JPH08278947A - 情報機器 - Google Patents

情報機器

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JPH08278947A
JPH08278947A JP7108180A JP10818095A JPH08278947A JP H08278947 A JPH08278947 A JP H08278947A JP 7108180 A JP7108180 A JP 7108180A JP 10818095 A JP10818095 A JP 10818095A JP H08278947 A JPH08278947 A JP H08278947A
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JP7108180A
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Inventor
Kyoichi Kawamoto
恭一 河本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、使用者がリスト表示させる項目を
各々のレコードごとに任意に選択指定できるようにする
ことで、リスト表示の際に、記憶部に所定レコード形式
で記憶している情報の中から、各レコードの、使用者に
より選択指定された項目データの一覧を表示部に表示す
る情報機器を提供することを目的としている。 【構成】 指定項目データのリスト表示処理では、所定
レコード形式で記憶部に格納している情報に対して、レ
コードNo.順に各レコードデータの、指定項目番号フ
ィールドに格納されるデータに基づいて、当該レコード
において選択指定された項目を検索し、その項目データ
を表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器に係り、詳細
には、複数の項目データから構成される複数の情報につ
いて、当該情報の一部項目データを表示部に表示する情
報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子手帳等の情報機器における情
報の表示方法は、複数の項目データから構成されるレコ
ード形式で記憶部に記憶している情報を、各レコードに
備わるキー項目データの昇順等に基づいて、各レコード
のキー項目データを含む全ての項目データを一覧表示す
る全項目データリスト表示方法と、各レコードに備わる
キー項目データの昇順等に基づいて、各レコードのキー
項目データと、選択指定されたある特定の項目データの
みを一覧表示する項目別データリスト表示方法がある。
【0003】例えば、電子手帳では、氏名情報をキー項
目データとして、このキー項目に電話番号、FAX番
号、ページャー番号、住所情報等を項目データとして従
属させたレコード形式を構成しており、記憶部に格納し
ている当該レコードの集合体である情報に対して、全項
目データのリスト表示指令を入力することにより、各レ
コードのキー項目データである氏名情報の昇順等に基づ
いて、各レコードの氏名情報と、当該氏名情報に従属す
る電話番号、FAX番号、ページャー番号、住所情報等
の、キー項目データを含む全ての項目データの一覧を表
示部に表示することができる。
【0004】また、当該電子手帳の電話帳モードにおい
て、電話番号情報についての項目別データのリスト表示
指令を入力すると、前記レコード形式で記憶部に格納し
ている情報の中から、各レコードのキー項目データであ
る氏名情報の昇順等に基づいて、各レコードの氏名情報
と、当該氏名情報に従属する電話番号情報、すなわちキ
ー項目データと選択指定されたある特定の項目データの
みの一覧を表示部に表示することができる。
【0005】そして、オートダイアル機能を有する電子
手帳では、前述した2つの表示方法により表示部にリス
ト表示された項目データの一覧の中から、使用者により
電話番号、FAX番号、ページャー番号情報等のダイア
ル番号データが選択指定された場合に、当該ダイアル番
号データに基づいてダイアルトーン信号を生成して、こ
のダイアルトーン信号を電話機に音響接続することによ
り送信を行い、電話をかけることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報機器における情報の表示方法おいては、
以下に述べるような問題点があった。すなわち、全項目
データリスト表示方法では、所定レコード形式で記憶部
に格納している情報について、各レコードに備わるキー
項目データの昇順等に基づいて全ての項目データを一覧
表示するので、意図する項目データの検索に手間と時間
を要し、使い勝手が悪い。
【0007】一方、項目別データリスト表示方法では、
各レコードに備わるキー項目データの昇順等に基づい
て、各レコードのキー項目データと、選択指定されたあ
る特定の項目データのみを一覧表示するので、表示部に
一覧表示される項目データが選択指定された特定の項目
データに限定されてしまうことから、複数の、異なる種
類の項目データの検索を行う場合に、項目ごとにそれぞ
れ別々の項目別データのリスト表示を実行させて検索を
行わなければならず、意図する項目データの検索に手間
と時間を要し、使い勝手が悪い。
【0008】例えば、電子手帳において、各レコードの
キー項目データである氏名情報の昇順等に基づいて、各
レコードの氏名情報に従属する電話番号、FAX番号、
ページャー番号、住所情報等の、キー項目データを含む
全ての項目データの一覧を表示して、この一覧表示され
た項目データの中から意図する項目データの検索を行う
場合、記憶部に格納している全ての情報が表示されてい
るため、検索作業に手間と時間を要することは明白であ
る。
【0009】また、電子手帳では、前述したように電話
番号、FAX番号、ページャー番号情報等のダイアル番
号データをそれぞれ別々の項目データとして記憶部に格
納しているため、当該電子手帳の電話帳モードにおい
て、項目別データのリスト表示を利用して意図するダイ
アル番号データの検索を行う場合、使用者は、検索した
い、すなわち、連絡を取りたい相手の状況を判断し、表
示部に一覧表示させる項目データを電話番号、FAX番
号、ページャー番号情報の中から選択して、その判断結
果に基づいて意図する項目別データのリスト表示を実行
させて、この一覧表示された項目データの中から意図す
るダイアル番号データの検索を行わなければならない。
【0010】そして、この場合、例えば、連続して複数
の相手先連絡データの検索を行う等、検索データが、電
話番号、FAX番号、ページャー番号情報の複数の項目
に及ぶ場合に、項目ごとにそれぞれ別々の項目別データ
のリスト表示を実行させて、意図するダイアル番号デー
タの検索を行わなければならないので、検索作業が面倒
になり、同時に、手間と時間を要する。
【0011】そこで、本発明は、上記実情を考慮してな
されたもので、使用者がリスト表示させる項目を各々の
レコードごとに任意に選択指定できるようにすること
で、リスト表示の際に、記憶部に所定レコード形式で記
憶している情報の中から、各レコードの、使用者により
選択指定された項目データの一覧を表示部に表示する情
報機器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の項目データから構成される情報を複数記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記情報を表
示する表示手段と、を備えた情報機器において、前記情
報毎に項目データを選択指定する選択指定手段と、前記
選択指定手段により選択指定された項目データの一覧を
前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えるこ
とにより上記目的を達成している。
【0013】この場合、請求項2に記載するように、前
記記憶手段は、さらに、前記情報毎に固定項目データを
記憶し、前記表示制御手段は、前記選択指定手段により
選択指定された項目データとともに、前記固定項目デー
タを前記表示手段に表示させることが有効である。
【0014】さらに、請求項3に記載するように、前記
表示制御手段により前記表示手段に表示されている項目
データを外部機器に出力する出力手段を備えることが有
効である。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、表示制御手段に
より表示手段に一覧表示させる項目データを、選択指定
手段により各々の情報ごとに任意に選択指定することが
できるので、前記表示制御手段による前記表示手段への
表示の際、前記記憶手段に記憶されている情報の中か
ら、前記選択指定手段により表示指定された項目データ
のみの一覧を表示することが可能となる。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、前記
記憶手段は、各々の情報ごとに固定項目データを記憶す
ることができ、前記表示制御手段による前記表示手段へ
の表示の際、前記記憶手段に記憶されている情報の中か
ら、前記選択指定手段により表示指定された項目データ
とともに、前記固定データを表示することが可能とな
る。
【0017】したがって、全項目データリスト表示方法
と、項目別データリスト表示方法とに加えて、各レコー
ドの、使用者により選択指定された項目データを一覧表
示する、あるいは、各レコードの、使用者により選択指
定された項目データと固定項目データを一覧表示すると
いった指定項目データリスト表示方法によるリスト表示
が可能となるので、例えば、頻繁に活用する別項目の項
目データをキー項目データとともに一つのリストとして
表示させる等、使用者によりカスタマイズされた指定項
目データを一覧表示させることができるので、このよう
な指定項目データリスト表示方法を情報機器に搭載する
ことで、意図する項目データの検索にかかる手間と時間
を低減することができ、かつ、検索作業の手間と時間を
低減することができることから、無駄な電力消費を省く
ことができ、内部電池の浪費を抑えることが可能とな
る。その結果、情報機器の使い勝手と信頼性を向上する
ことができる。
【0018】さらに、請求項3記載の発明によれば、前
記表示制御手段により前記表示手段に表示されている項
目データを外部機器に出力することが可能となる。
【0019】したがって、例えば、頻繁に活用する電話
番号、FAX番号、ページャー番号情報等の別項目の項
目データを一つのリスト表示で表示させて、この中から
使用者により選択指定されたダイアル番号データをダイ
アラ出力すること等により、出力させたい項目データの
検索にかかる手間と時間を低減することができ、かつ、
検索作業の手間と時間を低減することができることか
ら、無駄な電力消費を省くことができ、内部電池の浪費
を抑えることが可能となる。その結果、情報機器の使い
勝手と信頼性を向上することができる。
【0020】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して本発明に好適な
実施例を説明する。図1〜図7は、本発明の情報機器を
適用したオートダイアル機能付電子手帳ページング受信
機の一実施例を示す図である。まず、本実施例の構成
を、図1に示す、本発明を適用したオートダイアル機能
付電子手帳ページング受信機1の全体構成を示すブロッ
ク図に基づいて説明する。
【0021】この図1において、オートダイアル機能付
電子手帳ページング受信機1(以下、電子手帳ページャ
ー1と略す)は、アンテナ10、受信回路11、ID−
ROM12、デコーダ13、キー入力部14、CPU1
5、ROM16、CG17、受信バッファ18、受信メ
ッセージメモリ19、データバンクメモリ20、トーン
変換部21、スピーカ22、変換バッファ23、表示バ
ッファ24及び表示部25により構成されている。
【0022】アンテナ10は、図外のページャーサービ
ス会社から無線で送信される呼出信号を受信して受信回
路11に出力する。受信回路11は、デコーダ13より
入力される間欠信号により制御され、アンテナ10より
入力される呼出信号を間欠受信し、検波、増幅した後、
デジタルデータに変換してデコーダ13に出力する。I
D−ROM12は、自己の呼出番号を登録するメモリエ
リアを形成する。
【0023】デコーダ13は、受信回路11より入力さ
れる呼出信号の呼出番号が自己の呼出番号と一致するか
否かを、あらかじめ自己の呼出番号を登録してあるID
−ROM12により判断し、一致していれば、受信回路
11の信号受信を継続させるとともに、CPU(Centra
l Processing Unit )15に呼出検出信号を出力する。
【0024】また、デコーダ13は、呼出信号とともに
受信したメッセージ情報をCPU15に出力する。キー
入力部14は、各種情報を入力するための文字入力キー
や各種処理を指令するためのモードキー等から構成さ
れ、各キーの入力操作に応じた指示信号をCPU15に
出力する。
【0025】CPU15は、ROM(Read Only Memor
y)16に格納されている各種制御プログラムに従って、
電子手帳ページャー1の各部を制御しており、デコーダ
13から呼出検出信号が入力されると、デコーダ13か
ら入力される受信メッセージ情報を受信バッファ18を
介して受信メッセージメモリ19に記憶させるととも
に、スピーカ22から着信音を出力して使用者に着信を
報知する。
【0026】また、CPU15は、キー入力部14から
入力される氏名、電話番号、住所等の情報に対して、後
述する情報入力・表示項目選択処理フローを実行して、
図2に示す所定レコード形式に成形して、データメモリ
バンク20に格納する。
【0027】そして、CPU15は、キー入力部14か
ら指定項目データのリスト表示指令が入力されると、所
定レコード形式に成形してデータメモリバンク20に格
納している情報に対して、後述する指定項目データのリ
スト表示処理フローを実行して、リスト表示を行う項目
データを決定し、決定した項目データをデータバンクメ
モリ20から逐次読み出して変換バッファ23に格納
し、格納した項目データに応じたキャラクタパターンを
CG(Character Generator )17から読み出して、表
示バッファ24を介して表示部25に出力し、指定項目
データのリスト表示を行う。
【0028】さらに、CPU15は、キー入力部14か
らオートダイアル指令が入力されると、選択されたダイ
アル番号データをトーン変換部21によりDTMF信号
に変換させてスピーカ22から出力させる。ROM16
は、CPU15により実行される電子手帳ページャー1
の各部を制御するための各種制御プログラムを格納す
る。
【0029】CG17は、CPU15からの要求に応じ
て変換バッファ23に格納されるデータに応じたアルフ
ァベット、かな、数字等のキャラクタパターンを生成
し、CPU15に出力する。受信バッファ18は、CP
U15と受信メッセージメモリ19との間で授受される
受信メッセージ情報を一時的に格納するメモリエリアを
形成する。
【0030】受信メッセージメモリ19は、複数のメモ
リバンクを有し、CPU15から受信バッファ18を介
して入力される受信メッセージ情報を複数記憶する。デ
ータバンクメモリ20は、CPU15から入力される氏
名、電話番号、FAX番号、ページャー番号、住所等の
情報を格納するメモリエリアを形成し、図2に示すレコ
ード形式でCPU15から入力される情報を格納する。
【0031】なお、図2の各レコードの指定項目番号フ
ィールドには、指定項目データのリスト表示の際にリス
ト表示させる、使用者により選択指定された各レコード
の項目番号が格納される。トーン変換部21は、CPU
15から入力される数字情報を音声周波数帯域の2つの
周波数を組合わせたDTMF(Dual Tone Multi Freque
ncy )信号に変換してスピーカ22に出力する。
【0032】スピーカ22は、CPU15から入力され
る着信報知信号に基づいて報知音を生成して出力し、使
用者に着信を報知する。また、トーン変換部21から入
力されるDTMF信号に基づくダイアルトーンを図示し
ない電話機の送話器に出力する。変換バッファ23は、
CPU15により受信メッセージメモリ19及びデータ
バンクメモリ20から読み出される表示用データを一時
的に格納するメモリエリアを形成する。
【0033】表示バッファ24は、CPU15から表示
部25に出力される表示用の文字データや数字データを
一時的に格納するメモリエリアを形成する。表示部25
は、液晶ディスプレイ等により構成され、表示バッファ
24から入力される表示データに基づいて表示を行う。
以上が、電子手帳ページャー1の構成である。
【0034】次に、本実施例の動作を説明する。なお、
本実施例において電子手帳ページャー1が管理する情報
は、1レコードあたり図3(a)に示す、氏名、電話番
号、FAX番号、ページャー番号、住所の5つとし、ま
た、指定項目データのリスト表示では、各レコードあた
り2つの項目データを表示することができ、その表示項
目データは、図3(b)に示すように氏名情報と、電話
番号、FAX番号、ページャー番号の3つの項目の中か
ら使用者が選択指定したいずれかの項目データ、あるい
は、当該レコードのデータは、指定項目データのリスト
表示の際、表示しない、という計4パターンと仮定して
以下の動作説明を行うこととする。
【0035】まず、本実施例の電子手帳ページャー1の
CPU15で実行される情報入力・表示項目選択処理に
ついて、図4に示すフローチャート、並びに、図5に示
す情報入力・表示項目選択処理手順説明図に基づいて説
明する。情報入力・表示項目選択処理は、キー入力部1
4から入力される氏名、電話番号、FAX番号、ページ
ャー番号、住所の情報を図2に示すレコード形式に成形
して、データバンクメモリ20に格納する処理であり、
CPU15は、キー入力部14から情報登録モード指令
が入力されるとROM16に格納されている情報入力・
表示項目選択処理に関するプログラムを読み出して、そ
の処理を開始する。
【0036】CPU15では、まず、図5(a)に示す
ような情報登録画面を表示部25に表示して、使用者に
情報の入力を促す。なお、図5(a)では、氏名(NA
ME)、電話番号(TEL)、FAX番号(FAX)、
ページャー番号(PGR)の4つの項目しか表示されて
いないが、これは、表示画面にデータ登録項目が全て収
まらなかったためであり、ページャー番号項目の次に
は、住所(ADDRESS)項目が存在し、キー入力部
14のスクロールキーにより画面を下方向にスクロール
することで住所項目を表示画面に表示させることができ
る。
【0037】また、図5(a)において、電話番号、F
AX番号、ページャー番号の各項目の先頭に位置する正
方形は、指定項目データのリスト表示の際に、この3項
目の中からどの項目データをリスト表示させるのかを使
用者に選択指定させるためのチェックマーカーである。
【0038】そして、CPU15は、使用者が図5
(b)、(c)に示すように、氏名、電話番号、FAX
番号、ページャー番号、住所の情報を各項目ごとに入力
したことを確認すると(ステップS1)、 次いで、指
定項目データのリスト表示の際に、当該レコードの電話
番号、FAX番号、ページャー番号の3項目の中で、ど
の項目データを表示させるのか、使用者に対して選択指
示を促す。
【0039】この選択指示に従って、使用者は、図5
(d)に示すように電話番号、FAX番号、ページャー
番号の各項目の先頭に位置するチェックマーカーのいず
れか、あるいは、いずれをもチェックしないことによ
り、指定項目データのリスト表示の際に、上記3項目の
中からどの項目データをリスト表示させるのか、あるい
は、当該レコードでは、いずれの項目データも表示させ
ないのかを指定する。
【0040】そして、CPU15は、使用者によるチェ
ックマーカーの選択指示を確認すると(ステップS
2)、当該レコードの情報をデータバンクメモリ20に
格納する(ステップS3)。
【0041】次いで、CPU15は、情報の登録作業を
引続き継続するか否かを判別し(ステップS4)、キー
入力部14から、引続いて情報の登録作業を行う旨の指
示が入力された場合は、ステップS1に戻り、また、キ
ー入力部14から、情報の登録作業を終了する旨の指示
が入力された場合は、情報入力・表示項目選択処理フロ
ーを終了する。
【0042】以上が、本実施例の電子手帳ページャー1
のCPU15で実行される情報入力・表示項目選択処理
の動作手順である。なお、上記情報入力・表示項目選択
処理の動作説明では、CPU15は、使用者による氏
名、電話番号、FAX番号、ページャー番号、住所の、
全ての情報の入力を確認した後、指定項目データのリス
ト表示の際に、当該レコードの電話番号、FAX番号、
ページャー番号の3項目の中で、どの項目データを表示
させるのか、使用者に対して選択指示を促す構成として
いるが、これは、前記内容に限定されるものではなく、
例えば、使用者が、図5(b)に示す、氏名、電話番
号、FAX番号、ページャー番号の情報を入力した段階
で、指定項目データのリスト表示の際に表示させる項目
データの選択指示を促す構成としてもよいし、図5
(a)に示す、各項目の情報を入力していない段階か
ら、図5(c)に示す、各項目の情報を全て入力し終え
た段階に至るまでの期間で自由に選択指定することがで
きる構成としてよい。
【0043】次に、本実施例の電子手帳ページャー1の
CPU15で実行される指定項目データのリスト表示処
理について、図6に示すフローチャート、並びに、図7
に示す指定項目データのリスト表示処理説明図に基づい
て説明する。指定項目データのリスト表示処理は、前述
した情報入力・表示項目選択処理により、図2に示すレ
コード形式に成形されてデータバンクメモリ20に格納
されている情報に対して、各レコードにおいて使用者に
より選択指定された項目データのみの一覧を表示部25
に表示する処理であり、CPU15は、キー入力部14
から指定項目データのリスト表示指令が入力されるとR
OM16に格納されている指定項目データのリスト表示
処理に関するプログラムを読み出して、その処理を開始
する。
【0044】CPU15では、まず、図2に示すレコー
ド形式に成形されてデータバンクメモリ20に格納され
ている情報に対して、指定項目データのリスト表示処理
開始時の場合は、レコードNo.1に、また、ステップ
S18から移行した場合は、ステップS18においてイ
ンクリメントされたレコードNo.に情報が格納されて
いるか否かを判別し(ステップS10)、当該レコード
No.に情報が格納されている場合は、ステップS11
に移行し、また、当該レコードNo.に情報が格納され
ていない場合は、指定項目データのリスト表示処理を終
了する。
【0045】次いで、CPU15は、当該レコードN
o.データにおいて、指定項目データのリスト表示用に
使用者により項目データが選択指定されているか否かを
判別する(ステップS11)。
【0046】CPU15は、この、当該レコードNo.
データにおいて、指定項目のリスト表示用に使用者によ
り項目データが選択指定されているか否かを判別するに
あたり、図2に示すレコード形式でデータバンクメモリ
20に格納されている当該レコードNo.データの指定
項目番号フィールドにデータが格納されているか否かを
判別して、当該レコードNo.データの指定項目番号フ
ィールドにデータが格納されている場合、すなわち、指
定項目データのリスト表示の際に当該レコードNo.デ
ータのいずれかの項目データを表示することが指定され
ている場合は、当該レコードNo.データの項目1に格
納される氏名データを表示部25に表示する(ステップ
S12)。
【0047】また、当該レコードNo.データの指定項
目番号フィールドにデータが格納されていない場合、す
なわち、指定項目データのリスト表示の際に当該レコー
ドNo.データのいずれの項目データも表示しないこと
が指定されている場合は、ステップS18に移行する。
【0048】そして、上記ステップS11において、指
定項目データのリスト表示の際に当該レコードNo.デ
ータのいずれかの項目データを表示することが指定さ
れ、当該レコードNo.データの項目1に格納される氏
名情報を表示部25に表示した場合(ステップS1
2)、CPU15は、当該レコードNo.データの指定
項目番号フィールドに格納されているデータが“2”で
あるか否かを判別し(ステップS13)、当該レコード
No.データの指定項目番号フィールドに格納されてい
るデータが“2”である場合は、当該レコードNo.デ
ータの項目2に格納されている項目データを、すなわ
ち、電話番号情報を表示部25に表示して(ステップS
14)、ステップS18に移行する。
【0049】また、当該レコードNo.データの指定項
目番号フィールドに格納されているデータが“2”でな
い場合は、当該レコードNo.データの指定項目番号フ
ィールドに格納されているデータが“3”であるか否か
を判別し(ステップS15)、当該レコードNo.デー
タの指定項目番号フィールドに格納されているデータが
“3”である場合は、当該レコードNo.データの項目
3に格納されている項目データを、すなわち、FAX番
号情報を表示部25に表示して(ステップS16)、ス
テップS18に移行する。
【0050】また、当該レコードNo.データの指定項
目番号フィールドに格納されているデータが“3”でな
い場合は、当該レコードNo.データの項目4に格納さ
れている項目データを、すなわち、ページャー番号情報
を表示部25に表示して(ステップS17)、ステップ
S18に移行する。ステップS18では、当該レコード
No.データをインクリメントしてステップS10に戻
る。
【0051】このようにして、指定項目データのリスト
表示処理では、レコードNo.に従って、各レコードN
o.データ内の、使用者により選択指定された項目デー
タのリスト表示を行い、ステップS10において新たな
レコードNo.に情報が格納されていない場合に、指定
項目データのリスト表示処理を終了する。
【0052】したがって、このような指定項目データの
リスト表示処理を行うことにより、図7に示すように、
電話番号、FAX番号、ページャー番号の情報を1つの
リスト表示として表示部25に表示することができる。
【0053】なお、指定項目データのリスト表示処理フ
ローによって表示指示された項目データは、スクロール
キーを操作して画面を下方向にスクロールさせることに
より、順次表示される。以上が、本実施例の電子手帳ペ
ージャー1のCPU15で実行される指定項目データの
リスト表示処理の動作手順である。
【0054】なお、本実施例の電子手帳ページャー1に
備わるオートダイアル処理では、全項目データのリスト
表示、項目別データのリスト表示及び指定項目データの
リスト表示のいずれのリスト表示にも対応可能であり、
リスト表示される項目データの中から、使用者により任
意に選択指定された項目データがダイアル番号データで
ある場合、当該ダイアル番号データをトーン変換部21
によりDTMF信号に変換させてスピーカ22から出力
させる。
【0055】よって、本実施例の電子手帳ページャー1
においては、指定項目データのリスト表示指令により一
覧表示させる項目データを、使用者が各々のレコードご
とに任意に選択指定することができるので、指定項目デ
ータのリスト表示の際、データバンクメモリ20に格納
している情報の中から、前述した指定項目データのリス
ト表示処理フローにより、各レコードの、使用者により
選択指定された項目データのみの、あるいは、各レコー
ドの、使用者により選択指定された項目データと固定項
目データ(氏名)の一覧を表示部25に表示することが
可能となる。
【0056】したがって、全項目データリスト表示方法
と、項目別データリスト表示方法とに加えて、各レコー
ドの、使用者により選択指定された項目データを一覧表
示する、あるいは、各レコードの、使用者により選択指
定された項目データと固定項目データを一覧表示すると
いった指定項目データリスト表示方法によるリスト表示
が可能となるので、例えば、頻繁に活用する別項目の項
目データをキー項目データとともに一つのリストとして
表示させる等、使用者によりカスタマイズされた指定項
目データを一覧表示させることができるので、このよう
な指定項目データリスト表示方法を情報機器に搭載する
ことで、意図する項目データの検索にかかる手間と時間
を低減することができ、かつ、検索作業の手間と時間を
低減することができることから、無駄な電力消費を省く
ことができ、内部電池の浪費を抑えることが可能とな
る。
【0057】また、本実施例の電子手帳ページャー1の
オートダイアル処理では、指定項目データのリスト表示
処理フローにより表示部25に表示される、表示指定さ
れた項目データの一覧の中から、使用者により選択指定
された項目データがダイアル番号データであった場合
に、当該ダイアル番号データをトーン変換部21により
DTMF信号に変換させてスピーカ22から出力させる
ことができる。
【0058】したがって、本実施例の電子手帳ページャ
ー1においては、指定項目データのリスト表示処理フロ
ーにより表示部25に表示される、使用者によりカスタ
マイズされた指定項目データの一覧表示に内包されるダ
イアル番号データをダイアラ出力することが可能となる
ので、例えば、頻繁に活用する電話番号、FAX番号、
ページャー番号情報等の別項目の項目データを一つのリ
スト表示で表示させて、この中から使用者により選択指
定されたダイアル番号データをダイアラ出力すること等
により、ダイアラ出力させたいダイアル番号データの検
索にかかる手間と時間を低減することができ、かつ、検
索作業の手間と時間を低減することができることから、
無駄な電力消費を省くことができ、内部電池の浪費を抑
えることが可能となる。
【0059】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である
ことは勿論である。
【0060】例えば、本実施例では、指定項目データの
リスト表示を表示手段に対して行う場合について説明し
たが、これは、表示手段に対する表示のみでなく、プリ
ンタ等に対する印刷にも適応可能である。
【0061】また、本実施例の動作説明においては、指
定項目データのリスト表示は、氏名と、電話番号、FA
X番号、ページャー番号の3つの項目の中から使用者が
選択指定したいずれかの項目データ、あるいは、当該レ
コードのデータは、指定項目データのリスト表示の際、
表示しない、という計4パターンと仮定して説明を行っ
たが、これは、前記内容に限定されるものではなく、例
えば、氏名と、電話番号、FAX番号、ページャー番号
の3つの項目の中から使用者が任意に選択指定した2つ
の項目データをリスト表示する構成としてもよいし、あ
るいは、氏名、電話番号、FAX番号、ページャー番
号、住所の5つの項目データの中から使用者が任意に選
択指定した複数個の項目をリスト表示する構成としても
よい。
【0062】さらに、本実施例の電子手帳ページャー1
において管理される情報は、1レコードあたり図3
(a)に示す、氏名、電話番号、FAX番号、ページャ
ー番号、住所の5つとしたが、これも前記内容に限定さ
れるものではなく、自由に設定できることは当然であ
る。
【0063】加えて、本実施例において、前述した情報
入力・表示項目選択処理の際に使用者により選択指定さ
れ、前述した指定項目のリスト表示処理において表示さ
れる各レコードの指定項目データは、チェックマーカー
へのチェック印を変更することにより任意に変更可能で
あることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、各
レコードの、使用者により選択指定された項目データを
一覧表示する、あるいは、各レコードの、使用者により
選択指定された項目データと固定項目データを一覧表示
するといった指定項目データリスト表示方法によるリス
ト表示が可能となり、使用者によりカスタマイズされた
指定項目データを一覧表示させることができるので、こ
のような指定項目データリスト表示方法を情報機器に搭
載することで、意図する項目データの検索にかかる手間
と時間を低減することができ、かつ、検索作業の手間と
時間を低減することができることから、無駄な電力消費
を省くことができ、内部電池の浪費を抑えることが可能
となる。その結果、情報機器の使い勝手と信頼性を向上
することができる。
【0065】また、請求項3記載の発明によれば、使用
者によりカスタマイズされた指定項目データの一覧表示
の中の項目データを外部機器に出力することが可能とな
るので、出力させたい項目データの検索にかかる手間と
時間を低減することができ、かつ、検索作業の手間と時
間を低減することができることから、無駄な電力消費を
省くことができ、内部電池の浪費を抑えることが可能と
なる。その結果、情報機器の使い勝手と信頼性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したオートダイアル機能付電子手
帳ページング受信機の全体構成を示すブロック図。
【図2】図1のデータバンクメモリにおけるデータ格納
例。
【図3】本実施例のオートダイアル機能付電子手帳ペー
ジング受信機で管理される情報の一例。
【図4】図1のCPUで実行される情報入力・表示項目
選択処理のフローチャート。
【図5】情報入力・表示項目選択処理手順説明図。
【図6】図1のCPUで実行される指定項目データのリ
スト表示処理のフローチャート。
【図7】指定項目データのリスト表示処理説明図。
【符号の説明】
1 オートダイアル機能付電子手帳ページング受信機 10 アンテナ 11 受信回路 12 ID−ROM 13 デコーダ 14 キー入力部 15 CPU 16 ROM 17 CG 18 受信バッファ 19 受信メッセージメモリ 20 データバンクメモリ 21 トーン変換部 22 スピーカ 23 変換バッファ 24 表示バッファ 25 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の項目データから構成される情報を複
    数記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記情報を表示する表示
    手段と、 を備えた情報機器において、 前記情報毎に項目データを選択指定する選択指定手段
    と、 前記選択指定手段により選択指定された項目データの一
    覧を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、 を備えることを特徴とする情報機器。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、さらに、前記情報毎に固
    定項目データを記憶し、前記表示制御手段は、前記選択
    指定手段により選択指定された項目データとともに、前
    記固定項目データを前記表示手段に表示させることを特
    徴とする請求項1記載の情報機器。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段により前記表示手段に表
    示されている項目データを外部機器に出力する出力手段
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の情報
    機器。
JP7108180A 1995-04-06 1995-04-06 情報機器 Pending JPH08278947A (ja)

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JP7108180A JPH08278947A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 情報機器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009147472A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Nec Corp 携帯通信端末、動作制御方法及びプログラム
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