JP3069308U - 周辺装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ホストコンピュータから動作を指示される可能
性の無い期間では消費電力を少なくする。 【解決手段】通常動作モードと低消費電力モードとの双
方のモードにおいて、ホストコンピュータ1がUSB4
1に送出するタイミング信号(SOF)の検出を行う信
号検出部4と、通常動作モードにおいて、信号検出部4
がタイミング信号を検出しない期間が予め設定された期
間を越えるときには、通常動作モードを低消費電力モー
ドに切り換え、低消費電力モードにおいて、信号検出部
4がタイミング信号を検出したときには、低消費電力モ
ードを通常動作モードに切り換えるモード制御部5とを
備えている。
性の無い期間では消費電力を少なくする。 【解決手段】通常動作モードと低消費電力モードとの双
方のモードにおいて、ホストコンピュータ1がUSB4
1に送出するタイミング信号(SOF)の検出を行う信
号検出部4と、通常動作モードにおいて、信号検出部4
がタイミング信号を検出しない期間が予め設定された期
間を越えるときには、通常動作モードを低消費電力モー
ドに切り換え、低消費電力モードにおいて、信号検出部
4がタイミング信号を検出したときには、低消費電力モ
ードを通常動作モードに切り換えるモード制御部5とを
備えている。
Description
【0001】
本考案は、USB(Universal Serial Bus)などのよう に、通信のタイミングを示すタイミング信号を信号線に送出するホストコンピュ ータに接続される周辺装置に係り、より詳細には、タイミング信号が送出されな くったときには、消費電力が少なくなる低消費電力モードに移行する周辺装置に 関するものである。
【0002】
ホストコンピュータに接続される周辺装置の1つに、例えばプリンタがある。 このようなプリンタにおいては、ホストコンピュータから印字データが送出され ないときには、印字動作を行う必要がない。一方、印字動作を行わないときにも 、プリンタを動作状態に維持したときには、不要な電力の消費が生じる。
【0003】 このため、ホストコンピュータから印字データが送出されないときには、不要 な電力の消費を回避する従来技術が、実開昭61−170552号として提案さ れている。すなわち、この技術では、ホストコンピュータからデータが一定時間 以上入力されない場合には、紙送りモータの励磁を停止することにより、印字動 作を行わないときの消費電力を減少させる構成としている(第1の従来技術とす る)。
【0004】 また、実開昭57−175757号として提案された従来技術がある。すなわ ち、この技術では、印字動作が終了したときには、キャリッジを基準位置に戻し た後、キャリッジ用モータの励磁を停止することによって、印字動作を行わない ときの消費電力を減少させている(第2の従来技術とする)。
【0005】 また、実開昭60−40282号として提案された従来技術がある。すなわち 、この技術では、印字動作が終了した後、一定時間内に次の印字指令が発生しな かったときには、キャリッジ用モータの励磁を停止している。そして、次の印字 指令が発生したときには、キャリッジを基準位置に戻した後、印字動作を開始す ることにより、印字動作を行わないときの消費電力を減少させている(第3の従 来技術とする)。
【0006】
しかしながら第1〜第3の従来技術では、印字動作が終了した後、あるいは、 印字動作が終了して一定時間が経過した後、キャリッジ用モータの励磁を停止さ せることによって、消費電力の低減を図る技術となっている。このため、ホスト コンピュータに接続される周辺装置が、励磁を必要とするブロックを有しない装 置の場合では、適用することが困難な技術となっていた。
【0007】 また、第1の従来技術では、ホストコンピュータからデータが一定時間以上入 力されない場合には、紙送りモータの励磁を停止している。このため、印字を再 開するときには、キャリッジを基準位置に戻す必要があり、印字の再開が遅れる という問題が生じる。
【0008】 また、第2の従来技術では、キャリッジを基準位置に戻した後、キャリッジ用 モータの励磁を停止しているが、印字の停止中に装置本体に振動が加わり、キャ リッジが移動した場合では、印字位置がずれるという問題が生じる。
【0009】 また、第3の従来技術では、次の印字指令が発生したときには、キャリッジを 基準位置に戻した後、印字動作を開始しているため、印字の再開が遅れるという 問題が生じていた。
