JPH08289114A - ファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ通信システム

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JPH08289114A
JPH08289114A JP7089229A JP8922995A JPH08289114A JP H08289114 A JPH08289114 A JP H08289114A JP 7089229 A JP7089229 A JP 7089229A JP 8922995 A JP8922995 A JP 8922995A JP H08289114 A JPH08289114 A JP H08289114A
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JP
Japan
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image data
transmission
capacity
memory
signal
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Application number
JP7089229A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ogami
吉紀 大神
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自社通信モードで画像データを送受信する場
合、送信側で受信側の記録容量を把握し、受信側の記録
容量不足に起因する通信エラーを防止する。 【構成】 送信側装置で画像データを送信する際には、
受信側からのNSF信号に付加された受信記録可能な記
録媒体の容量と、自装置の送信画像データ量との大小を
判定し、送信画像データ量が多い場合は受信側に対して
送信されるNSS信号に送信不可情報(値「0」の送信
実行スイッチ情報)を付加して送信する。この結果、送
信側では受信側の記録容量を把握でき、従って受信側の
記録容量不足の場合は画像データを送信しないことから
記録容量不足に起因する通信エラー及びこの通信エラー
に基づく回線切断を未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線を介して画像デー
タを送受信する際に予め受信側及び送信側の各ファクシ
ミリ装置がそれぞれ非標準端末を示すNSF信号及びN
SS信号を送受信し、自社通信モードで画像データを通
信するファクシミリ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】回線を介して画像データを通信する場
合、画像データを送信する送信側及び画像データを受信
する受信側の各ファクシミリ装置の通信手順は、図8に
示すようになっている。まず、送信側から受信側を呼び
出し、受信側がこの呼出に応答すると、送信側では時点
(a)でファクシミリ装置であることを示すCNG信号
を受信側へ送信する。すると受信側では、時点(b)で
自局がファクシミリ装置であることを示すCED信号及
び自局が非標準装置であることを示すNSF信号を送信
側に送信する。これに対し送信側では、時点(c)で送
信端末番号を示すTSI信号及び自局が非標準装置であ
ることを示すNSS信号を受信側に送信する。続いて時
点(d)でトレーニングチェックを行うためのTCF信
号を受信側へ送信する。
【0003】このようなTCF信号が1.5秒間送出さ
れた後、受信側では受信準備完了を示すCFR信号を時
点(e)で送信側に送信する。このCFR信号の受信に
より送信側では時点(f)で画データを受信側へ送信す
る。こうして画データが送信側から受信側へ送信され、
受信側で受信されて記録紙に記録される。そして、画デ
ータの送信が終了すると送信側では時点(g)でEOP
信号を送信する。このEOP信号の送信に対し、受信側
では送信側に対し時点(h)で追加画データの受信可能
を示すMCF信号を送信する。送信側ではMCF信号を
受信すると、時点(i)で回線切断を指示するDCN信
号を受信側へ送信し、回線の切断を行わせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送信側及び
受信側の各ファクシミリ装置が、同一社製のものであれ
ば、受信側からのNSF信号等の送信、及びこれに対す
る送信側からのNSS信号の送信により、送信側及び受
信側の各ファクシミリ装置では、自社通信モードで画像
データの送受信を行うことが可能である。
【0005】こうした自社通信モードにより画像データ
を送信する場合、従来は、送信側では受信側の記録容量
を超えた容量の画像データを送信することがあり、この
ような場合は送信途中で通信エラーによって回線が切断
