JPH08278859A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JPH08278859A
JPH08278859A JP7082131A JP8213195A JPH08278859A JP H08278859 A JPH08278859 A JP H08278859A JP 7082131 A JP7082131 A JP 7082131A JP 8213195 A JP8213195 A JP 8213195A JP H08278859 A JPH08278859 A JP H08278859A
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Hideki Kobayashi
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パワーセーブ機能を具備するプリ
ンタ装置を備えたプリントシステムに関し、プリントデ
ータの転送の前にプリンタ装置にノーマルモードに切り
換える立上げ動作を実行させることにより、セーブモー
ドであったとしても記録出力開始までの待ち時間を少な
くして、プリントデータの送出から記録出力までの時間
の短縮を図ることを目的とする。 【構成】 複数のWS21により構築されたネットワーク
に接続されたプリンタ装置31を備えるサーバ装置11に、
WS21からのプリントデータを待ち行列に登録した後に
該データを待ち順位に従ってプリンタ装置31に転送する
サーバ制御部14と、プリンタ装置31がパワーセーブ機能
を具備しているか否か識別してプリンタ装置31にデータ
を転送する前にパワーセーブモードからノーマルモード
に移行させるウォーミングアップコマンドを送出する全
体制御部16と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークに接続さ
れたプリントシステムに関し、詳しくはパワーセーブ機
能を具備するプリンタ装置を備えたプリントシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のワークステーションにより
構築されたネットワーク上にサーバ装置を接続したプリ
ントシステムが知られており、このプリントシステムは
サーバ装置がプリンタ装置へのデータの転送を制御する
ことによって複数のワークステーションからのプリント
データの記録出力を可能にしている。なお、以降の説明
では単に、ワークステーションをWSと、プリントデー
タをデータともいう。
【0003】この種のプリントシステムとしては、例え
ば、特開平3−273429号公報に記載されている。
このプリントシステムは、サーバ装置がWSからのデー
タをキューの待ち行列に登録して蓄積した後に、そのデ
ータを待ち順位に従ってプリンタ装置に転送するように
なっており、このサーバ装置は、データの待ちがなく、
かつ、プリンタ装置が駆動していないときには、そのデ
ータをキューに登録・蓄積することなく直接プリンタ装
置に転送するようになっている。このように構成するこ
とによって、上記条件が揃ったときに、キューに登録す
るためのファイル作成をなくし、データの送出から記録
出力終了までの時間を短縮している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
プリンタ装置には、一定時間以上経過してもデータを記
録出力するプリント動作がないときに消費電力の大きな
エンジン部のヒータへの電力供給を低くしたり、遮断し
たりするパワーセーブ機能が多用されており、非動作時
にノーマルモードからパワーセーブモード(以下、単に
セーブモードともいう)に切り換えることにより無駄な
消費電力を抑えるように工夫されている(例えば、リコ
ー製 SP-10P)。そして、プリンタ装置はサーバ装置に
より転送されてきたデータを受け取ってからエンジン部
のヒータを暖めるウォーミングアップを始めノーマルモ
ードに立ち上げた後に記録出力を開始する。
【0005】すなわち、従来のプリントシステムにあっ
ては、サーバ装置は単にデータを転送するだけなので、
パワーセーブ機能を備えるプリンタ装置を利用する場合
にはデータの記録出力が開始されるまでに時間が掛かか
るという問題があった。この問題は、特開平3−273
429号公報に記載されているプリントシステムでも同
様であり、上記条件が揃ったとしても、ノーマルモード
に立ち上がるまでに転送処理と比較にならないほどの時
