JPH08282149A - 本 - Google Patents
本Info
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- JPH08282149A JPH08282149A JP11632995A JP11632995A JPH08282149A JP H08282149 A JPH08282149 A JP H08282149A JP 11632995 A JP11632995 A JP 11632995A JP 11632995 A JP11632995 A JP 11632995A JP H08282149 A JPH08282149 A JP H08282149A
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- JP
- Japan
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- cover
- text
- adhered
- book
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上製本の単価を安くすることができ、並製本
にコストを掛けずに高級感を持たせることができる本を
提供すること。 【構成】 本発明に係る本1は、本文2と、1枚の見返
し3と、表紙4とで構成されている。本文2は多数の折
り丁5から構成されている。1枚の見返し3は、背部3
02と、背部302の両側から側方に延在する表部30
4及び裏部306からなる。表紙4は、表表紙401、
背表紙402及び裏表紙403からなる。そして、本文
2の背202と見返し3の背部302は、従来の並製本
と同様に、無線綴じにより綴じられる。また、表表紙4
01の内面401Aと見返し3の表部304の外面30
4Aとが、また、裏表紙403の内面403Aと見返し
3の裏部306の外面306Aとが接着され、これによ
り本1が構成される。
にコストを掛けずに高級感を持たせることができる本を
提供すること。 【構成】 本発明に係る本1は、本文2と、1枚の見返
し3と、表紙4とで構成されている。本文2は多数の折
り丁5から構成されている。1枚の見返し3は、背部3
02と、背部302の両側から側方に延在する表部30
4及び裏部306からなる。表紙4は、表表紙401、
背表紙402及び裏表紙403からなる。そして、本文
2の背202と見返し3の背部302は、従来の並製本
と同様に、無線綴じにより綴じられる。また、表表紙4
01の内面401Aと見返し3の表部304の外面30
4Aとが、また、裏表紙403の内面403Aと見返し
3の裏部306の外面306Aとが接着され、これによ
り本1が構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上製本の単価を安くで
き、また、並製本に高級感を持たせることができる本に
関する。
き、また、並製本に高級感を持たせることができる本に
関する。
【0002】
【従来の技術】製本の様式から本を分類すると、大きく
分けて上製本と並製本に分類される。上製本は、背が綴
じられた本文と、2枚の見返しと、表表紙、背表紙及び
裏表紙からなる表紙で構成されている。見返しは、表表
紙と本文の間、及び裏表紙と本文の間にそれぞれ1枚ず
つ配設され、各見返しは二つに折り畳まれてその折り畳
まれた部分が本文の背と共に無線綴じ等により綴じられ
て三方断裁される。そして、これら見返しと本文の背に
はのどぎれ等が貼着され、各見返しの一方の半部がのど
ぎれ等を介在させて表表紙と裏表紙に貼着され、これに
より本文の背と背表紙とが離間された状態で本文と表紙
とが結合されている。このような上製本は、長期保存が
要求される本、例えば、辞書、高級本等に用いられてい
る。
分けて上製本と並製本に分類される。上製本は、背が綴
じられた本文と、2枚の見返しと、表表紙、背表紙及び
裏表紙からなる表紙で構成されている。見返しは、表表
紙と本文の間、及び裏表紙と本文の間にそれぞれ1枚ず
つ配設され、各見返しは二つに折り畳まれてその折り畳
まれた部分が本文の背と共に無線綴じ等により綴じられ
て三方断裁される。そして、これら見返しと本文の背に
はのどぎれ等が貼着され、各見返しの一方の半部がのど
ぎれ等を介在させて表表紙と裏表紙に貼着され、これに
より本文の背と背表紙とが離間された状態で本文と表紙
とが結合されている。このような上製本は、長期保存が
要求される本、例えば、辞書、高級本等に用いられてい
る。
【0003】また、並製本は、本文と一枚の表紙とで構
成されている。そして、本文はその背が表紙の背に中綴
じ等により綴じられて本文と表紙が結合され、次に、三
方断裁されて構成されている。表紙には、アート紙やコ
ート紙、上質紙等の表紙用紙片が用いられ、芯紙は用い
られていない。このような並製本は、長期保存が要求さ
れない本や、大量に頒布される本、例えば、文庫本、月
刊誌、週刊誌等に用いられている。
成されている。そして、本文はその背が表紙の背に中綴
じ等により綴じられて本文と表紙が結合され、次に、三
方断裁されて構成されている。表紙には、アート紙やコ
ート紙、上質紙等の表紙用紙片が用いられ、芯紙は用い
られていない。このような並製本は、長期保存が要求さ
れない本や、大量に頒布される本、例えば、文庫本、月
刊誌、週刊誌等に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、製本業者や出版
業者にとっては、上製本の単価を安くすることができれ
ば望ましく、並製本に、上製本のようなコストを掛けず
に高級感を持たせることができれば望ましい。しかしな
がら、上述のような上製本の構造では、2枚の見返しや
をのどぎれ等を用いる関係上、本文と表紙を結合させる
ために手間が掛かり、単価を下げるにも限界があった。
また、上述のような並製本では、芯紙を有さない1枚の
表紙用紙片で本文をくるむ構造であるため、高級感を持
たせるにも限界があった。
業者にとっては、上製本の単価を安くすることができれ
ば望ましく、並製本に、上製本のようなコストを掛けず
に高級感を持たせることができれば望ましい。しかしな
がら、上述のような上製本の構造では、2枚の見返しや
をのどぎれ等を用いる関係上、本文と表紙を結合させる
ために手間が掛かり、単価を下げるにも限界があった。
また、上述のような並製本では、芯紙を有さない1枚の
表紙用紙片で本文をくるむ構造であるため、高級感を持
たせるにも限界があった。
【0005】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、上製本の単価を安くすること
ができ、並製本にコストを掛けずに高級感を持たせるこ
とができる本を提供することにある。
あって、本発明の目的は、上製本の単価を安くすること
ができ、並製本にコストを掛けずに高級感を持たせるこ
とができる本を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る本は、本文と、前記本文の背に対応した背
部と、背部の両側から側方に延在する表部及び裏部とか
らなる1枚の見返しと、表表紙、背表紙及び裏表紙から
なる表紙を有し、前記見返しの背部と本文の背は綴じら
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙は接着されていることを特徴とする。また、本発明
に係る本は、本文と、前記本文の背に対応した背部と、
背部の両側から側方に延在する表部及び裏部とからなる
1枚の見返しと、表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表
紙を有し、前記見返しの背部と本文の背は綴じられ、前
記見返しの表部は、その外面が表表紙に接着されると共
に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置する紙
片に接着され、前記見返しの裏部は、その外面が裏表紙
に接着されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も
外側に位置する紙片に接着されていることを特徴とす
る。また、本発明に係る本は、背が綴じられた本文と、
表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、前記本
文の表側で最も外側に位置する紙片と前記表表紙が接着
され、前記本文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記
裏表紙が接着されていることを特徴とする。
本発明に係る本は、本文と、前記本文の背に対応した背
部と、背部の両側から側方に延在する表部及び裏部とか
らなる1枚の見返しと、表表紙、背表紙及び裏表紙から
なる表紙を有し、前記見返しの背部と本文の背は綴じら
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙は接着されていることを特徴とする。また、本発明
に係る本は、本文と、前記本文の背に対応した背部と、
背部の両側から側方に延在する表部及び裏部とからなる
1枚の見返しと、表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表
紙を有し、前記見返しの背部と本文の背は綴じられ、前
記見返しの表部は、その外面が表表紙に接着されると共
に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置する紙
片に接着され、前記見返しの裏部は、その外面が裏表紙
に接着されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も
外側に位置する紙片に接着されていることを特徴とす
