JPH08290342A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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Publication number
JPH08290342A
JPH08290342A JP9339995A JP9339995A JPH08290342A JP H08290342 A JPH08290342 A JP H08290342A JP 9339995 A JP9339995 A JP 9339995A JP 9339995 A JP9339995 A JP 9339995A JP H08290342 A JPH08290342 A JP H08290342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed screw
rotating
motor
screw shaft
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9339995A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Kodate
哲 古立
Toshiyuki Kinoshita
俊之 木下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9339995A priority Critical patent/JPH08290342A/ja
Publication of JPH08290342A publication Critical patent/JPH08290342A/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電などによる運転の突然の停止に伴う工具
のワークへの喰い込みを防ぐことができる工作機械を提
供する。 【構成】 研削盤の砥石を送る送りねじ軸24のモータ
25を軸受13、支持筒14、減速機15を介してブラ
ケット12に対して回転可能に支持し、停電などの運転
停止に伴ってモータ25の回転軸25aの回転を拘束す
るブレーキ26を当該モータ25に設けると共に、上記
運転停止に伴って伸長する油圧シリンダ16の基端側を
ブラケット12に固定する一方、当該油圧シリンダ16
の先端側を減速機15の外面に固定することにより、停
電などに伴って、砥石とワークをを引き離すように送り
ねじ軸24が回転するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械に関し、特
に、研削盤や立形フライス盤などのように、砥石やフラ
イスなどの工具を送りねじ軸で上下方向へ送る工作機械
であると有効なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の研削盤の一例を図4に示す。同図
に示すように、ベッド21上には、テーブル22が設け
られ、テーブル22上には、ワーク30が載置されてい
る。また、ベッド21上には、コラム23が立設され、
コラム23には、送りねじ軸24が長手方向を上下方向
へ向けて回転可能に設けられている。コラム23上に
は、送りねじ軸24の上端に連結するモータ25が設け
られ、モータ25には、研削盤の運転停止に伴ってモー
タ25の回転軸の回転を拘束するブレーキ26が設けら
れている。送りねじ軸24には、送りナット27aを介
して砥石ヘッド27が螺合し、砥石ヘッド27には、砥
石28が設けられている。
【0003】このような研削盤では、テーブル22にワ
ーク30を載置し、砥石ヘッド27を作動して砥石28
を回転させた後、モータ25を作動し、送りねじ軸24
を回転させて砥石ヘッド27を下方へ送ることにより、
ワーク30を砥石28で研削することができる。
【0004】このようにして研削を行っている際に停電
などで電源が突然切れてしまうと、砥石28やモータ2
5の回転などが停止するものの、砥石ヘッド27が慣性
力で送りねじ軸24を回転させながら落下して、砥石2
8がワーク30に喰い込んでしまい、ワーク30の取り
外しが困難となってしまうため、電源の停止に伴って前
記ブレーキ26が作動して、送りねじ軸24の回転を防
ぐことにより、砥石ヘッド27の落下を防止し、砥石2
8のワーク30への喰い込みを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源の
停止からブレーキ26の作動までには、わずかながらも
時間を要してしまうため、砥石ヘッド27の送り速度な
どによっては、前述したような研削盤では、砥石ヘッド
27の落下停止までの間に砥石28がワーク30に喰い
込んで、ワーク30の取り外しが困難となってしまう場
合があった。
【0006】このような問題は、上記のような研削盤に
限らず、工具を送りねじ軸で送る工作機械であれば、十
分に起こり得ることであり、特に、フライスを上下方向
へ送る立形フライス盤などのように、工具を上下方向へ
送る工作機械では、より起こりやすいものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による工作機械は、回転手段の回転軸を
回転させて送りねじ軸に設けられた工具を送る工作機械
において、運転停止に伴って、前記回転手段の前記回転
軸の回転を拘束する拘束手段と、前記回転手段の前記回
転軸の軸心を中心として当該回転手段を回転可能に支持
する支持手段と、上記運転停止に伴って、ワークと前記
工具とを引き離す方向となる前記送りねじ軸の回転方向
へ前記回転手段の前記回転軸の軸心を中心として当該回
転手段を回転させる駆動手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】前述したように構成された本発明の工作機械に
よれば、運転が停止することで、拘束手段が回転手段の
回転軸の回転を拘束する一方、駆動手段がワークと工具
とを引き離す方向となる送りねじ軸の回転方向へ回転手
段の回転軸の軸心を中心として回転手段を回転させるの
で、運転停止時には、工具がワークから引き離される。
【0009】
【実施例】本発明による工作機械を研削盤に適用した場
合の一実施例を図1〜3を用いて説明する。なお、図1
は、その要部の構造を表す断面図、図2は、図1のII−
II線断面矢視図、図3は、その主要部の構成を表す回路
図である。
【0010】図1に示すように、研削盤のコラム23の
内部には、送りねじ軸24が長手方向を上下方向へ向け
て配置されており、この送りねじ軸24は、その上端側
が上記コラム23の上面を貫通して突出すると共に、軸
受11を介して当該コラム23に回転可能に支持されて
いる。コラム23の上面には、円筒状をなすブラケット
12が送りねじ軸24を囲むように当該送りねじ軸24
と同軸をなして立設されている。ブラケット12の上端
側の内面には、軸受13が嵌合され、軸受13の内輪に
は、支持筒14が嵌合されている。つまり、支持筒14
は、ブラケット12に対して回転可能に支持されている
のである。
【0011】図1に示すように、支持筒14の上部に
は、減速機15が当該支持筒14と同軸をなして設けら
れている。減速機15の上部には、回転手段であるモー
タ25が設けられており、モータ25の回転軸25a
は、減速機15の円筒状をなす入力軸15aに差し込ま
れて連結されている。減速機15の出力軸15bは、前
記送りねじ軸24の上端側にカップリング24aを介し
て連結されている。モータ25の上部には、研削盤の運
転停止に伴ってモータ25の回転軸25aの回転を拘束
する拘束手段であるブレーキ26が設けられている。
【0012】よって、前記支持筒14のブラケット12
に対する回転を拘束し、モータ25を作動させることに
より、減速機15の入力軸15a及び出力軸15bを介
して送りねじ軸24を回転させることができ、前記ブレ
ーキ26を作動させてモータ25の回転軸25aの回転
を拘束し、前記支持筒14をブラケット12に対して回
転させることにより、減速機15、モータ25、ブレー
キ26を回転させることができると共に、これら部材の
回転と一体的に送りねじ軸24も回転させることができ
るのである。このようなブラケット12、軸受13、支
持筒14、減速機15などにより、本実施例では、支持
手段を構成している。
【0013】図1,2に示すように、前記ブラケット1
2には、片ロッドの複動式油圧シリンダ16の基端部が
支持板12aを介して水平方向へ揺動可能となるように
連結されている。油圧シリンダ16のロッド16aの先
端は、前記減速機15の外面に水平方向へ揺動可能に連
結されている。つまり、油圧シリンダ16のロッド16
aを伸縮することにより、ブラケット12に対して減速
機15を回転させることができるのである。
【0014】図3に示すように、油圧シリンダ16の先
端側及び基端側は、圧力補正機能を有するチェック弁付
き可変絞り弁1にそれぞれ連結されており、当該絞り弁
1は、そのチェック弁が油を油圧シリンダ16側へ向け
て流通させるように配設されている。上記絞り弁1に
は、研削盤の電源と連動して作動する単一電磁石による
スプリングオフセットの2ポジション型の電磁方向制御
弁2が連結されており、当該制御弁2は、研削盤の運転
作動時に、一方側を油圧シリンダ16の先端側へ連結
し、他方側を油圧シリンダ16の基端側へ連結する一
方、研削盤の運転停止時に、一方側を油圧シリンダ16
の基端側へ連結し、他方側を油圧シリンダ16の先端側
へ連結するようになっている。
【0015】前記電磁方向制御弁2は、その一方側がチ
ェック弁3を介して油圧ポンプ5に連結され、その他方
側が油タンク4内に連結されており、上記チェック弁3
は、油を油圧ポンプ5側から電磁方向制御弁2側へ向け
て流通させるように配設されている。油圧ポンプ5は、
ストレーナ5aを介して油タンク4内に連結され、当該
油圧ポンプ5には、モータ6が連結されている。
【0016】一方、前記電磁方向制御弁2とチェック弁
3との間には、止め弁7を介してアキュムレータ8が連
結され、アキュムレータ8と止め弁7との間には、圧力
計8aが設けられている。また、電磁方向制御弁2とチ
ェック弁3との間と止め弁7との連結部分は、圧力制御
弁9を介して油タンク4内に連結されている。
【0017】よって、研削盤の運転作動時、即ち、給電
時等には、モータ6が作動して油圧ポンプ5を駆動し、
油圧ポンプ5がストレーナ5aを介して油タンク4内の
油を吸引し、チェック弁3、電磁方向制御弁2、絞り弁
1を介して油圧シリンダ16の先端側に当該油を送給す
ると共に、当該油圧シリンダ16の基端側の油が絞り弁
1、電磁方向制御弁2を介して油タンク4内へ送出され
ることにより、油圧シリンダ16のロッド16aが短縮
するのである。
【0018】一方、研削盤の運転停止時、即ち、停電時
等には、電磁方向制御弁2が切り換わり、油圧シリンダ
16の先端側の油が絞り弁1、電磁方向制御弁2を介し
て油タンク4内へ送り出されると共に、停電等によりモ
ータ6が停止して油圧ポンプ5が停止するものの、アキ
ュムレータ8が電磁方向制御弁2、絞り弁1を介して油
圧シリンダ16の基端側に油を送給することにより、油
圧シリンダ16のロッド16aが伸長するのである。
【0019】このような絞り弁1、電磁方向制御弁2、
チェック弁3、油タンク4、油圧ポンプ5、モータ6、
止め弁7、アキュムレータ8、圧力制御弁9、油圧シリ
ンダ16などにより、本実施例では、駆動手段を構成し
ている。
【0020】このように構成された研削盤は、次のよう
に作動する。モータ25を作動して回転軸25aを回転
させることにより、減速機15の入力軸15a、出力軸
15bを介して送りねじ軸24が回転し、砥石ヘッドが
ワークへ送られ、砥石によるワークの研削が可能とな
る。
【0021】このような状態で停電などにより電源が突
然切れると、電源の停止に伴って、ブレーキ26が作動
して送りねじ軸24の回転を拘束する一方、電磁方向制
御弁2が切り換わり、前述したようにして油圧シリンダ
16のロッド16aを伸長ささせ、ブラケット12に対
して支持筒14、減速機15、モータ25、ブレーキ2
6を回転させる。これにより、送りねじ軸24が砥石ヘ
ッドを上昇させる方向へ回転し、砥石をワークから引き
離すように作動する。
【0022】従って、砥石がワークに喰い込んでしまっ
たとしても、砥石がワークから即時に引き離されるよう
に作動するので、ワークを容易に取り外すことができる
と共に、ワークに対するダメージを最小限にすることが
できる。
【0023】なお、前述した実施例では、研削盤に適用
した場合を説明したが、フライスを上下方向へ送る立形
フライス盤などにも適用できるのはもちろんのこと、工
具を送りねじ軸で送る工作機械であれば、適用すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】前述したように、本発明による工作機械
では、運転が停止することで、工作手段が回転手段の回
転軸の回転を拘束する一方、駆動手段がワークと工具と
を引き離す方向となる送りねじ軸の回転方向へ回転手段
の回転軸の軸心を中心として回転手段を回転させるの
で、運転停止時には、工具がワークから引き離れる。こ
のため、停電などで運転が突然停止したとしても、工具
がワークに喰い込んだ状態となることはないので、ワー
クを容易に取り外すことができると共に、ワークに対す
るダメージを最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工作機械を研削盤に適用した場合
の一実施例の要部の構造を表す断面図である。
【図2】図1のII−II線断面矢視図である。
【図3】その主要部の構成を表す回路図である。
【図4】従来の研削盤を表す構造図である。
【符号の説明】
1 絞り弁 2 電磁方向制御弁 3 チェック弁 4 油タンク 5 油圧ポンプ 6 モータ 7 止め弁 8 アキュムレータ 9 圧力制御弁 11 軸受 12 ブラケット 13 軸受 14 支持筒 15 減速機 16 油圧シリンダ 23 コラム 24 送りねじ軸 25 モータ 26 ブレーキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転手段の回転軸を回転させて送りねじ
    軸に設けられた工具を送る工作機械において、 運転停止に伴って、前記回転手段の前記回転軸の回転を
    拘束する拘束手段と、 前記回転手段の前記回転軸の軸心を中心として当該回転
    手段を回転可能に支持する支持手段と、 上記運転停止に伴って、ワークと前記工具とを引き離す
    方向となる前記送りねじ軸の回転方向へ前記回転手段の
    前記回転軸の軸心を中心として当該回転手段を回転させ
    る駆動手段とを備えたことを特徴とする工作機械。
JP9339995A 1995-04-19 1995-04-19 工作機械 Withdrawn JPH08290342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9339995A JPH08290342A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 工作機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9339995A JPH08290342A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 工作機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08290342A true JPH08290342A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14081230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9339995A Withdrawn JPH08290342A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 工作機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08290342A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6626735B2 (en) 2000-10-03 2003-09-30 Nippei Toyama Corporation Method of stopping machining operation in machine tool and machining controlling apparatus for implementing the same
CN108555027A (zh) * 2018-05-11 2018-09-21 鞍钢股份有限公司 一种快速判断辊箱丝杠失效的方法
KR102378435B1 (ko) * 2021-06-09 2022-03-23 최이례 감속기를 구비한 v컷팅 머신

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6626735B2 (en) 2000-10-03 2003-09-30 Nippei Toyama Corporation Method of stopping machining operation in machine tool and machining controlling apparatus for implementing the same
CN108555027A (zh) * 2018-05-11 2018-09-21 鞍钢股份有限公司 一种快速判断辊箱丝杠失效的方法
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702