JPH0828959B2 - コネクタ入力方式ステッピングモータ - Google Patents

コネクタ入力方式ステッピングモータ

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JPH0828959B2
JPH0828959B2 JP3223864A JP22386491A JPH0828959B2 JP H0828959 B2 JPH0828959 B2 JP H0828959B2 JP 3223864 A JP3223864 A JP 3223864A JP 22386491 A JP22386491 A JP 22386491A JP H0828959 B2 JPH0828959 B2 JP H0828959B2
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JP
Japan
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connector
outer frame
terminal
motor
stepping motor
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JP3223864A
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JPH0564410A (ja
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良明 福田
真朗 松原
忠男 瀬越
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ,ファクシミ
リ,複写機などの情報機器分野、ミシン,FA機器など
の産業分野を含め、広範囲にわたってその駆動部分に使
用されているステッピングモータにおいて、その入出力
部分とモータ部を一体構成とすることにより、半田接合
部の削減、入力部分のコンパクト化を図り、もって機器
の信頼性向上及びコンパクト化を図ることのできるコネ
クタ入力方式ステッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ステッピングモータの総需要は年
々拡大傾向にあり、その用途も広範囲に及んでいる。そ
れに伴い機器側に貢献できるモータのコンパクト化設
計、低コスト化の要求も高まってきている。
【0003】以下に従来のコネクタ入力方式ステッピン
グモータについて説明する。図3は従来のコネクタ入力
方式ステッピングモータの構造断面図を示すものであ
る。図3において、1はステッピングモータの回転子部
であり、2は回転子部1と一定空隙をもって構成される
固定子部である。3a,3bは一対のインシュレータで
4a,4bは巻線部である。5はコネクタ外枠(ハウジ
ング)で、6はコネクタハウジング5に挿入されている
複数のコネクタ端子である。7は巻線配線用のプリント
基板、8と10は半田部、9はプリント基板支持ピン、
11はモータカバーであり、コネクタ端子6はあらかじ
め巻線配線用のプリント基板7に半田部8で電気的な導
通を行なっている。さらにプリント基板7はインシュレ
ータ3bにあらかじめ打っておいたプリント基板支持ピ
ン9に半田部10で固定される。この時、巻線4bをプ
リント基板支持ピン9に巻きつけ、プリント基板7に電
気的導通を得ることができる構成としている。
【0004】以上のように構成されたコネクタ入力方式
ステッピングモータについて、以下にその動作を説明す
る。機器側から入力される電圧及びステップ指令はコネ
クタ端子6に入力され、プリント基板7との接合部8及
びプリント基板7内の配線を通してプリント基板支持ピ
ン9に巻きつけた巻線4bに印加される。この指令に基
づき巻線4a,4bは順次励磁され、固定子部2,回転
子部1の分割数に対応して回転動作を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、コネクタハウジング5とコネクタ端子
6をプリント基板7に接合するための半田部8が必要で
あり、半田部8のスペースを考慮した構造を要するため
に、コネクタ部分が大きく突出する構造となっていた。
また、コネクタ端子6とプリント基板7の半田部8及び
プリント基板支持ピン9とプリント基板7と巻線4bの
複合半田部10の2種類の半田接合部構造となってい
た。さらにプリント基板7は、板状で折れやすいという
材料的欠陥をもっていたため、モータ組立時での配慮と
共に機器側でのコネクタ扱いにも配慮をする必要があっ
た。
【0006】以上のように、半田接合部が多いことによ
る接合信頼度の低下、またその接合部も巻線,プリント
基板,プリント基板支持ピンの3点複合の接続となって
いる部分も介在し、さらに信頼性への注意を要してい
た。また、コネクタハウジングを装着する場合は、その
スペース上大きく突出してしまうため突出部のスペース
確保が機器側で必要となり、機器設計のコンパクト化に
大きな支障となっていた。さらに、プリント基板強度の
アップは、材料的課題も大きく、コスト的に難しい状態
になっていた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、信頼性が高く、機器コンパクト化設計に対応でき
るコネクタ入力方式ステッピングモータを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のコネクタ入力方式ステッピングモータは
ータが使用される機器側のコネクタに電気接続する複数
のコネクタ用端子と、前記コネクタ用端子にそれぞれ直
結した配線用端子とを合成樹脂で一体成形した端子組立
と、前記機器側のコネクタ外囲器に嵌合する第1のコネ
クタ外枠を有し且つ前記端子組立を装着する係合部を備
えたモータ巻線絶縁用インシュレータと、前記機器側の
コネクタ外囲器に前記第1のコネクタ外枠の反対側から
嵌合する第2のコネクタ外枠を有し且つ前記モータ巻線
絶縁用インシュレータとともに前記端子組立をはさみ込
んで固定するモータカバーを備えている。
【0009】
【作用】この構成によって、機器コネクタとの嵌合部を
構成するコネクタ用端子と、第1の外枠と第2の外枠か
らなるコネクタハウジングとがモータ構成部品と一体化
され、組立上必要としていたクリアランススペースを有
効活用できるため、コネクタ嵌合部の突出を従来比1/
2(体積比)にすることができる。また、従来のプリン
ト基板に相当する部分を樹脂で構成するため材料的に折
れや割れに対する強度が向上する。また、巻線配線は、
コネクタ用端子と巻線配線用端子を樹脂成形内で直結す
るため、従来の複合接合を通常の半田接合にすることが
でき、しかも従来必要であったプリント基板,コネクタ
用端子の半田接合は削除できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1,図2において、12は端子組立、1
3はインシュレータ、14はインシュレータ13に一体
成形した第1の外枠、15はモータカバー、16aはモ
ータカバー15に一体成形した第2の外枠で、第1の外
枠14と第2の外枠16aとによりコネクタハウジング
を構成する。16bは端子組立保持用凸部、17は機器
コネクタ(図示せず)に電気接続する複数のコネクタ用
端子、18は巻線配線用端子、19は端子組立12をイ
ンシュレータ13に位置決めする凹部、20は端子組立
12をインシュレータ13に位置決め固定するための凹
部、21は端子組立12の位置決め凹部19に嵌合する
インシュレータ凸部、22は端子組立12の位置決め固
定用凹部20に嵌合するインシュレータ凸部である。
【0012】以上のように構成されたコネクタ入力方式
ステッピングモータについて、以下その詳細を説明す
る。
【0013】まず、図2(b)の端子組立12は、機器
コネクタと接合のためのコネクタ用端子17を複数個有
し、各端子17と直結した巻線配線用端子18を有して
いる。端子組立12はインシュレータ13への位置決め
凹部19を有し、インシュレータ13の位置決めの凸部
21にはめ込む。インシュレータ13には、コネクタハ
ウジング部を構成する第1の外枠14が一体構成されて
おり、インシュレータ凸部21と端子組立凹部19を組
み合わせて嵌合させれば、図1のコネクタ用端子12、
第1の外枠14の状態になる。この状態で巻線4bは、
端子組立12の巻線配線用端子18に配線され、半田に
て電気的導通を行なう。さらにモータカバー15を組み
合わすことにより、コネクタハウジングを構成する第2
の外枠16aが構成されるとともに、端子組立12の補
助的な保持を目的とする凸部16bが端子組立12に接
触する。この状態でコネクタ用端子17に機器側から入
力が加わると、直結された配線用端子18を経て各巻線
に指令が届き、対応した回転子の動作を行なう。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明は、機器コネクタ
に嵌合する複数のコネクタ用端子を樹脂で一体成形した
端子組立と、インシュレータに同時成形した前記機器コ
ネクタの外囲器に嵌合する第1の外枠と、端子組立をは
さみ込むように構成したモータカバーに同時成形した前
記機器コネクタの外囲器に嵌合する第2の外枠とで構成
したコネクタ嵌合部を設けることにより、コネクタ嵌合
部突出体積を従来比1/2にコンパクト化することがで
きると共に、巻線からコネクタ用端子までの半田接合部
が従来より削減でき、配線の媒体としていたもろいプリ
ント基板を排除することが可能となり、半田接合の信頼
性向上及び配線部強度の信頼性向上により大幅な信頼性
向上が可能となるばかりでなく、端子部の突出スペース
を1/2にすることによる使用機器のコンパクト化設計
に貢献できる優れたコネクタ入力方式ステッピングモー
タを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコネクタ入力方式ス
テッピングモータの構造断面図
【図2】本発明の一実施例の詳細図であり (a)は第2の外枠を具備するモータカバーの斜視図 (b)は端子組立の斜視図 (c)は第1の外枠を具備するモータ本体部の斜視図
【図3】従来のコネクタ入力方式ステッピングモータの
構造断面図
【符号の説明】
4a,4b モータ巻線 12 端子組立 13 インシュレータ 14 第1の外枠 15 モータカバー 16a 第2の外枠 17 コネクタ用端子 18 配線用端子 19 位置決め用凹部 20 位置決め固定用凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータが使用される機器側のコネクタに
    電気接続する複数のコネクタ用端子と、前記コネクタ用
    端子にそれぞれ直結した配線用端子とを合成樹脂で一体
    成形した端子組立と、前記機器側のコネクタ外囲器に嵌
    合する第1のコネクタ外枠を有し且つ前記端子組立を装
    着する係合部を備えたモータ巻線絶縁用インシュレータ
    と、前記機器側のコネクタ外囲器に前記第1のコネクタ
    外枠の反対側から嵌合する第2のコネクタ外枠を有し且
    つ前記モータ巻線絶縁用インシュレータとともに前記端
    子組立をはさみ込んで固定するモータカバーを備えたコ
    ネクタ入力方式ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ用端子と対応する前記配線
    用端子が互いに同体に構成された事を特徴とする請求項
    1記載のコネクタ入力方式ステッピングモータ。
JP3223864A 1991-09-04 1991-09-04 コネクタ入力方式ステッピングモータ Expired - Lifetime JPH0828959B2 (ja)

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JP3223864A JPH0828959B2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 コネクタ入力方式ステッピングモータ

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JP3223864A JPH0828959B2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 コネクタ入力方式ステッピングモータ

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JPH0564410A JPH0564410A (ja) 1993-03-12
JPH0828959B2 true JPH0828959B2 (ja) 1996-03-21

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ID=16804905

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JP3223864A Expired - Lifetime JPH0828959B2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 コネクタ入力方式ステッピングモータ

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