る。また、本発明に係る本は、背が綴じられた本文と、
表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、前記本
文の表側で最も外側に位置する紙片と前記表表紙が接着
され、前記本文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記
裏表紙が接着されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記見返しの背部と本文
の背が接着されたのち三方断裁されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記見返しの背部と本文の背が
接着され、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏
部と裏表紙が接着されたのち三方断裁されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記見返しの背部と本文
の背が接着され、前記見返しの表部と表表紙、及び見返
しの裏部と裏表紙が接着されたのち、前記本文と見返し
と表紙の地側が断裁されていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記見返しの背部と本文の背が接着さ
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙が接着されたのち、前記本文と見返しと表紙の小口
側が断裁されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記見返しの表部の外面と表表紙との接着と、見返
しの裏部の外面と裏表紙との接着は、見返しの表部と裏
部の各外面に形成された接着層によりなされ、この接着
層と前記見返しの表部の内面と裏部の内面の印刷は該見
返しの印刷工程において同時に形成されることを特徴と
する。
の背が接着されたのち三方断裁されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記見返しの背部と本文の背が
接着され、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏
部と裏表紙が接着されたのち三方断裁されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記見返しの背部と本文
の背が接着され、前記見返しの表部と表表紙、及び見返
しの裏部と裏表紙が接着されたのち、前記本文と見返し
と表紙の地側が断裁されていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記見返しの背部と本文の背が接着さ
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙が接着されたのち、前記本文と見返しと表紙の小口
側が断裁されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記見返しの表部の外面と表表紙との接着と、見返
しの裏部の外面と裏表紙との接着は、見返しの表部と裏
部の各外面に形成された接着層によりなされ、この接着
層と前記見返しの表部の内面と裏部の内面の印刷は該見
返しの印刷工程において同時に形成されることを特徴と
する。
【0008】また、本発明は、前記見返しの背部と本文
の背が綴じられ、前記見返しの表部の内面が前記本文の
表側で最も外側に位置する紙片に接着され、前記見返し
の裏部の内面が前記本文の裏側で最も外側に位置する紙
片に接着されたのち三方断裁されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記見返しの背部と本文の背が綴
じられ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着される
と共に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置す
る紙片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表紙に
接着されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片に接着されたのち三方断裁されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記見返しの背部
と本文の背が綴じられ、前記見返しの表部の外面が表表
紙に接着されると共に、その内面が前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片に接着され、前記見返しの裏部の
外面が裏表紙に接着されると共に、その内面が前記本文
の裏側で最も外側に位置する紙片に接着されたのち前記
本文と見返しと表紙の地側が断裁されていることを特徴
とする。また、本発明は、前記見返しの背部と本文の背
が綴じられ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着さ
れると共に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位
置する紙片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表
紙に接着されると共に、その内面が前記本文の裏側で最
も外側に位置する紙片に接着されたのち前記本文と見返
しと表紙の小口側が断裁されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記見返しの表部の内面と前記本文の
表側で最も外側に位置する紙片との接着と、前記見返し
の裏部の内面と前記本文の裏側で最も外側に位置する紙
片との接着はこれらの紙片の外面に形成された接着層に
よりなされ、この接着層及びまたは前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片の内面と前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片の内面の印刷は、本文の印刷工程にお
いて形成されることを特徴とする。
の背が綴じられ、前記見返しの表部の内面が前記本文の
表側で最も外側に位置する紙片に接着され、前記見返し
の裏部の内面が前記本文の裏側で最も外側に位置する紙
片に接着されたのち三方断裁されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記見返しの背部と本文の背が綴
じられ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着される
と共に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置す
る紙片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表紙に
接着されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片に接着されたのち三方断裁されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記見返しの背部
と本文の背が綴じられ、前記見返しの表部の外面が表表
紙に接着されると共に、その内面が前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片に接着され、前記見返しの裏部の
外面が裏表紙に接着されると共に、その内面が前記本文
の裏側で最も外側に位置する紙片に接着されたのち前記
本文と見返しと表紙の地側が断裁されていることを特徴
とする。また、本発明は、前記見返しの背部と本文の背
が綴じられ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着さ
れると共に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位
置する紙片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表
紙に接着されると共に、その内面が前記本文の裏側で最
も外側に位置する紙片に接着されたのち前記本文と見返
しと表紙の小口側が断裁されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記見返しの表部の内面と前記本文の
表側で最も外側に位置する紙片との接着と、前記見返し
の裏部の内面と前記本文の裏側で最も外側に位置する紙
片との接着はこれらの紙片の外面に形成された接着層に
よりなされ、この接着層及びまたは前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片の内面と前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片の内面の印刷は、本文の印刷工程にお
いて形成されることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記本文が複数の折り丁
から構成され、本文の背は無線綴じにより綴じられてい
ることを特徴とする。また、本発明は、前記本文の背に
は、背の幅方向に延在して本文の表側で最も外側に位置
する紙片の背から本文の裏側で最も外側に位置する紙片
の背とにわたる接着層が形成されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記表表紙及び裏表紙が前記本文