【0010】 本考案は上記課題を解決するため創案されたものであって、その目的は、ホス トコンピュータがタイミング信号を送出する動作状態にあるときには通常動作モ ードとし、ホストコンピュータが、タイミング信号の送出を停止する動作停止状 態となるときには低消費電力モードとすることにより、ホストコンピュータから 動作を指示される可能性の無い期間では消費電力を少なくすることのできる周辺 装置を提供することにある。
【0011】 また、上記目的に加え、USBを介してホストコンピュータに接続されたとき 、ホストコンピュータから動作を指示される可能性が無い期間の消費電力を少な くすることのできる周辺装置を提供することにある。
【0012】 また、上記目的に加え、周辺装置をプリンタとした場合に、待機状態を、キャ リッジモータとフィードモータとの励磁の停止を含む状態とすることにより、低 消費電力モードとなったときには、消費電力を大きく低減することのできる周辺 装置を提供することにある。
【0013】 また、上記目的に加え、通常動作モードとなったときには、キャリッジを初期 位置に移動させることにより、ホストコンピュータから印字の開始の指示があっ たときには、印字位置のずれを生じることなく、直ちに印字を開始することので きる周辺装置を提供することにある。
【0014】 また、上記目的に加え、通常動作モードに移行したときには、インクジェット 方式の印字ヘッドに設けられたプリヒート用のヒータの加熱を開始することによ り、周辺装置をインクジェット方式のプリンタとした場合に、ホストコンピュー タから印字の開始の指示があったときには、直ちに印字を開始することのできる 周辺装置を提供することにある。
【0015】
上記課題を解決するため本考案に係る周辺装置は、動作状態では通信のタイミ ングを示すタイミング信号を一定間隔で送出し、動作の停止状態では前記タイミ ング信号の送出を停止するホストコンピュータに接続され、所定動作が可能にな る通常動作モードと、消費電力が少なくなる低消費電力モードとに切り換えが可 能な周辺装置に適用しており、通常動作モードと低消費電力モードとの双方のモ ードにおいて、前記タイミング信号の検出を行う信号検出部と、通常動作モード において、前記信号検出部が前記タイミング信号を検出しない期間が予め設定さ れた期間を越えるときには、通常動作モードを低消費電力モードに切り換え、低 消費電力モードにおいて、前記信号検出部が前記タイミング信号を検出したとき には、低消費電力モードを通常動作モードに切り換えるモード制御部とを備えて いる。
【0016】 すなわち、信号検出部がタイミング信号を検出しない期間が予め設定された期 間を越えるときから、信号検出部がタイミング信号を検出するまでの期間は、ホ ストコンピュータは動作の停止状態にある。つまり、上記期間は、ホストコンピ ュータから動作を指示される可能性のない期間となり、この期間では低消費電力 モードとなる。
【0017】 また、上記構成に加え、USBを介して前記ホストコンピュータに接続され、 前記タイミング信号はSOFである構成としている。
【0018】 すなわち、USBを介して接続されたホストコンピュータから動作を指示され る可能性の無い期間では、低消費電力モードとなる。
【0019】 また、上記構成に加え、印字ヘッドが搭載されたキャリッジを移動させるキャ リッジモータおよび印字用紙を移動させるフィードモータと、前記キャリッジモ ータおよび前記フィードモータを励磁する励磁部とを備えたプリンタである周辺 装置に適用しており、前記モード制御部は、低消費電力モードに切り換えたとき には、前記励磁部による前記キャリッジモータと前記フィードモータとの励磁を 停止させる構成としている。
【0020】 すなわち、キャリッジモータを励磁するための電力は大きい。また、フィード モータを励磁するための電力は大きい。従って、これら2つのモータの励磁を停 止すると、大きな電力の消費が無くなる。
【0021】 また、上記構成に加え、前記モード制御部が低消費電力モードから通常動作モ ードに切り換えを行ったときには、前記キャリッジを初期位置に移動させる構成 としている。
【0022】 すなわち、低消費電力モードから通常動作モードに移行するタイミングは、印 字の命令が与えられるタイミングよりは、早いタイミングとなる。従って、印字 の命令が与えられるときでは、キャリッジは初期位置への移動を完了した励磁状 態にある。