間が掛かるので効果が薄れてしまう。
【0006】そこで、本発明は、プリントデータの転送
の前にプリンタ装置にノーマルモードに切り換える立上
げ動作を実行させることにより、セーブモードであった
としても記録出力開始までの待ち時間を少なくして、プ
リントデータの送出から記録出力までの時間の短縮を図
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、複数のワークステーションにより
構築されたネットワークに接続され、ワークステーショ
ンからのプリントデータを待ち行列に登録した後に、該
プリントデータを待ち順位に従ってプリンタ装置に転送
するサーバ装置を備えたプリントシステムにおいて、前
記サーバ装置に、前記プリンタ装置がパワーセーブ機能
を具備しているか否か識別する識別手段と、該識別手段
による識別情報に基づいてプリンタ装置にプリントデー
タを転送する前にパワーセーブモードからノーマルモー
ドに移行させる制御コマンドを送出する制御手段と、を
設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、複数のワークステ
ーションにより構築されたネットワークに接続され、ワ
ークステーションからのプリントデータをプリンタ装置
に転送するサーバ装置を備えたプリントシステムにおい
て、前記サーバ装置に、前記プリンタ装置がパワーセー
ブ機能を具備しているか否か識別する識別手段と、ワー
クステーションのログインがあったことを検出する検出
手段と、該検出手段によりログインが検出されたときに
識別手段による識別情報に基づいてプリンタ装置にパワ
ーセーブモードからノーマルモードに移行させる制御コ
マンドを送出する制御手段と、を設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】請求項3記載の発明は、複数のワークステ
ーションにより構築されたネットワークに接続され、ワ
ークステーションからのプリントデータをプリンタ装置
に転送するサーバ装置を備えたプリントシステムにおい
て、前記サーバ装置に、前記プリンタ装置がパワーセー
ブ機能を具備しているか否か識別する識別手段と、ワー
クステーションとの間でプリンタ装置を利用する論理的
なセッションが確立されたことを検出する検出手段と、
該検出手段によりセッションの確立が検出されたときに
識別手段による識別情報に基づいてプリンタ装置にパワ
ーセーブモードからノーマルモードに移行させる制御コ
マンドを送出する制御手段と、を設けたことを特徴とす
るものである。
【0010】ここで、前記ワークステーションとは、少
なくとも記録出力するプリントデータをプリンタ装置に
送出可能な装置のことをいい、ネットワーク上の相互間
で所定のデータを伝送可能に構成されていてものであっ
てもよい。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、プリンタ装置がパワ
ーセーブ機能を具備することが識別手段により識別され
たとき、そのプリンタ装置にプリントデータを転送する
前にパワーセーブモードからノーマルモードに移行させ
る制御コマンドがサーバ装置の制御手段により送出され
る。したがって、プリンタ装置がパワーセーブモードで
あったとしても、サーバ装置によるプリントデータの待
ち行列への登録前あるいは登録中にプリンタ装置のウォ
ーミングアップが開始され、プリンタ装置による記録出
力開始までの待ち時間がない、または少ない。
【0012】請求項2記載の発明では、プリンタ装置と
の接続時にそのプリンタ装置がパワーセーブ機能を具備
することが識別手段により識別され、また、ワークステ
ーションのログインがあったことが検出手段により検出
されると、そのプリンタ装置にパワーセーブモードから
ノーマルモードに移行させる制御コマンドがサーバ装置
の制御手段により送出される。したがって、サーバ装置
がプリントデータを受け取る前にプリンタ装置のウォー
ミングアップが開始され、プリンタ装置による記録出力
開始までの待ち時間がない、または少ない。
【0013】請求項3記載の発明では、プリンタ装置が
パワーセーブ機能を具備することが識別手段により識別
され、また、ワークステーションとの間でプリンタ装置
を利用する論理的なセッションの確立が検出手段により
検出されると、そのプリンタ装置にパワーセーブモード
からノーマルモードに移行させる制御コマンドがサーバ
装置の制御手段により送出される。したがって、サーバ
