JP2015072233A - リニアゲージセンサ - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 測定対象物の一軸方向の変位を検出するリニアゲージセンサであって、前記一軸方向の変位にしたがって直動する直動部と、前記直動部の変位を示すスケール部とが組み込まれた可動機構部と、前記可動機構部を把持する把持部と、前記把持部に組み込まれて、前記スケール部の変位を検出し、検出した変位に基づく信号を出力する変位検出部とを有する検出機構部と、を備え、前記把持部は、前記変位検出部が前記スケール部の変位を検出できるように把持する、リニアゲージセンサ。
したがって、(1)に係るリニアゲージセンサは、直動部と検出部とのそれぞれの修理交換が容易なリニアゲージセンサである。
したがって、(3)に係るリニアゲージセンサは、測定対象物の位置の違いによる変位を従来より短い間隔で検出するように設置することができ、設置された複数のリニアゲージセンサごとに直動部と検出部とのそれぞれの修理交換が容易なリニアゲージセンサである。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
実施形態1におけるリニアゲージセンサ1の変位検出部40は光学式反射型である。光学式反射型では、光源(例えば、LED(Light Emitting Diode))から投光された光が移動するスリット板により反射され、反射された光を受光素子が受信する。リニアゲージセンサ1は、可動機構部2と、検出機構部4とを備えている。それぞれ、図にしたがって説明する。
また、シャフト33の測定子32が固定された端と逆側の端に、スリット板ホルダ38が接着剤等により固定されると共に、バネ39の両端が、フレーム31とスリット板ホルダ38とに各々固定され、これにより、スリット板ホルダ38は、測定子32方向に付勢される。
スケール部20において、スリット板21は、スリット板ホルダ38に固定され、シャフト33の軸方向の移動と共に移動する。
検出機構部4は、可動機構部2を把持する把持部50と、スケール部20の変位を検出し、検出した変位に基づく信号を出力する変位検出部40とを有する。把持部50には、スケール部20の変位を検出するための検出用窓511が設けられ、把持部50は、変位検出部40がスケール部20の変位を検出できるように把持する。
図2が図示するように、変位検出部40は、光源としてのLEDや、光をコリメートするためのレンズ等を有する光源部41と、受光素子や信号処理回路を搭載した回路基板を有し、光源部41と一体となっている受光部42と、を有する。
このような機構は、可動機構部2に対する一箇所集中締め付けを緩和し、シャフト33の動きに支障をきたさないようにする。
図3が図示するように、検出機構部4の把持部50は、変位検出部40が可動機構部2のスケール部20の変位を検出できるように、スケール用窓211と検出用窓511とが対応するように可動機構部2を把持する。このように、移動するスリット板21を有する可動機構部2と、光源部41と受光部42とを有する検出機構部4とを光が通過するように把持することによってリニアゲージセンサ1の全体が一体として構成される。
そして、リニアゲージセンサ1は、可動機構部2の測定子32が測定対象物の測定箇所に接触するように、スタンド(図示せず)等によって検出機構部4の把持部50やステム35等が位置設定されることにより、測定子32が当接する箇所についての物理量(例えば、測定対象物の移動量や厚み等)を測定することができる。
実施形態2におけるリニアゲージセンサ1の変位検出部40は光学式透過型である。光学式透過型では、光源と受光素子とが移動するスリット板を挟んで向かい合い、光源から放射された光が、移動するスリット板を透過し、透過した光を受光素子が受信する。
図4が図示するように、可動機構部2は図1と同様であるので、説明を省略する。
そして、受光部42a,42bは、光源部41a,41bから放射され、スリット板21と、固定スリット板22とを透過した光を、検出する。なお、光源部41a,41b及び受光部42a,42bについては、図5において説明する。
図5が図示するように、検出機構部4は、光源としてのLEDや、光をコリメートするためのレンズ等を有する光源部41a,41bと、受光素子や信号処理回路を搭載した回路基板を有する受光部42a,42bとを有する変位検出部40と、可動機構部2を把持する把持部50とを備える。把持部50は図2と同様であるので、説明を省略する。
図6が図示するように、検出機構部4の把持部50は、変位検出部40が可動機構部2のスケール部20の変位を検出できるように、スケール用窓211a,211bと検出用窓511a,511bとが対応するように可動機構部2を把持する。このように、移動するスリット板21を有する可動機構部2と、光源部41a,41bと受光部42a,42bとを有する検出機構部4とを光が透過するように把持することによってリニアゲージセンサ1の全体が一体として構成される。
そして、リニアゲージセンサ1は、可動機構部2の測定子32が測定対象物の測定箇所に接触するように、スタンド(図示せず)等によって検出機構部4の把持部50やステム35等が位置設定されることにより、測定子32が当接する箇所についての物理量(例えば、測定対象物の移動量や厚み等)を測定することができる。
図7が図示するように、シャフト33と一体になって移動するスリット板21と、一定位置に固定された固定スリット板22とは、対向して配置されている。スリットには一定間隔で明暗の目盛が印刷されている。計数するためにはスリット板21の移動方向(+、−方向)を判別する必要があるため、固定スリット板22にはA、Bの2種類のスリットが配置されており、スリットAに対してスリットBは、1/4P(ピッチ)ずれた位置に配置されている。これ等のスリットを挟んで、光源部41a,41bと受光部42a,42bとが向かい合っている。
さらに、リニアゲージセンサ1は、複数のリニアゲージセンサ1が設置される場合に、設置間隔が従来より短くできるような固定機構700を備えている。具体的には、図8に示すように、固定機構700は、固定穴701(例えば、固定穴701a,701b)と、測定基準台702とから構成される。リニアゲージセンサ1aの検出機構部4aは、例えば、ボルト等により、固定穴701aを介して測定基準台702に固定され、リニアゲージセンサ1bの検出機構部4bも、固定穴701bを介して測定基準台702に固定される。
すなわち、複数のリニアゲージセンサ1a、1bは従来より短い設置間隔で設置されることが可能である。
このようなリニアゲージセンサ1を利用すれば、複数のリニアゲージセンサ1a,1bを従来より短い距離間隔で並べて測定対象物を測定し、例えば、部品に一定の荷重を徐々に加えた時の変位を、間隔距離が従来より短い多チャンネルで測定することができる。
したがって、リニアゲージセンサ1は、可動機構部2と検出機構部4とのそれぞれの修理交換が容易なリニアゲージセンサ1であり、検出機構部4が固定機構700を備えることによって、複数のリニアゲージセンサ1が従来より短い設置間隔で設置されることを可能にする。
2,2a,2b 可動機構部
20 スケール部
21 スリット板
22 固定スリット板
30 直動部
31 フレーム
32 測定子
33 シャフト
34 軸受
35 ステム
38 スリット板ホルダ
39 バネ
201 ケース
211,211a,211b スケール用窓
4,4a,4b 検出機構部
40 変位検出部
41,41a,41b 光源部
42,42a,42b 受光部
50 把持部
501,501a,501b 設置用穴
502 第1面
503 第2面
511,511a,511b 検出用窓
521 出力部
700 固定機構
701,701a,701b 固定穴
702 測定基準台
Claims (3)
- 測定対象物の一軸方向の変位を検出するリニアゲージセンサであって、
前記一軸方向の変位にしたがって直動する直動部と、前記直動部の変位を示すスケール部とが組み込まれた可動機構部と、
前記可動機構部を把持する把持部と、前記把持部に組み込まれて、前記スケール部の変位を検出し、検出した変位に基づく信号を出力する変位検出部とを有する検出機構部と、を備え、
前記把持部は、前記変位検出部が前記スケール部の変位を検出できるように把持する、
リニアゲージセンサ。 - 前記可動機構部は、前記スケール部の変位を検出できるようにするためのスケール用窓を有し、
前記検出機構部は、前記スケール部の変位を検出するための検出用窓を有し、
前記把持部は、前記スケール用窓と、前記検出用窓とが対応するように把持する、
請求項1に記載のリニアゲージセンサ。 - 前記検出機構部は、前記把持部を固定する固定機構を備える、請求項1又は2に記載のリニアゲージセンサ。
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CN114413811B (zh) * | 2021-12-27 | 2023-09-05 | 深蓝汽车科技有限公司 | 一种拉线式位移传感器标定装置 |
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