JPH0828761B2 - ディジタル電話機 - Google Patents
ディジタル電話機Info
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- JPH0828761B2 JPH0828761B2 JP3050161A JP5016191A JPH0828761B2 JP H0828761 B2 JPH0828761 B2 JP H0828761B2 JP 3050161 A JP3050161 A JP 3050161A JP 5016191 A JP5016191 A JP 5016191A JP H0828761 B2 JPH0828761 B2 JP H0828761B2
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- Japan
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- communication mode
- khz
- call
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3.4kHzの音声通信
モードの他に少なくとも1種類の別の通信モードでの接
続が可能なディジタル電話機に関するものである。
モードの他に少なくとも1種類の別の通信モードでの接
続が可能なディジタル電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機では、音声の伝送帯域は3.
4kHzのみであり、INSネット64に接続するディ
ジタル電話機においては、64kb/sの情報チャネル
で3.4kHz帯域の音声通信が可能なμ−Iaw方式の
音声コーデックを内蔵し、INSネット64とアナログ
網との接続点においてμ−Iaw方式のディジタル/ア
ナログ間の変換を行うことで、INSネット64と従来
のアナログ網との通信を可能にしている。
4kHzのみであり、INSネット64に接続するディ
ジタル電話機においては、64kb/sの情報チャネル
で3.4kHz帯域の音声通信が可能なμ−Iaw方式の
音声コーデックを内蔵し、INSネット64とアナログ
網との接続点においてμ−Iaw方式のディジタル/ア
ナログ間の変換を行うことで、INSネット64と従来
のアナログ網との通信を可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、INS
ネット64において64kb/sで7kHz帯域のアナ
ログ信号が伝送可能なSB−ADPCM方式のコーデッ
クを使用すると、7kHz帯域の高品質な音声通信が可
能であるが、この場合には、発信側も着信側もSB−A
DPCM方式のコーデックが必要であるため、相手側の
端末にSB−ADPCM方式のコーデックを有している
か否かを事前に把握しておく必要があるため、非常に不
便であるという問題があった。また、SB−ADPCM
方式のコーデックだけでは、従来のアナログ網の電話機
やINSネット64に接続されるμ−Iaw方式の音声
コーデックを有するディジタル電話機とは通信できない
という問題があった。そこで従来の電話機等との通信も
考慮し、SB−ADPCM方式のコーデックの他に、μ
−Iaw方式のコーデックも内蔵し、発信時に相手側の
端末に合わせて、コーデックを切替えて通信する方法が
考えられるが、この方法は、事前に相手側の端末に使用
している音声コーデックを把握しておく必要があるこ
と、発信する際にいちいち音声コーデックを指定する必
要があるなど、著しく操作性が悪いという問題点があっ
た。さらに、相手側に発信側の指定した音声コーデック
で通信が可能な端末がない場合も、相手側が話中で通信
できない場合にも、同じ話中音で発信者側に表示するた
め、μ−Iaw方式のコーデックでかけなおした方がよ
いか、暫く待ってからSB−ADPCM方式のコーデッ
クでかけた方がよいか、が明確でなく、実際使用する上
ではなはだしくサービス性・操作性が悪いという問題点
があった。
ネット64において64kb/sで7kHz帯域のアナ
ログ信号が伝送可能なSB−ADPCM方式のコーデッ
クを使用すると、7kHz帯域の高品質な音声通信が可
能であるが、この場合には、発信側も着信側もSB−A
DPCM方式のコーデックが必要であるため、相手側の
端末にSB−ADPCM方式のコーデックを有している
か否かを事前に把握しておく必要があるため、非常に不
