JPH0828954A - 給湯器 - Google Patents
給湯器Info
- Publication number
- JPH0828954A JPH0828954A JP6168289A JP16828994A JPH0828954A JP H0828954 A JPH0828954 A JP H0828954A JP 6168289 A JP6168289 A JP 6168289A JP 16828994 A JP16828994 A JP 16828994A JP H0828954 A JPH0828954 A JP H0828954A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- water supply
- filling
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Abstract
湯回路とに湯を供給できるようにし、湯張り中に前記給
湯場所での湯の使用が開始されると、湯張り回路を遮断
するための湯張り制御部を具備させた給湯器において、
湯張り中に給湯場所への給湯に切り替わったときに不意
に高温度の湯が出る不都合を解消できるようにするこ
と。 【構成】給湯場所に設けられた給湯制御用リモコン(4)
の優先スイッチ(41)又は湯温設定器(42)のいずれかが操
作されたときには、この給湯制御用リモコン(4)側によ
って設定された出湯温度に制御される構成とし、上記湯
張り制御部の出力により湯張り回路(2a)が遮断された状
態で前記優先スイッチ(41)又は湯温設定器(42)のいずれ
かが操作された時に出湯温度を前記湯温設定器(42)によ
る設定温度に切り替える温度設定切替手段を設けたこ
と。
Description
の湯張りと台所等への給湯を可能にした給湯器に関する
ものである。
温度の湯を設定水位まで自動的に湯張りすると共に、必
要に応じて台所等の給湯場所で任意に湯を取り出せる
(以下、単に給湯という)ようにしたものが普及してい
る。このような給湯器では、湯張り温度等が所定の温度
域に設定されていると共に、給湯側では湯温設定器によ
って所望の出湯温度に設定できるようになっている。ま
た、一般に、湯張りの際の給湯器からの出湯温度と、前
記給湯時の出湯温度が相違することから、湯張り中に前
記給湯が実行されると、一時的に湯張り動作を停止して
出湯温度を給湯場所にて設定された出湯温度に切り替え
て給湯側の回路側のみを開放した給湯状態となる。
5252号に提案されているが、このものでは、湯張り
中に給湯状態に切り替わった時には、給湯場所では、当
該給湯場所にて設定されていた温度の湯が出る。従っ
て、湯張り動作が実行される前の給湯側の設定温度が高
温であった場合に、上記のように湯張りから給湯に自動
的に切り替わると、この給湯温度が前記高温のままとな
る。このような場合には、給湯側での湯の使用を開始し
た時に不意に高温度の湯に触れる危険がある。
を低く設定し直すと、前記危険が回避されるものの、こ
れを忘れると予期しない高温の湯が出てしまうからであ
る。また、通常は、給湯器から給湯場所までの給湯配管
が長いことから、湯張り前に高温出湯状態で使用されて
いても、この高温出湯状態の使用から一定時間経過して
いると、前記給湯配管内の湯温が低下しており、給湯側
に切り替わった時点では一時的に設定温度よりも低い温
度の湯が出るが、その後、急に温度設定器によって設定
されていた高温の湯に切り替わることから、前記したよ
うに低温側への湯温設定を忘れると、高温出湯への変化
が一層不意なものとなるからである。
であり、『給湯用の熱交換器から浴槽に湯張りするため
の湯張り回路と台所等の給湯場所への給湯回路とに湯を
供給できるようにし、湯張り温度の湯を浴槽に湯張りし
ているときに前記給湯場所での湯の使用が開始される
と、これを検知して自動的に湯張り回路を遮断して前記
給湯回路側のみを前記熱交換器に連通させるための湯張
り制御部を具備させた給湯器』において、湯張り中に給
湯場所への給湯に切り替わったときに不意に高温度の湯
が出る不都合を解消できるようにすることをその課題と
する。
的手段は、『給湯場所には給湯時の出湯温度を給湯側に
優先させる為の優先スイッチ(41)又は湯温設定器(42)を
具備する給湯制御用リモコン(4) を設けると共に、前記
優先スイッチ(41)又は湯温設定器(42)のいずれかが操作
されたときには、この給湯制御用リモコン(4) からの信
号によって給湯器の出湯温度が前記湯温設定器(42)によ
って設定された出湯温度に制御される構成とし、上記湯
張り制御部の出力により湯張り回路(2a)が遮断されて給
湯回路(2b)側のみが開放された状態で前記優先スイッチ
(41)又は湯温設定器(42)のいずれかが操作された時に出
湯温度を前記湯温設定器(42)による設定温度に切り替え
る温度設定切替手段(C2)を設けた』ことである。
中に給湯回路(2b)が開放されると、湯張り制御部の出力
によって湯張り回路(2a)が遮断される。この直後では、
優先スイッチ(41)又は湯温設定器(42)が操作されていな
いから、湯張り温度の湯が給湯回路(2b)側から取り出さ
れる。
(42)が操作されると、温度設定切替手段(C2)の出力によ
りこのときの湯温設定器(42)による温度設定状態に切り
替わる。この操作は、使用者自ら行うものであるから、
この後の出湯温度が予想外のものとはならなず、意図し
た通りの温度湯が取り出されることとなる。
温度の湯が取り出されて、その後に、意図したとおりの
温度の湯が取り出されるから、不意に高温度の湯が出る
不都合が回避できる。また、湯張り温度は、入浴に適す
る程度の温度であるから、湯張り温度の湯がそのまま継
続的に取り出されたとしても、火傷の危険もない。
2に従って詳述する。この実施例では、図1に示すよう
