JPH08286645A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

Info

Publication number
JPH08286645A
JPH08286645A JP8896395A JP8896395A JPH08286645A JP H08286645 A JPH08286645 A JP H08286645A JP 8896395 A JP8896395 A JP 8896395A JP 8896395 A JP8896395 A JP 8896395A JP H08286645 A JPH08286645 A JP H08286645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
video
processing means
plant
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8896395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroteru Ando
博輝 安藤
Kazumi Uno
和美 羽野
Toshihide Ito
稔英 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8896395A priority Critical patent/JPH08286645A/ja
Publication of JPH08286645A publication Critical patent/JPH08286645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 表示処理手段1は、オペレータから表示要求
された現場カメラ7を選択するように対話機能処理手段
2からのカメラ選択信号によって選択し、現場カメラ7
からの映像信号を表示手段へ送り、表示要求された機器
説明情報を対話機能処理手段2からの機器選択索引信号
によって機器説明情報ファイル8より選択し、表示手段
4に機器説明情報を送り表示し、対話機能処理手段2
は、入力処理手段3から処理信号を入力して、処理信号
が機器映像表示要求であるとき、オペレータが表示要求
した機器を撮影するカメラを選択するように複数のカメ
ラの映像信号から選択するカメラ選択信号を出力する一
方、処理信号が機器説明表示要求であるとき、オペレー
タが表示要求した機器に関する機器説明情報を選択する
ように機器選択索引信号を出力する。 【効果】 オペレータの負担を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラント等のプラ
ントを監視するプラント監視装置に係り、カメラ等の映
像装置を用いてオペレータ等の業務を支援するプラント
監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所や原子力発電所などのプラン
トは、火力発電所を例にとると、広い地域に、ボイラ、
タービン発電機などの主機をはじめとして復水器、給水
加熱器、ポンプなどの補機類、各種電源設備、これらを
互いに連絡する諸配管、電線群、制御装置、さらに、燃
料設備等極めて多種多様の機器が配置される巨大なシス
テムである。この巨大なシステムの発電プラントの殆ど
は、昼夜間・平日・休祭日の区別することなく運転され
ている。
【0003】このような運転条件のもと、これら発電プ
ラントの本来の使命である安定で、かつ、経済的な電力
の供給を長期的に行っていくためには、災害や事故等の
異常事態発生の未然防止、また、万一異常が発生した場
合の拡大防止の対策は、必要不可欠である。
【0004】発電プラントの監視は、中央操作室の計器
類を監視して行われ、現場の状況は、主として現場点検
パトロールにより点検されていた。また、機器類に関す
る情報や、プラントの配置等は、必要に応じて膨大なド
キュメントから探していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラント監視装置では、次の問題がある。
【0006】まず、従来の中央の管理室等に配置された
プラント監視装置では、膨大な現場の機器の状況の把握
が困難であり、現場へ行って、現場の機器の点検が欠か
せないものとなっている。ところが、現場の機器が膨大
であれば、点検員の負担が過大であるという問題があっ
た。
【0007】また、災害等には、点検しなければならな
い機器が多くまたは機器に関する知識が即座に必要とな
る等、通常時と異なる体制が求められるが広い地域のプ
ラント内の機器を全て把握するのは困難であり、膨大な
ドキュメントから必要な機器に関する情報を取出すのは
容易なことではない。
【0008】さらに、夜間では、オペレータや点検員の
人数も少なく、事故が発生すれば迅速な対応が求められ
るが、プラント内の広い地域の機器を全て把握するのは
困難を伴う。
【0009】そこで、本発明は映像装置を用い、オペレ
ータ等の簡単な操作により現場状況を把握可能とするプ