装置がプリントデータを受け取る前にプリンタ装置のウ
ォーミングアップが開始され、プリンタ装置による記録
出力開始までの待ち時間がない、または少ない。このと
き、プリンタ装置を利用するセッションの確立の検出し
ているので、プリントデータ以外の伝送時にプリンタ装
置のウォーミングアップが開始されることはない。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係るプリンタシステムの一実施例を示す図
である。まず、そのプリンタシステムの構成を説明す
る。図1において、11はサーバ装置であり、サーバ装置
11は複数のワークステーション(WS)21により構築さ
れた例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)の接続媒体25に接続されており、サーバ装置11はL
AN用のドライバ12を介してWS21のLAN用ドライバ
を備える制御部22との間でプリントデータを伝送し、受
信したプリントデータ(以下、単にデータともいう)を
プリンタ装置31へ転送し記録出力させるようになってい
る。
【0015】このサーバ装置11は、WS21からの受信デ
ータを待ち行列に登録するとともに蓄積することの可能
なキュー13と、受信データのファイルを作成してキュー
23の待ち行列に登録するとともに蓄積した後にその受信
データを待ち順位に従ってプリンタ装置31へ転送するサ
ーバ制御部14と、ユーザによる設定等の入力操作を行な
う操作パネル15と、操作パネル15からの入力情報や受信
データと共に送られてきた情報に基づいて格納している
基本プログラムに従って各部を統括制御するとともに本
発明の各種処理プログラムを実行してサーバ制御部14に
よる受信データの登録、蓄積および転送を制御する全体
制御部16と、を備えている。なお、キュー13は、WS21
からの受信データを登録・蓄積するディスク領域を示し
ており、例えばサーバ装置11が備えるメモリ内に形成し
たり、外部に記憶装置を設けて構成してもよく、また、
登録・蓄積の一方は内部メモリにして他方は記憶装置に
させるようにしてもよい。
【0016】また、プリンタ装置31は、一定時間以上経
過してもプリントデータが送られてこないときにはエン
ジン部のヒータへの電力供給を低くしたり、遮断して消
費電力を小さくするパワーセーブ機能を備えており、ノ
ーマルモードからパワーセーブモード(以下、単にセー
ブモードともいう)に切り換えた後にプリントデータを
受信したとき、または、ウォーミングアップコマンド
(制御コマンド)を受信したときになどにヒータを暖め
てノーマルモードに立ち上げた後に記録出力を開始する
ようになっている。
【0017】次に、請求項1記載の発明に係るプリンタ
システムの第1実施例を説明する。図1において、全体
制御部16は、LANに接続したときに操作パネル15から
プリンタ装置31のパワーセーブ機能の有無を入力設定す
るようになっており、WS21からプリントデータを受信
したときには、パワーセーブ機能有りが設定されている
ことを識別しサーバ制御部14によるキュー13の待ち行列
への登録および蓄積を実行させるとともにウォーミング
アップコマンドをプリンタ装置31へ送出して、蓄積後の
受信データを転送する前にプリンタ装置31のウォーミン
グアップを開始させるようになっている。すなわち、全
体制御部16は、識別手段および制御手段を構成してい
る。
【0018】そのため、プリンタ装置31は、先の記録出
力から一定時間経過してセーブモードの状態となってい
た場合には、図2に示すように、WS21からの次のプリ
ントデータのサーバ装置11によるキュー13への登録・蓄
積と同時に、送られてきたウォーミングアップコマンド
を受信してウォーミングアップを開始し、WS21がプリ
ントデータを送出(WS21にとっての記録出力)してい
る時間Aの間にノーマルモードに立ち上げるまでの時間
Bが経過するので、ノーマルモードに切り換えていつで
も記録出力可能な状態とし、サーバ装置11によるデータ
の登録・蓄積が終了して転送が開始されると同時にプリ
ントデータの記録出力を開始する。また、先の記録出力
から一定時間経過しておらずノーマルモードの状態のプ
リンタ装置31は、図3に示すように、ウォーミングアッ
プする必要がないので、データの登録・蓄積が終了して
転送が開始されるとともに記録出力を開始する。
【0019】したがって、プリンタ装置31がセーブモー
