JPH08278905A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH08278905A
JPH08278905A JP7082453A JP8245395A JPH08278905A JP H08278905 A JPH08278905 A JP H08278905A JP 7082453 A JP7082453 A JP 7082453A JP 8245395 A JP8245395 A JP 8245395A JP H08278905 A JPH08278905 A JP H08278905A
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JP
Japan
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data
access
time zone
recording medium
recording
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Withdrawn
Application number
JP7082453A
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English (en)
Inventor
Takashi Onodera
孝志 小野寺
Keiji Naganuma
啓司 長沼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク装置の応答性を向上する。 【構成】この図面データアクセス分散処理装置1は、予
めデータの種類に応じて所定時間帯毎に各ディスク6
1、62、63がアクセスされた回数を集計するアクセ
ス状況集計手段9と、このアクセス状況集計手段9の集
計結果、図面種類毎のアクセス状況が格納される図面特
徴情報格納部12と、アクセス状況集計手段9の集計結
果、各ディスク61、62、63の所定時間帯毎のアク
セス状況が格納される時間帯情報格納部13と、ディス
ク装置2に対するデータの書き込み要求を受け付ける図
面データ入力手段6と、図面データ入力手段6により書
き込み要求が受け付けられたデータの種類を基に、同種
のデータが最も少なくアクセスされた時間帯を図面特徴
情報格納部12から取り出し、この時間帯でアクセス回
数が最も少ないディスク62などに図面データを記録す
る図面データ処理手段5とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク上に分散
配置された複数のコンピュータからディスク装置にアク
セスする分散処理システムなどに用いられるデータ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば分散処理システムなど
では、ディスク装置に対する各端末からのアクセスの重
複で待ち時間が発生することも多く応答性の向上が望ま
れている。
【0003】通常、分散処理システムでは、多数のユー
ザがそれぞれの端末で作成した図面データは、ネットワ
ーク上の複数のディスクを有するディスク装置に保管さ
れるが、この際、ディスク装置に対するアクセスはデー
タ処理装置を通じて行われる。 従来のデータ処理装置
は、上記ディスク装置とネットワーク間に接続されてお
り、各端末からネットワークを通じてディスク装置がア
クセスされるときの応答性を高めるためにディスク装置
の各ディスクに保管されている図面データのアクセス回
数を集計し、アクセス回数の多いデータをディスク装置
内の高速なディスクに移すように構成されている。
【0004】このデータ処理装置の場合、新規図面デー
タをディスク装置に保管する場合、ディスク装置内の各
ディスクの空き状況を調べ、空いているディスクに次々
にデータを保管するようにしている。また各ディスクの
アクセス分散を図るためにオペレータがディスク毎のア
クセス回数を調べて各ディスク毎にアクセス回数が平均
化するようにデータを移動操作していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来のデータ処理装置は、ディスク装置に大量のデータを
保管する上では、アクセス回数の多いディスクの応答速
度を高めるために、アクセス回数を集計してアクセス回
数の多いデータを高速なディスクに移動させていたが、
これでは、外部からアクセスが高速ディスクに集中し、
そのディスクにのみアクセス負荷が大きくなるばかり
か、外部からのアクセスの集中によって高速ディスクと
は言え、応答速度が遅くなるという問題があった。
【0006】また新規図面を保管する場合に図面の種
類、性質などにかかわらず、空いているディスクに図面
データを順次保管していたため、上記同様に、あるディ
スクのみにアクセスが集中し応答性が悪化することがあ
った。このような場合、利用頻度の多い図面データをオ
ペレータがディスク毎に選出し、アクセス回数の少ない
ディスクへ手操作で入れ替えていた。しかし、このデー
タの入れ替え操作は人が行っていたため、外部からのア
クセス状況などは考慮されず、データの入れ替え操作が