される。このため、受信側に対し記録紙の補充等を依頼
して再通信する等の無駄な時間を費やし、かつ記録紙が
無駄に消費される等の問題を生じている。従って本発明
は、自社通信モードで画像データを送受信する場合、送
信側ファクシミリ装置で受信側ファクシミリ装置の記録
容量を把握できるようにして、受信側の記録容量不足に
起因する通信エラー及びこの通信エラーに基づく回線切
断を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、受信側ファクシミリ装置に、NSF
信号に受信記録可能な記録媒体の容量を付加して送信側
ファクシミリ装置へ送信する第1の送信手段を設け、か
つ送信側ファクシミリ装置に、送信画像データ量と記録
媒体の容量との大小を判定する判定手段と、判定手段が
送信画像データ量を大と判定した場合は受信側ファクシ
ミリ装置に対しNSS信号に送信不可情報(値「0」の
送信実行スイッチ情報)を付加して送信する第2の送信
手段とを設けたものである。また、受信側ファクシミリ
装置に、送信不可情報を受信したときに画像データの受
信の不可を通知する受信不可通知手段を設けたものであ
る。また、受信不可通知手段は、送信不可情報を受信し
たときの日時情報,相手情報及び送信種別を出力するよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】送信側ファクシミリ装置で画像データを送信す
る際には送信画像データ量と受信側の記録媒体の容量と
の大小を判定し、送信画像データ量が多い場合は受信側
ファクシミリ装置に対し送信不可情報を送信する。この
結果、送信側ファクシミリ装置で受信側ファクシミリ装
置の記録容量を把握でき、従って受信側の記録容量不足
に起因する通信エラー及びこの通信エラーに基づく回線
切断を未然に防止できる。また、送信不可情報を受信し
たときに画像データの受信不可を通知する。この結果、
受信側では例えば記録紙の残量が無くなったことにより
画像データが受信できないことを認識できる。また、送
信不可情報を受信したときの日時情報,相手情報及び送
信種別を出力する。この結果、受信側では、画像データ
が受信できない場合に送信側の状況を容易に識別でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明を適用したファクシミリ装置の一実
施例を示すブロック図である。同図において、1は本装
置の全体を制御するCPU、2はDP(ダイヤルパル
ス)信号を発生するDP発生回路、3は電話回線等の回
線Lを介し画像データの送受信を行うモデム、4は回線
Lに到来する着信を検出する着信検出回路、5は後述す
る送受話器のオンフックまたはオフフック状態を検出す
るためのフックスイッチである。
【0009】また、6は図示しない原稿からの情報を読
み取るためのイメージセンサ、7は受信した画像データ
を記録紙Pへ記録するためのサーマルヘッド、8はダイ
ヤルキー、9は画像データの送信を開始するめの通信キ
ー、10は表示回路、11は記録紙Pの有無を検出する
記録紙検出センサ、12は記録紙Pに記録されている黒
エンドマークを検出する黒エンドマーク検出センサ、1
3〜15は接点部である。なお、接点部15を介して内
蔵電話機16が接続され、内蔵電話機16には、接点部
161,着信鳴動を行うためのリンガ162、通話回路
163、及び上述した送受話器164が設けられてい
る。
【0010】さて以上のように構成された本装置では、
画像データを送信する場合は次のように動作する。即
ち、原稿が本装置にセットされた後、発信先のダイヤル
番号がダイヤルキー8により操作され、続いて通信キー
9が操作されると、CPU1は、接点部13を制御して
接点をbからa側に切り替えて回線Lを捕捉した後、接
点部14を制御して接点をa側に切り替え、さらに操作
されたダイヤル番号をDP発生回路2からダイヤル信号
として回線Lへ送出させ、相手ファクシミリ装置への呼
出を行う。そして接点部13を制御して接点をa側から
b側に復旧した後、この呼出に対して相手装置が応答し
ファクシミリ識別信号を送信すると、CPU1は、相手
装置と所定の通信プロトコルを行った後、イメージセン
サ6を介して読み取った原稿情報をモデムに3へ出力
し、モデム3からトランスT、各接点部14,13及び
回線Lを介して相手装置側へ画像データとして送信させ
る。こうして相手装置側へ画像データが送信される。
【0011】また、本装置において画像データを受信す
る場合は次のように動作する。即ち、相手ファクシミリ
装置の発信により回線Lに着信信号が到来すると、これ
が着信検出回路4を介して検出されCPU1へ報知され
る。この場合CPU1は、接点部14を制御して接点を
b側からa側へ切り替え回線Lを捕捉することにより着
信に応答する。続いてCPU1は、モデム3を制御して
モデム3からファクシミリ識別信号を出力させ、トラン
スT、各接点部14,13及び回線Lを介して相手装置
