JPH07121448A - データ処理装置及びデータ機密保持方法 - Google Patents

データ処理装置及びデータ機密保持方法

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JPH07121448A
JPH07121448A JP5267299A JP26729993A JPH07121448A JP H07121448 A JPH07121448 A JP H07121448A JP 5267299 A JP5267299 A JP 5267299A JP 26729993 A JP26729993 A JP 26729993A JP H07121448 A JPH07121448 A JP H07121448A
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JP
Japan
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password
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main body
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Pending
Application number
JP5267299A
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English (en)
Inventor
Makoto Inoue
誠 井上
Eiji Okazawa
英次 岡澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Personal System Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Personal System Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Personal System Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パスワード機能を備えたデータ処理装置におい
て、外部記憶媒体にバックアップされたデータの機密を
保持することを目的とする。 【構成】装置本体10内のデータを外部記憶媒体20に
保存する場合に、装置本体10に設定されたパスワード
データ(RAM13のパスワード記憶領域13aに記憶
されたパスワードデータ)と関連する属性データを付加
して保存する。そして、データの読出しに際し、当該デ
ータに付加された属性データをチェックし、上記属性デ
ータが装置本体10に設定されたパスワードデータと関
連する場合にのみ読出しを許可する。これにより、他の
同一機種の装置を用いての読出しを防止し、外部記憶媒
体20にバックアップされたデータの機密を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子手帳等の携
帯型の個人情報機器として用いられるデータ処理装置に
係り、特にパスワード機能を備えたデータ処理装置にお
いて、外部記憶媒体にバックアップされたデータの機密
を保持するデータ処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子手帳等の携帯型の個人
情報機器として用いられるデータ処理装置では、本体内
に格納されたデータの機密を保持する手段として、パス
ワード機能を備えたものがある。これは、例えばスケジ
ュールデータなどのように他人に見られたくないデータ
を扱う場合において、装置本体にパスワードを設定して
おくことにより、そのパスワードの入力なしでは外部か
らデータを参照できないようにしたものである。
【0003】また、この種のデータ処理装置では、本体
内に格納されたデータが電池消耗等により消失してしま
うことを防止するため、フロッピーディスクやICメモ
リ等の外部記憶媒体にデータを保存しておくのが通例で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデー
タ処理装置では、本体内のデータを外部記憶媒体に保存
した場合において、そのバックアップされたデータには
機密保持の対策が講じられていないのが通例である。こ
のため、装置本体にパスワードが設定されていても、互
換性のある他の装置を用いれば、バックアップされたデ
ータを簡単に参照することができ、他人に機密が漏れて
しまう問題があった。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、外部記憶媒体にバックアップされたデータの機密
を保持することができるデータ処理装置及びデータ機密
保持方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は、装置本体にパスワードデータを設定するパスワード
設定手段と、上記装置本体内のデータを保存するための
外部記憶手段と、この外部記憶手段に上記データを保存
する際に、上記パスワード設定手段によって設定された
上記パスワードデータと関連する属性データを上記デー
タに付加する手段と、上記外部記憶手段に記憶された上
記データを読出す際に、上記属性データをチェックし、
それが上記装置本体に設定された上記パスワードデータ
と関連する場合に上記データを上記外部記憶手段から読
出す読出制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、装置本体内のデータを外
部記憶手段に保存する場合に、パスワード設定手段によ
って設定されたパスワードデータと関連する属性データ
が付加される。そして、上記データの読出しに際し、上
記属性データがチェックされ、その属性データが上記装
置本体に設定された上記パスワードデータと関連する場
