JPH08281970A - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置Info
- Publication number
- JPH08281970A JPH08281970A JP9401895A JP9401895A JPH08281970A JP H08281970 A JPH08281970 A JP H08281970A JP 9401895 A JP9401895 A JP 9401895A JP 9401895 A JP9401895 A JP 9401895A JP H08281970 A JPH08281970 A JP H08281970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print head
- waste liquid
- flushing
- cap
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フラッシング動作に所要するヘッドの移動量を
最小限にして印刷所要時間を短縮した印刷装置を提供す
る。 【構成】廃液回収キャップと負圧回路からなる複数の排
液回収機構を印刷範囲の両端に設置し、印刷途中におけ
るインク排出のためのキャリッジの空走距離を最少にし
てインク排出一連の動作に所要する移動量を短縮するこ
とにより定期フラッシング動作に所要するプリントヘッ
ドの移動量を最小限にし、定期フラッシング動作を含む
印刷時間を短縮した印刷装置を構成することができる。
最小限にして印刷所要時間を短縮した印刷装置を提供す
る。 【構成】廃液回収キャップと負圧回路からなる複数の排
液回収機構を印刷範囲の両端に設置し、印刷途中におけ
るインク排出のためのキャリッジの空走距離を最少にし
てインク排出一連の動作に所要する移動量を短縮するこ
とにより定期フラッシング動作に所要するプリントヘッ
ドの移動量を最小限にし、定期フラッシング動作を含む
印刷時間を短縮した印刷装置を構成することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の廃液回収機構を
有した構造の印刷装置に関する。
有した構造の印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術としては、印刷途中におい
て、噴射頻度の低いノズルのインク粘度増大によるイン
ク目詰まり抑止の方策として、定期的にプリントヘッド
の全ノズルよりインクを噴射させ、初期のインク粘度を
保持することを目的とした動作（定期フラッシング動
作）において、リフレッシュ信号をトリガーとして、プ
リントヘッドを廃液回収機構の配置された位置（フラッ
シングポジション）に移動した後、プリントヘッド駆動
信号を与えることにより、廃液回収機構内にインクを排
出しているが、廃液回収機構はヘッド位置検出ポジショ
ン（ホームポジション）側に単数の配置としている。
て、噴射頻度の低いノズルのインク粘度増大によるイン
ク目詰まり抑止の方策として、定期的にプリントヘッド
の全ノズルよりインクを噴射させ、初期のインク粘度を
保持することを目的とした動作（定期フラッシング動
作）において、リフレッシュ信号をトリガーとして、プ
リントヘッドを廃液回収機構の配置された位置（フラッ
シングポジション）に移動した後、プリントヘッド駆動
信号を与えることにより、廃液回収機構内にインクを排
出しているが、廃液回収機構はヘッド位置検出ポジショ
ン（ホームポジション）側に単数の配置としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、ホームポジションより離れた位置までプリント
ヘッドを移動して印刷を行った後、プリントヘッドがそ
の場において待機中に、定期フラッシング動作のトリガ
であるリフレッシュ信号が与えられた場合、フラッシン
グ動作として、印刷動作の方向と無関係に、必ずホーム
ポジション側に設定されたフラッシングポジションにプ
リントヘッドを移動する必要が有り、印刷全般の所要時
間を増大させるという問題点を有する。そこで、本発明
はこのような問題点を解決するもので、その目的とする
ところはフラッシング動作に所要するヘッドの移動量を
最小限にして印刷所要時間を短縮した印刷装置を提供す
るところにある。
術では、ホームポジションより離れた位置までプリント
ヘッドを移動して印刷を行った後、プリントヘッドがそ
の場において待機中に、定期フラッシング動作のトリガ
であるリフレッシュ信号が与えられた場合、フラッシン
グ動作として、印刷動作の方向と無関係に、必ずホーム
ポジション側に設定されたフラッシングポジションにプ
リントヘッドを移動する必要が有り、印刷全般の所要時
間を増大させるという問題点を有する。そこで、本発明
はこのような問題点を解決するもので、その目的とする
ところはフラッシング動作に所要するヘッドの移動量を
最小限にして印刷所要時間を短縮した印刷装置を提供す
るところにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、ノ
ズルからインクを噴出させるプリントヘッドを搬送手段
によって往復移動させながら印刷用紙に印字を行なう印
刷装置において、上記プリントヘッドの印刷範囲の両側
に上記プリントヘッドのフラッシング動作時に上記ノズ
ル内のインクを排出させ回収する廃液回収手段をそれぞ
れ設けるとともに、上記プリントヘッドをいずれか一方
の最短距離にある上記廃液回収手段まで移動させること
を特徴とする。
ズルからインクを噴出させるプリントヘッドを搬送手段
によって往復移動させながら印刷用紙に印字を行なう印
刷装置において、上記プリントヘッドの印刷範囲の両側
に上記プリントヘッドのフラッシング動作時に上記ノズ
ル内のインクを排出させ回収する廃液回収手段をそれぞ
れ設けるとともに、上記プリントヘッドをいずれか一方
の最短距離にある上記廃液回収手段まで移動させること
を特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明の構成によれば、定期フラッシング時に
プリントヘッドを印刷範囲の両側に位置するいずれかの
最短距離にある廃液回収機構へ移動することにより、定
期フラッシングに所要するプリントヘッドの移動量及び
移動時間の短縮が可能となる。
プリントヘッドを印刷範囲の両側に位置するいずれかの
最短距離にある廃液回収機構へ移動することにより、定
期フラッシングに所要するプリントヘッドの移動量及び
移動時間の短縮が可能となる。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。
する。
【０００７】インクを記録用紙等の印刷媒体に噴出して
印刷を行うプリントヘッド１はキャリッジ２に搭載され
ている。キャリッジ２はキャリッジガイド軸３に支えら
れ、軸方向に自在に摺動する。キャリッジモータ４は時
計方向及び反時計方向に任意の回転角を与える。キャリ
ッジモータ４と従動プーリ６間にはタイミングベルト５
が巻掛けてあり、タイミングベルト５の一部はキャリッ
ジ２と嵌号をなしているためキャリッジ２に搭載された
プリントヘッドはキャリッジガイド軸３を案内としてキ
ャリッジモータ４の回転角と回転方向に対応して自在に
移動する。
印刷を行うプリントヘッド１はキャリッジ２に搭載され
ている。キャリッジ２はキャリッジガイド軸３に支えら
れ、軸方向に自在に摺動する。キャリッジモータ４は時
計方向及び反時計方向に任意の回転角を与える。キャリ
ッジモータ４と従動プーリ６間にはタイミングベルト５
が巻掛けてあり、タイミングベルト５の一部はキャリッ
ジ２と嵌号をなしているためキャリッジ２に搭載された
プリントヘッドはキャリッジガイド軸３を案内としてキ
ャリッジモータ４の回転角と回転方向に対応して自在に
移動する。
【０００８】次にインク回収機構について説明する。イ
ンク回収機構は本例では記録用紙１４上の印字範囲の左
右に各１組配置してある。印刷範囲の右側に廃液回収キ
ャップ７を、印刷範囲の左側に廃液回収キャップ８が配
置されている。廃液回収キャップ７はチューブ１１を介
してポンプによる負圧機構へと連接され、キャップ内に
排出されたインクはポンプの負圧によりチューブ１１を
径由して排除される。廃液回収キャップ９も同様にチュ
ーブ１２を介して負圧機構に連接され、チューブ１２を
径由してキャップ内に排出されたインクが排除される。
ンク回収機構は本例では記録用紙１４上の印字範囲の左
右に各１組配置してある。印刷範囲の右側に廃液回収キ
ャップ７を、印刷範囲の左側に廃液回収キャップ８が配
置されている。廃液回収キャップ７はチューブ１１を介
してポンプによる負圧機構へと連接され、キャップ内に
排出されたインクはポンプの負圧によりチューブ１１を
径由して排除される。廃液回収キャップ９も同様にチュ
ーブ１２を介して負圧機構に連接され、チューブ１２を
径由してキャップ内に排出されたインクが排除される。
【０００９】定期フラッシング動作時には、リフレッシ
ュ信号が与えられた時点で廃液回収キャップの配置され
たフラッシングポジションにプリントヘッド１を移動し
なくてはならないが、印刷範囲の両側に廃液回収キャッ
プ７を配置したフラッシングポジションもしくは廃液回
収キャップ９の配置されたフラッシングポジションの最
も近いフラッシングポジションにプリントヘッド１を移
動することにより、フラッシング動作が行える。この構
成によりプリントヘッド１の待機位置からフラッシング
ポジションまでの空走時間を短縮することができる。
ュ信号が与えられた時点で廃液回収キャップの配置され
たフラッシングポジションにプリントヘッド１を移動し
なくてはならないが、印刷範囲の両側に廃液回収キャッ
プ７を配置したフラッシングポジションもしくは廃液回
収キャップ９の配置されたフラッシングポジションの最
も近いフラッシングポジションにプリントヘッド１を移