の紙片とほぼ同じ大きさで形成されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記本文の背が綴じられたのち
三方断裁されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記本文の表側で最も外側に位置する紙片と前記表
表紙が接着され、前記本文の裏側で最も外側に位置する
紙片と前記裏表紙が接着されたのち三方断裁されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記本文の表側で
最も外側に位置する紙片と前記表表紙が接着され、前記
本文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙が接
着されたのち前記本文と表紙の地側が断裁されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片と前記表表紙が接着され、前記本
文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙が接着
されたのち前記本文と表紙の小口側が断裁されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片と前記表表紙との接着と、前記本
文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙との接
着は、これらの紙片の外面に形成された接着層によりな
され、この接着層及びまたは前記本文の表側で最も外側
に位置する紙片の内面と前記本文の裏側で最も外側に位
置する紙片の内面の印刷は本文の印刷工程において形成
されることを特徴とする。
から構成され、本文の背は無線綴じにより綴じられてい
ることを特徴とする。また、本発明は、前記本文の背に
は、背の幅方向に延在して本文の表側で最も外側に位置
する紙片の背から本文の裏側で最も外側に位置する紙片
の背とにわたる接着層が形成されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記表表紙及び裏表紙が前記本文
の紙片とほぼ同じ大きさで形成されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記本文の背が綴じられたのち
三方断裁されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記本文の表側で最も外側に位置する紙片と前記表
表紙が接着され、前記本文の裏側で最も外側に位置する
紙片と前記裏表紙が接着されたのち三方断裁されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記本文の表側で
最も外側に位置する紙片と前記表表紙が接着され、前記
本文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙が接
着されたのち前記本文と表紙の地側が断裁されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片と前記表表紙が接着され、前記本
文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙が接着
されたのち前記本文と表紙の小口側が断裁されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片と前記表表紙との接着と、前記本
文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙との接
着は、これらの紙片の外面に形成された接着層によりな
され、この接着層及びまたは前記本文の表側で最も外側
に位置する紙片の内面と前記本文の裏側で最も外側に位
置する紙片の内面の印刷は本文の印刷工程において形成
されることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記見返しの表部と裏部
が前記本文の紙片とほぼ同じ大きさで形成されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記見返しの背部と
本文の背が無線綴じにより綴じられていることを特徴と
する。また、本発明は、前記本文が複数の折り丁から構
成されていることを特徴とする。また、本発明は、前記
表紙が、表紙用紙片と、表紙用紙片に接着された芯紙と
で構成されていることを特徴とする。また、本発明は、
前記芯紙が、前記表表紙と裏表紙を構成する表紙用紙片
の内面に接着されていることを特徴とする。また、本発
明は、前記芯紙が背表紙を構成する表紙用紙片の内面の
幅方向の中央で背表紙よりも小さい幅で天地に延在して
形成されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記表表紙と裏表紙の背表紙寄り部分には天地にわたって
延在する筋入れが形成されていることを特徴とする。
が前記本文の紙片とほぼ同じ大きさで形成されているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記見返しの背部と
本文の背が無線綴じにより綴じられていることを特徴と
する。また、本発明は、前記本文が複数の折り丁から構
成されていることを特徴とする。また、本発明は、前記
表紙が、表紙用紙片と、表紙用紙片に接着された芯紙と
で構成されていることを特徴とする。また、本発明は、
前記芯紙が、前記表表紙と裏表紙を構成する表紙用紙片
の内面に接着されていることを特徴とする。また、本発
明は、前記芯紙が背表紙を構成する表紙用紙片の内面の
幅方向の中央で背表紙よりも小さい幅で天地に延在して
形成されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記表表紙と裏表紙の背表紙寄り部分には天地にわたって
延在する筋入れが形成されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、従来の並製本と
同じ工程により本文と見返しを綴じたのち、見返しを表
紙に貼ることで外観上、上製本と変わらない高級感を持
った本が得られる。従って、2枚の見返しとのどぎれ等
を用いた従来の上製本のようにコストを掛けることなく
上製本と変わらない高級感を持った本が得られ、また、
コストを掛けずに高級感を持たせた並製本が得られる。
同じ工程により本文と見返しを綴じたのち、見返しを表
紙に貼ることで外観上、上製本と変わらない高級感を持
った本が得られる。従って、2枚の見返しとのどぎれ等
を用いた従来の上製本のようにコストを掛けることなく
上製本と変わらない高級感を持った本が得られ、また、
コストを掛けずに高級感を持たせた並製本が得られる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、従来の並製
本と同じ工程により本文と見返しを綴じたのち、見返し
をそれぞれ本文と表紙側に貼ることで外観上、上製本と
変わらない高級感を持った本が得られる。従って、2枚
の見返しとのどぎれ等を用いた従来の上製本のようにコ
ストを掛けることなく上製本と変わらない高級感を持っ
た本が得られ、また、コストを掛けずに高級感を持たせ
た並製本が得られる。
本と同じ工程により本文と見返しを綴じたのち、見返し
をそれぞれ本文と表紙側に貼ることで外観上、上製本と
変わらない高級感を持った本が得られる。従って、2枚
の見返しとのどぎれ等を用いた従来の上製本のようにコ
ストを掛けることなく上製本と変わらない高級感を持っ
た本が得られ、また、コストを掛けずに高級感を持たせ
た並製本が得られる。
【0013】請求項3記載の発明によれば、本文の背を
綴じ、本文側の紙片を表紙に貼ることで外観上、上製本
と変わらない高級感を持った本が得られ、また、コスト
を掛けずに高級感を持たせた並製本が得られる。また、
見返しを省略しているため、その分コストをより安くす
る上で有利となる。
綴じ、本文側の紙片を表紙に貼ることで外観上、上製本
と変わらない高級感を持った本が得られ、また、コスト
を掛けずに高級感を持たせた並製本が得られる。また、
見返しを省略しているため、その分コストをより安くす
る上で有利となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、第1実施例から添
付図面に従って説明する。図1は第1実施例に係る本の
分解斜視図、図2は背部の拡大図を示す。実施例に係る
本1は、本文2と、1枚の見返し3と、表紙4とで構成
されている。
付図面に従って説明する。図1は第1実施例に係る本の
分解斜視図、図2は背部の拡大図を示す。実施例に係る
本1は、本文2と、1枚の見返し3と、表紙4とで構成
されている。
【0015】本文2は多数の折り丁5から構成されてい
る。前記1枚の見返し3は、本文2の背202に対応し
た背部302と、背部302の両側から側方に延在する
表部304及び裏部306とからなり、背部302、表
部304、裏部306の天地方向の寸法は本文2とほぼ
同一で、表部304と裏部306の幅は本文2とほぼ同
一の寸法で形成されている。本文2と見返し3は、従来
の並製本と同様に、無線綴じにより本文2の背202と
見返し3の背部302が接着剤6により接着されること
で綴じられている。そして、綴じられた後、三方断裁さ
れている。無線綴じとして、例えば、背をカッターで3
〜4mm切断し、ギザギザを入れたり毛羽立てを施したり
する切断式や、背に切り込み(スリットまたはスロット
状)を入れるあじろ方式を含む切り込み式が用いられ、
接着剤6として、ホットメルトやポリ酢酸ビニルが用い
られる。尚、本文2と見返し3を綴じる方式は、無線綴
に限らず従来の並製本に用いられる全ての方式、例え
ば、糸綴じ、平糸綴じ、針金綴じ、ミシン綴じ等の方式