ラント監視装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ント内に適宜配置されプラント各部を撮影して映像信号
を出力する複数の映像装置と、オペレータが機器映像表
示要求または機器説明表示要求を含む表示要求を入力す
る入力手段と、機器の索引情報と機器に関する情報を機
器説明情報として記憶する機器説明情報ファイルと、入
力手段から入力処理手段を介して入力された表示要求が
機器映像表示要求であるとき対話処理によってオペレー
タが表示要求した機器を撮影する映像装置を選択するよ
うに複数の映像装置の映像信号から選択する映像装置選
択信号を出力する一方、表示要求が機器説明表示要求で
あるとき対話処理によってオペレータが表示要求した機
器に関する機器説明情報を選択するように機器説明選択
索引信号を出力する対話機能処理手段と、この対話機能
処理手段からの映像装置選択信号によって複数の映像装
置の映像信号から選択して表示手段へ表示出力する一
方、機器選択索引信号により機器説明情報ファイルから
機器に関する機器説明情報を表示手段へ表示出力する表
示処理手段とを設けるようにしたものである。
【0011】請求項2の発明は、プラント内に適宜配置
されプラント各部を撮影して映像信号を出力する複数の
映像装置と、プラント配置図表示要求または機器映像表
示要求を含む表示要求をする入力手段と、プラント配置
図の索引情報と該プラントの配置情報とを記憶するプラ
ント配置情報ファイルと、入力手段から入力処理手段を
介して入力された表示要求がプラント配置図表示要求で
あるとき、対話処理によってオペレータが表示要求した
プラントの配置図を選択するようにプラント機器配置選
択索引信号を出力する一方、表示要求が機器映像表示要
求であるとき、対話処理によりオペレータが表示要求し
た機器を撮影する映像装置を選択するように複数の映像
装置の映像信号から選択する映像装置選択信号を出力す
る対話機能処理手段と、この対話機能処理手段により入
力されたプラント機器配置選択索引信号によりプラント
配置情報ファイルからプラント配置図を取出し表示手段
へ出力する一方、映像装置選択信号によって複数の映像
装置の映像信号から選択して表示手段へ出力する表示処
理手段とを設けるようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、プラント内の各所に配
置される警報表示窓の状況を撮影して映像信号を出力す
る複数の映像装置と、警報が発生したとき、警報発生を
知らせる警報表示窓を撮影する映像装置の映像信号を選
択する映像装置選択信号を出力する警報処理手段と、オ
ペレータが特定の警報表示窓の表示要求を入力する入力
手段と、この入力手段から入力処理手段を介して入力さ
れた表示要求が警報表示窓の表示要求のとき、対話処理
によりオペレータが表示要求した警報表示窓を撮影する
映像装置を選択するように映像装置選択信号を出力する
対話機能処理手段と、この対話機能処理手段または警報
処理手段からの映像装置選択信号によって複数の映像装
置の映像信号から選択して表示手段へ表示出力する表示
処理手段とを設けるようにしたものである。
【0013】請求項4の発明は、プラント内の各所に配
置される点検計器を撮影して映像信号を出力する複数の
映像装置と、オペレータが予め定めた巡回コースのそれ
ぞれの点検計器の映像を要求する巡回コース選択要求ま
たは任意の点検計器を表示要求する自由選択コース選択
要求を含む表示要求を入力する入力手段と、この入力手
段から入力処理手段を介して入力された表示要求が巡回
コース選択要求であるとき、予め定められた点検計器番
号を出力する一方、入力手段を介して確認信号を入力す
ると次に点検する点検計器番号を順次出力する点検項目
処理手段と、この点検項目処理手段からの点検計器番号
に対応する点検計器または自由選択コース選択要求であ
るとき、対話処理によって表示要求された点検計器を撮
影する映像装置を選択するように映像装置選択信号を出
力する対話機能処理手段と、この対話機能処理手段から
の映像装置選択信号によって複数の映像装置の映像信号
から選択して選択された映像信号を表示手段へ出力する
表示処理手段とを設けるようにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1のプラント監視装置によれば、オペレ
ータが入力手段から機器映像表示要求をした機器を撮影
する映像装置が選択され、表示手段へその映像が表示さ
れる。さらに、オペレータが機器説明表示要求した機器
に関する機器説明情報が表示手段へ表示される。これに
より、中央の管理室等から現場の機器の状況を把握する
ことができ、現場へ出向く必要がなくなり、機器に関す
る機器説明情報も容易に取得できる。従って、特に機器
の管理が少人数ででき、また、災害等の異常時や夜間等
にも迅速な処置ができ、オペレータの負担も軽減でき
る。
【0015】請求項2のプラント監視装置によれば、オ
ペレータが表示要求した機器の映像が得られ、さらに、
オペレータにより、プラント配置図表示要求がされる
と、対話処理により予めプラント配置情報ファイルに保
存されたプラントの配置情報が表示手段へ表示される。
これにより、中央の管理室等でプラントの配置を把握で
きると共に、必要とするプラントの配置図を簡単な操作
で得ることができ、しかも、ドキュメント等で探すのに
比べ短時間で得ることができる。従って、災害等の異常
時や夜間等にも迅速な処置ができオペレータの負担も軽
減できる。
【0016】請求項3のプラント監視装置によれば、警
報が発生すると、警報表示窓の映像が表示手段へ表示さ
れ、また、任意の警報表示窓の表示要求により、その映
像が表示手段へ表示される。これにより、中央の管理室
等で現場の警報の要因を知ることができ、適切な処置が
できる。従って、特に災害等の異常時や夜間等にも迅速
な対応ができ、オペレータの負担が軽減される。
【0017】請求項4のプラント監視装置によれば、予
め定めた巡回コースに沿った点検計器の状況の映像が表
示手段へ表示される。これにより、点検計器の現場の巡
回コースによる作業が不要若しくは少なくとも点検回数
を少なくすることができ、巡回のため時間や点検員の負
担を軽減できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を発電プラントに適用
した例について説明する。
【0019】図1は本発明の第1実施例を示すプラント
監視装置の構成図である。
【0020】プラント監視装置Aは、表示処理手段1と
対話機能処理手段2と入力処理手段3と表示手段4とタ
ッチスクリーン5とキーボード6と複数の現場カメラ7
と機器説明情報ファイル8とから構成されている。
【0021】図中、表示処理手段1は、オペレータから
表示要求された映像装置である現場カメラ7を選択する
ように対話機能処理手段2からのカメラ選択信号によっ
て選択し、現場カメラ7からの映像信号を表示手段4に
送ると共に、表示要求された機器説明情報を対話機能処
理手段2からの機器選択索引信号によって機器説明情報
ファイル8より選択し、表示手段4に機器説明情報を送
り表示させる。
【0022】対話機能処理手段2は、入力処理手段3か
ら処理信号を入力して、処理信号が機器映像表示要求で
あるとき、対話処理によってオペレータが表示要求した
機器を撮影するカメラを選択するように複数のカメラの
映像信号から選択するカメラ選択信号を出力する一方、
処理信号が機器説明表示要求であるとき、対話処理によ
ってオペレータが表示要求した機器に関する機器説明情
報を選択するように機器選択索引信号を出力する。
【0023】入力処理手段3は、入力手段であるタッチ
スクリーン5またはキーボード6からの入力信号を処理
して処理信号を対話機能処理手段2に出力する。表示手
段4は、表示要求された現場映像あるいは機器説明情報
を表示し、オペレータへその情報を伝達する。
【0024】タッチスクリーン5およびキーボード6
は、オペレータからの表示要求を入力処理手段3に対し
て出力する。現場カメラ7は、プラント内の数カ所に適
宜設置され、機器を撮影して映像信号を出力する。機器
説明情報ファイル8は、機器に関する説明情報を予め保
存している。
【0025】以上の構成で、第1実施例の処理を図2を
参照して説明すると、系統図の画面からカメラ選択のた
めの機器選択をする方法と、機器一覧の画面から機器選
択をする方法とがある。
【0026】まず、系統図の画面から機器を選択する場
合を説明すると、オペレータがタッチスクリーン5ある
いはキーボード6による対話操作を行い系統図の画面の
選択をする。これにより、表示手段4にカメラ選択のた
めの系統図の画面が表示される(S1,S2)。
【0027】次に、表示手段4に表示された系統図の画
面に含まれている任意の機器についてタッチスクリーン
5またはキーボード6を介して選択がされると、その信
号が入力処理手段3を介して対話機能処理手段2へ入力
される(S3)。対話機能処理手段2では、表示手段4
へ表示されている系統図の画面番号と、選択した機器の
XY座標を認識する(S4)。
【0028】さらに、対話機能処理手段2では、対話処
理によりタッチスクリーン5からの信号に基づいて、X
Y座標に対するスタートストップカウンタを持つ図3に
示すタッチ情報テーブルにより、または、キーボード6
からの信号を基にキー入力に対するスタートストップカ
ウンタを持つ図4に示すキー入力情報テーブルにより、
カウンタを検索する(S5)。これにより、カウンタに
対応する現場カメラ7が特定され、カメラ選択信号が表
示処理手段1へ送られる(S6)。表示処理手段1で
は、カメラ選択信号により映像信号を選択し、選択され
た現場カメラ7からの映像信号を受け、表示手段4へそ
の映像を表示する(S7)。
【0029】次に、図2を参照して機器一覧から選択す
る方法について説明する。
【0030】まず、オペレータが、タッチスクリーン5
あるいはキーボード6による対話操作を行い、機器一覧
表示の要求をする。これにより、表示手段4へカメラ選
択のための機器一覧が表示される。(S1,S8)。
【0031】続いて、この機器一覧に含まれている任意
の機器についてタッチスクリーン5またはキーボード6
を介して選択すると、その信号が入力処理手段3を介し
て対話機能処理手段2へ入力される(S9)。対話機能
処理手段2では、この処理信号から機器一覧によって選
択した機器が認識される(S10)。
【0032】さらに、対話機能処理手段2では、タッチ
スクリーン5からの信号を基にキー入力に対するスター
トストップカウンタを持つ図3に示すタッチ情報テーブ
ルにより、または、キーボード6からの信号を基にキー
入力に対するスタートストップカウンタを持つ図4に示
すキー入力情報テーブルにより、カウンタが検索され
(S11)、カウンタに対応する現場カメラ7が特定さ
れカメラ選択信号が表示処理手段1へ出力される。この
結果、表示処理手段1が選択されたカメラ選択信号を受
けると、表示処理手段1により表示手段4へその映像信
号が出力される(S6,S7)。
【0033】次に、表示手段4に機器の映像が表示され
ている状態から、タッチスクリーン5により機器説明表
示要求が行われると、図5に示す処理が実行され、入力
処理手段3を介して対話機能処理手段2へ機器説明表示
要求が送られる(S21)。
【0034】対話機能処理手段2では、処理信号を受け
ると、現在表示手段4へ表示している画面を参照し、機
器説明インデックスを検索し(S22)、機器説明イン
デックスを抽出して機器選択索引信号を生成する。
【0035】機器選択索引信号は、表示処理手段1へ入
力され機器説明情報ファイル8から機器選択索引信号に
対応する機器説明情報が表示手段4へ出力される(S2
4)。
【0036】このように第1実施例によれば、オペレー
タが入力手段であるタッチスクリーン5あるいはキーボ
ード6から機器映像表示要求した機器を撮影する現場カ
メラ7が選択され、表示手段4へその映像が表示され
る。さらに、オペレータが機器説明表示要求した機器に
関する機器説明情報が表示手段4へ表示される。これに
より、中央の管理室等から現場の機器の状況を把握する
ことができ、現場へ出向く必要がなくなり、機器に関す
る機器説明情報も容易に取得できる。従って、特に機器
の管理が少人数ででき、また、災害等の異常時や夜間等
にも迅速な処置ができ、オペレータの負担も軽減でき
る。
【0037】次に、本発明の第2実施例を図6を参照し
て説明する。
【0038】プラント監視装置Bは、表示処理手段1と
対話機能処理手段2と入力処理手段3と表示手段4とタ
ッチスクリーン5とキーボード6と現場カメラ7とプラ
ント配置情報ファイル9とから構成されている。
【0039】図中、表示処理手段1は、対話機能処理手
段2により入力されたプラント機器配置選択索引信号に
よりプラント配置情報ファイル9からプラント配置図を
取出し表示手段4へ出力する一方、カメラ選択信号によ
って複数の現場カメラ7の映像信号から選択して表示手
段4へ出力する。
【0040】対話機能処理手段2は、入力手段であるタ
ッチスクリーン5やキーボード6により入力された表示
要求を入力処理手段3を介して入力し処理信号がプラン
ト配置図表示要求であるとき、対話処理によってオペレ
ータが表示要求したプラントの配置図を選択するように
プラント機器配置選択索引信号を出力する一方、処理信
号が機器映像表示要求であるとき、対話処理によりオペ
レータが表示要求した機器を撮影する現場カメラ7を選
択するように複数の映像信号から選択するカメラ選択信
号を出力する。
【0041】現場カメラ7はプラント内に適宜配置され
プラント各部を撮影して映像信号を出力する。プラント
配置情報ファイル9はプラント配置図の索引情報とプラ
ントの配置情報とを記憶する。
【0042】以上の構成で、図7を参照して処理を説明
すると、まず、オペレータが、キーボード6による対話
操作を行い、表示手段4にプラント全体図を表示し(S
31)、全体図に表示されているプラント配置情報とし
て、例えば、建屋についてタッチスクリーン5を介して
選択する(S32)。
【0043】オペレータがタッチスクリーン5から画面
上の建屋をタッチすると、その信号が入力処理手段3を
介して処理信号として対話機能処理手段2へ入力され
る。対話機能処理手段2では、タッチされた建屋のXY
座標を認識すると(S33)、これらの情報を基に画面
単位でXY座標に対するポイントインデックスを持つ図
3に示すようなタッチ情報テーブルにより、対応する建
屋インデックスを検索してプラント機器配置選択索引信
号を生成する(S34)。
【0044】表示処理手段1では、対話機能処理手段2
からプラント機器配置選択索引信号が入力されるとプラ
ント配置情報ファイル9が検索されプラント機器配置選
択索引信号に応じたプラント配置や情報、例えば、建屋
レイアウトのデータを入力して、表示手段4にその内容
を表示する(S35,S36)。
【0045】また、第1実施例と同様に対話機能処理手
段2がオペレータとの対話処理によって、オペレータが
表示要求した機器を撮影する現場カメラ7を選択するよ
うに、複数の現場カメラ7の映像信号から選択するカメ
ラ選択信号が出力される。表示処理手段1では、カメラ
選択信号に応じて現場カメラ7の映像信号を選択して表
示手段4へ出力する。
【0046】このように第2実施例によれば、オペレー
タが表示要求した機器の映像が得られ、さらに、オペレ
ータにより、プラント配置図表示要求がされると、対話
処理により予めプラント配置情報ファイルに保存された
プラントの配置情報が表示手段4へ表示される。これに
より、中央の管理室等で現場の機器の状況を把握できる
と共に、必要とするプラントの配置図を簡単な操作で得
ることができ、ドキュメント等で探すのに比べ短時間で
得ることができる。従って、災害等の異常時や夜間等に
も迅速な処理ができオペレータの負担も軽減できる。
【0047】次に、本発明の第3実施例を図8を参照し
て説明する。
【0048】プラント監視装置Cは、表示処理手段1と
対話機能処理手段2と入力処理手段3と表示手段4とタ
ッチスクリーン5とキーボード6と現場カメラ7と警報
処理手段10とから構成されている。
【0049】表示処理手段1は、対話機能処理手段2ま
たは警報処理手段10からのカメラ選択信号によって複
数の現場カメラ7の映像信号から選択して表示手段4へ
表示出力する。対話機能処理手段2は、入力手段である
タッチスクリーン5やキーボード6より入力された表示
要求を入力処理手段3を介して入力し処理信号が警報表
示窓の表示要求のとき、対話処理によりオペレータが表
示要求した警報表示窓を撮影する現場カメラ7を選択す
るようにカメラ選択信号を出力する。
【0050】警報処理手段10は、警報が発生したと
き、警報発生を知らせるローカルエリアに配置される警
報表示窓を撮影する現場カメラ7の映像信号を選択する
カメラ選択信号を出力する。現場カメラ7は、プラント
内の各所に配置される警報表示窓の状況を撮影して映像
信号を出力する。
【0051】以上の構成で、図9に示すフローチャート
を参照して説明すれば、警報が発生し、中央操作室の警
報窓が点灯すると(S41,S42)、警報処理手段1
0が発生した警報の要因となるローカルエリア警報窓を
選択する(S43)。
【0052】すなわち、図10に示すローカルエリア警
報窓情報テーブルにより、選択されたローカルエリア警
報窓のカウンタを検索してカメラ選択信号を生成する
(S44)。カメラ選択信号は、表示処理手段1へ出力
され、表示処理手段1は、カメラ選択信号に対応する現
場カメラ7を選択し、該当する現場カメラ7の映像信号
を表示手段4へ出力する(S45,S46)。
【0053】また、中央操作室の警報が発生していない
場合でも、オペレータの要求によりローカルエリア警報
窓を確認したいとき、タッチスクリーン5またはキーボ
ード6よりローカルエリア警報窓一覧表を表示手段4に
表示し(S48)、その一覧表の中から、タッチスクリ
ーン5またはキーボード6によりローカルエリア警報窓
を選択してカメラ選択信号を生成する(S49)。これ
によって、カメラ選択信号から現場カメラ7が選択さ
れ、現場の機器の映像を受信して表示手段4へ表示する
(S45〜S47)。
【0054】このように第3実施例によれば、警報が発
生すると、警報表示窓の映像が表示手段4へ表示され、
また、任意の警報表示窓の表示要求により、その映像が
表示手段4へ表示される。これにより、中央の管理室で
現場の警報の要因を知ることができ、適切な処置ができ
る。従って、特に災害等の異常時や夜間等にも迅速な対
応ができ、オペレータの負担を軽減できる。
【0055】次に、本発明の第4実施例を図11を参照
して説明する。
【0056】プラント監視装置Dは、表示処理手段1と
対話機能処理手段2と入力処理手段3と表示手段4とタ
ッチスクリーン5とキーボード6と現場カメラ7と点検
項目処理手段11とから構成されている。
【0057】表示処理手段1は、対話機能処理手段2か
らのカメラ選択信号によって複数のカメラの映像信号か
ら選択して選択された映像信号を表示手段4へ出力す
る。対話機能処理手段2は、点検項目処理手段11から
の点検計器番号に対応する点検計器または自由選択コー
ス選択要求であるとき、対話処理によって表示要求され
た点検計器を撮影する現場カメラ7を選択するようにカ
メラ選択信号を出力する。
【0058】点検項目処理手段11は、入力手段である
タッチスクリーン5やキーボード6により入力された表
示要求を入力処理手段3を介して入力し処理信号が巡回
コース選択要求であるとき、予め定められた点検計器番
号を出力する一方、タッチスクリーン5やキーボード6
を介して確認信号を入力すると次に点検する点検計器番
号を順次出力する。現場カメラ7はプラント内の各所に
配置される点検計器を撮影して映像信号を出力する。
【0059】以上の構成で、図12に示すフローチャー
トを参照して説明すると、現場計器の確認は、予め決め
られた巡回コースに沿って行うものと、オペレータの要
求により任意の現場計器を確認する方法がある。
【0060】まず、オペレータがタッチスクリーン5ま
たはキーボード6による対話操作を行い、表示手段4に
点検計器一覧画面を表示する(S51)。巡回コースに
沿って行う場合、対話操作によって巡回コースを選択す
る(S52)。この場合に、点検項目処理手段11が、
図13に示す巡回コース用ロジックに従ってされる。
【0061】すなわち、まず、巡回コースが選択される
と、セットロジックS1がセットされ点検計器(1)が
対話機能処理手段2へ出力され、図示省略する現場計器
一覧テーブルから対応するカメラ選択信号が表示処理手
段1へ出力される。そして、点検計器(1)を撮影する
現場カメラ7の信号が選択され表示手段4へ出力され
る。
【0062】オペレータが点検計器(1)の映像を確認
して点検計器(1)確認を入力すると、点検計器(1)
確認信号が点検項目処理手段11のAND1へ入力す
る。この結果、OR1を介してON信号がリセットロジ
ックR1に入力してセットロジックS1をOFFとす
る。そして、AND1からのON信号がセットロジック
S2へ入力してセットされ、点検計器(2)が選択され
る。このようにして順次n−1番目の点検計器が確認さ
れると、表示リセットがされる。
【0063】次のn番目の点検計器nがセットされ、現
場計器一覧テーブルよりn番目の計器に対応するカウン
トを検索してカメラ選択信号を生成する(S53)。表
示手段4により、n番目の点検計器nが表示される(S
56)。そして、最終点検計器かどうか判定し(S5
7)、最終の場合は終了し、最終でない場合は以上の処
理と同じ動作を繰り返す。
【0064】次に、任意の点検計器を確認したい場合、
点検計器一覧画面より、オペレータが要求する点検計器
を選択し(S52,S58)、現場計器一覧テーブルよ
り選択された点検計器に対応するカウンタを検索、認識
してカメラ選択信号が生成される(S59)。続いて、
表示処理手段1により、カメラ選択信号に応じた映像信
号が選択される(S60)。そして、点検計器の映像が
受信され(S61)、表示手段4へ選択された点検計器
が表示される(S62)。
【0065】このように第4実施例によれば、予め定め
た巡回コースに沿った点検計器の状況の映像が表示手段
4へ表示され、また、任意の点検計器の映像が表示手段
4へ表示される。これにより、点検計器の現場の巡回コ
ースの作業が不要若しくは少なくとも点検回数を少なく
することができ、巡回のため時間や点検員の負担を軽減
できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、オペレータが機器映像表示要求した機器を撮影す
る映像装置を選択し、表示手段へその映像を表示し、さ
らに、オペレータが機器説明表示要求した機器に関する
機器説明情報を表示手段へ表示するようにしたために中
央の管理室等から現場の機器の状況を把握することがで
き、現場へ行く必要がなくなり、機器に関する機器説明
情報も容易に取得できる。従って、特に機器の管理が少
人数ででき、また、災害等の異常時や夜間等にも迅速な
処置ができ、オペレータの負担も軽減できる。
【0067】請求項2の発明によれば、オペレータが表
示要求した機器の映像を表示し、さらに、プラント配置
図表示要求によりプラントの配置情報を表示するように
したために管理室等で現場の機器の状況を把握できると
共に、必要とするプラントの配置図を簡単な操作で得る
ことができ、災害等の異常時や夜間等にも迅速な処置が
できオペレータの負担も軽減できる。
【0068】請求項3の発明によれば、警報の発生によ
り、警報表示窓の映像を表示するようにしたために管理
室で現場の警報の要因を知ることができ、適切な処置が
でき、特に災害等の異常時や夜間等にも迅速な対応がで
き、オペレータの負担を軽減できる。
【0069】請求項4の発明によれば、巡回コースに沿
った点検計器の状況の映像を表示手段へ表示するように
したために巡回コースによる作業が不要若しくは少なく
とも点検回数を少なくすることができ、点検員の負担を
軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプラント監視装置の
構成図である。
【図2】図1のプラント監視装置の処理手順を示す第1
のフローチャートである。
【図3】図1の対話機能処理手段に設けるタッチ情報テ
ーブルの構成図である。
【図4】図1の対話機能処理手段に設けるキー入力情報
テーブルの構成図である。
【図5】図1のプラント監視装置の処理手順を示す第2
のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例を示すプラント監視装置の
構成図である。
【図7】図6のプラント監視装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の第3実施例を示すプラント監視装置の
構成図である。
【図9】図8のプラント監視装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図8の警報処理手段に設けるローカルエリア
警報表示窓情報テーブルの構成図である。
【図11】本発明の第4実施例を示すプラント監視装置
の構成図である。
【図12】図11のプラント監視装置の処理手順を示す
フローチャートである。
【図13】図11の点検項目処理手段に設けるロジック
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 表示処理手段 2 対話機能処理手段 3 入力処理手段 4 表示手段 5 タッチスクリーン 6 キーボード 7 現場カメラ 8 機器説明情報ファイル 9 プラント配置情報ファイル 10 警報処理手段 11 点検項目処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 稔英 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント内に配置されプラント各部を撮
    影して映像信号を出力する複数の映像装置と、 オペレータが機器映像表示要求または機器説明表示要求
    を含む表示要求を入力する入力手段と、 機器の索引情報と機器に関する情報を機器説明情報とし
    て記憶する機器説明情報ファイルと、 前記入力手段から入力処理手段を介して入力された表示
    要求が機器映像表示要求であるとき対話処理によってオ
    ペレータが表示要求した機器を撮影する映像装置を選択
    するように前記複数の映像装置の映像信号から選択する
    映像装置選択信号を出力する一方、前記表示要求が機器
    説明表示要求であるとき対話処理によってオペレータが
    表示要求した機器に関する機器説明情報を選択するよう
    に機器説明選択索引信号を出力する対話機能処理手段
    と、 この対話機能処理手段からの映像装置選択信号によって
    前記複数の映像装置の映像信号から選択して表示手段へ
    表示出力する一方、 前記機器選択索引信号により前記機器説明情報ファイル
    から機器に関する機器説明情報を表示手段へ表示出力す
    る表示処理手段とを備えることを特徴とするプラント監
    視装置。
  2. 【請求項2】 プラント内に配置されプラント各部を撮
    影して映像信号を出力する複数の映像装置と、 プラント配置図表示要求または機器映像表示要求を含む
    表示要求をする入力手段と、 プラント配置図の索引情報と該プラントの配置情報とを
    記憶するプラント配置情報ファイルと、 前記入力手段から入力処理手段を介して入力された表示
    要求がプラント配置図表示要求であるとき、対話処理に
    よってオペレータが表示要求したプラントの配置図を選
    択するようにプラント機器配置選択索引信号を出力する
    一方、前記表示要求が機器映像表示要求であるとき、対
    話処理によりオペレータが表示要求した機器を撮影する
    映像装置を選択するように前記複数の映像装置の映像信
    号から選択する映像装置選択信号を出力する対話機能処
    理手段と、 この対話機能処理手段により入力されたプラント機器配
    置選択索引信号により前記プラント配置情報ファイルか
    らプラント配置図を取出し表示手段へ出力する一方、前
    記映像装置選択信号によって前記複数の映像装置の映像
    信号から選択して表示手段へ出力する表示処理手段とを
    備えることを特徴とするプラント監視装置。
  3. 【請求項3】 プラント内の各所に配置される警報表示
    窓の状況を撮影して映像信号を出力する複数の映像装置
    と、 警報が発生したとき、警報発生を知らせる前記警報表示
    窓を撮影する映像装置の映像信号を選択する映像装置選
    択信号を出力する警報処理手段と、 オペレータが特定の前記警報表示窓の表示要求を入力す
    る入力手段と、 この入力手段から入力処理手段を介して入力された表示
    要求が警報表示窓の表示要求のとき、対話処理によりオ
    ペレータが表示要求した警報表示窓を撮影する映像装置
    を選択するように映像装置選択信号を出力する対話機能
    処理手段と、 この対話機能処理手段または前記警報処理手段からの映
    像装置選択信号によって前記複数の映像装置の映像信号
    から選択して表示手段へ表示出力する表示処理手段とを
    備えることを特徴とするプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 プラント内の各所に配置される点検計器
    を撮影して映像信号を出力する複数の映像装置と、 オペレータが予め定めた巡回コースのそれぞれの点検計
    器の映像を要求する巡回コース選択要求または任意の点
    検計器を表示要求する自由選択コース選択要求を含む表
    示要求を入力する入力手段と、 この入力手段から入力処理手段を介して入力された表示
    要求が巡回コース選択要求であるとき、予め定められた
    点検計器番号を出力する一方、入力手段を介して確認信
    号を入力すると次に点検する点検計器番号を順次出力す
    る点検項目処理手段と、 この点検項目処理手段からの点検計器番号に対応する点
    検計器または自由選択コース選択要求であるとき、対話
    処理によって表示要求された点検計器を撮影する映像装
    置を選択するように映像装置選択信号を出力する対話機
    能処理手段と、 この対話機能処理手段からの映像装置選択信号によって
    前記複数の映像装置の映像信号から選択して選択された
    映像信号を表示手段へ出力する表示処理手段とを備える
    ことを特徴とするプラント監視装置。
JP8896395A 1995-04-14 1995-04-14 プラント監視装置 Pending JPH08286645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8896395A JPH08286645A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 プラント監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8896395A JPH08286645A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 プラント監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08286645A true JPH08286645A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13957489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8896395A Pending JPH08286645A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 プラント監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08286645A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211186A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Toshiba Corp 発生警報データ収集装置
JP2015147939A (ja) * 2008-09-02 2015-08-20 コンストラクション リサーチ アンド テクノロジー ゲーエムベーハーConstruction Research & Technology GmbH 可塑剤含有硬化促進剤組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211186A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Toshiba Corp 発生警報データ収集装置
JP2015147939A (ja) * 2008-09-02 2015-08-20 コンストラクション リサーチ アンド テクノロジー ゲーエムベーハーConstruction Research & Technology GmbH 可塑剤含有硬化促進剤組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101449259B (zh) 计算机化过程系统
JP3084647B2 (ja) 図面管理装置
JP2010049533A (ja) データ表示装置
CN109387179A (zh) 一种工程施工沉降监测方法及设备
JP2772161B2 (ja) 現場データ収集支援装置
JPH08286645A (ja) プラント監視装置
JP2899174B2 (ja) 監視装置
JPH10207900A (ja) 仮想設備による図書・設備データ管理システム
JP7167386B1 (ja) 指摘内容出力システム、指摘内容出力方法及びプログラム
JPH09231229A (ja) データベース構築方法
KR102057845B1 (ko) 단말기와의 연계를 통한 영상 관제 방법 및 이를 이용한 영상 관제 시스템
JPH10301621A (ja) プラント運転支援装置
EP0349166A2 (en) A system and method for monitoring procedure execution
JP2020197662A (ja) 気象災害対応支援システム
JP3441200B2 (ja) プラント監視装置
JP2007233567A (ja) プラント監視システム
JP2002132336A (ja) プラント運転支援装置
JP3556368B2 (ja) 発生警報データ収集装置
JP2923323B2 (ja) アラーム情報監視方式
JP3148018B2 (ja) 発電プラント巡視支援装置
JPH05323919A (ja) プラント監視装置
JPH0723481A (ja) 監視制御装置
JPH08202435A (ja) プラント情報表示システム、及び、かかるシステムにおける現場パトロール支援システムとそのためのポータブル現場端末装置
JPH0765277A (ja) プラント監視装置
JPH07271429A (ja) 表示方法及び装置、プラント制御システム、プラント制御方法