JPH0827637A - 合糸用仮撚り装置 - Google Patents
合糸用仮撚り装置Info
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- JPH0827637A JPH0827637A JP6181773A JP18177394A JPH0827637A JP H0827637 A JPH0827637 A JP H0827637A JP 6181773 A JP6181773 A JP 6181773A JP 18177394 A JP18177394 A JP 18177394A JP H0827637 A JPH0827637 A JP H0827637A
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- pulley
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- 241001589086 Bellapiscis medius Species 0.000 abstract 1
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G1/00—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
- D02G1/02—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
- D02G1/04—Devices for imparting false twist
- D02G1/08—Rollers or other friction causing elements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/92—Spinning or twisting arrangements for imparting transient twist, i.e. false twist
- D01H7/923—Spinning or twisting arrangements for imparting transient twist, i.e. false twist by means of rotating devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】円板部材Ｄを挟んで円板部材と協働してフィラ
メントｙ、ｙ’に仮撚りを付与する一対の仮撚り部材
Ｂ，Ｂ’を配設した合糸用仮撚り装置に関するものであ
る。 【効果】一台の合糸仮撚り装置によりＳ撚りとＺ撚りと
を同時に施すことができるので、仮撚り装置が付設され
る加工機をコンパクトにすることができ、加工機の設置
スペースが減少するとともに、隣接するフィラメントを
接近して配置することができるので、フィラメントの走
行路が屈曲せず、従って、糸条ガイド等との接触或いは
張力増加等によるフィラメントの品質劣化が防止でき、
また、糸通し等の作業性が向上する。
メントｙ、ｙ’に仮撚りを付与する一対の仮撚り部材
Ｂ，Ｂ’を配設した合糸用仮撚り装置に関するものであ
る。 【効果】一台の合糸仮撚り装置によりＳ撚りとＺ撚りと
を同時に施すことができるので、仮撚り装置が付設され
る加工機をコンパクトにすることができ、加工機の設置
スペースが減少するとともに、隣接するフィラメントを
接近して配置することができるので、フィラメントの走
行路が屈曲せず、従って、糸条ガイド等との接触或いは
張力増加等によるフィラメントの品質劣化が防止でき、
また、糸通し等の作業性が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、延伸撚糸機等の加工機
に使用される、２本のフィラメントに仮撚りを施す合糸
用仮撚り装置に関するものである。
に使用される、２本のフィラメントに仮撚りを施す合糸
用仮撚り装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、Ｓ撚りフィラメントとＺ撚りフィ
ラメントを合糸して、１本のＳＺ合糸を製造する場合に
は、Ｓ撚りを施す仮撚り装置とＺ撚りを施す仮撚り装置
とを別個に隣接して配設し、それぞれの仮撚り装置でＳ
撚り及びＺ撚りが掛けられたフィラメントを合糸して、
ＳＺ合糸を製造している。
ラメントを合糸して、１本のＳＺ合糸を製造する場合に
は、Ｓ撚りを施す仮撚り装置とＺ撚りを施す仮撚り装置
とを別個に隣接して配設し、それぞれの仮撚り装置でＳ
撚り及びＺ撚りが掛けられたフィラメントを合糸して、
ＳＺ合糸を製造している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ＳＺ合糸を製造する延伸撚糸機等の加工機においては、
それぞれ別個に仮撚り装置を隣接して配設するために、
加工機自体が大型化することになり、加工機の設置スペ