を用いてもよい。
る。前記1枚の見返し3は、本文2の背202に対応し
た背部302と、背部302の両側から側方に延在する
表部304及び裏部306とからなり、背部302、表
部304、裏部306の天地方向の寸法は本文2とほぼ
同一で、表部304と裏部306の幅は本文2とほぼ同
一の寸法で形成されている。本文2と見返し3は、従来
の並製本と同様に、無線綴じにより本文2の背202と
見返し3の背部302が接着剤6により接着されること
で綴じられている。そして、綴じられた後、三方断裁さ
れている。無線綴じとして、例えば、背をカッターで3
〜4mm切断し、ギザギザを入れたり毛羽立てを施したり
する切断式や、背に切り込み(スリットまたはスロット
状)を入れるあじろ方式を含む切り込み式が用いられ、
接着剤6として、ホットメルトやポリ酢酸ビニルが用い
られる。尚、本文2と見返し3を綴じる方式は、無線綴
に限らず従来の並製本に用いられる全ての方式、例え
ば、糸綴じ、平糸綴じ、針金綴じ、ミシン綴じ等の方式
を用いてもよい。
【0016】前記表紙4は、図3に平面図で、図4に断
面図で示すように、表表紙401、背表紙402及び裏
表紙403からなり、表表紙401と裏表紙403は本
文2の紙片とほぼ同じ大きさかあるいは本文2の紙片よ
りも若干大きな大きさで形成されている。前記表紙4
は、表紙用紙片405と、表紙用紙片405に接着され
た芯紙406とで構成されている。表紙用紙片405と
しては、アート紙やコート紙、上質紙等が用いられる。
芯紙406としては、板紙や段ボール紙等が用いられ
る。芯紙406は、表表紙401と裏表紙403に対応
する表紙用紙片405の内面にそれぞれ接着され、各芯
紙406の幅は表表紙401と裏表紙403の幅よりも
小さく、芯紙406が表表紙401と裏表紙403に対
応する表紙用紙片405に接着された状態で、表表紙4
01と裏表紙403の背表紙402寄りの部分には天地
にわたり表紙用紙片405のみが露出するように形成さ
れている。芯紙406の内面で天地と小口側には表紙用
紙片405の縁部が折り返されて芯紙406上に貼着さ
れ、また、背表紙402に対応する表紙用紙片405箇
所では、表紙用紙片405の天地側に位置する縁部が背
表紙402の内面に折り返され背表紙402の内面に接
着されている。尚、表紙4としては、まる表紙、継ぎ表
紙、角丸表紙を含む厚表紙や、無双表紙、溝切り表紙、
たれ革表紙を含む薄表紙、あるいは、表紙や芯紙に綿や
ウレタンなどのクッション性材料が入れられたもの等、
従来の上製本に用いられている表紙を全て用いることが
できる。
面図で示すように、表表紙401、背表紙402及び裏
表紙403からなり、表表紙401と裏表紙403は本
文2の紙片とほぼ同じ大きさかあるいは本文2の紙片よ
りも若干大きな大きさで形成されている。前記表紙4
は、表紙用紙片405と、表紙用紙片405に接着され
た芯紙406とで構成されている。表紙用紙片405と
しては、アート紙やコート紙、上質紙等が用いられる。
芯紙406としては、板紙や段ボール紙等が用いられ
る。芯紙406は、表表紙401と裏表紙403に対応
する表紙用紙片405の内面にそれぞれ接着され、各芯
紙406の幅は表表紙401と裏表紙403の幅よりも
小さく、芯紙406が表表紙401と裏表紙403に対
応する表紙用紙片405に接着された状態で、表表紙4
01と裏表紙403の背表紙402寄りの部分には天地
にわたり表紙用紙片405のみが露出するように形成さ
れている。芯紙406の内面で天地と小口側には表紙用
紙片405の縁部が折り返されて芯紙406上に貼着さ
れ、また、背表紙402に対応する表紙用紙片405箇
所では、表紙用紙片405の天地側に位置する縁部が背
表紙402の内面に折り返され背表紙402の内面に接
着されている。尚、表紙4としては、まる表紙、継ぎ表
紙、角丸表紙を含む厚表紙や、無双表紙、溝切り表紙、
たれ革表紙を含む薄表紙、あるいは、表紙や芯紙に綿や
ウレタンなどのクッション性材料が入れられたもの等、
従来の上製本に用いられている表紙を全て用いることが
できる。
【0017】そして、図1に示すように、表表紙401
の内面401Aと見返し3の表部304の外面304A
とが、また、裏表紙403の内面403Aと見返し3の
裏部306の外面306Aとが、天地及び小口の位置を
合わせて、それぞれその全面にわたって接着され、これ
により本1が構成されている。この状態で、本文2と表
紙4は、図2に示すように、1枚の見返し3により連結
される。
の内面401Aと見返し3の表部304の外面304A
とが、また、裏表紙403の内面403Aと見返し3の
裏部306の外面306Aとが、天地及び小口の位置を
合わせて、それぞれその全面にわたって接着され、これ
により本1が構成されている。この状態で、本文2と表
紙4は、図2に示すように、1枚の見返し3により連結
される。
【0018】第1実施例によれば、従来の並製本と同じ
工程により本文2と見返し3を綴じたのち、すなわち、
従来の並製本の表紙を見返し3として用い、この見返し
3の表部304と裏部306を、それぞれ表表紙401
と裏表紙403に貼ることで外観上、上製本と変わらな
い高級感を持った本1が得られる。従って、2枚の見返
しとのどぎれ等を用いた従来の上製本のようにコストを
掛けることなく上製本と変わらない高級感を持った本、
すなわち単価を安くした上製本が得られる。また、従来
の並製本の工程に、見返し3の表部304と裏部306
を、それぞれ表表紙401と裏表紙403に貼る工程を
加えることで本1が得られるので、コストを掛けずに高
級感を持たせた並製本が得られ、特に、月刊誌や週刊誌
の特集号や特別増刊号等に好適である。
工程により本文2と見返し3を綴じたのち、すなわち、
従来の並製本の表紙を見返し3として用い、この見返し
3の表部304と裏部306を、それぞれ表表紙401
と裏表紙403に貼ることで外観上、上製本と変わらな
い高級感を持った本1が得られる。従って、2枚の見返
しとのどぎれ等を用いた従来の上製本のようにコストを
掛けることなく上製本と変わらない高級感を持った本、
すなわち単価を安くした上製本が得られる。また、従来
の並製本の工程に、見返し3の表部304と裏部306
を、それぞれ表表紙401と裏表紙403に貼る工程を
加えることで本1が得られるので、コストを掛けずに高
級感を持たせた並製本が得られ、特に、月刊誌や週刊誌
の特集号や特別増刊号等に好適である。
【0019】また、実施例では、表紙4と見返し3を接
着する前に、本文2と見返し3を三方断裁した場合につ
いて説明したが、見返し3の表部304と裏部306の
外面を、表表紙401の内面と裏表紙403の内面にそ
れぞれ接着したのち、地側のみを断裁し、あるいは、小
口側のみを断裁し、あるいは、三方断裁するようにして
もよい。地側のみを断裁した場合、例えば、本1の地を
下にして書棚等に立て掛けるような場合、本文2と表紙
4の地側が共に書棚に載るため、表紙4と見返し3の接
着部分には本文2の荷重が掛らず、従って、のどぎれ等
を用いた上製本に較べて、本文2と表紙4の連結強度が
若干落ちるものの、長期保存に充分耐えられる構造とな
る。また、小口側のみを断裁した場合、例えば、本1の
天地寸法が大きく、本1の小口を下にして書棚等に立て
掛けるような場合、本文2と表紙4の小口側が共に書棚
に載るため、表紙4と見返し3の接着部分には本文2の
荷重が掛らず、長期保存に充分耐えられる構造となる。
また、三方断裁した場合には、本1の地側、小口側、天
側のいずれを下にしておいても、前記と同様に表紙4と
見返し3の接着部分には本文2の荷重が掛らず、長期保
存に充分耐えられる構造となる。
着する前に、本文2と見返し3を三方断裁した場合につ
いて説明したが、見返し3の表部304と裏部306の
外面を、表表紙401の内面と裏表紙403の内面にそ
れぞれ接着したのち、地側のみを断裁し、あるいは、小
口側のみを断裁し、あるいは、三方断裁するようにして
もよい。地側のみを断裁した場合、例えば、本1の地を
下にして書棚等に立て掛けるような場合、本文2と表紙
4の地側が共に書棚に載るため、表紙4と見返し3の接
着部分には本文2の荷重が掛らず、従って、のどぎれ等
を用いた上製本に較べて、本文2と表紙4の連結強度が
若干落ちるものの、長期保存に充分耐えられる構造とな
る。また、小口側のみを断裁した場合、例えば、本1の
天地寸法が大きく、本1の小口を下にして書棚等に立て
掛けるような場合、本文2と表紙4の小口側が共に書棚
に載るため、表紙4と見返し3の接着部分には本文2の
荷重が掛らず、長期保存に充分耐えられる構造となる。
また、三方断裁した場合には、本1の地側、小口側、天
側のいずれを下にしておいても、前記と同様に表紙4と
見返し3の接着部分には本文2の荷重が掛らず、長期保
存に充分耐えられる構造となる。
【0020】また、このように三方断裁することで、本
発明に係る本1は雑誌扱いとなる。詳細に説明すると、
従来の上製本は書籍扱いで、書棚の奥まったところに並
べられるのに対して、本発明に係る三方断裁された本1
は雑誌扱いとなり、週刊誌や月刊誌と共に店頭等で平積
みされるため、販売量を増大する上で非常に有利とな
る。すなわち、本発明に係る本1は、三方断裁されてい
るにも拘らず、表紙用紙片405と芯紙406からなる
表紙4を持つため、上製本と較べて見劣りせず、あたか
も上製本の如く外観を呈し、更に、取り扱いは従来の並
製本と同様であるため、出版する側及び販売する側にと
って非常に価値があるものとなる。
発明に係る本1は雑誌扱いとなる。詳細に説明すると、
従来の上製本は書籍扱いで、書棚の奥まったところに並
べられるのに対して、本発明に係る三方断裁された本1
は雑誌扱いとなり、週刊誌や月刊誌と共に店頭等で平積
みされるため、販売量を増大する上で非常に有利とな
