JPH08285011A - 防振ゴムの交換方法 - Google Patents

防振ゴムの交換方法

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JPH08285011A
JPH08285011A JP8837895A JP8837895A JPH08285011A JP H08285011 A JPH08285011 A JP H08285011A JP 8837895 A JP8837895 A JP 8837895A JP 8837895 A JP8837895 A JP 8837895A JP H08285011 A JPH08285011 A JP H08285011A
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JP
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rubber
vibration
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substrate
vibration rubber
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JP8837895A
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Tetsuo Tokiyoda
哲郎 常世田
Teruo Katsura
輝夫 桂
Masao Sugimoto
正夫 杉本
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力軸のカップリングや接続配管などを切り
離す煩雑な作業を行わずに、容易に新たな防振ゴムと交
換する。 【構成】 機体8の基板10と機関底部9aとの間を固定治
具23にて互いの間隔を保持した状態で固定させ、同時に
防振ゴム1を固定するボルト12を取り除き、油圧単動シ
リンダ26にて防振ゴム1を圧縮させた後、防振ゴム1の
圧縮状態を保持具29にて保持し、シリンダ26を解除して
取り除き、保持具29とともに防振ゴム1を取り出す。次
いで、予め保持具29にて圧縮状態とされている新たな防
振ゴム1を基板10と機関9との間に設置し、シリンダ26
を再設置して新たな防振ゴム1をさらにやや圧縮して保
持具29を取り除き、シリンダ26を徐々に解除して防振ゴ
ム1の圧縮状態を解除し、シリンダ26を取り除き、防振
ゴム1をボルトにて基板10及び機関9に固定させるとと
もに、固定治具23を取り除いて交換が完了される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶などの機体や発電
機などの機関であるディーゼル機関などにおける運転中
の振動を機体側に伝達させない防振ゴムの交換方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶などの主機関であるディーゼル機関
や、発電機などに用いられる機関は、船体などに直接ボ
ルトなどにて固定されるが、運転中に振動が発生するた
めに、この振動を抑える構造として、機関とこの機関が
設置される機体側との間に防振ゴムが介設される。
【0003】ところが、この防振ゴムは、経年変化によ
って収縮を起こしてしまうが、微少であれば、出力軸側
のカップリングにて許容されるが、劣化が進行し、ヘタ
リやクリープ等が発生してしまう場合は、芯ずれなど位
置ずれを起こしてしまうことから、この防振ゴムを交換
しなければならない。
【0004】従来、この防振ゴムの交換方法としては、
機関の出力軸側のカップリングを切り離すとともに、機
関と周辺機器との接続配管の切り離しなどを行い、機関
をクレーンなどにて持ち上げて行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の防振ゴムの交換方法では、機関の出力軸の切り
離しなど作業が非常に煩雑であるとともに、接続配管の
切り離しやフレキシブルチューブなどの無理な変形など
配管に負担がかかり、また機関を持ち上げなければなら
ず、容易に交換作業を行うことができないという欠点が
あった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、カップリングや接続配管などを切り離す煩雑な作
業を行わずに、容易に新たな防振ゴムと交換することの
できる防振ゴムの交換方法を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明の防振ゴムの交換方法は、機体8の基
板10と機関底部9aとの間に介設される防振ゴム1の
交換方法において、前記基板10と前記機関底部9aと
の間に固定治具23を装着して互いの間隔を保持した状
態で固定させるとともに、前記基板10と機関9との間
に固定される前記防振ゴム1の固定手段12を取り除
き、拡縮手段26にて前記防振ゴム1を圧縮させた後、
該防振ゴム1の圧縮状態を保持手段29にて保持し、拡
縮手段26を解除して取り除き、前記保持手段29とと
もに前記防振ゴム1を取り出し、次いで、予め保持手段
29にて圧縮状態とされている新たな防振ゴム1を前記
基板10と機関9との間に設置し、前記拡縮手段26を
再設置して前記新たな防振ゴム1をさらにやや圧縮して
保持手段29を取り除き、前記拡縮手段26を徐々に解
除して防振ゴム1の圧縮状態を解除し、該拡縮手段26
を取り除き、防振ゴム1を固定手段にて前記基板10及
び機関9に固定させるとともに、前記固定治具23を基
板10と機関9との間から取り除いて完了されることを
特徴としている。
【0008】
【作用】まず、機体8の基板10と機関底部9aとの間
に固定治具23を装着して互いの間隔を保持した状態で
固定させる。同時に基板10と機関9との間に固定され
ている防振ゴム1の固定手段12を取り除く。
【0009】次に、拡縮手段26にて防振ゴム1を圧縮
させ、防振ゴム1の圧縮状態を保持手段29にて保持さ
せる。そして、拡縮手段26を解除して取り除き、前記
保持手段29とともに防振ゴム1を取り出す。
【0010】次いで、予め保持手段29にて圧縮状態と
されている新たな防振ゴム1を前記基板10と機関9と
の間に設置する。前記拡縮手段26を再設置してこの新
たな防振ゴム1をさらにやや圧縮して保持手段29を取
り除く。次に、拡縮手段26を徐々に解除して防振ゴム
1の圧縮状態を解除し、拡縮手段26を取り除く。
【0011】そして、防振ゴム1を固定手段12にて前
記基板10及び機関9に固定させ、同時に前記固定治具
23を基板10と機関9との間から取り除いて交換作業
が完了される。
【0012】
【実施例】まず、この発明による防振ゴムの交換方法が
適用される防振ゴム1の構造について説明する。
【0013】本実施例の防振ゴム1は、船舶などに用い
られるディーゼル機関などの主機関9の底部と、機体と
しての船体8との間に、機関を支持するように複数介設
されており、図1乃至図3に示すように、直方形状に形
成されるゴム本体2と、このゴム本体2の上面及び下面
に接着などの手段にて固着される上下一対の取付板3,
4とで構成されている。
【0014】上下の各取付板3,4は、ゴム本体2に対
してフランジ状に周縁が延出するようになっているとと
もに、ゴム本体2の長手方向に沿って両端縁がやや長尺
に延出形成され、これら両延出部3a,4aに固定用貫
通孔5が一対ずつ穿設されている。
【0015】また、各延出部3a,4aにおける各一対
の貫通孔5の中間部には、一対の溝6を有する切欠凹部
7が上下取付板3,4で対向するように形成されてい
る。
【0016】次に、この防振ゴム1が取り付けられる機
体8は、船舶などの船体であり、この船体8には、機関
9の据え付け部分に基板10が配設されている。この基
板10は、図1に示すように、左右一対で構成され、板
面には、前記防振ゴム1が取り付けられる複数ヶ所、本
実施例では左右各3ヶ所に、この防振ゴム1の貫通孔5
に対応する4ヶ所の雌ねじ孔11がそれぞれ設けられて
いる。
【0017】そして、図3に示すように、ボルト12な
どの固定手段が防振ゴム1の下取付板4の貫通孔5に挿
通されて基板10の雌ねじ孔11に螺着され、この基板
10上に防振ゴム1が配設され固定されるようになって
いる。
【0018】次に、防振ゴム1の上取付板3上には、前
記各基板10に沿って配設される一対の台床13が設け
られる。この台床13は、短冊状に長尺に形成された上
下の接続板14,15と、これら接続板14,15を所
定の間隔をあけて接続する板状スペーサ16と、で構成
されて断面略コ字状となるように枠組みされて形成され
ている。
【0019】台床13の下接続板15には、各防振ゴム
1の4ヶ所の貫通孔5に対応する雌ねじ孔17がそれぞ
れ穿設されるとともに、図1及び図4に示すように、各
貫通孔5から略等距離の中心となる位置にやや大径な挿
入孔18が穿設され、この挿入孔18の上部から防振ゴ
ム1の上取付板3の上面中央が臨めるようになってい
る。
【0020】また、台床13の上接続板14は、図3に
示すように、機関9の底部9aに延設されている取付フ
ランジ部19が載置状態とされて連結固定されるように
なっており、すなわち、機関9は左右の台床13によっ
て支持されるとともに、各防振ゴム1に載置されて船体
8に固定されるようになっている。
【0021】また、本実施例では、図4に示すように、
防振ゴム1の近傍などの複数ヶ所となる位置に、台床1
3の上下接続板14,15に連続して貫通する連通孔2
0が穿設されるとともに、これら連通孔20に対応する
基板10の板面に雌ねじ孔21が設けられている。
【0022】次に、本発明の防振ゴム1の交換方法にお
いて用いられる治具22について説明する。この方法に
て用いられる治具22は、固定治具23と、拡縮手段2
6と、保持手段とで構成されている。
【0023】固定治具23は、図4に示すように、ボル
ト24と、ジャッキ25とで構成されている。ボルト2
4は、軸部24aが長尺に形成され、台床13の各連通
孔20に挿通されるとともに、先端の雄ねじ部24bが
基板10の雌ねじ孔21に螺着されるようになってい
る。また、ジャッキ25は、防振ゴム1の両脇に配設さ
れるようになっており、基板10と台床13の下接続板
15との間隔長さに略設定されている。
【0024】また、拡縮手段26は、油圧単動シリンダ
で構成され、ピストン27が縮退した状態でのバレル2
8を含めた全長が台床13の上下接続板14,15の間
隔長さよりやや短尺に形成されるとともに、ピストン2
7の先端27aが、下接続板15に穿設されている挿入
孔18に挿入され貫通するるように形成されている(図
5参照)。
【0025】次に、保持手段としての保持具29は、図
8に示すように、上下一対のコ字型の係合枠30と、こ
れら上下の係合枠30を連結する一対の締結部材31と
で構成されている。係合枠30は、軸棒状に形成されて
いるとともに、中途が折曲形成されてコ字状に形成さ
れ、各折曲部30a間の長さが前述した防振ゴム1の各
取付板3,4に形成されている一対の溝6,6間の長さ
に設定され、各溝6に嵌入できるようになっている。ま
た、この係合枠30の両先端には、雄ねじ30bが形成
されている。
【0026】なお、この係合枠30は、上部と下部とで
は、雄ねじ30bの形成方向を逆方向となるように設定
されており、本実施例では、上部係合枠30Aでは左ね
じ、下部係合枠30Bでは右ねじとされている。
【0027】また、締結部材31は、軸方向に長尺な六
角ナットとされているとともに、中央から一方の半部3
1aが左雄ねじ、他方の半部31bが右雌ねじとなるよ
うに形成されている。そして、上下の係合枠30の各両
先端の雄ねじ30bに締結部材31がそれぞれ螺着さ
れ、この締結部材31を回転させることで、各係合枠3
0A,30B間の間隔を拡縮させるようになっている。
【0028】次に、以上説明した治具22を用いた本発
明の防振ゴム1の交換方法の手順について説明する。
【0029】まず、図4に示すように、固定治具23の
ボルト24を台床13の連通孔20に挿通させるととも
に基板10の雌ねじ孔21に螺着させ、基板10に対し
て台床13が上方へ移動しないように固定させる。ま
た、同時に固定治具23のジャッキ25を基板10と台
床13の下接続板15との間に配置し、上部先端の受部
25aを上昇させ下接続板15に当接させて、この間隔
を支持させるとともに、台床13が基板10側に降下し
ないように固定する。すなわち、この固定治具23によ
って、基板10と台床13との間隔を互いに保持した状
態で固定される。
【0030】次に、基板10及び台床13に防振ゴム1
を固定している上下のボルト12をそれぞれ外す。
【0031】次に、台床13の上下接続板14,15間
に拡縮手段である油圧単動シリンダ26をピストン先端
27aを下向きとして挿入配置させるとともに、このピ
ストン先端27aを下接続板15の挿入孔18に挿入さ
れるように垂直に配置させる。
【0032】そして、油圧を加えてピストン27を下方
に延出させ、ピストン先端27aを挿入孔18を介して
防振ゴム1の上取付板3に当接させるとともに、この上
取付板3を押し下げ、図5に示すように、防振ゴム1を
圧縮させる。
【0033】次に、予め締結部材31が螺着された保持
具29の上下各係合枠30を、圧縮状態の防振ゴム1に
おける両端の上下各切欠凹部7にそれぞれ嵌入させる
(図10参照)。そして、締結部材31を回転させ、両
係合枠30間の距離を縮め、図6に示すように、圧縮状
態の防振ゴム1の高さに合わせる。
【0034】次に、防振ゴム1を圧縮状態とさせている
油圧単動シリンダ26の油圧を解除し、ピストン27を
後退させ、このシリンダ26を取り出す。
【0035】次に、保持具29によって圧縮状態が保た
れている防振ゴム1を取り除く(図7参照)。
【0036】次いで、図8に示すように、他の保持具2
9によって予め圧縮状態とされている新たな防振ゴム1
を、図9に示すように、前記旧防振ゴム1が取り出され
た基板10と台床13との間の位置に設置する。この予
め圧縮されている新たな防振ゴム1は、図11に示すよ
うな、中空な矩形枠41に、油圧ジャッキまたは油圧単
動シリンダ42が配設されている拡縮装置40を用い、
防振ゴム1が配設される基板10と台床13との間隔長
さよりやや短尺となるように圧縮させ、前述した保持具
29と同等の治具29を用いてその圧縮状態を保持させ
て得られるようになっている。
【0037】次に、再び、台床13の上下接続板14,
15間に拡縮手段である油圧単動シリンダ26をピスト
ン先端27aを下向きとして挿入配置させ、ピストン先
端27aを下接続板15の挿入孔18に挿入されるよう
に垂直に配置し、油圧を加えてピストン27を延出さ
せ、ピストン先端27aを挿入孔18を介して防振ゴム
1の上取付板3に当接させるとともに、この上取付板3
をさらに押し下げ、保持具29によって圧縮保持されて
いた状態からさらに防振ゴム1をやや圧縮させる(図6
参照)。
【0038】次に、保持具29の締結部材31を回転さ
せ螺着状態を緩め、上下係合枠30間を拡げて、この保
持具29を防振ゴム1から取り外す(図5参照)。
【0039】次に、油圧シリンダ26の油圧を徐々に解
除し、ピストン27を縮退させて、防振ゴム1の上取付
板3を台床13の下接続板15に接触させ、さらにピス
トン27を縮退させて、この油圧シリンダ26を台床1
3から取り除く。
【0040】次に、ボルト12にて防振ゴム1を基板1
0及び台床13の下接続板15に螺着させ固定させる
(図4参照)。
【0041】そして、固定治具23のボルト24を抜脱
して取り除くとともに、基板10と台床13の下接続板
15との間に配置されたジャッキ25の上部受部25a
を下降させ、このジャッキ25を取り除き、これにより
交換作業が完了する。
【0042】なお、取り除かれた旧防振ゴム1は、新た
な防振ゴム1を予め圧縮させた拡縮装置40を用い、矩
形枠41内に保持具29により圧縮状態とされた防振ゴ
ム1を設置し、油圧ジャッキ42にて僅かにやや圧縮
し、保持具29を取り除いた後にジャッキ42を伸張状
態から縮退させることで圧縮状態を解放して取り除くこ
とで完了される。
【0043】従ってこのような防振ゴム1の交換方法に
よれば、船体8から機関9を持ち上げる必要がないた
め、機関9の出力軸を切り離したり、接続配管の切り離
しや無理な変形を行わなくてよいので、各接続部分の負
担が軽減され、防振ゴム1の交換作業が容易にかつ迅速
に行うことが可能となる。
【0044】また、機関9の持ち上げや接続配管の切り
離しなどの作業が必要なく防振ゴム1を圧縮状態とさせ
ることが可能となることから、この防振ゴム1が経年変
化でやや収縮し交換までにはまだ期間がある場合に用い
られるシム板の介入作業も、この交換方法の手順と同様
に容易に行うことが可能となる。
【0045】なお、上述した実施例では、固定治具23
として長尺なボルト24とジャッキ25とで構成し、基
板10と台床13との間隔を保持して固定する例につい
て述べたが、図12に示すように、基板10と台床13
の下接続板15との間にスペーサブラケット124など
の上下両端に貫通孔を有する支持部材を架設状態で嵌合
し、基板10及び下接続板15とボルト125などにて
固定させる構造としてもよい。
【0046】また、上記実施例では、拡縮手段として油
圧単動シリンダ26を用いた例について述べたが、油圧
ジャッキで構成させてもよい。
【0047】さらに、保持手段としての保持具29を構
成する係合枠30の形状を軸棒状に形成した例について
述べたが、図13及び図14に示すように、短冊状の長
尺な平板をコ字形状に折曲形成し、両先端に雄ねじ30
bを延出するように固定した構造としてもよい。この場
合、係合枠30の折曲部分30aが薄板状であるので、
防振ゴムへの装着が行いやすくなるという利点がある。
【0048】また、上述した実施例では、上下各係合枠
30に雄ねじ30bが形成されているが、いずれか一方
のみで構成されてもよく、さらには、圧縮状態の防振ゴ
ム1を圧縮状態で保持できれば爪状の部材で互いに係合
しあう構成など、上述した実施例に限定されることはな
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明による防振ゴ
ムの交換方法によれば、機体と機関との間隔を保持した
状態で行われるので、機関の出力軸を切り離したり、接
続配管の切り離しや無理な変形が行われないという効果
があるとともに、機体から機関を持ち上げずに、交換が
可能であるために、機関と他の部分との各接続部分の負
担が軽減されることとなり、この防振ゴムの交換作業を
容易にかつ迅速に行うことが可能となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防振ゴムの交換方法が適用される
機体の一実施例を示す概略平面図
【図2】同実施例による機体と防振ゴムの側面図
【図3】図1における III−III 線断面図
【図4】本発明による防振ゴムの交換方法の一実施例の
手順を示す工程図
【図5】同実施例による防振ゴムの交換方法の手順を示
す工程図
【図6】同実施例による防振ゴムの交換方法の手順を示
す工程図
【図7】同実施例による防振ゴムの交換方法の手順を示
す工程図
【図8】同実施例による防振ゴムの交換方法の手順を示
す工程図
【図9】同実施例による防振ゴムの交換方法の手順を示
す工程図
【図10】同実施例による防振ゴムの交換方法の手順を
示す工程図
【図11】同実施例による防振ゴムの交換時に用いる拡
縮装置の概略図
【図12】他の実施例による機体と防振ゴムの側面図
【図13】他の実施例による保持手段の分解正面図
【図14】図12における XIV−XIV 線断面図
【符号の説明】
1…防振ゴム 8…機体(船体) 9…機関 9a…底部 10…基板 12…固定手段(ボルト) 23…固定治具 26…拡縮手段(油圧単動シリンダ) 29…保持手段(保持具)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の基板と機関底部との間に介設され
    る防振ゴムの交換方法において、 前記基板と前記機関底部との間に固定治具を装着して互
    いの間隔を保持した状態で固定させるとともに、前記基
    板と機関との間に固定される前記防振ゴムの固定手段を
    取り除き、拡縮手段にて前記防振ゴムを圧縮させた後、
    該防振ゴムの圧縮状態を保持手段にて保持し、拡縮手段
    を解除して取り除き、前記保持手段とともに前記防振ゴ
    ムを取り出し、次いで、予め保持手段にて圧縮状態とさ
    れている新たな防振ゴムを前記基板と機関との間に設置
    し、前記拡縮手段を再設置して前記新たな防振ゴムをさ
    らにやや圧縮して保持手段を取り除き、前記拡縮手段を
    徐々に解除して防振ゴムの圧縮状態を解除し、該拡縮手
    段を取り除き、防振ゴムを固定手段にて前記基板及び機
    関に固定させるとともに、前記固定治具を基板と機関と
    の間から取り除いて完了されることを特徴とする防振ゴ
    ムの交換方法。
JP8837895A 1995-04-13 1995-04-13 防振ゴムの交換方法 Pending JPH08285011A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131750A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 鹿島建設株式会社 免震装置の冷却方法
CN113007277A (zh) * 2021-04-10 2021-06-22 南京工程学院 大型磨煤机底座与地基之橡塑弹簧减震装置及其使用方法

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