動することにより、フラッシング動作が行える。この構
成によりプリントヘッド１の待機位置からフラッシング
ポジションまでの空走時間を短縮することができる。
【００１０】尚、図１に示した実施例ではインク等をヘ
ッド流路に充填またはプリントヘッド流路内清浄のた
め、プリントヘッド１の噴出ノズル面と密着して負圧に
より吸引する機能を併用する廃液回収キャップ７と廃液
回収キャップ９で共通化する目的により廃液回収キャッ
プ９側の負圧流路にはキャリッジ２が、廃液回収キャッ
プ９上に移動した時点で流路開放するバルブ機構１０を
設け、当該用途時におけるプリントヘッド１と廃液回収
キャップ７間の負圧を確保したが、負圧回路をそれぞれ
独立して持つ場合は、バルブ機構の構成は不要とするこ
とができる。
ッド流路に充填またはプリントヘッド流路内清浄のた
め、プリントヘッド１の噴出ノズル面と密着して負圧に
より吸引する機能を併用する廃液回収キャップ７と廃液
回収キャップ９で共通化する目的により廃液回収キャッ
プ９側の負圧流路にはキャリッジ２が、廃液回収キャッ
プ９上に移動した時点で流路開放するバルブ機構１０を
設け、当該用途時におけるプリントヘッド１と廃液回収
キャップ７間の負圧を確保したが、負圧回路をそれぞれ
独立して持つ場合は、バルブ機構の構成は不要とするこ
とができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明を実施することにより定期フラッ
シング動作に所要するプリントヘッドの移動量を最小限
にし、定期フラッシング動作を含む印刷時間を短縮した
印刷装置を構成するという効果を有する。
シング動作に所要するプリントヘッドの移動量を最小限
にし、定期フラッシング動作を含む印刷時間を短縮した
印刷装置を構成するという効果を有する。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図。
１．．．プリントヘッド ２．．．キャリッジ ３．．．キャリッジガイド軸 ４．．．キャリッジモータ ５．．．タイミングベルト ６．．．従動プーリ ７．．．廃液回収キャップ ８．．．バルブ機構 ９．．．廃液回収キャップ １０．．．バルブ機構 １１．．．チューブ １２．．．チューブ １３．．．チューブ １４．．．印刷用紙
Claims (1)
- 【請求項１】ノズルからインクを噴出させるプリントヘ
ッドを搬送手段によって往復移動させながら印刷用紙に
印字を行なう印刷装置において、上記プリントヘッドの
印刷範囲の両側に上記プリントヘッドのフラッシング動
作時に上記ノズル内のインクを排出させ回収する廃液回
収手段をそれぞれ設けるとともに、上記プリントヘッド
をいずれか一方の最短距離にある上記廃液回収手段まで
移動させることを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9401895A JPH08281970A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9401895A JPH08281970A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08281970A true JPH08281970A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14098788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9401895A Pending JPH08281970A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08281970A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100562596B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2006-03-17 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 인쇄 장치, 인쇄 방법 및 정보 기록 매체 |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP9401895A patent/JPH08281970A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100562596B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2006-03-17 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 인쇄 장치, 인쇄 방법 및 정보 기록 매체 |
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