【0023】 また、上記構成に加え、プリヒートを行うヒータを有する印字ヘッドが前記キ ャリッジに搭載されたインクジェットプリンタである周辺装置に適用しており、 前記モード制御部が通常動作モードから低消費電力モードに切り換えを行ったと きには前記ヒータによるプリヒートを停止し、前記モード制御部が低消費電力モ ードから通常動作モードに切り換えを行ったときには前記ヒータによるプリヒー トを開始する構成としている。
【0024】 すなわち、低消費電力モードから通常動作モードに移行するタイミングは、印 字の命令が与えられるタイミングよりは、早いタイミングとなる。従って、印字 の命令が与えられるときでは、印字ヘッドはプリヒートされた状態にある。
【0025】
以下に本考案の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案に係る周辺装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図 であり、具体的には、インクジェット方式のプリンタを示している。
【0026】 図において、USB(Universal Serial Bus)41を介 してプリンタ2と接続されたホストコンピュータ1は、動作状態と、動作の停止 状態との2つの状態に切り換え可能なコンピュータとなっている。そして、動作 状態となるときには、通信のタイミングを示す(スケジューリングを行う)タイ ミング信号であるSOF(Start Of Frame)を、1mSの間隔で USB41に送出する。また、動作の停止状態ではSOFの送出を停止する。
【0027】 プリンタ2は、所定動作(印字動作等)が可能となる通常動作モードと、消費 電力が少なくなる低消費電力モードとに切り換え可能な装置となっている。そし て、大別したときには、信号検出部4とモード制御部5と主制御部6とを構成す るマイクロコンピュータ3、印字ヘッド7をプリヒートするためのヒータ21を 駆動する駆動回路11、印字ヘッド7が搭載されるキャリッジ22を移動させる ためのキャリッジモータ8、印字用紙を移動させるためのフィードモータ9、お よび、キャリッジモータ8とフィードモータ9とを駆動するための駆動部12を 備えている。
【0028】 詳細には、印字ヘッド7は、インクジェット方式のヘッドとなっている。この ため、プリヒートを行うためのヒータ21を備えている。また、キャリッジモー タ8は、パルスモータとなっていて、印字ヘッド7が搭載されたキャリッジ22 を移動させる。また、フィードモータ9は、パルスモータとなっていて、印字用 紙を移動させる。このため、キャリッジモータ8とフィードモータ9とには、回 転の停止状態においても励磁電流が流れる。
【0029】 駆動回路11は、ヒータ21を駆動する駆動電流を送出するためのブロックと なっている。また、駆動回路13は、キャリッジモータ8を駆動するためのブロ ックとなっており、駆動回路14は、フィードモータ9を駆動するためのブロッ クとなっている。
【0030】 信号検出部4は、プリンタ2が通常動作モードとなるときと低消費電力モード になるときとの双方において、USB41に送出されるSOFを受信することに より、USB41にSOFが送出されているかどうかを検出するブロックとなっ ている。そして、SOFを検出したときには、SOFを検出したことをモード制 御部5に知らせる。
【0031】 モード制御部5は、通常動作モードにおいて、信号検出部4がSOFを検出し ない期間が、予め設定された期間である3mSを越えるときには、通常動作モー ドを低消費電力モードに切り換えるブロックとなっている。また、低消費電力モ ードにおいて、信号検出部4がSOFを検出したときには、低消費電力モードを 通常動作モードに切り換える。
【0032】 このため、モード制御部5は、通常動作モードであるときには、主制御部6を 介し、駆動部12が駆動電流を送出する状態に設定し、キャリッジモータ8とフ ィードモータ9とを励磁する。また、主制御部6を介し、駆動回路11を出力状 態に設定することによって、印字ヘッド7のヒータ21を駆動し、印字ヘッド7 をプリヒートする。また、主制御部6に対し、通常動作モードであることを知ら せる。
【0033】 また、モード制御部5は、低消費電力モードであるときには、主制御部6を介 し、駆動部12が駆動電流を送出しない状態に設定することによって、キャリッ ジモータ8とフィードモータ9との励磁を停止する。また、主制御部6を介し、 駆動回路11を出力の停止状態に設定することによって、印字ヘッド7のプリヒ ートを停止する。また、主制御部6に対し、低消費電力モードであることを知ら せる。