ドに切り換わっている場合のプリントデータの記録出力
には、従来では図4に示すように、WS12からのプリン
トデータの送出時間A、プリンタ装置31のウォーミング
アップ時間B、およびプリンタ装置31による記録出力時
間Cを合わせた時間が必要であったが、プリンタ装置31
のウォーミングアップ時間Bを省いてそのモードに影響
されることなくプリントデータの送出時間Aおよび記録
出力時間Cにすることができる。また、仮に、プリンタ
装置31が送出時間A中にノーマルモードに立ち上がらな
い場合であってもウォーミングアップ時間Bから送出時
間Aは省かれるので、かなりの時間が短縮されることに
なる。
【0020】なお、全体制御部16に設定するプリンタ装
置31のパワーセーブ機能の有無は、操作パネル15からの
入力に限らず、例えば、WS21からのLANによるリモ
ート設定で行なったり、またプリンタ装置31とのインタ
ーフェイスが相方向である場合には全体制御部16から機
能を確認して自動設定するように構成してもよく、他の
方式を用いてもよいことはいうまでもない。
【0021】また、ウォーミングアップコマンドとして
は、例えば、エスケープシーケンスの一つとして定義す
る「ESC W0」(セーブモード設定)および「ES
CW1」(セーブモード解除(ウォーミングアップ))
やアドビ社のプリンタ装置で使用するPostScri
pt言語などではエスケープシーケンスに相当するオペ
レータ(コマンドを意味する)を用いればよい。
【0022】このように本実施例では、プリンタ装置31
がパワーセーブ機能を具備することが全体制御部16によ
り識別されたとき、そのプリンタ装置31にプリントデー
タを転送する前にウォーミングアップコマンドが送出さ
れるので、サーバ制御部14によるキュー13へのプリント
データの待ち行列への登録時に、プリンタ装置31はセー
ブモードの状態であったとしてもウォーミングアップが
開始されノーマルモードに移行される。したがって、プ
リンタ装置31へデータの転送してからの記録出力開始ま
での待ち時間がなくなり、または短縮される。
【0023】次に、請求項2記載の発明に係るプリンタ
システムの第2実施例を説明する。図1において、全体
制御部16は、上述第1実施例の構成に加え、プリンタ装
置31を利用するWS21を予め図示していないメモリ内に
登録してプリントデータを記録出力する際にはログイン
(所謂、ユーザ認証)を行なうようになっており、WS
21からのログインを要求する情報を検出したときにウォ
ーミングアップコマンドをプリンタ装置31へ送出して、
前もってプリンタ装置31のウォーミングアップを開始さ
せるようになっている。すなわち、全体制御部16は、検
出手段をも構成している。
【0024】ここで、サーバ装置11、WS21、およびプ
リンタ装置31におけるプリントデータの処理を図5に示
すフローチャートで説明する。 <WS21>WS21は、まず、伝送制御に使用する情報を
初期化し(ステップW11)、サーバ装置11と接続するた
めのログイン情報を送出して(ステップW12)サーバ装
置11によりユーザ認証(ログイン)が行なわれた後に、
プリントデータをすべて送出して(ステップW13)サー
バ装置11からログアウトし(ステップW14)、この処理
を終了する。
【0025】<サーバ装置11>サーバ装置11は、まず、
WS21のステップW12で送出されるログイン情報を全体
制御部16が受け取って(検出して)ユーザ認証を行なっ
た(ステップS11)後に、プリンタ装置31へウォーミン
グアップコマンドを送出して(ステップS12)プリンタ
装置31にウォーミングアップを開始させる。そして、W
S21のステップW13で送出されるプリントデータを受信
し(ステップS13)、サーバ制御部14がその受信データ
をキュー13の待ち行列への登録するとともに蓄積する。
この後に、WS21のステップW14でのログアウトを確認
した(ステップS14)後に、キュー13に登録・蓄積した
受信データをプリンタ装置31へ転送し(ステップS1
5)、この処理を終了する。
【0026】<プリンタ装置31>プリンタ装置31は、サ
ーバ装置11のステップS12で送出されたウォーミングア
ップコマンドを受信してエンジン部(ヒータ)のウォー
ミングアップを開始し(ステップP11)ノーマルモード
に切り換える。そして、サーバ装置11のステップS15で
転送されてくるプリントデータを受信するとともにノー
マルモードに切り換わっている状態で記録出力を開始す
る(ステップP12)。
【0027】このように本実施例では、上述第1実施例
がプリントデータの登録・蓄積と同時にプリンタ装置31
のウォーミングアップを開始するのに対して、WS21の
ログインがあったことが全体制御部16により検出された
ときにプリンタ装置31へウォーミングアップコマンドが
送出されるので、サーバ制御部14によるキュー13へのプ
リントデータの待ち行列への登録前に、プリンタ装置31
のウォーミングアップが開始される。したがって、プリ
ンタ装置31は上述第1実施例よりも早いタイミングでノ
ーマルモードに移行される。また、ウォーミングアップ
コマンドは、WS21がプリントデータを送出する前にプ
リンタ装置31へ送出されるので、受信データを蓄積する
機能を持たないプリントシステムであっても好適に適用
することができる。
【0028】次に、請求項3記載の発明に係るプリンタ
システムの第3実施例を説明する。図1において、サー
バ装置11はWS21との間でプリントデータ以外のデータ
(例えば、ファイルデータなど)も伝送して処理できる
ようになっており、全体制御部16は第1実施例の構成に
加え、記録出力するプリントデータを伝送するためにW
S21との間で論理的なセッションを確立するとともに、
WS21とのセッションの確立を検出したときにウォーミ
ングアップコマンドをプリンタ装置31へ送出して、前も
ってプリンタ装置31のウォーミングアップを開始させる
ようになっている。すなわち、本実施例の全体制御部16
は、上述第2実施例におけるWS21のログインに代えて
セッションの確立を検出するよう構成されている。
【0029】このことから、上述第2実施例と同様な処
理には同一のステップ数を付してサーバ装置11、WS2
1、およびプリンタ装置31におけるプリントデータの処
理を図6に示すフローチャートで簡単に説明する。 <WS21>WS21は、まず、ステップW11の初期化を行
ない、サーバ装置11との間でプリントデータを伝送する
ためのセッションを確立した(ステップW22)後に、ス
テップW13でプリントデータを送出後、サーバ装置11と
のセッションを切断し(ステップW24)、この処理を終
了する。
【0030】<サーバ装置11>サーバ装置11は、まず、
WS21との間のセッションの確立を全体制御部16が検出
した(ステップS21)後に、ステップS12でウォーミン
グアップコマンドを送出してプリンタ装置31にウォーミ
ングアップを開始させ、ステップS13でプリントデータ
の登録・蓄積を行なう。そして、WS21との間のセッシ
ョンを切断を確認した(ステップS24)後に、ステップ
S15でキュー13に登録・蓄積した受信データをプリンタ
装置31へ転送し、プリントデータの記録出力を開始させ
る。
【0031】このように本実施例では、上述第2実施例
と略同様な作用効果が得られるとともに、また、ウォー
ミングアップコマンドは、プリンタ装置31を利用するW
S21とのセッションの確立を検出してプリンタ装置31へ
送出されるので、プリントデータ以外のデータ(例え
ば、ファイルデータなど)も伝送するプリントシステム
であっても好適に適用することができる。
【0032】なお、上述実施例は、従来例で説明した特
開平3−273429号公報に記載されているプリント
システムに適用してもよいことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プリンタ
装置がパワーセーブ機能を具備していても、プリントデ
ータを転送する前にパワーセーブモードからノーマルモ
ードに移行させる制御コマンドをそのプリンタ装置に送
出するので、プリントデータの待ち行列への登録時には
プリンタ装置のウォーミングアップを開始させることが
でき、プリントデータの送出から記録出力までの時間を
短縮することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、プリンタ装
置がパワーセーブ機能を具備していても、ワークステー
ションのログインがあったときに、パワーセーブモード
からノーマルモードに移行させる制御コマンドをプリン
タ装置に送出するので、サーバ装置がプリントデータを
受け取る前にプリンタ装置のウォーミングアップを開始
させることができ、プリントデータの送出から記録出力
までの時間を短縮することができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、プリンタ装
置がパワーセーブ機能を具備していても、ワークステー
