JPH08287032A - マルチプロセッサシステムにおける通信管理システム - Google Patents

マルチプロセッサシステムにおける通信管理システム

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JPH08287032A
JPH08287032A JP7086724A JP8672495A JPH08287032A JP H08287032 A JPH08287032 A JP H08287032A JP 7086724 A JP7086724 A JP 7086724A JP 8672495 A JP8672495 A JP 8672495A JP H08287032 A JPH08287032 A JP H08287032A
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congestion state
congestion
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Withdrawn
Application number
JP7086724A
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English (en)
Inventor
Norio Nakagawa
則雄 中川
Makoto Taniguchi
谷口  誠
Osamu Matsumoto
修 松本
Kazuyuki Otsu
和之 大津
Kiyomi Akimoto
清美 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はマルチプロセッサシステムにおける
通信管理システムに関し、システム内のあるプロセッサ
が輻輳状態に近づいた時、マネージメントプロセッサに
よるシステムの発信規制が発動する前に、プロセッサ相
互の通信処理により輻輳状態を緩和することができるマ
ルチプロセッサシステムにおける通信管理システムを提
供することを目的としている。 【構成】 複数のプロセッサが通信線を介して相互に接
続され、互いに情報を交換しながら交換動作を行なうマ
ルチプロセッサシステムにおいて、各プロセッサ内に全
てのプロセッサの輻輳状態をそれぞれのプロセッサが認
識できる認識手段を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチプロセッサシステ
ムにおける通信管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサ制御方式を採用
する交換処理システムにおいては、それぞれのプロセッ
サが自プロセッサの輻輳状態を測定し、マネージメント
プロセッサにその測定結果を通知することにより、一つ
のマネージメントプロセッサがシステムの輻輳状態(同
一の内線端末に呼が集中するような処理が重なり合う状
態をいう)を集中管理している。
【0003】図11は従来のマルチプロセッサシステム
の概念図である。図において、1は全てのプロセッサの
輻輳状態を集中管理するマネージメントプロセッサ、2
は該マネージメントプロセッサ1に接続されている複数
の呼処理プロセッサ(以下、単にプロセッサという)、
3は該プロセッサ2に接続される構内交換機(PBX)
である。4はPBX3に接続される公衆網、5は該公衆
網4に接続されるネットワークである。PBX3は公衆
網4を介して外部とも通信可能になっている。プロセッ
サ2は相互に専用線を介して接続され、PBX3も相互
に専用線を介して接続されている。PBX3には内線端
末(図示せず)が接続されている。各プロセッサ2は、
自配下のPBX3の交換処理動作を制御している。
【0004】各プロセッサ2は、自配下のPBX3の交
換処理動作を監視し、特定の内線端末に呼が集中するよ
うな輻輳状態が発生すると、マネージメントプロセッサ
1に通知し、マネージメントプロセッサ1は、これら輻
輳状態を把握し、輻輳状態を解消すべく種々の制御処理
を行なう。
【0005】この輻輳状態となる要因には、トラヒック
増大によるプロセッサ2内のCPU稼働率の増加する場
合と、プロセッサの輻輳による送受信バッファ,プロセ
ス起動リソース(共通資源)等のプロセッサ間通信に使
用可能なリソースの減少に伴い、該通信が遅延すること
によるシステム全体の輻輳を誘発する場合等が挙げられ
る。この輻輳状態に対する従来の輻輳復旧手段として
は、CPU稼働率(所定の時間に対するCPUの稼働時
間の割合)、DT(ダイヤルトーン)遅延時間等の輻輳
測定条件がある一定レベル以上になると、マネージメン
トプロセッサが端末の発信規制等を発動し、トラヒック
増大によるCPU稼働率の増加を抑制し、一定レベル以
下になると、該発信規制を解除するといった処理がとら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のマルチ
プロセッサシステムにおける輻輳状態の復旧手段では、
輻輳プロセッサ2の管理を一つのマネージメントプロセ
ッサ1が集中して行なっているため、システムとしての
規制手段は用意されているが、個々のプロセッサでの輻
輳復旧手段がなかった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、システム内のあるプロセッサが輻輳状態
に近づいた時、マネージメントプロセッサによるシステ
ムの発信規制が発動する前に、プロセッサ相互の通信処
理により輻輳状態を緩和することができるマルチプロセ
ッサシステムにおける通信管理システムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図11と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、2は主としてPBXの交換処理
制御を行なう呼処理プロセッサ(以下、プロセッサと略
す)で、各プロセッサ相互間は通信線6で相互接続さ
れ、相互通信が可能になっている。10は、各プロセッ
サ2内に内蔵された、全てのプロセッサの輻輳状態をそ
れぞれのプロセッサが認識できる認識手段である。
【0009】この場合において、前記認識手段は、全て
のプロセッサ2の輻輳状態を記憶する輻輳状態管理テー
ブルと、該輻輳状態管理テーブルをアクセスして輻輳状
態の設定と解除の制御を行なう輻輳状態管理部より構成
されることが、全てのプロセッサの輻輳状態を認識し
て、輻輳状態の緩和を実行する上で好ましい。
【0010】また、前記輻輳状態管理部は、監視してい
るプロセッサ間通信用受信バッファの使用率と、プロセ
ス起動用リソースの使用率と、CPUの稼働率と、ダイ
ヤルトーン聴取遅延時間よりなる輻輳要因の状態を、全
てのプロセッサに通知する手段を具備することが、輻輳
要因に応じた最適な輻輳状態の緩和制御を実行する上で
好ましい。
【0011】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセッサ間通信用受信バッファ
の使用率が高いため、送信先プロセッサが通信情報を受
信できない時には、送信を一時的に待ち合わせること
が、送信先プロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態の
緩和を促す上で好ましい。
【0012】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率
が高いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動で
きない時には、送信を一時的に待ち合わせることが、送
信先プロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態の緩和を
促す上で好ましい。
【0013】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率
が高いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動で
きない時には、送信先プロセッサの輻輳状態の解除を促
す通信情報をもつ通信要求を優先で通信することが、送
信先プロセッサの輻輳状態の緩和を促す上で好ましい。
【0014】また、送信先プロセッサが輻輳状態で、か
つ送信を一時的に待ち合わせにできない時には、前記輻
輳状態管理部は、輻輳状態管理テーブルを参照して輻輳
状態でないプロセッサを捜し出し、捜し出したプロセッ
サを仮想プロセッサとして指定して、通信情報を送信す
ることが、送信を他のプロセッサに肩代わりさせ、送信
を実行する上で好ましい。
【0015】また、前記仮想プロセッサの輻輳状態管理
部は送信を一時的に待ち合わせ、送信先プロセッサが通
信情報を受信できる状態になった時に通信情報を送信す
ることが、通信情報を送信先プロセッサに確実に送信す
る上で好ましい。
【0016】また、前記輻輳状態管理部は、自プロセッ
サの状態が輻輳している時には、交換処理に影響を与え
ないプロセスを実行待ちキューから外すことが、輻輳状
態の緩和を促す上で好ましい。
【0017】また、各プロセッサに負荷分散して収容さ
れている共通リソースを集中管理しているプロセッサに
おいて、前記輻輳状態管理部は、自プロセッサが輻輳状
態の時には、該プロセッサに収容されるリソースの捕捉
の順位を下げることが、輻輳状態の緩和を促す上で好ま
しい。
【0018】更に、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照して、同一プロセッサで同時に複数の
輻輳要因が発生した時、輻輳軽減処理に優先順位を設
け、どの処理を行なうか選択し、処理を起動すること
が、輻輳状態を効果的に緩和する上で好ましい。
【0019】
【作用】各プロセッサ2内に、全てのプロセッサの輻輳
状態をそれぞれのプロセッサが認識できる認識手段10
を設けた。そして、この認識手段10は互いに他のプロ
セッサの認識手段10と通信線6を介して輻輳状態情報
のやりとりを行なう。これにより、各プロセッサ2は他
のプロセッサ2の輻輳状態を認識することができ、シス
テム内のあるプロセッサが輻輳状態に近づいた時、マネ
ージメントプロセッサによるシステムの発信規制が発動
する前に、プロセッサ相互の通信処理により輻輳状態を
緩和することができる。
【0020】この場合において、前記認識手段10は、
全てのプロセッサ2の輻輳状態を記憶する輻輳状態管理
テーブルと、該輻輳状態管理テーブルをアクセスして輻
輳状態の設定と解除の制御を行なう輻輳状態管理部より
構成されることにより、全てのプロセッサの輻輳状態を
認識して、輻輳状態の緩和を実行することができる。
【0021】また、前記輻輳状態管理部は、監視してい
るプロセッサ間通信用受信バッファの使用率と、プロセ
ス起動用リソースの使用率と、CPUの稼働率と、ダイ
ヤルトーン聴取遅延時間よりなる輻輳要因の状態を、全
てのプロセッサに通知する手段を具備することにより、
輻輳要因に応じた最適な輻輳状態の緩和制御を実行する
ことができる。
【0022】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセッサ間通信用受信バッファ
の使用率が高いため、送信先プロセッサが通信情報を受
信できない時には、送信を一時的に待ち合わせることに
より、送信先プロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態
の緩和を促すことができる。
【0023】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率
が高いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動で
きない時には、送信を一時的に待ち合わせることによ
り、送信先プロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態の
緩和を促すことができる。
【0024】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率
が高いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動で
きない時には、送信先プロセッサの輻輳状態の解除を促
す通信情報をもつ通信要求を優先で通信することによ
り、送信先プロセッサの輻輳状態の緩和を促すことがで
きる。
【0025】また、送信先プロセッサが輻輳状態で、か
つ送信を一時的に待ち合わせにできない時には、前記輻
輳状態管理部は、輻輳状態管理テーブルを参照して輻輳
状態でないプロセッサを捜し出し、捜し出したプロセッ
サを仮想プロセッサとして指定して、通信情報を送信す
ることにより、送信を他のプロセッサに肩代わりさせ、
送信を実行し、輻輳状態の緩和を促すことができる。
【0026】また、前記仮想プロセッサの輻輳状態管理
部は送信を一時的に待ち合わせ、送信先プロセッサが通
信情報を受信できる状態になった時に通信情報を送信す
ることにより、通信情報を送信先プロセッサに確実に送
信することができる。
【0027】また、前記輻輳状態管理部は、自プロセッ
サの状態が輻輳している時には、交換処理に影響を与え
ないプロセスを実行待ちキューから外すことにより、輻
輳状態の緩和を促すことができる。
【0028】また、各プロセッサに負荷分散して収容さ
れている共通リソースを集中管理しているプロセッサに
おいて、前記輻輳状態管理部は、自プロセッサが輻輳状
態の時には、該プロセッサに収容されるリソースの捕捉
の順位を下げることにより、輻輳状態の緩和を促すこと
ができる。
【0029】更に、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照して、同一プロセッサで同時に複数の
輻輳要因が発生した時、輻輳軽減処理に優先順位を設
け、どの処理を行なうか選択し、処理を起動することに
より、輻輳状態を効果的に緩和することができる。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図ではプロセッサ2としてプロセッサAとプロセ
ッサBの2台の場合を例にとって示しているが、実際に
は更に多数のプロセッサ2が通信線6を介して相互に接
続されている。また、各プロセッサ2はマネージメント
プロセッサ1(図11参照)と通信線を介して接続され
ている。
【0031】各プロセッサ2において、10aは自プロ
セッサの輻輳要因の状態を監視し、周期的に輻輳状態を
自プロセッサ内の輻輳状態管理テーブル10bに設定す
ると共に、他プロセッサに対してプロセッサ間通信処理
を使用して輻輳状態を通知する輻輳監視処理部、10b
はシステム内の全てのプロセッサ毎に全てのプロセッサ
の輻輳状態と輻輳要因が記憶されている輻輳状態管理テ
ーブル、10cは輻輳状態管理テーブル10bを参照す
ることにより輻輳状態を認識し、輻輳要因に適した処理
(例えば輻輳プロセッサに対する通信の優先処理や待ち
合わせ処理等)を行なうように指示する輻輳解除処理部
である。これら輻輳監視処理部10aと、輻輳状態管理
テーブル10bと、輻輳解除処理部10cで図1の原理
ブロック図に示す認識手段10を構成している。
【0032】また、各プロセッサ2において、11は送
信処理を行なうプロセッサ間通信送信処理部、12は受
信処理を行なうプロセッサ間通信受信処理部である。プ
ロセッサ間通信送信処理部11は、従来のプロセッサ間
通信の送信処理に加えて、前記した輻輳解除処理部10
cにより指示された輻輳プロセッサに対する送信処理を
行なう。プロセッサ間通信受信処理部12は、従来のプ
ロセッサ間通信の受信処理に加えて、他プロセッサから
通知された輻輳通知を受けて輻輳状態管理テーブル10
bに設定する。13はプロセッサ間の通信を制御するプ
ロセッサ間通信制御装置で、各プロセッサ毎に設けられ
ている。6は各プロセッサ間を接続する通信線である。
14は、各プロセッサ内に設けられた送信要求や交換処
理要求等を格納しているキュー格納部である。
【0033】図3は輻輳状態管理テーブル10bの構成
例を示す図である。システム内の全てのプロセッサ2に
関する輻輳要因状態に関する情報を記憶している。図の
15が輻輳要因状態記憶部である。図では、全てのプロ
セッサについて輻輳要因がn個ある場合を示すが、実際
はこのような状態は希で、それぞれのプロセッサ毎に輻
輳要因の数は異なるものと考えられる。従って、この輻
輳状態管理テーブル10bを参照すれば、システム内に
存在する全てのプロセッサ2に関する輻輳状態を知るこ
とができる。
【0034】図2のように構成されたシステムにおい
て、各プロセッサ2の輻輳監視処理部10aが監視した
輻輳要因の状態が、周期的に他プロセッサに通知され、
輻輳状態管理テーブル10bに設定されることにより、
各プロセッサ2はシステム内の全プロセッサの輻輳状態
を認識することができる。そして、輻輳解除処理部10
cが輻輳プロセッサに対する効果的な処理をプロセッサ
間通信送信処理部11に指示することにより、輻輳プロ
セッサが必要としている情報を優先して送信させる。ま
た、同様に、輻輳プロセッサが受信すると輻輳に拍車が
かかる通信は待ち合わせるようにしている。
【0035】従って、各プロセッサ2は、システム内の
プロセッサで輻輳状態になりつつあるプロセッサを検出
した場合には、該輻輳プロセッサに対する通信をそれぞ
のプロセッサで優先処理若しくは待ち合わせ処理を行な
うことにより通信を効率よく行なうことが可能となり、
輻輳状態の回避を促すことが可能となる。以下に、本発
明を更に詳細に説明する。
【0036】図4は輻輳監視処理動作の処理フロー例を
示す図で、システム内に実装されるそれぞれのプロセッ
サで実行するプロセスが使用するリソースの輻輳状態を
監視するものである。図2,図3と同一のものは、同一
の符号を付して示す。輻輳監視処理部10aは、監視要
因として予め決定されているリソース1〜nを監視する
が(S1)、ユーザプログラム16によって捕捉/解放
された時に、監視要因状態設定エリア17に保持されて
いるリソースの使用個数,残り個数等をカウントするこ
とにより、監視要因の状態を認識/制御し、捕捉/解放
状態を設定する。そして、監視要因状態設定エリア17
の内容を、監視要因の輻輳状態として輻輳状態管理テー
ブル10bに自プロセッサ対応の輻輳状態を設定する。
次に、輻輳監視処理部10aは自プロセッサの輻輳状態
をプロセッサ間通信送信処理部11から他のプロセッサ
にプロセッサ間通信制御装置13を介して通知し(S
3)、輻輳解除処理を起動する(S4)。
【0037】ここで、他のプロセッサに対して送信され
る輻輳要因としては、例えば監視しているプロセッサ間
通信用受信バッファの使用率、プロセス起動用リソース
の使用率、CPUの稼働率、ダイヤルトーン聴取遅延時
間等がある。これら輻輳要因の状態を全てのプロセッサ
に通知することにより、輻輳要因に応じた最適な輻輳状
態の緩和を実行することが可能となる。
【0038】解除処理が起動されると、輻輳解除処理部
10cは輻輳状態管理テーブル10bを参照することに
より、輻輳状態を認識し、プロセッサ間通信送信処理部
11に対して、輻輳要因に適した処理を行なうように指
示する。
【0039】以上の処理により、自プロセッサの輻輳状
態の監視及び他プロセッサへの輻輳状態の通知が可能と
なる。そして、マネージメントプロセッサによるシステ
ムの発信規制が発動する前に、プロセッサ相互の通信処
理により輻輳状態を緩和することができる。また、各プ
ロセッサは全てのプロセッサの輻輳状態を認識すること
ができ、輻輳状態の緩和を実行することができる。
【0040】図5はプロセッサ間通信受信処理動作の処
理フロー例を示す図で、あるプロセッサから輻輳状態通
知を受信した時のプロセッサ間通信受信処理部12の処
理を示す。図4に示す処理により他プロセッサから送信
された輻輳状態通知情報を受信したプロセッサ間通信受
信処理部12は、輻輳状態管理テーブル10bにアクセ
スして、該当するプロセッサ対応の輻輳状態管理テーブ
ルの記憶領域に該輻輳状態を設定し(S1)、輻輳解除
処理部10cを駆動する。解除処理が起動されると、輻
輳解除処理部10cは輻輳状態管理テーブル10bを参
照することにより、輻輳状態を認識する。この処理によ
り他のプロセッサ2の輻輳状態を認識することが可能と
なる。プロセッサ間通信送信処理部11に対して、輻輳
要因に適した処理を行なうように指示する。
【0041】図6は輻輳状態解除処理動作の処理フロー
例を示す図で、自プロセッサ又は他プロセッサが輻輳状
態になった時に起動される輻輳解除処理部10cの動作
を示している。輻輳解除処理部10cは、プロセッサ間
通信受信処理部12又は輻輳監視処理部10aから起動
されると、輻輳状態管理テーブル10bを参照して各プ
ロセッサの輻輳状態の認識及び輻輳要因の解析を行なう
(S1)。そして、輻輳しているかどうかチェックする
(S2)。輻輳していない場合には、通常の処理を行な
う。輻輳している場合には、予め決定されている輻輳要
因に対応した解消処理(輻輳プロセッサに対する通信優
先/通信待ち合わせ)をプロセッサ間通信送信処理部1
1に指示する(S3)。プロセッサ間通信送信処理部1
1は、プロセッサ間通信制御装置13を介して他のプロ
セッサ2に通知する。他プロセッサ2は、この輻輳状態
解消処理通知を受けると、その内容に従った輻輳状態解
消処理を実行する。これにより、輻輳プロセッサの輻輳
解消のための通信処理を実行することが可能となる。
【0042】図7はプロセッサ間通信処理動作の処理フ
ロー例を示す図で、輻輳プロセッサに対する送信処理を
実際に行なうプロセッサ間通信送信処理部11の動作を
示している。図6の動作で、輻輳要因対応処理を指示さ
れたプロセッサ間通信送信処理部11は、送出先プロセ
ッサの輻輳状態を輻輳状態管理テーブル10bにより判
定する(S1)。そして、送信先のプロセッサが受信可
能かどうかチェックする(S2)。送信可能の場合に
は、通常の送信処理を行なう。送信先のプロセッサに、
受信バッファの使用率が高くて空きがない等の理由によ
り受信可能でない時には、自プロセッサの状態が輻輳中
であるかどうかチェックする(S3)。
【0043】自プロセッサが輻輳中でない時には、送信
を自プロセッサにて待ち合わせる(S4)。これによ
り、送信先のプロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態
の緩和を促すことができる。同様に、送信先のプロセッ
サの輻輳状態を輻輳状態管理テーブル10bにより判定
し、送信先のプロセス起動用リソースの使用率が高いた
め、送信先プロセッサが受信プロセスを起動できない場
合についても、送信を一時待ち合わせる処理を行なう。
これにより、送信先のプロセッサの受信処理を軽減し、
輻輳状態の緩和を促すことができる。ステップS3で、
自プロセッサが輻輳中の時には、輻輳状態管理テーブル
10bを参照して、輻輳中でないプロセッサを捜し出
し、捜し出したプロセッサを仮想プロセッサとして指定
し、通信情報を送信する。これにより、送信を他のプロ
セッサに肩代わりさせ、送信を実行し、輻輳状態の緩和
を促すことができる。
【0044】一方、指定を受けたプロセッサの輻輳監視
処理部10aは、送信を一時的に待ち合わせ、送信先プ
ロセッサが通信情報を受信できる状態になった時に、プ
ロセッサ間通信送信処理部11に送信要求を行ない、送
信を行わせる。これにより、通信情報を送信先プロセッ
サに確実に送信することができる。
【0045】図8はプロセッサ間送信処理動作の他の処
理フロー例を示す図で、輻輳解除処理部10cから指示
されたプロセッサに対する通信要求を優先させる処理を
示す。例えば、Bプロセッサに対する輻輳状態の解除を
促す通信情報を持つ送信要求を行なう場合を考える。こ
こで、キュー格納部14の自プロセッサの送信待ちキュ
ーでは、Bプロセッサへの送信要求は、Aプロセッサへ
の送信要求の後であったものとする。ここで、プロセッ
サ間通信送信処理部11は、輻輳解除処理部10cから
要求された指示に対するプロセッサを送信待ちキューか
ら捜し出し、該当する送信要求を優先する(S1)。つ
まり、図に示すように、送信待ちキューを入れ換え、B
プロセッサに対する送信をAプロセッサに対する送信よ
り前に持ってきて、優先した送信要求を送信する(S
2)。この送信要求は、プロセッサ間通信制御装置13
を介して、相手方プロセッサ間通信受信処理部12に入
り、所定の受信処理がなされることになる。これによれ
ば、プロセッサの解除を促す通信情報を持つ通信要求を
優先で通信することにより、送信先プロセッサの輻輳状
態の緩和を促すことができる。
【0046】図9は輻輳解除処理動作の他の処理フロー
例を示す図で、自プロセッサが輻輳状態である場合に、
交換処理に影響を与えないプロセッサを実行待ちキュー
から外す処理を示す。輻輳解除処理部10cは、プロセ
ッサ間通信受信処理部12又は輻輳監視処理部10aか
ら起動を受けると、輻輳状態管理テーブル10bを参照
して、自プロセッサが輻輳状態であるかどうか判定する
(S1)。そして、自プロセッサが輻輳中であるかどう
かチェックする(S2)。輻輳中でない場合には、通常
の処理を行なう。輻輳中である場合には、キュー格納部
14の実行待ちキューをチェックして交換動作に影響を
与えないプロセスが実行待ちキューに存在するかどうか
検索する(S3)。そして、該当プロセスがあるかどう
かチェックする(S4)。該当プロセッサがない場合に
は、他の輻輳解除処理を行なう等の必要な処理を行な
う。該当プロセッサがある場合には、そのプロセスを消
滅させる(S5)。図に示す実施例の場合には、実行待
ちキューにヘルスチェックプロセス(自プロセッサの動
作状態が正常であるかどうかを定期的に調べるプロセ
ス)があるので、このヘルスチェックプロセスを実行待
ちキューから消滅させる。ヘルスチェックプロセスは、
一定周期で駆動されるもので、1回待ちキューから外さ
れても、再た実行されるものであるので、特に問題とは
ならない。この結果、交換処理プロセッサが順位が繰り
上がることになる。これにより、輻輳状態の緩和を促す
ことができる。
【0047】図10は輻輳解除処理動作の他の処理フロ
ー例を示す図で、輻輳プロセッサ収容の共通リソースの
捕捉順位を下げることにより、輻輳状態を緩和する場合
を示している。この場合のプロセッサは、各プロセッサ
に負荷分散している共通リソースを集中管理しているプ
ロセッサであるものとする。輻輳解除処理部10cは、
プロセッサ間通信受信処理部12又は輻輳監視処理部1
0aから輻輳解除のための起動を受けると、輻輳状態管
理テーブル10bを参照し、輻輳状態のプロセッサを抽
出し(S1)、輻輳プロセッサがあるかどうかチェック
する(S2)。輻輳プロセッサがない場合には、通常の
処理を行なう。輻輳プロセッサがある場合には、リソー
スのアイドルチェーン(列)を検索する(S3)。リソ
ースのアイドルチェーンには、図に示すように、Aプロ
セッサ収容,Bプロセッサ収容という順に、捕捉順位が
並んでいる。そこで、該当プロセッサに収容されるリソ
ースがあるかどうかチェックする(S4)。該当プロセ
ッサ収容がない場合には、その他の必要な処理を行な
う。該当プロセッサ収容がある場合には、図に示すよう
に、システム共通リソースの捕捉要求である“Bプロセ
ッサ収容”の捕捉順位を下げてやる(S5)。これによ
り、システム共通リソースの捕捉要求があった場合に、
輻輳プロセッサ収容リソースを捕捉することを抑制する
ことができ、輻輳状態の緩和を促すことができる。
【0048】更に、輻輳解除処理部10cは、輻輳状態
管理テーブル10bを参照して、同一プロセッサで同時
に複数の輻輳要因が発生した時、輻輳軽減処理に優先順
位を設け、どの処理を行なうか選択し、優先された処理
を起動することもできる。これにより、輻輳状態を効果
的に緩和することができる。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各プロセッサ内に全てのプロセッサの輻輳状態
をそれぞれのプロセッサが認識できる認識手段を設け、
この認識手段は互いに他のプロセッサの認識手段と通信
線を介して輻輳状態情報のやりとりを行なうことによ
り、各プロセッサは他のプロセッサの輻輳状態を認識す
ることができ、システム内のあるプロセッサが輻輳状態
に近づいた時、マネージメントプロセッサによるシステ
ムの発信規制が発動する前に、プロセッサ相互の通信処
理により輻輳状態を緩和することができる。
【0050】この場合において、前記認識手段は、全て
のプロセッサの輻輳状態を記憶する輻輳状態管理テーブ
ルと、該輻輳状態管理テーブルをアクセスして輻輳状態
の設定と解除の制御を行なう輻輳状態管理部より構成さ
れることにより、全てのプロセッサの輻輳状態を認識し
て、輻輳状態の緩和を実行することができる。
【0051】また、前記輻輳状態管理部は、監視してい
るプロセッサ間通信用受信バッファの使用率と、プロセ
ス起動用リソースの使用率と、CPUの稼働率と、ダイ
ヤルトーン聴取遅延時間よりなる輻輳要因の状態を、全
てのプロセッサに通知する手段を具備することにより、
輻輳要因に応じた最適な輻輳状態の緩和制御を実行する
ことができる。
【0052】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセッサ間通信用受信バッファ
の使用率が高いため、送信先プロセッサが通信情報を受
信できない時には、送信を一時的に待ち合わせることに
より、送信先プロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態
の緩和を促すことができる。
【0053】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率
が高いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動で
きない時には、送信を一時的に待ち合わせることによ
り、送信先プロセッサの受信処理を軽減し、輻輳状態の
緩和を促すことができる。
【0054】また、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照することにより、送信先のプロセッサ
の輻輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率
が高いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動で
きない時には、送信先プロセッサの輻輳状態の解除を促
す通信情報をもつ通信要求を優先で通信することによ
り、送信先プロセッサの輻輳状態の緩和を促すことがで
きる。
【0055】また、送信先プロセッサが輻輳状態で、か
つ送信を一時的に待ち合わせにできない時には、前記輻
輳状態管理部は、輻輳状態管理テーブルを参照して輻輳
状態でないプロセッサを捜し出し、捜し出したプロセッ
サを仮想プロセッサとして指定して、通信情報を送信す
ることにより、送信を他のプロセッサに肩代わりさせ、
送信を実行し、輻輳状態の緩和を促すことができる。
【0056】また、前記仮想プロセッサの輻輳状態管理
部は送信を一時的に待ち合わせ、送信先プロセッサが通
信情報を受信できる状態になった時に通信情報を送信す
ることにより、通信情報を送信先プロセッサに確実に送
信することができる。
【0057】また、前記輻輳状態管理部は、自プロセッ
サの状態が輻輳している時には、交換処理に影響を与え
ないプロセスを実行待ちキューから外すことにより、輻
輳状態の緩和を促すことができる。
【0058】また、各プロセッサに負荷分散して収容さ
れている共通リソースを集中管理しているプロセッサに
おいて、前記輻輳状態管理部は、自プロセッサが輻輳状
態の時には、該プロセッサに収容されるリソースの捕捉
の順位を下げることにより、輻輳状態の緩和を促すこと
ができる。
【0059】更に、前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管
理テーブルを参照して、同一プロセッサで同時に複数の
輻輳要因が発生した時、輻輳軽減処理に優先順位を設
け、どの処理を行なうか選択し、処理を起動することに
より、輻輳状態を効果的に緩和することができる。
【0060】このように、本発明によれば、システム内
のあるプロセッサが輻輳状態に近づいた時、マネージメ
ントプロセッサによるシステムの発信規制が発動する前
に、プロセッサ相互の通信処理により輻輳状態を緩和す
ることができるマルチプロセッサシステムにおける通信
管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】輻輳状態管理テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図4】輻輳監視処理動作の処理フロー例を示す図であ
る。
【図5】プロセッサ間通信受信処理動作の処理フロー例
を示す図である。
【図6】輻輳解除処理動作の処理フロー例を示す図であ
る。
【図7】プロセッサ間送信処理動作の処理フロー例を示
す図である。
【図8】プロセッサ間送信処理動作の他の処理フロー例
を示す図である。
【図9】輻輳解除処理動作の他の処理フロー例を示す図
である。
【図10】輻輳解除処理動作の他の処理フロー例を示す
図である。
【図11】従来のマルチプロセッサシステムの概念図で
ある。
【符号の説明】
2 プロセッサ 6 通信線 10 認識手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 修 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大津 和之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 秋元 清美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサが通信線を介して相互
    に接続され、互いに情報を交換しながら交換動作を行な
    うマルチプロセッサシステムにおいて、 各プロセッサ内に全てのプロセッサの輻輳状態をそれぞ
    れのプロセッサが認識できる認識手段を設けたことを特
    徴とするマルチプロセッサシステムにおける通信管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記認識手段は、全てのプロセッサの輻
    輳状態を記憶する輻輳状態管理テーブルと、該輻輳状態
    管理テーブルをアクセスして輻輳状態の設定と解除の制
    御を行なう輻輳状態管理部より構成されることを特徴と
    する請求項1記載のマルチプロセッサシステムにおける
    通信管理システム。
  3. 【請求項3】 前記輻輳状態管理部は、監視しているプ
    ロセッサ間通信用受信バッファの使用率と、プロセス起
    動用リソースの使用率と、CPUの稼働率と、ダイヤル
    トーン聴取遅延時間よりなる輻輳要因の状態を、全ての
    プロセッサに通知する手段を具備することを特徴とする
    請求項2記載のマルチプロセッサシステムにおける通信
    管理システム。
  4. 【請求項4】 前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管理テ
    ーブルを参照することにより、送信先のプロセッサの輻
    輳状態を認識し、プロセッサ間通信用受信バッファの使
    用率が高いため、送信先プロセッサが通信情報を受信で
    きない時には、送信を一時的に待ち合わせることを特徴
    とする請求項3記載のマルチプロセッサシステムにおけ
    る通信管理システム。
  5. 【請求項5】 前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管理テ
    ーブルを参照することにより、送信先のプロセッサの輻
    輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率が高
    いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動できな
    い時には、送信を一時的に待ち合わせることを特徴とす
    る請求項3記載のマルチプロセッサシステムにおける通
    信管理システム。
  6. 【請求項6】 前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管理テ
    ーブルを参照することにより、送信先のプロセッサの輻
    輳状態を認識し、プロセス起動用リソースの使用率が高
    いため、送信先プロセッサが受信プロセスを起動できな
    い時には、送信先プロセッサの輻輳状態の解除を促す通
    信情報をもつ通信要求を優先で通信することを特徴とす
    る請求項3記載のマルチプロセッサシステムにおける通
    信管理システム。
  7. 【請求項7】 送信先プロセッサが輻輳状態で、かつ送
    信を一時的に待ち合わせにできない時には、前記輻輳状
    態管理部は、輻輳状態管理テーブルを参照して輻輳状態
    でないプロセッサを捜し出し、捜し出したプロセッサを
    仮想プロセッサとして指定して、通信情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項4乃至5のいずれかに記載のマル
    チプロセッサシステムにおける通信管理システム。
  8. 【請求項8】 前記仮想プロセッサの輻輳状態管理部は
    送信を一時的に待ち合わせ、送信先プロセッサが通信情
    報を受信できる状態になった時に通信情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項7記載のマルチプロセッサシステ
    ムにおける通信管理システム。
  9. 【請求項9】 前記輻輳状態管理部は、自プロセッサの
    状態が輻輳している時には、交換処理に影響を与えない
    プロセスを実行待ちキューから外すことを特徴とする請
    求項2記載のマルチプロセッサシステムにおける通信管
    理システム。
  10. 【請求項10】 各プロセッサに負荷分散して収容され
    ている共通リソースを集中管理しているプロセッサにお
    いて、前記輻輳状態管理部は、自プロセッサが輻輳状態
    の時には、該プロセッサに収容されるリソースの捕捉の
    順位を下げることを特徴とする請求項2記載のマルチプ
    ロセッサシステムにおける通信管理システム。
  11. 【請求項11】 前記輻輳状態管理部は、輻輳状態管理
    テーブルを参照して、同一プロセッサで同時に複数の輻
    輳要因が発生した時、輻輳軽減処理に優先順位を設け、
    どの処理を行なうか選択し、処理を起動することを特徴
    とする請求項4乃至8のいずれかに記載のマルチプロセ
    ッサシステムにおける通信管理システム。
JP7086724A 1995-04-12 1995-04-12 マルチプロセッサシステムにおける通信管理システム Withdrawn JPH08287032A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643514B1 (en) 1998-12-25 2003-11-04 Nec Corporation Call distribution for a radio exchange station in a mobile communication system
JP2006235831A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Nec Corp 状態管理装置および方法およびプログラム

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