【0034】 主制御部6は、プリンタ2としての主要動作を制御するためのブロックとなっ ている。このため、通常動作モードにおいては、必要に応じ、駆動部12を介し て、キャリッジモータ8の回転とフィードモータ9の回転とを制御する。また、 図示されない経路を介して、印字ヘッド7の印字素子の駆動、等を行う。
【0035】 また、主制御部6は、モード制御部5からの指示が、低消費電力モードから通 常動作モードに変わったときには、キャリッジモータ8の回転を制御することに より、キャリッジ22を初期位置に移動させる。
【0036】 図2は、SOFの送出状態とモードとの関係を示す説明図、図3は、実施形態 の主要動作を示すフローチャートである。必要に応じてこれらの図を参照しつつ 、実施形態の動作を説明する。
【0037】 いま、プリンタ2は通常動作モードにあり、ホストコンピュータ1は動作状態 にあるとする。この状態では、ホストコンピュータ1は、1mSの一定の時間間 隔で、SOF51をUSB41に送出する。従って、信号検出部4は、1mS毎 に、SOF51の検出を示す出力をモード制御部5に送出する。このため、モー ド制御部5は、プリンタ2を通常動作モードに維持する。すなわち、駆動回路1 1を介して、ヒータ21によるプリヒートを継続する。また、駆動部12を駆動 電流の出力状態に設定し、キャリッジモータ8とフィードモータ9とを励磁状態 に維持する。また、通常動作モードであることを主制御部6に知らせる。
【0038】 上記状態において、ホストコンピュータ1が、SOF51aを送出した後、動 作の停止状態に移行したとする。従って、信号検出部4は、時刻T1以後、SO F51の検出出力の送出を停止する。このため、モード制御部5は、時刻T1か ら3mS(期間t1)が経過した時刻T2となったとき、通常動作モードを低消 費電力モードに切り換える。
【0039】 すなわち、モード制御部5は、主制御部6を介し、駆動回路11が駆動電流を 出力することを停止させ、ヒータ21による印字ヘッド7のプリヒートを停止す る。また、駆動部12の状態を、駆動電流を出力しない状態に設定し、キャリッ ジモータ8とフィードモータ9との励磁を停止する。また、低消費電力モードで あることを主制御部6に知らせる。また、モード制御部5は、マイクロコンピュ ータ3の状態を、ノーマルモードからスリープモードに変更する(ステップS1 ,S2)。
【0040】 信号検出部4は、低消費電力モードとなったときにも、SOF51がUSB4 1に送出されるかどうかの検出を行う。ホストコンピュータ1からSOF51が 送出されない期間では、上記状態が継続される(ステップS3)。そして、ホス トコンピュータ1が、動作の停止状態から動作状態に移行し、時刻T3において 、SOF51をUSB41に送出すると、信号検出部4は、SOF51bを検出 したことをモード制御部5に知らせる。
【0041】 SOF51bを検出したことを信号検出部4から知らされたモード制御部5は 、マイクロコンピュータ3をスリープモードからノーマルモードに変更した後、 低消費電力モードから通常動作モードに切り換わったことを、主制御部6に知ら せる。また、主制御部6を介し、駆動回路11が駆動電流を出力する状態に設定 し、ヒータ21による印字ヘッド7のプリヒートを開始する。また、主制御部6 を介し、駆動部12の状態を、駆動電流を送出する状態に設定する(ステップS 4)。
【0042】 低消費電力モードから通常動作モードに切り換わったことを知らされた主制御 部6は、駆動回路13を介して、キャリッジモータ8の回転を制御することによ り、キャリッジ22を初期位置に移動させる(ステップS5)。また、主制御部 6は、信号検出部4とモード制御部5とを介して、USB41からの命令の受信 状態に移行する(ステップS6)。
【0043】 そして、時刻T3から期間2が経過した時刻T4となったとき、ホストコンピ ュータ1が、SOF51cに続いて、印字動作、等の命令を送出すると、主制御 部6は、命令に従った制御を直ちに開始する(ステップS8)。
【0044】 すなわち、時刻T4においては、キャリッジ22は初期位置にある。また、印 字ヘッド7はプリヒートされた状態にある。従って、ステップS6において受信 した命令が、印字のための命令であるときにも、主制御部6は、直ちに、ホスト コンピュータ1から送出されるデータを印字するための制御を行う。このため、 プリンタ2は、時刻T4において、直ちに印字動作を開始することとなる。
