JPH08278121A - デジタル表示式ダイヤルゲージ - Google Patents

デジタル表示式ダイヤルゲージ

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Publication number
JPH08278121A
JPH08278121A JP7090541A JP9054195A JPH08278121A JP H08278121 A JPH08278121 A JP H08278121A JP 7090541 A JP7090541 A JP 7090541A JP 9054195 A JP9054195 A JP 9054195A JP H08278121 A JPH08278121 A JP H08278121A
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JP
Japan
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spindle
digital display
dial gauge
movable member
case
Prior art date
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Application number
JP7090541A
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English (en)
Inventor
Masamichi Suzuki
正道 鈴木
Seigo Takahashi
誠悟 高橋
Yukio Kageura
幸男 陰浦
Yutaka Kawai
裕 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケースの厚みを薄型化できるバックプランジ
ャ型のデジタル表示式ダイヤルゲージを提供する。 【構成】 ケース11に、スピンドル16Aをデジタル
表示器14の表示面に対して直交する方向に、また、可
動部材31をスピンドル16Aの移動方向に対して直交
する方向にそれぞれ移動可能に設け、この間にスピンド
ル16Aの移動量を可動部材31の移動量に変換する変
換機構53を設け、可動部材31の移動量を電気信号と
して検出しデジタル表示器14に表示させる検出手段を
有する電装ユニット28を設ける。検出手段を構成する
各スケールは可動部材31の軸方向に沿ってケース11
内に内蔵すればよいからケースの厚みを薄型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル表示式ダイヤ
ルゲージに関する。詳しくは、スピンドルを測定値表示
面に対して直交する方向に移動可能に支持した、いわゆ
る、バックプランジャ型のダイヤルゲージにおいて、ス
ピンドルの移動量を電気的に検出してデジタル表示する
ようにしたデジタル表示式ダイヤルゲージに関する。
【0002】
【背景技術】スピンドルを垂直に設置した姿勢で真上か
ら測定値を読み取ることができるダイヤルゲージとし
て、スピンドルを測定値表示面に対して直交する方向に
移動可能に支持した、いわゆる、バックプランジャ型の
ダイヤルゲージが知られている。これは、図1に示す構
造である。ケース1には、目盛板保持枠2を介して目盛
板3が組み込まれているとともに、その中心位置に指針
4の回転軸5が回転自在に保持されている。また、目盛
板3とは反対側のケース1には、下端に測定子6を有す
るスピンドル7が前記目盛板3に対して直交する方向に
移動可能に支持され、このスピンドル7の軸方向への移
動変位がカム8、クラウンギヤ9およびピニオン10な
どからなる拡大機構を介して指針4の回転角に変換され
る構造である。
【0003】従って、スピンドル7に対して測定値表示
面(目盛板3)が直角になっているいる関係から、一般
的なダイヤルゲージにない特有な利点がある。たとえ
ば、机上にスピンドル7を垂直に設置して測定する場合
において、立姿勢の測定者が姿勢を低くして見る必要が
ない。つまり、真上から目盛板3を目視できるから測定
姿勢が楽であるという優位性を備えている。また、平面
度を多点測定する場合、たとえば、平板状の治具に複数
のバックプランジャ型のダイヤルゲージをスピンドル7
が垂直な姿勢で取り付け、これを測定対象面に置くと、
真上から各測定点での値を目視できるという利点があ
る。
【0004】一方、スピンドルを測定値表示面と平行な
方向に移動可能に支持した一般的なダイヤルゲージにあ
っては、そのスピンドルの移動量を電気的に検出してデ
ジタル表示するようにした、いわゆる、デジタル表示式
が多く採用されている。これは、図2および図3に示す
構造である。ケース11は、短円筒状のケース本体12
と、このケース本体12の裏面側に被嵌される裏蓋13
とから構成されている。ケース本体12には、その表面
側にデジタル表示器14および各種スイッチ151 〜1
4 が設けられているととに、内部にスピンドル16が
外周壁を貫通して移動可能に支持されている。つまり、
ケース本体12の外周壁に設けられたステム17および
