JPH08289256A - テレビジョン信号処理回路 - Google Patents

テレビジョン信号処理回路

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JPH08289256A
JPH08289256A JP7087174A JP8717495A JPH08289256A JP H08289256 A JPH08289256 A JP H08289256A JP 7087174 A JP7087174 A JP 7087174A JP 8717495 A JP8717495 A JP 8717495A JP H08289256 A JPH08289256 A JP H08289256A
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JP
Japan
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signal
television
video signal
processing circuit
timing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7087174A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ichihara
清志 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】A/D変換回路のダイナミックレンジを有効に
使用し、識別信号の検出性能を上げ、誤動作を防ぐこ
と。 【構成】同期分離回路からの水平同期信号および垂直同
期信号から22H、285Hのタイミング信号発生回路
6にてタイミング信号を作成する。この信号をセレクタ
3の制御端子Sへ供給する。セレクタ3の制御端子Sに
は、22Hと285Hの時のみ、ハイ(あるいはロー)
になる信号を供給する。この信号に基づき、22Hと2
85Hの時のみ、増幅回路2(ゲイン7/4)にて所定
倍の振幅に増幅した信号をA/D変換回路4に供給す
る。22Hと285Hのときのみ、7/4倍に増幅した
信号をA/D変換回路4にて処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、S/N比などを改善す
るためのテレビジョン信号処理回路に関し、特にEDT
V−2方式の映像信号の処理を行うテレビジョン信号処
理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン放送および受像機の
ワイドアスペクト化(16:9)、さらなる高画質化を
目標とするEDTV−2放送方式の仕様が暫定的に決定
され、導入、実用化に向けて検討が進められている。
【0003】本暫定方式では、現行NTSC方式との両
立性を確保しつつ、ワイド化を達成する技術として、レ
ターボックス方式を、また高画質化の技術として、輝度
水平高域成分(以下、HHという)および垂直高域成分
(以下、VHという)さらに垂直時間高域成分(以下、
VTという)を補強信号として伝送することなどを盛り
込んでいる。
【0004】また、本暫定方式では、水平周期(22
H、285H)の映像信号に前述の補強信号などを識別
するための識別信号を多重して送信しており、この識別
信号を受像機側で検出することにより原情報を忠実に再
生できる構成となっている。
【0005】この識別信号は、図3に示すように規格化
されており、この部分を受像機側の検出回路にて検出す
ることにより、映像信号を適応的に処理している。
【0006】図4にて従来のテレビジョン信号処理回路
の構成を説明する。複合映像信号が入力端子1を介して
A/D変換回路4へ供給される。ここで、アナログ信号
からティジタル信号への変換が行われ、さらにディジタ
ル変換された信号がEDTV−2映像信号処理回路7へ
供給される。A/D変換回路4の出力信号は、EDTV
−2識別制御信号検出回路5へも供給されており、ここ
で、前述の識別信号から映像信号の情報を検出してい
る。これらの回路には、同期分離回路からの信号に基づ
いてタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路
6Aからクロック信号が供給されており、このクロック
信号に基づいて全回路が同期して映像信号を処理するよ
うになっている。
【0007】EDTV−2映像信号処理回路7にて処理
された信号をD/A変換回路8,9にてアナログ信号に
変換した後、輝度および色信号をそれぞれの処理回路へ
供給するようになっている。
【0008】ここで規格化された識別信号(図3)を参
照してさらに説明を加える。
【0009】図3に示すように識別信号は、NRZ信号
と、fSC変調波と、2.04MHzの変調波を組み合わ
せた波形で構成されている。この中には既存映像信号と
識別制御信号を区別できる確認機能や、各補強信号とH
Hプリコーミングの有無と、VH、HHの変調位相を示
すフレームパルス、HH変調キャリアに使用するカラー
信号の副搬送波(以下、fSCという)などが含まれてい
る。
【0010】この識別信号をEDTV−2識別制御信号
検出回路5にて検出し、この検出回路5内にて制御信号
を作成している。この制御信号に基づいて、EDTV−
2映像信号処理回路7は、映像信号を忠実に再生するよ
うにしている。さらに復調された映像信号を、D/A変
換回路8,9の出力端子10,11からそれぞれの信号
処理回路へ供給するようになっている。
【0011】しかしながら、識別信号の振幅範囲(以下
P−P値という)が図5に示す映像信号のP−P値(−
40〜100IRE)に比べ、4/7(−40〜40I
RE)に減縮されているため(図3参照)、A/D変換
回路4のダイナミックレンジを十分に使用することがで
きず、ノイズなどの影響により誤動作するなどの問題が
あった。すなわち、A/D変換回路4の動作範囲を57
%(4/7)しか使用できず、ノイズなどにより誤動作
するという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、識別信号
のP−P値が映像信号のP−P値に比べ、小さいため、
A/D変換回路のダイナミックレンジを十分使用するこ
とができず、ノイズなどにより誤動作するなどの問題が
あった。
【0013】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
A/D変換回路のダイナミックレンジを有効に使用し、
識別信号の検出性能を上げ、誤動作を防ぐことを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるテレビジョン処理回路においては、画質補強用の信
号および識別信号が多重されたテレビジョン映像信号を
受信処理するテレビジョン信号処理回路であって、前記
テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直同期
信号を分離するための同期分離手段と、同期分離手段か
らの信号に基づいて前記識別信号期間に一致するタイミ
ングでタインミング信号を発生する手段と、前記タイミ
ング信号に基づいて、前記識別信号期間中に前記映像信
号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段と前記増幅
手段からの信号を動作範囲いっぱいでデジタル変換する
ためのA/D変換手段と、を具備したことを特徴とする
ものである。
【0015】請求項2記載の本発明によるテレビジョン
処理回路は、画質補強用の信号および識別信号が多重さ
れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
信号処理回路であって、前記テレビジョン映像信号から
水平同期信号および垂直同期信号を分離するための同期
分離手段と、同期分離手段からの信号に基づいて前記識
別信号期間に一致するタイミングでタイミング信号を発
生するとともにクロック信号を発生する手段と、前記映
像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段と、前
記増幅手段により増幅された映像信号と入力端子から直
接供給される映像信号とを前記タイミング信号に基づい
て選択的に出力するための選択手段と、前記選択手段か
らの信号を動作範囲いっぱいで前記クロック信号に基づ
いてデジタル変換するためのA/D変換手段と、を具備
したことを特徴とするものである。
【0016】請求項3記載の本発明によるテレビジョン
信号処理回路は、請求項1または2記載のテレビジョン
信号処理回路において、前記増幅手段にて、映像信号を
7/4倍に増幅することを特徴とするものである。
【0017】
【作用】請求項に記載の本発明においては、動作範囲を
拡げ、誤動作を防止することができる。A/D変換回路
のダイナミックレンジいっぱいに動作させることがで
き、分解能が上がる。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明のテレビジョン信号処理回路の一実施例を示
すブロック図である。図4と同様の構成要素には同一の
符号を付し、説明を加える。
【0019】図1に示すようにコンポジット信号が入力
端子1を介してセレクタ3の一方の入力端子Aへ供給さ
れる。他方の入力端子Bには増幅回路2を介して映像信
号が供給されており、制御端子Sに供給される選択信号
に基づいて、二入力端子(A or B)に供給される
信号のうちいづれかを選択して出力端子Xから出力する
ように構成されている。増幅回路2は、振幅を7/4倍
に増幅する増幅器2にて構成しており、ここで後段のA
/D変換回路4のダイナミックレンジをいっぱいに使用
できるように増幅している。また、セレクタ3の制御端
子Sには、タイミング発生回路6から制御信号が供給さ
れており、識別信号の多重されている22Hと285H
にてセレクタ3をB端子へ切り替えるようにしてある。
そのほかの水平周期では、入力端子Aが選択されるよう
になっている。
【0020】上述のセレクタ3の出力端子Xからの信号
はA/D変換回路4に供給され、ここでクロック信号に
同期して映像信号がディジタル信号へ変換される。さら
に、A/D変換回路4の出力信号は、EDTV−2映像
信号処理回路7およびEDTV−2識別制御信号検出回
路5に供給されており、EDTV−2映像信号処理回路
7では、EDTV−2識別制御信号検出回路5からの検