【0045】 一方、ステップS6,S7のループ動作の状態において、ホストコンピュータ 1が、3mSを越えてSOF51を送出しなくなったときには、動作は、ステッ プS7から、ステップS2に移行する。このため、上記したステップS2からの 動作と同じ動作が生じ、プリンタ2は、通常動作モードから低消費電力モードに 移行する。
【0046】
以上説明したように、本考案に係る周辺装置は、動作状態では通信のタイミン グを示すタイミング信号を一定間隔で送出し、動作の停止状態では前記タイミン グ信号の送出を停止するホストコンピュータに接続される周辺装置に適用してお り、通常動作モードと低消費電力モードとの双方のモードにおいて、タイミング 信号の検出を行う信号検出部と、通常動作モードにおいて、前記信号検出部が前 記タイミング信号を検出しない期間が予め設定された期間を越えるときには、通 常動作モードを低消費電力モードに切り換え、低消費電力モードにおいて、前記 信号検出部が前記タイミング信号を検出したときには、低消費電力モードを通常 動作モードに切り換えるモード制御部とを備えている。従って、ホストコンピュ ータが動作を停止した状態にあるときには低消費電力モードとなるので、ホスト コンピュータから動作を指示される可能性の無い期間では消費電力を少なくする ことが可能となっている。
【0047】 また、さらに、USBを介して前記ホストコンピュータに接続され、前記タイ ミング信号はSOFである構成としている。従って、USBを介して接続された ホストコンピュータが動作を指示する可能性の無い期間では、低消費電力モード となるので、USBを介してホストコンピュータに接続されたとき、ホストコン ピュータから動作を指示される可能性が無い期間の消費電力を少なくすることが 可能となっている。
【0048】 また、さらに、印字ヘッドが搭載されたキャリッジを移動させるキャリッジモ ータおよび印字用紙を移動させるフィードモータと、前記キャリッジモータおよ び前記フィードモータを励磁する励磁部とを備えたプリンタである周辺装置に適 用しており、前記モード制御部は、低消費電力モードに切り換えたときには、前 記励磁部による前記キャリッジモータと前記フィードモータとの励磁を停止させ る構成としている。従って、低消費電力モードでは、励磁に大きな電力を必要す る2つのモータの励磁が停止されるため、低消費電力モードとなったときには、 消費電力を大きく低減することが可能となっている。
【0049】 また、さらに、前記モード制御部が低消費電力モードから通常動作モードに切 り換えを行ったときには、前記キャリッジを初期位置に移動させる構成としてい る。従って、印字の命令が与えられるときでは、キャリッジは初期位置への移動 を完了した励磁状態にあるので、ホストコンピュータから印字の開始の指示があ ったときには、印字位置のずれを生じることなく、直ちに印字を開始することが 可能となっている。
【0050】 また、さらに、プリヒートを行うヒータを有する印字ヘッドが前記キャリッジ に搭載されたインクジェットプリンタである周辺装置に適用しており、前記モー ド制御部が通常動作モードから低消費電力モードに切り換えを行ったときには前 記ヒータによるプリヒートを停止し、前記モード制御部が低消費電力モードから 通常動作モードに切り換えを行ったときには前記ヒータによるプリヒートを開始 する構成としている。従って、印字の命令が与えられるときでは、印字ヘッドは プリヒートされた状態にあるので、ホストコンピュータから印字の開始の指示が あったときには、直ちに印字を開始することが可能となっている。
【図1】本考案に係る周辺装置の一実施形態の電気的構
成を示すブロック線図である。
成を示すブロック線図である。
【図2】SOF(タイミング信号)の送出状態とモード
との関係を示す説明図である。
との関係を示す説明図である。
【図3】実施形態の主要動作を示すフローチャートであ
る。
る。
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ(周辺装置) 3 マイクロコンピュータ 4 信号検出部 5 モード制御部 7 印字ヘッド 8 キャリッジモータ 9 フィードモータ 12 駆動部 21 ヒータ 22 キャリッジ 41 USB 51 SOF(タイミング信号)
Claims (5)
- 【請求項1】 動作状態では通信のタイミングを示すタ
イミング信号を一定間隔で送出し、動作の停止状態では
前記タイミング信号の送出を停止するホストコンピュー
タに接続され、所定動作が可能になる通常動作モード
