JPH08286865A - データ出力制御装置 - Google Patents

データ出力制御装置

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JPH08286865A
JPH08286865A JP7119380A JP11938095A JPH08286865A JP H08286865 A JPH08286865 A JP H08286865A JP 7119380 A JP7119380 A JP 7119380A JP 11938095 A JP11938095 A JP 11938095A JP H08286865 A JPH08286865 A JP H08286865A
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JP
Japan
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data
output
designated
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output control
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JP7119380A
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Inventor
Namio Aoki
波男 青木
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、出力済データの誤出力を防止する
機能を備えたデータ出力制御装置を提供することであ
る。 【構成】 まず、年賀状印刷キー6aからのキー入力の
有無をチェックし(ステップS61)、年賀状印刷キー
6aからのキー入力で有った場合は、リセットフラグ4
bをオフし(ステップS62)、宛名印刷指定された該
当者の住所録RAM4a内のメモリ行の出力フラグの状
態をチェックする(ステップS63)。その出力フラグ
がオフ(リセット“0”)状態である場合は、印刷可で
あると判断し、指定された氏名の宛名の印刷処理を実行
し、指定された氏名の該当者の宛名データを住所録メモ
リ4aから読み出して、プリンタ8により葉書等に指定
された宛名を印刷出力させる(ステップS64)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力済データの誤出力
を防止するデータ出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手紙や葉書に宛名を印刷する宛名
印刷装置では、入力されて記憶した住所録に対して一部
あるいは全部が印刷指定されると、その印刷指定内容に
従って全ての宛名を印刷するようにしていた。したがっ
て、従来の宛名印刷装置では、入力されて記憶した住所
録を印刷指定内容に従って印刷する場合は、印刷済か否
かの判断は、ユーザーが印刷出力された宛名を見て行う
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の宛名印刷装置にあっては、入力されて記憶し
た住所録に対して一部あるいは全部が印刷指定される
と、その印刷指定内容に従って全ての宛名を印刷するよ
うにしていたため、以下に述べるような問題点があっ
た。
【0004】例えば、年賀状の印刷のように前年の年末
に事前に宛名の印刷を済ませて郵送したにもかかわら
ず、正月に届いた年賀状に対して、従来の宛名印刷装置
では、印刷済の宛名を判定する機能が無かったため、出
し忘れたていたと勘違いして、既に郵送した人に対して
再び年賀状を出してしまうといった問題があった。本発
明の課題は、出力済データの誤出力を防止する機能を備
えたデータ出力制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は以下の
通りである。請求項1記載の発明は、出力指定内容に従
って記憶された該当指定データを出力するデータ出力制
御装置において、出力済となったデータを識別する識別
データを設定し、該識別データと対応づけて出力済デー
タを記憶する記憶手段と、前記出力指定内容が入力され
ると、該指定内容に該当するデータが出力済か否かを前
記記憶手段に記憶した識別データにより判別し、出力済
の場合は当該指定データの出力を実行せず、未出力の場
合は当該指定データの出力制御を実行する出力制御手段
と、を具備したことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、出力指定内容に従
って記憶された該当指定データを出力するデータ出力制
御装置において、出力済となったデータを識別する識別
データを設定し、該識別データと対応づけて出力済デー
タを記憶する記憶手段と、前記識別データを有効とする
指定期間を設定する指定期間設定手段と、前記出力指定
内容が入力されると、前記設定された指定期間内である
場合は、該指定内容に該当するデータが出力済か否かを
前記記憶手段に記憶した識別データにより判別し、出力
済の場合は当該指定データの出力を実行せず、未出力の
場合は当該指定データの出力制御を実行し、前記設定さ
れた指定期間内でない場合は、前記指定内容に該当する
全てのデータの出力制御を実行する出力制御手段と、を
具備したことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、出力指定内容に従