側へ送信する。そして、CPU1は相手装置と所定の通
信プロトコルを行った後、相手装置から送信され回線L
に到来する画像データを各接点部13,14、トランス
T及びモデム3を介して受信し、サーマルヘッド7を制
御して記録紙Pへの記録を行わせる。
【0012】ところで、送信側及び受信側の各ファクシ
ミリ装置が、同一社製のものであれば、図8に示すよう
な、受信側からのNSF信号の送信及びこれに対する送
信側からのNSS信号の送信により、送信側及び受信側
の各ファクシミリ装置では、自社通信モードで画像デー
タを通信することができる。しかしこのような自社通信
モードで通信を行う場合、送信側では受信側の記録容量
を超えた容量の画像データを送信することがあり、この
ような場合は送信途中で通信エラーが発生し回線が切断
されるという問題がある。このため、送信側のファクシ
ミリ装置が受信側のファクシミリ装置の記録容量を把握
可能にして、受信側で記録容量が不足する場合の通信エ
ラーを防止できるようにする。
【0013】図7(a)は、受信側から送信側へ送信す
る上述したNSF信号等のフォーマットを示す図であ
り、先頭領域Aから、順に各領域B,C,D,Eに対
し、受信側のITU−Tメンバーコード、国内コード、
国内提供者コード、受信可能メモリ容量、受信可能記録
紙容量がそれぞれ設定される。ここで、領域Dに設定さ
れる受信可能メモリ容量は、16進でそれぞれ「000
1」,「0010」,「0100」のように表され、そ
れぞれ受信可能容量が例えば1KB,2KB,3KBで
あることを示している。また、領域Eに設定される受信
可能記録紙容量も、16進でそれぞれ「0001」,
「0010」,「0100」のように表され、それぞれ
受信可能記録紙が容量が例えば1cm,2cm,3cm
であることを示している。
【0014】従って、送信側から画像データを送信する
場合、受信側では、NSF信号に受信可能メモリ容量及
び記録紙容量を送信側へ送信することにより、送信側で
は受信側の容量を把握でき、従って画像データの送信の
有無を判断することが可能になる。また、図7(b)
は、送信側から受信側へ送信するNSS信号のフォーマ
ットを示す図であり、先頭領域aから順に各領域b,
c,d,e,fに対し、送信側のITU−Tメンバーコ
ード、国内コード、国内提供者コード、送信実行スイッ
チ、送信種別、送信側の名称や電話番号等がそれぞれ設
定される。ここで、領域dに設定される送信実行スイッ
チは、「1」の場合が送信を実行し、「0」の場合は送
信を実行しないことを表している。また領域eに設定さ
れる送信種別は、16進でそれぞれ「0000」,「0
001」,「0010」のように表され、それぞれ通常
通信,同報通信,親展通信を示している。
【0015】次に、図2は本発明の要部動作を示すフロ
ーチャートであり、ファクシミリ装置の送信時の動作を
示すものである。このフローチャートに従って本発明の
要部動作を説明する。原稿がセットされダイヤルキーが
8が操作された後、通信キー9が押下されると、CPU
1は、イメージセンサ6を介してセットされた全ての原
稿の画像データを読み取りメモリ17に蓄積すると共
に、その画像データ蓄積量をCPU1の内蔵メモリに記
憶する。その後、ダイヤル発信を行い相手装置が応答す
ると、受信側である相手装置に対しCNG信号を送信す
る。
【0016】ステップS1では、受信側装置から送信さ
れるNSF信号を受信し、このNSF信号により示され
る受信側装置が本装置と同一の国内コード及び同一の国
内提供者コードを有する装置か否か、即ち自社通信が可
能か否かをステップS2で判断する。ところで、上述の
NSF信号には、既に説明したように、受信側装置で画
像データを記録するための記録紙及びメモリの各容量情
報が設定されて送信側に送信されている。ここで、自社
通信が可能でありステップS2の判定が「Y」となる場
合は、ステップS3で受信側の各記録容量と、既にメモ
リ17に蓄積された原稿の画像データ蓄積量との大小を
比較することにより、受信側へ画情報(画像データ)が
送信可能か否かを判断する。
【0017】そして、原稿の画像データ蓄積量の方が少
ない場合は、画像データの送信が可能であるとして、受
信側へ送信するNSS信号中の図7(b)に示す送信実
行スイッチを「1」に設定し、かつ送信種別を通常通
信,同報通信,親展通信の何れかに設定すると共に送信
側の電話番号等を設定し、このNSS信号をステップS
4でまず受信側装置へ送信する。その後、受信側へ画像
データを送信し、画像データの送信が終了すると、ステ
ップS7で回線を切断して終了する。なお、自社通信で
はなくステップS2の判定が「N」となる場合は、同様
にS4で送信処理を実行する。
【0018】一方、蓄積した原稿の画像データの量が受
信側の記録紙及びメモリの記録容量より大きく、ステッ
プS3の判定が「N」となる場合は、受信側に対しては
画像データを送信せずに受信側へ送信するNSS信号に