外部からの応答性を疎外する要因になっていた。
【0007】さらにディスク毎のアクセス回数だけを基
にデータを分散配置しアクセス量の平均化を実施して
も、時間帯によっては複数の端末から同じディスクにア
クセスが集まることもあり応答性はよくなかった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、記録装置の応答性を向上することので
きるデータ処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載のデータ処理装置は、データ記録
用の複数の記録媒体を有する記録装置に対してデータの
読み出しおよび書き込み制御を行うデータ処理装置にお
いて、予めデータの種類に応じて所定時間帯毎に各記録
媒体がアクセスされた回数を集計するアクセス状況集計
手段と、前記アクセス状況集計手段により集計された結
果、図面種類毎のアクセス状況が格納される図面特徴別
格納手段と、前記アクセス状況集計手段により集計され
た結果、各記録媒体についての所定時間帯毎のアクセス
状況が格納される時間帯別格納手段と、前記記録装置に
対するデータの書き込み要求を受け付ける入力手段と、
前記入力手段により書き込み要求が受け付けられたデー
タの種類を基に、同種のデータが最も少なくアクセスさ
れた時間帯を前記図面特徴別格納手段から取り出す時間
帯検索手段と、前記時間帯検索手段により取り出された
アクセス回数の最も少ない時間帯情報を基に、その時間
帯のアクセス回数が最も少ない記録媒体を前記時間帯別
格納手段から検索する記録媒体検索手段と、前記記録媒
体検索手段により検索されたアクセス回数の最も少ない
記録媒体にデータを記録するデータ記録手段とを具備し
ている。
【0010】また請求項2記載のデータ処理装置は、デ
ータ記録用の複数の記録媒体を有する記録装置に対して
データの入れ替え制御を行うデータ処理装置において、
予めデータの種類に応じて所定時間帯毎に各記録媒体が
アクセスされた回数を集計するアクセス状況集計手段
と、前記アクセス状況集計手段により集計された結果、
各記録媒体についての所定時間帯毎のアクセス状況が格
納される時間帯別格納手段と、前記時間帯別格納手段に
格納れているアクセス状況を基に、時間帯毎にアクセス
回数の最も多い記録媒体と最も少ない記録媒体とを検索
する記録媒体検索手段と、前記記録媒体検索手段により
検索された最も多い記録媒体のデータと最も少ない記録
媒体のデータとをアクセス回数が平均化するように入れ
替えるデータ入替手段とを具備している。
【0011】さらに請求項3記載のデータ処理装置は、
請求項2記載のデータ処理装置において、前記データ入
替手段は、前記時間帯別格納手段を基に前記記憶装置全
体でアクセス回数の最も少ない時間帯を調べ、その時間
帯に各ディスク間のデータ入れ替え処理を行うことを特
徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、記録装置にデータを
書き込むとき、そのデータの種類を基に、同種のデータ
が最も少なくアクセスされた時間帯が検索され、その時
間帯の中で最もアクセス回数の少ない記録媒体へデータ
が記録される。
【0013】したがって、記録媒体のアクセス回数が時
間帯毎に平均化される。
【0014】また請求項2記載の発明では、既に記録装
置に保管されているデータは、所定時間帯毎に各記録媒
体のアクセス状況を基に、時間帯毎にアクセス回数の最
も多い記録媒体と最も少ない記録媒体とが検索され、ア
クセス回数の最も多い記録媒体からアクセス回数の最も
少ない記録媒体へアクセス回数が平均化するように入れ
替えられる。
【0015】したがって、記録媒体のアクセス回数が時
間帯毎に平均化される。
【0016】さらに請求項3記載の発明では、アクセス
の少ない時間帯にデータの入れ替え処理が行われる。
【0017】したがって、外部との応答性を疎外するこ
となくデータの入れ替え操作が自動的に行われる。
【0018】上記した結果、記録装置の応答性を向上す
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明のデータ処理装置に係る一実
施例の図面データアクセス分散処理装置の構成を示す図
である。
【0021】同図において、1は図面データアクセス分
散処理装置であり、図面データを格納するディスク装置
2と接続されている。このディスク装置2は複数の記録
媒体、例えばディスク21、ディスク22、…ディスク
2nなどを有している。
【0022】図面データアクセス分散処理装置1は、図
面データをどのディスク21、22、…2nに記録、取
出および入れ替え処理を行うかを判別するデータ処理実
行判別手段3、入れ替えを行うディスクの図面データを
決定する入替図面決定手段4、図面データの記録、取出
および入れ替え処理を行う図面データ処理手段5、図面
データが入力される図面データ入力手段6、図面データ
が出力される図面データ出力手段7、新規に入力された
図面データの保管場所を決定する新規図面データ保管場
所決定手段8、ディスク装置2内の各ディスク21、2
2、…2nに対するアクセス回数を収集するアクセス状
況収集手段9、アクセス状況が格納されるアクセス情報
格納部11、図面データの特徴が格納される図面特徴情
報格納部12、所定時間帯毎に各ディスクのアクセス回
数が格納される時間帯情報格納部13、平均化の判別基
準値などが格納された判断基準情報格納部14、入れ替
え処理を実行する時刻を格納する実行時刻情報格納部1
5などから構成されている。
【0023】図2に示すように、アクセス情報格納部1
1には、アクセス状況ファイル60が格納されている。
【0024】このアクセス状況ファイル60には、既に
ディスク装置2に保管されているデータのアクセス状況
として、外部のコンピュータからアクセスがあったとき
や、データ入力手段6などから図面データの入力があっ
たときのアクセス時間(時刻)61と、このとき入力さ
れた図面データ名62、図面データの種類63、各デー
タが保管されている保管ディスク名64などが記録され
ている。
【0025】また時間帯情報格納部13には、アクセス
情報格納部11を参照して集計した結果のファイル70
が登録されている。
【0026】図3に示すように、このファイル70に
は、保管ディスク名64を基に集計した時間帯情報65
と、アクセス回数66とが記録されている。
【0027】また図面特徴情報格納部12には、アクセ
ス情報格納部11を参照して集計した結果のファイル7
1が登録されている。
【0028】図4に示すように、このファイル71に
は、図面データの種類63を基に集計した時間帯情報6
5と、アクセス回数67とが記録されている。
【0029】さらに、図5に示すように、判断基準情報
格納部14には、判断項目72に対応して判断基準値7
3が登録されている。この判断項目72としては、例え
ば分散処理実行基準や時間帯基準などがあり、それぞれ
に対応する判断基準値73として、20や60などがユーザ
によって設定されている。この分散処理実行基準の20は
数を示し、時間帯基準の60は時間を示すものであり、こ
の場合、20回、60分となる。
【0030】続いて、図6を参照してこの図面データア
クセス分散処理装置1の各手段の機能構成について説明
する。
【0031】同図に示すように、データ処理実行判別手
段3は、アクセス情報格納部11を検索するアクセス情
報検索部31、時間帯毎にアクセス回数の偏りを検出す
るアクセスの偏り検出部32、処理を実行するか否かを
判別する処理実行判別部33、時間帯情報格納部13か
ら最もアクセスの少ない時間帯を検索する最小アクセス
時間帯検索部34、最も少ない時間帯に処理を実行する
ようにスケジューリングし、スケジューリングした時刻
を実行時刻情報格納部15に格納する入替実行時刻決定
部35などから構成されており、この機能により最もア
クセス回数の少ない時間帯に図面データの入れ替え処理
を行うことができる。
【0032】入替図面決定手段4は、時間帯毎のディス
クに対するアクセス回数の差が最大のディスクとその時
間帯を検索するアクセス最大ディスク検索部41、時間
帯の平均アクセス回数を求める平均アクセス回数算出部
42、最も少ないディスクを検索するアクセス最小ディ
スク検索部43、移動する図面データを決定する入替図
面データ決定部44などから構成されている。
【0033】図面データ処理手段5は、図面データの入
れ替え処理を行う図面データ入れ替え実行部51、アク
セス情報格納部を更新するアクセス情報更新部52など
から構成されている。この図面データ処理手段5と入替
図面決定手段4の機能により時間帯毎のアクセス集中を
防ぐことができる。
【0034】新規図面データ保管場所決定手段8は、新
規図面データの入力に対して図面データの入力を行う図
面データ入力部81、図面の性質を検索する図面特徴入
力部82、既に保管されている同種の図面データを取出
す同種図面データ取出し部83などから構成されてお
り、この機能により新規に保管する図面データをアクセ
ス回数が少なく、アクセス時間帯に集中しないディスク
に格納し、負荷を分散させることができる。なお図面の
性質とは、図面データ名と図面の種類とを合わせたもの
である。
【0035】次に、図7〜図10を参照してこのデータ
処理装置の動作を説明する。
【0036】この図面データアクセス分散処理装置1の
場合、新規図面データをディスク装置2に記録する場
合、図7のフローチャートに従って処理が実行される。
【0037】すなわち、この図面データアクセス分散処
理装置1では、図7に示すように、ユーザによって新規
に作成された図面データが、図面データ入力手段6から
入力され(ステップ101 )、さらに入力された図面デー
タの特徴、例えば仕様書、設計図および取扱説明書など
が入力されると(ステップ102 )、新規図面データ保管
場所決定手段8の図面データ入力部81に図面データが
受け渡され、また図面特徴入力部82に図面データの特
徴が受け渡される。すると、同種図面データ取出し部8
3は、既にディスク装置2に保管されている図面データ
の特徴を、図面特徴情報格納部12で確認する。
【0038】このとき既に、図面特徴情報格納部12の
ファイル71には、図4に示すように、ディスク装置2
に既に保管されている図面の種類63と、これに対応さ
せてアクセス時間帯65、アクセス回数67とが登録さ