出情報に基づいて、映像信号を復調するようになってい
る。なお、EDTV−2映像信号処理回路7内には、現
行のNTSC方式の映像信号を出力端子10,11を介
して輝度および色信号処理回路へ供給する回路も備えて
いるものとする。
【0021】この信号をD/A変換回路8,9の出力端
子10,11から出力して輝度(Y)および色信号
(C)のそれぞれの処理回路(図示せず)へ供給するよ
うになっている。
【0022】図1の動作を図2を用いて説明する。図2
は、識別信号前後の水平周期の映像信号を示す波形図で
ある。
【0023】タイミング信号発生回路6には、同期信号
分離回路から水平および垂直同期信号がそれぞれ供給さ
れており、タイミング信号発生回路にて22Hおよび2
85Hの水平周期の時のみ、ハイ(あるいはロー)にな
る信号をセレクタ3の制御端子Sに供給して、処理を行
っている。なお、本図では、簡単のためクロック信号と
制御信号をバス形式にて図示している。
【0024】したがって、図2に示すように22Hと2
85Hの時のみ、7/4倍に増幅した識別信号をA/D
変換回路4に供給しており、他の映像信号のP−P値と
同様の範囲(100%)で処理できるようになってい
る。つまり、A/D変換回路4のダイナミックレンジを
有効に使用でき、処理動差をA/D変換回路4の動作範
囲いっぱいにて行えるようになる。
【0025】なお、S/N比などはリニアな増幅回路2
を用いているため増幅回路2の雑音指数に依存するが、
振幅が大きくなるため、信号の分解能が上がり、また、
不規則変動成分と規則成分を、クロックに同期して処理
するため、S/N比の向上が図れるようになっている。
【0026】なお、本発明では、セレクタを用いている
が、本発明はこれに限定されず、可変利得制御端子付き
の増幅回路を用いても良い。また、本発明では、増幅回
路にリニアな増幅回路を用いているが、ログアンプなど
を用いても同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、所定
の振幅に増幅するための増幅回路を設けるだけで、A/
D変換回路のダイナミックレンジを100%使用でき、
識別信号の検出性能を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン信号処理回路の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1の回路を用いて、EDTV−2方式の信号
処理を行う場合の説明をする図である。
【図3】EDTV−2方式の識別信号部分の波形を示す
図である。
【図4】従来のEDTV−2の信号処理回路を示すブロ
ック図である。
【図5】映像信号波形を示す図である。
【符号の説明】
1…入力端子 2…増幅回路 3…セレクタ 4…A/D変換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画質補強用の信号および識別信号が多重さ
    れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
    信号処理回路であって、 前記テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直
    同期信号を分離するための同期分離手段と、 同期分離手段からの信号に基づいて前記識別信号期間に
    一致するタイミングでタイミング信号を発生する手段
    と、 前記タイミング信号に基づいて、前記識別信号期間中に
    前記映像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段
    と前記増幅手段からの映像信号を動作範囲いっぱいでデ
    ジタル変換するためのA/D変換手段と、 を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回路
  2. 【請求項2】画質補強用の信号および識別信号が多重さ
    れたテレビジョン映像信号を受信処理するテレビジョン
    信号処理回路であって、 前記テレビジョン映像信号から水平同期信号および垂直
    同期信号を分離するための同期分離手段と、 同期分離手段からの信号に基づいて前記識別信号期間に
    一致するタイミングでタイミング信号を発生するととも
    にクロック信号を発生する手段と、 前記映像信号を所定倍の振幅に増幅するための増幅手段
    と、 前記増幅手段により増幅された映像信号と入力端子から
    直接供給される映像信号とを前記タイミング信号に基づ
    いて選択的に出力するための選択手段と、 前記選択手段からの信号を動作範囲いっぱいで前記クロ
    ック信号に基づいてデジタル変換するためのA/D変換
    手段と、 を具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理回路
  3. 【請求項3】前記増幅手段は、映像信号を7/4倍に増
    幅することを特徴とする請求項1または2記載のテレビ
    ジョン信号処理回路。
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