JPH08281080A - 膜分離装置 - Google Patents

膜分離装置

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JPH08281080A
JPH08281080A JP11248195A JP11248195A JPH08281080A JP H08281080 A JPH08281080 A JP H08281080A JP 11248195 A JP11248195 A JP 11248195A JP 11248195 A JP11248195 A JP 11248195A JP H08281080 A JPH08281080 A JP H08281080A
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membrane
air
membrane element
separation device
flow
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JP11248195A
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Masashi Beppu
雅志 別府
Hajime Hisada
肇 久田
Yuji Nishida
祐二 西田
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】処理槽1内の被処理液中に平型の膜エレメント
2がその膜面21を垂直にして配設され、膜エレメント
の下方に囲い壁32が設けられ、該囲い壁32内に散気
手段4が設けられてなる膜分離装置において、噴出エア
を膜面に均一分散で接触させて膜洗浄を効率よく行い得
る充分に小型の膜分離装置を提供する。 【構成】囲い壁32内に散気手段4が設けられ、該散気
手段4と膜エレメント2との中間に散気手段4により発
生される気液混合流に対する整流手段33が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膜分離装置に関し、特に
生活排水や工場排水の浄化処理に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】懸濁液を膜分離法により浄化処理する場
合、濾過液流路部材の両側に半透膜を設けた平型膜エレ
メントの複数枚を原液槽内に並設し、この膜エレメント
群の下方に散気管を配設し、原液槽内に懸濁液を供給
し、散気管からの噴出エアによりエア−スクラビングを
行いつつ、膜エレメントの濾過液流路側を減圧して懸濁
液を濾過することが公知である(特公平4−70958
号公報)。
【0003】この膜分離においては、特に、懸濁液が生
活排水や工場排水のように有機物を多量に含有する場
合、排水中の有機物が浮遊状態の活性汚泥によって好気
状態下で吸着・代謝分解されて病原菌が減少され、活性
汚泥が増殖されていく。即ち、微生物反応も進行してい
く。
【0004】従来、上記形式の膜分離装置において、膜
エレメントの下方に長さ500mm〜2000mmとい
った長いケ−シング部を設け、このケ−シング部の下端
部に散気手段を設け、この散気手段からの噴出エアによ
る気液混合流れを当該ケ−シング部上端位置に達するま
でに平行流にして、エアを膜エレメントの膜面に一様分
散で接触させて膜面でのケ−ク層の生成を防止し、濾過
流速の低下を抑制することが提案されている(特開平5
−277345号公報)。また、膜エレメントの下方に
ケ−シングを設け、該ケ−シングの下方空間に噴流管を
設け、同ケ−シングの下端に噴流ガイドを設け、該噴流
ガイド外の両側の各部位に散気管をそれぞれ配設するこ
とにより、消費エネルギ−の低減を図ると共に上昇流を
膜エレメントの膜面に対し平行流れにして膜面でのケ−
ク層の生成を防止し、濾過流速の低下を抑制することが
提案されている(特開平4−334530号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
構成では(特開平5−277345号公報)、膜エレメ
ントの下方に500mm〜2000mmと云う長尺のケ
−シング部を設ける必要があり、装置の高さの大型化が
余儀なくされる。後者の構成においても(特開平4−3
34530号公報)、散気管からの噴出エアによる気液
混合流れが噴流ガイドを通過することなく膜エレメント
に達するので、ケ−シングによりこの気液混合流れを整
流して膜エレメントの膜面に平行流で接触させるにはそ
れだけケ−シングを長くしなければならないこと、噴流
管がケ−シング外の下方にあり、ケ−シングの設置高さ
