JPH08279424A - レゾルバのロータ - Google Patents
レゾルバのロータInfo
- Publication number
- JPH08279424A JPH08279424A JP7081387A JP8138795A JPH08279424A JP H08279424 A JPH08279424 A JP H08279424A JP 7081387 A JP7081387 A JP 7081387A JP 8138795 A JP8138795 A JP 8138795A JP H08279424 A JPH08279424 A JP H08279424A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- shaft
- resolver
- bush
- laminated body
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はレゾルバのロータに関し、特に、ロ
ータ、ブッシュ及びロータトランスを全てプレス加工し
たプレス加工片で構成し、後の機械加工の仕上げを不要
とすることを目的とする。 【構成】 本発明によるレゾルバのロータは、軸(1)の
周面に、全てプレス加工されたプレス加工片(2a,3a,4a)
を積層してロータ(2)、ブッシュ(3)及びロータトランス
(4)を形成し、カシメ部(5)により係止した構成である。
ータ、ブッシュ及びロータトランスを全てプレス加工し
たプレス加工片で構成し、後の機械加工の仕上げを不要
とすることを目的とする。 【構成】 本発明によるレゾルバのロータは、軸(1)の
周面に、全てプレス加工されたプレス加工片(2a,3a,4a)
を積層してロータ(2)、ブッシュ(3)及びロータトランス
(4)を形成し、カシメ部(5)により係止した構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レゾルバのロータに関
し、特に、ロータ、ブッシュ及びロータトランスを全て
プレス加工したプレス加工片で構成し、後の機械加工の
仕上げを不要とするための新規な改良に関する。
し、特に、ロータ、ブッシュ及びロータトランスを全て
プレス加工したプレス加工片で構成し、後の機械加工の
仕上げを不要とするための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のレゾルバ
のロータとしては、軸１に設けたロータ２のみプレス加
工されたプレス加工片２ａの積層体で構成され、他のブ
ッシュ３及びロータトランス４は、丸棒から切削加工さ
れた構成が採用され、最後にロータ全体の外径を機械加
工によって仕上げを行っていた。
のロータとしては、軸１に設けたロータ２のみプレス加
工されたプレス加工片２ａの積層体で構成され、他のブ
ッシュ３及びロータトランス４は、丸棒から切削加工さ
れた構成が採用され、最後にロータ全体の外径を機械加
工によって仕上げを行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のレゾルバのロー
タは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、ブッシュ及びロータトラ
ンスが丸棒から切削加工で形成されていたため、軸にロ
ータ、ブッシュ及びロータトランスを接着した後に、こ
れらの外径が予め大に加工されているため、ロータ全体
の組立後に、ロータ全体の外径の機械加工が必要であ
り、コストダウンの達成及び製造の自動化は極めて困難
であった。
タは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、ブッシュ及びロータトラ
ンスが丸棒から切削加工で形成されていたため、軸にロ
ータ、ブッシュ及びロータトランスを接着した後に、こ
れらの外径が予め大に加工されているため、ロータ全体
の組立後に、ロータ全体の外径の機械加工が必要であ
り、コストダウンの達成及び製造の自動化は極めて困難
であった。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ロータ、ブッシュ及びロー
タトランスを全てプレス加工したプレス加工片で構成
し、後の機械加工を不要とするようにしたレゾルバのロ
ータを提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、ロータ、ブッシュ及びロー
タトランスを全てプレス加工したプレス加工片で構成
し、後の機械加工を不要とするようにしたレゾルバのロ
ータを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるレゾルバの
ロータは、軸に、全てプレス加工されたプレス加工片を
積層して形成されたロータ積層体、ブッシュ積層体及び
ロータトランス積層体を設け、前記軸の端面に形成され
たカシメ部により前記各積層体を係止するようにした構
成である。
ロータは、軸に、全てプレス加工されたプレス加工片を
積層して形成されたロータ積層体、ブッシュ積層体及び
ロータトランス積層体を設け、前記軸の端面に形成され
たカシメ部により前記各積層体を係止するようにした構
成である。
【０００６】さらに詳細には、前記カシメ部は、前記軸
と一体でかつ前記周面の外方へ突出している構成であ
る。
と一体でかつ前記周面の外方へ突出している構成であ
る。
【０００７】
【作用】本発明によるレゾルバのロータにおいては、軸
に設けるロータ積層体、ブッシュ積層体及びロータトラ
ンス積層体が、全てプレス加工によるプレス加工片を積
層して構成されているため、プレス加工によって自動生
産できる。また、これらの各積層体は何れもプレス加工
によって加工された後、この軸に直接積層され、このプ
レス加工時に予め従来の機械加工を施した寸法と同一寸
法でプレス加工するため、軸に積層後は、従来のような
機械加工をする必要がなく、外径寸法を保つことができ
る。
に設けるロータ積層体、ブッシュ積層体及びロータトラ
ンス積層体が、全てプレス加工によるプレス加工片を積
層して構成されているため、プレス加工によって自動生
産できる。また、これらの各積層体は何れもプレス加工
によって加工された後、この軸に直接積層され、このプ
レス加工時に予め従来の機械加工を施した寸法と同一寸
法でプレス加工するため、軸に積層後は、従来のような
機械加工をする必要がなく、外径寸法を保つことができ
る。
【０００８】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるレゾルバのロ
ータの好適な実施例について詳細に説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明す
る。図１において符号１で示されるものは軸であり、こ
の軸１にはロータであるロータ積層体２、ブッシュであ
るブッシュ積層体３及びロータトランスであるロータト
ランス積層体４が設けられている。これらの各積層体
２，３，４は、何れもプレス加工による複数のプレス加
工片２ａ，３ａ，４ａ（薄い板状のプレス加工品）で形
成されており、このロータトランス積層体４の端部が軸
１の端面に形成されたカシメ部５によりカシメられ係止
されている。このカシメ部５は、軸５と一体でかつ前記
周面である輪状凹部１ａの外方へ突出して形成されてい
る。従って、前述の各積層体２，３，４を軸１に積層す
る時は、前記カシメ部５は図１の点線で示すように軸１
の軸方向に突出して各積層体２，３，４の軸１への挿入
に障害とならないように形成されている。
ータの好適な実施例について詳細に説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明す
る。図１において符号１で示されるものは軸であり、こ
の軸１にはロータであるロータ積層体２、ブッシュであ
るブッシュ積層体３及びロータトランスであるロータト
ランス積層体４が設けられている。これらの各積層体
２，３，４は、何れもプレス加工による複数のプレス加
工片２ａ，３ａ，４ａ（薄い板状のプレス加工品）で形
成されており、このロータトランス積層体４の端部が軸
１の端面に形成されたカシメ部５によりカシメられ係止