る。すなわち、本発明に係る本1は、三方断裁されてい
るにも拘らず、表紙用紙片405と芯紙406からなる
表紙4を持つため、上製本と較べて見劣りせず、あたか
も上製本の如く外観を呈し、更に、取り扱いは従来の並
製本と同様であるため、出版する側及び販売する側にと
って非常に価値があるものとなる。
【0021】また、三方断裁することで、表紙用紙片4
05と芯紙406からなる表紙4を有するにも拘らず本
1の大きさを簡単に規定の寸法にすることができる。す
なわち、月刊誌や、週刊誌、文庫本では、字体の大き
さ、字体間のスペース、余白の大きさ、広告頁の大きさ
等からして本文2の大きさが予め定まっておいる。例え
ば、シリーズものの文庫本では、1巻から順番に並べて
書棚に陳列する関係上、途中からその大きさを変える
と、その本だけ突出し、書棚に陳列できなくなる等の不
具合が生じるため本の大きさを途中から変えることは難
しい。また、月刊誌、週刊誌でもその大きさが需要者に
定着しているため、途中からその大きさを変えることは
難しく、店頭に平積みして並べる場合にも、他の雑誌よ
りも突出する大きさでは並べにくい。このような場合で
あっても、本発明によれば規定の寸法に簡単にでき、高
級感を持ちしかも所望の大きさの月刊誌、週刊誌、文庫
本等が簡単に得られる。
05と芯紙406からなる表紙4を有するにも拘らず本
1の大きさを簡単に規定の寸法にすることができる。す
なわち、月刊誌や、週刊誌、文庫本では、字体の大き
さ、字体間のスペース、余白の大きさ、広告頁の大きさ
等からして本文2の大きさが予め定まっておいる。例え
ば、シリーズものの文庫本では、1巻から順番に並べて
書棚に陳列する関係上、途中からその大きさを変える
と、その本だけ突出し、書棚に陳列できなくなる等の不
具合が生じるため本の大きさを途中から変えることは難
しい。また、月刊誌、週刊誌でもその大きさが需要者に
定着しているため、途中からその大きさを変えることは
難しく、店頭に平積みして並べる場合にも、他の雑誌よ
りも突出する大きさでは並べにくい。このような場合で
あっても、本発明によれば規定の寸法に簡単にでき、高
級感を持ちしかも所望の大きさの月刊誌、週刊誌、文庫
本等が簡単に得られる。
【0022】尚、実施例では、本文2の背202と見返
し3の背部302を綴じたのち、表表紙401の内面4
01Aと見返し3の表部304の外面304Aを、ま
た、裏表紙403の内面403Aと見返し3の裏部30
6の外面306Aを接着した場合について説明したが、
先に、表表紙401の内面401Aと見返し3の表部3
04の外面304Aを、また、裏表紙403の内面40
3Aと見返し3の裏部306の外面306Aを接着した
のち、本文2の背202と見返し3の背部302を綴じ
るようにしてもよい。また、見返し3の表部304、裏
部306と、表表紙401、裏表紙403との接着は、
見返し3の表部304、裏部306の外面に塗布した接
着剤により行え、この接着剤を塗布する作業は、熱可塑
性樹脂等を塗布することで見返し3の表部304と裏部
306の印刷工程において行えるので、コストダウンを
図る上で有利となる。
し3の背部302を綴じたのち、表表紙401の内面4
01Aと見返し3の表部304の外面304Aを、ま
た、裏表紙403の内面403Aと見返し3の裏部30
6の外面306Aを接着した場合について説明したが、
先に、表表紙401の内面401Aと見返し3の表部3
04の外面304Aを、また、裏表紙403の内面40
3Aと見返し3の裏部306の外面306Aを接着した
のち、本文2の背202と見返し3の背部302を綴じ
るようにしてもよい。また、見返し3の表部304、裏
部306と、表表紙401、裏表紙403との接着は、
見返し3の表部304、裏部306の外面に塗布した接
着剤により行え、この接着剤を塗布する作業は、熱可塑
性樹脂等を塗布することで見返し3の表部304と裏部
306の印刷工程において行えるので、コストダウンを
図る上で有利となる。
【0023】次に、表紙4の変形例について説明する。
図5に平面図で、図6に断面図で示す表紙4は、図3及
び図4に示す表紙4に加え、背表紙402の内面にも芯
紙406Aを貼着したものである。この芯紙406Aの
幅は背表紙402の幅よりも小さく、背表紙402の幅
方向中央において天地にわたって貼着されている。
図5に平面図で、図6に断面図で示す表紙4は、図3及
び図4に示す表紙4に加え、背表紙402の内面にも芯
紙406Aを貼着したものである。この芯紙406Aの
幅は背表紙402の幅よりも小さく、背表紙402の幅
方向中央において天地にわたって貼着されている。
【0024】図7に平面図で、図8に断面図で示す表紙
4は、表紙用紙片405の縁部を芯紙406の内面に折
り畳まず、表紙用紙片405と芯紙406とを同時に断
裁したものである。この表紙4では、芯紙406の断面
がそのまま外部に露出するため、芯紙406として、白
色や、表紙用紙片405と同じ色、あるいは本文2の紙
片と同じ色を有する材料を用いることが好ましい。
4は、表紙用紙片405の縁部を芯紙406の内面に折
り畳まず、表紙用紙片405と芯紙406とを同時に断
裁したものである。この表紙4では、芯紙406の断面
がそのまま外部に露出するため、芯紙406として、白
色や、表紙用紙片405と同じ色、あるいは本文2の紙
片と同じ色を有する材料を用いることが好ましい。
【0025】図9に平面図で、図10に断面図で示す表
紙4は、図7及び図8に示す表紙4に加え、背表紙40
2の内面にも芯紙406Bを貼着したものである。芯紙
406Bの幅は背表紙402の幅よりも小さく、背表紙
402の幅方向中央において天地にわたって貼着されて
いる。
紙4は、図7及び図8に示す表紙4に加え、背表紙40
2の内面にも芯紙406Bを貼着したものである。芯紙
406Bの幅は背表紙402の幅よりも小さく、背表紙
402の幅方向中央において天地にわたって貼着されて
いる。
【0026】尚、以上説明した全ての表紙4において本
文頁を開き易いように、図11に背の拡大図を、図12
に本1の斜視図を示すように、表表紙401と裏表紙4
03のそれぞれ背寄り箇所に天地にわたって延在する筋
入れ7を形成するようにしてもよい。
文頁を開き易いように、図11に背の拡大図を、図12
に本1の斜視図を示すように、表表紙401と裏表紙4
03のそれぞれ背寄り箇所に天地にわたって延在する筋
入れ7を形成するようにしてもよい。
【0027】次に、第2実施例について説明する。図1
3は第2実施例に係る本の分解斜視図、図14は背部の
拡大図を示す。第2実施例に係る本102は、第1実施
例と同様に、本文2と、1枚の見返し3と、表紙4とで
構成されている。本文2は多数の折り丁5から構成され
ている。前記1枚の見返し3は、本文2の背202に対
応した背部302と、背部302の両側から側方に延在
する表部304及び裏部306とからなり、背部30
2、表部304、裏部306の天地方向の寸法は本文2
とほぼ同一で、表部304と裏部306の幅は本文2と
ほぼ同一の寸法で形成されている。
3は第2実施例に係る本の分解斜視図、図14は背部の
拡大図を示す。第2実施例に係る本102は、第1実施
例と同様に、本文2と、1枚の見返し3と、表紙4とで
構成されている。本文2は多数の折り丁5から構成され
ている。前記1枚の見返し3は、本文2の背202に対
応した背部302と、背部302の両側から側方に延在
する表部304及び裏部306とからなり、背部30
2、表部304、裏部306の天地方向の寸法は本文2
とほぼ同一で、表部304と裏部306の幅は本文2と
ほぼ同一の寸法で形成されている。
【0028】本文2と見返し3は、従来の並製本と同様
に、無線綴じにより本文2の背202と見返し3の背部
302が接着剤6により接着され、更に、見返し3の表
部304の内面304Bが前記本文2の表側で最も外側
に位置する紙片203の外面に接着され、見返し3の裏
部306の内面306Bが前記本文2の裏側で最も外側
に位置する紙片204の外面に接着されている。そし
て、このように接着された状態で三方断裁されている。
無線綴じとして、例えば、背をカッターで3〜4mm切断
し、ギザギザを入れたり毛羽立てを施したりする切断式
や、背に切り込み(スリットまたはスロット状)を入れ
るあじろ方式を含む切り込み式が用いられ、接着剤6と
して、ホットメルトやポリ酢酸ビニルが用いられる。
尚、本文2と見返し3を綴じる方式は、無線綴に限らず
従来の並製本に用いられる全ての方式を適用でき、例え
ば、糸綴じ、平糸綴じ、針金綴じ、ミシン綴じ等の方式
を用いてもよい。
に、無線綴じにより本文2の背202と見返し3の背部
302が接着剤6により接着され、更に、見返し3の表
部304の内面304Bが前記本文2の表側で最も外側
に位置する紙片203の外面に接着され、見返し3の裏
部306の内面306Bが前記本文2の裏側で最も外側
に位置する紙片204の外面に接着されている。そし
て、このように接着された状態で三方断裁されている。
無線綴じとして、例えば、背をカッターで3〜4mm切断
し、ギザギザを入れたり毛羽立てを施したりする切断式
や、背に切り込み(スリットまたはスロット状)を入れ
るあじろ方式を含む切り込み式が用いられ、接着剤6と
して、ホットメルトやポリ酢酸ビニルが用いられる。
尚、本文2と見返し3を綴じる方式は、無線綴に限らず
従来の並製本に用いられる全ての方式を適用でき、例え
ば、糸綴じ、平糸綴じ、針金綴じ、ミシン綴じ等の方式
を用いてもよい。
【0029】前記表紙4は、図3及び図4に示すように
第1実施例と同様であり、表表紙401、背表紙402
及び裏表紙403からなり、表紙4は、表紙用紙片40
5と、表紙用紙片405に接着された芯紙406とで構
成されている。そして、天地及び小口の位置を合わせ
て、見返し3の表部304の外面304Aが表表紙40
