JPH08282306A - 排気管支持ブラケット - Google Patents

排気管支持ブラケット

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JPH08282306A
JPH08282306A JP7115100A JP11510095A JPH08282306A JP H08282306 A JPH08282306 A JP H08282306A JP 7115100 A JP7115100 A JP 7115100A JP 11510095 A JP11510095 A JP 11510095A JP H08282306 A JPH08282306 A JP H08282306A
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JP
Japan
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exhaust pipe
pipe support
support bracket
pipe supporting
shape
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JP7115100A
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English (en)
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Yukio Tanaka
幸男 田中
Takeo Kikko
猛夫 橘高
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性が高くかつ製造容易な、車両の排気管支
持ブラケットを提供する。 【構成】 排気管を支持する排気管支持部31と車体に
取付けられる取付け部33を備えた一体成形の排気管支
持ブラケット3において、上記排気管支持部31をスト
レートな管状に形成し、上記取付け部33を上記排気管
支持部31の一端から徐々に幅が拡大する扇形の凸面に
形成するとともに端縁34を凸面から立上がるフランジ
状に形成し、上記端縁34を車体に固定する構造とす
る。排気管支持ブラケット3は、1枚の板金からプレス
加工等により製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の排気管支持ブラケ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】車体の下部に配設された排気管は、一端
がエンジン側に接続、支持され、他端は車体側に支持さ
れている。車体には排気管支持ブラケットが取付けら
れ、排気管の他端を支持している。
【0003】図3は従来の排気管支持ブラケットの代表
例を示すもので、排気管支持ブラケット1は、L字形に
成形した丸棒の排気管支持部11と、縦溝を有する平板
状の取付け部13で構成され、排気管支持部11と取付
け部13とは排気管支持部11の縦片を取付け部13の
縦溝に嵌め込み溶接することで一体化されている。
【0004】この排気管支持ブラケット1は、図4に示
すように取付け部13と車体側のサイドメンバー5をス
ポット溶接することによりサイドメンバー5に取付けら
れる。一方、排気管に設けたマフラー6の端面に支軸7
1を備えたブラケット7を取付け、2つの貫通孔を備え
た厚肉のゴム部材8の貫通孔にそれぞれ排気管支持ブラ
ケット1の排気管支持部11と、ブラケット7の支軸7
1を圧入せしめることで、マフラー6と一体に排気管を
吊下げ、支持している。
【0005】この排気管支持ブラケット1は、L字に曲
げた丸棒と、縦溝を有する平板の2つの部材から構成さ
れていること、およびこの2つの部材を溶接により接続
することから、製造コストが高い。そこで図5に示す排
気管支持ブラケット2のように、管状の排気管支持部2
1と、平板状で外周にフランジを形成した取付け部23
とからなり、1枚の板金をプレス型を用いてプレス加工
することで製造コストの低減を図ったものがある。
【0006】ところで、排気管支持ブラケットには、車
体や排気管を介してロードノイズやエンジンの振動が伝
わる。車両の走行状態によっては、この振動等により、
排気管支持ブラケットにかなり大きな荷重が加わる。こ
れを支える強度を確保するため、排気管支持ブラケット
の剛性を十分高くする必要がある。また上記振動等によ
り、排気管支持ブラケットが共振し、共振による騒音が
発生するおそれがあり、それを防止するためにも剛性は
十分高くする必要がある。
【0007】しかしながら、上記従来の排気管支持ブラ
ケットは、いずれも排気管の荷重を車体に溶接された平
板状の取付け部から横に伸びた直線状の排気管支持部が
支持している。このため剛性を保つには限界があり、排
気管支持ブラケットの材質等の変更や溶接の強化等の対
策では、十分な効果を望めない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の問題点に鑑みなされたもので、剛性が高くかつ低コス
トで製造できる排気管支持ブラケットを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1(A)に
示すように排気管を支持する排気管支持部31と車体に
取付けられる取付け部33を備えた一体成形の排気管支
持ブラケット3において、上記排気管支持部31をスト
レートな管状に形成し、上記取付け部33を上記排気管
支持部31の一端から徐々に幅が拡大する扇形の凸面に
形成するとともに端縁34を凸面から立ち上がるフラン
ジ状に形成し、上記端縁34を車体に固定する構造とし
た(請求項1)。
【0010】上記取付け部33は、例えば半割り円錘形
状とする(請求項2)。
【0011】
【作用】本発明の排気管支持ブラケット3においては、
車体から扇形凸面状に延出した取付け部33は、変形し
にくく剛性があり、排気管支持部31は上記取付け部3
3が車体からせり出している分、その長さを短くするこ
とができ、ストレートな管状に伸びた先端に加わる排気