合にのみ読出しが許可される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1はパスワード機能を備えたデータ処理装置
の要部の構成を示すブロック図である。図1において、
図中10は装置本体である。CPU11は、この装置本
体10全体の制御を行うものであり、ここではROM1
2やRAM13をアクセスして入力指示に従うプログラ
ムの起動で、図2に示すようなデータ保存制御処理や図
3に示すようなデータ読出制御処理等を実行する。
【0009】ROM12には、CPU11の動作を決定
する各種処理プログラムが格納されたプログラム領域を
はじめ、フォントデ―タが格納された文字パターン領
域、仮名あるいはロ―マ字で入力された読み情報を漢字
情報に変換するための標準辞書が格納された辞書領域等
が設けられている。
【0010】RAM11には、各種の情報を格納するた
めの領域が設けられており、ここでは装置本体10に設
定されたパスワードを格納するためパスワード記憶領域
13aが設けられている。
【0011】入力部14は、例えばキーボードからな
り、「文字」キ―、「数値」キーをはじめ、「機能1」
キー、「機能2」キー等のファンクションキーの他、こ
こではデータの保存を指示するための「保存」キー14
aおよびデータの読出しを指示するための「読出し」キ
ー14bが設けられている。入力制御部15は、入力部
14によって入力される各種情報の入力制御を行う。
【0012】表示部16は、例えば液晶ディスプレイ装
置からなり、文書データ等の各種情報を表示する。表示
制御部17は、表示部16の表示制御を行う。補助記憶
装置18は、例えばフロッピーディスク装置(FDD)
からなり、CPU11の制御の下で、装置本体10内の
データを外部記憶媒体20に保存したり、外部記憶媒体
20内のデータを装置本体10に読出したりする。補助
記憶制御装置19は、補助記憶装置18の制御を行う。
外部記憶媒体20は、例えばフロッピーディスク(F
D)からなる。
【0013】次に、同実施例の動作を説明する。本装置
は、パスワード機能を備えており、装置本体10に任意
のパスワードを設定することができる。装置本体10に
パスワードが設定されると、RAM13のパスワード記
憶領域13aにそのデータが記憶され、以後、パスワー
ド記憶領域13aに記憶されたパスワードと同じパスワ
ードを入力しない限り、装置本体10内のデータを参照
することはできない。
【0014】また、この種のデータ処理装置では、通
常、例えばフロッピーディスク装置等の補助記憶装置1
8を備えており、この補助記憶装置18を通じて装置本
体10内のデータを外部記憶媒体20に保存(バックア
ップ)することができる。
【0015】ここで、装置本体10内のデータを外部記
憶媒体20に保存した場合、その外部記憶媒体20を互
換性のある他の装置にかけると、簡単にデータを参照で
きてしまう問題がある。そこで、本発明では、装置本体
10内のデータを保存する際に、装置本体10に設定さ
れたパスワードと関連する属性データを付加しておき、
読出しに際し、この属性データをチェックし、それが装
置本体10側データと一致する場合にのみ読出すように
して、外部記憶媒体20にバックアップされたデータの
機密を保持することを特徴とする。
【0016】以下、図2乃至図4を参照して具体的な動
作を説明する。図2はデータ保存時の動作を示すフロー
チャートである。入力部14に設けられた「保存」キー
14aの操作により、データ保存が指示されると(ステ
ップA1)、CPU11は装置本体10にパスワードが
設定されているか否かを判断し、パスワードが設定され
ている場合には(ステップA2のYes)、例えば表示
部16にメッセージ表示を行うなどして、パスワード付
きで保存するか否かをユーザに問う(ステップA3)。
【0017】この結果、パスワード付きで保存する場合
には(ステップA3のYes)、CPU11はRAM1
3のパスワード記憶領域13aに記憶されてパスワード
に基づいて、そのパスワードと関連する属性データを装
置本体10内データに付加し、そのデータを補助記憶装
置18を通じて外部記憶媒体20に保存する(ステップ
A4)。一方、もともと装置本体10にパスワードが設
定されていない場合(ステップA2のNo)、あるいは
パスワードが設定されていても、パスワード付きて保存
しないと指定されている場合には(ステップA3のN
o)、CPU11は装置本体10内データをそのまま外
部記憶媒体20に保存する(ステップA5)。
【0018】図3はデータ読出時の動作を示すフローチ
ャートである。入力部14に設けられた「読出し」キー
14bの操作により、データ読出しが指示されると(ス
テップB1)、CPU11は外部記憶媒体20に記憶さ
れている読出対象データに属性データが付加されている
か否かをチェックする(ステップB2)。
【0019】属性データが付加されている場合(ステッ
プB2のYes)、CPU11はその属性データが本体
側データと一致するか否か、つまり、装置本体10に設
定されたパスワードと関連するか否かをチェックし、関
連する場合には(ステップB3のYes)、外部記憶媒
体20から該当データを読出して、例えば表示部16に
表示する(ステップB4)。
【0020】一方、属性データが本体側データと一致し
ない場合、つまり、装置本体10に設定されたパスワー
ドと関連しない場合には(ステップB3のNo)、CP
U11は例えば表示部16にメッセージ表示を行うなど
して、パスワードの入力を指示し(ステップB5)、そ
の結果、RAM13のパスワード記憶領域13aに記憶
されたパスワードと同じパスワードが正しく入力された
場合には(ステップB6のYes)、外部記憶媒体20
から該当データを読出し、例えば表示部16に表示する
(ステップB4)。また、パスワードが正しく入力され
なかった場合には(ステップB6のNo)、CPU11
は該当データの読出しを禁止する(ステップB7)。
【0021】なお、ステップB2において、当該データ
に属性データが付加されていない場合には(ステップB
2のNo)、機密保持の必要なしとされたデータである
から、CPU11は無条件で外部記憶媒体20から該当
データを読出し、これを表示する(ステップB4)。
【0022】このように、CPU11は属性データの有
無およびその種類をチェックすることで、データの読出
しを制御する。この場合、例えば図4(a)に示すよう
に、外部記憶媒体20にバックアップされたデータに装
置本体10に設定された「パスワードA」と関連する
「属性A」が付加されていれば、パスワードの入力なし
に読出すことができる。また、同図(b)に示すよう
に、互換性のある他の装置により「属性B」が付加され
ている場合には、装置本体10に設定された「パスワー
ドA」の入力なしには読出すことができない。また、同
図(c)に示すように、属性データが付加されていなけ
れば、無条件で読出すことができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置本体
内のデータを外部記憶手段に保存する場合に、パスワー
ド設定手段によって設定されたパスワードデータと関連
する属性データを付加し、上記データの読出しに際し、
上記属性データをチェックし、上記属性データが上記装
置本体に設定された上記パスワードデータと関連する場
合にのみ読出しを許可するようにしたため、他の同一機
種の装置を用いての読出しを防止することができ、これ
により、外部記憶媒体にバックアップされたデータの機
密を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ処理装置の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施例のデータ保存時の動作を示すフローチ
ャート。
【図3】同実施例のデータ読出し時の動作を示すフロー
チャート。
【図4】同実施例における属性データの有無とその種類
に応じたデータの読出し制御を説明するための図。
【符号の説明】
10…装置本体、11…CPU、12…RAM、13a
…パスワード記憶領域、14…入力部、14a…「保
存」キー、14b…「読出し」キー、15…入力制御
部、16…表示部、17…表示制御部、18…補助記憶
装置、19…補助記憶制御装置、20…外部記憶媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡澤 英次 東京都青梅市末広町2丁目9番地 東芝パ ーソナルシステムエンジニアリング株式会 社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体にパスワードデータを設定する
    パスワード設定手段と、 上記装置本体内のデータを保存するための外部記憶手段
    と、 この外部記憶手段に上記データを保存する際に、上記パ
    スワード設定手段によって設定された上記パスワードデ
    ータと関連する属性データを上記データに付加する手段
    と、 上記外部記憶手段に記憶された上記データを読出す際
    に、上記属性データをチェックし、それが上記装置本体
    に設定された上記パスワードデータと関連する場合に上
    記データを上記外部記憶手段から読出す読出制御手段と
    を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記読出制御手段は、上記属性データが
    上記装置本体に設定された上記パスワードデータと関連
    しない場合に上記パスワードデータの入力を指示し、そ
    の結果、上記パスワードデータが正しく入力されなかっ
    た場合には上記データの読出しを禁止することを特徴と
    する請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 装置本体にパスワードデータを設定する
    パスワード設定手段および上記装置本体内のデータを保
    存するための外部記憶手段を備えたデータ処理装置のデ
    ータ機密保持方法において、 上記外部記憶手段に上記データを保存する際に、上記パ
    スワード設定手段によって設定された上記パスワードデ
    ータと関連する属性データを上記データに付加し、 上記外部記憶手段に記憶された上記データを読出す際
    に、上記属性データをチェックし、 上記属性データが上記装置本体に設定された上記パスワ
    ードデータと関連する場合に上記データを上記外部記憶
    手段から読出し、 上記属性データが上記装置本体に設定された上記パスワ
    ードデータと関連しない場合に上記パスワードデータの
    入力を指示し、 上記パスワードデータが正しく入力されなかった場合に
    は上記データの読出しを禁止するようにしたことを特徴
    とするデータ機密保持方法。
JP5267299A 1993-10-26 1993-10-26 データ処理装置及びデータ機密保持方法 Pending JPH07121448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139502A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Murata Mach Ltd 画像処理装置
US7290276B2 (en) 2003-02-06 2007-10-30 Lenovo Singapore Pte. Ltd. Information processing apparatus for secure information recovery

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7290276B2 (en) 2003-02-06 2007-10-30 Lenovo Singapore Pte. Ltd. Information processing apparatus for secure information recovery
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