JPH08277716A - 複数の掃気通路を有する2サイクルエンジン - Google Patents

複数の掃気通路を有する2サイクルエンジン

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JPH08277716A
JPH08277716A JP8081566A JP8156696A JPH08277716A JP H08277716 A JPH08277716 A JP H08277716A JP 8081566 A JP8081566 A JP 8081566A JP 8156696 A JP8156696 A JP 8156696A JP H08277716 A JPH08277716 A JP H08277716A
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JP
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passage
outlet
cylinder
auxiliary
stroke engine
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JP8081566A
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Konrad Knaus
クナウス コンラート
Peter Pretzsch
プレッチュ ペーター
Karel Jaros
ヤーロシュ カーレル
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Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • F02B25/14Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
    • F02B25/18Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke the charge flowing upward essentially along cylinder wall adjacent the inlet ports, e.g. by means of deflection rib on piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02B25/14Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
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    • F02B63/02Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃気損失が最小で、出力が高く、排気の質が
良く、燃焼室内の燃焼ガスの残留割合が低下すると共
に、燃焼室の完全な新鮮ガス掃気が可能であるように、
2サイクルエンジンを改良する。 【解決手段】 エンジンチェーンソー、刈払機、研磨カ
ッター等のような作業機器のための2サイクルエンジン
は、シリンダ1と、ピストン3と、掃気通路9,10が
開口している燃焼室6と、燃焼ガス排出用出口15とを
備えている。掃気通路は主通路9と補助通路10を備え
ている。シリンダ上下中心軸線41を通る出口の縦中心
軸線の両側に、主通路と補助通路が一つずつ配置されて
いる、主通路9の流出口13は出口15の隣に配置さ
れ、主通路から出る部分流Hは出口とほぼ反対側の壁範
囲の方へほぼ水平に向けられる。補助通路10の流出口
16は壁範囲の隣に配置され、この補助通路の部分流S
はシリンダ壁8の近くで燃焼室天井40に向かって上方
へ向けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ穴を有す
るシリンダと、シリンダ穴内で上下運動し、クランクケ
ースに軸受されたクランク軸を回転駆動するピストン
と、シリンダ壁とピストン底によって画成され、混合気
を供給する掃気通路が開口している燃焼室と、燃焼ガス
を排出するシリンダ壁の出口とを備え、掃気通路が主通
路と補助通路を備え、ほぼシリンダ垂直中心軸線を通る
出口の縦中心軸線の両側に、主通路と補助通路が一つず
つ配置されている、特に、エンジンチェーンソー、刈払
機、研磨カッター等のような手動操作される作業機器の
ための2サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンは4サイクルエンジ
ンよりも構造および動作が簡単でなるように形成されて
いる。2サイクルエンジンはほとんどが軽量であり、従
って特に、手動操作される持ち運び可能な作業機器のた
めの駆動エンジンとして有利に使用可能である。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第3330701号
明細書によって知られている2サイクルエンジンの場合
には、異なる強さおよび方向の複数の掃気流れを形成す
るために、掃気通路が主通路と補助通路に分割されてい
る。そのために、排気通路の縦中心軸線の両側に、主通
路と補助通路が1つずつ設けられている。
【0004】燃焼室の掃気の際に、出口が上昇するピス
トンによって閉鎖される前に、未燃焼の新鮮ガスの一部
が出口を通って流出することは基本的には避けられな
い。それにもかかわらず、燃焼室内に燃焼ガスが残り、
次の燃焼過程の邪魔をする。これは一方では出力を低下
させ、他方では悪い品質の排気を生じ、例えば炭化水素
エミッションが多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、掃気損失が最小で、出力が高く、排気の質が良
く、燃焼室内の燃焼ガスの残留割合が低下すると共に、
燃焼室の完全な新鮮ガス掃気が可能であるように、冒頭
に述べた種類の2サイクルエンジンを改良することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、主通路の流
出口が出口の隣に配置され、主通路から出る部分流が出
口とほぼ反対側の壁範囲の方へほぼ水平に向けられ、補
助通路の流出口が壁範囲の隣に配置され、この補助通路
の部分流がシリンダ壁の近くで燃焼室天井に向かって上
方へ向けられることによって解決される。
【0007】主通路の部分流はピストン底の近くで補助
通路の流出口の方へ補助通路から出る部分流の下方へ流
れる。その際、主通路部分流は補助通路部分流の方へ向
いている。この補助通路部分流はシリンダ壁の近くを燃
焼室天井の方へ流れる。すなわち、ピストン底近くの排
気は先ず最初に、流入する新鮮ガスの部分流によって押
しやられる。壁近くで一緒に燃焼室天井の方へ向いた部
分流は、燃焼室内にある排気の背後に位置し、排気を出
口の方へ押す。上昇する掃気流は、燃焼室天井のところ
で再びピストン底の方へ向きを変える。この場合、掃気
流は出口を有するシリンダ壁範囲に沿って下方へ流れ
る。掃気流が出口に達する前に、出口がその間上昇へ移
動しているピストンによって閉鎖されるので、掃気損失
は小さい。従って、掃気通路をこのように形成すること
により、残留ガス割合が少なく、かつ掃気が最適に行わ
れる。それによって、高い出力が得られると共に、有害
物質の放出が少なくなる。特に炭化水素エミッションが
少なくなる。これはピストン底近くから流入する主通路
流れによって一層良好となる。この主通路流れはその容
積が大きいので、常に効果的なピストン冷却を保証す
る。
【0008】主通路の流出口の上側の制御エッジが、補
助通路の流出口の制御エッジよりも、クランク角度で0
〜5°だけ低い位置にあると有利である。それによっ
て、大きな容積の主通路部分流が燃焼室に入る前に、補
助通路から流出する部分流が壁近くで燃焼室天井の方へ
向いた掃気流を形成することができる。既に形成された
補助通路の掃気流に衝突する際、主通路部分流は迅速に
かつ小さな損失で上方へ向けられる。
【0009】流出口に接続する主通路の通路区間の天井
は好ましくは、約0〜15°、特に10°の下り傾斜角
度をなしてピストン底の方へ傾斜している。それによっ
て、主通路部分流はピストン底上を流れ、それによって
良好な冷却が達成される。主通路部分流が補助通路部分
流と合流する前にピストン底に衝突すると、主通路部分
は既に、補助通路部分流によるその上方への配向を有利
にする、燃焼室天井の方への偏向衝撃を受ける。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴は他の請求項、
次の記載および図から明らかになる。図には、次に詳細
に説明する本発明の実施の形態が示してある。
【0011】実施の形態では、例えばエンジンチェーン
ソー、刈払機、研磨カッター等の、手動操作され特に持
ち運び可能な作業機器において駆動エンジンとして使用
されるような2サイクルエンジン、すなわちピストン弁
で制御される2サイクルエンジンが示してある。
【0012】このような2サイクルエンジンは少なくと
も1個のシリンダ1を備えている。このシリンダの穴2
内にはピストン3が上下に移動可能に案内されている。
シリンダ1は一端がシリンダヘッド4によって閉鎖され
ている。他端はクランクケース5に固定されている。こ
のクランクケースには、上下運動するピストン3によっ
て回転駆動されるクランク軸が軸受されている。
【0013】シリンダ内には、シリンダ壁8、シリンダ
ヘッド4およびシリンダ底7によって画成された燃焼室
6が形成されている。この燃焼室は掃気通路9,10を
介してクランクケース5に接続されている。掃気通路
9,10はシリンダ壁8に形成された流出口13,16
を備えている。燃焼室6は更に、出口15を備えてい
る。この出口には、発生する燃焼ガスを排出するための
排気通路11が接続している。シリンダ1の基部範囲に
設けられた入口14はクランクケース5に開口してい
る。この入口には混合気を供給する吸気通路12が接続
している。シリンダ壁8に設けられた、通路9,10,
11,12の開口13,14,15,16は、上下運動
するピストン3によってその行程位置に依存して開閉さ
れる。
【0014】図1に示したピストン位置では、ピストン
はクランク軸の回転に関連して、下側の死点の範囲、す
なわち約180°のクランク角度にある。掃気通路9,
10から流入する混合気の部分流H,Sは燃焼室6を掃
気し、発生した燃焼ガスを出口15から排気通路11に
押しやる。シリンダヘッド4の方へのピストン3の次の
上昇運動時に先ず最初に、掃気通路9,10の流出口1
3,16が閉じ、そして出口15が閉じる。同時にピス
トンスカート17が吸気通路12の入口14を開放する
ので、この入口から新鮮な混合気がクランクケース5に
吸い込まれる。
【0015】ピストン5は上死点へのその移動時に燃焼
室6内にある混合気を圧縮する。それによって、混合気
の点火後膨張圧力に基づいて燃焼室内で再び下死点の方
へ下降する。
【0016】その際、ピストン縁部18が先ず最初に出
口15の制御エッジ19を通過するので、正圧の燃焼ガ
スは排気通路11を経て逃げることができる。更に下降
行程運動すると、ピストン縁部18が先ず最初に、補助
通路10として形成された掃気通路の流出口16の上側
の制御エッジ20を通過する。この流出口16に接続す
る通路区間は平らな天井21を備えている。この天井は
シリンダヘッド4に形成された燃焼室天井40の方へ上
向きに配置されている(図4)。水平線となす、燃焼室
6の方へ開放した傾斜角度22は、約35〜65°、特
に55〜60°である。天井21によって定められる平
面45は、25〜55°、特に30〜35°の角度46
をなしてシリンダ垂直中心軸線41と交差している。こ
の上向きの天井21によって、第1の部分流Sが燃焼室
6に流入する。この部分流はシリンダ壁8の近くに向け
られ、燃焼室天井40へ流れる。
【0017】ピストンが更に下降行程運動すると、特に
クランク軸の角度で数度後で、主通路9として形成され
た掃気通路の流出口13の制御エッジ23を通過する。
それによって、第2の部分流Hが燃焼室6の掃気のため
に流入する。流出口13に接続する通路区間は天井24
によって画成されている。この天井はシリンダ垂直軸線
41とほぼ垂直な平面内に設けられている(図3)。
【0018】図2に示すように、出口15に隣接する主
通路9の流出口は、出口15にほぼ対向するシリンダ壁
範囲42の方へ向いている。主通路9の向きがシリンダ
穴2に対してほぼ接線方向であるので、主通路から流出
する部分流Hはほぼ接線方向から燃焼室6に流入する。
【0019】補助通路10は、シリンダ区間42 −
このシリンダ区間の方へ主通路9の部分流Hが向いてい
る − に密接させて配置されている。この補助通路1
0はシリンダ穴2に対してほぼ割線状に位置する流出口
を備えている。主通路9の天井24がピストン底7に対
してほぼ平行に配置されているので(図3)、主通路の
部分流Hはピストン底7上においてほぼ水平に流入し、
補助通路10の部分流Sに衝突する際燃焼室天井40の
方へ向けられる。図1に示すように、部分流H,Sは合
流して燃焼室天井40の方へ一緒に上昇する掃気流50
を形成する。この掃気流は燃焼室天井40に達した後再
びシリンダ壁8に沿って下方へ流れる。それによって、
燃焼室6の完全な掃気が保証される。この場合、出口1
5に達する前に、ピストン3がその間の行程運動に基づ
いて出口15を閉鎖するので、掃気損失はほとんど発生
しない。燃焼室6のこの適切な掃気により、燃焼室6内
の残留ガス成分が最少となる。それによって、最大の出
力が得られ、炭化水素エミッションの発生が最少とな
る。ピストン底7上を主通路9の部分流Hが案内される
ことにより、ピストンが充分に冷却される。
【0020】図2に示すように、掃気通路は水平な長手
中心軸線43に対して対称に配置されている。この長手
中心軸線は出口15の中心とシリンダ垂直中心軸線41
を通過している。好ましくはそれぞれ同時に開放される
2個の主通路9と2個の補助通路10が設けられてい
る。図1の実施の形態に示すように、両補助通路10が
同時に開放し、そして同時に開放される主通路9に対し
てクランク角度で約0〜5°の角度bだけ早く開放す
る。それによって、補助通路10から流出する部分流S
が壁の近くに向いた掃気流を形成することができるの
で、主掃気通路9の開放時にその部分流Hは直ちに掃気
流によって燃焼室天井6の方へ向けられ、一緒に運ばれ
る。
【0021】図2に示すように、主通路9の流出口13
は補助通路10の流出口16よりも、縦中心軸線43か
ら大きな距離zを有する。排出通路11の軸方向におい
て、主通路9の流出口13はシリンダ垂直中心軸線41
のほぼ高さ位置にあり、補助通路10の流出口16は壁
範囲42に直かに接している。中心軸線43に対する距
離yは距離zよりも小さく、なるべく小さく選定され
る。
【0022】図3,4に概略的に示すように、シリンダ
穴2の下縁44(図1)から測定される主通路9の長さ
Lは、補助通路10の軸方向長さlに等しくすることが
できる。その結果、補助通路の制御エッジ20は主通路
9の制御エッジ23と同じ高さ位置にある。それによっ
て、補助通路9と主通路10は同時に開閉される。
【0023】補助通路10の側壁26,27は好ましく
はそれぞれ1つの共通の平面28または29(図5)内
にある。この平面に対して、対称軸線を形成する縦中心
軸線43が垂直である。主通路9に隣接する側壁27は
好ましくは平面28または29に対して角度30をな
し、補助通路の流出口16の方へ他の側壁26に向かっ
て延びている。角度30は好ましくは10〜20°であ
る。同じように、補助通路10寄りに位置する主通路9
の側壁区間31は他の側壁32の方へ延びている。図5
に示すように、この側壁区間31は約10°の角度33
で曲がっている。
【0024】補助通路10の天井21の傾斜角度22は
図7に示すように好ましくは60°である。図6,7の
実施の形態では、主通路9の軸方向長さLは補助通路1
0の軸方向長さlよりも短くなっている。これにより、
制御エッジ20,23の軸方向の位置の差bが生じ、従
って補助通路と主通路の制御時間が異なっている。補助
通路10は時間的に主通路9の前に開放する。
【0025】図8に従って、燃焼室6に隣接する天井2
1のエッジ34に、水平な縁段部60を形成してもよ
い。この縁段部は流入する部分流Sを渦流化させる働き
をする。渦流化は、燃焼室6の最適な掃気と共に良好な
混合のために寄与する。
【0026】水平な縁段部60は流れに逆らう特に平ら
な面35を備えている。この面はシリンダ垂直軸線41
に対して垂直な面である。燃焼室寄りの面35の縁は補
助通路10の制御エッジ20を形成している。縁段部6
0は深さrと幅tを有し、この場合深さrによって段背
面61が形成されている。この段背面はシリンダ垂直軸
線に対して平行であり、特に面35に対して直角であ
る。縁段部の深さrと幅tは0〜4mmの範囲であり、
特に1mmの寸法を有する。
【0027】部分流S,Hのセンタリングを行うため
に、掃気通路9,10は軸方向にできるだけ長く形成さ
れている。掃気通路は好ましくは、シリンダ壁8に形成
された軸方向溝として設けられている。この軸方向溝は
それぞれ、クランクケース5に端側が開放している。
【0028】2サイクルエンジンの吸気口がリード弁で
制御される場合には、出口15に対向する壁範囲42
に、図9に示すように、追加通路70を設けることがで
きる。この追加通路70はシリンダ1の縦中心軸線43
に対して対称であるほぼ長方形の横断面を有する。追加
通路の流出口71はシリンダ穴2寄りの縦辺に形成され
ている。この場合、シリンダヘッド4寄りの流出口71
の縁は制御エッジ72(図10)を形成している。制御
エッジ72は天井面73の上縁によって形成されてい
る。この天井面はシリンダヘッド寄りの追加通路70の
軸方向端部を画成している。天井面73はシリンダ壁8
と共に特に30°の角度74を形成している。それによ
って、天井面73の仮想延長線はシリンダ1の上下中心
軸線41に対して30°の角度74で交差している。
【0029】下側のシリンダ縁44(図1)からの追加
通路70の長さK(図10)は好ましくは補助通路10
の長さlおよび主通路9の長さLよりも短い。その結
果、ピストン3の下降運動時にピストンエッジが他の掃
気通路9,10の制御エッジ20,23よりも遅く追加
通路70の制御エッジ72を通過する。それによって、
追加通路70はクランク軸角度で数度だけ時間的に掃気
通路9,10の後で開放する。追加通路70から燃焼室
に流入する補助流Uは、燃焼室天井の方へ上昇する流れ
を、壁範囲42の領域において支援する。燃焼室の掃気
と、掃気する燃料空気混合気の混合が改善される。
【0030】図9に示した実施の形態では、追加通路7
0に隣接する補助通路10の側壁26が縦中心軸線43
に対して角度77をなしている。この角度77は好まし
くは約60°である。掃気通路10(図7)の天井21
は図9の実施の形態では好ましくはシリンダ壁8または
シリンダ垂直中心軸線41に対して45°の角度をなし
ている。補助通路10の側壁27は交通の平面29内に
ある。この平面はシリンダ垂直中心軸線41と壁範囲4
2の間で延び、この平面に対して縦中心軸線43が垂直
である。
【0031】出口11に隣接する主通路9の側壁32は
縦中心軸線43に対して特に20°の角度78をなして
いる。その際、側壁32の仮想延長線の交点Pは追加通
路70の背後に位置している。
【0032】図9から更に判るように、主通路9の底8
1は共通の平面80内にある。この平面はほぼ出口15
の高さ位置にあり、この平面に対して縦中心軸線43が
垂直である。補助通路10の底88は好ましくは、シリ
ンダ垂直中心軸線41を中心とした半径Rの共通の円弧
上にある。
【0033】図11,12に示すように、制御エッジ2
3をシリンダ壁8の周方向に傾斜させて形成すると合目
的である。傾斜角度90は約2〜15°、特に10°で
ある。その際、傾斜角度90が補助通路10と反対側に
形成されているので、補助通路10寄りの制御エッジ2
3の端部91は、補助通路10と反対側の主通路9の制
御エッジ23の端部92よりも高い位置にある。図11
の実施の形態では、主通路9の制御エッジ23の端部9
1が補助通路10の制御エッジ20の高さ位置にある。
【0034】図12に示すように、補助通路10と反対
側の制御エッジ23の端部92を丸めると有利である。
この制御エッジ23は湾曲部R′で側壁32に接続して
いる。この場合、湾曲部R′の曲率半径は0〜7mm、
特に3mmとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2サクイルエンジンのシリンダの断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】掃気通路の配置を概略的に示す、図2の断面図
と同様な図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
【図8】補助通路の断面を示す、図7と同様な図であ
る。
【図9】リード弁で制御される吸気通路を備えたシリン
ダの、図2と同様な断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図である。
【図11】掃気通路の流出口を示す図である。
【図12】掃気通路の流出口の他の実施の形態を示す図
である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 シリンダ穴 3 ピストン 5 クランクケース 6 燃焼室 7 ピストン底 8 シリンダ壁 9 掃気通路(主通路) 10 掃気通路(補助通路) 13 主通路の流出口 15 出口 16 補助通路の流出口 20 流出口の制御エッジ 21 補助通路の天井 22 上り傾斜角度 23 制御エッジ 24 主通路の天井 25 下り傾斜角度 26,27 側壁 28,29 面 30,33 角度 31,32 側壁 40 燃焼室天井 41 シリンダ垂直中心軸線 42 壁範囲 43 出口の縦中心軸線 60 縁段部 70 付加的な掃気通路 72 制御エッジ 73 天井面 74,77,78 角度 90 角度 91,92 制御エッジの端部 b クランク角度 H,S 部分流 R′ 湾曲部 r 縁段部の深さ t 縁段部の幅 z 距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カーレル ヤーロシュ チェコスロバキア ツェーツェット・ 62300 ブルノ イロヴコーヴァ 52

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ穴(2)を有するシリンダ
    (1)と、シリンダ穴(2)内で上下運動し、クランク
    ケース(5)に軸受されたクランク軸を回転駆動するピ
    ストン(3)と、シリンダ壁(8)とピストン底(7)
    によって画成され、混合気を供給する掃気通路(9,1
    0)が開口している燃焼室(6)と、燃焼ガスを排出す
    るシリンダ壁(8)の出口(15)とを備え、掃気通路
    が主通路(9)と補助通路(10)を備え、ほぼシリン
    ダ垂直中心軸線(41)を通る出口(15)の縦中心軸
    線(43)の両側に、主通路(9)と補助通路(10)
    が一つずつ配置されている、特に、エンジンチェーンソ
    ー、刈払機、研磨カッター等のような手動操作される作
    業機器のための2サイクルエンジンにおいて、主通路
    (9)の流出口(13)が出口(15)の隣に配置さ
    れ、主通路(9)から出る部分流(H)が出口(15)
    とほぼ反対側の壁範囲(42)の方へほぼ水平に向けら
    れ、補助通路(10)の流出口(16)が壁範囲(4
    2)の隣に配置され、この補助通路の部分流(S)がシ
    リンダ壁(8)の近くで燃焼室天井(40)に向かって
    上方へ向けられることを特徴とする2サイクルエンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 主通路(9)の流出部がシリンダ壁
    (8)に対してほぼ接線方向であり、補助通路(10)
    の流出部がシリンダ壁に対してほぼ垂直であることを特
    徴とする請求項1記載の2サイクルエンジン
  3. 【請求項3】 主通路(9)の流出口(13)が補助通
    路(10)の流出口(16)よりも、縦中心軸線(4
    3)から長い距離(z)をおいて配置されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の2サイクルエンジ
    ン。
  4. 【請求項4】 主通路(9)の流出口(13)がほぼ、
    シリンダ垂直中心軸線(4)を通る、縦中心軸線(4
    3)に対して直角な直線の高さ位置に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の2
    サイクルエンジン。
  5. 【請求項5】 主通路(9)の流出口(13)の上側の
    制御エッジ(23)が、補助通路(10)の流出口(1
    6)の上側の制御エッジ(20)よりも、約0〜5°の
    クランク角度(b)だけ低い位置にあることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の2サイクルエン
    ジン。
  6. 【請求項6】 すべての主通路(9)とすべての補助通
    路(10)がそれぞれ同時に閉鎖または開放されること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の2サ
    イクルエンジン。
  7. 【請求項7】 流出口(13)に接続する主通路(9)
    の通路区間が、シリンダ垂直中心軸線(41)とほぼ垂
    直な平面を有する天井(24)を備えていることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の2サイクル
    エンジン。
  8. 【請求項8】 主通路(9)の通路区間の天井(24)
    が、約0〜15°、特に10°の下り傾斜角度(25)
    でピストン底(7)の方へ傾斜していることを特徴とす
    る請求項7記載の2サイクルエンジン。
  9. 【請求項9】 流出口(16)に接続する補助通路(1
    0)の通路区間が、燃焼室天井(40)の方へ約35〜
    65°、特に60°の上り傾斜角度(22)で上方へ向
    いた天井(21)を備えていることを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  10. 【請求項10】 主通路(9)の流出口(13)の制御
    エッジ(23)がシリンダ穴(2)の周方向に約0〜1
    5°、特に10°の角度(90)だけ傾斜させて配置さ
    れていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つ
    に記載の2サイクルエンジン。
  11. 【請求項11】 補助通路(10)寄りの制御エッジ
    (23)の端部(91)が、補助通路(10)寄りの端
    部(92)よりも高い位置にあることを特徴とする請求
    項10記載の2サイクルエンジン。
  12. 【請求項12】 補助通路(10)と反対側の制御エッ
    ジ(23)の端部(92)が湾曲部(R′)によって側
    壁(32)に移行し、湾曲部の曲率半径が0〜7mm、
    特に3mmであることを特徴とする請求項10または1
    1記載の2サイクルエンジン。
  13. 【請求項13】 補助通路(9)の流出口(16)の天
    井(21)と上側制御エッジ(20)の間に、縁段部
    (60)が形成されていることを特徴とする請求項1〜
    12のいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  14. 【請求項14】 縁段部(60)が流れに逆らう平らな
    面(35)を備え、シリンダ垂直中心軸線(41)がこ
    の面にほぼ垂直であることを特徴とする請求項13記載
    の2サイクルエンジン。
  15. 【請求項15】 縁段部(60)が0〜4mm、特に1
    mmの軸方向の深さ(r)と半径方向の幅(t)を有す
    ることを特徴とする請求項13または14記載の2サイ
    クルエンジン。
  16. 【請求項16】 出口(15)と反対側のシリンダ
    (1)の壁範囲(42)に、付加的な掃気通路(70)
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜15のい
    ずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  17. 【請求項17】 付加的な掃気通路(70)が上側の制
    御エッジ(72)を備え、この制御エッジが他の掃気通
    路(9,10)の制御エッジ(20,23)よりも低い
    位置にあることを特徴とする請求項16記載の2サイク
    ルエンジン。
  18. 【請求項18】 付加的な掃気通路(70)の軸方向端
    部を形成する天井面(73)がシリンダ垂直中心軸線
    (41)に対して約25〜45°、特に30°の角度
    (74)をなしていることを特徴とする請求項16また
    は17記載の2サイクルエンジン。
  19. 【請求項19】 対向する補助通路(10)の2個の側
    壁(26,27)によって形成された面(28,29)
    が縦中心軸線(43)に対してほぼ垂直であることを特
    徴とする請求項1〜18のいずれか一つに記載の2サイ
    クルエンジン。
  20. 【請求項20】 付加的な掃気通路(70)に隣接する
    補助通路(10)の側壁(26)が、縦中心軸線(4
    3)に対して約60°の角度をなしていることを特徴と
    する請求項1〜19のいずれか一つに記載の2サイクル
    エンジン。
  21. 【請求項21】 掃気通路(9,10)の一方の側壁
    (27,31)が流れ方向において約10〜20°、特
    に10°の角度(30,33)をなして他方の側壁(2
    6,32)の方へ延びていることを特徴とする請求項1
    〜20のいずれか一つに記載の2サイクルエンジン。
  22. 【請求項22】 主通路(9)が縦中心軸線(43)に
    対して約20°の角度(78)をなし、側壁(31,3
    2)の仮想延長線が、壁範囲(42)の背後で特に縦中
    心軸線(43)上にある点(P)で交差していることを
    特徴とする請求項1〜21のいずれか一つに記載の2サ
    イクルエンジン。
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