と、消費電力が少なくなる低消費電力モードとに切り換
えが可能な周辺装置において、 通常動作モードと低消費電力モードとの双方のモードに
おいて、前記タイミング信号の検出を行う信号検出部
と、 通常動作モードにおいて、前記信号検出部が前記タイミ
ング信号を検出しない期間が予め設定された期間を越え
るときには、通常動作モードを低消費電力モードに切り
換え、低消費電力モードにおいて、前記信号検出部が前
記タイミング信号を検出したときには、低消費電力モー
ドを通常動作モードに切り換えるモード制御部とを備え
たことを特徴とする周辺装置。 - 【請求項2】 USBを介して前記ホストコンピュータ
に接続され、前記タイミング信号はSOFであることを
特徴とする請求項1記載の周辺装置。 - 【請求項3】 印字ヘッドが搭載されたキャリッジを移
動させるキャリッジモータおよび印字用紙を移動させる
フィードモータと、 前記キャリッジモータおよび前記フィードモータを励磁
する励磁部とを備えたプリンタである周辺装置におい
て、 前記モード制御部は、低消費電力モードに切り換えたと
きには、前記励磁部による前記キャリッジモータと前記
フィードモータとの励磁を停止させることを特徴とする
請求項1または請求項2記載の周辺装置。 - 【請求項4】 前記モード制御部が低消費電力モードか
ら通常動作モードに切り換えを行ったときには、前記キ
ャリッジを初期位置に移動させることを特徴とする請求
項3記載の周辺装置。 - 【請求項5】 プリヒートを行うヒータを有する印字ヘ
ッドが前記キャリッジに搭載されたインクジェットプリ
ンタである周辺装置において、 前記モード制御部が通常動作モードから低消費電力モー
ドに切り換えを行ったときには前記ヒータによるプリヒ
ートを停止し、前記モード制御部が低消費電力モードか
ら通常動作モードに切り換えを行ったときには前記ヒー
タによるプリヒートを開始することを特徴とする請求項
3または請求項4記載の周辺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009089U JP3069308U (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 周辺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009089U JP3069308U (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 周辺装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3069308U true JP3069308U (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=43202775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999009089U Expired - Lifetime JP3069308U (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 周辺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069308U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8166317B2 (en) | 2008-04-15 | 2012-04-24 | Buffalo Inc. | System for reducing standby power in an AC adapter that supply power to a USB device |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP1999009089U patent/JP3069308U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8166317B2 (en) | 2008-04-15 | 2012-04-24 | Buffalo Inc. | System for reducing standby power in an AC adapter that supply power to a USB device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |