JPH08289256A - テレビジョン信号処理回路 - Google Patents
テレビジョン信号処理回路Info
- Publication number
- JPH08289256A JPH08289256A JP7087174A JP8717495A JPH08289256A JP H08289256 A JPH08289256 A JP H08289256A JP 7087174 A JP7087174 A JP 7087174A JP 8717495 A JP8717495 A JP 8717495A JP H08289256 A JPH08289256 A JP H08289256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- television
- video signal
- processing circuit
- timing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】A/D変換回路のダイナミックレンジを有効に
使用し、識別信号の検出性能を上げ、誤動作を防ぐこ
と。 【構成】同期分離回路からの水平同期信号および垂直同
期信号から22H、285Hのタイミング信号発生回路
6にてタイミング信号を作成する。この信号をセレクタ
3の制御端子Sへ供給する。セレクタ3の制御端子Sに
は、22Hと285Hの時のみ、ハイ(あるいはロー)
になる信号を供給する。この信号に基づき、22Hと2
85Hの時のみ、増幅回路2(ゲイン7/4)にて所定
倍の振幅に増幅した信号をA/D変換回路4に供給す
る。22Hと285Hのときのみ、7/4倍に増幅した
信号をA/D変換回路4にて処理する。
使用し、識別信号の検出性能を上げ、誤動作を防ぐこ
と。 【構成】同期分離回路からの水平同期信号および垂直同
期信号から22H、285Hのタイミング信号発生回路
6にてタイミング信号を作成する。この信号をセレクタ
3の制御端子Sへ供給する。セレクタ3の制御端子Sに
は、22Hと285Hの時のみ、ハイ(あるいはロー)
になる信号を供給する。この信号に基づき、22Hと2
85Hの時のみ、増幅回路2(ゲイン7/4)にて所定
倍の振幅に増幅した信号をA/D変換回路4に供給す
る。22Hと285Hのときのみ、7/4倍に増幅した
信号をA/D変換回路4にて処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、S/N比などを改善す
るためのテレビジョン信号処理回路に関し、特にEDT
V−2方式の映像信号の処理を行うテレビジョン信号処
理回路に関する。
るためのテレビジョン信号処理回路に関し、特にEDT
V−2方式の映像信号の処理を行うテレビジョン信号処
理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン放送および受像機の
ワイドアスペクト化(16:9)、さらなる高画質化を
目標とするEDTV−2放送方式の仕様が暫定的に決定
され、導入、実用化に向けて検討が進められている。
ワイドアスペクト化(16:9)、さらなる高画質化を
目標とするEDTV−2放送方式の仕様が暫定的に決定
され、導入、実用化に向けて検討が進められている。
【0003】本暫定方式では、現行NTSC方式との両
立性を確保しつつ、ワイド化を達成する技術として、レ
ターボックス方式を、また高画質化の技術として、輝度
水平高域成分(以下、HHという)および垂直高域成分
(以下、VHという)さらに垂直時間高域成分(以下、
VTという)を補強信号として伝送することなどを盛り
込んでいる。
立性を確保しつつ、ワイド化を達成する技術として、レ
ターボックス方式を、また高画質化の技術として、輝度
水平高域成分(以下、HHという)および垂直高域成分
(以下、VHという)さらに垂直時間高域成分(以下、
VTという)を補強信号として伝送することなどを盛り
込んでいる。
【0004】また、本暫定方式では、水平周期(22
H、285H)の映像信号に前述の補強信号などを識別
するための識別信号を多重して送信しており、この識別
信号を受像機側で検出することにより原情報を忠実に再
生できる構成となっている。
H、285H)の映像信号に前述の補強信号などを識別
するための識別信号を多重して送信しており、この識別
信号を受像機側で検出することにより原情報を忠実に再
生できる構成となっている。
【0005】この識別信号は、図3に示すように規格化
されており、この部分を受像機側の検出回路にて検出す
ることにより、映像信号を適応的に処理している。
されており、この部分を受像機側の検出回路にて検出す
ることにより、映像信号を適応的に処理している。
【0006】図4にて従来のテレビジョン信号処理回路
の構成を説明する。複合映像信号が入力端子1を介して
A/D変換回路4へ供給される。ここで、アナログ信号
からティジタル信号への変換が行われ、さらにディジタ
ル変換された信号がEDTV−2映像信号処理回路7へ
供給される。A/D変換回路4の出力信号は、EDTV
−2識別制御信号検出回路5へも供給されており、ここ
で、前述の識別信号から映像信号の情報を検出してい
る。これらの回路には、同期分離回路からの信号に基づ
いてタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路
6Aからクロック信号が供給されており、このクロック
信号に基づいて全回路が同期して映像信号を処理するよ
うになっている。
の構成を説明する。複合映像信号が入力端子1を介して
A/D変換回路4へ供給される。ここで、アナログ信号
からティジタル信号への変換が行われ、さらにディジタ
ル変換された信号がEDTV−2映像信号処理回路7へ
供給される。A/D変換回路4の出力信号は、EDTV
−2識別制御信号検出回路5へも供給されており、ここ
で、前述の識別信号から映像信号の情報を検出してい
る。これらの回路には、同期分離回路からの信号に基づ
いてタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路
6Aからクロック信号が供給されており、このクロック
信号に基づいて全回路が同期して映像信号を処理するよ
うになっている。
【0007】EDTV−2映像信号処理回路7にて処理
された信号をD/A変換回路8,9にてアナログ信号に
変換した後、輝度および色信号をそれぞれの処理回路へ
供給するようになっている。
された信号をD/A変換回路8,9にてアナログ信号に
変換した後、輝度および色信号をそれぞれの処理回路へ
供給するようになっている。
【0008】ここで規格化された識別信号(図3)を参
照してさらに説明を加える。
照してさらに説明を加える。
【0009】図3に示すように識別信号は、NRZ信号
と、fSC変調波と、2.04MHzの変調波を組み合わ
せた波形で構成されている。この中には既存映像信号と
識別制御信号を区別できる確認機能や、各補強信号とH
Hプリコーミングの有無と、VH、HHの変調位相を示
すフレームパルス、HH変調キャリアに使用するカラー
信号の副搬送波(以下、fSCという)などが含まれてい
る。
と、fSC変調波と、2.04MHzの変調波を組み合わ
せた波形で構成されている。この中には既存映像信号と
識別制御信号を区別できる確認機能や、各補強信号とH
Hプリコーミングの有無と、VH、HHの変調位相を示
すフレームパルス、HH変調キャリアに使用するカラー
信号の副搬送波(以下、fSCという)などが含まれてい
る。
【0010】この識別信号をEDTV−2識別制御信号
検出回路5にて検出し、この検出回路5内にて制御信号
を作成している。この制御信号に基づいて、EDTV−
2映像信号処理回路7は、映像信号を忠実に再生するよ
うにしている。さらに復調された映像信号を、D/A変
換回路8,9の出力端子10,11からそれぞれの信号
処理回路へ供給するようになっている。
検出回路5にて検出し、この検出回路5内にて制御信号
を作成している。この制御信号に基づいて、EDTV−
2映像信号処理回路7は、映像信号を忠実に再生するよ
うにしている。さらに復調された映像信号を、D/A変
換回路8,9の出力端子10,11からそれぞれの信号
処理回路へ供給するようになっている。
【0011】しかしながら、識別信号の振幅範囲(以下
P−P値という)が図5に示す映像信号のP−P値(−
40〜100IRE)に比べ、4/7(−40〜40I
RE)に減縮されているため(図3参照)、A/D変換
回路4のダイナミックレンジを十分に使用することがで
きず、ノイズなどの影響により誤動作するなどの問題が
あった。すなわち、A/D変換回路4の動作範囲を57
%(4/7)しか使用できず、ノイズなどにより誤動作
するという問題があった。
P−P値という)が図5に示す映像信号のP−P値(−
40〜100IRE)に比べ、4/7(−40〜40I
RE)に減縮されているため(図3参照)、A/D変換
回路4のダイナミックレンジを十分に使用することがで
きず、ノイズなどの影響により誤動作するなどの問題が
あった。すなわち、A/D変換回路4の動作範囲を57
%(4/7)しか使用できず、ノイズなどにより誤動作
するという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、識別信号
のP−P値が映像信号のP−P値に比べ、小さいため、
A/D変換回路のダイナミックレンジを十分使用するこ
とができず、ノイズなどにより誤動作するなどの問題が
あった。
のP−P値が映像信号のP−P値に比べ、小さいため、
A/D変換回路のダイナミックレンジを十分使用するこ
とができず、ノイズなどにより誤動作するなどの問題が
あった。
【0013】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
A/D変換回路のダイナミックレンジを有効に使用し、
識別信号の検出性能を上げ、誤動作を防ぐことを目的と
する。
A/D変換回路のダイナミックレンジを有効に使用し、
識別信号の検出性能を上げ、誤動作を防ぐことを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるテレビジョン処理回路においては、画質補強用の信
号および識別信号が多重されたテレビジョン映像信号を
受信処理するテレビジョン信号処理回路であって、前記
テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直同期
信号を分離するための同期分離手段と、同期分離手段か
らの信号に基づいて前記識別信号期間に一致するタイミ
ングでタインミング信号を発生する手段と、前記タイミ
ング信号に基づいて、前記識別信号期間中に前記映像信
号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段と前記増幅
手段からの信号を動作範囲いっぱいでデジタル変換する
ためのA/D変換手段と、を具備したことを特徴とする
ものである。
よるテレビジョン処理回路においては、画質補強用の信
号および識別信号が多重されたテレビジョン映像信号を
受信処理するテレビジョン信号処理回路であって、前記
テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直同期
信号を分離するための同期分離手段と、同期分離手段か