をそれだけ高くしなければならないこと等のために、装
置の高さの大型化は否めない。
【0006】本発明の目的は、処理槽内の被処理液中に
平型の膜エレメントがその膜面を垂直にして配設され、
膜エレメントの下方に囲い壁が設けられ、該囲い壁内に
散気手段が設けられてなる膜分離装置において、噴出エ
アを膜面に均一分散で接触させて膜洗浄を効率よく行い
得る充分に小型の膜分離装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膜分離装置
は、処理槽内の被処理液中に平型の膜エレメントがその
膜面を垂直にして配設され、膜エレメントの下方に囲い
壁が設けられ、該囲い壁内に散気手段が設けられ、該散
気手段と膜エレメントとの中間に散気手段により発生さ
れる気液混合流に対する整流手段が設けられていること
を特徴とする構成であり、膜エレメントに接する気液混
合流の上昇流速が0.01〜2m/secのもとで、囲い
壁の高さを200mm〜500mmとし、散気手段と膜
エレメント下端との間隔を200mm以上とすることが
適切である。
【0008】以下、図面を参照しつつ本発明の構成を説
明する。図1は本発明に係る膜分離装置を示す説明図で
ある。図1において、1は処理槽である。2は平型の膜
エレメントであり、膜面21を垂直とするように複数箇
が枠31内に並設されている。32は膜エレメント2,
…の下方に設けられた囲い壁であり、下端は処理槽底面
に近接されている。4,…は囲い壁32内に囲い壁32
内のほぼ全域にわたって設けられた散気管である。33
は膜エレメント下端と散気管4との中間位置において、
囲い壁32内のほぼ全域にわたって設けられた整流板で
あり、散気管4,…からの噴出エアによる気液混合流の
平行流化が促さられる。
【0009】この整流板には、図2の(イ)〔左側は斜
視図、右側は平面図〕に示すように囲い壁の内郭にほぼ
等しい外郭の枠体に多数箇の平行ガイド板を取り付けた
もの、図2の(ロ)〔左側は斜視図、右側は平面図〕に
示すように同上枠体に格子状のガイド板を取り付けたも
の、図2の(ハ)〔左側は斜視図、右側は平面図〕に示
すように囲い壁の内郭にほぼ等しい外郭のプレ−トに多
数箇の孔を穿設したもの、図2の(ニ)〔左側は斜視
図、右側は平面図〕に示すように上記枠体に多数箇の平
行ガイド板を互いに直交する方向に設けた二段式のもの
等を使用できる。図1において、52は被処理液を原液
槽1に供給するための液送ポンプ、51は散気管4,…
にエア−を供給するためのブロワ、53は膜エレメント
2,…の濾過液流路側を減圧するための吸引ポンプ、5
4は濾過液取出し配管、55は濾過液貯槽である。
【0010】本発明に係る膜分離装置により懸濁液、例
えば、生活排水、工場排水等の汚水を処理するには、図
1において、この汚水を液送ポンプ52により原液槽1
に供給し、ブロワ51の駆動により散気管4,…から空
気を噴出させ、この噴出空気に基づく気液混合流を囲い
壁32と整流板33とで囲い壁上端321に至るまでに
平行流になし、この平行流を平型膜エレメント2,2間
の間隙に沿って上昇させ、この気液混合上昇流で膜面2
1をエア−スクラビングし、一方、吸引ポンプ53の駆
動により膜エレメント2の濾過液流路側を減圧して所定
の膜間差圧を発生させ、汚水中の有機物を空気との接触
下、好気性微生物により吸着・代謝分解させ、病原菌を
減少させると共に好気性微生物を増殖させつつ、膜エレ
メント2の膜に水を透過させ、これを濾過液取出し配管
54を経て濾過液貯槽55に取出していく。
【0011】上記気液混合流の上昇速度は、懸濁液の液
質や濃度や処理速度等によっても異なるが、通常0.0
1〜2m/sec、好ましくは、0.02〜1m/se
cとされる。0.01m/sec以下では、活性汚泥が
沈殿して微生物反応を促進させ難く、また、膜面の洗浄
効果も不充分となる。2m/sec以上では、膜分離装
置本体(例えば、後述の図4)の強度上、安全保障が難
しくなり、空気供給コストも高くなり過ぎる。かかる気
液混合流速を得るための散気口からのエアの噴出線速
は、10〜20m/sec以上である。
【0012】この散気管4の散気口からの噴出エアによ
る気液混合流は整流板33により平行流化されると共に
囲い壁32のために外側への拡がりが防止されつつ上昇
するにつれて平行流化される行き、囲い壁32の長さや
整流板33の高さ位置は、囲い壁上端321での気液混
合流れが平行流となるように設定されている。この場
合、囲い壁上端42での気液混合流れを平行流れとなし
得る囲い壁4の高さは、気液混合流の流速が高速となる
ほど長くなる。而るに、気液混合流の流速は、通常0.
01〜2m/secとされので、囲い壁4の高さは、通常
200mm以上とされ、500mm以上では長すぎ、装
置の高さ寸法の大型化が招来されるから、500mm以
下とされる。そして、整流板の位置を膜エレメント下端
から離すほど上記囲い壁上端321での気液混合流れの
平行流化に有利であり、整流板は膜エレメント下端から
少なくとも200mm隔離して配設される。
【0013】上記膜エレメントの寸法は、通常、高さが
50cm〜150cm、巾が20cm〜100cm、厚
みが3mm〜6mm程度とされる。膜エレメント2,2
間の相互間隔は、原液の水質等によっても異なるが、通
常、5〜15mm程度とされる。5mm以下では、膜エ
レメント間の気液混合流の上昇に対する抵抗が高くなり
過ぎ、膜面洗浄効果の低下が招来され、15mm以上で
は、原液槽容積に対する膜面積が小となり過ぎ、膜分離
装置の大型化が招来される。上記した本発明に係る膜分
離装置の構成例では、散気管のエア−噴出孔を上に向け
ているが、エア−噴出孔を処理槽の底面側に向ければ、
上に向ける場合よりも囲い壁の高さを低くできる。エア
−噴出孔を処理槽の底面側に向ける場合、囲い壁下端と
処理槽底面との間からのエア漏出を僅かにとどめ得るよ
うにその間のギャップが充分に小さくされる。
【0014】本発明に係る膜分離装置を使用する場合、
膜エレメント2の濾過液流路側の吸引ポンプ53による
減圧は、間歇的に行うことが好ましく(例えば、10分
間吸引ポンプ駆動,5分間吸引ポンプ停止の繰返し)、
かくすることにより、吸引ポンプ停止期間中、膜間差圧
を零にしケ−ク層の膜面への押え付けを回避してエア−
スクラビングによるケ−ク層の除去を効率よく行い得、
全体としての経時的なケ−ク層の付着生成を抑制するこ
とができる。
【0015】この場合、膜面での経時的なケ−ク層の生
成にもかかわらず、濾過流束を一定とするように、ケ−
ク層生成に基づく濾過抵抗の増大に応じ、漸次に減圧度
(上記間歇的減圧運転の減圧時の減圧度)を高くして膜
間差圧を増大し、所定の減圧度(例えば、−50KPa程
度)に達すれば、運転を中断し、適当な手段で濾過流束
をほぼ回復させたうえで、前記の一定濾過流束下での再
運転を行うことができる(定量運転)。あるいは、一定
の減圧度で間歇的に減圧し、透過流束が下限値に低下す
ると運転を中断し、適当な手段で濾過流束をほぼ回復さ
せたうえで、前記の一定減圧度下での再運転を行うこと
もできる(定圧運転)。
【0016】本発明において、平型膜エレメントには例
えば、図3の(イ)及び図3の(ロ)〔図3の(イ)に
おけるロ−ロ断面図〕に示す構成の膜エレメントを使用
することができる。図3の(イ)並びに図3の(ロ)に
おいて、22は濾過液流路用シ−トであり、例えば、プ
ラスチックネット、プラスチック不織布、織物(例え
ば、ポリエステル製トリコット織物、特に、この織物を
樹脂液、例えばメラミン樹脂液で内部に繊維間隙を残す
ように固めたもの等)、多孔プラスチック板等が使用さ
れる。23はプラスチック製(例えば、塩化ビニル樹脂
製)または軽量金属製(例えば、アルミニウム製)の濾
過液集水管部材(外形は四角形)、24は同じく補強縁
板であり、濾過液集水管部材23の嘴部231に濾過液
流路用シ−ト22の一端が差し込まれ、この濾過液流路
用シ−ト22の三方に補強縁板24がボルト241の締
め付けにより挾着され、合掌面が接着剤251でシ−ル
されている。21は濾過液集水管部材23の嘴部231
と補強縁板24にわたり接着剤252または融着により
貼着された半透膜(精密濾過膜や限外濾過膜等)であ
り、精密濾過膜や限外濾過膜を不織布等の基材に貼り合
わせたもの、精密濾過膜や限外濾過膜に不織布等の基材
を埋め込んだもの等も使用できる。26は濾過液集水管
部材23の上端開口に接着剤を介して水密に差し込まれ
た濾過液取出し短管、27は同じく濾過液集水管部23
の下端開口に接着剤を介して水密に差し込まれた密栓で
ある。上記において、補強縁板24,24の合掌面のシ
−ル、半透膜21の貼着、濾過液取出し短管26や密栓
27の水密固定に用いる接着剤には、例えば、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂等の硬化型接着剤、ホットメルト接
着剤等を使用できる。
【0017】本発明に係る膜分離装置の本体は、例え
ば、図4に示すように、枠部31の下端に囲い壁32を
有する据置き式フレ−ム3の枠部31に複数箇の膜エレ
メント2,…を膜エレメント相互間に間隙を置いて挿入
し、囲い壁32内に整流板33並びに散気管(図には現
れていない)をそれぞれ所定の位置に配設することによ
り組み立てることができる。散気管の配設は、図5の
(イ)または図5の(ロ)に示すように、膜エレメント
2と同方向または直交方向の何れでもよく、また、図5
の(ハ)に示すようなル−プ状の散気管の配設も可能で