便であるという問題があった。また、SB−ADPCM
方式のコーデックだけでは、従来のアナログ網の電話機
やINSネット64に接続されるμ−Iaw方式の音声
コーデックを有するディジタル電話機とは通信できない
という問題があった。そこで従来の電話機等との通信も
考慮し、SB−ADPCM方式のコーデックの他に、μ
−Iaw方式のコーデックも内蔵し、発信時に相手側の
端末に合わせて、コーデックを切替えて通信する方法が
考えられるが、この方法は、事前に相手側の端末に使用
している音声コーデックを把握しておく必要があるこ
と、発信する際にいちいち音声コーデックを指定する必
要があるなど、著しく操作性が悪いという問題点があっ
た。さらに、相手側に発信側の指定した音声コーデック
で通信が可能な端末がない場合も、相手側が話中で通信
できない場合にも、同じ話中音で発信者側に表示するた
め、μ−Iaw方式のコーデックでかけなおした方がよ
いか、暫く待ってからSB−ADPCM方式のコーデッ
クでかけた方がよいか、が明確でなく、実際使用する上
ではなはだしくサービス性・操作性が悪いという問題点
があった。
【0004】本発明の目的は、発信時に要求した通信モ
ードで通信が可能な端末が相手側に無い場合に自動的に
3.4kHzの音声通信モードで再発信を行い、複数の通
信モードを有する装置における発信時のサービス性・操
作性を著しく改善したディジタル電話機を提供すること
にある。
ードで通信が可能な端末が相手側に無い場合に自動的に
3.4kHzの音声通信モードで再発信を行い、複数の通
信モードを有する装置における発信時のサービス性・操
作性を著しく改善したディジタル電話機を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、「発信した電
話番号を記憶するダイヤル番号記憶手段」、及び「3.4
kHz音声通信モード以外の別の通信モードで発信が起
動されると、発信した電話番号を前記ダイヤル番号記憶
手段に記憶し、網から切断された場合に、網から送出さ
れる理由表示が少なくとも(端末属性不一致)かあるい
は(相手ルートなし)の場合、前記ダイヤル番号記憶手
段より記憶した電話番号を読出し、3.4kHz音声通信
モードで自動的に再発信する制御手段」を有することを
主要な特徴とする。
話番号を記憶するダイヤル番号記憶手段」、及び「3.4
kHz音声通信モード以外の別の通信モードで発信が起
動されると、発信した電話番号を前記ダイヤル番号記憶
手段に記憶し、網から切断された場合に、網から送出さ
れる理由表示が少なくとも(端末属性不一致)かあるい
は(相手ルートなし)の場合、前記ダイヤル番号記憶手
段より記憶した電話番号を読出し、3.4kHz音声通信
モードで自動的に再発信する制御手段」を有することを
主要な特徴とする。
【0006】また、「3.4kHzで再発信することを案
内するメッセージを記憶するメッセージ記憶手段」と、
「前記メッセージを表示するメッセージ表示手段」と、
「計時を行う計時手段」とをさらに備え、前記制御手段
は、3.4kHz音声通信モード以外の別の通信モードで
発信が起動されると、発信した電話番号を前記ダイヤル
番号記憶手段に記憶し、網から切断された場合に、網か
ら送出される理由表示が少なくとも(端末属性不一致)
かあるいは(相手ルートなし)の場合には、前記計時手
段のリセットを行い計時を開始するとともに、前記メッ
セージ記憶手段より3.4kHzで再発信することを案内
するメッセージを読出し前記メッセージ表示手段に表示
を行い、前記計時手段により計時された時間がある設定
値となると、メッセージ表示を終了するとともに、前記
ダイヤル番号記憶手段より記憶した電話番号を読出し、
3.4kHz音声通信モードで自動的に再発信する制御を
行うように機能を拡張することができる。
内するメッセージを記憶するメッセージ記憶手段」と、
「前記メッセージを表示するメッセージ表示手段」と、
「計時を行う計時手段」とをさらに備え、前記制御手段
は、3.4kHz音声通信モード以外の別の通信モードで
発信が起動されると、発信した電話番号を前記ダイヤル
番号記憶手段に記憶し、網から切断された場合に、網か
ら送出される理由表示が少なくとも(端末属性不一致)
かあるいは(相手ルートなし)の場合には、前記計時手
段のリセットを行い計時を開始するとともに、前記メッ
セージ記憶手段より3.4kHzで再発信することを案内
するメッセージを読出し前記メッセージ表示手段に表示
を行い、前記計時手段により計時された時間がある設定
値となると、メッセージ表示を終了するとともに、前記
ダイヤル番号記憶手段より記憶した電話番号を読出し、
3.4kHz音声通信モードで自動的に再発信する制御を
行うように機能を拡張することができる。
【0007】さらに、「前記制御手段で、通信モードを
3.4kHz音声通信モードに自動的に変更し再発信が行
われた場合にその対地の電話番号を記憶する通信モード
変更対地記憶手段」を付加し、前記制御手段は、通信モ
ードを3.4kHz音声通信モードに自動的に変更し再発
信が行われた場合に、その対地の電話番号を前記通信モ
ード変更対地記憶手段に記憶し、次に3.4kHz音声通
信モード以外の別の通信モードで発信が起動されると、
発信前に発信する電話番号を前記通信モード変更対地記
憶手段に記憶された電話番号と照合し、一致した場合は
3.4kHz音声通信モードで発信する制御を行うように
機能拡張することができる。
3.4kHz音声通信モードに自動的に変更し再発信が行
われた場合にその対地の電話番号を記憶する通信モード
変更対地記憶手段」を付加し、前記制御手段は、通信モ
ードを3.4kHz音声通信モードに自動的に変更し再発
信が行われた場合に、その対地の電話番号を前記通信モ
ード変更対地記憶手段に記憶し、次に3.4kHz音声通
信モード以外の別の通信モードで発信が起動されると、
発信前に発信する電話番号を前記通信モード変更対地記
憶手段に記憶された電話番号と照合し、一致した場合は
3.4kHz音声通信モードで発信する制御を行うように
機能拡張することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は本発明の第1の実施例であって、1はINSネット6
4のディジタル網との回線インタフェース部を処理する
回線制御回路、2はμ−Iawコーデック方式の3.4k
Hz音声コーデック、3はSB−ADPCM方式の7k
Hz音声コーデック、4は電源回路、5は電話機のマン
マジン部等を制御する電話機制御回路、6はアナログア
ンプ,アナログフィルター,各種トーンの発生回路等を
有するアナログ回路、7は電話機の操作キー・スイッチ
・ボリューム、8はハンドセットの送話器、9はハンド
セットの受話器、10はスピーカ、11は発信された電
話番号を記憶するダイヤル番号記憶回路である。図2は
本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
って、以下に本フローチャートを使用して本発明の第1
の実施例の動作を説明する。
は本発明の第1の実施例であって、1はINSネット6
4のディジタル網との回線インタフェース部を処理する
回線制御回路、2はμ−Iawコーデック方式の3.4k
Hz音声コーデック、3はSB−ADPCM方式の7k
Hz音声コーデック、4は電源回路、5は電話機のマン
マジン部等を制御する電話機制御回路、6はアナログア
ンプ,アナログフィルター,各種トーンの発生回路等を
有するアナログ回路、7は電話機の操作キー・スイッチ
・ボリューム、8はハンドセットの送話器、9はハンド
セットの受話器、10はスピーカ、11は発信された電
話番号を記憶するダイヤル番号記憶回路である。図2は
本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
って、以下に本フローチャートを使用して本発明の第1
の実施例の動作を説明する。
【0009】操作キー7により7kHz発信の要求があ
ると、電話機制御回路5,回線制御回路1を起動し、網
に7kHz発信(STEP1)が行うとともに、ダイヤ
ル番号記憶回路11に発信した電話番号を記憶する。こ
こで、網より切断(STEP2)されると、切断時に網
より送出される切断の理由表示を回線制御回路1を経
て、電話機制御回路5で判定(STEP3)し、理由表
示が「端末属性不一致」または「相手ルートなし」の場
合には、回線制御回路1により一度回線を開放後、ダイ
ヤル番号記憶回路11に記憶された電話番号を読出し、
改めて回線制御回路1により網に3.4kHz発信(ST
EP4)を行う。理由表示が、上記以外の場合には、ア
ナログ回路6を起動し受話器9またはスピーカ10よ
り、ビジートーンを発生(STEP5)させ、スイッチ
7により終話操作がされる(STEP6)と待機状態
(STEP7)にもどる。このように、本発明では発信
時に要求した通信モードで通信が可能な端末が相手側に
無い場合に自動的に3.4kHzの音声通信モードで再発
信を行うため、複数の通信モードを有する装置における
発信時のサービス性・操作性を著しく改善することがで
きる。
ると、電話機制御回路5,回線制御回路1を起動し、網
に7kHz発信(STEP1)が行うとともに、ダイヤ
ル番号記憶回路11に発信した電話番号を記憶する。こ
こで、網より切断(STEP2)されると、切断時に網
より送出される切断の理由表示を回線制御回路1を経
て、電話機制御回路5で判定(STEP3)し、理由表
示が「端末属性不一致」または「相手ルートなし」の場
合には、回線制御回路1により一度回線を開放後、ダイ
ヤル番号記憶回路11に記憶された電話番号を読出し、
改めて回線制御回路1により網に3.4kHz発信(ST
EP4)を行う。理由表示が、上記以外の場合には、ア
ナログ回路6を起動し受話器9またはスピーカ10よ
り、ビジートーンを発生(STEP5)させ、スイッチ
7により終話操作がされる(STEP6)と待機状態
(STEP7)にもどる。このように、本発明では発信
時に要求した通信モードで通信が可能な端末が相手側に
無い場合に自動的に3.4kHzの音声通信モードで再発
信を行うため、複数の通信モードを有する装置における
発信時のサービス性・操作性を著しく改善することがで
きる。
【0010】図3は、以上のフローをINS網との情報
の送受信シーケンスで表したもので、(1)は相手がデ
ィジタル電話機の場合、(2)は相手が市外のアナログ
電話機の場合、(3)は相手が市内のアナログ電話機の
場合を示している。図3に示すように、本発明では、切
断時の理由表示により判定し、相手側がμ−Iawコー
デック方式の3.4kHz音声コーデックしか有していな
い場合(理由表示「端末属性不一致」)と相手側がアナ
ログ電話機の場合(理由表示「相手ルートなし」)に限
り、3.4kHzの再発信を行っているので、相手端末が
話中等の理由による切断と明確に区別することができ
る。
の送受信シーケンスで表したもので、(1)は相手がデ
ィジタル電話機の場合、(2)は相手が市外のアナログ
電話機の場合、(3)は相手が市内のアナログ電話機の
場合を示している。図3に示すように、本発明では、切
断時の理由表示により判定し、相手側がμ−Iawコー
デック方式の3.4kHz音声コーデックしか有していな
い場合(理由表示「端末属性不一致」)と相手側がアナ
ログ電話機の場合(理由表示「相手ルートなし」)に限
り、3.4kHzの再発信を行っているので、相手端末が
話中等の理由による切断と明確に区別することができ
る。
【0011】図4は本発明の第2の実施例であって、1
2はLCD表示器、13は計時回路、14はメッセージ
記憶回路である。図5は、メッセージ記憶回路14に記
憶されたメッセージの内容例を示しており、図6は本発
明の第2の実施例の動作を示すフローチャートであっ
て、以下に本フローチャートを使用して本発明の第2の
実施例の動作を説明する。
2はLCD表示器、13は計時回路、14はメッセージ
記憶回路である。図5は、メッセージ記憶回路14に記
憶されたメッセージの内容例を示しており、図6は本発
明の第2の実施例の動作を示すフローチャートであっ
て、以下に本フローチャートを使用して本発明の第2の
実施例の動作を説明する。
【0012】図6で(STEP1)(STEP2)(S
TEP3)(STEP10)(STEP11)(STE
P12)(STEP13)の動作は、図2の(STEP
1)(STEP2)(STEP3)(STEP4)(S
TEP5)(STEP6)(STEP7)と同様であ
る。(STEP3)の理由表示の判定で、「端末属性不
一致」または「相手ルートなし」の場合には、回線制御
回路1により一度回線を開放後、計時回路13をリセッ
ト(STEP4)し、アナログ回路6を起動してスピー
カ10よりリトライアナウンス音を発生(STEP5)
し、メッセージ記憶回路14に記憶されたリトライメッ
セージを読出しLCD表示器12に表示(STEP6)
する。計時回路13により計時される時間がある設定値
になる(STEP8)と、リトライメッセージの表示を
終了(STEP9)し、 3.4kHz再発信(STEP1
0)を行う。(STEP6)のリトライメッセージの表
示中に操作キー・スイッチ7により再発信を中止する操
作が行われる(STEP7)と、リトライメッセージの
表示を消去するとともに再発信を中止し待機状態(ST
EP13)に戻る。このように、本発明では3.4kHz
の音声通信モードで再発信する際に、再発信する旨の案
内を表示し、場合によっては再発信を中止することも可
能である。
TEP3)(STEP10)(STEP11)(STE
P12)(STEP13)の動作は、図2の(STEP
1)(STEP2)(STEP3)(STEP4)(S
TEP5)(STEP6)(STEP7)と同様であ
る。(STEP3)の理由表示の判定で、「端末属性不
一致」または「相手ルートなし」の場合には、回線制御
回路1により一度回線を開放後、計時回路13をリセッ
ト(STEP4)し、アナログ回路6を起動してスピー
カ10よりリトライアナウンス音を発生(STEP5)
し、メッセージ記憶回路14に記憶されたリトライメッ
セージを読出しLCD表示器12に表示(STEP6)
する。計時回路13により計時される時間がある設定値
になる(STEP8)と、リトライメッセージの表示を
終了(STEP9)し、 3.4kHz再発信(STEP1
0)を行う。(STEP6)のリトライメッセージの表
示中に操作キー・スイッチ7により再発信を中止する操
作が行われる(STEP7)と、リトライメッセージの
表示を消去するとともに再発信を中止し待機状態(ST
EP13)に戻る。このように、本発明では3.4kHz
の音声通信モードで再発信する際に、再発信する旨の案
内を表示し、場合によっては再発信を中止することも可
能である。
【0013】図7は本発明の第2の実施例の変形例であ
って、15は外部よりアナログ信号を入力する接続機器
用入力端子、16は外部へアナログ信号を出力する接続
機器用出力端子である。図5は、メッセージ記憶回路1
4に記憶されたメッセージの内容例を示しており、図8
は本発明の第2の実施例の変形例の動作を示すフローチ
ャートであって、以下に本フローチャートを使用して本
発明の第2の実施例の変形例の動作を説明する。
って、15は外部よりアナログ信号を入力する接続機器
用入力端子、16は外部へアナログ信号を出力する接続
機器用出力端子である。図5は、メッセージ記憶回路1
4に記憶されたメッセージの内容例を示しており、図8
は本発明の第2の実施例の変形例の動作を示すフローチ
ャートであって、以下に本フローチャートを使用して本
発明の第2の実施例の変形例の動作を説明する。
【0014】図8で(STEP1)(STEP2)(S
TEP4)(STEP5)(STEP6)(STEP
7)(STEP8)(STEP9)(STEP10)
(STEP11)(STEP14とSTEP18)(S
TEP15とSTEP19)(STEP16)の動作
は、図6の(STEP1)(STEP2)(STEP
3)(STEP4)(STEP5)(STEP6)(S
TEP7)(STEP8)(STEP9)(STEP1
0)(STEP11)(STEP12)(STEP1
3)と同様である。回線制御回路1において網から呼出
し中の情報を受信(STEP20)した場合には、アナ
ログ回路6を起動し、受話器9またはスピーカ10より
のリングバックトーンを発生させる(STEP21)。
その後、回線制御回路1にて網から相手応答の情報を受
信(STEP22)した場合には、7khz音声コーデ
ィック3とアナログ回路6を起動し、7kHz通信とな
る(STEP23)。入出力端子15,16に放送機器
や音声会議装置を接続し高品質な放送や高品質な音声会
議などの利用のように特定の対地と7kHz通信モード
でのみ利用をする場合には、3.4kHz通信モードでの
再発信は行わない方がよい。そこで、接続機器通信の発
信(STEP3)の場合には3.4kHz通信モードでの
再発信は行わない制御をしている。また、(STEP1
2)において切断時の理由表示が「相手ビジー」の場合
にはメッセージ記憶回路14に記憶された相手話中メッ
セージを読出しLCD表示器12に表示(STEP17)
し、それ以外の場合にはメッセージ記憶回路14に記憶
された接続不可メッセージを読出しLCD表示器12に
表示(STEP13)することにより、よりいっそうサ
ービス性を向上することができる。
TEP4)(STEP5)(STEP6)(STEP
7)(STEP8)(STEP9)(STEP10)
(STEP11)(STEP14とSTEP18)(S
TEP15とSTEP19)(STEP16)の動作
は、図6の(STEP1)(STEP2)(STEP
3)(STEP4)(STEP5)(STEP6)(S
TEP7)(STEP8)(STEP9)(STEP1
