JPH08276853A - 衝撃吸収式ステアリング装置用シャフト - Google Patents
衝撃吸収式ステアリング装置用シャフトInfo
- Publication number
- JPH08276853A JPH08276853A JP7784495A JP7784495A JPH08276853A JP H08276853 A JPH08276853 A JP H08276853A JP 7784495 A JP7784495 A JP 7784495A JP 7784495 A JP7784495 A JP 7784495A JP H08276853 A JPH08276853 A JP H08276853A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- inner shaft
- steering
- steering device
- shock absorbing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャフト33の全長を収縮させる為に要する
力(吸収可能なエネルギ)を収縮の途中で変える事を可
能にする。 【構成】 衝突事故に伴ってアウターシャフト26とイ
ンナーシャフト28とから成るシャフト33の全長がL
だけ縮まると、第二インナーシャフト32の前端面がヨ
ーク31に突き当たる。シャフト33の全長をそれ以上
縮めるには、上記第二インナーシャフト32をインナー
シャフト28に押し込む。
力(吸収可能なエネルギ)を収縮の途中で変える事を可
能にする。 【構成】 衝突事故に伴ってアウターシャフト26とイ
ンナーシャフト28とから成るシャフト33の全長がL
だけ縮まると、第二インナーシャフト32の前端面がヨ
ーク31に突き当たる。シャフト33の全長をそれ以上
縮めるには、上記第二インナーシャフト32をインナー
シャフト28に押し込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る衝撃吸収式ステア
リング装置用シャフトは、自動車のステアリング装置に
組み込んで、ステアリングホイールの動きをステアリン
グギヤに伝達する為に利用すると共に、衝突事故の際に
は、衝突のエネルギを吸収しつつ全長を縮める。
リング装置用シャフトは、自動車のステアリング装置に
組み込んで、ステアリングホイールの動きをステアリン
グギヤに伝達する為に利用すると共に、衝突事故の際に
は、衝突のエネルギを吸収しつつ全長を縮める。
【0002】
【従来の技術】自動車用操舵装置に於いて、ステアリン
グホイールの動きをステアリングギヤに伝達する為、図
9〜12に示す様な機構が使用されている。後端部にス
テアリングホイールを固定するステアリングシャフト1
はステアリングコラム2の内側に、回転のみ自在に支持
している。このステアリングコラム2は、アウターコラ
ム3とインナーコラム4とをテレスコープ状に組み合わ
せて成り、軸方向に亙って大きな衝撃が加わった場合に
は、この衝撃のエネルギを吸収しつつ全長を縮める。こ
の様なステアリングコラム2の中間部後側(図9の右
側)寄り部分は取付ブラケット5により、車体に支持さ
れる。又、上記ステアリングコラム2の前端部は図示し
ない別のブラケットにより、横軸を中心とする若干の揺
動自在に支持される。尚、図示の例では、上記ステアリ
ングコラム2の上下方向に亙る取付位置を調節する為の
チルトレバー6を設けている。但し、この様なチルトレ
バーを含むステアリングホイールの高さ位置調節装置
(チルト装置)に関しては本発明の要旨と関係ないの
で、説明は省略する。
グホイールの動きをステアリングギヤに伝達する為、図
9〜12に示す様な機構が使用されている。後端部にス
テアリングホイールを固定するステアリングシャフト1
はステアリングコラム2の内側に、回転のみ自在に支持
している。このステアリングコラム2は、アウターコラ
ム3とインナーコラム4とをテレスコープ状に組み合わ
せて成り、軸方向に亙って大きな衝撃が加わった場合に
は、この衝撃のエネルギを吸収しつつ全長を縮める。こ
の様なステアリングコラム2の中間部後側(図9の右
側)寄り部分は取付ブラケット5により、車体に支持さ
れる。又、上記ステアリングコラム2の前端部は図示し
ない別のブラケットにより、横軸を中心とする若干の揺
動自在に支持される。尚、図示の例では、上記ステアリ
ングコラム2の上下方向に亙る取付位置を調節する為の
チルトレバー6を設けている。但し、この様なチルトレ
バーを含むステアリングホイールの高さ位置調節装置
(チルト装置)に関しては本発明の要旨と関係ないの
で、説明は省略する。
【0003】上記ステアリングシャフト1の中間部前端
寄り(図9の左寄り)部分は、この様なステアリングコ
ラム2の前端部に、深溝型の玉軸受7により回転自在に
支持している。又、上記ステアリングシャフト2の中間
部後端寄り(図9の右寄り)部分は上記ステアリングコ
ラム2の後端部に、ころ軸受8により回転自在に支持し
ている。従って上記ステアリングシャフト1は上記ステ
アリングコラム2の内側に、前述した様に回転のみ自在
に支持されている。そして、上記ステアリングコラム2
の前端部で、上記ステアリングコラム2の前端開口から
突出した部分には、図示しない自在継手を介して中間シ
ャフトの上端部を連結する。
寄り(図9の左寄り)部分は、この様なステアリングコ
ラム2の前端部に、深溝型の玉軸受7により回転自在に
支持している。又、上記ステアリングシャフト2の中間
部後端寄り(図9の右寄り)部分は上記ステアリングコ
ラム2の後端部に、ころ軸受8により回転自在に支持し
ている。従って上記ステアリングシャフト1は上記ステ
アリングコラム2の内側に、前述した様に回転のみ自在
に支持されている。そして、上記ステアリングコラム2
の前端部で、上記ステアリングコラム2の前端開口から
突出した部分には、図示しない自在継手を介して中間シ
ャフトの上端部を連結する。
【0004】上記ステアリングシャフト1は、管状のア
ウターシャフト9と杆状のインナーシャフト10とを備
える。このうちのアウターシャフト9の前端部は、円管
を直径方向両側から押し潰す事により断面小判形に形成
されており、この前端部の内周面には、図11に示す様
に、互いに平行な1対の内平面11、11を設けてい
る。上記アウターシャフト9の中間部は、図12に示す
様に円管状のままとされている。そして、上記アウター
シャフト9の後端部に固定した円杆部12を、上記ころ
軸受8の内側に支持している。又、上記インナーシャフ
ト10の前端部を除く残りの部分の外周面には、やはり
図11に示す様に、互いに平行な1対の外平面13、1
3を設け、この部分の断面形状を小判形としている。
ウターシャフト9と杆状のインナーシャフト10とを備
える。このうちのアウターシャフト9の前端部は、円管
を直径方向両側から押し潰す事により断面小判形に形成
されており、この前端部の内周面には、図11に示す様
に、互いに平行な1対の内平面11、11を設けてい
る。上記アウターシャフト9の中間部は、図12に示す
様に円管状のままとされている。そして、上記アウター
シャフト9の後端部に固定した円杆部12を、上記ころ
軸受8の内側に支持している。又、上記インナーシャフ
ト10の前端部を除く残りの部分の外周面には、やはり
図11に示す様に、互いに平行な1対の外平面13、1
3を設け、この部分の断面形状を小判形としている。
【0005】それぞれが上述の様に構成されるアウター
シャフト9とインナーシャフト10とは、アウターシャ
フト9の前端部にインナーシャフト10の後端部を挿入
する状態に組み合わされる。上記アウターシャフト9の
前端部には内外両周面同士を連通させる通孔14、14
を、上記インナーシャフト10の後端部でこの通孔1
4、14と整合する部分には全周に亙る凹部15、15
を、それぞれ形成している。そして、これら各通孔1
4、14から注入した合成樹脂16、16を、これら各
通孔14、14と凹部15、15とに掛け渡した状態で
固化させている。従って、上記ステアリングシャフト1
は、通常時には全長が縮まる事はないが、軸方向に亙っ
て大きな衝撃が加わった場合には全長を縮める。この際
に上記合成樹脂16、16は、上記各通孔14、14と
凹部15、15との連続部で裂断する。この様な構造
は、例えば特公平6−79894号公報、実開昭49−
626号公報、実公昭57−16773号公報に記載さ
れている様に、従来から周知である。
シャフト9とインナーシャフト10とは、アウターシャ
フト9の前端部にインナーシャフト10の後端部を挿入
する状態に組み合わされる。上記アウターシャフト9の
前端部には内外両周面同士を連通させる通孔14、14
を、上記インナーシャフト10の後端部でこの通孔1
4、14と整合する部分には全周に亙る凹部15、15
を、それぞれ形成している。そして、これら各通孔1
4、14から注入した合成樹脂16、16を、これら各
通孔14、14と凹部15、15とに掛け渡した状態で
固化させている。従って、上記ステアリングシャフト1
は、通常時には全長が縮まる事はないが、軸方向に亙っ
て大きな衝撃が加わった場合には全長を縮める。この際
に上記合成樹脂16、16は、上記各通孔14、14と
凹部15、15との連続部で裂断する。この様な構造
は、例えば特公平6−79894号公報、実開昭49−
626号公報、実公昭57−16773号公報に記載さ
れている様に、従来から周知である。
【0006】上述の様に構成される従来のステアリング
シャフト1の場合には、軸方向に亙る強い衝撃力が加わ
った場合にのみ全長を縮める機能はあるが、全長を縮め
つつ衝撃エネルギを吸収する機能は弱い。図9に示す様
な構造の場合に衝突事故が発生すると、衝撃エネルギは
専ら前記アウターコラム3とインナーコラム4とをテレ
スコープ状に組み合わせたステアリングコラム2が吸収
する。これに対して、ステアリング装置の衝撃エネルギ
の吸収能力を高める為には、ステアリングコラム2だけ
でなく、ステアリングシャフト1にも、全長を縮めつつ
エネルギを吸収する機能を十分に持たせる事が好まし
い。
シャフト1の場合には、軸方向に亙る強い衝撃力が加わ
った場合にのみ全長を縮める機能はあるが、全長を縮め
つつ衝撃エネルギを吸収する機能は弱い。図9に示す様
な構造の場合に衝突事故が発生すると、衝撃エネルギは
専ら前記アウターコラム3とインナーコラム4とをテレ
スコープ状に組み合わせたステアリングコラム2が吸収
する。これに対して、ステアリング装置の衝撃エネルギ
の吸収能力を高める為には、ステアリングコラム2だけ
でなく、ステアリングシャフト1にも、全長を縮めつつ
エネルギを吸収する機能を十分に持たせる事が好まし
い。
【0007】この様な目的で使用される衝撃吸収式ステ
アリング装置用シャフトとして従来から、実願平4−1
8149号(実開平5−35542号)のマイクロフィ
ルムに記載された構造が知られている。図13〜14
は、このマイクロフィルムに記載された構造を示してい
る。この衝撃吸収式ステアリング装置用のシャフト17
は、アウターシャフト18とインナーシャフト19とを
軸方向に亙る相対的変位自在に組み合わせる事で、軸方
向に亙る衝撃力が加わった場合に全長が縮まる様に構成
している。このうちのアウターシャフト18は、全体を
円管状とされており、一端部内周面に雌セレーション溝
20を形成している。又、インナーシャフト19は、全
体を円杆状とされており、一端部外周面に、上記雌セレ
ーション溝20と係合する雄セレーション溝21を形成
している。
アリング装置用シャフトとして従来から、実願平4−1
8149号(実開平5−35542号)のマイクロフィ
ルムに記載された構造が知られている。図13〜14
は、このマイクロフィルムに記載された構造を示してい
る。この衝撃吸収式ステアリング装置用のシャフト17
は、アウターシャフト18とインナーシャフト19とを
軸方向に亙る相対的変位自在に組み合わせる事で、軸方
向に亙る衝撃力が加わった場合に全長が縮まる様に構成
している。このうちのアウターシャフト18は、全体を
円管状とされており、一端部内周面に雌セレーション溝
20を形成している。又、インナーシャフト19は、全
体を円杆状とされており、一端部外周面に、上記雌セレ
ーション溝20と係合する雄セレーション溝21を形成
している。
【0008】上記インナーシャフト19の一端部外周面
で、上記雄セレーション溝21の谷部22に対応する部
分には凹部23を形成し、この凹部23内に鋼球24を
挿入している。そして、上記雌セレーション溝20と雄
セレーション溝21とを係合させる事で、アウターシャ
フト18とインナーシャフト19とを組み合わせると共
に、上記鋼球24の一部を、上記雌セレーション溝20
の山部の頂部25に食い込ませている。即ち、図13〜
14に示したシャフト17の場合、インナーシャフト1
9の一端部外周面に形成した凹部23に挿入された鋼球
24の一部が、アウターシャフト18の内周面に形成し
た雌セレーション溝20の山部の頂部25に食い込む事
で、アウターシャフト18とインナーシャフト19とが
互いに結合される。
で、上記雄セレーション溝21の谷部22に対応する部
分には凹部23を形成し、この凹部23内に鋼球24を
挿入している。そして、上記雌セレーション溝20と雄
セレーション溝21とを係合させる事で、アウターシャ
フト18とインナーシャフト19とを組み合わせると共
に、上記鋼球24の一部を、上記雌セレーション溝20
の山部の頂部25に食い込ませている。即ち、図13〜
14に示したシャフト17の場合、インナーシャフト1
9の一端部外周面に形成した凹部23に挿入された鋼球
24の一部が、アウターシャフト18の内周面に形成し
た雌セレーション溝20の山部の頂部25に食い込む事
で、アウターシャフト18とインナーシャフト19とが
互いに結合される。
【0009】又、自動車が他の自動車等とぶつかる一次
衝突に伴って、ステアリングギヤが後方に押されたり
(中間シャフトとして使用する場合)、或は運転者の身
体がステアリングホイールにぶつかる二次衝突(ステア
リングシャフトとして使用する場合)に伴って、上記シ
ャフト17に軸方向に亙って強い力が加わった場合に
は、上記鋼球24が上記雌セレーション溝20の山部の
頂部25を塑性変形させつつ、アウターシャフト18と
インナーシャフト19との相対的変位を許容し、シャフ
ト17の全長を縮める。尚、図示は省略したが、前記実
公昭57−16773号公報にも、ステアリングシャフ
トの収縮時に、インナーシャフトに支持した部材により
アウターシャフトの内周面を塑性変形させる事により、
衝突のエネルギを吸収する構造が記載されている。
衝突に伴って、ステアリングギヤが後方に押されたり
(中間シャフトとして使用する場合)、或は運転者の身
体がステアリングホイールにぶつかる二次衝突(ステア
リングシャフトとして使用する場合)に伴って、上記シ
ャフト17に軸方向に亙って強い力が加わった場合に
は、上記鋼球24が上記雌セレーション溝20の山部の
頂部25を塑性変形させつつ、アウターシャフト18と
インナーシャフト19との相対的変位を許容し、シャフ
ト17の全長を縮める。尚、図示は省略したが、前記実
公昭57−16773号公報にも、ステアリングシャフ
トの収縮時に、インナーシャフトに支持した部材により
アウターシャフトの内周面を塑性変形させる事により、
衝突のエネルギを吸収する構造が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図13〜1
4に示す様な従来構造では、シャフト17の全長が縮ま
る過程で、このシャフト17が吸収するエネルギを変化
させる事ができない。例えば二次衝突時にステアリング
ホイールにぶつかった運転者の身体に加わる衝撃の緩和
をより有効に図る為には、上記シャフト17が吸収する
エネルギを、初めは小さく、次第に大きくなる様にする
事が好ましい。即ち、二次衝突の際に上記シャフト17
が、初めは比較的軽い力でその全長を縮め、次第に全長
を縮める為に要する力(全長の収縮に伴って吸収するエ
ネルギ)が大きくなる事が、運転者保護の面からは好ま
しい。
4に示す様な従来構造では、シャフト17の全長が縮ま
る過程で、このシャフト17が吸収するエネルギを変化
させる事ができない。例えば二次衝突時にステアリング
ホイールにぶつかった運転者の身体に加わる衝撃の緩和
をより有効に図る為には、上記シャフト17が吸収する
エネルギを、初めは小さく、次第に大きくなる様にする
事が好ましい。即ち、二次衝突の際に上記シャフト17
が、初めは比較的軽い力でその全長を縮め、次第に全長
を縮める為に要する力(全長の収縮に伴って吸収するエ
ネルギ)が大きくなる事が、運転者保護の面からは好ま
しい。
【0011】ところが、図13〜14に示した構造及び
前記実公昭57−16773号公報に記載された構造を
含め、従来から知られていた衝撃吸収式ステアリング装
置用シャフトは、全長収縮に伴って吸収するエネルギを
途中で変化させる事ができなかった。本発明の衝撃吸収
式ステアリング装置用シャフトは、この様な事情に鑑み
て発明したものである。
前記実公昭57−16773号公報に記載された構造を
含め、従来から知られていた衝撃吸収式ステアリング装
置用シャフトは、全長収縮に伴って吸収するエネルギを
途中で変化させる事ができなかった。本発明の衝撃吸収
式ステアリング装置用シャフトは、この様な事情に鑑み
て発明したものである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明の衝撃吸収式ステア
リング装置用シャフトは、前述した従来の衝撃吸収式ス
テアリング装置用シャフトと同様に、少なくとも一端部
内周面の断面形状を非円形とされた管状のアウターシャ
フトと、少なくとも一端部外周面の断面形状を非円形と
され、この一端部を上記アウターシャフトの一端部に挿
入されたインナーシャフトとを備えている。
リング装置用シャフトは、前述した従来の衝撃吸収式ス
テアリング装置用シャフトと同様に、少なくとも一端部
内周面の断面形状を非円形とされた管状のアウターシャ
フトと、少なくとも一端部外周面の断面形状を非円形と
され、この一端部を上記アウターシャフトの一端部に挿
入されたインナーシャフトとを備えている。
【0013】特に、本発明の衝撃吸収式ステアリング装
置用シャフトに於いては、上記インナーシャフトは一端
部が開口した管状に形成されている。又、上記アウター
シャフトの他端開口部はこのアウターシャフトに固定さ
れた固定部材により塞がれている。又、上記インナーシ
ャフトの一端部には第二インナーシャフトの一端部が圧
入されている。そして、この第二インナーシャフトの他
端面は上記固定部材に対向している。
置用シャフトに於いては、上記インナーシャフトは一端
部が開口した管状に形成されている。又、上記アウター
シャフトの他端開口部はこのアウターシャフトに固定さ
れた固定部材により塞がれている。又、上記インナーシ
ャフトの一端部には第二インナーシャフトの一端部が圧
入されている。そして、この第二インナーシャフトの他
端面は上記固定部材に対向している。
【0014】
【作用】上述の様に構成される本発明の衝撃吸収式ステ
アリング装置用シャフトに軸方向に亙る衝撃力が加わっ
た場合には、先ず、インナーシャフトの一端部がアウタ
ーシャフトの内側に押し込まれる事で、シャフトの全長
が縮まる。そして、このシャフトの全長が或る程度縮ま
った段階で、第二インナーシャフトの他端面が固定部材
の端面に突き当たる。従って、それ以上上記インナーシ
ャフトをアウターシャフトに押し込む為には、上記第二
インナーシャフトをインナーシャフトに押し込まなけれ
ばならない。この結果、上記第二インナーシャフトの他
端面が固定部材の端面に突き当たる前後でシャフトの全
長収縮に伴って吸収するエネルギが変化する。又、必要
に応じて、上記第二インナーシャフトをインナーシャフ
トに押し込む為に要する力(吸収可能なエネルギ)を変
える事により、シャフトの全長収縮に伴って吸収するエ
ネルギをより細かく調整する事も可能になる。
アリング装置用シャフトに軸方向に亙る衝撃力が加わっ
た場合には、先ず、インナーシャフトの一端部がアウタ
ーシャフトの内側に押し込まれる事で、シャフトの全長
が縮まる。そして、このシャフトの全長が或る程度縮ま
った段階で、第二インナーシャフトの他端面が固定部材
の端面に突き当たる。従って、それ以上上記インナーシ
ャフトをアウターシャフトに押し込む為には、上記第二
インナーシャフトをインナーシャフトに押し込まなけれ
ばならない。この結果、上記第二インナーシャフトの他
端面が固定部材の端面に突き当たる前後でシャフトの全
長収縮に伴って吸収するエネルギが変化する。又、必要
に応じて、上記第二インナーシャフトをインナーシャフ
トに押し込む為に要する力(吸収可能なエネルギ)を変
える事により、シャフトの全長収縮に伴って吸収するエ
ネルギをより細かく調整する事も可能になる。
【0015】
【実施例】図1〜4は、本発明の第一実施例を示してい
る。円管状のアウターシャフト26は、前半部(図1の
左半部)を大径に、後半部(図1の右半部)を小径に、
それぞれ形成している。そして、このアウターシャフト
26の後半部内周面に雌スプライン27を形成する事に
より、この後半部内周面の断面形状を非円形にしてい
る。一方、やはり円管状に形成されたインナーシャフト
28の外周面には雄スプライン29を形成して、このイ
ンナーシャフト28の外周面の断面形状を非円形にして
いる。そして、これら雌スプライン27と雄スプライン
29とを互いに係合させる事により、上記アウターシャ
フト26とインナーシャフト28とを軸方向に亙る相対
変位のみ自在(回転力の伝達自在)に組み合わせ、シャ
フト33を構成している。
る。円管状のアウターシャフト26は、前半部(図1の
左半部)を大径に、後半部(図1の右半部)を小径に、
それぞれ形成している。そして、このアウターシャフト
26の後半部内周面に雌スプライン27を形成する事に
より、この後半部内周面の断面形状を非円形にしてい
る。一方、やはり円管状に形成されたインナーシャフト
28の外周面には雄スプライン29を形成して、このイ
ンナーシャフト28の外周面の断面形状を非円形にして
いる。そして、これら雌スプライン27と雄スプライン
29とを互いに係合させる事により、上記アウターシャ
フト26とインナーシャフト28とを軸方向に亙る相対
変位のみ自在(回転力の伝達自在)に組み合わせ、シャ
フト33を構成している。
【0016】上記アウターシャフト26の後端部には内
外両周面同士を連通させる通孔14、14を、上記イン
ナーシャフト28の前端部でこの通孔14、14と整合
する部分には全周に亙る凹部15を、それぞれ形成して
いる。そして、これら各通孔14、14から注入した合
成樹脂16、16を、これら各通孔14、14と凹部1
5とに掛け渡した状態で固化させている。従って、上記
シャフト33は、通常時には全長が縮まる事はないが、
軸方向に亙って大きな衝撃が加わった場合には全長を縮
める。この際に上記合成樹脂16、16は、上記各通孔
14、14と凹部15との連続部で裂断する。
外両周面同士を連通させる通孔14、14を、上記イン
ナーシャフト28の前端部でこの通孔14、14と整合
する部分には全周に亙る凹部15を、それぞれ形成して
いる。そして、これら各通孔14、14から注入した合
成樹脂16、16を、これら各通孔14、14と凹部1
5とに掛け渡した状態で固化させている。従って、上記
シャフト33は、通常時には全長が縮まる事はないが、
軸方向に亙って大きな衝撃が加わった場合には全長を縮
める。この際に上記合成樹脂16、16は、上記各通孔
14、14と凹部15との連続部で裂断する。
【0017】一方、上記アウターシャフト26の前端開
口部には、自在継手30を構成するヨーク31を溶接固
定して、この前端開口部を塞いでいる。従って本実施例
の場合には、上記ヨーク31がアウターシャフト26に
固定された固定部材となる。尚、この固定部材として
は、図示の実施例の様なヨーク31を用いる他、独立し
た封板を溶接する事もできる。
口部には、自在継手30を構成するヨーク31を溶接固
定して、この前端開口部を塞いでいる。従って本実施例
の場合には、上記ヨーク31がアウターシャフト26に
固定された固定部材となる。尚、この固定部材として
は、図示の実施例の様なヨーク31を用いる他、独立し
た封板を溶接する事もできる。
【0018】更に、前記インナーシャフト28の前端部
には、第二インナーシャフト32の後端部が圧入されて
いる。そして、この第二インナーシャフト32の前端面
は上記ヨーク31の後端面に対向させている。図示の実
施例の場合には、上記第二インナーシャフト32の後端
部を塞ぐと共に、この後端部を半球面若しくは先細テー
パ面として、この第二インナーシャフト32の後端部を
上記インナーシャフト28に引っ掛かりなく押し込める
様にしている。又、上記第二インナーシャフト32の中
間部の外径寸法D32a は、この第二インナーシャフト3
2の前端部の外径寸法D32b 以下(D32a ≦D32b )と
している。但し、前端部の外径寸法D32b を中間部の外
径寸法D32a よりも大きくする(D32a <D32b )場合
でも、その差(D32b −D32a )は僅かとする。尚、イ
ンナーシャフト28及び第二インナーシャフト32の自
由状態で、上記内径寸法R28と上記各外径寸法D32a 、
D32b とを比較した場合、内径寸法R28が何れの外径寸
法D32a 、D32b よりも僅かに小さい事は勿論である。
には、第二インナーシャフト32の後端部が圧入されて
いる。そして、この第二インナーシャフト32の前端面
は上記ヨーク31の後端面に対向させている。図示の実
施例の場合には、上記第二インナーシャフト32の後端
部を塞ぐと共に、この後端部を半球面若しくは先細テー
パ面として、この第二インナーシャフト32の後端部を
上記インナーシャフト28に引っ掛かりなく押し込める
様にしている。又、上記第二インナーシャフト32の中
間部の外径寸法D32a は、この第二インナーシャフト3
2の前端部の外径寸法D32b 以下(D32a ≦D32b )と
している。但し、前端部の外径寸法D32b を中間部の外
径寸法D32a よりも大きくする(D32a <D32b )場合
でも、その差(D32b −D32a )は僅かとする。尚、イ
ンナーシャフト28及び第二インナーシャフト32の自
由状態で、上記内径寸法R28と上記各外径寸法D32a 、
D32b とを比較した場合、内径寸法R28が何れの外径寸
法D32a 、D32b よりも僅かに小さい事は勿論である。
【0019】上述の様に構成される本発明の衝撃吸収式
ステアリング装置用シャフトに軸方向に亙る衝撃力が加
わった場合には、先ず、上記インナーシャフト28の前
端部がアウターシャフト26の内側に押し込まれる事
で、シャフト33の全長が縮まる。衝突事故に伴って上
記シャフト33に軸方向に亙って大きな圧縮方向の衝撃
が加わった場合には前記合成樹脂16、16が前記各通
孔14、14と凹部15との連続部で裂断し、上記シャ
フト33の全長が縮み始める。この際にシャフト33の
全長を縮める為に要する力(吸収するエネルギ)は、前
記雌スプライン27と雄スプライン29との嵌合部に作
用する比較的小さなものとなる。従って、上記シャフト
33の全長収縮は円滑に開始される。この事は、例えば
二次衝突の瞬間にステアリングホイールに衝突した運転
者の身体に加わる衝撃緩和を有効に図る為に重要であ
る。
ステアリング装置用シャフトに軸方向に亙る衝撃力が加
わった場合には、先ず、上記インナーシャフト28の前
端部がアウターシャフト26の内側に押し込まれる事
で、シャフト33の全長が縮まる。衝突事故に伴って上
記シャフト33に軸方向に亙って大きな圧縮方向の衝撃
が加わった場合には前記合成樹脂16、16が前記各通
孔14、14と凹部15との連続部で裂断し、上記シャ
フト33の全長が縮み始める。この際にシャフト33の
全長を縮める為に要する力(吸収するエネルギ)は、前
記雌スプライン27と雄スプライン29との嵌合部に作
用する比較的小さなものとなる。従って、上記シャフト
33の全長収縮は円滑に開始される。この事は、例えば
二次衝突の瞬間にステアリングホイールに衝突した運転
者の身体に加わる衝撃緩和を有効に図る為に重要であ
る。
【0020】そして、このシャフト33の全長が或る程
度(図1のL分だけ)縮まった段階で、前記第二インナ
ーシャフト32の前端面が前記ヨーク31の後端面に突
き当たる。この様に第二インナーシャフト32の前端面
がヨーク31の後端面に突き当たった状態から、更に上
記インナーシャフト28をアウターシャフト26に押し
込む為には、上記第二インナーシャフト32をインナー
シャフト28に押し込まなければならない。この結果、
上記第二インナーシャフト32の前端面がヨーク31の
後端面に突き当たる前後で、シャフト33の全長収縮に
伴って吸収するエネルギが変化する。この様にシャフト
33の全長収縮に伴って吸収するエネルギが変化するタ
イミング(ストローク)は、通常状態に於ける上記第二
インナーシャフト32の前端面と上記ヨーク31の後端
面との間隔Lを変える事で、(ストロークゼロも含め
て)自由に調節できる。
度(図1のL分だけ)縮まった段階で、前記第二インナ
ーシャフト32の前端面が前記ヨーク31の後端面に突
き当たる。この様に第二インナーシャフト32の前端面
がヨーク31の後端面に突き当たった状態から、更に上
記インナーシャフト28をアウターシャフト26に押し
込む為には、上記第二インナーシャフト32をインナー
シャフト28に押し込まなければならない。この結果、
上記第二インナーシャフト32の前端面がヨーク31の
後端面に突き当たる前後で、シャフト33の全長収縮に
伴って吸収するエネルギが変化する。この様にシャフト
33の全長収縮に伴って吸収するエネルギが変化するタ
イミング(ストローク)は、通常状態に於ける上記第二
インナーシャフト32の前端面と上記ヨーク31の後端
面との間隔Lを変える事で、(ストロークゼロも含め
て)自由に調節できる。
【0021】又、必要に応じて、上記第二インナーシャ
フト32の前端部の外径寸法D32bを中間部の外径寸法
D32a よりも大きくする事により、この第二インナーシ
ャフト32をインナーシャフト28に押し込む為に要す
る力(吸収可能なエネルギ)を変える事もできる。即
ち、上記第二インナーシャフト32の外径寸法を後端部
から前端部に向けて次第に大きくする(僅かにテーパさ
せる)事で、シャフト33の全長を縮める為に要する力
を次第に大きくできる。この為、二次衝突時にステアリ
ングホイールにぶつかった運転者の身体を保護する為の
設計が容易になる。
フト32の前端部の外径寸法D32bを中間部の外径寸法
D32a よりも大きくする事により、この第二インナーシ
ャフト32をインナーシャフト28に押し込む為に要す
る力(吸収可能なエネルギ)を変える事もできる。即
ち、上記第二インナーシャフト32の外径寸法を後端部
から前端部に向けて次第に大きくする(僅かにテーパさ
せる)事で、シャフト33の全長を縮める為に要する力
を次第に大きくできる。この為、二次衝突時にステアリ
ングホイールにぶつかった運転者の身体を保護する為の
設計が容易になる。
【0022】次に、図5〜8は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、アウターシャフト26
aの後端部を直径方向反対側から押し潰して断面小判形
に形成し、この後端部に、やはり断面形状が小判形で管
状のインナーシャフト28aの前端部を、軸方向に亙る
変位のみ自在に挿入し、シャフト33aを構成してい
る。そして、このインナーシャフト28aの前端部に、
第二インナーシャフト32aの後端部を圧入している。
この第二インナーシャフト32aは、図6〜7に示す様
に星形の断面形状に造られており、断面形状を弾性的に
圧縮した状態で、上記インナーシャフト28aの前端部
に圧入している。そして、圧入した状態で4個所の尖端
部を、このインナーシャフト28aの内周面に弾性的に
押圧している。その他の構成及び作用は、自由状態に於
ける各部の寸法等も含め、上述した第一実施例と同様で
あるので、重複する説明は省略する。
している。本実施例の場合には、アウターシャフト26
aの後端部を直径方向反対側から押し潰して断面小判形
に形成し、この後端部に、やはり断面形状が小判形で管
状のインナーシャフト28aの前端部を、軸方向に亙る
変位のみ自在に挿入し、シャフト33aを構成してい
る。そして、このインナーシャフト28aの前端部に、
第二インナーシャフト32aの後端部を圧入している。
この第二インナーシャフト32aは、図6〜7に示す様
に星形の断面形状に造られており、断面形状を弾性的に
圧縮した状態で、上記インナーシャフト28aの前端部
に圧入している。そして、圧入した状態で4個所の尖端
部を、このインナーシャフト28aの内周面に弾性的に
押圧している。その他の構成及び作用は、自由状態に於
ける各部の寸法等も含め、上述した第一実施例と同様で
あるので、重複する説明は省略する。
【0023】
【発明の効果】本発明の衝撃吸収式ステアリング装置用
シャフトは、以上に述べた通り構成され作用するが、全
長収縮に伴って吸収するエネルギを途中で、しかも任意
に変化させる事ができる為、衝突事故の際にステアリン
グホイールに衝突した運転者の身体に加わる衝撃を緩和
し、運転者の保護をより有効に図れる。
シャフトは、以上に述べた通り構成され作用するが、全
長収縮に伴って吸収するエネルギを途中で、しかも任意
に変化させる事ができる為、衝突事故の際にステアリン
グホイールに衝突した運転者の身体に加わる衝撃を緩和
し、運転者の保護をより有効に図れる。
【図1】本発明の第一実施例を示す部分断面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】図2のB−B断面図。
【図4】図1の拡大C−C断面図。
【図5】本発明の第二実施例を示す部分断面図。
【図6】図5のD−D断面図。
【図7】同E−E断面図。
【図8】同F−F断面図。
【図9】従来のステアリングシャフトを組み込んだステ
アリングコラム装置の部分縦断側面図。
アリングコラム装置の部分縦断側面図。
【図10】図9のG部拡大図。
【図11】図10の拡大H−H断面図。
【図12】同拡大I−I断面図。
【図13】従来構造の1例を示す部分切断側面図。
【図14】図13のJ−J断面図。
1 ステアリングシャフト 2 ステアリングコラム 3 アウターコラム 4 インナーコラム 5 取付ブラケット 6 チルトレバー 7 玉軸受 8 ころ軸受 9 アウターシャフト 10 インナーシャフト 11 内平面 12 円杆部 13 外平面 14 通孔 15 凹部 16 合成樹脂 17 シャフト 18 アウターシャフト 19 インナーシャフト 20 雌セレーション溝 21 雄セレーション溝 22 谷部 23 凹部 24 鋼球 25 頂部 26、26a アウターシャフト 27 雌スプライン 28、28a インナーシャフト 29 雄スプライン 30 自在継手 31 ヨーク 32、32a 第二インナーシャフト 33、33a シャフト
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一端部内周面の断面形状を非
円形とされた管状のアウターシャフトと、少なくとも一
端部外周面の断面形状を非円形とされ、この一端部を上
記アウターシャフトの一端部に挿入されたインナーシャ
フトとを備えた衝撃吸収式ステアリング装置用シャフト
に於いて、上記インナーシャフトは一端部が開口した管
状に形成されており、上記アウターシャフトの他端開口
部はこのアウターシャフトに固定された固定部材により
塞がれており、上記インナーシャフトの一端部には第二
インナーシャフトの一端部が圧入されており、この第二
インナーシャフトの他端面は上記固定部材に対向してい
る事を特徴とする衝撃吸収式ステアリング装置用シャフ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7784495A JPH08276853A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 衝撃吸収式ステアリング装置用シャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7784495A JPH08276853A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 衝撃吸収式ステアリング装置用シャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276853A true JPH08276853A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13645370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7784495A Pending JPH08276853A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 衝撃吸収式ステアリング装置用シャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08276853A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269518A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Nsk Ltd | ステアリング装置 |
WO2015064393A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP7784495A patent/JPH08276853A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269518A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Nsk Ltd | ステアリング装置 |
WO2015064393A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
US9421995B2 (en) | 2013-10-30 | 2016-08-23 | Nsk Ltd. | Steering device |
JP5983890B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2016-09-06 | 日本精工株式会社 | ステアリング装置 |
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