JPH03293503A - 光電式変位検出装置 - Google Patents

光電式変位検出装置

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JPH03293503A
JPH03293503A JP9596990A JP9596990A JPH03293503A JP H03293503 A JPH03293503 A JP H03293503A JP 9596990 A JP9596990 A JP 9596990A JP 9596990 A JP9596990 A JP 9596990A JP H03293503 A JPH03293503 A JP H03293503A
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坂田 秀夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は変位検出装置に関し、−層詳細には、光学的手
段を用いて測定子の変位量を検出する光電式変位検出装
置の改良に関する。
〔背景技術〕
被測定物に一方向から測定子を当接させることにより、
前記被測定物の寸法、形状等を測定する種々の光電式変
位検出装置が広範に利用されており、この種の検出装置
の中には、例えば、第5図及び第6図に示すようなもの
がある。
すなわち、第5図において、光電式変位検出装置210
は、取付台220に支持されており、また、この光電式
変位検出装置210はケーブル211を介して演算表示
手段230に接続されている。
前記光電式変位検出装置210は、後に詳述する被測定
物Wに当接する円柱状の測定子212を含み、この測定
子212の先端には、前記測定子212を矢印Z方向に
変位させるリフティングレバー213が取着されている
測定子212の上部は、第6図の断面図に示されるよう
に、筐体214内に突出され、その上端には、L字形の
取付部材215を介してスケール216が取付けられて
いる。スケール216と対向する位置には、筐体214
に立設されたブラケット214Aに支持されて測定子2
12の変位を光学的に検知する検出器217が設けられ
ている。
前記取付部材215のL字の突出辺215Aには、筐体
214から立設されたガイド軸218が挿通され、測定
子212の回転防止がなされている。また、ガイド軸2
18の上端と取付部材215の突出辺215Aとの開に
は、圧縮コイルばね219が介装され、ばね219の付
勢力によって測定子212は突出方向に付勢されている
一方、取付台220は、基台221を有し、この基台2
21上には載物台222が設けられるとともに、円柱2
23が立設される。前記載物台222上に載置される被
測定物Wは、それぞれ高さ寸法がL+ 、Lx 、Ls
とされた平面Ml 、M! 。
M3を含む階段状に形成される。
前記取付台220の円柱223には、支持部材224が
矢印Z方向へ摺動自在に嵌挿されている。
この支持部材224にはねじ225が螺合され、このね
じ225により、前記支持部材224を円柱223の任
意の位置で固定できるようになっている。
更に、支持部材224の略中夫には、光電式変位検出装
置210の一部を挿入するための孔部226が穿設され
るとともに、先端には、この孔部226に達するすり割
227を介して一対の突出部228A、228Bか所定
間隔離間した位置に設けられている。これらの突出部2
28A、228Bの間には、ねじ229が螺合されてお
り、このねじ229を締付けることで、光電式変位検出
装置210が支持部材224に固定できるよう構成され
る。
前記取付台220の近傍には、前記演算表示手段230
が位置され、この演算表示手段230の筐体231の傾
斜する前面231Aには、被測定物Wの変位量を表示す
る表示部232と、表示された数値を0にセットするリ
セットスイッチ233と、ミリメータ、インチ等のモー
ドを切り替える変換スイッチ234と、電源スィッチ2
35とが設けられる。
このように構成された光電式変位検出装置210で、例
えば、被測定物Wの寸法L1を測定する場合には、先ず
、測定子212を載物台222の上面に当接させて、演
算表示手段230のリセットスイッチ233を押圧し、
表示部232を0にリセットする。
次いて、リフティングレバー213に指等を掛けて測定
子2]2を矢印Z、力方向変位させた後、被測定物Wの
平面M、を測定子212の直下に位置させ、測定子21
2の先端を平面M1に当接させる。これにより、表示部
232にその寸法L1か表示される。
更に、寸法L2.L3を前記と同様の作業をすることで
測定し、寸法L+ 、L2 、L3の寸法測定か終了す
る。
〔発明か解決しようとする課題〕
然しなから、前記従来の光電式変位検出装置210では
、寸法L1.L2.L3を測定する際に、同一の作業を
3回繰り返さなければならない。このため、その作業が
極めて煩雑となるとともに、その都度被測定物Wを移動
させるために、測定誤差を惹起する虞がある。
そこで、このような測定誤差を最小限にするためには、
寸法L+、Lx、Lsを1回の作業で測定すればよいこ
とが容易に考えられる。この場合には、それぞれの平面
M+ 、My 、Maに測定子212を3本同時に当接
させることが考えられる。
しかし、その際、特に平面M+ 、M!’、Msの測定
面が幅狭であると、測定子212を同時にそれぞれの平
面M s −M sに当接させることは、従来の光電式
変位検出装置210の筐体214が幅広のため、困難と
なる欠点が露呈する。
すなわち、筐体214内には、測定子212と平行に、
検出器217の取付用ブラケット214A及び回転防止
用ガイド軸218が設けられているため、筐体214が
必然的に幅広となるからである。
そこで、3本の測定子212を、それぞれの平面M1〜
Mgに同時に当接させるためには、測定子212よりや
や太い程度の変位検出装置が案出できればよい。しかし
、従来は、このように小径の光電式変位検出器は、提案
されていない。
ところで、前記光電式変位検出装置210における測定
精度は、測定子212の動きが如何にスケール216に
忠実にガタなく伝えられ、このスケール216の動きが
検出器217で如何に正確に読取られるかに関係してく
る。
しかしながら、前記変位検出装置210においては、測
定子212に取付けられるスケール216は、測定子2
12とは別体の取付部材215を介して取付けられ、こ
のスケール216の動きを読み取る検出器217も、筐
体214に別体に立設され、かつ、2部材からなる取付
用ブラケット214Aを介して筐体214に支持されて
いる。
また、測定子212の回転防止は、測定子212と別体
の取付部材215と、筐体214とは別体のガイド軸2
18とにより行われ、しかも、測定子212を案内する
ステム214Bも筐体214とは別体に形成されている
このように従来の変位検出装置210では、測定子21
2の動きを規制し、検出するための部材が、各々複数個
づつの連結された部品として形成されているため、各部
品の接続部で誤差を生ずる可能性があり、必然的に寸法
精度が低くならざるを得ないという欠点があった。
また、部材が複数の部品の接続品であることから、たと
え、正確な組立てを行っても、変位検出装置210をど
こかに当接させて衝撃力を加えたり、大きな変形力を加
えたりすると、各部品の接続部が歪んで寸法誤差を発生
するおそれがあった。
具体的には、筐体214に衝撃力が加わったり、測定子
212に曲げ応力等が加わったりして測定子212か僅
かにずれたり、撓んだりすると、スケール216と検出
器217との間が所定間隔を保持することが困難となり
、その間隔が変動し、その分が測定誤差となって表示さ
れる不都合が生じる。また、回転防止をする取付部材2
15とガイド軸218との関係においても、同様なこと
が生じる。
本発明の目的は、外形寸法を小さくできることにより、
例えば、階段状の被測定物の測定をも一度でかつ瞬間的
に測定でき、しかも、測定誤差を最小限にして精密測定
可能となる光電式変位検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、従来の光電式変位検出装置においては、測定
子を案内する部材、測定子の回り止めに関与する部材及
び検出器を取付ける部材がそれぞれ別部材として設けら
れることに起因して測定誤差か発生することに着目する
とともに、前記各部材か測定子の摺動方向に対して半径
方向に離れた(オフセットされた)状態で取付けられる
ことに起因して外形寸法が大きくなることに着目してな
されたものであり、測定子を案内する部材、測定子の回
り止めに関与する部材及び検出器を取付ける部材を一体
の部材とし、かつ、同軸上に配置したものである。
具体的には、本発明は、被測定物に対して測定子を関与
させることにより前記被測定物の寸法、形状等を測定す
る光電式変位検出装置において、その主要部となる本体
と、この本体の内部を摺動する軸状部を有するとともに
本体との間に回転防止手段を介装されかつ光学格子を有
するスケールがその一端に取着された測定子と、この測
定子の変位を光学的に検出するとともに前記スケールに
対して所定間隔離間する位置で前記本体に取着される検
出器とを備え、前記本体は、測定子の軸状部を摺動自在
に案内する第1部材、測定子の回転を防止する回転防止
手段の一部を構成する第2部材及び前記検出器を取付け
る第3部材を有し、これらの第1、第2、第3部材が測
定子の摺動方向に沿って同軸上に配置され、かつ、一体
の部材から形成されていることを特徴とする光電式変位
検出装置である。
〔作用〕
このように構成された本発明に係る光電式変位検出装置
において、衝撃等の外力が加わったとしても、測定子が
案内される第1部材と一体に形成された第2、第3部材
に回転防止手段の一部が設けられ、かつ、検出器が取付
けられているから、測定に関与する部品の変形等が生ず
る可能性は極めて少なく、精密な測定を維持できる。
また、本体を構成する第1、第2、第3部材が同軸に配
置されることで寸法的にも小さくでき、狭小な測定スペ
ースにも本発明の光電式変位検出装置を配置できる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る光電式変位検出装置について好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図において、参照符号10は、本実施例に係る光電
式変位検出装置を示す。本実施例において、光電式変位
検出装置IOは、3個設けられているが、これらは全て
同一構成のため、同一符号を付して説明し、3個の各々
を個別に説明する必要があるときは、各変位検出装置1
0あるいはその構成部材の参照符号の後に、それぞれA
、B。
Cを付して区別するものとする。また、各光電式変位検
出装置10を支持する取付台120に、3つの変位検出
装置10に対応して3つ設けられる支持部130につい
ても、同様にA、B、Cで各個を区別し、強いて区別す
る必要のない時は、A。
B、Cを付さないものとする。
前記3つの光電式変位検出装置10A、IOB。
10Cは、取付台120の各支持部130A、130B
、130Cに支持されるとともに、途中にそれぞれアン
プIIIA、IIIB、llICを有するケーブル11
2A、l l 2B、112Cを介して演算表示手段1
40へと接続される。
前記取付台120は、端部円形を呈する基台121を含
み、この基台121には載物台122か設けられている
。この載物台122上には、高さ寸法がLl、L2 、
Lsの平面M r 、 Ml 、 Msを有する階段状
の被測定物Wが載置される。
また、前記基台121に、前記3つの支持部130A〜
130Cが設けられている。これらの各支持部130A
〜130Cは、同一の構成とされるとともに、それぞれ
円柱からなる支柱131A。
131B、131Cを有しており、これらの支柱131
A−13ICには、略コ字状の移動部材132A、13
2B、132Cかそれぞれ矢印Z方向へ摺動自在に取着
されている。これらの移動部材132A〜132Cには
、止めねし133A。
133B、133cがそれぞれ螺合され、これらの止め
ねじ133A〜133Cを締め付けることで、移動部材
132A〜132Cを各支柱131A−131cの任意
の位置で位置決め可能となる。
前記各移動部材132A−132cの二股状の先端間に
は、それぞれロッド134A、134B。
134Cか設けられており、これらのロッド134A−
134Cには、それぞれエアシリンダ135A、135
B、135Cが取着されている。これらのエアシリンダ
135A〜135C内には、それぞれ矢印X方向に摺動
自在なピストン136A、136B、136Cが設けら
れている。これらのピストン136A〜136Cには、
それぞれ先端略C字形状の支持部材137A、137B
137Cか図示しない軸を介して着脱自在に取着され、
更に、これらの支持部材137A−1370に、前記各
光電式変位検出装置10A−toCがそれぞれ保持され
ることになる。
前記演算表示手段140の前面パネル141には、それ
ぞれの光電式変位検出装置10A−100の変位量を示
す表示部142A、142B、142Cと、この表示部
を0にセットするリセットスイッチ143A、143B
、143Cと、ミリメータ、インチ等のモードを切り替
える変換スイッチ144A、144B、144Cと、電
源スィッチ145とが設けられている。
前記光電式変位検出装置10A〜10C1すなわちlO
は、第2図乃至第4図において、詳細に示されている。
第2図において、光電式変位検出装置IOは、その主要
部となる本体20を含み、この本体20の一端側には、
キャップ41が螺合されている。
このキャップ41と、本体20内を摺動自在な測定子6
0の一端に設けられた接触チップ61との間には、伸縮
自在な弾性体、調えば、ゴムブーツ45が介装されてい
る。
一方、本体10の他端側には、スリーブ46を介してカ
バー47の一端が螺合され、このカバー47の他端には
、袋ナツト51が螺合されている。
この袋ナツト51からは、ケーブル112が引出されて
いる。
第3,4図において、測定子60の接触チップ61は、
一端にテーパ部62を介して球体63を埋め込まれ、途
中にローレット部64及び切欠溝65を有し、かつ、他
端に雄ねじ部66を有している。この接触チップ61の
切欠溝65には前記ゴムブーツ45の一端が係合され、
ゴムブーツ45の他端は、前記キャップ41に設けられ
た切欠溝42に係合されている。
前記接触チップ61の雄ねじ部66は、測定子60の軸
状部(スピンドル)71の一端に設けられた雌ねじ部7
2に、前記ゴムブーツ45及びキャップ41を貫通して
螺合され、接触チップ61と軸状部71とが一体に連結
されている。
測定子60の軸状部71の他端側には、半径方向に形成
された孔部73及び周方向の切欠溝74が設けられ、他
端のテーパ部75には、光学格子76を有するスケール
77が、軸状部71の軸線上に、その長手方向か平行と
なるように固着されている。また、軸状部71の孔部7
3には、回転防止手段80の一部、すなわち、テーパ面
81を有するピン82が圧入等により固定されている。
前記本体20は、前記測定子60の軸状部71を摺動自
在に案内する円筒状の第1部材21と、この第1部材、
21より少し径小とされ、前記測定子60に設けられた
ピン82とともに測定子60の回転防止手段80を構成
しかつピン82をガタなく案内する軸線方向に沿った長
孔83を有する円筒状の第2部材22と、後述する検出
器85を取着するための第3部材23とが一体の部材に
より、測定子60の摺動方向に沿って同軸上に一体的に
形成されている。これらの第1、第2及び第3部材21
,22.23の一体的な成形は、−本の金属材からの切
削加工、FRP (繊維強化樹脂)、熱膨張係数の小さ
い類エンジニアプラスチックによる成形加工等により作
成できる。
前記第1部材21と第2部材22との内部には、円形孔
からなる摺動部24が画成されており、この摺動部24
内には、周面に複数の球体25を回転自在に有する筒状
のベアリング26を介して前記測定子60の輪状部71
が軸方向摺動自在に案内されている。また、第1部材2
1の先端にはねじ部27が設けられ、このねじ部27に
前記キャップ41のねじ孔43か螺合されている。前記
第2部材22の図中上部には、前記長孔83と連通して
円形孔部28が設けられ、この円形孔部28に短寸円柱
状のストッパ29が嵌合されている。
このストッパ29には、前記円形孔部28に連通ずる長
孔82内を摺動自在なピン82が当接されるようになっ
ている。
また、第2部材22の後端にはねじ部31が刻設されて
おり、このねじ部31に前記カバー47のねし孔48か
螺合されている。この際、第2部材22へのカバー47
のねじ込みに先立ち、第2部材22の外周にはスリーブ
46か被嵌され、長孔83等の被覆がなされる。
前記第3部材23の第2部材22側の一端部32と、他
端部33とではその形状が異なっている。
すなわち、第3,4図中、第3部材23の上面側は、一
端部32及び他端部33の両端を通して円柱を切欠かれ
た同一の平面状に形成されている。
この平面の軸中心側において、一端部32側には長孔3
4が貫通して形成されるとともに、他端部33側には凹
溝35が形成され、これらの凹溝35及び長孔34内を
、前記測定子60の軸状部71に固定されたスケール7
7が軸方向に進退できるようになっている。
一方、第3部材23の下面側において、一端部32側は
、前記長孔34の両側に円柱状の外形が残される反面、
他端部33側は、切欠かれて平面状とされ、この平面と
前記凹溝35との間に基板取付用連結部36が形成され
、この連結部36にはねじ孔37が形成されている。
これらにより、一端部32と他端部33との形状は、異
ならされている。
前記貫通孔34が形成された第3部材23の一端部32
には、前記スケール77の光学格子76を読み取る検出
器85が取付けられており、この一端部32が検出器取
付部とされている。この検出器85は、光源(図示せず
)からの光を出力する発光器86と、その光を入射させ
る受光器87とで構成され、前記発光器86は2本の接
続端子88を有する一方、受光器87は4本の接続端子
89を備えている。
また、第3部材23の他端33には、屈曲形状を呈する
とともに、ケーブル112が固定される基板90が係合
、配置されている。この基板90に穿設された孔部91
にねじ92を挿入して、第3部材23の連結部36に設
けられたねじ孔37に螺合することで、この基板90か
一端33に固定されている。基板90の上面93には、
受光器87の4つの接続端子89が固着され、底面94
には、発光器86の2つの接続端子88が固定される。
基板90に固定されたケーブル112は、前記袋ナツト
51に形成された孔部52から引き出され、前記第1図
に示されるアンプIllに接続される。一方、袋ナツト
5Iに形成されたねじ部53は、前記カバー47の後端
に設けられた雄ねし部49に螺合される。
前記測定子60の軸状部71に設けられた切欠溝74に
は、Cリング状のばね受96が係合され、一方、第2部
材22内に設けられた摺動部24の終端部38にも、リ
ング状のばね受97が係合されている。これらのばね受
96.97間には、測定子60を突出方向に付勢する付
勢手段としての圧縮コイルばね98が介装されている。
本実施例に係る光電式変位検出装置10は、基本的には
以上のように構成されるものであり、次にその作用につ
いて説明する。
被測定物Wの寸法L+ 、L2 、L3を測定する場合
には、先ず、光電式変位検出装置10A〜10Cをそれ
ぞれの移動部材132A〜132cに保持させた後、こ
れらの移動部材132A〜132Cを所定の位置に固定
する。
次いで、各変位検出装置10A〜IOCの測定子60A
〜60Cの先端、すなわち、球体63A〜63Cを載物
台122に当接させ、この状態で、演算表示手段140
のリセットスイッチ143A〜143Cを押圧して表示
部142A〜142Cの数値を0にする。
そして、測定子60A〜60Cを矢印Z1方向に変位さ
せた後、被測定物Wを載物台122上に載置し、測定子
60A〜60Cの球体63A〜63Cをそれぞれ平面M
+ 、M21M3に当接させる。これにより、寸法Ll
l  L2.L3の値が表示部142A−142cに表
示されて、この寸法測定か終了する。
この時、必要に応して、変換スイッチ1.44 A〜1
44Cを押圧することで、表示部142A〜142Cの
数値を、ミリメータモードから・rンチモード、あるい
は、その逆に切り替えることかできる。
前述のような本実施例によれば、次のような効果がある
すなわち、光電式変位検出装置10の本体20を構成す
る第1部材21、第2部材22及び第3部材23は、一
体形成されているから、測定子60の軸状部71の摺動
部24による案内、回転防止手段80による回り止め及
び第3部材23の一端部32による検出器85の取付け
を、一体の連続した部品で行うことができる。従って、
第1〜第3部材21〜23の相互間の寸法精度を、精密
加工を施すことにより向上させれば、測定子60に設け
られたスケール77と本体20に取付けられる検出器8
5との位置を正確に設定できる。これにより、光電式変
位検出装置10のスケール77と検出器85との間を、
測定子60の摺動時に常に所定間隔に保持することがで
きるので、その測定誤差を最小限にでき、この結果、精
密測定が可能となる効果を奏する。
また、本体20が一体的に形成されていることから、光
電式変位検出装置10に衝撃が加わっても、測定子60
の案内部分と検出器85とは相対変位することがなく、
しか′も、測定子60を本体20そのもので案内してい
るので、測定精度が低下することがない。
更に、光電式変位検出装置10の本体20は、第1〜第
3部材21〜23が同軸上に配置されているから、測定
子60より僅かに太い径に形成することができ、光電式
変位検出装置lOそのものを小径にできる。従って、被
測定物Wの幅狭な平面M+ 、M2 、Maであっても
、3つの光電式変位検出装置10A−10Cにより、−
度でその寸法L+ 、L2 、Lsを測定することが可
能となる。
この結果、その作業性を飛躍的に向上させることが可能
となり、しかも、被測定物Wの移動に伴う測定誤差をな
くすことができる。
また、光電式変位検出装置10の精度検査をする際には
、この光電式変位検出器10を完全に組み立てることな
く、スリーブ46及びカバー47並びに袋ナツト51を
取り外したままで行うことができる。従って、スケール
77の変位−1検出器85等を目視できるために、たと
え前記スケール77の変位不良、検出器85の作動不良
等が発生しても、その場で直ちに交換することができる
ので、その作業性を向上させることが可能となる効果が
得られる。
また、測定子60と本体20との間には、ピン82と長
孔83とからなる回転防止手段80が介装されているの
で、測定中、測定子60の回転を未然に阻止することが
でき、この点からも測定精度を向上させることが可能と
なる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
例えば、回転防止手段85は、半月キー、角柱状のキー
等で形成しても良く、その形状はどのような形状であっ
ても良い。要するに、測定子60の回転を防止するため
のものであればよい。また、回転防止手段85は、前記
実施例とは逆に、ピン82を本体20側に、長孔83を
測定子60側に設けてもよい。
更に、光電式変位検出装置10は、階段状の被測定物W
の測定に限らず、例えば、従来、取着が困難であった工
作機械等の狭小な場所に取付けて、その移動部材等の変
位量を測定することもできる。
従って、その使用方法は、要するに被測定物Wと光電式
変位検出装置lOの測定子60とを一方向に相対変位さ
せるものであれば、どのようなものの測定も可能である
〔発明の効果〕
前述のように本発明によれば、光電式変位検出装置の外
形寸法を小さくできるとともに、測定精度を向上でき、
しかも、衝撃等が加わっても測定精度の低下が極めて少
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光電式変位検出装置の一実施例を
用いた測定状態を示す斜視図、第2図は第1図の実施例
の単品の斜視図、第3図及び第4図は第2図の分解斜視
図及び断面図、第5図は従来例の測定状態を示す斜視図
、第6図はその要部の断面図である。 10、l0A−C・・・光電式変位検出装置、20・・
・本体、21・・・第1部材、22・・・第2部材、2
3・・・第3部材、24・・・摺動部、25・・・球体
、26・−・ベアリング、60・・・測定子、61・・
・接触チップ、71・・・軸状部、76・・・光学格子
、77・・・スケール、80・・・回転防止手段、85
・・・検出器、120・・・取付台。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定物に対して測定子を関与させることにより
    前記被測定物の寸法、形状等を測定する光電式変位検出
    装置において、その主要部となる本体と、この本体の内
    部を摺動する軸状部を有するとともに本体との間に回転
    防止手段を介装されかつ光学格子を有するスケールがそ
    の一端に取着された測定子と、この測定子の変位を光学
    的に検出するとともに前記スケールに対して所定間隔離
    間する位置で前記本体に取着される検出器とを備え、前
    記本体は、測定子の軸状部を摺動自在に案内する第1部
    材、測定子の回転を防止する回転防止手段の一部を構成
    する第2部材及び前記検出器を取付ける第3部材を有し
    、これらの第1、第2、第3部材が測定子の摺動方向に
    沿って同軸上に配置され、かつ、一体の部材から形成さ
    れていることを特徴とする光電式変位検出装置。
  2. (2)請求項1記載の光電式変位検出装置において、回
    転防止手段は、測定子側に取付けられた円柱状のピンと
    、このピンを摺動自在に案内するように本体の第2部材
    に設けられた長孔とにより構成されることを特徴とする
    光電式変位検出装置。
  3. (3)請求項1または2に記載の光電式変位検出装置に
    おいて、本体の第1部材と測定子の軸状部との間には、
    周面に複数の球体を有する筒状のベアリングが介装され
    ることを特徴とする光電式変位検出装置。
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