って記憶された該当データを出力するデータ出力制御装
置において、出力済となったデータを識別するため、当
該出力済データを未出力データと別に記憶する出力済デ
ータ記憶手段と、前記出力指定内容が入力されると、該
指定内容に該当するデータが出力済か否かを前記出力済
データ記憶手段に記憶されているか否かにより判別し、
出力済の場合は当該指定データの出力を実行せず、未出
力の場合は当該指定データの出力制御を実行する出力制
御手段と、を具備したことを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明の手段の作用は以下の通りである。請
求項1記載の発明によれば、出力指定内容に従って記憶
された該当指定データを出力するデータ出力制御装置に
おいて、出力済となったデータを識別する識別データを
設定し、該識別データと対応づけて出力済データを記憶
手段に記憶し、前記出力指定内容が入力されると、出力
制御手段により、該指定内容に該当するデータが出力済
か否かが前記記憶手段に記憶された識別データにより判
別され、出力済の場合は当該指定データの出力が実行さ
れず、未出力の場合は当該指定データの出力制御が実行
される。
【0009】したがって、データ出力制御装置におい
て、出力済データを間違えて再び出力させることを防止
することができ、出力済データをチェックする手間を省
略することができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、出力指定内
容に従って記憶された該当指定データを出力するデータ
出力制御装置において、出力済となったデータを識別す
る識別データが設定され、該識別データと対応づけて出
力済データが記憶手段に記憶され、前記識別データを有
効とする指定期間が指定期間設定手段に設定され、前記
出力指定内容が入力されると、出力制御手段により、前
記設定された指定期間内である場合は、該指定内容に該
当するデータが出力済か否かが前記記憶手段に記憶され
た識別データにより判別され、出力済の場合は当該指定
データの出力が実行されず、未出力の場合は当該指定デ
ータの出力制御が実行され、また、前記設定された指定
期間内でない場合は、前記指定内容に該当する全てのデ
ータの出力制御が実行される。
【0011】したがって、指定期間を設定して出力済デ
ータを間違えて再び出力させることを防止することがで
き、指定期間の設定を変更することにより、例えば、年
賀状や暑中見舞等の年中行事において宛名を印刷出力す
る際に出力済の宛名を間違えて再出力することを防止す
ることができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、出力指定内
容に従って記憶された該当データを出力するデータ出力
装置において、出力済となったデータを識別するため、
当該出力済データが未出力データと別に出力済データ記
憶手段に記憶され、前記出力指定内容が入力されると、
出力制御手段により、該指定内容に該当するデータが出
力済か否かが前記出力済データ記憶手段に記憶されてい
るか否かにより判別され、出力済の場合は当該指定デー
タの出力が実行されず、未出力の場合は当該指定データ
の出力制御が実行される。したがって、識別データを設
定せずに出力済データを別に記憶するだけで、出力済デ
ータを間違えて再び出力させることを防止することがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。 (第1実施例)図1〜図6は、本発明を適用した宛名印
刷装置の第1実施例を示す図である。まず、構成を説明
する。図1は、本実施例の宛名印刷装置1のブロック構
成図である。この図1において、宛名印刷装置1は、C
PU2、ROM3、RAM4、タイマー5、キー入力部
6、表示部7及びプリンタ8により構成されており、各
部はバス9に接続されている。
【0014】CPU(Central Processing Unit )2
は、キー入力部6から入力される指示に従ってROM3
内に格納されている各種制御プログラムに従って宛名印
刷装置1内の各部を制御して後述する宛名印刷に関する
各種処理(メイン処理、期間チェック処理、宛名入力処
理、宛名印刷処理)を実行する。
【0015】ROM(Read Only Memory)3は、CPU
2が宛名印刷に関する各種処理を実行する複数の制御プ
ログラム(メイン制御プログラム、期間チェックプログ
ラム、宛名入力プログラム、宛名印刷プログラム)を格
納する。RAM(Random Accesss Memory )4は、住所
録RAM4a及びリセットフラグ4bが接続されてお
り、住所録モードにおいてキー入力部6から入力される
住所録データを住所録RAM4aに記憶するとともに、
リセットフラグが設定されている。
【0016】住所録RAM4aには、図2に示すよう
に、住所録モードにおいてキー入力部6から入力された
住所録データ(氏名、住所、郵便番号、電話番号)を関
連づけて記憶するとともに、各データ行には、出力フラ
グ(セット:1,リセット0)が設定されており、CP
U2により宛名印刷処理が実行される際に、この出力フ
ラグが参照されて、そのデータ行の宛名印刷の実行の有
無が決定される。
【0017】リセットフラグは、CPU2により期間チ
ェック処理が実行される際に、宛名印刷の指定時期に該
当するか否かを判定するために参照されるフラグデータ
であり、CPU2により期間チェック処理及び宛名印刷
処理が実行される際にオン/オフ制御される。タイマー
5は、CPU2により期間チェック処理が実行される際
に、宛名印刷の指定時期に該当するか否かを判定するた
めに参照される指定期間を設定するタイマーである。本
実施例では、その指定期間を、年賀状を印刷する指定期
間として1月,12月を設定する。
【0018】キー入力部6は、住所録モードや宛名印刷
モード等を指定するモード指定キー(図示せず)と、住
所録データ(氏名、住所、郵便番号、電話番号)を入力
するキー(図示せず)と、図中に示すように、年賀状印
刷を指定する年賀状印刷指定キー6a及び宛名(住所録
データ)入力を指定する宛名キー6bを備えている。表
示部7は、CPU2の表示制御によりキー入力部6から
入力中の宛名データや印刷中の宛名データ等を表示す
る。プリンタ8は、CPU2により宛名印刷処理が実行
される時に、住所録RAM4aから読み出される住所録
データにより宛名データを所定用紙に印刷する。
【0019】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
本実施例の宛名印刷装置1により実行されるメイン処理
について図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。宛名印刷装置1の電源がオンされると、本処理を開
始し、まず、期間チェック処理を実行する(ステップS
1)。この期間チェック処理について、図4に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0020】図4において、まず、リセットフラグ4b
がオンされているか否かをチェックし(ステップS1
1)、リセットフラグ4bがオンされていない場合は、
タイマー5にセットされている指定期間(1月,12
月)を参照して、現在が指定時期に該当するか否かを判
断する(ステップS12)。指定時期に該当する場合
は、すなわち、年賀状を印刷する時期1月,12月に該
当する場合は、住所録RAM4a内の全ての出力フラグ
をリセット“0”し(ステップS13)、リセットフラ
グ4bをオンして(ステップS14)、本処理を終了す
る。また、ステップS11において、リセットフラグ4
bがオンされている場合、ステップS12において指定
時期に該当しない場合は、直ちに本処理を終了する。
【0021】また、リセットフラグ4bがオンされ、既
に指定期間内で、この期間チェック処理の終わっている
場合は、ステップS11からステップS15に進み、指
定期間内に該当するか否かが判別され、指定期間が過ぎ
ていれば、ステップS16にてリセットフラグをオフす
るが、指定期間内であれば期間チェック処理を終了す
る。
【0022】以上のように、最初の電源オン時に期間チ
ェック処理を実行してリセットフラグをオンすることに
より、以後の電源オン後のメイン処理では、指定期間中
でリセットフラグがオンされていれば、この期間チェッ
ク処理は行われない。
【0023】次いで、図3のステップS2に戻り、キー
入力部6からキー入力の有無をチェックし、何らかのキ
ー入力操作が有り、そのキー入力信号が入力された場合
は、そのキー入力信号が宛名キー6bか否かを判別する
(ステップS3)。宛名キー6bからのキー入力信号で
ある場合は、宛名入力処理を実行する(ステップS
4)。
【0024】この宛名入力処理について図5に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。図5において、まず、
住所録の宛名入力が正常に行われると、その入力された
宛名データを住所録RAM4a内の該当者のメモリ行に
記憶し(ステップS41)、その該当者の出力フラグを
リセット“0”し(ステップS42)、本処理を終了
し、図3のステップS2に戻る。
【0025】そして、ステップS3において、宛名キー
6bからの入力でない場合は、宛名印刷指定キーによる
キー入力信号か否かを判別し(ステップS5)、宛名印
刷指定キーによる入力である場合は、宛名印刷処理を実
行する(ステップS6)。
【0026】この宛名印刷処理について図6に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。図6において、まず、
年賀状印刷キー6aからのキー入力の有無をチェックし
(ステップS61)、年賀状印刷キー6aからのキー入
力で有った場合は、宛名印刷指定された該当者の住所録
RAM4a内のメモリ行の出力フラグの状態をチェック
する(ステップS62)。その出力フラグがオフ(リセ
ット“0”)状態である場合は、印刷可であると判断
し、指定された氏名の宛名の印刷処理を実行し、指定さ
れた氏名の該当者の宛名データを住所録メモリ4aから
読み出して、プリンタ8により葉書等に指定された宛名
を印刷出力させる(ステップS63)。
【0027】そして、その宛名印刷処理が正常に終了し
たことを確認すると(ステップS64)、指定された氏
名の該当者のメモリ行の出力フラグをオン(セット
“1”)状態にして(ステップS65)、本処理を終了
する。また、ステップS64において、その宛名印刷処
理が正常に終了しなかった場合は、直ちに本処理を終了
する。
【0028】また、ステップS62において、該当者の
メモリ行の出力フラグがオン(セット“1”)状態であ
る場合は、印刷不可であると判断し、該当者の宛名印刷
は印刷出力済である旨のエラー表示を表示部7に表示し
て(ステップS66)、本処理を終了する。
【0029】また、ステップS61において、年賀状印
刷キー6aからのキー入力でない場合は、指定された氏
名の宛名の印刷処理を実行し、指定された氏名の該当者
の宛名データを住所録メモリ4aから読み出して、プリ
ンタ8により葉書等に指定された宛名を印刷出力させて
(ステップS67)、本処理を終了する。
【0030】この宛名印刷処理を終了した後、再度、図
3のステップS2に戻り、キー入力信号の内容が、宛名
キー6bあるいは宛名印刷指定キーでもない場合は、そ
のキー入力信号に従った処理を実行して(ステップS
7)、ステップS2に戻る。
【0031】以上のように、本実施例の宛名印刷処理で
は、指定された宛名印刷処理に際して、タイマー5に設
定された指定期間(1月,12月)に、指定された宛名
の年賀状を印刷を行った場合は、出力フラグがオン(セ
ット1)されるため、1度印刷した宛名の年賀状を再度
印刷してしまうという事態を確実に防止することができ
る。
【0032】したがって、指定期間に応じて印刷済デー
タをチェックする印刷済チェック機能を付加することに
より、1度印刷した年賀状を再び印刷してしまうといっ
た、印刷済宛名データの誤印刷を防止することができ、
宛名印刷装置の機能及び信頼性を向上させることができ
る。また、印刷済のデータをチェックするといった負担
からユーザーを開放することができる。
【0033】また、本実施例では、電源オン時に最初に
期間チェック処理により、タイマー5に設定された指定
期間(1月,12月)に、全宛名分に対応する出力フラ
グをリセットするようにしているが、このルーチンを宛
名印刷処理と区分けするため、タイマー5による割り込
み処理としても良い。
【0034】なお、上記実施例では、年賀状の印刷期間
を指定期間として設定する場合を示したが、その他に、
例えば、暑中見舞等の期間も設定可能であり、ユーザー
の用途に応じて出力フラグを利用する期間を容易に変更
することができる。
【0035】また、年賀状と暑中見舞の両方を管理する
ようにタイマーを設定することも可能であり、この場
合、年賀状用出力フラグと暑中見舞用出力フラグの各々
を設けることにより対応可能である。また、出力フラグ
は、各部署への連絡事項の発行等のチェックにも利用す
ることができる。
【0036】また、出力フラグのリセットは、特定キー
操作等により行うようにしてもよい。さらに、出力フラ
グを利用することにより重複印刷を防止することができ
るが、出力フラグがオンされていない件をまとめて表示
部に一覧表示させることも可能である。
【0037】(第2実施例)また、上記第1実施例で
は、出力フラグを記憶することにより、印刷済データを
チェックするようにしたが、出力フラグを利用せずに印
刷済データをチェックすることも可能である。本第2実
施例では、出力フラグを利用せずに印刷済データをチェ
ックする機能を実現する場合について図7に示す宛名印
刷装置の要部機能ブロック構成図を参照して説明する。
【0038】まず、構成を説明する。図7において、宛
名印刷装置10は、宛名メモリ11、出力制御部12、
出力部13、退避メモリ14、再書込部15及び期間判
定部16の各機能ブロックを備えている。宛名メモリ1
1は、入力された宛名データを記憶するメモリであり、
退避メモリ14は、出力制御部12の制御により印刷終
了した宛名データを記憶するメモリである。
【0039】出力制御部12は、図示しない入力部から
入力される宛名印刷指定に応じて、当該指定された宛名
データを宛名メモリ11から読み出して出力部13に出
力して印刷出力させ、印刷出力が終了した宛名データを
退避メモリ14に記憶する。再書込部15は、退避メモ
リ14に記憶された宛名データを宛名メモリ11に再書
込みする機能ブロックであり、宛名印刷に際して期間判
定部16から指定期間外である旨の通知が入力される
と、退避メモリ14に記憶された宛名データを読み出し
て宛名メモリ11に再書込みする処理を実行する。
【0040】期間判定部16は、印刷済データを退避メ
モリ14に記憶する期間を設定及び判定する機能ブロッ
クであり、宛名印刷に際して設定された指定期間を判定
し、指定期間外である場合は、その旨を再書込部15に
通知する。
【0041】次に、本実施例の動作を説明する。図示し
ない入力部から宛名印刷指定が出力制御部12に入力さ
れると、まず、期間判定部16により設定された指定期
間内であるか否かが判定され、指定期間内である場合
は、退避メモリ14に宛名データが記憶されていても、
そのまま出力制御部12の処理を継続させ、また、指定
期間外である場合は、その旨が再書込部15に通知され
る。
【0042】そして、再書込部15では、退避メモリ1
4に宛名データが記憶されていなければ、出力制御部1
2に処理を移行させ、また、退避メモリ14に宛名デー
タが記憶されていれば、その宛名データを読み出して宛
名メモリ11に再書込した後、出力制御部12の処理に
移行させる。
【0043】出力制御部12では、その指定された宛名
データが宛名メモリ11に記憶されているか、あるいは
退避メモリ14に記憶されているかをチェックし、宛名
メモリ11に記憶されている場合は、その指定された宛
名データを読み出して出力部13により印刷出力を実行
させ、退避メモリ14に記憶されている場合は、印刷済
データであると判断して、印刷処理を中断し、印刷済の
宛名である旨を図示しない表示部に表示させる。
【0044】以上のように、本実施例では、印刷済デー
タを退避メモリ14に記憶させておくことにより、第1
実施例のように出力フラグを設定しなくても、退避メモ
リ領域を設けるだけで、印刷済データの誤印刷を防止す
る機能を実現することができる。
【0045】なお、上記各実施例では、宛名等の文字デ
ータを印字済の対象として扱う場合を示したが、文字デ
ータに限らず画像データを対象として扱うことも可能で
あることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データ出
力制御装置において、出力済データを間違えて再び出力
させることを防止することができ、出力済データをチェ
ックする手間を省略することができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、指定期間を
設定して出力済データを間違えて再び出力させることを
防止することができ、指定期間の設定を変更することに
より、例えば、年賀状や暑中見舞等の年中行事において
宛名を印刷する際に出力済の宛名を間違えて再出力する
ことを防止することができる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、識別データ
を設定せずに印刷済データを別に記憶するだけで、出力
済データを間違えて再び出力させることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の宛名印刷装置の
ブロック構成図。
【図2】図1の住所録メモリに記憶されたデータ構成例
を示す図。
【図3】第1実施例の宛名印刷装置により実行されるメ
イン処理のフローチャート。
【図4】図3のメイン処理中に実行される期間チェック
処理のフローチャート。
【図5】図3のメイン処理中に実行される宛名入力処理
のフローチャート。
【図6】図3のメイン処理中に実行される宛名印刷処理
のフローチャート。
【図7】本発明を適用した第2実施例の宛名印刷装置の
機能ブロック構成図。
【符号の説明】 1 宛名印刷装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 4a 住所録RAM 4b リセットフラグ 5 タイマー 6 キー入力部 7 表示部 8 プリンタ 9 バス 10 宛名印刷装置 11 宛名メモリ 12 出力制御部 13 出力部 14 退避メモリ 15 再書込部 16 期間判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力指定内容に従って記憶された該当指定
    データを出力するデータ出力制御装置において、 出力済となったデータを識別する識別データを設定し、
    該識別データと対応づけて出力済データを記憶する記憶
    手段と、 前記出力指定内容が入力されると、該指定内容に該当す
    るデータが出力済か否かを前記記憶手段に記憶した識別
    データにより判別し、出力済の場合は当該指定データの
    出力を実行せず、未出力の場合は当該指定データの出力
    制御を実行する出力制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ出力制御装置。
  2. 【請求項2】出力指定内容に従って記憶された該当指定
    データを出力するデータ出力制御装置において、 出力済となったデータを識別する識別データを設定し、
    該識別データと対応づけて出力済データを記憶する記憶
    手段と、 前記識別データを有効とする指定期間を設定する指定期
    間設定手段と、 前記出力指定内容が入力されると、前記設定された指定
    期間内である場合は、該指定内容に該当するデータが出
    力済か否かを前記記憶手段に記憶した識別データにより
    判別し、出力済の場合は当該指定データの出力を実行せ
    ず、未出力の場合は当該指定データの出力制御を実行
    し、前記設定された指定期間内でない場合は、前記指定
    内容に該当する全てのデータの出力制御を実行する出力
    制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ出力制御装置。
  3. 【請求項3】出力指定内容に従って記憶された該当デー
    タを出力するデータ出力制御装置において、 出力済となったデータを識別するため、当該出力済デー
    タを未出力データと別に記憶する出力済データ記憶手段
    と、 前記出力指定内容が入力されると、該指定内容に該当す
    るデータが出力済か否かを前記出力済データ記憶手段に
    記憶されているか否かにより判別し、出力済の場合は当
    該指定データの出力を実行せず、未出力の場合は当該指
    定データの出力制御を実行する出力制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ出力制御装置。
JP7119380A 1995-04-19 1995-04-19 データ出力制御装置 Pending JPH08286865A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014120077A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Ricoh Co Ltd データ作成装置およびデータ作成方法
JP2015027039A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 ブラザー工業株式会社 画像記録装置、中継装置、画像記録方法、及びプログラム
JP2015103977A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

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