ースが増加することになる。また、それぞれ別個に仮撚
り装置を配設するために、隣接するフィラメントを接近
して配置することができないので、糸ガイド等を配置し
てフィラメントの走行路を屈曲しなければならず、従っ
て、糸ガイド等との接触或いは張力増加等により、フィ
ラメントの品質が劣化したり或いは糸通し等の作業性が
悪化する問題がある。
ＳＺ合糸を製造する延伸撚糸機等の加工機においては、
それぞれ別個に仮撚り装置を隣接して配設するために、
加工機自体が大型化することになり、加工機の設置スペ
ースが増加することになる。また、それぞれ別個に仮撚
り装置を配設するために、隣接するフィラメントを接近
して配置することができないので、糸ガイド等を配置し
てフィラメントの走行路を屈曲しなければならず、従っ
て、糸ガイド等との接触或いは張力増加等により、フィ
ラメントの品質が劣化したり或いは糸通し等の作業性が
悪化する問題がある。
【０００４】本発明の目的は、上述したような従来の仮
撚り装置が有する課題を解決するとともに、コンパクト
で構造の簡単な取扱性の優れた合糸用仮撚り装置を提供
することにある。
撚り装置が有する課題を解決するとともに、コンパクト
で構造の簡単な取扱性の優れた合糸用仮撚り装置を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、円板部材を挟んで円板部材と協働し
てフィラメントに仮撚りを付与する一対の仮撚り部材を
配設したものであり、また、上記の仮撚り部材をベルト
式仮撚り部材としたものであり、更には、上記の円板部
材の外周或いは外周付近に摩擦リング部を配設したもの
である。
を達成するために、円板部材を挟んで円板部材と協働し
てフィラメントに仮撚りを付与する一対の仮撚り部材を
配設したものであり、また、上記の仮撚り部材をベルト
式仮撚り部材としたものであり、更には、上記の円板部
材の外周或いは外周付近に摩擦リング部を配設したもの
である。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の合糸用仮撚り装置が適用さ
れる、一例としての加工機の一種である延伸撚糸機の要
部側面図である図１、本発明の合糸用仮撚り装置の要部
拡大斜視図である図２及び合糸用仮撚り装置の駆動装置
の概略図である図３を用いて、本発明の実施例について
説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施
例に限定されるものではない。
れる、一例としての加工機の一種である延伸撚糸機の要
部側面図である図１、本発明の合糸用仮撚り装置の要部
拡大斜視図である図２及び合糸用仮撚り装置の駆動装置
の概略図である図３を用いて、本発明の実施例について
説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施
例に限定されるものではない。
【０００７】図示されていない公知の第１次ヒーター、
バルーンプレート等を経て後述する合糸用仮撚り装置Ｔ
にて、それぞれ、Ｓ撚り及びＺ撚りの仮撚りが施され２
本のフィラメントｙ、ｙ’は、糸ガイド１、フィードロ
ーラー２を経て、図示されていないパッケージに巻き取
られる。なお、３は、合糸用仮撚り装置Ｔの上流側に配
置されて糸ガイドである。
バルーンプレート等を経て後述する合糸用仮撚り装置Ｔ
にて、それぞれ、Ｓ撚り及びＺ撚りの仮撚りが施され２
本のフィラメントｙ、ｙ’は、糸ガイド１、フィードロ
ーラー２を経て、図示されていないパッケージに巻き取
られる。なお、３は、合糸用仮撚り装置Ｔの上流側に配
置されて糸ガイドである。
【０００８】本発明の合糸用仮撚り装置Ｔは、円板部材
Ｄ及び円板部材Ｄを挟んで対峙して配設された一対の仮
撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’とから構成されている。
Ｄ及び円板部材Ｄを挟んで対峙して配設された一対の仮
撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’とから構成されている。
【０００９】先ず最初に、円板部材Ｄについて説明す
る。ｄ１は、図示されていないモーター等の適当な駆動
手段、若しくは、図１に示されているように、後述する
仮撚り仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’と駆動源を共用するベ
ルト連結により回転される回転軸ｄ２に取着された円板
であり、円板ｄ１は、金属或いは硬質合成樹脂等で形成
することができ、曲げにくい剛性体に形成することも、
弾性体に形成することもできる。ｄ３は、円板ｄ１の両
面の外周或いは外周付近に配設された耐摩耗性を有する
摩擦リング部であり、このような摩擦リング部ｄ３は、
円板ｄ１と一体に形成することも、また、ライニング処
理等により円板ｄ１の外周或いは外周付近に配設するこ
ともできる。
る。ｄ１は、図示されていないモーター等の適当な駆動