ションとの間でプリンタ装置を利用する論理的なセッシ
ョンを確立したときに、パワーセーブモードからノーマ
ルモードに移行させる制御コマンドをプリンタ装置に送
出するので、サーバ装置がプリントデータを受け取る前
にプリンタ装置のウォーミングアップを開始させること
ができ、プリントデータの送出から記録出力までの時間
を短縮することができる。また、サーバ装置がワークス
テーションとの間でプリントデータ以外のデータを伝送
するシステムであっても、プリンタ装置を利用するセッ
ションの確立によりそのプリンタ装置のウォーミングア
ップを開始させるので、プリンタ装置を無駄にノーマル
モードに移行させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリントシステムの一実施例の全
体構成を示す概念図であり、その接続図である。
【図2】請求項1記載の発明に係るプリントシステムの
第1実施例を示す図であり、そのパワーセーブモードか
らの記録出力を説明する説明図である。
【図3】そのノーマルモードからの記録出力を説明する
説明図である。
【図4】その作用を説明するための従来における記録出
力を説明する説明図である。
【図5】請求項2記載の発明に係るプリントシステムの
第2実施例を示す図であり、そのプリントデータの記録
出力を説明するフローチャートである。
【図6】請求項3記載の発明に係るプリントシステムの
第3実施例を示す図であり、そのプリントデータの記録
出力を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11 サーバ装置 13 キュー 14 サーバ制御部 15 操作パネル 16 全体制御部(識別手段、制御手段、検出手段) 21 ワークステーション 31 プリンタ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワークステーションにより構築され
    たネットワークに接続され、ワークステーションからの
    プリントデータを待ち行列に登録した後に、該プリント
    データを待ち順位に従ってプリンタ装置に転送するサー
    バ装置を備えたプリントシステムにおいて、 前記サーバ装置に、 前記プリンタ装置がパワーセーブ機能を具備しているか
    否か識別する識別手段と、該識別手段による識別情報に
    基づいてプリンタ装置にプリントデータを転送する前に
    パワーセーブモードからノーマルモードに移行させる制
    御コマンドを送出する制御手段と、を設けたことを特徴
    とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】複数のワークステーションにより構築され
    たネットワークに接続され、ワークステーションからの
    プリントデータをプリンタ装置に転送するサーバ装置を
    備えたプリントシステムにおいて、 前記サーバ装置に、 前記プリンタ装置がパワーセーブ機能を具備しているか
    否か識別する識別手段と、ワークステーションのログイ
    ンがあったことを検出する検出手段と、該検出手段によ
    りログインが検出されたときに識別手段による識別情報
    に基づいてプリンタ装置にパワーセーブモードからノー
    マルモードに移行させる制御コマンドを送出する制御手
    段と、を設けたことを特徴とするプリントシステム。
  3. 【請求項3】複数のワークステーションにより構築され
    たネットワークに接続され、ワークステーションからの
    プリントデータをプリンタ装置に転送するサーバ装置を
    備えたプリントシステムにおいて、 前記サーバ装置に、 前記プリンタ装置がパワーセーブ機能を具備しているか
    否か識別する識別手段と、ワークステーションとの間で
    プリンタ装置を利用する論理的なセッションが確立され
    たことを検出する検出手段と、該検出手段によりセッシ
    ョンの確立が検出されたときに識別手段による識別情報
    に基づいてプリンタ装置にパワーセーブモードからノー
    マルモードに移行させる制御コマンドを送出する制御手
    段と、を設けたことを特徴とするプリントシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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