れているので、このファイル71から、新規図面の種類
と同じ種類の図面について、図面データのアクセス回
数、アクセス時間帯などを検索する(ステップ103 )。
【0039】この実施例では、図面の種類が仕様書なら
ば、10:00 〜11:00 にアクセスが15回あり、11:00 〜1
2:00 にアクセスが 3回あり、12:00 〜13:00 にアクセ
スが 0回あったことが検索される。
【0040】そして、図面データ保管場所決定手段8で
は、検索された時間帯の中で最もアクセス回数の少ない
時間帯が取り出される。この場合、12:00 〜13:00 の時
間帯が最もアクセス回数の少ない時間帯である。
【0041】続いて、この12:00 〜13:00 の時間帯情報
を基に、図3に示したファイル70で各ディスク21、
22、23…2nのアクセス状況を確認する。
【0042】この場合、図3に示すように、ファイル7
0には、ディスク21が12:00 〜13:00 の時間帯にアク
セスされたアクセス回数は15回、ディスク22が12:00
〜13:00 の時間帯にアクセスされたアクセス回数は 7
回、ディスク23が12:00 〜13:00 の時間帯にアクセス
されたアクセス回数は12回というアクセス状況が記録さ
れており、そのの時間帯で最もアクセス回数の少ないデ
ィスク22が検索される(ステップ104 )。
【0043】続いて、ディスク22の空き容量が調査さ
れ(ステップ105 )、保管可能であれば(ステップ106
のYes )、そのディスク22に図面データを書き込む
(ステップ107 )。これに伴ってアクセス情報更新部5
2はアクセス情報格納部11のデータ更新を行う(ステ
ップ108 )。
【0044】一方、既に保管されている図面データの再
配置を行う場合、既に図面データに対してアクセスがあ
る毎に、アクセス状況収集手段9により図面データ毎お
よびディスク毎にアクセス回数、アクセス時間帯が収集
され、その収集結果がアクセス情報格納部11に格納さ
れている。
【0045】この場合、図8に示すように、データ処理
実行判別手段3のアクセス情報検索部31は、事前にユ
ーザによって設定されている判断基準情報格納部14の
判断基準(ここでは時間帯基準が60分である)で、アク
セス情報格納部11を検索し(ステップ201 )、各ディ
スクについての時間帯毎のアクセス回数を集計し(ステ
ップ202 )、時間帯情報格納部13に格納する(ステッ
プ203 )。
【0046】アクセス偏り検出部32は、時間帯情報格
納部13から、各時間帯毎の図面データのアクセス回数
最大のディスクとアクセス回数最小のディスクとを検索
する(ステップ204 、ステップ205 )。
【0047】続いて、処理実行判別部33は、アクセス
回数の最大値とアクセス回数の最小値との差を計算しデ
ィスク毎の偏りを算出する(ステップ206 )。
【0048】そして、処理実行判別部33は、判別基準
情報14の分散処理実行基準を検索し(ステップ207
)、この判別基準情報14の設定値(この場合、分散
処理実行基準は20回に設定されている)を、算出したデ
ィスク間の偏りが超えたか否かを判別し、実行処理を行
うか否かを判別する(ステップ208 )。この結果、ディ
スク間の最大と最小のアクセス回数の差である偏りが設
定値を超えたとき、処理を実行すると判別する。
【0049】すると、最小アクセス時間帯検索部34
は、装置全体で最もアクセス回数の少ない時間帯、例え
ば夜中の2:00〜3:00の時間帯を検索する(ステップ209
)。
【0050】時間帯が検索されると、入替実行時刻決定
部35は実行時刻情報格納部15を検索する(ステップ
210 )。
【0051】ここで、既に時間帯情報が実行時刻情報格
納部15に登録されていれば(ステップ211 のYes )、
その登録は行わず、処理を終了する。
【0052】また、時間帯情報が実行時刻情報格納部1
5に登録されていなければ(ステップ211 のNo)、図面
データの入れ替え処理の時間帯をその2:00〜3:00の時間
帯に決定し処理実行時刻をスケジューリングする。この
スケジューリングされた時刻は、図9に示すように、実
行時刻情報格納部15に処理実行開始時間74として登
録される(ステップ212 )。この実行時刻情報格納部1
5には、アクセス回数の差が大きくなった時間帯、つま
り集中時間帯75も登録される。
【0053】一方、この図面データアクセス分散処理装
置1は、判断基準情報14に格納されている時間帯基準
の設定値、ここでは60分の間隔で起動し、図面データの
入れ替え処理を実行する。
【0054】この場合、装置の起動と共に、図10に示
すように、データ処理実行判別手段3の処理実行判別部
33が実行時刻情報格納部15を検索し(ステップ301
)、データを処理する時間が登録されているか否かに
よって実行するものがあるか否かを判別する(ステップ
302 )。
【0055】判別結果、実行するものがあれば(ステッ
プ302 のYes )、入替図面決定手段4のアクセス最大デ
ィスク検索部41が、入れ替え処理を行う時間帯のアク
セス最大ディスクのアクセス回数を時間帯情報格納部1
3から検索する(ステップ303 )。またアクセス最小デ