対しステップS5で記録容量不足を示すパラメータを設
定して受信側装置へ送信する。即ち、この場合はNSS
信号中の図7(b)に示す送信実行スイッチを「0」に
設定すると共に送信種別を通常通信,同報通信,親展通
信の何れかに設定し、かつ送信側の電話番号等を設定し
て、このNSS信号をステップS4で受信側装置へ送信
する。そして、受信側装置に対し回線切断指示を示すD
CN信号をステップS6で送信した後、ステップS7で
回線Lを切断して終了する。なお、本実施例では、送信
画像データ量を求める場合、セットされた原稿の全ての
画像データを読み取ってメモリ17に蓄積するようにし
ているが、予め原稿のセット枚数を図示しないスイッチ
で設定することにより送信画像データ量を求めるように
しても良い。
【0019】次に図3〜図5は、以上のような送信側装
置の動作に応動する本ファクシミリ装置の受信動作を示
すフローチャートである。まず図3のフローチャートに
基づく受信動作から説明する。記録紙Pが装置にセット
された時にこのセットされた記録紙Pの長さまたは枚数
が所定操作によりCPU1に入力されると、CPU1は
図3(a)のステップS11でこの記録紙Pの初期の長
さ等の値を内蔵メモリに記憶する。続いて、ステップS
12で受信画像データの記録紙Pの例えば1枚分の記録
が行われる毎に、CPU1はステップS13で現在の記
録紙Pの長さ(即ち、受信画像記録前の長さ)から受信
画像記録長分を減算してこの値を内蔵メモリに再記憶す
る。
【0020】一方、受信した画像データをメモリ17に
記録する場合は図3(b)に示すように動作する。ま
ず、メモリ17の使用可能な最大容量値が初期設定時に
所定操作により入力されると、CPU1は、ステップS
14で内蔵メモリにこの最大容量値を記憶する。次に、
ステップS15でメモリ17に対し記録紙1枚分に相当
する受信画像データの記録が行われる毎に、CPU1は
ステップS16で現在のメモリ容量から(即ち、受信画
像記録前の容量)から受信画像記録相当分の容量を減算
してこの値を内蔵メモリに再記憶する。
【0021】このようにして、受信側のCPU1の内蔵
メモリには、受信画像データの記録が可能な現時点の記
録紙Pの残量及びメモリ17の残容量が記憶されてい
る。受信側装置のCPU1は、図4のステップS21で
送信側へ送信するNSF信号の図7(a)に示す領域
D,Eに対しそれぞれ、内蔵メモリに記憶されている現
時点の記録紙残量及びメモリ17の残容量を設定し送信
側へ送信する。
【0022】このようなNSF信号の送信側への送信に
対し、送信側からNSS信号が送信されてくると、ステ
ップS22の判定は「Y」となり、この場合は、自社通
信モードになる。ここで送信側へ送信したNSF信号中
の受信記録可能な記録紙量及びメモリ容量に対し、送信
側で送信する原稿量が少なく従って送信側から送信され
たNSS信号中の図7(b)に示す送信実行スイッチが
「1」に設定されている場合は、CPU1はステップS
23の「画情報送信可能」を「Y」と判定する。そして
この場合は、続いて送信側から送信される画像データを
受信して記録紙Pに記録すると共に、記録紙が無くなっ
た場合はメモリ17に残りの画像データを記録する受信
処理をステップS24で実行する。なお、自社通信モー
ドではなくステップS22の判定が「N」となる場合
も、同様な受信処理をステップS24で行う。
【0023】一方、送信側へ送信したNSF信号中の受
信記録可能な記録紙量及びメモリ容量に対し、送信側で
送信する原稿量が多く従って送信側から送信されたNS
S信号中の上記送信実行スイッチが「0」になっている
場合は、CPU1は受信したNSS信号に含まれる送信
種別及び送信側の名称,電話番号等、NSS情報に必要
なデータをステップS25で内蔵メモリに記憶する。そ
の後、ステップS26で送信側から送信される回線切断
指示を示すDCN信号の受信の有無を判断し、DCN信
号を受信すると、CPU1はステップS27で回線Lを
切断する。そして、ステップS28で記録紙等の残量不
足により画像データが受信できない旨の受信不可表示を
表示回路10等に行い、装置の利用者にこの旨を通知す
る。
【0024】図5は送信側からの画像データが受信でき
ない場合にその通知動作を示すCPU1のフローチャー
トである。即ち、受信側で受信記録可能な記録紙量及び
メモリ容量に対し、送信側で送信する原稿量が多く、従
って受信側で画像データが受信できない場合は、CPU
1の内蔵メモリには、上述した送信種別及び電話番号
等、NSS情報に必要なデータが記憶されている。ここ
で所定操作が行われると、CPU1はステップS31の
「管理レポートの出力」を「Y」と判定する。この場
合、自装置に記録紙Pの残量が無い場合は内蔵メモリか
ら読み出した送信種別及び電話番号等をステップS32
で表示回路10に表示させる。また、記録紙の残量が有
る場合は、CPU1はステップS32でサーマルヘッド
7を駆動し記録紙Pに対し、上述の送信種別及び電話番
号等を記録させる。
【0025】図6は受信側装置で記録紙Pに印字したこ
のような原稿不達管理レポートの記録例を示す図であ
り、記録紙Pには送信側の名前や電話番号及び送信種別
が記録される。また、受信側装置では、図4のステップ
25で内蔵メモリに送信種別及び電話番号等を記憶する
時に図示しない時計ICから時計情報を読み出して対応
して記憶しておくことにより、このときの日付及び時刻
を記録紙Pに記録する。このようにして、受信側装置で
は装置の利用者に対し原稿不達情報を報知することがで
き、この結果、利用者は送信されていたはずの原稿の大
方の見当をつけることができる。また、利用者は原稿の
不達結果を一目瞭然に識別できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側ファクシミリ装置で画像データを送信する際には、
受信側からのNSF信号に付加された受信記録可能な記
録媒体の容量と、自装置の送信画像データ量との大小を
判定すると共に、送信画像データ量が多い場合は受信側
に対して送信されるNSS信号に送信不可情報を付加し
て送信するようにしたので、送信側ファクシミリ装置で
は受信側ファクシミリ装置の記録容量を把握でき、従っ
て受信側の記録容量不足の場合は画像データを送信しな
いことから記録容量不足に起因する通信エラー及びこの
通信エラーに基づく回線切断を未然に防止することがで
きる。また、送信不可情報を受信したときに画像データ
の受信不可を通知するようにしたので、受信側では画像
データが受信できない理由を認識することができ、従っ
てこの受信付加通知により例えば記録紙等を補充するこ
とが可能になる。また、送信不可情報を受信したときの
日時情報,相手情報及び送信種別を出力するようにした
ので、受信側では、画像データが受信できない場合に送
信側の状況を容易に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】 上記装置の画像データ送信時の要部動作を示
すフローチャートである。
【図3】 上記装置における画像データ受信時の動作を
示すフローチャートである。
【図4】 上記装置の画像データ受信時の要部動作を示
すフローチャートである。
【図5】 上記装置において画像データが受信不可とな
る場合の動作を示すフローチャートである。
【図6】 上記装置の画像データ受信不可時の管理レポ
ート出力例を示す図である。
【図7】 上記装置で送受信されるNSF信号及びNS
S信号のフォーマットを示す図である。
【図8】 上記装置の通信シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1…CPU、3…モデム、6…イメージセンサ、7…サ
ーマルヘッド、8…ダイヤルキー、9…通信キー、10
…表示回路、11…記録紙検出センサ、12…黒エンド
マーク検出センサ、17…メモリ、P…記録紙、L…回
線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して画像データを送受信する際
    に予め受信側及び送信側の各ファクシミリ装置がそれぞ
    れ非標準端末であることを示すNSF信号及びNSS信
    号を送受信し、前記NSF信号及びNSS信号に含まれ
    るそれぞれのコードが一致する場合は自社通信モードで
    画像データを通信するファクシミリ通信システムにおい
    て、 前記受信側ファクシミリ装置に、前記NSF信号に受信
    記録可能な記録媒体の容量を付加して送信側ファクシミ
    リ装置へ送信する第1の送信手段を設け、かつ前記送信
    側ファクシミリ装置に、送信画像データ量と前記記録媒
    体の容量との大小を判定する判定手段と、判定手段が送
    信画像データ量を大と判定した場合は受信側ファクシミ
    リ装置に対し前記NSS信号に送信不可情報を付加して
    送信する第2の送信手段とを設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ通信システ
    ムにおいて、 前記受信側ファクシミリ装置に、前記送信不可情報を受
    信したときに前記画像データの受信の不可を通知する受
    信不可通知手段を設けたことを特徴とするファクシミリ
    通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のファクシミリ通信システ
    ムにおいて、 前記受信不可通知手段は、前記送信不可情報を受信した
    ときの日時情報,相手情報及び送信種別を出力すること
    を特徴とするファクシミリ通信システム。
JP7089229A 1995-04-14 1995-04-14 ファクシミリ通信システム Pending JPH08289114A (ja)

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