1の内面401Aに接着され、見返し3の裏部306の
外面306Aが裏表紙403の内面403Aに接着さ
れ、これにより本102が構成されている。この状態
で、本文2と表紙4は、図14に示すように、1枚の見
返し3により連結される。尚、表紙4として第1実施例
と同様に図5乃至図12に示す表紙4を用いることは任
意である。
第1実施例と同様であり、表表紙401、背表紙402
及び裏表紙403からなり、表紙4は、表紙用紙片40
5と、表紙用紙片405に接着された芯紙406とで構
成されている。そして、天地及び小口の位置を合わせ
て、見返し3の表部304の外面304Aが表表紙40
1の内面401Aに接着され、見返し3の裏部306の
外面306Aが裏表紙403の内面403Aに接着さ
れ、これにより本102が構成されている。この状態
で、本文2と表紙4は、図14に示すように、1枚の見
返し3により連結される。尚、表紙4として第1実施例
と同様に図5乃至図12に示す表紙4を用いることは任
意である。
【0030】第2実施例によれば、従来の並製本と同じ
工程により本文2と見返し3を綴じたのち、すなわち、
従来の並製本の表紙4を見返し3として用い、この見返
し3の表部304と裏部306を、それぞれ本文2側の
紙片203,204と、表表紙401及び裏表紙403
に貼ることで外観上、上製本と変わらない高級感を持っ
た本102が得られる。従って、2枚の見返しとのどぎ
れ等を用いた従来の上製本のようにコストを掛けること
なく上製本と変わらない高級感を持った本、すなわち単
価を安くした上製本が得られ、また、コストを掛けずに
高級感を持たせた並製本が得られ、特に、月刊誌や週刊
誌の特集号や特別増刊号等に好適である。また、本文2
の紙片203,204の内面の印刷は、本文2の印刷時
に行えるので、従来の上製本のように見返し3のみに印
刷する工程を省け、コストダウンを図る上で有利とな
る。また、本文2の紙片203,204と見返し3の表
部304、裏部306との接着は、紙片203,204
の外面に塗布した接着剤により行え、紙片203,20
4の外面に接着剤を塗布する作業は、熱可塑性樹脂等を
塗布することで本文2の印刷工程において行えるので、
コストダウンを図る上で有利となる。
工程により本文2と見返し3を綴じたのち、すなわち、
従来の並製本の表紙4を見返し3として用い、この見返
し3の表部304と裏部306を、それぞれ本文2側の
紙片203,204と、表表紙401及び裏表紙403
に貼ることで外観上、上製本と変わらない高級感を持っ
た本102が得られる。従って、2枚の見返しとのどぎ
れ等を用いた従来の上製本のようにコストを掛けること
なく上製本と変わらない高級感を持った本、すなわち単
価を安くした上製本が得られ、また、コストを掛けずに
高級感を持たせた並製本が得られ、特に、月刊誌や週刊
誌の特集号や特別増刊号等に好適である。また、本文2
の紙片203,204の内面の印刷は、本文2の印刷時
に行えるので、従来の上製本のように見返し3のみに印
刷する工程を省け、コストダウンを図る上で有利とな
る。また、本文2の紙片203,204と見返し3の表
部304、裏部306との接着は、紙片203,204
の外面に塗布した接着剤により行え、紙片203,20
4の外面に接着剤を塗布する作業は、熱可塑性樹脂等を
塗布することで本文2の印刷工程において行えるので、
コストダウンを図る上で有利となる。
【0031】尚、第2実施例では、本文2の紙片20
3,204と見返し3の表部304、裏部306とを接
着したのち、見返し3の表部304と裏部306を表表
紙401、裏表紙403に接着した場合について説明し
たが、先ず、見返し3の表部304と裏部306を表表
紙401、裏表紙403に接着したのち、本文2の紙片
203,204と見返し3の表部304、裏部306と
を接着するようにしてもよい。また、第2実施例では、
本文2と見返し3を接着したのち三方断裁した場合につ
いて説明したが、第1実施例と同様に、本文2と見返し
3と表紙4を接着したのち、本102の地側のみを、ま
た、小口側のみを、あるいは、天地と小口の三方を断裁
してもよく、このようにそれぞれ断裁することで前記第
1実施例と同様な効果が得られる。更に、前記第1,第
2実施例において、見返し3の表部304と裏部306
の大きさを本文2と同じ大きさにした場合について説明
したが、本文2を表紙4に連結する強度を備えていれば
本文と同じ大きさにする必要はなく、例えば、見返し3
の表部304と裏部306の幅は、本文2の幅の1/2
や1/3であってもよい。
3,204と見返し3の表部304、裏部306とを接
着したのち、見返し3の表部304と裏部306を表表
紙401、裏表紙403に接着した場合について説明し
たが、先ず、見返し3の表部304と裏部306を表表
紙401、裏表紙403に接着したのち、本文2の紙片
203,204と見返し3の表部304、裏部306と
を接着するようにしてもよい。また、第2実施例では、
本文2と見返し3を接着したのち三方断裁した場合につ
いて説明したが、第1実施例と同様に、本文2と見返し
3と表紙4を接着したのち、本102の地側のみを、ま
た、小口側のみを、あるいは、天地と小口の三方を断裁
してもよく、このようにそれぞれ断裁することで前記第
1実施例と同様な効果が得られる。更に、前記第1,第
2実施例において、見返し3の表部304と裏部306
の大きさを本文2と同じ大きさにした場合について説明
したが、本文2を表紙4に連結する強度を備えていれば
本文と同じ大きさにする必要はなく、例えば、見返し3
の表部304と裏部306の幅は、本文2の幅の1/2
や1/3であってもよい。
【0032】次に、第3実施例について説明する。図1
5は第3実施例に係る本の分解斜視図、図16は背部の
拡大図を示す。第3実施例に係る本103は、本文2
と、表表紙401、背表紙402及び裏表紙403から
なる表紙4を備え、第1,第2実施例のように見返し3
を備えていない。本文2は多数の折り丁5から構成され
ている。尚、本文2が単一の折り丁5で構成される場合
には、折り丁5は8頁折り以上のものが望ましい。本文
2の背202は、無線綴により綴じられている。無線綴
じとして、例えば、背をカッターで3〜4mm切断し、ギ
ザギザを入れたり毛羽立てを施したりする切断式や、背
に切り込み(スリットまたはスロット状)を入れるあじ
ろ方式を含む切り込み式が用いられ、接着剤6として、
ホットメルトやポリ酢酸ビニルが用いられる。
5は第3実施例に係る本の分解斜視図、図16は背部の
拡大図を示す。第3実施例に係る本103は、本文2
と、表表紙401、背表紙402及び裏表紙403から
なる表紙4を備え、第1,第2実施例のように見返し3
を備えていない。本文2は多数の折り丁5から構成され
ている。尚、本文2が単一の折り丁5で構成される場合
には、折り丁5は8頁折り以上のものが望ましい。本文
2の背202は、無線綴により綴じられている。無線綴
じとして、例えば、背をカッターで3〜4mm切断し、ギ
ザギザを入れたり毛羽立てを施したりする切断式や、背
に切り込み(スリットまたはスロット状)を入れるあじ
ろ方式を含む切り込み式が用いられ、接着剤6として、
ホットメルトやポリ酢酸ビニルが用いられる。
【0033】接着剤6は、図16に示すように、本文2
の表側で最も外側に位置する紙片203の背から、本文
2の裏側で最も外側に位置する紙片204の背にわたり
本文2の背202の幅方向に延在して設けられている。
尚、本文2の背202を綴じる方式は、無線綴に限らず
従来の並製本に用いられる全ての方式を適用でき、例え
ば、糸綴じ、平糸綴じ、針金綴じ、ミシン綴じ等の方式
を用いてもよい。そして、このように背が綴じられた状
態で三方断裁されている。
の表側で最も外側に位置する紙片203の背から、本文
2の裏側で最も外側に位置する紙片204の背にわたり
本文2の背202の幅方向に延在して設けられている。
尚、本文2の背202を綴じる方式は、無線綴に限らず
従来の並製本に用いられる全ての方式を適用でき、例え
ば、糸綴じ、平糸綴じ、針金綴じ、ミシン綴じ等の方式
を用いてもよい。そして、このように背が綴じられた状
態で三方断裁されている。
【0034】前記表紙4は、図3及び図4に示すように
第1実施例と同様であり、表表紙401、背表紙402
及び裏表紙403からなり、表紙4は、表紙用紙片40
5と、表紙用紙片405に接着された芯紙406とで構
成され、表表紙401と裏表紙403は本文2の紙片と
ほぼ同じ大きさかあるいは本文2の紙片よりも若干大き
な大きさで形成されている。そして、本文2の表側で最
も外側に位置する紙片203が表表紙401に接着さ
れ、本文2の裏側で最も外側に位置する紙片204が裏
表紙403に接着され、これにより本103が構成され
ている。この状態で、本文2と表紙4は、図16に示す
ように、本文2の紙片203,204により連結され、
従って、第3実施例によれば、本文2の紙片203,2
04が第1,第2実施例における見返し3の役割を果た
している。尚、表紙4として、第1実施例と同様に図5
乃至図12に示す表紙4を用いることは任意であり、図
17は第3実施例に係る本103に筋入れ7を形成した
場合の背の拡大図を示す。
第1実施例と同様であり、表表紙401、背表紙402
及び裏表紙403からなり、表紙4は、表紙用紙片40
5と、表紙用紙片405に接着された芯紙406とで構
成され、表表紙401と裏表紙403は本文2の紙片と
ほぼ同じ大きさかあるいは本文2の紙片よりも若干大き
な大きさで形成されている。そして、本文2の表側で最
も外側に位置する紙片203が表表紙401に接着さ
れ、本文2の裏側で最も外側に位置する紙片204が裏
表紙403に接着され、これにより本103が構成され
ている。この状態で、本文2と表紙4は、図16に示す
ように、本文2の紙片203,204により連結され、
従って、第3実施例によれば、本文2の紙片203,2
04が第1,第2実施例における見返し3の役割を果た
している。尚、表紙4として、第1実施例と同様に図5
乃至図12に示す表紙4を用いることは任意であり、図
17は第3実施例に係る本103に筋入れ7を形成した
場合の背の拡大図を示す。
【0035】第3実施例によれば、本文2の背202を
綴じ、本文2側の紙片203,204を、表表紙401
及び裏表紙403に貼ることで外観上、上製本と変わら
ない高級感を持った本が得られる。従って、2枚の見返
しとのどぎれ等を用いた従来の上製本のようにコストを
掛けることなく上製本と変わらない高級感を持った本、
すなわち単価を安くした上製本が得られる。また、コス
トを掛けずに高級感を持たせた並製本が得られるので、
特に、月刊誌や週刊誌の特集号や特別増刊号等に好適で
ある。また、本文2の紙片203,204の内面の印刷
は、本文2の印刷時に行えるので、従来の上製本のよう
に見返しのみに印刷する工程を省け、コストダウンを図
る上で有利となる。また、本文2の紙片203,204
と表表紙401、裏表紙403との接着は、紙片20
3,204の外面に塗布した接着剤により行え、紙片2
03,204の外面に接着剤を塗布する作業は、熱可塑
性樹脂等を塗布することで本文2の印刷工程において行
えるので、コストダウンを図る上で有利となる。
綴じ、本文2側の紙片203,204を、表表紙401
及び裏表紙403に貼ることで外観上、上製本と変わら
ない高級感を持った本が得られる。従って、2枚の見返
しとのどぎれ等を用いた従来の上製本のようにコストを
掛けることなく上製本と変わらない高級感を持った本、
すなわち単価を安くした上製本が得られる。また、コス
トを掛けずに高級感を持たせた並製本が得られるので、
特に、月刊誌や週刊誌の特集号や特別増刊号等に好適で
ある。また、本文2の紙片203,204の内面の印刷
は、本文2の印刷時に行えるので、従来の上製本のよう
に見返しのみに印刷する工程を省け、コストダウンを図
る上で有利となる。また、本文2の紙片203,204
と表表紙401、裏表紙403との接着は、紙片20
3,204の外面に塗布した接着剤により行え、紙片2
03,204の外面に接着剤を塗布する作業は、熱可塑
性樹脂等を塗布することで本文2の印刷工程において行
えるので、コストダウンを図る上で有利となる。
【0036】また、見返し3を省略しているため、その
分コストをより安くすることができる。また、本文2の
紙片203,204は、本文2の背202において単に
接着されているのみならず、接着剤6と、本文2を構成
する多数の紙片の背により挟持された構造となっている
ため、のどぎれ等を用いた上製本に較べて本文2と表紙
4との連結強度が落ちるものの、長期保存に充分に耐え
ることができる。また、本文2の紙片203,204
に、他の本文頁と異なった材質の紙を用いることで、表
紙4と本文2との連結強度をより高めることも可能とな
る。
分コストをより安くすることができる。また、本文2の
紙片203,204は、本文2の背202において単に
接着されているのみならず、接着剤6と、本文2を構成
する多数の紙片の背により挟持された構造となっている
ため、のどぎれ等を用いた上製本に較べて本文2と表紙
4との連結強度が落ちるものの、長期保存に充分に耐え
ることができる。また、本文2の紙片203,204
に、他の本文頁と異なった材質の紙を用いることで、表
紙4と本文2との連結強度をより高めることも可能とな
る。
【0037】尚、第3実施例では、本文2を三方断裁し
たのち表紙4に接着させた場合について説明したが、第
1実施例と同様に、本文2と表紙4を接着したのち、本
103の地側のみを、また、小口側のみを、あるいは、
天地と小口の三方を断裁してもよく、このようにそれぞ
れ断裁することで前記第1実施例と同様な効果が得られ
る。
たのち表紙4に接着させた場合について説明したが、第
1実施例と同様に、本文2と表紙4を接着したのち、本
103の地側のみを、また、小口側のみを、あるいは、
天地と小口の三方を断裁してもよく、このようにそれぞ
れ断裁することで前記第1実施例と同様な効果が得られ
る。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る本は、本文と、前記本文の背に対応した背部と、背
部の両側から側方に延在する表部及び裏部とからなる1
枚の見返しと、表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙
を有し、前記見返しの背部と本文の背は綴じられ、前記
見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏表紙は接
着されている構成とした。また、本発明に係る本は、本
文と、前記本文の背に対応した背部と、背部の両側から
側方に延在する表部及び裏部とからなる1枚の見返し
と、表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、前
記見返しの背部と本文の背は綴じられ、前記見返しの表
部は、その外面が表表紙に接着されると共に、その内面
が前記本文の表側で最も外側に位置する紙片に接着さ
れ、前記見返しの裏部は、その外面が裏表紙に接着され
ると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外側に位置
する紙片に接着されている構成とした。また、本発明に
係る本は、背が綴じられた本文と、表表紙、背表紙及び
裏表紙からなる表紙を有し、前記本文の表側で最も外側
に位置する紙片と前記表表紙が接着され、前記本文の裏
側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙が接着されて
いる構成とした。そのため、2枚の見返しとのどぎれ等
を用いた従来の上製本のようにコストを掛けることなく
上製本と変わらない高級感を持った本が得られ、また、
コストを掛けずに高級感を持たせた並製本が得られる。
係る本は、本文と、前記本文の背に対応した背部と、背
部の両側から側方に延在する表部及び裏部とからなる1
枚の見返しと、表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙
を有し、前記見返しの背部と本文の背は綴じられ、前記
見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏表紙は接
着されている構成とした。また、本発明に係る本は、本
文と、前記本文の背に対応した背部と、背部の両側から
側方に延在する表部及び裏部とからなる1枚の見返し
と、表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、前
記見返しの背部と本文の背は綴じられ、前記見返しの表
部は、その外面が表表紙に接着されると共に、その内面
が前記本文の表側で最も外側に位置する紙片に接着さ
れ、前記見返しの裏部は、その外面が裏表紙に接着され
ると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外側に位置
する紙片に接着されている構成とした。また、本発明に
係る本は、背が綴じられた本文と、表表紙、背表紙及び
裏表紙からなる表紙を有し、前記本文の表側で最も外側
に位置する紙片と前記表表紙が接着され、前記本文の裏
側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙が接着されて
いる構成とした。そのため、2枚の見返しとのどぎれ等
を用いた従来の上製本のようにコストを掛けることなく
上製本と変わらない高級感を持った本が得られ、また、
コストを掛けずに高級感を持たせた並製本が得られる。
【図1】第1実施例に係る本の分解斜視図である。
【図2】第1実施例に係る本の背の拡大図である。
【図3】表紙の平面図である。
【図4】表紙の断面図である。
【図5】変形例に係る表紙の平面図である。
【図6】変形例に係る表紙の断面図である。
【図7】変形例に係る表紙の平面図である。
【図8】変形例に係る表紙の断面図である。
【図9】変形例に係る表紙の平面図である。
【図10】変形例に係る表紙の断面図である。
【図11】変形例に係る表紙の背部分の拡大図である。
【図12】変形例に係る表紙を持つ本の斜視図である。
【図13】第2実施例に係る本の分解斜視図である。
【図14】第2実施例に係る本の背の拡大図である。
【図15】第3実施例に係る本の分解斜視図である。
【図16】第3実施例に係る本の背の拡大図である。
【図17】第3実施例に係る本の背の拡大図である。
1,102,103 本 2 本文 3 見返し 4 表紙 5 折り丁 6 接着剤
Claims (28)
- 【請求項1】 本文と、 前記本文の背に対応した背部と、背部の両側から側方に
延在する表部及び裏部とからなる1枚の見返しと、 表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、 前記見返しの背部と本文の背は綴じられ、 前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏表紙
は接着されている、 ことを特徴とする本。 - 【請求項2】 本文と、 前記本文の背に対応した背部と、背部の両側から側方に
延在する表部及び裏部とからなる1枚の見返しと、 表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、 前記見返しの背部と本文の背は綴じられ、 前記見返しの表部は、その外面が表表紙に接着されると
共に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置する
紙片に接着され、 前記見返しの裏部は、その外面が裏表紙に接着されると
共に、その内面が前記本文の裏側で最も外側に位置する
紙片に接着されている、 ことを特徴とする本。 - 【請求項3】 背が綴じられた本文と、 表表紙、背表紙及び裏表紙からなる表紙を有し、 前記本文の表側で最も外側に位置する紙片と前記表表紙
が接着され、 前記本文の裏側で最も外側に位置する紙片と前記裏表紙
が接着されている、 ことを特徴とする本。 - 【請求項4】 前記見返しの背部と本文の背が接着され
たのち三方断裁されている請求項1記載の本。 - 【請求項5】 前記見返しの背部と本文の背が接着さ
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙が接着されたのち三方断裁されている請求項1記載
の本。 - 【請求項6】 前記見返しの背部と本文の背が接着さ
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙が接着されたのち、前記本文と見返しと表紙の地側
が断裁されている請求項1記載の本。 - 【請求項7】 前記見返しの背部と本文の背が接着さ
れ、前記見返しの表部と表表紙、及び見返しの裏部と裏
表紙が接着されたのち、前記本文と見返しと表紙の小口
側が断裁されている請求項1記載の本。 - 【請求項8】 前記見返しの表部の外面と表表紙との接
着と、見返しの裏部の外面と裏表紙との接着は、見返し
の表部と裏部の各外面に形成された接着層によりなさ
れ、この接着層と前記見返しの表部の内面と裏部の内面
の印刷は、該見返しの印刷工程において同時に形成され
る請求項1記載の本。 - 【請求項9】 前記見返しの背部と本文の背は綴じら
れ、前記見返しの表部の内面が前記本文の表側で最も外
側に位置する紙片に接着され、前記見返しの裏部の内面
が前記本文の裏側で最も外側に位置する紙片に接着され
たのち三方断裁されている請求項2記載の本。 - 【請求項10】 前記見返しの背部と本文の背は綴じら
れ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着されると共
に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置する紙
片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表紙に接着
されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外側に
位置する紙片に接着されたのち三方断裁されている請求
項2記載の本。 - 【請求項11】 前記見返しの背部と本文の背は綴じら
れ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着されると共
に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置する紙
片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表紙に接着
されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外側に
位置する紙片に接着されたのち前記本文と見返しと表紙
の地側が断裁されている請求項2記載の本。 - 【請求項12】 前記見返しの背部と本文の背は綴じら
れ、前記見返しの表部の外面が表表紙に接着されると共
に、その内面が前記本文の表側で最も外側に位置する紙
片に接着され、前記見返しの裏部の外面が裏表紙に接着
されると共に、その内面が前記本文の裏側で最も外側に
位置する紙片に接着されたのち前記本文と見返しと表紙
の小口側が断裁されている請求項2記載の本。 - 【請求項13】 前記見返しの表部の内面と前記本文の
表側で最も外側に位置する紙片との接着と、前記見返し
の裏部の内面と前記本文の裏側で最も外側に位置する紙
片との接着はこれらの紙片の外面に形成された接着層に
よりなされ、この接着層及びまたは前記本文の表側で最
も外側に位置する紙片の内面と前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片の内面の印刷は、本文の印刷工程にお
いて形成される請求項2記載の本。 - 【請求項14】 前記本文は複数の折り丁から構成さ
れ、本文の背は無線綴じにより綴じられている請求項3
記載の本。 - 【請求項15】 前記本文の背には、背の幅方向に延在
して本文の表側で最も外側に位置する紙片の背から本文
の裏側で最も外側に位置する紙片の背とにわたる接着層
が形成されている請求項14記載の本。 - 【請求項16】 前記表表紙及び裏表紙は前記本文の紙
片とほぼ同じ大きさで形成されている請求項3記載の
本。 - 【請求項17】 前記本文の背が綴じられたのち三方断
裁されている請求項3記載の本。 - 【請求項18】 前記本文の表側で最も外側に位置する
紙片と前記表表紙が接着され、前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片と前記裏表紙が接着されたのち三方断
裁されている請求項3記載の本。 - 【請求項19】 前記本文の表側で最も外側に位置する
紙片と前記表表紙が接着され、前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片と前記裏表紙が接着されたのち前記本
文と表紙の地側が断裁されている請求項3記載の本。 - 【請求項20】 前記本文の表側で最も外側に位置する
紙片と前記表表紙が接着され、前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片と前記裏表紙が接着されたのち前記本
文と表紙の小口側が断裁されている請求項3記載の本。 - 【請求項21】 前記本文の表側で最も外側に位置する
紙片と前記表表紙との接着と、前記本文の裏側で最も外
側に位置する紙片と前記裏表紙との接着は、これらの紙
片の外面に形成された接着層によりなされ、この接着層
及びまたは前記本文の表側で最も外側に位置する紙片の
内面と前記本文の裏側で最も外側に位置する紙片の内面
の印刷は、本文の印刷工程において形成される請求項3
記載の本。 - 【請求項22】 前記見返しの表部と裏部は前記本文の
紙片とほぼ同じ大きさで形成されている請求項1または
2記載の本。 - 【請求項23】 前記見返しの背部と本文の背は無線綴
じにより綴じられている請求項1または2記載の本。 - 【請求項24】 前記本文は複数の折り丁から構成され
ている請求項1,2または3記載の本。 - 【請求項25】 前記表紙は、表紙用紙片と、表紙用紙
片に接着された芯紙とで構成されている請求項1,2ま
たは3記載の本。 - 【請求項26】 前記芯紙は、前記表表紙と裏表紙を構
成する表紙用紙片の内面に接着されている請求項24記
載の本。 - 【請求項27】 前記芯紙は、背表紙を構成する表紙用
紙片の内面の幅方向の中央で背表紙よりも小さい幅で天
地に延在して形成されている請求項24記載の本。 - 【請求項28】 前記表表紙と裏表紙の背表紙寄り部分
には天地にわたって延在する筋入れが形成されている請
求項24記載の本。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11632995A JP3422394B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 本 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11632995A JP3422394B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 本 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002106035A Division JP2002337480A (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 本 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282149A true JPH08282149A (ja) | 1996-10-29 |
JP3422394B2 JP3422394B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=14684284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11632995A Expired - Fee Related JP3422394B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 本 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3422394B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280014A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Horizon International Inc | 製本用見返し用紙 |
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- 1995-04-17 JP JP11632995A patent/JP3422394B2/ja not_active Expired - Fee Related
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