軸受18を介してスピンドル16が移動可能に支持され
ている。なお、20はスピンドル16の上端を覆うキャ
ップである。
【0005】前記スピンドル16には、その一端部に測
定子19が設けられているとともに、ケース本体12内
に位置する中間部分にスケールホルダ21が止めねじ2
2によって取り付けられている。スケールホルダ21に
は、その両側面に回り止めピン23およびスプリング係
止ピン24がそれそれ突設されているとともに、前面
(デジタル表示器14側の面)にメインスケール25が
設けられている。回り止めピン23の先端は、前記ケー
ス本体12に前記スピンドル16と平行に形成されたガ
イド溝26に移動可能に収納されている。これにより、
スピンドル16の回り止めがなされている。スプリング
係止ピン24には、一端が前記ケース本体12に係止さ
れたスプリング27の他端が係止されている。これによ
り、スピンドル16は図中下方へ付勢されている。
【0006】前記メインスケール25に対向するケース
本体12内には、電装ユニット28が設けられている。
電装ユニット28には、前記メインスケール25と僅か
な隙間を隔てて対向するインデックススケール(図示省
略)を含み、両スケールの相対移動量を電気信号として
検出し、その相対移動量を前記デジタル表示器14にデ
ジタル表示する検出手段などが構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のバッ
クプランジャ型のダイヤルゲージでは、スピンドル7の
軸方向への移動変位を指針4に伝達するためにカム8、
クラウンギヤ9およびピニオン10を用いているため、
部品コストが高く、組立てにも手間と時間がかかる。し
かも、クラウンギヤ9を用いている関係から、一般的な
ダイヤルゲージに比べ耐久性に劣り、かつ、精度も落ち
るという欠点が考えられる。
【0008】そこで、これらの欠点を解消すべく、バッ
クプランジャ型のダイヤルゲージについても、一般的な
ダイヤルゲージと同様なデジタル表示式が要請されてい
る。しかし、一般的なデジルタ表示式ダイヤルゲージの
構造をそのままバックプランジャ型のダイヤルゲージに
適用してデジタル表示式に構成しようとした場合、次の
ような問題が考えられる。つまり、バックプランジャ型
のダイヤルゲージは、スピンドル7に対して測定値表示
面(目盛板3)が直角になっているから、スピンドル7
にメインスケール25を取り付けると、そのメインスケ
ール25を収納するためにケース1の厚み寸法を大きく
しなければならないから、ケース1の厚型化を招く。
【0009】本発明の目的は、ケースの厚みを薄型化で
きるデジタル表示式ダイヤルゲージを提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、従来の一般的なデジタ
ル表示式ダイヤルゲージを利用してバックプランジャ型
に構成することができるとともに、そのバックプランジ
ャ型から一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージに簡易
に切り換えて使用できるデジタル表示式ダイヤルゲージ
を提供することにある。また、本発明のさらに他の目的
は、加工精度や組立精度誤差を補正することができ、し
かも、安価で耐摩耗性に優れた高精度なデジタル表示式
ダイヤルゲージを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル表示式
ダイヤルゲージは、上記目的を達成するため、デジタル
表示器を有するケースに、スピンドルを前記デジタル表
示器の表示面に対して直交する方向に移動可能に設ける
とともに、可動部材を前記スピンドルの移動方向に対し
て直交する方向に移動可能に設け、このスピンドルと可
動部材との間にスピンドルの移動量を可動部材の移動量
に変換する変換機構を設け、前記可動部材の移動量を電
気信号として検出し前記デジタル表示器にデジタル表示
させる検出手段を設けたことを特徴とする。
【0011】ここにおいて、前記ケースを、デジタル表
示器、可動部材および検出手段を有するケース本体と、
このケース本体のデジタル表示器とは反対側面に着脱自
在に被嵌され前記スピンドルを有する蓋体とから構成し
てもよい。また、前記スピンドルを、ケースに移動可能
に設けられたスピンドル基端部と、このスピンドル基端
部に対して連結可能かつ分離可能なスピンドル先端部と
に分割構成するとともに、前記可動部材の一端にはスピ
ンドル先端部を着脱自在に連結する連結部を設けるよう
にしてもよい。
【0012】また、前記変換機構を、前記スピンドルお
よび可動部材のいずれか一方に可動部材の移動方向に沿
ってかつ可動部材に対して略45度の角度で設けられた
一方の当接子と、前記スピンドルおよび可動部材のいず
れか他方に設けられかつ前記一方の当接子と点接触する
他方の当接子とから構成してもよい。この場合、一方の
当接子は、角度調整機構を介して可動部材に対する角度
が調整可能に設けられていれば好ましい。
【0013】また、前記一方の当接子および他方の測定
子を、ともに円柱形状のピンによって構成してもよい。
一方の当接子は可動部材に対して略45度の角度をなす
平面を有し、他方の測定子は一方の当接子の平面と点接
触する球面を有する構成、あるいは、一方の当接子を円
柱形状のピンによって構成し、他方の測定子をスピンド
ルおよび可動部材に対して直交する軸を中心に回転する
ラジアルボールベアリングによって構成してもよい。ま
た、前記スピンドルを、ケースにリニアボールベアリン
グを介して移動可能に支持するようにしてもよい。ま
た、前記検出手段で検出された値を前記スピンドルの移
動量との関係において補正する誤差補正手段が設けられ
ていればより好ましい。
【0014】
【作用】測定にあたっては、スピンドルを移動させなが
ら被測定物に当接させる。スピンドルが移動すると、変
換機構を介して可動部材がスピンドルの移動方向に対し
て直交する方向へ移動される。すると、可動部材の移動
量が検出手段によって電気信号として検出されたのち、
デジタル表示器にデジタル表示される。このとき、検出
手段を構成するスケールなどは可動部材の移動方向に沿
ってケース内に収納すればよいから、つまり、スピンド
ルの軸方向に沿ってスケールをケース内に内蔵しなくて
もよいから、ケースの厚みを薄型化できる。もとより、
スピンドルの移動方向に対して、デジタル表示器の表示
面が直交して設けられているから、デジタル表示器の表
示面も見やすい。
【0015】また、ケースを、デジタル表示器、可動部
材および検出手段を有するケース本体と、このケース本
体のデジタル表示器とは反対側面に着脱自在に被嵌され
前記スピンドルを有する蓋体とから構成すれば、従来の
一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージの基本的部品を
共用しつつ、バックプランジャ型に構成できる。つま
り、従来の一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージのス
ピンドルに代えて可動部材を取り付けるとともに、裏蓋
に代えてスピンドルを有する蓋体を取り付けるだけでよ
いから、従来の一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージ
の基本的部品を共用しつつ、バックプランジャ型に構成
できる。
【0016】また、変換機構を、スピンドルおよび可動
部材のいずれか一方に可動部材の移動方向に沿ってかつ
可動部材に対して略45度の角度で設けられた一方の当
接子と、スピンドルおよび可動部材のいずれか他方に設
けられかつ前記一方の当接子と点接触する他方の当接子
とを備える構成とすれば、スピンドルの軸方向の変位を
可動部材の変位に正確に変換することができる。この場
合、一方の当接子を、角度調整機構を介して角度調整可
能に構成すれば、加工精度や組立精度誤差があっても、
スピンドルの変位と可動部材の変位とを簡単に1:1に
対応させることができる。
【0017】また、スピンドルを、ケースに移動可能に
設けられたスピンドル基端部と、このスピンドル基端部
に対して連結可能かつ分離可能なスピンドル先端部とに
分割構成するとともに、可動部材の一端にスピンドル先
端部を着脱自在に連結する連結部を設ければ、バックプ
ランジャ型から一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージ
に簡易に切り換えて使用できる。つまり、スピンドル基
端部からスピンドル先端部を分離し、そのスピンドル先
端部を可動部材の一端に設けられた連結部に連結すれ
ば、スピンドル先端部の移動方向とデジタル表示器の表
示面とが平行な一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージ
に切り換えることができる。しかも、この状態におい
て、スピンドル基端部を移動させながらデジタル表示器
の表示値を読み取る一方、スピンドル先端部の移動量を
高精度な測定機によって測定し、その測定値に前記デジ
タル表示器の読み取り値が一致するように変換機構を調
整すれば、ダイヤルゲージの校正を行うことができる。
【0018】また、両当接子をともに円柱形状のピンに
よって構成すれば、安価にして、かつ、精度も出しやす
い。つまり、両ピンを直交した状態で簡単に点接触させ
ることができるから、精度も出しやすい。一方の当接子
は可動部材に対して略45度の角度をなす平面を有し、
他方の測定子は一方の当接子の平面と点接触する球面を
有する構成、あるいは、一方の当接子を円柱形状のピン
によって構成し、他方の測定子をスピンドルおよび可動
部材に対して直交する軸を中心に回転するラジアルボー
ルベアリングによって構成すれば、耐摩耗性を向上させ
ることができる。
【0019】また、スピンドルを、ケースにリニアボー
ルベアリングを介して移動可能に支持すれば、スピンド
ルの軸受部における摩耗によるガタを少なくできる。つ
まり、スピンドルが移動すると、その都度、変換機構の
作用によってスピンドルにはその軸方向に対して直交す
る方向の分力が働く。すると、スピンドルの往復移動が
繰り返されることによって軸受には摩耗が発生し、やが
てガタが生じるという問題があるが、リニアボールベア
リングを介して支持しているから、軸受部における摩耗
を少なくできる。また、検出手段で検出された値をスピ
ンドルの移動量との関係において補正する誤差補正手段
を設ければ、角度調整機構で一方の当接子の角度調整が
限界になっても、スピンドルの変位を正確に補正でき
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。なお、以下の図の説明にあたって、前述
した図2および図3と同一構成要件については、同一符
号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。第1実施例 第1実施例のバックプランジャ型デジタル表示式ダイヤ
ルゲージは、図2および図3に示すデジタル表示式ダイ
ヤルゲージを利用し、これにバックプランジャ型とする
ためにいくつかの部品を付加して構成したものである。
具体的には、図4に示すように、前記裏蓋13に代え
て、ケース本体12側に設けられたデジタル表示器14
の表示面に対して直交する方向に移動可能なスピンドル
16Aを有する蓋体13Aが着脱自在に設けられてい
る。従って、ケース11が、ケース本体12と蓋体13
Aとによって構成されている。
【0021】前記ケース本体12には、図5および図6
に示すように、前記スピンドル16に代えて短寸の可動
部材31が移動自在に設けられている。つまり、ケース
本体12の外周壁には前記ステム17および軸受18に
代えて軸受32,33が設けられ、この両軸受32,3
3間に短寸の可動部材31が移動自在に設けられてい
る。各軸受32,33の外端側はキャップ34,35に
よって塞がれている。なお、ケース本体12には前記デ
ジタル表示器14および検出手段を有する電装ユニット
28が設けられていることも前記と同様である。前記可
動部材31を挟んで前記スケールホルダ21と補助プレ
ート36とが重ね合わされ、これらが前記止めねじ22
を介して互いに固定されている。補助プレート36に
は、角度調整機構37を介して一方の当接子としての当
接ピン38が前記可動部材31の移動方向に沿ってかつ
可動部材31の軸方向に対して略45度の角度で取り付
けられている。
【0022】前記角度調整機構37は、図7に拡大して
示すように、止めねじ41(図5参照)によって前記補
助プレート36に固定される固定部42、前記当接ピン
38を有するピン保持部43およびこれらの間に形成さ
れた弾性ヒンジ44を有するピン保持プレート45と、
前記ピン保持部43を前記弾性ヒンジ44を支点として
前記補助プレート36から離れる方向へ付勢するスプリ
ング46と、このスプリング46の付勢力に抗して前記
ピン保持部43を前記補助プレート36側へ押圧し前記
可動部材31に対する当接ピン38の角度を調整する調
整ねじ47とから構成されている。
【0023】前記蓋体13Aには、ステム17Aを介し
て前記スピンドル16Aが移動自在に設けられている。
スピンドル16Aの測定子19とは反対側端(蓋体13
A内の端部)には、前記一方の当接ピン38と当接可能
な他方の当接子としての当接ピン51が前記可動部材3
1およびスピンドル16Aの軸方向に対してそれぞれ直
交してかつスピンドル16Aの片側から突出して設けら
れている。当接ピン51の先端部は、図8に示すよう
に、前記蓋体13Aの底壁に設けられたガイド溝52内
に移動可動に収納されている。これにより、スピンドル
16Aの回り止めがなされている。なお、これらの当接
ピン38,51により、スピンドル16Aの移動量を可
動部材31の移動量に変換する変換機構53が構成され
ている。
【0024】次に、第1実施例のダイヤルゲージの使用
方法を説明する。まず、スピンドル16Aの移動量に対
して可動部材31の移動量が1:1に対応するように、
角度調整機構37を調整する。これには、調整ねじ47
を螺合調整する。すると、ピン保持部43が弾性ヒンジ
44を支点として起伏するので、これにより当接ピン3
8の角度(可動部材31に対する当接ピン38の角度)
が略45度になるように調整する。
【0025】測定にあたっては、通常、スピンドル16
Aが垂直な姿勢の状態に設置し、このスピンドル16A
の下に被測定物を位置させて測定を行う。たとえば、平
面度を多点測定する場合、図9に示すように、平板状の
検査治具55に複数のバックプランジャ型のダイヤルゲ
ージBDGをスピンドルが垂直な姿勢で取り付け、これ
を測定対象面に置く。すると、真上からこれら全てのダ
イヤルゲージBDGのデジタル表示器14に表示された
値を目視できる。よって、各測定点での値から平面度の
測定を簡易にかつ迅速に行うことができる。
【0026】第1実施例によれば、デジタル表示器14
を有するケース11に、スピンドル16Aをデジタル表
示器14の表示面に対して直交する方向に移動可能に設
けるとともに、可動部材31を前記スピンドル16Aの
移動方向に対して直交する方向に移動可能に設け、この
スピンドル16Aと可動部材31との間にスピンドル1
6Aの移動量を可動部材31の移動量に変換する変換機
構53を設け、前記可動部材53の移動量を電気信号と
して検出し前記デジタル表示器14にデジタル表示させ
る検出手段を有する電装ユニット28を設けたので、検
出手段を構成する各スケールは可動部材31の軸方向に
沿ってケース11内に内蔵すればよく、つまり、スピン
ドル16Aの軸方向に沿ってメインスケールなどを取り
付けなくてもよいから、ケース11の厚みを薄型化でき
る。
【0027】また、ケース11を、デジタル表示器1
4、可動部材31および検出手段を有するケース本体1
2と、このケース本体12のデジタル表示器14とは反
対側面に着脱自在に被嵌され前記スピンドル16Aを有
する蓋体13Aとから構成したので、一般的なデジタル
表示式ダイヤルゲージの基本的部品をそのまま利用する
ことができる。つまり、一般的なデジタル表示式ダイヤ
ルゲージのケース本体12側については、スピンドル1
6に代えて短寸の可動部材31を装着すればよいから、
基本的部品については共用できる。しかも、バックプラ
ンジャ型とするために、可動部材31に補助プレート3
6およびピン保持部材45を取り付けるとともに、裏蓋
13に代えてスピンドル16Aを有する蓋体13Aを取
り付ければよいから、基本的部品を共用しつつ、バック
プランジャ型のデジタル表示式ダイヤルゲージを簡易に
構成することができる。
【0028】また、変換機構53を、可動部材31にこ
の軸方向に対して略45度の角度で設けられた一方の当
接ピン38と、前記スピンドル16Aにそのスピンドル
16Aおよび可動部材31に対して直交して設けられた
他方の当接ピン51とから構成したので、スピンドル1
6Aの移動を可動部材31の移動に正しく変換すること
ができる。しかも、一方の当接ピン38を角度調整機構
37を介して角度調整可能に構成したので、スピンドル
16Aの移動量と可動部材31を移動量とが1:1にな
るように調整することができる。よって、加工精度や組
立精度上の誤差を補正できる。
【0029】また、これらの当接ピン38,51をとも
に円柱状のピンによって構成したので、安価にできると
ともに、両ピン38,51を直交させた状態で点接触さ
せることができるから、精度出しも容易にできる。しか
も、当接ピン51の先端を蓋体13Aの底壁に設けられ
たガイド溝52内に移動可動に収納したので、当接ピン
51をスピンドル16Aの回り止めとして兼用すること
ができる。この点からも部品点数を少なくできる。
【0030】第2実施例 第2実施例のバックプランジャ型デジタル表示式ダイヤ
ルゲージを図10および図11に示す。本実施例のダイ
ヤルゲージでは、スピンドル16Aが、前記蓋体13A
に軸受61を介して移動可能に設けられたスピンドル基
端部16A1 と、このスピンドル基端部16A1 に対し
て連結可能かつ分離可能なスピンドル先端部16A2
に分割されている。スピンドル基端部16A1 には、そ
の上端に前記当接ピン51が設けられているとともに、
下端に連結部としてのめねじ部62が形成されている。
スピンドル先端部16A2 には、その上端に前記めねじ
部62に螺合される連結部としてのおねじ部63が形成
されているとともに、下端に前記測定子19が設けられ
ている。また、前記可動部材31の一端(図中左端)に
は、前記スピンドル先端部16A2 のおねじ部63が着
脱自在に螺合連結される連結部としてのめねじ部64が
形成されている。
【0031】第2実施例によれば、スピンドル16A
を、スピンドル基端部16A1 と、このスピンドル基端
部16A1 に対して連結可能かつ分離可能なスピンドル
先端部16A2 とに分割構成するとともに、可動部材3
1の一端にスピンドル先端部16A2 のおねじ部63が
着脱自在に螺合するめねじ部64を形成したので、バッ
クプランジャ型から一般的なデジタル表示式ダイヤルゲ
ージに簡易に切り換えて使用できる。つまり、図11に
示すように、スピンドル基端部16A1 からスピンドル
先端部16A2 を外し、そのスピンドル先端部16A2
のおねじ部63を可動部材31のめねじ部64に螺合す
れば、スピンドル先端部16A2 の移動方向とデジタル
表示器14の表示面とが平行な一般的なデジタル表示式
ダイヤルゲージに切り換えることができる。
【0032】しかも、この状態において、スピンドル基
端部16A1 を移動させながらデジタル表示器14の表
示値を読み取る一方、スピンドル先端部16A2 の移動
量を高精度な測定機によって測定し、その測定値に前記
デジタル表示器14の読み取り値が一致するように変換
機構53を調整すれば、ダイヤルゲージの校正を行うこ
とができる。なお、スピンドル先端部16A2 を可動部
材31に螺合する際に取り外したキャップ34をスピン
ドル基端部16A1 を支持した軸受61側に被嵌すれ
ば、ケース11内に塵などが侵入するのを防止できる。
【0033】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更が可能で
ある。たとえば、変換機構53については、上記実施例
で述べた当接ピン38,51による構成に限らず、他の
構造でもよい。たとえば、図12および図13に示す構
造、あるいは、図14および図15に示す構造でもよ
い。図12および図13に示す構造は、前記角度調整機
構37に前記可動部材31に対して略45度の角度をな
す平面71Aを有するプレート71を取り付けるととも
に、スピンドル16Aにプレート71の平面71Aと点
接触する球面72Aを有する球部72を取り付けた構造
である。この場合、ガイド溝52に係合する回り止めピ
ン73が別に設けられている。また、図14および図1
5に示す構造は、前記角度調整機構37に前記当接ピン
38を前記可動部材31に対して略45度の角度で取り
付けるとともに、スピンドル16Aに前記スピンドル1
6Aおよび可動部材31に対して直交する軸74Aを中
心に回転するラジアルボールベアリング74を取り付け
た構造である。この場合には、軸74Aがガイド溝52
内に係合し、回り止めとしての役目も兼ねている。この
ような構造にすれば、第1、第2実施例に比べ、変換機
構53における耐摩耗性を向上させることができる。
【0034】なお、上記各実施例および図12〜図15
に示す構造では、可動部材31側に当接ピン38,プレ
ート71を略45度の角度で取り付けるとともに、スピ
ンドル16Aに当接ピン51、球部72およびラジアル
ボールベアリング74を取り付けたが、これとは逆に取
り付けてもよい。つまり、スピンドル16Aに当接ピン
38、プレート71を可動部材31の移動方向に沿って
かつその移動方向に対して略45度の角度で取り付ける
とともに、可動部材31側に当接ピン51、球部72お
よびラジアルボールベアリング74を取り付けるように
してもよい。
【0035】また、図12〜図15に示す構造のほか
に、スピンドル16Aおよび可動部材31の軸方向に沿
ってそれぞれラックを形成し、この両ラックに噛合する
ピニオンをケース11内に回動自在に支持し、スピンド
ル16Aの移動によってピニオンを回転させ、このピニ
オンの回転によって可動部材31を移動させるようにし
た構造でもよい。あるいは、略L字状のレバーの中間を
ケース11内に回動自在に支持し、その一端をスピンド
ル16Aに係合させるとともに、他端を可動部材31に
係合させ、スピンドル16Aの移動によってレバーを回
動させ、そのレバーの回動によって可動部材31を移動
させるようにした構造でもよい。
【0036】また、角度調整機構37についても、上記
実施例で述べた構成に限らず、他の構造でもよい。たと
えば、上記実施例では、固定部42とピン保持部43と
を弾性ヒンジ44を介して連結したが、固定部42とピ
ン保持部43とを板ばねを介して連結するようにしても
よい。また、角度調整機構37で調整できる角度範囲は
さほど大きくないから、これとは別に、検出手段で検出
された値をスピンドル16Aの移動量との関係において
補正する誤差補正手段を設けるようにしてもよい。これ
には、電装ユニット28内に、検出手段で検出された各
値に対応してスピンドル16Aの移動量を記憶したテー
ブルを用意しておき、このテーブルの中から検出手段で
検出された値に対応するスピンドル16Aの移動量を読
み出してデジタル表示するようにすればよい。あるい
は、検出手段で検出された値に補正値を掛けて正しい移
動量を算出するようにしてもよい。
【0037】また、スピンドル16Aの支持構造として
は、上記各実施例で述べた構造に限らず、たとえば、図
16に示す構造でもよい。これは、前記ステム17A内
にリニアボールベアリング75を介してスピンドル16
Aを移動可能に支持した構造である。このようにする
と、スピンドル16Aの軸受部における摩耗によるガタ
を少なくできる。つまり、スピンドル16Aが移動する
と、その都度、変換機構53の作用によってスピンドル
16Aにはその軸方向に対して直交する方向の分力が働
く。すると、スピンドル16Aの往復移動が繰り返され
ることによって軸受には摩耗が発生し、やがてガタが生
じるという問題があるが、リニアボールベアリング75
を介して支持されているから、軸受部における摩耗を少
なくできる。なお、76はステム17Aとスピンドル1
6A先端との間に設けられた防塵カバーである。
【0038】また、可動部材31の移動量を電気信号と
して検出し、デジタル表示器14にデジタル表示する検
出手段としては、静電容量式、光電式、磁気式など、可
動部材31の移動量を電気信号として検出できるもので
あれば、いずれの方式であってもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明のデジタル表示式ダイヤルゲージ
によれば、ケースにスピンドルをデジタル表示面に対し
て直交する方向に移動可能に設けるとともに、可動部材
をスピンドルの移動方向に対して直交する方向に移動可
能に設け、この可動部材の移動量を電気的に検出してデ
ジタル表示するようにしたので、ケースの厚みを薄型化
できる。また、ケースを、デジタル表示器、可動部材、
検出手段を有するケース本体と、スピンドルを有する蓋
体とから構成したので、従来の一般的なデジタル表示式
ダイヤルゲージを利用してバックプランジャ型に構成す
ることができる。また、スピンドルを、連結、分離可能
な分離スピンドル基端部とスピンドル先端部とに分割す
るとともに、可動部材にスピンドル先端部を着脱自在に
連結する連結部を設けたので、バックプランジャ型から
一般的なデジタル表示式ダイヤルゲージに簡易に切り換
えて使用できる。また、スピンドルの移動を可動部材の
移動に変換する変換機構を、角度調整可能な一方の当接
子と他方の当接子とによって構成したので、加工精度や
組立精度誤差があっても、スピンドルの移動と可動部材
の移動とを1:1に対応させることができ、しかも、安
価で耐摩耗性に優れた高精度なダイヤルゲージを構成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバックプランジャ型ダイヤルゲージを示
す断面図である。
【図2】従来のデジタル表示式ダイヤルゲージを示す斜
視図である。
【図3】図2のデジタル表示式ダイヤルゲージを示す分
解斜視図である。
【図4】本発明のバックプランジャ型デジタル表示式ダ
イヤルゲージの第1実施例を示す斜視図である。
【図5】同上実施例のダイヤルゲージを示す分解斜視図
である。
【図6】同上実施例のダイヤルゲージを示す断面図であ
る。
【図7】同上実施例の変換機構を示す断面図である。
【図8】同上実施例の蓋体を示す図である。
【図9】同上実施例の測定例を示す図である。
【図10】本発明のバックプランジャ型デジタル表示式
ダイヤルゲージの第2実施例を示す断面図である。
【図11】同上実施例のダイヤルゲージを一般的なダイ
ヤルゲージに切り換えた状態を示す断面図である。
【図12】変換機構の変形例を示す図である。
【図13】図12のXIII方向から見た図である。
【図14】変換機構のさらに他の変形例を示す図であ
る。
【図15】図14のXV方向から見た図である。
【図16】スピンドル支持構造の変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11 ケース 12 ケース本体 13A 蓋体 14 デジタル表示器 16A スピンドル 16A1 スピンドル基端部 16A2 スピンドル先端部 28 電装ユニット(検出手段) 31 可動部材 37 角度調整機構 38 当接ピン(当接子) 51 当接ピン(当接子) 53 変換機構 62 めねじ部(連結部) 63 おめじ部(連結部) 64 めねじ部(連結部) 71 プレート 71A 平面 72 球部 72A 球面 73 ラジアルボールベアリング 73A 軸 75 リニアボールベアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 裕 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル表示器を有するケースに、スピ
    ンドルを前記デジタル表示器の表示面に対して直交する
    方向に移動可能に設けるとともに、可動部材を前記スピ
    ンドルの移動方向に対して直交する方向に移動可能に設
    け、このスピンドルと可動部材との間にスピンドルの移
    動量を可動部材の移動量に変換する変換機構を設け、前
    記可動部材の移動量を電気信号として検出し前記デジタ
    ル表示器にデジタル表示させる検出手段を設けたことを
    特徴とするデジタル表示式ダイヤルゲージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル表示式ダイヤ
    ルゲージにおいて、前記ケースは、前記デジタル表示
    器、可動部材および検出手段を有するケース本体と、こ
    のケース本体のデジタル表示器とは反対側面に着脱自在
    に被嵌され前記スピンドルを有する蓋体とから構成され
    ていることを特徴とするデジタル表示式ダイヤルゲー
    ジ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のデジタ
    ル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記スピンドルは、
    前記ケースに移動可能に設けられたスピンドル基端部
    と、このスピンドル基端部に対して連結可能かつ分離可
    能なスピンドル先端部とに分割されているとともに、前
    記可動部材の一端には前記スピンドル先端部を着脱自在
    に連結する連結部が設けられていることを特徴とするデ
    ジタル表示式ダイヤルゲージ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    デジタル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記変換機構
    は、前記スピンドルおよび可動部材のいずれか一方に可
    動部材の移動方向に沿ってかつ可動部材に対して略45
    度の角度で設けられた一方の当接子と、前記スピンドル
    および可動部材のいずれか他方に設けられかつ前記一方
    の当接子と点接触する他方の当接子とを備えていること
    を特徴とするデジタル表示式ダイヤルゲージ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデジタル表示式ダイヤ
    ルゲージにおいて、前記一方の当接子は、角度調整機構
    を介して前記可動部材に対する角度が調整可能に設けら
    れていることを特徴とするデジタル表示式ダイヤルゲー
    ジ。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のデジタ
    ル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記一方の当接子お
    よび他方の測定子は、ともに円柱形状のピンによって構
    成されていることを特徴とするデジタル表示式ダイヤル
    ゲージ。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項5に記載のデジタ
    ル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記一方の当接子は
    前記可動部材に対して略45度の角度をなす平面を有
    し、前記他方の測定子は前記一方の当接子の平面と点接
    触する球面を有することを特徴とするデジタル表示式ダ
    イヤルゲージ。
  8. 【請求項8】 請求項4または請求項5に記載のデジタ
    ル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記一方の当接子は
    円柱形状のピンによって構成され、前記他方の測定子は
    前記スピンドルおよび可動部材に対して直交する軸を中
    心に回転するラジアルボールベアリングによって構成さ
    れていることを特徴とするデジタル表示式ダイヤルゲー
    ジ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の
    デジタル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記スピンド
    ルは、前記ケースにリニアボールベアリングを介して移
    動可能に支持されていることを特徴とするデジタル表示
    式ダイヤルゲージ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    のデジタル表示式ダイヤルゲージにおいて、前記検出手
    段で検出された値を前記スピンドルの移動量との関係に
    おいて補正する誤差補正手段が設けられていることを特
    徴とするデジタル表示式ダイヤルゲージ。
JP7090541A 1995-02-10 1995-04-17 デジタル表示式ダイヤルゲージ Pending JPH08278121A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7090541A JPH08278121A (ja) 1995-02-10 1995-04-17 デジタル表示式ダイヤルゲージ
US08/597,199 US5768798A (en) 1995-02-10 1996-02-06 Displacement detecting apparatus
DE19612409A DE19612409A1 (de) 1995-04-17 1996-03-28 Verschiebungserfassungsgerät

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-22553 1995-02-10
JP2255395 1995-02-10
JP7090541A JPH08278121A (ja) 1995-02-10 1995-04-17 デジタル表示式ダイヤルゲージ
DE19612409A DE19612409A1 (de) 1995-04-17 1996-03-28 Verschiebungserfassungsgerät

Publications (1)

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JPH08278121A true JPH08278121A (ja) 1996-10-22

Family

ID=27216091

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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JP (1) JPH08278121A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7395610B2 (en) 2005-09-12 2008-07-08 Mitutoyo Corporation Digital measuring instrument
JP2010145117A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Institute Of Physical & Chemical Research 形状測定プローブ
JP2010210493A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Komatsu Ltd 接触式ストロークセンサ
CN105202988A (zh) * 2015-10-03 2015-12-30 李志勇 一种具记忆读数测量仪及其工艺方法

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