されている。このカシメ部５は、軸５と一体でかつ前記
周面である輪状凹部１ａの外方へ突出して形成されてい
る。従って、前述の各積層体２，３，４を軸１に積層す
る時は、前記カシメ部５は図１の点線で示すように軸１
の軸方向に突出して各積層体２，３，４の軸１への挿入
に障害とならないように形成されている。
【０００９】前記各プレス加工片２ａ，３ａ，４ａの外
径は、予め、従来のロータの外径を機械加工した時と同
一寸法にて加工されているため、軸１に積層した後は、
従来のように外径を機械加工することなく、最終の規定
寸法とすることができる。
径は、予め、従来のロータの外径を機械加工した時と同
一寸法にて加工されているため、軸１に積層した後は、
従来のように外径を機械加工することなく、最終の規定
寸法とすることができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によるレゾルバのロータは、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、ロータ、ブッシュ及びロータト
ランスを全てプレス加工したプレス加工片で積層して形
成しているため、軸に組込む作業を完全自動化すること
ができ、コストダウンを達成することができる。また、
各プレス加工片の外径を従来の機械加工と同一寸法とし
ておくことにより、軸に積層した後の加工を必要とせ
ず、工数の簡素化による大幅なコストダウンを達成する
ことができる。
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、ロータ、ブッシュ及びロータト
ランスを全てプレス加工したプレス加工片で積層して形
成しているため、軸に組込む作業を完全自動化すること
ができ、コストダウンを達成することができる。また、
各プレス加工片の外径を従来の機械加工と同一寸法とし
ておくことにより、軸に積層した後の加工を必要とせ
ず、工数の簡素化による大幅なコストダウンを達成する
ことができる。
【図１】本発明によるレゾルバのロータを示す断面図で
ある。
ある。
【図２】従来のレゾルバのロータを示す断面図である。
１ 軸 ２ａ，３ａ，４ａ プレス加工片 ２ ロータ積層体（ロータ） ３ ブッシュ積層体（ブッシュ） ４ ロータトランス積層体（ロータトランス） ５ カシメ部
Claims (2)
- 【請求項１】 軸(1)に、全てプレス加工されたプレス
加工片(2a,3a,4a)を積層して形成されたロータ積層体
(2)、ブッシュ積層体(3)及びロータトランス積層体(4)
を設け、前記軸(1)の端面に形成されたカシメ部(5)によ
り前記各積層体(2a,3a,4a)を係止する構成としたことを
特徴とするレゾルバのロータ。 - 【請求項２】 前記カシメ部(5)は、前記軸(1)と一体で
かつ前記周面の外方へ突出している構成よりなることを
特徴とする請求項１記載のレゾルバのロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08138795A JP3429600B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | レゾルバのロータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08138795A JP3429600B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | レゾルバのロータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08279424A true JPH08279424A (ja) | 1996-10-22 |
| JP3429600B2 JP3429600B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=13744901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08138795A Expired - Fee Related JP3429600B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | レゾルバのロータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3429600B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1408309A1 (en) * | 2002-10-09 | 2004-04-14 | Minebea Co., Ltd. | Inner core structure of a rotary transformer-type resolver |
| JP2007114090A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レゾルバ |
| WO2011077774A1 (ja) | 2009-12-24 | 2011-06-30 | トヨタ自動車株式会社 | モータロータ及びモータロータ製造方法 |
| CN114220644A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-22 | 苏州长风航空电子有限公司 | 用于旋转变压器扭转转子的叠压装置 |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP08138795A patent/JP3429600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1408309A1 (en) * | 2002-10-09 | 2004-04-14 | Minebea Co., Ltd. | Inner core structure of a rotary transformer-type resolver |
| US6876120B2 (en) | 2002-10-09 | 2005-04-05 | Minebea Co., Ltd. | Inner core structure of a rotary transformer-type resolver |
| JP2007114090A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レゾルバ |
| WO2011077774A1 (ja) | 2009-12-24 | 2011-06-30 | トヨタ自動車株式会社 | モータロータ及びモータロータ製造方法 |
| US8963387B2 (en) | 2009-12-24 | 2015-02-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Motor rotor including a resolver rotor for detecting rotation position |
| US9780630B2 (en) | 2009-12-24 | 2017-10-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing motor rotor including a resolver rotor for detecting rotation position |
| CN114220644A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-22 | 苏州长风航空电子有限公司 | 用于旋转变压器扭转转子的叠压装置 |
| CN114220644B (zh) * | 2021-12-14 | 2023-09-22 | 苏州长风航空电子有限公司 | 用于旋转变压器扭转转子的叠压装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3429600B2 (ja) | 2003-07-22 |
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