ある。
【0018】
【作用】図1において、散気管4,…からの噴出エアに
よる気液混合流が上昇につれ囲い壁32と整流板33と
の相乗作用により平行流とされていき、囲い壁上端32
1で平行流となり、気液混合流がこの平行流で膜エレメ
ント2の膜面21に接触するから、エアの膜面への一様
な分散により膜を均一に洗浄でき、ケ−ク層の生成をよ
く防止でき、初期濾過流速を充分に保持できる。この場
合、囲い壁のみの場合に較べ、低い囲い壁高さで囲い壁
上端での気液混合流を平行流にでき、膜エレメント上端
位置の高さを低くして装置を小型にできる。
【0019】
【実施例】
〔実施例1〕膜エレメントには図3の(イ)並びに
(ロ)に示すものを使用し、寸法は縦1060mm×横
(巾)610mmとし、膜21には公称孔径0.4μ
m、面積1m2のポリオレフィン系精密濾過膜を、濾過
液流路用シ−ト22にはプラスチックネツトをそれぞれ
使用し、枠板と膜との接着、枠板間の接着シ−ルには、
共にウレタン樹脂を使用した。装置本体は、図4に示す
構成とし、囲い壁32の高さを450mmとし、据置き
式フレ−ム3の枠部31に上記膜エレメント30枚を1
3mmの間隔で重ねて挿入し、整流板〔図2の(イ)に
示す構成〕を膜エレメント2の下方200mmの位置
に、散気管4〔図5の(イ)に示す構成〕を膜エレメン
ト2の下方400mmの位置にそれぞれ配設した。
【0020】この装置本体を処理槽内に設置し、被処理
液にはMLSS濃度6,000〜7,000mg/リットル
の活性汚泥溶液を使用し、膜エレメントの膜面での気液
混合流の流速を0.5m/secとするようにエア噴出量
を設定し、濾過流束を0.6m3/m2・dayに保持する
ように、吸引ポンプを10分間作動、5分間停止の間歇
的減圧で運転した。
【0021】〔実施例2〕実施例1に対し、整流板33
の配設位置を膜エレメント2の下方100mmとし、散
気管4の配設位置を膜エレメント2の下方200mmと
した以外、実施例1に同じとした。 〔比較例〕実施例1に対し整流板を使用しない以外、実
施例1に同じとした。
【0022】上記の実施例並びに比較例における、濾過
処理開始後、濾過流束0.6m3/m2・day保持下での
膜エレメントの濾過液流路側吸引圧力(吸引ポンプの間
歇作動における吸引ポンプ操作圧力)は、図6に示す通
りであり、実施例においては、比較例に較べて経時的な
濾過抵抗の増大が小であり、減圧度を小にできること、
従って、ケ−ク層の生成が少ないことが明らかである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、処理槽内の被処理液中
に平型の膜エレメントがその膜面を垂直にして配設さ
れ、膜エレメントの下方に囲い壁が設けられ、該囲い壁
内に散気手段が設けられてなる膜分離装置において、囲
い壁の高さを低くしても、膜面でのケ−ク層の生成をよ
く抑制でき、高さがコンパクトで、かつ濾過流速が安定
な膜分離装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用する膜分離装置を示す説明
図である。
【図2】本発明において使用する整流板の異なる例を示
す説明図である。
【図3】本発明において使用する膜エレメントの一例を
示す説明図である。
【図4】本発明において使用する膜分離装置本体の一例
を示す説明図である。
【図5】本発明において使用する散気管の異なる配設例
を示す説明図である。
【図6】本発明に係る実施例と比較例との定量濾過のも
とでの膜エレメントの濾過液流路側の減圧状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 平型膜エレメント 21 半透膜 32 囲い壁 33 整流板 4 散気管 53 吸引ポンプ 54 濾過液取出し配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理槽内の被処理液中に平型の膜エレメン
    トがその膜面を垂直にして配設され、膜エレメントの下
    方に囲い壁が設けられ、該囲い壁内に散気手段が設けら
    れ、該散気手段と膜エレメントとの中間に散気手段によ
    り発生される気液混合流に対する整流手段が設けられて
    いることを特徴とする膜分離装置。
  2. 【請求項2】膜エレメントに接する気液混合流の上昇流
    速が0.01〜2m/secであり、囲い壁の高さが20
    0mm〜500mmであり、散気手段と膜エレメント下
    端との間隔が200mm以上である請求項1記載の膜分
    離装置。
JP11248195A 1995-04-12 1995-04-12 膜分離装置 Pending JPH08281080A (ja)

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