ィスク検索部43が、入れ替え処理を行う時間帯のアク
セス最小ディスクのアクセス回数を時間帯情報格納部1
3から検索する(ステップ304 )。
【0056】最大アクセス回数、最小アクセス回数が検
索されると、平均アクセス回数算出部42は、これを基
に平均アクセス回数を計算する(ステップ305 )。
【0057】平均アクセス回数が算出されると、計算入
替図面データ決定部44は、アクセス回数の最大値、最
小値および平均値とから図面データを移動する移動量を
計算し(ステップ306 )、その算出した移動量の図面デ
ータを最大アクセス回数のディスクから選択する(ステ
ップ307 )。
【0058】図面データが選択されると、図面データ処
理部5の図面データ入れ替え実行部51では、選び出さ
れた図面データをアクセス回数最大のディスクから取り
出し、アクセス回数最小のディスクへ書き込む(移動す
る)(ステップ308 )。
【0059】これと共にアクセス情報更新部52により
アクセス情報格納部11のアクセス情報の更新が行われ
る(ステップ309 )。
【0060】またアクセス情報更新部52により入れ替
えた時間帯の情報が実行時刻情報格納部15から削除さ
れる(ステップ310 )。
【0061】そしてアクセス回数最大のディスク内の図
面データが移動量だけ削除され、この結果、図面データ
が入れ替えられる。
【0062】このように本実施例によれば、新規に保管
される図面データをディスク装置2に保管するときに、
既に図面データが保管されているディスク装置2内の複
数のディスク21、22、23…2nのアクセス状況が
集計され、その集計結果を基にアクセスが集中しないデ
ィスクが検索されて、そこに図面データが書き込まれの
で、各ディスク21、22、23…2nのアクセス量を
平均化しつつ図面データを保管することができる。
【0063】また所定時間帯毎、例えば 1時間毎に各デ
ィスク21、22、23…2nへのアクセス負荷が分散
されるので、どの図面データにアクセスしても複数のデ
ィスク21、22、23…2nが平均的にアクセスされ
るようになり、外部からディスク装置2がアクセスされ
たときの応答性を向上することができる。またアクセス
負荷が分散されることによって、ディスク障害をできる
だけ少なくすることができる。
【0064】さらに既にディスク装置2に保管されてい
るデータの再配置を行うとき、最もアクセスの少ない時
間帯にデータの入れ替え処理が実行されるので、アクセ
ス応答性を疎外することなく再配置を行うことができ
る。
【0065】すなわち、従来はアクセス回数のみで負荷
分散を行っていたが、これに比べて、本実施例では時間
帯毎に各ディスク21、22、23…2nのアクセス状
況を集計するので、より実動的な負荷分散が行えるよう
になる。
【0066】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば新規にディスクを追加したときなどに
もこの発明を適用し、既存ディスクの図面データを新規
ディスクが平均的にアクセスされるように配置すること
もできる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、記録装置に新たなデータを書き込むとき、時
間帯によってアクセス回数の少ない記録媒体へデータが
記録されるので、記録媒体のアクセス回数が時間帯毎に
平均化される。
【0068】また請求項2記載の発明によれば、既に記
録装置にデータが保管されている場合、所定時間帯毎に
各記録媒体のアクセス回数が集計され、時間帯毎にアク
セス回数の最も多い記録媒体からアクセス回数の最も少
ない記録媒体へデータが入れ替えられるので、記録媒体
のアクセス回数が時間帯毎に平均化される。
【0069】さらに請求項3記載の発明によれば、装置
全体でアクセス回数の最も少ない時間帯にデータの入れ
替え処理が行われるので、アクセス応答性を疎外するこ
となくデータの入れ替え処理を自動的に行うことができ
る。
【0070】上記した結果、記録装置の応答性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の図面データアクセス分
散処理装置の構成を示す図である。
【図2】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、アクセス情報格納部11のファイルを示す図であ
る。
【図3】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、図面特徴情報格納部12のファイル70を示す図で
ある。
【図4】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、時間帯情報格納部13のファイル71を示す図であ
る。
【図5】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、判断基準情報格納部14の情報格納内容を示す図で
ある。
【図6】この図面データアクセス分散処理装置の機能構
成を示す図である。
【図7】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、新規図面データの記録を行うときの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、入れ替え処理を実行する時間を決定するときの動作
を示すフローチャートである。
【図9】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、実行時刻情報格納部15に登録された実行時刻を示
す図である。
【図10】この図面データアクセス分散処理装置におい
て、図面データのアクセス分散処理を実行するときの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…図面データアクセス分散処理装置、2…ディスク装
置、3…データ処理実行判別手段、4…入替図面決定手
段、5…図面データ処理手段、6…データ入力手段、7
…データ出力手段、8…新規図面データ保管場所決定手
段、9…アクセス状況収集手段、11…アクセス情報格
納部、12…図面特徴情報格納部、13…時間帯情報格
納部、14…判別基準情報格納部、15…実行時刻情報
格納部、21、22、2n…ディスク、31…アクセス
情報検索部、32…アクセス偏り検出部、33…処理実
行判別部、34…最小アクセス時間帯検索部、35…入
れ替え実行時刻決定部、41…アクセス最大ディスク検
索部、42…平均アクセス回数算出部、43…アクセス
最小ディスク検索部、44…入れ替え図面データ決定
部、51…図面データ入れ替え実行部、52…アクセス
情報更新部、81…図面データ入力部、82…図面特徴
入力部、83…図面特徴データ取出し部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録用の複数の記録媒体を有する
    記録装置に対してデータの読み出しおよび書き込み制御
    を行うデータ処理装置において、 予めデータの種類に応じて所定時間帯毎に各記録媒体が
    アクセスされた回数を集計するアクセス状況集計手段
    と、 前記アクセス状況集計手段により集計された結果、図面
    種類毎のアクセス状況が格納される図面特徴別格納手段
    と、 前記アクセス状況集計手段により集計された結果、各記
    録媒体についての所定時間帯毎のアクセス状況が格納さ
    れる時間帯別格納手段と、 前記記録装置に対するデータの書き込み要求を受け付け
    る入力手段と、 前記入力手段により書き込み要求が受け付けられたデー
    タの種類を基に、同種のデータが最も少なくアクセスさ
    れた時間帯を前記図面特徴別格納手段から取り出す時間
    帯検索手段と、 前記時間帯検索手段により取り出されたアクセス回数の
    最も少ない時間帯情報を基に、その時間帯のアクセス回
    数が最も少ない記録媒体を前記時間帯別格納手段から検
    索する記録媒体検索手段と、 前記記録媒体検索手段により検索されたアクセス回数の
    最も少ない記録媒体にデータを記録するデータ記録手段
    とを具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 データ記録用の複数の記録媒体を有する
    記録装置に対してデータの入れ替え制御を行うデータ処
    理装置において、 予めデータの種類に応じて所定時間帯毎に各記録媒体が
    アクセスされた回数を集計するアクセス状況集計手段
    と、 前記アクセス状況集計手段により集計された結果、各記
    録媒体についての所定時間帯毎のアクセス状況が格納さ
    れる時間帯別格納手段と、 前記時間帯別格納手段に格納れているアクセス状況を基
    に、時間帯毎にアクセス回数の最も多い記録媒体と最も
    少ない記録媒体とを検索する記録媒体検索手段と、 前記記録媒体検索手段により検索された最も多い記録媒
    体のデータと最も少ない記録媒体のデータとをアクセス
    回数が平均化するように入れ替えるデータ入替手段とを
    具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ処理装置におい
    て、 前記データ入替手段は、 前記時間帯別格納手段を基に前記記憶装置全体でアクセ
    ス回数の最も少ない時間帯を調べ、その時間帯に各ディ
    スク間のデータ入れ替え処理を行うことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
JP7082453A 1995-04-07 1995-04-07 データ処理装置 Withdrawn JPH08278905A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343928A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置およびプログラム
JP2008269344A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Toshiba Corp 論理ディスク管理方法及び装置

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