らの信号に基づいて前記識別信号期間に一致するタイミ
ングでタインミング信号を発生する手段と、前記タイミ
ング信号に基づいて、前記識別信号期間中に前記映像信
号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段と前記増幅
手段からの信号を動作範囲いっぱいでデジタル変換する
ためのA/D変換手段と、を具備したことを特徴とする
ものである。
【0015】請求項2記載の本発明によるテレビジョン
処理回路は、画質補強用の信号および識別信号が多重さ
れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
信号処理回路であって、前記テレビジョン映像信号から
水平同期信号および垂直同期信号を分離するための同期
分離手段と、同期分離手段からの信号に基づいて前記識
別信号期間に一致するタイミングでタイミング信号を発
生するとともにクロック信号を発生する手段と、前記映
像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段と、前
記増幅手段により増幅された映像信号と入力端子から直
接供給される映像信号とを前記タイミング信号に基づい
て選択的に出力するための選択手段と、前記選択手段か
らの信号を動作範囲いっぱいで前記クロック信号に基づ
いてデジタル変換するためのA/D変換手段と、を具備
したことを特徴とするものである。
処理回路は、画質補強用の信号および識別信号が多重さ
れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
信号処理回路であって、前記テレビジョン映像信号から
水平同期信号および垂直同期信号を分離するための同期
分離手段と、同期分離手段からの信号に基づいて前記識
別信号期間に一致するタイミングでタイミング信号を発
生するとともにクロック信号を発生する手段と、前記映
像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段と、前
記増幅手段により増幅された映像信号と入力端子から直
接供給される映像信号とを前記タイミング信号に基づい
て選択的に出力するための選択手段と、前記選択手段か
らの信号を動作範囲いっぱいで前記クロック信号に基づ
いてデジタル変換するためのA/D変換手段と、を具備
したことを特徴とするものである。
【0016】請求項3記載の本発明によるテレビジョン
信号処理回路は、請求項1または2記載のテレビジョン
信号処理回路において、前記増幅手段にて、映像信号を
7/4倍に増幅することを特徴とするものである。
信号処理回路は、請求項1または2記載のテレビジョン
信号処理回路において、前記増幅手段にて、映像信号を
7/4倍に増幅することを特徴とするものである。
【0017】
【作用】請求項に記載の本発明においては、動作範囲を
拡げ、誤動作を防止することができる。A/D変換回路
のダイナミックレンジいっぱいに動作させることがで
き、分解能が上がる。
拡げ、誤動作を防止することができる。A/D変換回路
のダイナミックレンジいっぱいに動作させることがで
き、分解能が上がる。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明のテレビジョン信号処理回路の一実施例を示
すブロック図である。図4と同様の構成要素には同一の
符号を付し、説明を加える。
1は本発明のテレビジョン信号処理回路の一実施例を示
すブロック図である。図4と同様の構成要素には同一の
符号を付し、説明を加える。
【0019】図1に示すようにコンポジット信号が入力
端子1を介してセレクタ3の一方の入力端子Aへ供給さ
れる。他方の入力端子Bには増幅回路2を介して映像信
号が供給されており、制御端子Sに供給される選択信号
に基づいて、二入力端子(A or B)に供給される
信号のうちいづれかを選択して出力端子Xから出力する
ように構成されている。増幅回路2は、振幅を7/4倍
に増幅する増幅器2にて構成しており、ここで後段のA
/D変換回路4のダイナミックレンジをいっぱいに使用
できるように増幅している。また、セレクタ3の制御端
子Sには、タイミング発生回路6から制御信号が供給さ
れており、識別信号の多重されている22Hと285H
にてセレクタ3をB端子へ切り替えるようにしてある。
そのほかの水平周期では、入力端子Aが選択されるよう
になっている。
端子1を介してセレクタ3の一方の入力端子Aへ供給さ
れる。他方の入力端子Bには増幅回路2を介して映像信
号が供給されており、制御端子Sに供給される選択信号
に基づいて、二入力端子(A or B)に供給される
信号のうちいづれかを選択して出力端子Xから出力する
ように構成されている。増幅回路2は、振幅を7/4倍
に増幅する増幅器2にて構成しており、ここで後段のA
/D変換回路4のダイナミックレンジをいっぱいに使用
できるように増幅している。また、セレクタ3の制御端
子Sには、タイミング発生回路6から制御信号が供給さ
れており、識別信号の多重されている22Hと285H
にてセレクタ3をB端子へ切り替えるようにしてある。
そのほかの水平周期では、入力端子Aが選択されるよう
になっている。
【0020】上述のセレクタ3の出力端子Xからの信号
はA/D変換回路4に供給され、ここでクロック信号に
同期して映像信号がディジタル信号へ変換される。さら
に、A/D変換回路4の出力信号は、EDTV−2映像
信号処理回路7およびEDTV−2識別制御信号検出回
路5に供給されており、EDTV−2映像信号処理回路
7では、EDTV−2識別制御信号検出回路5からの検
出情報に基づいて、映像信号を復調するようになってい
る。なお、EDTV−2映像信号処理回路7内には、現