0)(STEP11)(STEP12)(STEP1
3)と同様である。回線制御回路1において網から呼出
し中の情報を受信(STEP20)した場合には、アナ
ログ回路6を起動し、受話器9またはスピーカ10より
のリングバックトーンを発生させる(STEP21)。
その後、回線制御回路1にて網から相手応答の情報を受
信(STEP22)した場合には、7khz音声コーデ
ィック3とアナログ回路6を起動し、7kHz通信とな
る(STEP23)。入出力端子15,16に放送機器
や音声会議装置を接続し高品質な放送や高品質な音声会
議などの利用のように特定の対地と7kHz通信モード
でのみ利用をする場合には、3.4kHz通信モードでの
再発信は行わない方がよい。そこで、接続機器通信の発
信(STEP3)の場合には3.4kHz通信モードでの
再発信は行わない制御をしている。また、(STEP1
2)において切断時の理由表示が「相手ビジー」の場合
にはメッセージ記憶回路14に記憶された相手話中メッ
セージを読出しLCD表示器12に表示(STEP17)
し、それ以外の場合にはメッセージ記憶回路14に記憶
された接続不可メッセージを読出しLCD表示器12に
表示(STEP13)することにより、よりいっそうサ
ービス性を向上することができる。
【0015】図9は本発明の第3の実施例であって、1
7は通信モードを3.4kHz音声通信モードに自動的に
変更し再発信が行われた場合に、その対地の電話番号を
記憶する通信モード変更対地記憶回路である。図10は
本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャートであ
って、以下に本フローチャートを使用して本発明の第3
の実施例の動作を説明する。
7は通信モードを3.4kHz音声通信モードに自動的に
変更し再発信が行われた場合に、その対地の電話番号を
記憶する通信モード変更対地記憶回路である。図10は
本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャートであ
って、以下に本フローチャートを使用して本発明の第3
の実施例の動作を説明する。
【0016】図10で(STEP3)(STEP4)
(STEP5)(STEP6)(STEP7)(STE
P8)(STEP9)(STEP11)〜(STEP2
6)の動作は、図8の(STEP1)〜(STEP2
3)と同様である。(STEP14)において、3.4k
Hz音声通信モードで再発信が行われると、通信モード
変更対地記憶回路17にその発信対地の電話番号の記憶
を行い、次に操作キー7により7kHz発信の要求(S
TEP1)があると、通信モード変更対地記憶回路17
に記憶された通信モード変更対地のリストと照合(ST
EP2)し、照合がとれた場合にはただちに、3.4kH
zの再発信を行う。なお、(STEP9)のリトライメ
ッセージの表示後、操作キー7により再度7kHzの発
信を指定(STEP10)し発信することも可能であ
る。このように、本発明では一度通信モードを変更し発
信した対地を記憶しておき、次に3.4kHz音声通信モ
ード以外の発信操作を行った場合には、自動的に3.4k
Hzの音声通信モードに変更し発信することができるた
め、相手に発信するまでの時間が短縮され、いっそう発
信時のサービス性・操作性を改善することができる。本
発明は、前述のSB−ADPCMのコーデックとμ−I
awコーデックを有する高品質なディジタル電話機のほ
か、μ−Iawコーデックによる音声通信モード以外に
音声/画像/データ等の通信モードを少なくとも1つ有
するディジタル通信機器に適用して、発信時のサービス
性・操作性を改善することができる。
(STEP5)(STEP6)(STEP7)(STE
P8)(STEP9)(STEP11)〜(STEP2
6)の動作は、図8の(STEP1)〜(STEP2
3)と同様である。(STEP14)において、3.4k
Hz音声通信モードで再発信が行われると、通信モード
変更対地記憶回路17にその発信対地の電話番号の記憶
を行い、次に操作キー7により7kHz発信の要求(S
TEP1)があると、通信モード変更対地記憶回路17
に記憶された通信モード変更対地のリストと照合(ST
EP2)し、照合がとれた場合にはただちに、3.4kH
zの再発信を行う。なお、(STEP9)のリトライメ
ッセージの表示後、操作キー7により再度7kHzの発
信を指定(STEP10)し発信することも可能であ
る。このように、本発明では一度通信モードを変更し発
