JPH08280804A - シリンジ及びそのシリンジに用いられるピストンの製造方法 - Google Patents
シリンジ及びそのシリンジに用いられるピストンの製造方法Info
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- JPH08280804A JPH08280804A JP7113722A JP11372295A JPH08280804A JP H08280804 A JPH08280804 A JP H08280804A JP 7113722 A JP7113722 A JP 7113722A JP 11372295 A JP11372295 A JP 11372295A JP H08280804 A JPH08280804 A JP H08280804A
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Abstract
体への密封活栓の取付作業が不要なシリンジ用ピストン
及びこれを備えたシリンジ並びにそのピストンの製造方
法を提供するにある。 【構成】 シリンダ(1)及び該シリンダ
(1)内に装填されるピストン(2)からなり、上記ピストン
(2)を、樹脂製ピストン本体(21)と、該ピストン本体(2
1)に装着されシリンダ壁との気密性を保持する弾性シー
ル材(22)とから構成し、上記ピストン本体(21)を、その
先端部(21a)が本体部(21b)よりも径を小さく設定して該
先端部(21a)と上記本体部(21b)との間に全周にわたって
段(21c)を構成し、上記弾性シール材(22)を、上記ピス
トン本体(21)の段(21c)から先端部(21a)全体に嵌着す
る。
Description
ンジに用いられるピストンの製造方法に関し、さらに詳
しくはその改良に関する。
に往復動自在に装填されるピストンからなるが、現在で
は概ね次の3種;シリンダ及びピストン共にガラス製
のもの、シリンダ及びピストン共に樹脂製のもの、
ガラス製シリンダ及び樹脂製ピストンからなるもの;が
知られている。
や注射用のいずれにも用いることができる点で好ましい
が、取り扱いの不注意から簡単に破損してしまうことも
多く、またその廃棄物を処理する場合にも危険が伴うも
のである。これに対し上記のものは破損し難い利点は
有するが、現在のところ蒸気による滅菌消毒に耐え得る
耐熱性を有する樹脂製シリンダがなく、採血等の分野で
しか用いられていない。従って、上記との両方の利
点を有するものとして上記のものが汎用されている。
慮して使い捨てできるシリンジが好まれおり、量産性及
び経済性の観点から上記又はの構成が適している
が、上記及びのいずれの構成においても、樹脂製ピ
ストンは、樹脂製ピストン本体と、この先端に螺着又は
挿着されたシリンダとの気密性を保持するゴム製の密封
活栓とで構成されている。
本体と密封活栓とはそれぞれ別工程で作製されており、
これらを互いに取付ける作業が必要となる。また、螺着
の場合は、締めすぎると密封活栓の径が拡大されてシリ
ンダへ装填し難くなり、螺着が緩いとシリンダ内でシー
ル部材がピストン本体から外れてしまうという問題があ
り、一方、挿着の場合は、ピストン本体と密封活栓との
間に遊びが生じるという問題がある。
体への密封活栓の取付作業が不要なシリンジ用ピストン
及びこれを備えたシリンジ並びにそのピストンの製造方
法を提供するにある。
1』にかかる発明によれば、『シリンダ(1)及び該シリ
ンダ(1)内に装填されるピストン(2)からなるシリンジ
(A)であって、上記ピストン(2)が、樹脂製ピストン本体
(21)と、該ピストン本体(21)に装着されシリンダ壁との
気密性を保持する弾性シール材(22)とからなり、上記ピ
ストン本体(21)は、その先端部(21a)が本体部(21b)より
も径が小さく設定されて該先端部(21a)と上記本体部(21
b)との間に全周にわたって段(21c)が構成されてなり、
上記弾性シール材(22)が、上記ピストン本体(21)の段(2
1c)から先端部全体に嵌着されてなることを特徴とする
シリンジ(A)』が提供される。
従来と同様にガラス製のものであってもよく、また樹脂
製のものであってもよい。なお、樹脂にて構成する場合
は、蒸気滅菌等の点から耐熱性樹脂を用いる必要がある
が、さらに本願『請求項3』に示すように射出成形可能
な熱可塑性樹脂が好ましい。
樹脂製ピストン本体(21)と弾性シール材(22)とから構成
される。上記ピストン本体(21)は、その先端部(21a)が
本体部(21b)よりも径が小さく設定される。これにより
該先端部(21a)と上記本体部(21b)との間に全周にわたっ
て段(21c)が構成される。上記段(21c)の高さは、後述す
る弾性シール材(22)が嵌着されるに十分な厚さを提供す
る範囲が選択される。上記先端部(21a)には、後述する
弾性シール材(22)の脱離防止の為の構成を有することが
好ましい。例えば、先端から段(21c)に向けて下りテー
パーが設けられていてもよく、また先端部外周面に凹所
が設けていてもよい。この凹所としては、先端部外周面
に沿って凹設される環状溝が好ましいものとして挙げら
れる。これらの構成については後述する実施例の記載が
参照される。
(22)は、上記ピストン本体(21)の段(21c)から先端部全
体に嵌着される。上記弾性シール材(22)の外面は、シリ
ンダ内壁と摺接して気密性を保持し得るに十分な形状に
構成される。上記弾性シール材(22)は、本願『請求項
3』に示すように、射出成形又は注入成形可能なエラス
トマが好ましく、これらの点でウレタンゴム、シリコー
ンゴム、熱可塑性ゴム等が好適に用いられる。
造する方法として本願『請求項4』に示すように、『シ
リンジのシリンダ内に装填されるピストン本体(21)と、
該ピストン本体(21)に装着されシリンダ壁との気密性を
保持する弾性シール材(22)とからなるシリンジ用ピスト
ンを製造する方法であって、先端部(21a)が本体部(21b)
よりも径が小さく設定され、該先端部(21a)の外周面全
周と上記本体部(21b)との間に段(21c)が構成されたピス
トン本体(21)を成形するキャビティ内に熱可塑性樹脂を
射出して硬化させるピストン本体製造工程と、シリンダ
の内径と同等かもしくはそれより若干大きい径を有する
キャビティ内に上記工程で得られるピストン本体(21)を
保持し、このキャビティ内のピストン本体(21)の先端部
(21a)に、硬化又は固化時に弾性を有する流動性樹脂を
射出又は注入して、上記ピストン本体(21)の段(21c)か
ら先端部外周面及び先端面並びに凹所内に充填して硬化
又は固化させる弾性シール材製造工程とからなるシリン
ジ用ピストンの製造方法』を提供することができる。
れば、『シリンダ(1)及び該シリンダ内に装填されるピ
ストン(2)からなるシリンジ(A2)であって、上記ピスト
ン(2)が、樹脂製ピストン本体(212)と、該ピストン本体
(212)に装着され、シリンダ壁との気密性を保持する弾
性シール材(222)とからなり、上記ピストン本体(212)
が、本体外面の少なくとも一か所に開口される中空部(2
12f)、本体外周面に凹設される1つ又はそれ以上の環状
溝(212a)及び上記中空部(212f)と上記各環状溝(212a)と
を連通する連通路(212g)を有し、上記弾性シール材(22
2)が、少なくとも上記各環状溝(212a)及び連通路(212g)
内に充填硬化又は固化されてなることを特徴とするシリ
ンジ(A2)』が提供される。
ダ(1)並びにピストン本体(212)及び弾性シール材(222)
を構成する材質は、上記請求項1のシリンジ(A)と同様
なものが用いられる。この発明に用いられるピストン
(2)において、ピストン本体(212)には中空部(212f)が設
けられる。そしてこの中空部(212f)はピストン本体(21
2)の外面に少なくとも一つの開口部が設けられる。この
開口部はピストン本体外面のいずれに設けられるもので
あってもよいが、本体軸方向の端面に設けられることが
弾性シール材(222)を形成する際の簡便性の点から好ま
しい。
(222)は、ピストン本体(212)の少なくとも上記各環状溝
(212a)及び連通路(212g)内に充填硬化又は固化される
が、中空部(212f)の一部又は全部に充填硬化又は固化さ
れるものであってもよい。
方法として、以下に示す2つの方法を好ましいものとし
て提供することができる。1つの方法は、本願『請求項
5』に示すように、『シリンジ(A2)のシリンダ(1)内に
装填されるピストン本体(212)と、該ピストン本体(212)
に装着され、シリンダ壁との気密性を保持する弾性シー
ル材(222)とからなるシリンジ用ピストンを製造する方
法であって、本体外面の少なくとも一か所に開口される
中空部(212f)、本体外周面に凹設される1つ又はそれ以
上の環状溝(212a)及び上記中空部(212f)と上記各環状溝
(212a)とを連通する連通路(212g)を有するピストン本体
(212)を成形するキャビティ内に熱可塑性樹脂を射出し
て硬化させるピストン本体製造工程と、シリンダ(1)の
内径と同等かもしくはそれより若干大きい径を有するキ
ャビティ内に上記工程で得られるピストン本体を保持
し、このキャビティ内に硬化又は固化時に弾性を有する
流動性樹脂を射出又は注入して、上記ピストン本体外面
の開口を通じて少なくとも連通路(212g)及び各環状溝(2
12a)に充填して硬化又は固化させる弾性シール材製造工
程とからなるシリンジ用ピストンの製造方法』である。
に、『シリンジ(A2)のシリンダ(1)内に装填されるピス
トン本体(212)と、該ピストン本体(212)に装着され、シ
リンダ壁との気密性を保持する弾性シール材(222)とか
らなるシリンジ用ピストンを製造する方法であって、本
体外面の少なくとも一か所に開口される中空部(212f)及
び本体外周面に凹設される1つ又はそれ以上の環状溝(2
12a)を有するピストン本体(212)を成形するキャビティ
内に熱可塑性樹脂を射出して硬化させるピストン本体製
造工程と、上記工程で得られるピストン本体(212)に、
中空部(212f)と各環状溝(212a)とを連通する連通路(212
g)を穿設する穿孔工程と、シリンダ(1)の内径と同等か
もしくはそれより若干大きい径を有するキャビティ内に
上記穿孔工程で得られるピストン本体(212)を保持し、
このキャビティ内に硬化又は固化時に弾性を有する流動
性樹脂を射出又は注入して、上記ピストン本体外面の開
口を通じて少なくとも連通路(212g)及び各環状溝(212a)
に充填して硬化又は固化させる弾性シール材製造工程と
からなるシリンジ用ピストンの製造方法』である。
トン本体(21)の段(21c)から先端までの先端部全体に弾
性シール材(22)が嵌着されているので、ピストン本体(2
1)と弾性シール材(22)とは一体的に連結されており、シ
リンダ内での往復動やその他の取り扱い動作によりこれ
らは互いに外れることはない。
弾性シール材(222)がピストン本体(212)の各環状溝(212
a)及び連通路(212f)内に充填硬化又は固化されて形成さ
れているので、弾性シール材(222)とピストン本体(212)
とは確実に連結されており、シリンダ(1)内での往復動
やその他の取り扱い動作によりこれらは互いに外れるこ
とはない。
ピストン本体(21)も弾性シール材(22)も射出成形又は注
入成形により作製することができ、製造工程が簡略化さ
れることとなる。
熱可塑性樹脂を射出して、先端部(21a)が本体部(21b)よ
りも径が小さく設定されて該先端部(21a)と上記本体部
(21b)との間に全周にわたって段(21c)が構成されたピス
トン本体(21)を成形し、次いでこのピストン本体(21)の
先端部(21a)に、硬化又は固化時に弾性を有する流動性
樹脂を上記段(21c)から先端部外周面及び先端面に射出
又は注入により充填して硬化又は固化すれば、先端部(2
1a)全体に弾性シール材(22)が充填成形されることとな
る。
熱可塑性樹脂を射出して、本体外面の少なくとも一か所
に開口される中空部(212f)、本体外周面に凹設される1
つ又はそれ以上の環状溝(212a)及び上記中空部(212f)と
上記各環状溝(212a)とを連通する連通路(212g)を有する
ピストン本体(212)を成形し、次いでこのピストン本体
外面の開口を通じて硬化又は固化時に弾性を有する流動
性樹脂を射出又は注入により充填して硬化又は固化すれ
ば、少なくとも連通路(212g)及び各環状溝(212a)に弾性
シール材(222)が充填成形されることとなる。
熱可塑性樹脂を射出して、本体外面の少なくとも一か所
に開口される中空部(212f)及び本体外周面に凹設される
1つ又はそれ以上の環状溝(212a)を有するピストン本体
(212)を成形し、次いでこのピストン本体(212)に、中空
部(212f)と各環状溝(212a)とを連通する連通路(212g)を
穿設し、次いでこのピストン本体外面の開口を通じて硬
化又は固化時に弾性を有する流動性樹脂を射出又は注入
により充填して硬化又は固化すれば、少なくとも連通路
(212g)及び各環状溝(212a)に弾性シール材(222)が充填
成形されることとなる。
が本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発
明のシリンジの一例の縦断面図、図2は図1のシリンジ
の側面図である。これらの図において、シリンジ(A)
は、シリンダ(1)とピストン(2)とキャップ(3)とから構
成されており、上記ピストン(2)はピストン本体(21)と
これに嵌着された弾性シール材(22)とから主として構成
されている。上記シリンダ(1)、ピストン本体(21)及び
キャップ(3)はいずれもポリカーボネートにて構成され
ている。なお、(Y)は薬液を示す。
端に指掛け部(12)、この間にピストン装填部(13)がそれ
ぞれ構成された通常の形状のものである。上記シリンダ
(1)は、上記形状のキャビティを構成する金型を90℃に
調節し、これに粘度平均分子量が20,000のポリカーボネ
ートを原料として高圧・高速(例えば1000〜2000kgf/cm
2,射出率50〜150ml/sec)にて射出成形することにより
製造することができる。
本体部(21b)よりも径が小さく設定されて該先端部(21a)
と上記本体部(21b)との間に全周にわたって段(21c)が構
成されており、全体は後端部(21d)が開口した中空体に
構成されている。そして開口部は蓋(21e)により閉塞さ
れている。上記ピストン本体(21)の先端部(21a)の外周
面は、先端から段(21c)に向けて径が漸次小さくなるよ
うテーパが設けられている。上記ピストン本体(21)は、
上記形状のキャビティを構成する金型を90℃に調節し、
これに粘度平均分子量が20,000のポリカーボネートを原
料として高圧・高速にて射出成形することにより製造す
ることができる。
1)の段(21c)から先端部(21a)全体に被嵌されているもの
で、外周面には前記シリンダ(1)の内径と略同等もしく
はそれより若干大きい径のリブ(22a)が2つ形成されて
おり、このリブ以外の外周面の外径はピストン本体(21)
の本体部(21b)の外径と略同等に形成されている。上記
弾性シール材(22)は、例えば図3に示すように、上記し
た形状(外形)を与え得るキャビティを構成する金型
(D)(同図において、Pはパーティング面、Sはスプル
を示す)内に、前記ピストン本体(21)を、キャビティの
中心軸とピストン本体(21)の中心軸とが一致するように
保持し、この金型を120℃に調節し、ここにシリコーン
ゴムを射出して硬化(又は固化)させることにより、形
成することができる。
(22a)の外面形状については、ここでは図示しないが、
シール性の点から各種の有効な形状が選択される。これ
については後述する実施例3における記載及び図が参照
される。
形状のもので、前記シリンダ(1)の先端の針装着部(11)
を圧入できかつこの針装着部(11)に嵌着して密閉できる
装着孔(31)を有している。上記キャップ(3)は、同図の
形状のキャビティを構成する金型を90℃に調節し、これ
に粘度平均分子量が20,000のポリカーボネートを原料と
して高圧・高速(例えば500〜1000kgf/cm2,射出率50〜
100ml/sec)にて射出成形することにより製造すること
ができる。
いて、ピストン(2)は、ピストン本体(21)と弾性シール
材(22)とが射出成形工程で一体化されており、ピストン
本体(21)への弾性シール材(22)の装着に手作業が介入せ
ず、成形ラインでスムースに製造することができる。ま
たこのように製造されるピストン(2)では、どのような
形状のピストン本体(21)に対しても弾性シール材(22)を
嵌着できるので、弾性シール材(22)がピストン本体(21)
から離脱し難い構造でしかも通常の手作業では装着が無
理な構造であっても簡便に製造できるので、シリンダ
(1)内でのピストン(2)の往復動その他の取り扱いの際に
弾性シール材(22)がピストン本体(21)から外れるという
トラブルを生ずることは無い。
本体の先端部とここに嵌着される弾性シール材との構造
を若干変形する以外は実施例1と同様であり、従って、
実施例1と同一の部材については実施例1と同一番号で
示し、これらについての説明は省略する。
では、その先端部(211a)の形状は外周面にはテーパが設
けられていず、段(211c)と外周面との境界に環状溝(211
e)が凹設されている。また、この先端部(211a)に嵌着さ
れる弾性シール材(221)は、実施例1と同様に射出成形
によって作製されるものであり、図3に示すように、上
記環状溝(211e)に嵌合する内リブ(221b)が形成されてい
る。これによって、実施例1と同様な効果が奏されるこ
ととなる。
ン本体の先端部に嵌着される弾性シール材の構造を若干
変形する以外は実施例1と同様であり、従って、実施例
1と同一の部材については実施例1と同一番号で示し、
これらについての説明は省略する。
の先端部(21a)に嵌着される弾性シール材(220)は、リブ
が無く、外径はシリンダ内径よりほんの僅か小さく、先
端面に環状凹溝(22b)が設けられている。従って、ピス
トンを引くときはスムースに後退でき、また前進すると
きはシリンダ内で押圧される流体が弾性シール材(220)
の先端の環状凹溝(22b)に圧力を及ぼし、これによって
弾性シール材(220)の先端の径が若干拡大されて弾性シ
ール材(220)がシリンダ内壁に密着されることとなり、
気密性及び液密性が十分に保持されることとなる。また
この他、実施例1と同様な効果も奏される。
本例のシリンジ(A2)は、混注用のもので、ポリカーボネ
ート製のシリンダ及びキャップと、ポリカーボネート製
本体及びシリコーンゴム製シール材からなるピストンと
から構成されるものであるが、ピストンを下記するごと
く変更しかつこれに伴ってピストンの製造工程を若干変
更する以外は実施例1と同様である。従って、ピストン
について説明し、それ以外の部材については実施例1と
同一番号で示し説明は省略する。
シール材(222)とから構成されている。ピストン本体(21
2)は同図に示すように、後端(212d)が開口した中空体か
らなり、その外周面には3つの環状溝(212a)が凹設され
ている。そして各環状溝(212a)と中空部(212f)とは連通
孔(212g)により連通されている。上記ピストン本体(21
2)は、上記形状のキャビティを構成する金型を90℃に調
節し、これに粘度平均分子量が20,000のポリカーボネー
トを原料として高圧・高速にて射出成形することにより
製造することができる。このとき上記連通孔(212g)は、
上記成形金型に中子を設けておくことにより形成でき
る。
法として、中子を用いずに成形する方法があるが、それ
は上記中空部(212f)及び各環状溝(212a)を与えるキャビ
ティを構成する金型を90℃に調節し、これに粘度平均分
子量が20,000のポリカーボネートを原料として高圧・高
速にて射出成形し、得られる成形品を取り出し、この成
形品に設けられた各環状溝(212a)に穿孔工具により穿孔
して各連通孔(212g)を形成する方法である。
(212)の中空部(212f)、連通孔(212g)及び各環状溝(212
a)に充填され硬化(又は固化)されているもので、各環
状溝(212a)に充填され硬化(又は固化)された部分は前
記シリンダ(1)の内径と略同等もしくはそれより若干大
きい径を有するリブ(222a)に形成されている。上記弾性
シール材(222)は以下のようにして形成することができ
る。すなわち、例えば図7に示すように、上記した大き
さのリブ形状を与え得るキャビティを構成する金型(D)
(同図において、Pはパーティング面、Sはスプルを示
す)内に、前記ピストン本体(212)を、キャビティの中
心軸とピストン本体(212)の中心軸とが一致するように
保持し、この金型を120℃に調節して、スプル(S)を通じ
て上記ピストン本体(212)の後端(212d)の開口からシリ
コーンゴムを射出(又は注入)すれば、図8又は9に示
すように、上記中空部(212f)から連通孔(212g)を経て各
環状溝(212a)に充填される。充填完了後、硬化(又は固
化)させる。
填・硬化(又は固化)して形成できることから、そのリ
ブ(222a)の断面形状については、シール性の点から種々
の形状を選択することができる。図7に示す以外の好ま
しいものとして図10〜12に例示するものが挙げられ
る。
いて、ピストン(2)は、ピストン本体(212)と弾性シール
材(222)とが射出成形工程で一体化されており、ピスト
ン本体(212)への弾性シール材(222)の装着に手作業が介
入せず、成形ラインでスムースに製造することができ
る。またこのように製造されるピストン(2)では、各環
状溝(212a)には弾性シール材(222)が充填されて硬化さ
れているので、環状溝(212a)と弾性シール材(222)との
間には間隙が生じない。従って、環状溝(212a)への薬液
の滲み込みという問題は無い。しかも、シール機能を発
揮するリブ部(222a)は、連通孔(212g)を介して中空体(2
12f)内に充填・硬化された弾性シール材(222)と連結さ
れているので、リブ部がピストン本体(212)から離脱す
ることは無い。
である。本例のシリンジ(A3)は、弾性シール材(223)の
充填部分を若干変更する以外は実施例4と同様である。
すなわち、ピストン本体(213)に対してシリコーンを充
填する際に、ピストン本体(213)の中空部(213f)にシリ
コーンを少量射出(又は注入)した後、これを中空部(2
13f)の内径と略同等の大きさの径を有する棒体により奥
のほう押し込んで、各連通孔(213g)から各環状溝(213a)
に押出し、各連通孔(213g)及び各環状溝(213a)に充填し
かつリブ部(223a)を同様に形成しただけのものである。
従って、このシリンジ(A3)も実施例4と同様な効果を奏
する事ができる。なお、この例における弾性シール材(2
23)のリブ(223a)の断面形状についても、実施例4と同
様に各種形状に構成することができる。
図である。本例のシリンジ(A4)は、ピストンを下記する
ごとく変更しかつこれに伴ってピストンの製造工程を若
干変更する以外は、実施例4と同様である。従って、ピ
ストンについて説明し、それ以外の部材については実施
例4と同一番号で示し説明は省略する。
シール材(224)とから構成されている。ピストン本体(21
4)は同図に示すように、前端(214h)が開口した中空体か
らなり、その外周面には3つの環状溝(214a)が凹設され
ている。そして各環状溝(214a)と中空部(214f)とは連通
孔(214g)により連通されている。上記ピストン本体(21
4)は、上記実施例4に記載したように、中子を用いる射
出成形でもまた中子を用いず射出と穿孔を組合せた工程
からでも作製することができる。
(214)の中空部(214f)、連通孔段(214g)及び各環状溝(21
4a)に充填されかつ硬化(又は固化)されているもので、
各環状溝(214a)に硬化(又は固化)された部分は前記シ
リンダ(1)の内径と略同等もしくはそれより若干大きい
径を有するリブ(224a)に形成されている。上記弾性シー
ル材(224)は、例えば図15に示すように、上記した大
きさのリブ形状を与え得るキャビティを構成する金型
(D)(同図において、Pはパーティング面、Sはスプル
を示す)内に、前記ピストン本体(214)を、キャビティ
の中心軸とピストン本体(214)の中心軸とが一致するよ
うに保持し、この金型を120℃に調節して、スプル(S)を
通じて上記ピストン本体(214)の前端(214h)の開口から
シリコーンゴムを射出(又は注入)して、上記中空部(2
14f)、連通孔(214g)及び各環状溝(214a)までを充填し、
これを硬化(又は固化)させることにより、形成するこ
とができる。なお、この例における弾性シール材(224)
のリブ(224a)の断面形状についても、実施例4と同様に
各種形状に構成することができる。
施例4と同様な効果を奏する事ができる。なお、図示及
び記載は省略するが、実施例5と同様、上記ピストン本
体(214)の中空部(214f)に弾性シール材(224)を充填しな
い構成例についても本発明の範囲内であることはいうま
でもない。
先端までの先端部全体に弾性シール材が嵌着されて、ピ
ストン本体と弾性シール材とは一体的に連結されている
ので、シリンダ内での往復動やその他の取り扱い動作に
よりこれらは互いに外れることはない。また、上記ピス
トン本体と弾性シール材とは射出成形により一体的に製
造することができ、これによって弾性シール材の装着に
手作業が介入せず、製造工程が簡略化されると共に成形
ライン上で製品が出来上がるので、製品管理が簡便にで
きることとなる。さらに、本発明によればピストン本体
の環状溝内にピッタリ嵌合する大きさの弾性シール材を
形成できるので、薬剤の滲み込みを防止する事ができ
る。その上、適性なシール効果を有する様に弾性シール
材のシール部(リブや環状凹溝)の形状を任意に設定で
きる。
求項4』にかかるシリンジの一例の縦断面図
シール材の成形工程を説明する要部断面図
求項4』にかかるシリンジの他の例の縦断面図
求項4』にかかるシリンジのさらに他の例の縦断面図
求項5』にかかるシリンジの一例の縦断面図
シール材の成形工程を説明する要部断面図
例を示す要部断面図
の例を示す要部断面図
図
『請求項5』にかかるシリンジの他の例の縦断面図
『請求項5』にかかるシリンジの更に他の例の縦断面図
弾性シール材の成形工程を説明する要部断面図
ン (3)…キャップ (11)…針装着
部 (12)…指掛け部 (13)…ピスト
ン装填部 (21),(211),(212),(213),(214)…ピストン本体 (22),(221),(222),(223),(224)…弾性シール材 (21a)…先端部 (21b)…本体
部 (22a),(222a),(223a),(224a)…リブ部 (21c)…段 (212a),(213a),(214a)…環状溝 (212f),(213f),(214f)…中空部 (212g),(213g),(214g)…連通孔
Claims (6)
- 【請求項1】 シリンダ及び該シリンダ内に装填
されるピストンからなるシリンジであって、 上記ピストンが、樹脂製ピストン本体と、該ピストン本
体に装着されシリンダ壁との気密性を保持する弾性シー
ル材とからなり、 上記ピストン本体は、その先端部が本体部よりも径が小
さく設定されて該先端部と上記本体部との間に全周にわ
たって段が構成されてなり、 上記弾性シール材が、上記ピストン本体の段から先端部
全体に嵌着されてなることを特徴とするシリンジ。 - 【請求項2】 シリンダ及び該シリンダ内に装填
されるピストンからなるシリンジであって、 上記ピストンが、樹脂製ピストン本体と、該ピストン本
体に装着され、シリンダ壁との気密性を保持する弾性シ
ール材とからなり、 上記ピストン本体が、本体外面の少なくとも一か所に開
口される中空部、本体外周面に凹設される1つ又はそれ
以上の環状溝及び上記中空部と上記各環状溝とを連通す
る連通路を有し、 上記弾性シール材が、少なくとも上記各環状溝及び連通
路内に充填硬化又は固化されてなることを特徴とするシ
リンジ。 - 【請求項3】 ピストン本体が射出成形可能な熱
可塑性樹脂からなり、弾性シール材が射出成形又は注入
成形可能なエラストマからなる請求項1又は2に記載の
シリンジ。 - 【請求項4】 シリンジのシリンダ内に装填され
るピストン本体と、該ピストン本体に装着されシリンダ
壁との気密性を保持する弾性シール材とからなるシリン
ジ用ピストンを製造する方法であって、 先端部が本体部よりも径が小さく設定され、該先端部と
上記本体部との間に全周にわたって段が構成されたピス
トン本体を成形するキャビティ内に熱可塑性樹脂を射出
して硬化させるピストン本体製造工程と、シリンダの内
径と同等かもしくはそれより若干大きい径を有するキャ
ビティ内に上記工程で得られるピストン本体を保持し、
このキャビティ内のピストン本体の先端部に、硬化又は
固化時に弾性を有する流動性樹脂を射出又は注入して、
上記ピストン本体の段から先端部外周面及び先端面並び
に凹所内に充填して硬化又は固化させる弾性シール材製
造工程とからなるシリンジ用ピストンの製造方法。 - 【請求項5】 シリンジのシリンダ内に装填され
るピストン本体と、該ピストン本体に装着され、シリン
ダ壁との気密性を保持する弾性シール材とからなるシリ
ンジ用ピストンを製造する方法であって、 本体外面の少なくとも一か所に開口される中空部、本体
外周面に凹設される1つ又はそれ以上の環状溝及び上記
中空部と上記各環状溝とを連通する連通路を有するピス
トン本体を成形するキャビティ内に熱可塑性樹脂を射出
して硬化させるピストン本体製造工程と、シリンダの内
径と同等かもしくはそれより若干大きい径を有するキャ
ビティ内に上記工程で得られるピストン本体を保持し、
このキャビティ内に硬化又は固化時に弾性を有する流動
性樹脂を射出又は注入して、上記ピストン本体外面の開
口を通じて少なくとも連通路及び各環状溝に充填して硬
化又は固化させる弾性シール材製造工程とからなるシリ
ンジ用ピストンの製造方法。 - 【請求項6】 シリンジのシリンダ内に装填され
るピストン本体と、該ピストン本体に装着され、シリン
ダ壁との気密性を保持する弾性シール材とからなるシリ
ンジ用ピストンを製造する方法であって、 本体外面の少なくとも一か所に開口される中空部及び本
体外周面に凹設される1つ又はそれ以上の環状溝を有す
るピストン本体を成形するキャビティ内に熱可塑性樹脂
を射出して硬化させるピストン本体製造工程と、上記工
程で得られるピストン本体に、中空部と各環状溝とを連
通する連通路を穿設する穿孔工程と、シリンダの内径と
同等かもしくはそれより若干大きい径を有するキャビテ
ィ内に上記穿孔工程で得られるピストン本体を保持し、
このキャビティ内に硬化又は固化時に弾性を有する流動
性樹脂を射出又は注入して、上記ピストン本体外面の開
口を通じて少なくとも連通路及び各環状溝に充填して硬
化又は固化させる弾性シール材製造工程とからなるシリ
ンジ用ピストンの製造方法。
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JPH08280804A true JPH08280804A (ja) | 1996-10-29 |
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- 1995-04-14 JP JP11372295A patent/JP3585991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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