行のNTSC方式の映像信号を出力端子10,11を介
して輝度および色信号処理回路へ供給する回路も備えて
いるものとする。
はA/D変換回路4に供給され、ここでクロック信号に
同期して映像信号がディジタル信号へ変換される。さら
に、A/D変換回路4の出力信号は、EDTV−2映像
信号処理回路7およびEDTV−2識別制御信号検出回
路5に供給されており、EDTV−2映像信号処理回路
7では、EDTV−2識別制御信号検出回路5からの検
出情報に基づいて、映像信号を復調するようになってい
る。なお、EDTV−2映像信号処理回路7内には、現
行のNTSC方式の映像信号を出力端子10,11を介
して輝度および色信号処理回路へ供給する回路も備えて
いるものとする。
【0021】この信号をD/A変換回路8,9の出力端
子10,11から出力して輝度(Y)および色信号
(C)のそれぞれの処理回路(図示せず)へ供給するよ
うになっている。
子10,11から出力して輝度(Y)および色信号
(C)のそれぞれの処理回路(図示せず)へ供給するよ
うになっている。
【0022】図1の動作を図2を用いて説明する。図2
は、識別信号前後の水平周期の映像信号を示す波形図で
ある。
は、識別信号前後の水平周期の映像信号を示す波形図で
ある。
【0023】タイミング信号発生回路6には、同期信号
分離回路から水平および垂直同期信号がそれぞれ供給さ
れており、タイミング信号発生回路にて22Hおよび2
85Hの水平周期の時のみ、ハイ(あるいはロー)にな
る信号をセレクタ3の制御端子Sに供給して、処理を行
っている。なお、本図では、簡単のためクロック信号と
制御信号をバス形式にて図示している。
分離回路から水平および垂直同期信号がそれぞれ供給さ
れており、タイミング信号発生回路にて22Hおよび2
85Hの水平周期の時のみ、ハイ(あるいはロー)にな
る信号をセレクタ3の制御端子Sに供給して、処理を行
っている。なお、本図では、簡単のためクロック信号と
制御信号をバス形式にて図示している。
【0024】したがって、図2に示すように22Hと2
85Hの時のみ、7/4倍に増幅した識別信号をA/D
変換回路4に供給しており、他の映像信号のP−P値と
同様の範囲(100%)で処理できるようになってい
る。つまり、A/D変換回路4のダイナミックレンジを
有効に使用でき、処理動差をA/D変換回路4の動作範
囲いっぱいにて行えるようになる。
85Hの時のみ、7/4倍に増幅した識別信号をA/D
変換回路4に供給しており、他の映像信号のP−P値と
同様の範囲(100%)で処理できるようになってい
る。つまり、A/D変換回路4のダイナミックレンジを
有効に使用でき、処理動差をA/D変換回路4の動作範
囲いっぱいにて行えるようになる。
【0025】なお、S/N比などはリニアな増幅回路2
を用いているため増幅回路2の雑音指数に依存するが、
振幅が大きくなるため、信号の分解能が上がり、また、
不規則変動成分と規則成分を、クロックに同期して処理
するため、S/N比の向上が図れるようになっている。
を用いているため増幅回路2の雑音指数に依存するが、
振幅が大きくなるため、信号の分解能が上がり、また、
不規則変動成分と規則成分を、クロックに同期して処理
するため、S/N比の向上が図れるようになっている。
【0026】なお、本発明では、セレクタを用いている
が、本発明はこれに限定されず、可変利得制御端子付き
の増幅回路を用いても良い。また、本発明では、増幅回
路にリニアな増幅回路を用いているが、ログアンプなど
を用いても同様の効果が得られる。
が、本発明はこれに限定されず、可変利得制御端子付き
の増幅回路を用いても良い。また、本発明では、増幅回
路にリニアな増幅回路を用いているが、ログアンプなど
を用いても同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、所定
の振幅に増幅するための増幅回路を設けるだけで、A/
D変換回路のダイナミックレンジを100%使用でき、
識別信号の検出性能を上げることができる。
の振幅に増幅するための増幅回路を設けるだけで、A/
D変換回路のダイナミックレンジを100%使用でき、
識別信号の検出性能を上げることができる。
【図1】本発明によるテレビジョン信号処理回路の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図2】図1の回路を用いて、EDTV−2方式の信号
処理を行う場合の説明をする図である。
処理を行う場合の説明をする図である。
【図3】EDTV−2方式の識別信号部分の波形を示す
図である。
図である。
【図4】従来のEDTV−2の信号処理回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】映像信号波形を示す図である。
1…入力端子 2…増幅回路 3…セレクタ 4…A/D変換回路
Claims (3)
- 【請求項1】画質補強用の信号および識別信号が多重さ
れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
信号処理回路であって、 前記テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直
同期信号を分離するための同期分離手段と、 同期分離手段からの信号に基づいて前記識別信号期間に
一致するタイミングでタイミング信号を発生する手段
と、 前記タイミング信号に基づいて、前記識別信号期間中に
前記映像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段
と前記増幅手段からの映像信号を動作範囲いっぱいでデ
