JPH08283162A - ミネラル吸収促進剤 - Google Patents

ミネラル吸収促進剤

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JPH08283162A
JPH08283162A JP7083728A JP8372895A JPH08283162A JP H08283162 A JPH08283162 A JP H08283162A JP 7083728 A JP7083728 A JP 7083728A JP 8372895 A JP8372895 A JP 8372895A JP H08283162 A JPH08283162 A JP H08283162A
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JP
Japan
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sialyllactose
mineral absorption
absorption promoter
calcium
iron
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JP7083728A
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Shuichi Yanagidaira
修一 柳平
Norinobu Matsubara
範宜 松原
Yoshihiro Ikeuchi
義弘 池内
Kyoko Yabe
恭子 矢部
Hidetoshi Ishikawa
秀敏 石川
Takeshi Kato
健 加藤
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シアリルラクトース又はその酸付加塩を有効
成分とするミネラル吸収促進剤を提供する。 【構成】 乳などに含まれているNeu5Acα2−3
Galβ1−4GlcやNeu5Acα2−6Galβ
1−4Glcなどの一般式で表されるシアリルラクトー
ス又はその酸付加塩をミネラル吸収剤の有効成分として
用いる。 【効果】 このミネラル吸収剤を飲食品や医薬品として
摂取することにより、骨粗鬆症や鉄欠乏貧血などの症状
を改善することが可能となる。また、家畜用飼料などに
配合することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シアリルラクトース又
はその酸付加塩を有効成分とするミネラル吸収促進剤に
関する。本発明のミネラル吸収促進剤は、食品、医薬及
び飼料の分野で利用することができる。
【0002】
【従来の技術】シアリルラクトースについては、乳中に
微量に存在し、感染防御活性を有することが知られてい
る。そして、この感染防御活性を利用したシアル酸類配
合粉乳[特開昭 61-152233号公報] やシアル酸類を活性
成分とする食品添加剤 [特開昭62-208261号公報] など
が知られており、シアリルラクトースを1〜10mg重量%
(シアル酸として50〜 500mg%) 添加して、感染防御効
果を発揮させている。
【0003】一方、日本人のカルシウム摂取量は、長年
に渡り栄養必要量を下回っている現状にあり、カルシウ
ム吸収の良好なカルシウム剤の摂取が望まれる。しか
し、日本人の平均的な食習慣では充分なカルシウム量を
含有する献立を継続することは相当の努力を要する。こ
のような状況から、カルシウム吸収を促進させる食品や
医薬品の開発が望まれている。すなわち、食事からのカ
ルシウム摂取量が少なくても、カルシウム吸収率を上昇
させることにより、カルシウム吸収量を確保するという
ことの意義は大きいといえる。なお、現在までに糖質と
しては、乳糖、ラクチュロース、あるいは、一部のオリ
ゴ糖類にカルシウムの吸収促進効果が知られている。
【0004】また、出血や鉄欠乏などによる貧血の治療
や改善には、クエン酸鉄、ピロリン酸鉄、塩化鉄、硫酸
鉄などの鉄剤及びビタミンB12製剤が用いられている。
しかし、これらの鉄剤は体内の吸収率が非常に低いため
比較的多量に摂取しなければならないが、経口の場合、
鉄剤を多量に摂取すると消化管壁の出血や様々な副作用
(吐気、むかつき、便秘など)を引き起こすという問題
がある。
【0005】さらに、亜鉛、銅、マグネシウムなどのミ
ネラル類も日本人にとって不足しがちであり、栄養上改
