JPH08284347A - 笠木ジョイントの取付構造 - Google Patents

笠木ジョイントの取付構造

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JPH08284347A
JPH08284347A JP8956795A JP8956795A JPH08284347A JP H08284347 A JPH08284347 A JP H08284347A JP 8956795 A JP8956795 A JP 8956795A JP 8956795 A JP8956795 A JP 8956795A JP H08284347 A JPH08284347 A JP H08284347A
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Toshiya Inoue
寿也 井上
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Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの低減が可能で且つ、施工性に優れた
笠木ジョイントの取付構造を提供する。 【構成】 躯体10の上面10Aには、複数の笠木12
を連続して取付けるようになっており、笠木12のジョ
イント部の下面側となる躯体10の部位にはジョイント
ブラケット14が取付けられている。ジョイントブラケ
ット14の上部には、上面にシーラ22が貼着されたジ
ョイント部材20が配設されており、シーラ22は笠木
12の端部下面12Aに当接し、ジョイント部からの雨
水の浸入を防止するようになっている。笠木12のフラ
ンジ12D、12Eは、ジョイントブラケット14の両
端部14A、14Bに係合することで、笠木12がジョ
イントブラケット14に保持されるようになっており、
隣接する笠木12のジョイント部には、ジョイントカバ
ー26が被されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、笠木ジョイントの取付
構造に係り、特に、建物のベランダ等に適用される笠木
ジョイントの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、躯体に複数の笠木を連続して取付
けるための笠木ジョイントの取付構造としては図5に示
される様な構造が知られている。
【0003】この笠木ジョイントの取付構造では、躯体
70に定尺とされた複数の笠木72を連続して取付ける
ようになっている。これらの笠木72のジョイント部に
は、笠木72と躯体70との間に笠木ジョイント74が
配設されている。笠木ジョイント74の笠木72との当
接面には、シーラ76が貼着されており、ジョイント部
から雨水が浸入しないようになっている。なお、笠木ジ
ョイント74の位置を安定させるために、笠木ジョイン
ト74を挟んで一対のブラケット78を、タッピン螺子
80と、躯体70に埋設されたアンカープラグ82とで
躯体70に固定している。更に、笠木72のジョイント
部にはジョイントカバー84が被されている。
【0004】しかしながら、この笠木ジョイントの取付
構造では、笠木ジョイント74を挟んで一対のブラケッ
ト78が必要となるため、部品点数が多くなり、コス
ト、施工性に問題がある。
【0005】これを改善する構造としては、図6に示さ
れる如く、笠木ジョイント74に、フランジ74Aを設
け、フランジ74Aをタッピン螺子80と、躯体70に
埋設されたアンカープラグ82とで躯体70に直接固定
することで、部品点数を少なくする構造が考えられる。
【0006】しかしながら、この笠木ジョイントの取付
構造では、笠木ジョイント74を躯体70に直接固定す
るため、笠木72を支持するブラケットとの部品形状の
違いにより、水平レベルの調整が難しく、施工性に問題
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、コストの低減が可能で且つ、施工性に優れた笠木
ジョイントの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、躯体に複数の笠木を連続して取付けるための笠木ジ
ョイントの取付構造であって、前記笠木のジョイント部
の下面側に配設され前記笠木と当接するシール材を有す
るジョイント部材と、前記ジョイント部材の下部となる
前記躯体の部位に取付けられ前記ジョイント部材を支持
するジョイントブラケットと、前記笠木のジョイント部
を覆うジョイントカバーと、を備えたことを特徴として
いる。
【0009】
【作用】請求項1記載の笠木ジョイントの取付構造で
は、笠木のジョイント部の下面側となる躯体の部位にジ
ョイントブラケットを取付け、このジョイントブラケッ
トの上部に、笠木と当接するシール材を有するジョイン
ト部材を取付け、笠木のジョイント部をジョイントカバ
ーで覆う。従って、ジョイントブラケットの形状を、笠
木のジョイント部以外で笠木を支持するブラケットの形
状と同じにできる。
【0010】
【実施例】本発明の笠木ジョイントの取付構造の一実施
例について図1〜図4に従って説明する。
【0011】図1に示される如く、躯体10の上面10
Aには、定尺とされた複数の笠木12を連続して取付け
るようになっている。これらの笠木12のジョイント部
の下面側となる躯体10の部位にはジョイントブラケッ
ト14が配設されている。
【0012】このジョイントブラケット14は例えばア
ルミ押出し材等で構成されており、躯体10の上面10
Aを横断した状態で配設されている。ジョイントブラケ
ット14の両端部14A、14Bは、それぞれ躯体10
の側面に沿って略下方へ向けて屈曲されている。ジョイ
ントブラケット14の中間部14Cの略中央部には、両
端部14A、14Bへ向けて延びる長孔16が穿設され
ており、この長孔16に挿入されたタッピン螺子18と
躯体10の上面10Aに埋設されたアンカープラグ19
によって、ジョイントブラケット14は躯体10に取付
けられるようになっている。
【0013】なお、ジョイントブラケット14と躯体1
0との間には、必要に応じてU字状のスペーサ17が挿
入可能になっている。
【0014】図2に示される如く、ジョイントブラケッ
ト14の両端部14A、14Bには、それぞれ上方へ且
つ互いに接近する方向へ傾斜した延設部14C、14D
が形成されており、これらの延設部14C、14Dの上
端部には、互いに接近する方向へ屈曲された取付部14
E、14Fが形成されている。なお、取付部14Fは、
段部により取付部14Eに比べ略板厚分高くなってい
る。
【0015】ジョイントブラケット14の取付部14
E、14Fの上面には、それぞれ両面テープ15が貼着
されており、これらの両面テープ15で後述するジョイ
ント部材20を保持するようになっている。
【0016】なお、図4に示される如く、笠木12のジ
ョイント部以外では、ジョイントブラケット14のみが
躯体10の上面10Aに取付けられている。この部位で
は、ジョイントブラケット14の取付部14E、14F
の上面にクッションゴム21を付着し、このクッション
ゴム21に笠木12の裏面12Aが当接するようになっ
ている。
【0017】図1に示される如く、ジョイントブラケッ
ト14の上部には、ジョイント部材20が配設されてい
る。ジョイント部材20の両端部20A、20Bは、そ
れぞれジョイントブラケット14の両端部14A、14
Bに沿って略下方へ向けて屈曲されている。ジョイント
部材20の幅方向(図1の矢印W方向)の両端部の上面
には、シール材としての帯状のシーラ22が夫々貼着さ
れている。
【0018】これらのシーラ22は、それぞれ隣接する
笠木12の端部下面12Aに当接し、ジョイント部から
の雨水の浸入を防止する構成になる。
【0019】図3に示される如く、笠木12の断面形状
は、開口部を下方へ向けたコ字状とされており、両側壁
部12B、12Cの下端部には、開口内側へ向けてフラ
ンジ12D、12Eが形成されている。これらのフラン
ジ12D、12Eが、ジョイントブラケット14の両端
部14A、14Bに係合することで、笠木12がジョイ
ントブラケット14に保持されるようになっている。
【0020】図1に示される如く、隣接する笠木12の
ジョイント部には、ジョイントカバー26が被されてい
る。このジョイントカバー26の断面形状は、開口部を
下方へ向けたコ字状とされており、両側壁部26A、2
6Bの下端部には、開口内側へ向けてフランジ26C、
26Dが形成されている。これらのフランジ26C、2
6Dが、笠木12の両側壁部12B、12Cに係合する
ことで、ジョイントカバー26が笠木12に保持される
ようになっている。なお、ジョイントカバー26の裏面
には、リブ28が形成されており、このリブ28が隣接
する笠木12の隙間に入いるようになっている。
【0021】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の笠木ジョイントの取付構造では、図1に示される如
く、躯体10の上面10Aにジョイントブラケット14
をタッピン螺子18で取付け、図2に示される如く、ジ
ョイントブラケット14の上にジョイント部材20を取
付ける。この時、ジョイントブラケット14の取付部1
4E、14Fの上面に貼着された両面テープ15にジョ
イント部材20が貼着する。
【0022】次に、笠木12をジョイントブラケット1
4に保持させる。この時、図3に示される如く、シーラ
22が笠木12の端部下面12Aに当接し、ジョイント
部からの雨水の浸入を防止する構成となる。また、図4
に示される如く、笠木12のジョイント部以外では、ク
ッションゴム21に笠木12の裏面12Aが当接し、笠
木12の水平レベルの調整が行われる。
【0023】最後に、隣接する笠木12のジョイント部
に、ジョイントカバー26を被せる。
【0024】従って、本実施例では、ジョイント部材2
0を取付けるためのジョイントブラケット14を、笠木
12のジョイント部以外で笠木12を支持するジョイン
トブラケット14(図4参照)の形状と同じにできる。
また、シーラ22を有するジョイント部材20を躯体1
0に直接固定せず、ジョイントブラケット14に保持す
るため、笠木12の水平レベルの調整が容易で、施工性
に優れている。また、笠木12のジョイント部にジョイ
ントブラケット14を一個配置すれば良いため、部品点
数が少なく、コストを低減できる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、躯体に複数の笠木を連続して
取付けるための笠木ジョイントの取付構造であって、笠
木のジョイント部の下面側に配設され笠木と当接するシ
ール材を有するジョイント部材と、ジョイント部材の下
部となる躯体の部位に取付けられジョイント部材を支持
するジョイントブラケットと、笠木のジョイント部を覆
うジョイントカバーと、を備えたとしたので、コストの
低減が可能で且つ、施工性に優れているという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る笠木ジョイントの取付
構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る笠木ジョイントの取付
構造のジョイント部の一部を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る笠木ジョイントの取付
構造のジョイント部を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る笠木ジョイントの取付
構造のジョイント部でない部位を示す断面図である。
【図5】従来例に係る笠木ジョイントの取付構造を示す
分解斜視図である。
【図6】他の従来例に係る笠木ジョイントの取付構造を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 躯体 12 笠木 14 ジョイントブラケット 20 ジョイント部材 22 シーラ(シール材) 26 ジョイントカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体に複数の笠木を連続して取付けるた
    めの笠木ジョイントの取付構造であって、前記笠木のジ
    ョイント部の下面側に配設され前記笠木と当接するシー
    ル材を有するジョイント部材と、前記ジョイント部材の
    下部となる前記躯体の部位に取付けられ前記ジョイント
    部材を支持するジョイントブラケットと、前記笠木のジ
    ョイント部を覆うジョイントカバーと、を備えたことを
    特徴とする笠木ジョイントの取付構造。
JP8956795A 1995-04-14 1995-04-14 笠木の取付構造 Expired - Fee Related JP3382055B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU713269B3 (en) * 1996-01-10 1999-11-25 Spacespan Australia Pty Ltd Rear receiver apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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