ジタル変換するためのA/D変換手段と、 を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回路 - 【請求項2】画質補強用の信号および識別信号が多重さ
れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
信号処理回路であって、 前記テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直
同期信号を分離するための同期分離手段と、 同期分離手段からの信号に基づいて前記識別信号期間に
一致するタイミングでタイミング信号を発生するととも
にクロック信号を発生する手段と、 前記映像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段
と、 前記増幅手段により増幅された映像信号と入力端子から
直接供給される映像信号とを前記タイミング信号に基づ
いて選択的に出力するための選択手段と、 前記選択手段からの信号を動作範囲いっぱいで前記クロ
ック信号に基づいてデジタル変換するためのA/D変換
手段と、 を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回路 - 【請求項3】前記増幅手段は、映像信号を7/4倍に増
幅することを特徴とする請求項1または2記載のテレビ
ジョン信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087174A JPH08289256A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | テレビジョン信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087174A JPH08289256A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | テレビジョン信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289256A true JPH08289256A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13907630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7087174A Pending JPH08289256A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | テレビジョン信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08289256A (ja) |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP7087174A patent/JPH08289256A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100343764B1 (ko) | 색차신호 변환회로 | |
US5159451A (en) | Field memory expansible line doubler for television receiver | |
JPH08289256A (ja) | テレビジョン信号処理回路 | |
US4984070A (en) | Picture quality improving apparatus capable of reducing deterioration of interpolated signal | |
JP2630872B2 (ja) | テレビジョン受像機 | |
KR20050105930A (ko) | 영상신호 처리회로 및 영상신호 처리방법 | |
US5187568A (en) | Video processor having improved clamping system for color television receivers | |
KR100334546B1 (ko) | 신호 처리회로 | |
JP2842242B2 (ja) | Edtv2復号回路 | |
JP3070506B2 (ja) | 多重信号再生装置及び多重信号伝送方法並びに多重信号伝送装置 | |
JP2697505B2 (ja) | 色信号処理回路 | |
JP3123622B2 (ja) | 受信装置 | |
JP2944386B2 (ja) | 動き検出回路及びテレビジョン受信機 | |
JP3606766B2 (ja) | 映像信号増幅装置及び映像信号a−d変換装置 | |
JPH06217255A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH11252582A (ja) | テレビ受信機 | |
JPS62189894A (ja) | 搬送波信号の多重,再生回路 | |
JPS58171190A (ja) | カラ−テレビジヨン受像機 | |
JPS6033792A (ja) | Secam方式色判別信号処理回路 | |
JP2001352561A (ja) | ビデオ信号処理装置 | |
JPH02261283A (ja) | クランプ回路 | |
JPH06105320A (ja) | 映像表示装置の同期信号処理回路 | |
JPH0793721B2 (ja) | 映像増幅装置 | |
JPH10257520A (ja) | カラーテレビ信号の輝度/色信号分離装置 | |
JPH10191277A (ja) | 識別制御信号デコード回路及びテレビジョン装置 |