善が望まれている。したがって、摂取したミネラルの吸
収性を改善する物質が望まれている現状にある。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】本発明者らは、上
述の状況に鑑み、ミネラルの吸収性を促進する物質につ
いて鋭意研究を進めたところ、乳などに存在するシアリ
ルラクトースがミネラルの吸収を促進する効果を有する
ことを見出し、また、このシアリルラクトースの酸付加
塩についても同等の効果を有することを確認して本発明
を完成するに至った。したがって、本発明は、シアリル
ラクトース又はその酸付加塩を有効成分とするミネラル
吸収促進剤を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のミネラル吸収促
進剤の有効成分として用いるシアリルラクトースは、乳
糖のガラクトースにN−アセチルノイラミン酸が1分子
結合したオリゴ糖であり、主に一般式Neu5Acα2
−3Galβ1−4Glcで示される化合物や一般式N
eu5Acα2−6Galβ1−4Glcで示される化
合物である。(ただし、Neu5AcはN−アセチルノ
イラミン酸を、Galはガラクトースを、Glcはグル
コースをそれぞれ表す。)
【0008】そして、この構造から明らかなように分子
内にカルボン酸を有するので、カルシウム、マグネシウ
ム、鉄などの酸付加塩も調製することができる。
【0009】このシアリルラクトースの原料としては、
乳や脱脂乳、さらには、チーズを製造する際に副生され
るホエーなどを利用することができる。そして、これら
の原料からシアリルラクトースを調製するには、限外濾
過(UF)膜で蛋白質や脂質を除去した後、陰イオン交
換樹脂処理により樹脂に吸着しない乳糖を除去し、樹脂
に吸着したシアリルラクトースを適当な濃度の塩溶液で
溶出し、脱塩すれば良い。
【0010】本発明者らは、シアリルラクトースのミネ
ラル吸収促進効果を初めて見出し、本発明のミネラル吸
収促進剤を得た。ミネラルは、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛、鉄及び銅など生体にとって必要なものであ
り、本発明のミネラル吸収促進剤は、これらのミネラル
の一部又は全部を対象としている。
【0011】本発明のミネラル吸収促進剤は、糖衣錠や
タブレットなどの錠剤、顆粒剤、液剤、カプセルなどと
して経口的に摂取することができる。また、各種飲食
品、例えば、発酵乳、飲料、チーズ、ゼリー、パン、麺
類、スープ、ソーセージ、キャンディー、ガムなどに添
加することにより摂取することができる。さらに、家畜
用飼料などに添加して用いることもできる。
【0012】また、シアリルラクトース又はその酸付加
塩にミネラル吸収促進効果を発揮させるためには、成人
男子の場合、10mg/kg体重/日以上、望ましくは、30mg
/kg体重/日〜 100mg/kg体重/日が適量である。すな
わち、10mg/kg体重/日未満の摂取量では殆ど効果が認
められず、 100mg/kg体重/日以上では何ら障害は無い
が効果の顕著な上昇は見られない。したがって、シアリ
ルラクトース又はその酸付加塩を上記の摂取量となるよ
う医薬品、飲食品、飼料などに添加して用いれば良い。
【0013】以下に参考例、試験例及び実施例を示し、
本発明を具体的に説明する。
【参考例1】チーズホエー粉 250kgを10%濃度となるよ
うに溶解した後、限外濾過(UF)膜を装着した装置で
蛋白質を除去し、この溶液を脱塩樹脂(カチオン交換樹
脂:C-225、ロームアンドハース社製、アニオン交換樹
脂:IRA410、オルガノ社製)に通液して塩類を除去した
後、溶出液の濃度が30%となるように減圧濃縮し、シー
ディングにより乳糖を結晶化させて除去した。この乳糖
結晶母液を陰イオン交換樹脂 Dowex1x4 100〜200 メッ
シュ(ダウ・ケミカル社製、酢酸型)に導き、シアリル
ラクトースを樹脂に吸着させた後、充分量の水で樹脂を
洗浄し、乳糖を分離した。樹脂に吸着したシアリルラク
トースは、0.1M酢酸ナトリウムで溶出し、さらに、この
溶出液から電気透析装置(TS-2-10、カチオン側:CMX 、
アニオン側:AMX 、トクヤマ社製)で酢酸ナトリウムを
除去した。そして、この溶液を凍結乾燥し、純度93%の
シアリルラクトース200gを得た。
【0014】
【参考例2】参考例1のようにして得られたシアリルラ
クトースを10%濃度となるように水に溶解し、塩酸を加
えてpHを 3.0に調整した後、水酸化カルシウム溶液を加
えてpHを 7.5に調整することにより、シアリルラクトー
スのカルシウム塩を得た。このシアリルラクトースのカ
ルシウム塩は、カルシウムを3%含有しており、ミネラ
ル吸収促進剤の有効成分として用いることができる。
【0015】
【試験例1】参考例1で得られたシアリルラクトース
(SL)について、ミネラルの吸収促進効果を確認し
た。実験動物として8週齢のSD系雄ラットを用い、1
群6匹で行った。実験食は、表1に示した配合のものを
用いた。
【0016】
【表1】 ──────────────────────────────────── 対照群 乳糖投与群 SL投与群 ──────────────────────────────────── カゼイン 20.0(g/100g) 20.0(g/100g) 20.0(g/100g) コーンスターチ 65.2 60.2 60.2 セルロース 5.0 5.0 5.0 コーンオイル 5.0 5.0 5.0 ビタミンミックス 1.0 1.0 1.0 メチオニン 3.5 3.5 3.5 DL−メチオニン 0.3 0.3 0.3 乳糖 − 5.0 − シアリルラクトース(SL) − − 5.0 ────────────────────────────────────
【0017】また、各実験食の成分組成を表2に示し
た。
【0018】
【表2】 ──────────────────────────────────── 対照群 乳糖投与群 SL投与群 ──────────────────────────────────── 糖質 63.19(g/100g) 64.19(g/100g) 64.09(g/100g) 蛋白質 17.45 17.39 17.31 脂肪 5.45 5.58 5.45 水分 10.82 9.81 10.10 灰分 3.09 3.03 3.05 ナトリウム 109 (mg/100g) 108 (mg/100g) 97 (mg/100g) カリウム 350 350 350 カルシウム 580 590 590 マグネシウム 41 42 42 鉄 3.8 3.9 4.0 亜鉛 3.6 3.7 3.6 銅 0.55 0.55 0.56 マンガン 4.7 5.0 5.0 リン 600 610 610 ────────────────────────────────────
【0019】ミネラル吸収率の評価は、実験食投与1週
目に糞便と尿を採取し、排泄されるカルシウム量及びマ
グネシウム量を測定することにより行った。また、比較
例として、カルシウムの吸収促進効果を有する乳糖につ
いても同様の試験を行った。なお、ミネラル吸収率につ
いては、以下の数式により算出した。 ミネラル吸収率(%)={(飼料摂取ミネラル量)−
(糞便排泄ミネラル量)}÷(飼料摂取ミネラル量)×
100
【0020】その結果を図1に示した。本発明のシアリ
ルラクトースは、カルシウム吸収物質として知られてい
る乳糖に比べて、カルシウムやマグネシウムなどのミネ
ラル吸収を促進させた。
【0021】
【試験例2】体重45〜50g の21日齢ウィスター系ラット
に、除鉄食(鉄含量0.25mg/100g飼料、オリエンタル酵
母社製)を3週間投与し、血中ヘモグロビン値が7g/10
0ml以下の貧血ラットを作成した。動物実験は1群6匹
とし、下記の試験飼料を1ml/日、6週間強制経口投与
した。 試験群1:除鉄食のみ 試験群2:除鉄食+硫酸第一鉄 (鉄:0.2mg)/ml 試験群3:除鉄食+硫酸第一鉄 (鉄:0.2mg)/ml+シア
リルラクトース 200mg/ml 試験群4:除鉄食+硫酸第一鉄 (鉄:0.2mg)/ml+乳糖
200mg/ml
【0022】試験試料投与後6週間目に尾静脈より採血
し、自動血球計測装置(東亜医用電子社製)でヘモグロ
ビン値を測定した。その結果を表3に示す。
【0023】
【表3】 ────────────────────────── ヘモグロビン値(平均値±標準偏差) ────────────────────────── 試験群1 5.2±0.3 (g/ml) 試験群2 10.5±0.8 試験群3 14.2±1.0 試験群4 11.9±0.9 ──────────────────────────
【0024】このように、シアリルラクトースは貧血治
療促進効果を示し、その効果は無機鉄である硫酸第一鉄
を単独で投与するよりも優れていることが判った。
【0025】
【実施例1】日本薬局方の内服用ゼラチンカプセル00
0号にシアリルラクトースを1g充填し、ミネラル吸収促
進効果を有する医薬品を製造した。
【0026】
【実施例2】常法に従い、下記の組成の本発明のシアリ
ルラクトースを有効成分とするミネラル吸収促進剤を配
合した飲料を製造した。 異性化糖 10.0(重量%) 果汁 30.0 クエン酸 0.5 シアリルラクトース 0.2 ビタミンC 0.02 香料 0.1 水 59.2
【0027】
【実施例3】脱脂粉乳3kgに温水19.4kgを加えて撹拌溶
解し、95℃で10分間殺菌した後、42℃まで冷却した。こ
の還元脱脂乳にラクトバチルス・ブルガリクス(Lactoba
cillus bulgaricus)とストレプトコッカス・サーモフィ
ルス(Streptococcus thermophilus)の混合スターターMR
C-32を接種し、42℃で4時間発酵して培養物を調製し
た。一方、水 7.3kgに異性化糖5kg、ペクチン125g、シ
アリルラクトース110gを加えて撹拌溶解し、90℃で10分
間殺菌した後、10℃まで冷却して糖質溶液を調製した。
そして、この培養物に糖質溶液を撹拌しながら添加し、
均一に混合した後、ホモゲナイザーで均質化し、1リッ
トル容量の紙容器に充填してドリンクヨーグルトを調製
した。
【0028】
【実施例4】常法に従い、下記の組成の本発明のシアリ
ルラクトースを有効成分とするミネラル吸収促進剤を配
合したドッグフードを製造した。 大豆粕 13.7(重量%) 脱脂粉乳 14.0 大豆油 4.0 コーン油 2.0 ラード 2.0 デンプン 27.2 小麦粉 15.0 フスマ 8.0 ビタミン混合物 2.0 ミネラル混合物 9.0 セルロース 2.3 シアリルラクトース 0.2
【0029】なお、ビタミン混合物は、ビタミンA 1,5
00IU、ビタミンD3300IU、ビタミンE 6.8mg、ビタミン
16.9mg、ビタミンB20.4mg、ビタミンB60.5mg、ビタ
ミンB12 3.4mg、ビタミンC50mg、パントテン酸 4.0n
g、葉酸 0.2mg、コリン 200mg、ビオチン24.4μg 、イ
ノシトール50mg、ナイアシン10.5mgにショ糖を加え全量
を2gとしたものを用いた。また、ミネラル混合物は、炭
酸カルシウム3.0g、リン酸二水素カリウム2.0g、リン酸
二水素ナトリウム1.5g、酸化マグネシウム0.5g、炭酸マ
ンガン40mg、デヒドロアスコルビン酸鉄30.0mg、酸化亜
鉛10.0mg、炭酸カルシウム5mg、ヨウ素酸カリウム0.65
mg、セレン酸ナトリウム5水和物0.05mg、クロム硫酸カ
リウム12水和物 5.0mgにショ糖を加え全量を9gとした
ものを用いた。
【0030】
【発明の効果】本発明のシアリルラクトース又はその酸
付加塩を有効成分とするミネラル吸収促進剤は、食餌性
因子によりミネラル摂取の改善を行うものであり、飲食
品や医薬品として摂取することにより、骨粗鬆症や鉄欠
乏貧血などの症状を改善することができる。また、家畜
用飼料などに配合することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例1におけるカルシウム及びマグネシウム
の吸収率を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 健 埼玉県川越市新宿町5−11−3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアリルラクトース又はその酸付加塩を
    有効成分とするミネラル吸収促進剤。
  2. 【請求項2】 一般式Neu5Acα2−3Galβ1
    −4Glcで示されるシアリルラクトース及び/又は一
    般式Neu5Acα2−6Galβ1−4Glcで示さ
    れるシアリルラクトースである請求項1記載のミネラル
    吸収促進剤。(ただし、Neu5AcはN−アセチルノ
    イラミン酸を、Galはガラクトースを、Glcはグル
    コースをそれぞれ表す。)
JP7083728A 1995-04-10 1995-04-10 ミネラル吸収促進剤 Pending JPH08283162A (ja)

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