信した対地を記憶しておき、次に3.4kHz音声通信モ
ード以外の発信操作を行った場合には、自動的に3.4k
Hzの音声通信モードに変更し発信することができるた
め、相手に発信するまでの時間が短縮され、いっそう発
信時のサービス性・操作性を改善することができる。本
発明は、前述のSB−ADPCMのコーデックとμ−I
awコーデックを有する高品質なディジタル電話機のほ
か、μ−Iawコーデックによる音声通信モード以外に
音声/画像/データ等の通信モードを少なくとも1つ有
するディジタル通信機器に適用して、発信時のサービス
性・操作性を改善することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では発信時
に要求した通信モードで通信が可能な端末が相手側に無
い場合に自動的に3.4kHzの音声通信モードで再発信
を行い、複数の通信モードを有する装置における発信時
のサービス性・操作性を著しく改善することができると
いう利点がある。また、3.4kHzの音声通信モードで
再発信する際に、再発信する旨の案内を表示し、場合に
よっては再発信を中止することも可能である。さらに、
一度通信モードを変更し発信した対地を記憶しておき、
次に3.4kHz音声通信モード以外の発信操作を行った
場合には、自動的に3.4kHzの音声通信モードに変更
し発信することができるため、相手に発信するまでの時
間が短縮され、いっそう発信時のサービス性・操作性が
改善可能であるという利点がある。
に要求した通信モードで通信が可能な端末が相手側に無
い場合に自動的に3.4kHzの音声通信モードで再発信
を行い、複数の通信モードを有する装置における発信時
のサービス性・操作性を著しく改善することができると
いう利点がある。また、3.4kHzの音声通信モードで
再発信する際に、再発信する旨の案内を表示し、場合に
よっては再発信を中止することも可能である。さらに、
一度通信モードを変更し発信した対地を記憶しておき、
次に3.4kHz音声通信モード以外の発信操作を行った
場合には、自動的に3.4kHzの音声通信モードに変更
し発信することができるため、相手に発信するまでの時
間が短縮され、いっそう発信時のサービス性・操作性が
改善可能であるという利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の実施例の動作を説明するための動作フロ
ー図である。
ー図である。
【図3】図1の実施例における動作フローをINS網と
の情報の送受信を示すシーケンス図である。
の情報の送受信を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】図4の実施例に用いられる記憶回路に記憶され
るメッセージの内容例を示す図である。
るメッセージの内容例を示す図である。
【図6】図4の実施例の動作を説明するための動作フロ
ー図である。
ー図である。
【図7】本発明の第2の実施例の変形例を示すブロック
図である。
図である。
【図8】図7の変形例の動作を説明するための動作フロ
ー図である。
ー図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】図9の実施例の動作を説明するための動作フ
ローである。
ローである。
1 回線制御回路 2 3.4kHz音声コーデック 3 7kHz音声コーデック 4 電源回路 5 電話機制御回路 6 アナログ回路 7 操作キー・スイッチ・ボリューム 8 送話器 9 受話器 10 スピーカ 11 ダイヤル番号記憶回路 12 LCD表示器 13 計時回路 14 メッセージ記憶回路 15 接続機器用入力端子 16 接続機器用出力端子 17 通信モード変更対地記憶回路
Claims (3)
- 【請求項1】 ISDN網に接続され、3.4kHzの音
声通信モードの他に少なくとも1種類の別の通信モード
での接続が可能なディジタル電話機において、発信した
電話番号を記憶するダイヤル番号記憶手段と、3.4kH
z音声通信モード以外の別の通信モードで発信が起動さ
れると、発信した電話番号を前記ダイヤル番号記憶手段
に記憶し、網から切断された場合に、網から送出される
理由表示が少なくとも端末属性不一致かあるいは相手ル
ートなしの場合には、前記ダイヤル番号記憶手段より記
憶した電話番号を読出し、3.4kHz音声通信モードで
自動的に再発信する制御手段を有することを特徴とする
