御装置7
0自体は、ロボット制御装置RCに接続され、所定の砥
石交換プログラムに従って第1、第2のナットランナ装
置62、64の作動制御を行うものである。
【0026】一方、第2のナットランナ装置64も同様
に研削工具16の上側六角ナット28の締め付け、取り
外し手段として設けられ、該上側六角ナット28に係合
してナット締め付け、ナット取り外しの両作用を遂行す
るランナソケット72が支持板67上で縦軸回りに正逆
両方向に回動自在に設けられている。このランナソケッ
ト72も回動用の駆動源モータ74、流体作動型のイン
チングアクチュエータ76とを有している。
【0027】このナットランナ手段60は、支持板67
に支持された状態で、矢印R,Sで示す左右方向と矢印
T,Uで示す上下に図示されていない駆動手段を介して
移動自在に形成されている。また、このナットランナ手
段60から所定の距離だけ隔てた位置に砥石供給排出手
段80が設けられている。
【0028】この砥石供給排出手段80は、交換用の新
しい砥石20又は修整済みの砥石20等を予め重畳、保
管し、下端の供給口から供給する供給筒82、基板8
3、該供給筒82の下端供給口から砥石を一枚ずつ前方
に押圧して供給する砥石一枚分の厚さに形成された摺動
性の押出し板84を摺動往復自在に有している。この押
出し板84には、磨耗砥石の排出V溝84aと交換用砥
石20の押出し孔84bとが設けられ、また基板83の
前方部位には磨耗砥石の排出孔85が設けられている。
すなわち、前述したナットランナ手段60によってダブ
ルナット20、30を取り外されることにより、下部ス
ペーサ26と共に回転軸22から取り外しされた磨耗砥
石20は、この砥石供給排出部80の排出孔85から適
宜の磨耗砥石受け装置(図示なし)内に受容される構成
となっている。
【0029】次に、上述した上部スペーサ固定手段5
0、ナットランナ手段60、砥石供給排出手段80等を
具備した研削工具の砥石交換装置の作用を説明する。先
ず、ロボット機体のアーム12の先端の手首14に保持
された研削工具16の砥石20が磨耗状態に達したこと
がロボット制御装置RCによって例えば、所定の砥石使
用時間の経過を検知する等を介して検知されると、ロボ
ット制御装置RCは研削作業を中止して、研削工具16
をロボット動作によって交換ステーションに移動させ
る。次に、その回転軸22が上下鉛直方向を向くように
位置決めする。
【0030】このような鉛直方向に向けられた状態が図
2の砥石20の姿勢である。このような姿勢を維持した
まま、上部スペーサ固定手段50の上方位置に研削工具
16の磨耗砥石20を位置決め後に、上部スペーサ固定
手段50の一対のバイス工具52,52によって上部ス
ペーサ24を固定、保持する。この状態で、直下のナッ
トランナ手段60の第1のナットランナ装置62におけ
るランナソケット66の正逆回転に従って同ランナソケ
ット66の受け孔位相を下部六角ナット30の位相に整
合させる、所謂、インチングがインチングアクチュエー
タ68bの作動によってランナソケット66を正逆両方
向に調節回動させることによって遂行される。
【0031】位相整合により、ランナソケット66に下
部六角ナット30が受容されると、この時点で上部スペ
ーサ固定手段50の1対のバイス工具52,52を作動
させて強固に砥石ホルダ部16aの上部スペーサ24を
固定し、回転軸22の自由回転を抑止する。その後、第
1ナットランナ装置62をナットランナ制御装置70の
制御の下にロボット制御装置RCから入力される指令に
従って駆動モータ68aの駆動に応じて作動させ、ラン
ナソケット66を回動させて下部六角ナット30の取り
外しを行う。なお、この過程で、必要に応じてロボット
動作により砥石ホルダ部を上昇させて六角ナット30を
完全に取り外す。取り外されたナット30はランナソケ
ット66に受容され、保持される。
【0032】下部ナット30の取り外しが終了すると、
ナットランナ手段60は、先ず、一定距離だけ下降動作
(矢印U)し、その後、水平動作(矢印R)を遂行し
て、第2のナットランナ装置64を砥石20の直下位置
へ位置決めする。位置決め後に、更に、第2のナットラ
ンナ装置64を上昇(矢印T)動作させて同第2のナッ
トランナ装置64におけるインチングアクチュエータ7
6を起動してランナソケット72の位相を上部六角ナッ
ト28の位相に整合させるインチングを遂行する。
【0033】整合が終了してランナソケット72を上部
六角ナット28に係合させた時点でナットランナ制御装
置70の制御によりロボット制御装置RCのプログラム
指令に従って駆動モータ74を作動させ、上部六角ナッ
ト28を回転軸22のねじ筋部22aから解離させて下
方へ離脱させるナット取り外しプログラムが遂行され
る。
【0034】砥石20の下部側における上部六角ナット
28が取り外されるに従って、該上部六角ナット28の
直上方の下部スペーサ26も回転軸22から抜け落ちて
ランナソケット72の内部に落下、受容される。このと
き、磨耗砥石20も回転軸22から抜け落ちるが、該砥
石20はランナソケット72の最上部に形成されたフラ
ンジ部上に受け取られる。
【0035】そしてロボット機体が上昇することによ
り、研削工具16の砥石ホルダ部16a(図1参照)は
ナットランナ手段60から適宜量だけ上向きに離れる。
この時点で、更にロボット制御装置RCからの交換プロ
グラムにより、ナットランナ手段60が横移動し(矢印
S)、同手段60の第2のナットランナ装置64におけ
るランナソケット72を砥石供給排出手段80の搬出孔
85内に位置決めして停止する。
【0036】このとき、砥石供給排出手段80における
図示されていないアクチュエータがロボット制御装置R
Cからの指令に基づいて作動し、押出し板84をその待
機位置から前方の砥石排出、供給位置へ前進、摺動さ
せ、先ず、その押出し板84のV溝84aに依ってラン
ナソケット72の上面に保持された磨耗砥石20を押出
し落下により適宜の磨耗砥石受け装置の内部に排出、落
下させる。このとき略砥石一枚分の厚さを有して形成さ
れた同押出し板84は、その長孔84bの後端縁で供給
筒82の下端側の供給口から交換用の砥石20を押し出
すように前進し、押出した交換用砥石20をランナソケ
ット72のフランジ面上に砥石中心の取付け孔をランナ
ソケット中心に整合させるように、受渡し供給する。
【0037】交換用砥石20の受渡しが終了すると、押
出し板84は後退して再び、上記の待機位置に戻る。ま
た、ナットランナ手段60は横移動(矢印R)し、その
第2ナットランナ装置64のランナソケット72を再
び、研削工具16の回転軸22の直下に移動、位置決め
する。その後、ナットランナ手段60は、ナットランナ
制御装置70の制御により、今度は、砥石20の取付け
プログラムを実施するのである。
【0038】すなわち、先ず、第2ナットランナ装置6
4が上昇(矢印T)し、交換用砥石20を回転軸22に
挿通すると共にランナソケット72内に受容された下部
スペーサ26、上部六角ナット28を回転軸22の下端
のねじ筋部22aに係合させてから、駆動モータ74の
回転駆動により同上部六角ナット28を螺合させて下部
スペーサ26を押し上げ、砥石20を上部スペーサ24
との間に挟持する。
【0039】その後、ナットランナ手段60は下降動作
(矢印U)、水平横移動(矢印S)をして、第1のナッ
トランナ装置62の中心と回転軸22の中心とが一致し
た位置に到達させる。次に、ナットランナ手段60は上
昇して、第1のナットランナ装置62のランナソケット
66を回転軸22の下端に整合させて、受容している下
部六角ナット30を回転軸22の下端のねじ筋部22a
に螺合させる。そして駆動モータ68aをナットランナ
制御装置70の制御下に作動させ、下部六角ナット30
を回転軸22の下端にしっかりと締め付け、下部スペー
サ26と上部スペーサ24との間に強固に砥石20を挟
持する。
【0040】その後、上部スペーサ24の側面壁24a
の二面端を保持している上部スペーサ固定手段50のバ
イス工具52,52を流体シリンダ53,53の開放作
用に依って開口させ、上部スペーサ24の保持を解除す
る。こうして、砥石20の磨耗品と新規又は修整済み品
との間の交換が終了する。図3から図5は、ロボット制
御装置RCの砥石交換プログラムに基づく砥石交換指令
に従ってナットランナ制御装置70を介して遂行される
砥石交換過程を示すフローチャートである。
【0041】すなわち、ロボット制御装置RCは砥石の
交換装置による新旧砥石20の交換作業を図3〜図5に
示すステップで次々に遂行させる。 (1) まず、研削作業用ロボットのアーム先端に装着され
た研削工具の砥石工具が磨耗したことが検知されると、
スタート指令によって交換作業が開始される。 (2) そして、ロボットアームや手首等の機体動作によっ
て研削工具16の回転軸22が鉛直となるように交換姿
勢に設定し、研削工具16の回転を適宜の治具を用いて
停止する。
【0042】(3) 次に、上記の交換姿勢を維持して所定
の位置に設けられた上スペーサ固定手段50に移動さ
せ、該上スペーサ固定手段50の1対のバイス工具5
2,52で回転研削工具16のホルダ16aにおける上
部スペーサ24を掴み係合して研削工具の回転を停止す
る。 (4) 停止後に上部スペーサ24の係合を解除しながら、
回転停止状態の研削工具を下方のナットランナ手段60
の第1のナットランナ装置62のランナソケット66
に、ダブルナット機構を形成する2つの六角ナット2
8,30における二段目の六角ナット30を該第1ナッ
トランナ装置62の回転によってソケット孔とナット六
角面との位相合わせ(インチング)をしながら挿入す
る。
【0043】(5) ついで、上記上スペーサ固定手段50
により再び上スペーサを掴持、固定した上で上記ナット
ランナ制御装置70の制御指令に応じて上記第1のナッ
トランナ装置62を作動することにより、二段目の六角
ナット30を研削工具16のホルダ側の回転軸下端のね
じボルト22aに対して回動させて解締し、取り外しを
行ってランナソケット66に取り外した二段目の六角ナ
ット30を受入れる。
【0044】(6) 次に、上記二段目の六角ナット30が
取り外された回転研削工具16を静止状態に維持しつ
つ、ナットランナ手段50を水平動作と上下動作との組
合せ動作させ、第1のナットランナ装置62に代えて第
2のナットランナ装置64を回転研削工具16の回転軸
22と整合、位置決めする。このとき回転軸22にはダ
ブルナット要素における一段目の六角ナット28によっ
て下部スペーサ26を介して砥石20が依然として装着
されているので、第2のナットランナ装置64の正逆回
転により一段目六角ナット28との位相合わせ(インチ
ング)をして該第2のナットランナ装置64を一段目六
角ナット28に係合させる。
【0045】(7) 更に、該ナットランナ手段60におけ
る第2のナットランナ装置64を回動させ、一段目六角
ナット28を解締する。この結果、ダブルナット要素の
一段目六角ナット28も回転軸22から取り外され、下
部スペーサ26と共に第2のナットランナ装置64にお
けるランナソケット72に受入れる。このとき同時に摩
耗した砥石工具20も回転軸22から外れるが、この摩
耗砥石工具を上述した第2ナットランナ装置64のラン
ナソケット72のフランジ面上に受承する。
【0046】(8) その後、ナットランナ手段60を砥石
供給排出手段80へ移動させ、取り外した摩耗砥石工具
20を該ナットランナ手段60のランナソケット72か
ら排除して新しい砥石工具20を砥石供給排出手段80
から当該ナットランナ手段60のランナソケット72の
フランジ面上に中心を合わせて供給し、それを該ランナ
ソケット72で支承した状態で、再びロボットに装着さ
れた回転研削工具16のホルダ軸下端へ移動する。
【0047】(9) その後、ナットランナ手段60をナッ
トランナ制御装置70の制御下で作動させる。つまり第
2のナットランナ装置64のランナソケット72上に支
承した新しい砥石工具20を回転軸22に装入しなが
ら、さらに、ランナソケット72内に受承された下スペ
ーサ26と一段目六角ナット28とを回転軸22の下端
に装着し、一段目六角ナット28を前述の解締作用と逆
に回動、緊締し、砥石工具20を上下部スペーサ24、
26間に締め付け固定する。
【0048】(10) 次にナットランナ手段60を再び水
平移動と上下移動との組合せ動作で第1のナットランナ
装置262が回転軸22の下端に整合する位置へ位置決
めする。そして、第1のナットランナ装置62のランナ
ソケット66に受入れた二段目の六角ナット30を該回
転軸22の下端ねじ筋部22aに係合させる。更に、該
一段目六角ナット30を第1ナットランナ装置62の回
動によりねじ係合動作させ、二段目の六角ナット28と
ダブルナット式締付けを行うようにする。
【0049】その後、スペーサ固定手段50により回転
研削工具16の上部スペーサ24の固定を解除する。こ
うして、新旧砥石工具の交換を終了させ、ロボットアー
ム等のロボット機体を動作させて、回転研削工具16を
所定の研削作業原位置へ復帰させるのである。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、産業用研削ロボットの回転研削工具における
砥石の磨耗、目詰まりによる切れ味の低下に従って、自
動的に砥石を新規砥石又は修整済み砥石と自動交換を遂
行できるので、ロボット研削作業における省力化効果を
一層促進して研削作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転研削工具がエンドエフェクタとしてロボッ
トの手首部の先端に装着された様子を示す略示図であ
る。
【図2】産業用ロボットにおける研削工具の砥石交換装
置の構成を示す斜視図である。
【図3】ロボット制御装置の指令により遂行される研削
工具の交換フローを示すフローチャートの前半部分であ
る。
【図4】ロボット制御装置の指令により遂行される研削
工具の交換フローを示すフローチャートの中間部分であ
る。
【図5】ロボット制御装置の指令により遂行される研削
工具の交換フローを示すフローチャートの後半部分であ
る。
【符号の説明】
16…回転研削工具 16a…ホルダ部 20…砥石工具 22…回転軸 22a…ねじ筋部分 24…上部スペーサ 26…下部スペーサ 28…六角ナット 30…六角ナット 50…上部スペーサ手段 52…バイス工具 60…ナットランナ手段 62…第1のナットランナ装置 64…第2のナットランナ装置 66…ランナソケット 72…ランナソケット 70…ナットランナ制御装置 80…砥石供給排出手段 84…押出し板 RC…ロボット制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業用ロボットのアーム先端に把持され
    た回転研削工具のホルダ軸に備えられた上下1対のスペ
    ーサ間に、該ホルダ軸のねじ部に螺合したダブルナット
    要素によってねじ締め挟持される砥石工具を磨耗の進行
    に応じて交換する砥石交換装置において、 前記産業用ロボットの機体動作の動作領域内の所定の第
    1の位置に設けられ、前記アーム先端に把持された前記
    回転研削工具ホルダにおける上スペーサを掴持するスペ
    ーサ固定部と、 該スペーサ固定部の下方に設けられ、前記回転研削工具
    のホルダの下スペーサを前記上スペーサに対してねじ締
    めするダブルナット要素の二段側ナット要素を嵌合、受
    承する第1のソケットを有し、受承した該二段側ナット
    要素を回動、解締すると共に反対回動により該二段側ナ
    ット要素を緊締させ得る第1のナット回転部およびダブ
    ルナット要素における一段側ナット要素を受入して該一
    段側ナット要素を回動し、解締すると共に該回転された
    一段側ナット要素と共に前記回転研削工具のホルダから
    離脱、取外しされる砥石工具を受承する受け部を有し、
    かつ取り外された砥石工具と交換される新しい砥石工具
    と共に前記一段側ナット要素を前記回転研削工具のホル
    ダ軸に係合せしめる第2のソケットを有した第2のナッ
    ト回転部を具備したナットランナ部と、 前記ナットランナ部で取り外した砥石工具を該ナットラ
    ンナ部から排除して新しい砥石工具を該ナットランナ部
    の前記第2ソケットの受け部に供給するように所定の第
    2の位置に設けられた砥石供給部と、 前記ナットランナ部の前記第1、第2ナット回転部の回
    動を所定シーケンスに従って作動、制御することにより
    前記一段、二段のダブルナット要素の解締、緊締作用を
    制御するナットランナ制御部と、を具備して構成され、
    前記ナットランナ制御部は、前記ナットランナ部の第2
    ナット回転部において前記回転研削工具のホルダ軸に供
    給された新しい砥石工具と前記一段側ナット要素とを共
    に装着して締付け、次いで第1ナット回転部において前
    記二段側ナット要素を装着して締付け、新旧砥石工具の
    自動交換を行わせることを特徴とする産業用ロボットに
    おける研削工具の砥石交換装置。
  2. 【請求項2】 産業用ロボットのアーム先端に把持され
    た回転研削工具のホルダ軸に備えられた上下1対のスペ
    ーサ間に、該ホルダ軸のねじ部に螺合したダブルナット
    要素によってねじ締め挟持される砥石工具を磨耗の進行
    に応じて交換する砥石交換装置において、 前記産業用ロボットの機体動作の動作領域内の所定の第
    1の位置に設けられ、前記アーム先端に把持された前記
    回転研削工具ホルダにおける上スペーサを掴持するスペ
    ーサ固定部と、 該スペーサ固定部の下方に設けられ、前記回転研削工具
    のホルダの下スペーサを前記上スペーサに対してねじ締
    めするダブルナット要素の二段側ナット要素を嵌合、受
    承する第1のソケットを有し、受承した該二段側ナット
    要素を回動、解締すると共に反対回動により該二段側ナ
    ット要素を緊締させ得る第1のナット回転部およびダブ
    ルナット要素における一段側ナット要素を受入して該一
    段側ナット要素を回動し、解締すると共に該回転された
    一段側ナット要素と共に前記回転研削工具のホルダから
    離脱、取外しされる砥石工具を受承する受け部を有し、
    かつ取り外された砥石工具と交換される新しい砥石工具
    と共に前記一段側ナット要素を前記回転研削工具のホル
    ダ軸に係合せしめる第2のソケットを有した第2のナッ
    ト回転部を具備したナットランナ部と、 前記ナットランナ部で取り外した砥石工具を該ナットラ
    ンナ部から排除して新しい砥石工具を該ナットランナ部
    の前記第2ソケットの受け部に供給するように所定の第
    2の位置に設けられた砥石供給部と、 前記ナットランナ部の前記第1、第2ナット回転部の回
    動を所定シーケンスに従って作動、制御することにより
    前記一段、二段のダブルナット要素の解締、緊締作用を
    制御するナットランナ制御部と、を具備して構成され、
    前記ナットランナ制御部は、ロボット制御装置の指令に
    応じて前記ナットランナ部の第2ナット回転部において
    前記回転研削工具のホルダ軸に供給された新しい砥石工
    具と前記一段側ナット要素とを共に装着後に前記回転研
    削工具の前記ホルダ軸を回転させて、該砥石工具、該一
    段側ナット要素を締付け、次いで第1ナット回転部にお
    いて前記二段側ナット要素を装着後に前記回転研削工具
    の前記ホルダ軸を回転させて、該二段側ナット要素を締
    付け、新旧砥石工具の自動交換を行うことを特徴とする
    研削工具の砥石交換装置。
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