手段、若しくは、図１に示されているように、後述する
仮撚り仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’と駆動源を共用するベ
ルト連結により回転される回転軸ｄ２に取着された円板
であり、円板ｄ１は、金属或いは硬質合成樹脂等で形成
することができ、曲げにくい剛性体に形成することも、
弾性体に形成することもできる。ｄ３は、円板ｄ１の両
面の外周或いは外周付近に配設された耐摩耗性を有する
摩擦リング部であり、このような摩擦リング部ｄ３は、
円板ｄ１と一体に形成することも、また、ライニング処
理等により円板ｄ１の外周或いは外周付近に配設するこ
ともできる。
【００１０】次に、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’について
説明する。仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’は、図２に示され
ているように、円板部材Ｄを挟んで対峙するように配設
されており、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’の仮撚りベルト
ｂ１、ｂ１’は、円板部材Ｄの円板ｄ１の両面に配設さ
れた摩擦リング部ｄ３と交叉するように配置されてお
り、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’の仮撚りベルトｂ１、ｂ
１’と円板部材Ｄの摩擦リング部ｄ３により、それぞれ
２本のフィラメントｙ、ｙ’を挟持し、フィラメント
ｙ、ｙ’に仮撚りを施すように構成されている。なお、
仮撚りベルトｂ１、ｂ１’の表面速度と上述した円板部
材Ｄの摩擦リング部ｄ３の周速度とは略等しくなるよう
に構成されている。
説明する。仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’は、図２に示され
ているように、円板部材Ｄを挟んで対峙するように配設
されており、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’の仮撚りベルト
ｂ１、ｂ１’は、円板部材Ｄの円板ｄ１の両面に配設さ
れた摩擦リング部ｄ３と交叉するように配置されてお
り、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’の仮撚りベルトｂ１、ｂ
１’と円板部材Ｄの摩擦リング部ｄ３により、それぞれ
２本のフィラメントｙ、ｙ’を挟持し、フィラメント
ｙ、ｙ’に仮撚りを施すように構成されている。なお、
仮撚りベルトｂ１、ｂ１’の表面速度と上述した円板部
材Ｄの摩擦リング部ｄ３の周速度とは略等しくなるよう
に構成されている。
【００１１】仮撚りベルト部材Ｂと仮撚りベルト部材
Ｂ’とは、同じ構造を有するので、以下においては、仮
撚りベルト部材Ｂの構造について説明する。なお、必要
に応じて、仮撚りベルト部材Ｂ’の仮撚りベルト部材Ｂ
に対応する部分の符号には、ダッシュ（’）が付されて
いる。
Ｂ’とは、同じ構造を有するので、以下においては、仮
撚りベルト部材Ｂの構造について説明する。なお、必要
に応じて、仮撚りベルト部材Ｂ’の仮撚りベルト部材Ｂ
に対応する部分の符号には、ダッシュ（’）が付されて
いる。
【００１２】ｂ２及びｂ３は、フレームｂ４に取着され
た軸受け部材ｂ５及び軸受け部材ｂ５に中間フレームｂ
６を介して取着された軸受け部材ｂ７に、それぞれ支持
されている互いに平行な軸ｂ８、ｂ９の先端に取着され
たプーリーであり、プーリーｂ２、ｂ３間に、上述した
仮撚りベルトｂ１が張設されている。なお、説明の都合
上、図２においては、フレームｂ４及び軸受け部材ｂ
５、ｂ７が省略されている。一方の軸ｂ８のプーリーｂ
２が取着された側と反対側にはプーリーｂ１０が取着さ
れており、プーリーｂ１０を、後述する駆動装置Ｍの下
方に位置する駆動ベルトｍ１に接触させて回転させるこ
とにより、プーリーｂ２を回転させ、プーリーｂ２、ｂ
３間に張設されている仮撚りベルトｂ１を、適宜、走行
することができるように構成されている。
た軸受け部材ｂ５及び軸受け部材ｂ５に中間フレームｂ
６を介して取着された軸受け部材ｂ７に、それぞれ支持
されている互いに平行な軸ｂ８、ｂ９の先端に取着され
たプーリーであり、プーリーｂ２、ｂ３間に、上述した
仮撚りベルトｂ１が張設されている。なお、説明の都合
上、図２においては、フレームｂ４及び軸受け部材ｂ
５、ｂ７が省略されている。一方の軸ｂ８のプーリーｂ
２が取着された側と反対側にはプーリーｂ１０が取着さ
れており、プーリーｂ１０を、後述する駆動装置Ｍの下
方に位置する駆動ベルトｍ１に接触させて回転させるこ
とにより、プーリーｂ２を回転させ、プーリーｂ２、ｂ
３間に張設されている仮撚りベルトｂ１を、適宜、走行
することができるように構成されている。
【００１３】なお、図２に示されているように、もう一
方の仮撚りベルト部材Ｂ’の軸ｂ８’は、仮撚りベルト
部材Ｂの軸８より長く形成されており、仮撚りベルト部
材Ｂ’の軸ｂ８’に取着されたプーリーｂ１０’が、仮
撚りベルト部材Ｂの軸ｂ８に取着されたプーリーｂ１０
より上方に位置するように構成されている。そして、仮
撚りベルト部材Ｂの軸ｂ８に取着されたプーリーｂ１０
は、後述する駆動ベルトｍ１のうち、下方に位置する駆
動ベルトｍ１に接触し、また、仮撚りベルト部材Ｂ’の
軸ｂ８’に取着されたプーリーｂ１０’は、上方に位置
する駆動ベルトｍ１に接触するように構成されている。
方の仮撚りベルト部材Ｂ’の軸ｂ８’は、仮撚りベルト
部材Ｂの軸８より長く形成されており、仮撚りベルト部
材Ｂ’の軸ｂ８’に取着されたプーリーｂ１０’が、仮
撚りベルト部材Ｂの軸ｂ８に取着されたプーリーｂ１０
より上方に位置するように構成されている。そして、仮
撚りベルト部材Ｂの軸ｂ８に取着されたプーリーｂ１０
は、後述する駆動ベルトｍ１のうち、下方に位置する駆
動ベルトｍ１に接触し、また、仮撚りベルト部材Ｂ’の
軸ｂ８’に取着されたプーリーｂ１０’は、上方に位置
する駆動ベルトｍ１に接触するように構成されている。
【００１４】次に、上述したような構成を有する本発明
の合糸用仮撚り装置Ｔを用いて、２本のフィラメント
ｙ、ｙ’を、それぞれ、Ｚ撚り及びＳ撚りに加撚し、そ
の後、合糸する工程について説明する。
の合糸用仮撚り装置Ｔを用いて、２本のフィラメント
ｙ、ｙ’を、それぞれ、Ｚ撚り及びＳ撚りに加撚し、そ
の後、合糸する工程について説明する。
【００１５】一方のフィラメントｙ（図２において、手
前に位置するフィラメント）は、円板部材Ｄの摩擦リン
グ部ｄ３と仮撚りベルト部材Ｂの仮撚りベルトｂ１とに
挟持されて加撚されることになるが、円板部材Ｄの円板
ｄ１は時計方向に回転しており、また、仮撚りベルトｂ
１は、平面から見たときに左方向（反時計方向）に回転
しているので、従って、合糸用仮撚り装置Ｔより上流の
フィラメントｙにはＺ撚りが付与されることになり、フ
ィラメントｙは、Ｚ撚りが掛かったまま、１次ヒーター
により撚り固定されるので、フィラメントｙはＺ撚りと
なる。もう一方のフィラメントｙ’（図２において、後
方に位置するフィラメント）は、円板部材Ｄの摩擦リン
グ部ｄ３と仮撚りベルト部材Ｂ’の仮撚りベルトｂ１’
とに挟持されて加撚されることになるが、円板部材Ｄの
円板ｄ１は時計方向に回転しており、また、仮撚りベル
ト部材Ｂ’の仮撚りベルトｂ１’は、平面から見たとき
に右方向（時計方向）に回転しているので、従って、合
糸用仮撚り装置Ｔより上流のフィラメントｙ’にはＳ撚
りが付与されることになり、フィラメントｙ’は、Ｓ撚
りが掛かったまま、１次ヒーターにより撚り固定される
ので、フィラメントｙ’はＳ撚りとなる。このように、
合糸用仮撚り装置Ｔにより、それぞれ、Ｚ撚りが掛けら
れたフィラメントｙとＳ撚りが掛けられたフィラメント
ｙ’は、糸ガイド１等により、適宜、合糸されことにな
る。
前に位置するフィラメント）は、円板部材Ｄの摩擦リン
グ部ｄ３と仮撚りベルト部材Ｂの仮撚りベルトｂ１とに
挟持されて加撚されることになるが、円板部材Ｄの円板
ｄ１は時計方向に回転しており、また、仮撚りベルトｂ
１は、平面から見たときに左方向（反時計方向）に回転
しているので、従って、合糸用仮撚り装置Ｔより上流の
フィラメントｙにはＺ撚りが付与されることになり、フ
ィラメントｙは、Ｚ撚りが掛かったまま、１次ヒーター
により撚り固定されるので、フィラメントｙはＺ撚りと
なる。もう一方のフィラメントｙ’（図２において、後
方に位置するフィラメント）は、円板部材Ｄの摩擦リン
グ部ｄ３と仮撚りベルト部材Ｂ’の仮撚りベルトｂ１’
とに挟持されて加撚されることになるが、円板部材Ｄの
円板ｄ１は時計方向に回転しており、また、仮撚りベル
ト部材Ｂ’の仮撚りベルトｂ１’は、平面から見たとき
に右方向（時計方向）に回転しているので、従って、合
糸用仮撚り装置Ｔより上流のフィラメントｙ’にはＳ撚
りが付与されることになり、フィラメントｙ’は、Ｓ撚
りが掛かったまま、１次ヒーターにより撚り固定される
ので、フィラメントｙ’はＳ撚りとなる。このように、
合糸用仮撚り装置Ｔにより、それぞれ、Ｚ撚りが掛けら
れたフィラメントｙとＳ撚りが掛けられたフィラメント
ｙ’は、糸ガイド１等により、適宜、合糸されことにな
る。
【００１６】次に、図３を用いて、合糸用仮撚り装置Ｔ
の駆動装置Ｍの一例について説明する。
の駆動装置Ｍの一例について説明する。
【００１７】ｍ２は、加工機の機台の一方の端部に配設
されたモーターであり、モーターｍ２の出力軸にはプー
リーｍ３が取着されている。ｍ４は、加工機の機台のも
う一方の端部に配設された駆動ベルトｍ１の折り返し用
プーリーであり、駆動ベルトｍ１は、モーターｍ２の出
力軸に取着されたプーリーｍ３と折り返し用プーリーｍ
４との間に張設されている。ｍ５、ｍ５’は、一対の方
向変換用プーリーであり、ｍ６、ｍ６’は、方向変換用
プーリーｍ５、ｍ５’側に位置する上下方向に配設され
た一対のプーリーであり、同じく、ｍ７、ｍ７’は、折
り返し用プーリーｍ４側に位置する上下方向に配設され
た一対のプーリーである。この上下方向に配設されたプ
ーリーｍ６、ｍ６’とプーリーｍ７、ｍ７’との間で、
上方に位置する駆動プーリーｍ１と下方に位置する駆動
プーリーｍ１とが、直線状に平行に走行するように構成
されている。駆動プーリーｍ１は、上記のように張設さ
れているので、モーターｍ２を駆動して駆動ベルトｍ１
を走行させると、プーリーｍ６、ｍ６’とプーリーｍ
７、ｍ７’との間において、上方に位置する駆動ベルト
ｍ１と下方に位置する駆動ベルトｍ１との走行方向が逆
きとなる。
されたモーターであり、モーターｍ２の出力軸にはプー
リーｍ３が取着されている。ｍ４は、加工機の機台のも
う一方の端部に配設された駆動ベルトｍ１の折り返し用
プーリーであり、駆動ベルトｍ１は、モーターｍ２の出
力軸に取着されたプーリーｍ３と折り返し用プーリーｍ
４との間に張設されている。ｍ５、ｍ５’は、一対の方
向変換用プーリーであり、ｍ６、ｍ６’は、方向変換用
プーリーｍ５、ｍ５’側に位置する上下方向に配設され
た一対のプーリーであり、同じく、ｍ７、ｍ７’は、折
り返し用プーリーｍ４側に位置する上下方向に配設され
た一対のプーリーである。この上下方向に配設されたプ
ーリーｍ６、ｍ６’とプーリーｍ７、ｍ７’との間で、
上方に位置する駆動プーリーｍ１と下方に位置する駆動
プーリーｍ１とが、直線状に平行に走行するように構成
されている。駆動プーリーｍ１は、上記のように張設さ
れているので、モーターｍ２を駆動して駆動ベルトｍ１
を走行させると、プーリーｍ６、ｍ６’とプーリーｍ
７、ｍ７’との間において、上方に位置する駆動ベルト
ｍ１と下方に位置する駆動ベルトｍ１との走行方向が逆
きとなる。
【００１８】一方の仮撚りベルト部材Ｂのプーリーｂ１
０を、下方に位置する駆動ベルトｍ１に接触させて軸ｂ
８の先端に取着されているプーリーｂ２を回転させ、プ
ーリーｂ２、ｂ３間に張設されている仮撚りベルトｂ１
を走行させる。また、もう一方の仮撚りベルト部材Ｂ’
のプーリーｂ１０’を、上方に位置する駆動ベルトｍ１
に接触させて軸ｂ８’の先端に取着されているプーリー
ｂ２’を回転させ、プーリーｂ２’、ｂ３’間に張設さ
れている仮撚りベルトｂ１’を走行させる。なお、上述
したように、仮撚りベルト部材Ｂ’のプーリーｂ１０’
を上方に位置する駆動ベルトｍ１に接触させるために、
仮撚りベルト部材Ｂ’の軸ｂ８’は、仮撚りベルト部材
Ｂの軸ｂ８より長く形成されている。
０を、下方に位置する駆動ベルトｍ１に接触させて軸ｂ
８の先端に取着されているプーリーｂ２を回転させ、プ
ーリーｂ２、ｂ３間に張設されている仮撚りベルトｂ１
を走行させる。また、もう一方の仮撚りベルト部材Ｂ’
のプーリーｂ１０’を、上方に位置する駆動ベルトｍ１
に接触させて軸ｂ８’の先端に取着されているプーリー
ｂ２’を回転させ、プーリーｂ２’、ｂ３’間に張設さ
れている仮撚りベルトｂ１’を走行させる。なお、上述
したように、仮撚りベルト部材Ｂ’のプーリーｂ１０’
を上方に位置する駆動ベルトｍ１に接触させるために、
仮撚りベルト部材Ｂ’の軸ｂ８’は、仮撚りベルト部材
Ｂの軸ｂ８より長く形成されている。
【００１９】図１において、ｍ８は、加工機の機台に配
設されたプーリーであり、プーリーｍ８とモーターｍ２
の出力軸に取着されたプーリーｍ３との間にはベルトｍ
９が張設されている。ｍ１０は、上記のプーリーｍ８と
同軸に配設されたプーリーｍ８より小径のプーリーであ
り、ｍ１１は、円板ｄ１の回転軸ｄ２に取着されたプー
リーであり、プーリーｍ１０とプーリーｍ１１との間に
はベルトｍ１２が張設されている。従って、モーターｍ
２の駆動により回転されるプーリーｍ３、ベルトｍ９、
プーリーｍ８、プーリーｍ１０、ベルトｍ１２を介して
プーリーｍ１１を回転させて、プーリーｍ１１が取着さ
れている回転軸ｄ２を回転させ、回転軸ｄ２に取着され
ている円板部材Ｄの円板ｄ１を回転することができるよ
うに構成されている。なお、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’
の軸ｂ８、ｂ８’に、それぞれ、モーターの出力軸を、
直接或いは伝動部材を介して連結することによって、直
に、軸ｂ８、ｂ８’を回転させることもできる。
設されたプーリーであり、プーリーｍ８とモーターｍ２
の出力軸に取着されたプーリーｍ３との間にはベルトｍ
９が張設されている。ｍ１０は、上記のプーリーｍ８と
同軸に配設されたプーリーｍ８より小径のプーリーであ
り、ｍ１１は、円板ｄ１の回転軸ｄ２に取着されたプー
リーであり、プーリーｍ１０とプーリーｍ１１との間に
はベルトｍ１２が張設されている。従って、モーターｍ
２の駆動により回転されるプーリーｍ３、ベルトｍ９、
プーリーｍ８、プーリーｍ１０、ベルトｍ１２を介して
プーリーｍ１１を回転させて、プーリーｍ１１が取着さ
れている回転軸ｄ２を回転させ、回転軸ｄ２に取着され
ている円板部材Ｄの円板ｄ１を回転することができるよ
うに構成されている。なお、仮撚りベルト部材Ｂ、Ｂ’
の軸ｂ８、ｂ８’に、それぞれ、モーターの出力軸を、
直接或いは伝動部材を介して連結することによって、直
に、軸ｂ８、ｂ８’を回転させることもできる。
【００２０】なお、ｂ１１は、フレームｂ１２に垂下さ
れた軸ｂ１３に回転自在に支持されたアイドルプーリー
であり、アイドルプーリーｂ１１と仮撚りベルト部材Ｂ
の軸ｂ８に取着されたプーリーｂ１０との間で駆動ベル
トｍ１を挟持することにより、駆動ベルトｍ１とプーリ
ーｂ１０との間のスリップを防止するように構成されて
いる。同様のアイドルプーリーｂ１１’が、仮撚りベル
ト部材Ｂ’プーリーｂ１０’に対しても設けられてい
る。
れた軸ｂ１３に回転自在に支持されたアイドルプーリー
であり、アイドルプーリーｂ１１と仮撚りベルト部材Ｂ
の軸ｂ８に取着されたプーリーｂ１０との間で駆動ベル
トｍ１を挟持することにより、駆動ベルトｍ１とプーリ
ーｂ１０との間のスリップを防止するように構成されて
いる。同様のアイドルプーリーｂ１１’が、仮撚りベル
ト部材Ｂ’プーリーｂ１０’に対しても設けられてい
る。
【００２１】上述した実施例においては、仮撚りベルト
部材Ｂ、Ｂ’を、円板部材Ｄを挟んで対峙させることに
より合糸用仮撚り装置Ｔを構成したが、仮撚りベルト部
材Ｂ、Ｂ’に代えて、タイヤ状のドラムを用い、タイヤ
のトレッド面に相当する面と円板部材Ｄの摩擦リング部
ｄ３との間でフィラメントｙ、ｙ’を挟持して、フィラ
メントｙ、ｙ’に、それぞれ、Ｚ撚り及びＳ撚りを施す
ように構成することもできる。
部材Ｂ、Ｂ’を、円板部材Ｄを挟んで対峙させることに
より合糸用仮撚り装置Ｔを構成したが、仮撚りベルト部
材Ｂ、Ｂ’に代えて、タイヤ状のドラムを用い、タイヤ
のトレッド面に相当する面と円板部材Ｄの摩擦リング部
ｄ３との間でフィラメントｙ、ｙ’を挟持して、フィラ
メントｙ、ｙ’に、それぞれ、Ｚ撚り及びＳ撚りを施す
ように構成することもできる。
【００２２】上述したような、Ｓ撚りとＺ撚りとを同時
に施すことができる合糸用仮撚り装置Ｔを用いること
に、加工機自体をコンパクトとすることができ、加工機
の設置スペースが減少するとともに、隣接するフィラメ
ントｙ、ｙ’を接近して配置することができるので、フ
ィラメントｙ、ｙ’の走行路が屈曲せず、従って、糸ガ
イド等との接触或いは張力増加等によるフィラメント
ｙ、ｙ’の品質劣化が防止でき、また、糸通し等の作業
性が向上することになる。
に施すことができる合糸用仮撚り装置Ｔを用いること
に、加工機自体をコンパクトとすることができ、加工機
の設置スペースが減少するとともに、隣接するフィラメ
ントｙ、ｙ’を接近して配置することができるので、フ
ィラメントｙ、ｙ’の走行路が屈曲せず、従って、糸ガ
イド等との接触或いは張力増加等によるフィラメント
ｙ、ｙ’の品質劣化が防止でき、また、糸通し等の作業
性が向上することになる。
【００２３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏するもの
である。
ているので、以下に記載されるような効果を奏するもの
である。
【００２４】一台の合糸仮撚り装置によりＳ撚りとＺ撚
りとを同時に施すことができるので、仮撚り装置が付設
される加工機をコンパクトにすることができ、加工機の
設置スペースが減少するとともに、隣接するフィラメン
トを接近して配置することができるので、フィラメント
の走行路が屈曲せず、従って、糸ガイド等との接触或い
は張力増加等によるフィラメントの品質劣化が防止で
き、また、糸通し等の作業性が向上する。
りとを同時に施すことができるので、仮撚り装置が付設
される加工機をコンパクトにすることができ、加工機の
設置スペースが減少するとともに、隣接するフィラメン
トを接近して配置することができるので、フィラメント
の走行路が屈曲せず、従って、糸ガイド等との接触或い
は張力増加等によるフィラメントの品質劣化が防止で
き、また、糸通し等の作業性が向上する。
【図１】図１は本発明の合糸用仮撚り装置が適用される
加工機の一種である延伸撚糸機の要部側面図である。
加工機の一種である延伸撚糸機の要部側面図である。
【図２】図２は本発明の合糸用仮撚り装置の要部拡大斜
視図である。
視図である。
【図３】図３は本発明の合糸用仮撚り装置の駆動装置の
概略図である。
概略図である。
Ｔ・・・・・・・・合糸用仮撚り装置 Ｂ、Ｂ’・・・・・仮撚りベルト部材 Ｄ・・・・・・・・円板部材 Ｍ・・・・・・・・駆動装置 ｂ１、ｂ１’・・・仮撚りベルト ｄ１・・・・・・・円板 ｄ３・・・・・・・摩擦リング部 ｍ１・・・・・・・駆動ベルト ｙ、ｙ’・・・・・フィラメント
Claims (3)
- 【請求項１】円板部材を挟んで円板部材と協働してフィ
ラメントに仮撚りを付与する一対の仮撚り部材を配設し
たことを特徴とする合糸用仮撚り装置。 - 【請求項２】上記の仮撚り部材をベルト式仮撚り部材と
したことを特徴とする請求項１に記載の合糸用仮撚り装
置。 - 【請求項３】上記の円板部材の外周或いは外周付近に摩
擦リング部を配設したことを特徴とする請求項１又は請
求項２に記載の合糸用仮撚り装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181773A JP2951209B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 合糸用仮撚り装置 |
| TW084100861A TW291504B (ja) | 1994-07-11 | 1995-01-28 | |
| KR1019950005702A KR100227477B1 (ko) | 1994-07-11 | 1995-03-18 | 가연장치 |
| CN95108108A CN1047212C (zh) | 1994-07-11 | 1995-07-07 | 合线用假捻装置 |
| DE19525040A DE19525040C2 (de) | 1994-07-11 | 1995-07-10 | Falschdrahtzwirner |
| ITMI951481A IT1275509B (it) | 1994-07-11 | 1995-07-10 | Falso torcitore |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181773A JP2951209B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 合糸用仮撚り装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827637A true JPH0827637A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2951209B2 JP2951209B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16106638
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP6181773A Expired - Lifetime JP2951209B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 合糸用仮撚り装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2951209B2 (ja) |
| KR (1) | KR100227477B1 (ja) |
| CN (1) | CN1047212C (ja) |
| DE (1) | DE19525040C2 (ja) |
| IT (1) | IT1275509B (ja) |
| TW (1) | TW291504B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5983619A (en) * | 1997-03-14 | 1999-11-16 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Tension control system in false twist texturing machine for producing a doubled yarn |
| JP2007297764A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-11-15 | Tmt Machinery Inc | ニップ式仮撚装置 |
| EP3360991A1 (en) | 2017-02-08 | 2018-08-15 | TMT Machinery, Inc. | Draw texturing machine |
Families Citing this family (5)
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| DE102013108096A1 (de) * | 2013-07-29 | 2015-01-29 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinnmaschine und Falschdralleinrichtung |
| DE102013108094A1 (de) * | 2013-07-29 | 2015-01-29 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinnmaschine und Falschdralleinrichtung |
| CN103894368B (zh) * | 2014-03-14 | 2016-01-27 | 泉州天宇化纤织造实业有限公司 | 一种假捻器陶瓷工作盘的表面附着物清洗方法 |
| CN115434053B (zh) * | 2022-08-24 | 2024-04-19 | 山东岱银纺织集团股份有限公司 | 一种提高纱线蓬松度的装置及其使用方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3081383U (ja) * | 2001-04-25 | 2001-11-02 | 株式会社ワールドメディアポート | 電話機 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2518538B1 (de) * | 1975-04-25 | 1976-01-29 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Reibscheibe |
| US4823545A (en) * | 1987-08-31 | 1989-04-25 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Method of and apparatus for false-twist spinning |
| US4936087A (en) * | 1987-11-19 | 1990-06-26 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Belt type false twisting device |
| JPH0247322A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-16 | Murata Mach Ltd | 糸の仮燃装置 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP6181773A patent/JP2951209B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-28 TW TW084100861A patent/TW291504B/zh not_active IP Right Cessation
- 1995-03-18 KR KR1019950005702A patent/KR100227477B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-07-07 CN CN95108108A patent/CN1047212C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-10 DE DE19525040A patent/DE19525040C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-10 IT ITMI951481A patent/IT1275509B/it active IP Right Grant
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3081383U (ja) * | 2001-04-25 | 2001-11-02 | 株式会社ワールドメディアポート | 電話機 |
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| EP3360991A1 (en) | 2017-02-08 | 2018-08-15 | TMT Machinery, Inc. | Draw texturing machine |
| KR20180092272A (ko) | 2017-02-08 | 2018-08-17 | 티엠티 머시너리 가부시키가이샤 | 가연 가공기 |
| TWI713816B (zh) * | 2017-02-08 | 2020-12-21 | 日商Ｔｍｔ機械股份有限公司 | 假撚加工機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1115801A (zh) | 1996-01-31 |
| DE19525040C2 (de) | 1999-12-16 |
| KR100227477B1 (ko) | 1999-11-01 |
| TW291504B (ja) | 1996-11-21 |
| ITMI951481A1 (it) | 1997-01-10 |
| IT1275509B (it) | 1997-08-07 |
| DE19525040A1 (de) | 1996-01-18 |
| CN1047212C (zh) | 1999-12-08 |
| ITMI951481A0 (it) | 1995-07-10 |
| JP2951209B2 (ja) | 1999-09-20 |
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