ディジタル電話機。 - 【請求項2】 3.kHzで再発信することを案内するメ
ッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、前記メッセ
ージを表示するメッセージ表示手段と、計時を行う計時
手段とをさらに備えるとともに、前記制御手段は、3.4
kHz音声通信モード以外の別の通信モードで発信が起
動されると、発信した電話番号を前記ダイヤル番号記憶
手段に記憶し、網から切断された場合に、網から送出さ
れる理由表示が少なくとも端末属性不一致かあるいは相
手ルートなしの場合には、前記計時手段のリセットを行
い計時を開始するとともに、前記メッセージ記憶手段よ
り3.4kHzで再発信することを案内するメッセージを
読出し前記メッセージ表示手段に表示を行い、前記計時
手段により計時された時間がある設定値となると、メッ
セージ表示を終了するとともに、前記ダイヤル番号記憶
手段より記憶した電話番号を読出し、3.4kHz音声通
信モードで自動的に再発信する制御を行うように構成さ
れたことを特徴とする請求項1に記載のディジタル電話
機。 - 【請求項3】 前記制御手段により通信モードを3.4k
Hz音声通信モードに自動的に変更し再発信が行われた
場合にその対地の電話番号を記憶する通信モード変更対
地記憶手段をさらに備えるとともに、前記制御手段は、
更に、通信モードを3.4kHz音声通信モードに自動的
に変更し再発信が行われた場合に、その対地の電話番号
を前記通信モード変更対地記憶手段に記憶し、次に3.4
kHz音声通信モード以外の別の通信モードで発信が起
動されると、発信前に発信する電話番号を前記通信モー
ド変更対地記憶手段に記憶された電話番号と照合し、一
致した場合には3.4kHz音声通信モードで発信するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載のディジタル電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050161A JPH0828761B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | ディジタル電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050161A JPH0828761B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | ディジタル電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04269046A JPH04269046A (ja) | 1992-09-25 |
JPH0828761B2 true JPH0828761B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=12851475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3050161A Expired - Fee Related JPH0828761B2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | ディジタル電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828761B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102712586A (zh) * | 2010-01-29 | 2012-10-03 | 日本瑞翁株式会社 | 稠合杂环化合物及组合物 |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3050161A patent/JPH0828761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102712586A (zh) * | 2010-01-29 | 2012-10-03 | 日本瑞翁株式会社 | 稠合杂环化合物及组合物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04269046A (ja) | 1992-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |