JPH05172276A - 自動水栓の制御方法 - Google Patents

自動水栓の制御方法

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Publication number
JPH05172276A
JPH05172276A JP34102291A JP34102291A JPH05172276A JP H05172276 A JPH05172276 A JP H05172276A JP 34102291 A JP34102291 A JP 34102291A JP 34102291 A JP34102291 A JP 34102291A JP H05172276 A JPH05172276 A JP H05172276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
temperature
discharge
temp
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP34102291A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Araki
修 荒木
Kenji Shirai
研次 白井
Keisuke Hiraide
啓介 平出
Masaaki Nagata
雅昭 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予期せずに高温水が吐水されることを確実に
防止する。 【構成】 水栓本体14に弁装置18から水、湯又は混
合水が供給される。水栓本体14の上面にスイッチパネ
ル28が設けられ、吐水口24の近傍に人体感知センサ
26が設けられている。自動スイッチ36を押すと、セ
ンサ26が作動し、自動吐水が行なわれる。マニュアル
スイッチ38を1回押すと吐水が開始し、もう1回押す
と止水される。アップスイッチ40、ダウンスイッチ4
2により吐水温度が選択される。吐水温度を安全温度以
上に設定した後、4〜10秒以内に吐水されないときに
は、選択温度を安全温度に引き下げる。 【効果】 高温吐水を設定した後吐水操作を4〜10秒
経過前に行なわなかった場合には、自動的に吐水温度を
安全温度に引き下げる。従って、例えば前の使用者が高
温を設定した後吐水操作せずに立ち去った場合でも、次
の使用者が吐水操作を行なったときに突然に高温が吐水
されることがない。従って、火傷を負ったりする恐れが
全くない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサ吐水とマニュアル
吐水の双方を行なう自動水栓の制御方法に関する。詳し
くは、予期せずに安全温度以上の高温水が吐水されるこ
とを防止した方法に関する。
【0002】
【従来の技術】センサ吐水(自動吐水)機能とマニュア
ル吐水(手動操作による吐水)機能とを具備すると共
に、吐水水温をスイッチ操作により選択できるようにし
た自動水栓が広く用いられている。
【0003】また、この種の自動水栓において、高温水
が予期せずに吐水しないように改良されたものが実願昭
61−192282号及び実願昭61−192289号
に記載されている。
【0004】実願昭61−192282号の自動水栓
は、温調スイッチで高温を選択したときには、センサ吐
水を禁じ、マニュアル吐水のみを行なわせ得るようにし
たものである。
【0005】実願昭61−192289号の自動水栓
は、吐水終了後1〜10分(同号明細書第14頁第2
行)経過すると、選択水温を自動的に中温に低下させる
というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記実願昭61−19
2282号の自動水栓では、温調スイッチで高温を選択
した後、マニュアルスイッチを操作すると吐水が行なわ
れる。従って、例えば、前の使用者が高温を選択し、そ
のまま止水した場合において、次の使用者がマニュアル
吐水させるべくスイッチ操作すると、いきなり熱い湯が
吐水されることになる。
【0007】即ち、この次回の使用者にとっては、予期
せずに高温水が吐水されることがあり得た。
【0008】実願昭61−192289号の自動水栓で
は、高温で吐水させた状態で止水した場合、その後すぐ
に次回使用者が吐水スイッチを押すと高温水が吐水され
る。従って、この場合にも、予期せずに高温吐水が行な
われることがあり得た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動水栓の制御
方法は、吐水口に差し出された手をセンサで感知すると
自動的に吐水を行なうと共に、吐水スイッチを操作する
ことにより吐水制御可能であり、かつ吐水水温を温調ス
イッチにて選択する自動水栓の制御方法において、止水
状態において前記温調スイッチにより安全温度以上の高
温の吐水水温を選択した場合、所定の短時間以内に吐水
されないときには選択水温を安全温度に下げるようにし
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】かかる本発明にあっては、使用者が高温を選択
した後、吐水操作をせずに所定の短時間が経過した場
合、選択水温が安全温度にされる。従って、この所定の
短時間経過後に使用者が吐水操作を行なっても突然に高
温水が吐水されることがない。
【0011】なお、本発明において、安全温度とは、人
が触れても火傷を負わない上限温度をいい、通常は43
〜46℃以下の範囲で設定される。
【0012】所定の短時間とは、4〜10秒の間から選
定される時間とするのが良い。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。第1図は本発明の実施例に係る制御方法を採
用した自動水栓システムのブロック図、第2図は自動水
栓を備えた洗面台の正面図、第3図は自動水栓の制御方
法を説明するフローチャートである。
【0014】第2図において、洗面器10が洗面キャビ
ネット12の上面に設置され、その奥側に水栓本体14
が取り付けられている。キャビネット12内に設置され
た弁装置18に対し該水栓本体14が配管16で接続さ
れている。この弁装置18は給水管20及び給湯管22
が接続されており、水、湯又は混合水を水栓本体14に
供給し、その先端の吐水口24から吐水させる。水栓本
体14の先端の下面には、差し出された手を感知するた
めの人体感知センサ26が設けられている。水栓本体1
4の上面には、マニュアルスイッチや水温調節スイッチ
等を備えたスイッチパネル28が設置されており、前記
センサ26及びスイッチパネル28の信号は制御器30
に入力されている。
【0015】前記弁装置18は、水量調節用の弁及び湯
量調節用の弁を備えており、この水量調節弁及び湯量調
節弁はそれぞれモータ32、34により開度が制御され
る。
【0016】水量調節弁32のみを開くと水のみが吐水
され、湯量調節弁のみを開くと湯のみが吐水され、これ
ら水量調節弁及び湯量調節弁を共に開くと混合水が吐水
される。この混合水の温度はセンサ35で検出され、制
御器30に入力されている。
【0017】前記スイッチパネル28には、第1図に示
す如く、自動吐水を選択するための自動スイッチ36、
手動にて吐水、止水を行なうためのマニュアルスイッチ
38、吐水水温を高めるためのアップスイッチ40、吐
水水温を低下させるためのダウンスイッチ42、これら
スイッチ40、42により選択された水温を表示するた
めの水温表示パネル44などが設けられている。
【0018】なお、前記センサで検出される水温がこの
選択水温に合致するようにモータ32、34が制御され
る。
【0019】制御器30はマイクロコンピュータを備え
ており、第3図に示したプログラムが記憶されている。
【0020】第3図において、初期状態では止水かつ安
全温度の吐水条件とされている。まず、ステップ1にお
いて選択水温が高温であるかどうかを判断する。選択温
度が安全温度である場合には、ステップ2に移り、セン
サ26が手を感知しているか或いはマニュアルスイッチ
38が吐水操作されたかどうかを判断する。センサ26
が手を感知していなかったり、或いはマニュアルスイッ
チ38の選択が止水のままであるときには、ステップ2
からステップ1に戻る。センサ26が手を感知していた
り、或いはマニュアルスイッチ38の選択が吐水である
場合には、ステップ3に移り、選択されている吐水温度
にて吐水を開始する。そして、ステップ4に移り、セン
サ26が手を感知しているか或いはマニュアルスイッチ
38が吐水のままであるかを判断する。センサ26が手
を感知していたり、或いはマニュアルスイッチ38が吐
水のままであるときには、吐水を継続する。
【0021】センサ26が手を検知しておらず、しかも
マニュアルスイッチ38が止水である場合には、ステッ
プ5に移り止水する。次いで、ステップ6に移り選択水
温が安全温度以上であるか、安全温度域であるかを判断
する。安全温度である場合には、ステップ6からステッ
プ1に戻る。安全温度以上の状態にて止水された場合に
は、ステップ6からステップ7に移り、止水から10秒
が経過したかどうかを判断する。止水直後にあっては、
ステップ7からステップ2に移り、センサ26やスイッ
チ38の吐水操作によって吐水可能な状態とする。止水
から10秒が経過した場合には、ステップ7からステッ
プ8に移り、選択水温を強制的に安全温度に戻した後、
ステップ1に戻る。
【0022】ステップ1において、選択温度が高温であ
る場合には、ステップ1からステップ9に移る。そし
て、高温選択操作から10秒が経過したかどうかを判断
する。高温選択操作から10秒が経過していないときに
は、ステップ9からステップ2に移り、前記と同様のプ
ログラムを実行する。即ち、例えば高温を選択してから
10秒以内にセンサ26が手を感知したり或いはマニュ
アルスイッチ38が吐水操作された場合には、吐水が行
なわれる。高温を選択しても、センサ26が手を感知し
なかったり、或いはマニュアルスイッチ38が吐水操作
されない場合には、ステップ2からステップ1に戻り、
さらに高温が選択されているところから再びステップ9
に戻る。
【0023】高温選択操作を行なってから10秒が経過
しても、センサ26が手を感知しなかったり或いはマニ
ュアルスイッチ38が吐水操作されなかった場合には、
ステップ9からステップ10に移り、選択温度を強制的
に安全温度に戻した後、ステップ1に戻る。
【0024】このように、使用者が選択水温を高温に設
定した後でも、それから10秒を経過する間に吐水操作
を行なわなかった場合には、強制的に吐水水温を安全温
度域に引き下げる。従って、例えばこの使用者が立ち去
り次の使用者がこの水栓を使用する場合、通常は前回の
使用者の高温選択操作から次回使用者が水栓前方に立つ
までには10秒程度の時間は必ず経過しているから、こ
の次回の使用者が吐水操作を行なっても突然に高温が吐
水されることが確実に防止される。
【0025】なお、上記実施例においては、ステップ7
及びステップ8において、止水から10秒が経過すると
強制的に吐水温度を安全温度に戻すようにしているが、
ステップ7における判断基準を止水から10秒ではなく
高温選択から10秒としても良い。
【0026】また、上記実施例では高温選択から10秒
が経過した場合に安全温度に戻すようにしているが、こ
の10秒の代りに9秒、8秒、…、4秒としても良い。
即ち、本発明ではこの4秒から10秒の間で適宜に基準
秒数を選択できる。
【0027】上記実施例では洗面器用の自動水栓が示さ
れているが、本発明は台所用自動水栓など各種の自動水
栓に適用できる。
【0028】なお、本発明においては、安全温度以上の
高温水を吐水しているときや、或いは安全温度以上の高
温吐水温度を選択したときには、音や光等の警報を出力
しても良い。吐水しているときに音や光が発生されるよ
うに構成された自動水栓にあっては、高温吐水温度にな
った場合にそれまでと違う音や光を出力するようにして
も良い。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自動水栓の制御方
法によると、高温吐水を設定した後吐水操作を例えば4
〜10秒経過前に行なわなかった場合には、自動的に吐
水温度を安全温度に引き下げる。従って、例えば前の使
用者が高温を設定した後吐水操作せずに立ち去った場合
でも、次の使用者が吐水操作を行なったときに突然に高
温が吐水されることがない。従って、安全性にきわめて
優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する自動水栓のブロック
図である。
【図2】自動水栓を備えた洗面台の正面図である。
【図3】本発明の実施例方法を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
14 水栓本体 18 弁装置 20 給水管 22 給湯管 24 吐水口 26 センサ 28 スイッチパネル 30 制御器 32,34 モータ 36 自動スイッチ 38 マニュアルスイッチ 40 アップスイッチ 42 ダウンスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 永田 雅昭 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水口に差し出された手をセンサで感知
    すると自動的に吐水を行なうと共に、 吐水スイッチを操作することにより吐水制御可能であ
    り、 かつ吐水水温を温調スイッチにて選択する自動水栓の制
    御方法において、 止水状態において前記温調スイッチにより安全温度以上
    の高温の吐水水温を選択した場合、所定の短時間以内に
    吐水されないときには選択水温を安全温度に下げるよう
    にしたことを特徴とする自動水栓の制御方法。
JP34102291A 1991-12-24 1991-12-24 自動水栓の制御方法 Pending JPH05172276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34102291A JPH05172276A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動水栓の制御方法

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JP34102291A JPH05172276A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動水栓の制御方法

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JPH05172276A true JPH05172276A (ja) 1993-07-09

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ID=18342499

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JP34102291A Pending JPH05172276A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動水栓の制御方法

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JP (1) JPH05172276A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1161912A (ja) * 1997-08-23 1999-03-05 Toto Ltd 湯水切替式自動水栓
JP2009079361A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Toto Ltd 水栓装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1161912A (ja) * 1997-08-23 1999-03-05 Toto Ltd 湯水切替式自動水栓
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