に、入水回路(1) が熱交換器(10)を介して湯張り回路(2
a)及び給湯回路(2b)に分岐した形式の給湯器としてあ
り、湯張り回路(2a)と給湯回路(2b)の前記分岐点近傍部
分及び熱交換器(10)、さらには、制御装置(C) がケーシ
ング(K) に内蔵されている。
第1流量センサ(11)が挿入され、湯張り回路(2a)には湯
張り流量を計測する為の第2流量センサ(21)が挿入され
ている。前記湯張り回路(2a)は、浴槽(B) の側壁下部に
連通され、前記第2流量センサ(21)と直列に湯張り弁(2
2)が挿入されている。他方の給湯回路(2b)は熱交換器(1
0)の下流側から台所の流し台に設けた蛇口(23)に配管さ
れたものである。この蛇口(23)の近傍には、優先スイッ
チ(41)及び湯温設定器(42)を具備する給湯制御用リモコ
ン(4) が設置され、浴室壁面には、追焚用のスイッチ
や、浴室側優先スイッチ、更には、湯張り動作を開始さ
せる為の湯張りボタン等を具備させた浴室用リモコン
(3) が設置されている。なお、前記優先スイッチは、こ
れが設けられたリモコン側の湯温設定器による湯温設定
を他のリモコンの湯温設定器による湯温設定に優先させ
るものであり、これの操作により、当該リモコン側によ
って設定された温度の湯が取り出されるものである。
リモコン(4) からの信号がケーシング(K) 内に設けた制
御装置(C) に入力されており、何れからも給湯器を運転
状態とすることができると共に、出湯温度の設定等が可
能である。また、出湯温度、つまり、熱交換器(10)の出
口部の湯の温度を、設定温度に制御する為に、浴室用リ
モコン(3) 又は給湯制御用リモコン(4) によって設定さ
れた温度に維持する為の出湯温度制御装置(C1)が上記制
御装置(C) に内蔵される。なお、この出湯温度制御装置
(C1)の構成、つまり、優先スイッチが操作された側の浴
室用リモコン(3) 又は給湯制御用リモコン(4) で設定さ
れた湯温に出湯温度が制御される構成は周知であるか
ら、以下ではこれの説明を省略する。
制御装置(C1)によって湯張り回路(2a)を介して浴槽(B)
に供給される湯の温度が、上記した湯張り温度に設定さ
れるが、この湯張り中に給湯回路(2b)側が開放される
と、湯張り弁(22)を閉弁させて給湯回路(2b)側のみを開
放させるための湯張り制御部(C3)が装備される。この湯
張り制御部(C3)は、第1流量センサ(11)の単位時間当た
りの入水流量(Q0)と、湯張り回路(2a)の単位時間当たり
の湯張り量(Q1)とを比較して、前記入水流量(Q0)と湯張
り量(Q1)との差が設定値を越えると湯張り弁(22)を閉弁
させるように動作するものである。
マイクロコンピュータが採用され、図2に示すフローチ
ャートのプログラムを実行する構成としてある。以上に
詳述した給湯器の湯張り中の動作を図2のフローチャー
トに基づいて詳述する。浴室用リモコン(3) 又は給湯制
御用リモコン(4) には、湯張り操作の為の湯張りスイッ
チ(図示せず)が装備されており、これが操作されると
湯張り弁(22)が開弁されて湯張り動作が開始される。
度は湯張り温度(42℃〜43℃程度)に設定されて、
この温度の湯が湯張り回路(2a)から浴槽(B) に供給され
る。・・・ステップ(51) この湯張り状態に於いて、湯張り回路(2a)に挿入した第
2流量センサ(21)の検知出力(湯張り量(Q1))と、入水
回路(1) に挿入した第1流量センサ(11)の検知出力(入
水流量(Q0))との差が常時監視される。・・・ステップ
(52) 入水流量(Q0)と湯張り量(Q1)との差が設定値(5リット
ル)になり、この状態が一定時間継続すると、蛇口(23)
が開放されて給湯回路(2b)側が使用された状態になった
と判定される。・・・ステップ(53) この後湯張り弁(22)が閉弁されて湯張りが停止される。
このとき、給湯回路(2b)側が開放されているから蛇口(2
3)から流し台に出湯する。そして、このときの出湯温度
は湯張り温度に設定されたままに維持される。従って、
この実施例ではステップ(52)から「湯張り停止」ステッ
プまでが既述の湯張り制御部(C3)となる。
かが監視される(ステップ(54))と共に、湯温設定器(4
2)が操作されて給湯設定温度が変更されたどうかが監視
される(ステップ(55))。優先スイッチ(41)又は湯温設
定器(42)が操作されるまでは、前記湯張り温度による給
湯が継続され、優先スイッチ(41)と湯温設定器(42)のい
ずれかが操作されると、上記した湯温設定器(42)からの
信号入力に基づく出湯温度制御装置(C1)の制御によって
出湯温度が湯温設定器(42)によって設定された出湯温度
に維持される。従って、この実施例では、上記ステップ
(54)(55)とが既述の温度設定切替手段(C2)となる。
が監視される。・・・・・ステップ(56) そして、蛇口(23)が閉弁されて給湯回路(2b)側の給湯が
停止されると、入水流量(Q0)=0となる。これを検知す
ると、湯張り弁(22)が開弁されて湯張りが再開される。
状態に復帰させて(ステップ(51))、湯張り動作が再開
される。なお、このフローチャートでは図示していない
が、浴槽(B) 内が設定水位になると、前記湯張り動作が
停止されることは言うまでもない。また、この実施例で
は、ステップ(52)では、「入水流量(Q0)−湯張り量
(Q1)」が5リットル以上の条件が一定時間継続した状態
で湯張り回路(2a)を遮断したが、前記5リットルはこれ
に限定されるものではない。
プ(56)では、入水流量(Q0)の値が一定値以下に低下下時
点で湯張り再開させるようにしてもよい。
トの説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 給湯用の熱交換器から浴槽に湯張りする
ための湯張り回路と台所等の給湯場所への給湯回路とに
湯を供給できるようにし、湯張り温度の湯を浴槽に湯張
りしているときに前記給湯場所での湯の使用が開始され
ると、これを検知して自動的に湯張り回路を遮断して前
記給湯回路側のみを前記熱交換器に連通させるための湯
張り制御部を具備させた給湯器において、給湯場所には
給湯時の出湯温度を給湯側に優先させる為の優先スイッ
チ(41)又は湯温設定器(42)を具備する給湯制御用リモコ
ン(4) を設けると共に、前記優先スイッチ(41)又は湯温
設定器(42)のいずれかが操作されたときには、この給湯
制御用リモコン(4) からの信号によって給湯器の出湯温
度が前記湯温設定器(42)によって設定された出湯温度に
制御される構成とし、上記湯張り制御部の出力により湯
張り回路(2a)が遮断されて給湯回路(2b)側のみが開放さ
れた状態で前記優先スイッチ(41)又は湯温設定器(42)の
いずれかが操作された時に出湯温度を前記湯温設定器(4
2)による設定温度に切り替える温度設定切替手段(C2)を
設けた給湯器。 - 【請求項2】 浴室には、給湯器の出湯温度を設定する
機能を有し且つ浴室側優先スイッチを具備する浴室用リ
モコン(3) を設けた請求項1の給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6168289A JP2916745B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6168289A JP2916745B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 給湯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828954A true JPH0828954A (ja) | 1996-02-02 |
JP2916745B2 JP2916745B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=15865266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6168289A Expired - Lifetime JP2916745B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 給湯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916745B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011153797A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Rinnai Corp | 給湯システム |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6168289A patent/JP2916745B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011153797A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Rinnai Corp | 給湯システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2916745B2 (ja) | 1999-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5365134B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JPH0828954A (ja) | 給湯器 | |
JP3315867B2 (ja) | 給湯装置 | |
KR20150044129A (ko) | 온수공급기의 제어장치 및 방법 | |
JPH0456212B2 (ja) | ||
JP2001227035A (ja) | 温水洗浄装置の制御方法 | |
JP2562661B2 (ja) | 給湯器の温度制御方法 | |
JPH06159698A (ja) | 給湯システム | |
JP2639175B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2663432B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2565575Y2 (ja) | シャワー装置 | |
JPH04150818A (ja) | ミストシャワー装置 | |
JPH0428928A (ja) | 給湯方法 | |
JP3237182B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2831504B2 (ja) | シャワー装置 | |
JPH0697115B2 (ja) | 風呂の保温装置 | |
JPH05172276A (ja) | 自動水栓の制御方法 | |
JPH11173658A (ja) | 風呂釜洗浄装置 | |
JP2995994B2 (ja) | 給湯制御装置 | |
JP3628845B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2003121000A (ja) | 給湯器の制御方法及び給湯器 | |
JPH0698175B2 (ja) | ミストサウナ装置 | |
JP2562296Y2 (ja) | 吐水装置 | |
JPH0325085Y2 (ja) | ||
JP2643889B2 (ja) | 高温差し湯運転時の過昇温出湯防止方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |