JPH08284342A - 無落雪屋根の横樋融雪構造 - Google Patents
無落雪屋根の横樋融雪構造Info
- Publication number
- JPH08284342A JPH08284342A JP11511995A JP11511995A JPH08284342A JP H08284342 A JPH08284342 A JP H08284342A JP 11511995 A JP11511995 A JP 11511995A JP 11511995 A JP11511995 A JP 11511995A JP H08284342 A JPH08284342 A JP H08284342A
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- Japan
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無落雪形屋根における融雪装置に関し、傾斜
した屋根面より積雪を横樋に導き、該横樋底部を効率よ
く加熱する手段を設けることにより積極的に融雪を促す
とともに、昼間の自然融雪水を確実に排水縦樋に導き、
すがもれを効率的に防止する。 【構成】 無落雪屋根の傾斜下端に該屋根の全長に渡っ
て設けられた横樋21と、該横樋底部にドレン口22を
介して連結された排水縦樋23と、該横樋底部に建物居
室の換気用排気熱を利用してその底部全長に渡って加熱
する手段が施されており、加熱手段は、横樋内底部に全
長に渡りドレン口を覆ってカバー体24が設けられ、該
カバー体はその両側縁に設けられた多数の切欠孔25を
有し、排水縦樋に居室内暖気の換気用送風機44を連結
して該居室内暖気を横樋内底部全域に送る構造。
した屋根面より積雪を横樋に導き、該横樋底部を効率よ
く加熱する手段を設けることにより積極的に融雪を促す
とともに、昼間の自然融雪水を確実に排水縦樋に導き、
すがもれを効率的に防止する。 【構成】 無落雪屋根の傾斜下端に該屋根の全長に渡っ
て設けられた横樋21と、該横樋底部にドレン口22を
介して連結された排水縦樋23と、該横樋底部に建物居
室の換気用排気熱を利用してその底部全長に渡って加熱
する手段が施されており、加熱手段は、横樋内底部に全
長に渡りドレン口を覆ってカバー体24が設けられ、該
カバー体はその両側縁に設けられた多数の切欠孔25を
有し、排水縦樋に居室内暖気の換気用送風機44を連結
して該居室内暖気を横樋内底部全域に送る構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無落雪屋根の融雪装置に
関し、特に傾斜した屋根面より積雪を横樋に導き、該横
樋底部を効率よく加熱する手段を設けることにより積極
的に融雪を促すとともに、昼間の自然融雪水を確実に排
水縦樋に導き、該融雪水の滞留により生ずる夜間等の急
冷による横樋底部及び屋根下方部表面での氷結部の成長
によって生ずる、いわゆる、すがもれを効率的に防止す
ることを特徴とする無落雪屋根融雪装置に関する。
関し、特に傾斜した屋根面より積雪を横樋に導き、該横
樋底部を効率よく加熱する手段を設けることにより積極
的に融雪を促すとともに、昼間の自然融雪水を確実に排
水縦樋に導き、該融雪水の滞留により生ずる夜間等の急
冷による横樋底部及び屋根下方部表面での氷結部の成長
によって生ずる、いわゆる、すがもれを効率的に防止す
ることを特徴とする無落雪屋根融雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、普通の屋根における積雪を温
風を用いて除去する手段は広く知られている。例えば図
4に示すごとき従来例(特開昭61−233158号公
報参照)においては、居室内12を暖房する器具の熱等
を利用するため、該熱源である暖房器具13等からの温
風を屋根裏11へ送風し、屋根裏面から徐々に屋根表面
10を加熱する。この場合、屋根表面に接触する積雪3
3あるいは屋根表面上に結氷した氷層の一部を融解する
ことにより、積雪を比較的簡単に滑落させて除去するこ
とが出来るものである。
風を用いて除去する手段は広く知られている。例えば図
4に示すごとき従来例(特開昭61−233158号公
報参照)においては、居室内12を暖房する器具の熱等
を利用するため、該熱源である暖房器具13等からの温
風を屋根裏11へ送風し、屋根裏面から徐々に屋根表面
10を加熱する。この場合、屋根表面に接触する積雪3
3あるいは屋根表面上に結氷した氷層の一部を融解する
ことにより、積雪を比較的簡単に滑落させて除去するこ
とが出来るものである。
【0003】しかしながら、無落雪形の屋根を有する建
物においては、一般的に該屋根の左右の傾斜面から徐々
に中央部の横樋に向かって集められる積雪を有効に除去
することは、その積雪の全てを融解させる必要から困難
な問題が有った。図5および図6には、本発明と同様の
無落雪形屋根における従来公知の融雪装置が開示されて
いる。(例えば実開昭63−110854号公報)この
例では、居室内12の暖房器具13の温風を積極的に横
樋21内に導くため、暖房機からの温風用配管14を排
水用縦樋23中を通して、その配管の端部を横樋21内
あるいは屋根表面に開口28させるものである。
物においては、一般的に該屋根の左右の傾斜面から徐々
に中央部の横樋に向かって集められる積雪を有効に除去
することは、その積雪の全てを融解させる必要から困難
な問題が有った。図5および図6には、本発明と同様の
無落雪形屋根における従来公知の融雪装置が開示されて
いる。(例えば実開昭63−110854号公報)この
例では、居室内12の暖房器具13の温風を積極的に横
樋21内に導くため、暖房機からの温風用配管14を排
水用縦樋23中を通して、その配管の端部を横樋21内
あるいは屋根表面に開口28させるものである。
【0004】この方法においては、暖房機から導かれた
温風が配管の開口部の近傍における氷雪を融解させる効
果はあるものの、きわめて極部的であり、特にすがもれ
の原因となる傾斜屋根下方域に延在する氷結部を効率良
く、完全に融解することは非常に困難であった。また、
該すがもれの原因となる氷結帯を完全融解するために
は、上記温風吐出用の配管開口を該氷結帯に沿って多数
配置する必要があり、構成が複雑となりきわめて非効率
であった。
温風が配管の開口部の近傍における氷雪を融解させる効
果はあるものの、きわめて極部的であり、特にすがもれ
の原因となる傾斜屋根下方域に延在する氷結部を効率良
く、完全に融解することは非常に困難であった。また、
該すがもれの原因となる氷結帯を完全融解するために
は、上記温風吐出用の配管開口を該氷結帯に沿って多数
配置する必要があり、構成が複雑となりきわめて非効率
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず、すがもれの原因
について図7により説明する。傾斜屋根10およびその
下方端部全長に渡って設けられた横樋21上に積もった
雪33は、昼間の太陽熱や屋内の暖房熱等で少しずつ融
けて、横樋21の一部に設けられたドレン口22を通し
て排水縦樋23から排水される。しかしながら、従来の
横樋にあっては、上記融雪水が横樋内の積雪に妨げられ
てドレン口22までスムーズに流れず、この状態で夜間
等に急冷されることにより該横樋底部において結氷30
を生ずる。
について図7により説明する。傾斜屋根10およびその
下方端部全長に渡って設けられた横樋21上に積もった
雪33は、昼間の太陽熱や屋内の暖房熱等で少しずつ融
けて、横樋21の一部に設けられたドレン口22を通し
て排水縦樋23から排水される。しかしながら、従来の
横樋にあっては、上記融雪水が横樋内の積雪に妨げられ
てドレン口22までスムーズに流れず、この状態で夜間
等に急冷されることにより該横樋底部において結氷30
を生ずる。
【0006】このような融解、氷結を繰り返しつつ、次
第に氷塊30が大きく成長し、屋根の下方端部全域に達
してしまうことになる。すると、該氷結域より上方の屋
根面で昼間の太陽熱で融解した多量の水31は上記氷結
域の氷層30に妨げられて横樋まで流下することなく、
氷結域の上方に水溜まり31を形成することになる。そ
して、この水溜まりの水が屋根面の一部から屋根裏に染
み出すもの32がすがもれである。
第に氷塊30が大きく成長し、屋根の下方端部全域に達
してしまうことになる。すると、該氷結域より上方の屋
根面で昼間の太陽熱で融解した多量の水31は上記氷結
域の氷層30に妨げられて横樋まで流下することなく、
氷結域の上方に水溜まり31を形成することになる。そ
して、この水溜まりの水が屋根面の一部から屋根裏に染
み出すもの32がすがもれである。
【0007】したがって、すがもれを防止するには、上
記横樋内部での排水を充分に行い、氷結層の発生を防止
することが重要であることが明らかとなった。そこで、
本発明は上記横樋内での排水を良好にするため、常時横
樋内に排水道を確保するとともに横樋内での雪塊および
氷塊を積極的に融かして排水するための、構成が簡単で
極めて経済的な横樋融雪構造を提供することにある。
記横樋内部での排水を充分に行い、氷結層の発生を防止
することが重要であることが明らかとなった。そこで、
本発明は上記横樋内での排水を良好にするため、常時横
樋内に排水道を確保するとともに横樋内での雪塊および
氷塊を積極的に融かして排水するための、構成が簡単で
極めて経済的な横樋融雪構造を提供することにある。
【0008】本発明の第1の目的は、横樋の底部を全面
に渡って積極的に加熱することにより該横樋内底部の氷
層および積雪を効率良く融かすとともに、横樋に設けら
れたドレン口が氷塊、雪塊等により塞がれるのを防止す
ることによって、昼間自然に融解した水を完全にドレン
口より排水し、すがもれの原因である屋根下方域での融
雪水の再氷結を防止することである。
に渡って積極的に加熱することにより該横樋内底部の氷
層および積雪を効率良く融かすとともに、横樋に設けら
れたドレン口が氷塊、雪塊等により塞がれるのを防止す
ることによって、昼間自然に融解した水を完全にドレン
口より排水し、すがもれの原因である屋根下方域での融
雪水の再氷結を防止することである。
【0009】また、第2の目的は上記横樋底部のみを居
室内の暖房排気や換気熱を利用して簡単に加熱する形式
の、熱の無駄のない融雪樋構造を提供することである。
さらに、第3の目的は、上記居室等からの排熱を利用す
る手段として、排熱を該横樋内底部全域に効率よく行渡
らせる構造が簡単で経済的な融雪樋を提供することであ
る。そして、さらに第4の目的は、居室等からの排熱を
利用する手段として該横樋底部裏面から全域に効率よく
熱を供給する、構造が簡単で経済的な融雪樋構造を提供
することである。
室内の暖房排気や換気熱を利用して簡単に加熱する形式
の、熱の無駄のない融雪樋構造を提供することである。
さらに、第3の目的は、上記居室等からの排熱を利用す
る手段として、排熱を該横樋内底部全域に効率よく行渡
らせる構造が簡単で経済的な融雪樋を提供することであ
る。そして、さらに第4の目的は、居室等からの排熱を
利用する手段として該横樋底部裏面から全域に効率よく
熱を供給する、構造が簡単で経済的な融雪樋構造を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1に記載
のごとく、居室内排熱により横樋底部を積極に加熱する
ことにより横樋内での氷結を防止し、その結果、横樋底
部に常時空間を確保し、屋根面での融雪水を完全にドレ
ン口を通して縦樋に流下させて氷結層の発生を防止する
ものである。また、請求項2に記載のごとく、横樋内底
面にカバー体をその全長に渡って設置し、該カバー体両
側縁部に設けられた多数の切欠孔から排気を徐々に送り
出すことにより該横樋内底部を加熱し、効率よく横樋底
部での氷結層の発生を防止するものである。さらに、請
求項3に記載のごとく、横樋底部裏面にその全長に渡っ
て換気用ダクトを形成し、常に横樋底部を加熱すること
により排熱を利用しながら効率よく氷結層の発生を防止
するものである。
のごとく、居室内排熱により横樋底部を積極に加熱する
ことにより横樋内での氷結を防止し、その結果、横樋底
部に常時空間を確保し、屋根面での融雪水を完全にドレ
ン口を通して縦樋に流下させて氷結層の発生を防止する
ものである。また、請求項2に記載のごとく、横樋内底
面にカバー体をその全長に渡って設置し、該カバー体両
側縁部に設けられた多数の切欠孔から排気を徐々に送り
出すことにより該横樋内底部を加熱し、効率よく横樋底
部での氷結層の発生を防止するものである。さらに、請
求項3に記載のごとく、横樋底部裏面にその全長に渡っ
て換気用ダクトを形成し、常に横樋底部を加熱すること
により排熱を利用しながら効率よく氷結層の発生を防止
するものである。
【0011】
【実施例】図1において、符号24は横樋21内底部に
縦樋23のドレン口22を覆うように該横樋21の全長
に渡って設置されたカバー体であり、該カバー体は断面
形状がほぼ弧状の樋型をしており、その両側縁部には全
長に渡って任意形状の切欠孔25を多数有している。
縦樋23のドレン口22を覆うように該横樋21の全長
に渡って設置されたカバー体であり、該カバー体は断面
形状がほぼ弧状の樋型をしており、その両側縁部には全
長に渡って任意形状の切欠孔25を多数有している。
【0012】また、符号44は、例えば室内換気用の送
風機を示しており、室内換気は配管45を通して縦樋2
3に送られるとともに、該縦樋のドレン口22からカバ
ー体24内に入り、その全長に渡って設けられた切欠孔
25から横樋21の内底部に満遍なく流出する。したが
って、該横樋21の全ての底部は常に雪塊又は氷塊が融
解されてドレン口22より排水されるので、どんなとき
でも該横樋内底部に融水の流出路26が確保されてい
る。
風機を示しており、室内換気は配管45を通して縦樋2
3に送られるとともに、該縦樋のドレン口22からカバ
ー体24内に入り、その全長に渡って設けられた切欠孔
25から横樋21の内底部に満遍なく流出する。したが
って、該横樋21の全ての底部は常に雪塊又は氷塊が融
解されてドレン口22より排水されるので、どんなとき
でも該横樋内底部に融水の流出路26が確保されてい
る。
【0013】図2は図1に示す実施例を用いた屋根にお
ける融雪状態を示しており、室内換気用送風機44から
の換気を配管45により縦樋23に送る。そして、ドレ
ン口22上を覆って設置されたカバー体24の切欠口2
5から満遍なく横樋21内に送出される。したがって、
横樋内底部は常に融雪されるとともに、カバー体内にも
常に通水路が確保されている。したがって、熱交換され
た後の7℃〜9℃程度の室内換気であっても有効に横樋
内底部の融雪が可能であり、カバー体内部の空間とあい
まって、確実に導水路が保たれる。
ける融雪状態を示しており、室内換気用送風機44から
の換気を配管45により縦樋23に送る。そして、ドレ
ン口22上を覆って設置されたカバー体24の切欠口2
5から満遍なく横樋21内に送出される。したがって、
横樋内底部は常に融雪されるとともに、カバー体内にも
常に通水路が確保されている。したがって、熱交換され
た後の7℃〜9℃程度の室内換気であっても有効に横樋
内底部の融雪が可能であり、カバー体内部の空間とあい
まって、確実に導水路が保たれる。
【0014】図3は、本発明の他の実施例を示し、横樋
21の底部裏面47を覆うように居室内暖気の換気通路
であるダクト43が設けられている。該ダクトには室内
換気用送風機44から配管45を介して暖気が送り込ま
れる。そして、この暖気は横樋内底部の雪塊又は氷塊を
解かしながら該横樋底部裏面に沿って該ダクト43の側
端まで流れ、換気孔46から屋外に排気される。したが
って、横樋内底部は常に融雪されて排水路が常時確保さ
れている。
21の底部裏面47を覆うように居室内暖気の換気通路
であるダクト43が設けられている。該ダクトには室内
換気用送風機44から配管45を介して暖気が送り込ま
れる。そして、この暖気は横樋内底部の雪塊又は氷塊を
解かしながら該横樋底部裏面に沿って該ダクト43の側
端まで流れ、換気孔46から屋外に排気される。したが
って、横樋内底部は常に融雪されて排水路が常時確保さ
れている。
【0015】
【効果】本発明の第1の効果は、ボイラーの排熱や居室
の換気排熱等を有効に利用して、経済的に無落雪屋根の
すがもれを防止することができることである。また、第
2の効果は、居室の換気排熱等を無落雪屋根の横樋内底
部全長に渡って有効に伝達することにより、簡単な構造
で経済的かつ確実にすがもれの原因を除去できることで
ある。さらに、第3の効果は居室用暖房排気等の少ない
熱量を横樋底部裏面に有効に伝達することにより、排水
路の確保に必要な部分のみを加熱することで十分にすが
もれの原因を除去できる点である。
の換気排熱等を有効に利用して、経済的に無落雪屋根の
すがもれを防止することができることである。また、第
2の効果は、居室の換気排熱等を無落雪屋根の横樋内底
部全長に渡って有効に伝達することにより、簡単な構造
で経済的かつ確実にすがもれの原因を除去できることで
ある。さらに、第3の効果は居室用暖房排気等の少ない
熱量を横樋底部裏面に有効に伝達することにより、排水
路の確保に必要な部分のみを加熱することで十分にすが
もれの原因を除去できる点である。
【0016】
【図1】本発明の無落雪屋根における横樋内底部を加熱
する手段として、該横樋底部にドレン口を覆うように横
樋全長にカバー体を設けた実施例の概略図である。
する手段として、該横樋底部にドレン口を覆うように横
樋全長にカバー体を設けた実施例の概略図である。
【図2】図1に示す本発明の無落雪屋根における横樋内
底部に、居室用暖房排気をカバー体を介して送風した時
の融雪状態を示す概念図である。
底部に、居室用暖房排気をカバー体を介して送風した時
の融雪状態を示す概念図である。
【図3】本発明の無落雪屋根における、横樋底部裏面を
覆う暖気通路であるダクトを設けた実施例の概略図であ
る。
覆う暖気通路であるダクトを設けた実施例の概略図であ
る。
【図4】従来の一般屋根における融雪構造を示す概念略
図である。
図である。
【図5】従来公知の無落雪屋根用融雪構造を示す概略図
である。
である。
【図6】図5に示す従来例における融雪構造断面図であ
る。
る。
【図7】従来公知の融雪構造を有する無落雪屋根におけ
る、すがもれ発生のメカニズムを解説する概略図であ
る。
る、すがもれ発生のメカニズムを解説する概略図であ
る。
10 屋根面 21 横樋 22 排水縦樋のドレン口 23 排水縦樋 24 カバー体 25 カバー体側縁切欠孔 30 氷結層 31 融水溜まり 43 ダクト 44 室内換気用送風機 45 配管 46 換気孔
Claims (3)
- 【請求項1】 無落雪屋根の傾斜下端に該屋根の全長に
渡って設けられた横樋と、該横樋底部にドレン口を介し
て連結された排水縦樋とから成り、 該横樋底部に建物居室の換気用排気熱を利用してその底
部全長に渡って加熱する手段が施されていることを特徴
とする無落雪屋根の横樋融雪構造。 - 【請求項2】 加熱手段は、横樋内底部には全長に渡り
ドレン口を覆ってカバー体が設けられ、該カバー体はそ
の両側縁に設けられた多数の切欠孔を有し、排水縦樋に
居室内暖気の換気用送風機を連結して該居室内暖気を横
樋内底部全域に送る構造であることを特徴とする請求項
1に記載の無落雪屋根の横樋融雪構造。 - 【請求項3】 加熱手段は、横樋底部裏面の全長を覆う
換気用ダクトと、該ダクトに居室内暖気の換気用送風機
を連結して構成されていることを特徴とする請求項1に
記載の無落雪屋根の横樋融雪構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11511995A JPH08284342A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 無落雪屋根の横樋融雪構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11511995A JPH08284342A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 無落雪屋根の横樋融雪構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08284342A true JPH08284342A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14654728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11511995A Pending JPH08284342A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 無落雪屋根の横樋融雪構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08284342A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100491962B1 (ko) * | 2004-12-23 | 2005-05-30 | 주식회사 정림건축종합건축사사무소 | 건축물 배수관 동파 방지용 열송풍 장치 설치 구조 |
JP2006044151A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Canon Finetech Inc | インクジェットプリンタ |
WO2011093679A3 (ko) * | 2010-02-01 | 2012-01-05 | Lee Kwang Ho | 베란다배수관결빙방지장치 및 베란다배수관결빙방지용 열풍밀착장치 |
JP2014081099A (ja) * | 2012-10-15 | 2014-05-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 地中熱利用の換気システムを用いた融雪装置 |
RU179864U1 (ru) * | 2017-12-05 | 2018-05-28 | Дмитрий Сергеевич Скотников | Устройство для удаления льда и снега с крыши здания |
RU192319U1 (ru) * | 2019-06-28 | 2019-09-12 | Федеральное государственное бюджетное учреждение "Научно-исследовательский институт строительной физики Российской академии архитектуры и строительных наук" (НИИСФ РААСН) | Устройство для предотвращения образования ледяных наростов на крышах |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP11511995A patent/JPH08284342A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044151A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Canon Finetech Inc | インクジェットプリンタ |
KR100491962B1 (ko) * | 2004-12-23 | 2005-05-30 | 주식회사 정림건축종합건축사사무소 | 건축물 배수관 동파 방지용 열송풍 장치 설치 구조 |
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