管の荷重に対して剛性を保つことができる。しかして排
気管支持ブラケット3全体の剛性が高くなる。この排気
管支持ブラケットは一定の形状に打抜いた1枚の板金を
プレス加工するのみで容易に成形することができる。
【0012】
【実施例】本発明の排気管支持ブラケットを図1(A)
に示す。排気管支持ブラケットは、図1(B)に示す1
枚の板金4をプレス加工したものであって、ストレート
な管状の排気管支持部31と、その基部から徐々に幅が
広がって上側に膨出する凸面をなす半割り円錘状の取付
け部33を備え、取付け部33の円弧状の端縁は上記凸
面側に立上がり上記排気管支持部31に垂直な面をなす
フランジ部34としてある。排気管支持部31の先端は
拡径したこぶ状のストッパ32としてある。
【0013】排気管支持ブラケット3をその製造方法と
ともに更に詳細に説明する。図1(B)に示すように先
端部41を帯状に、基端部42を扇状に打抜いた1枚の
平板状の板金4を準備する。先ず基端部42を先端部4
1から傾斜状に立上がる凸面にプレス加工して半割り円
錘状となし、その円弧状の端縁を曲げ加工して、凸面側
に立上がるフランジ部34とすることで取付け部33を
形成する。次に上記先端部41を、上記取付け部33と
同じ側が凸面となるように樋状にU曲げし、それを管状
になるように樋状部の端縁をさらに絞り加工して排気管
支持部31を形成する。この端縁絞り加工時に、これと
連なる上記取付け部33の両側の側縁も絞り加工され
る。上記排気管支持部31の先端部をこぶ状に加工して
ストッパ32を形成することで加工が完成する。
【0014】このように加工された排気管支持ブラケッ
ト3は図2に示すように上記フランジ部34をサイドメ
ンバー5の縦壁にスポット溶接して固定する。固定する
位置は、サイドメンバー5にバルクヘッド9を設けて、
その近傍位置とすることが望ましく、これにより排気管
支持ブラケット3に伝達する振動を抑制することができ
る。
【0015】排気管の途中に設けたマフラー6の端面に
は先細り形状のブラケット7が溶接してあり、このブラ
ケット7の先端には支軸71が突設してある。この支軸
71と排気管支持ブラケット3の排気管支持部31を平
行に配し、これ等をそれぞれ2つの貫通孔を設けた厚肉
のゴム部材8の各貫通孔に圧入する。この場合、上記排
気管支持部31の先端および上記支軸71の先端に形成
したこぶ状のストッパ32、72は抜け止めの役割をな
す。しかして、排気管はマフラー6と一体にゴム部材8
を介して排気管支持ブラケット3に支持固定される。
【0016】排気管支持ブラケット3は、取付け部33
がサイドメンバー5から半割り円錘状にせり出している
ので取付け部33の先端に加わる力に対して変形しにく
く剛性がある。これに連なる排気管支持部31は上記取
付け部33がサイドメンバー5からせり出している分、
その長さを短くすることができ、管状に伸びた先端に加
わる排気管の荷重に対して剛性を保つことができる。し
かして排気管支持ブラケット3は全体として剛性が高
く、これにより、マフラー6からの排気管の荷重に対し
て強度的に強いものとすることができる。併せて、サイ
ドメンバー5等から伝達する振動に排気管支持ブラケッ
ト3が共振して騒音や振動が発生するのを低減すること
ができる。また、このような排気管支持ブラケット3を
製造するには、部品として一定の形状に打抜いた板金を
用意し曲げ加工のみで成形することができるため、低コ
ストで製造することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の排気管支持ブラ
ケットにおいては、剛性を高めて強度を上げるととも
に、騒音や振動を低減することができる。また本発明の
排気管支持ブラケットは1枚の板金を加工することで容
易かつ低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の排気管支持ブラケットの
斜視図であり、図1(B)は本発明の排気管支持ブラケ
ットが成形される板金の平面図である。
【図2】本発明の排気管支持ブラケットに排気管が支持
される態様を示す図である。
【図3】従来の排気管支持ブラケットの斜視図である。
【図4】従来の排気管支持ブラケットに排気管が支持さ
れる態様を示す図である。
【図5】従来の別の排気管支持ブラケットの斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 本発明の排気管支持ブラケット 31 排気管支持部 33 取付け部 34 端縁(フランジ部) 4 ブラケット成形用板金 41 先端部 42 基端部 5 サイドメンバー(車体) 6 マフラー(排気管)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管を支持する排気管支持部と車体に
    取付けられる取付け部を備えた一体成形の排気管支持ブ
    ラケットにおいて、上記排気管支持部を、ストレートな
    管状に形成し、上記取付け部を、上記排気管支持部の一
    端から徐々に幅が拡大する扇形の凸面に形成するととも
    に端縁を凸面から立上がるフランジ状に形成し、上記端
    縁を車体に固定する構造とした車両の排気管支持ブラケ
    ット。
  2. 【請求項2】 上記取付け部が半割り円錘形状をなす請
    求項1記載の車両の排気管支持ブラケット。
JP7115100A 1995-04-17 1995-04-17 排気管支持ブラケット Expired - Fee Related JP3047774B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017166159A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 Jfe建材株式会社 ブラケット及び防護柵
CN107654281A (zh) * 2017-10-30 2018-02-02 潍柴动力股份有限公司 一种涡后排气管支架及涡后排气管总成

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