JPH0849125A - Ｓｚ合糸用ツイスターユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで、多数並設した場合における機
台長を縮小可能であるＳＺ合糸用ツイスターユニットを
提供する。 【構成】 固定側のツイスターベルトと、該固定側ツイ
スターベルトに対して夫々走行方向を交差して接し、該
接触部分で糸をニップする２本の可動側ツイスターベル
トとからなり、並走する２本の糸の一方にはＳ撚を、他
方にはＺ撚を施すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、延伸仮撚機において、
Ｓ撚とＺ撚とに仮撚したフィラメント糸を合糸してノン
トルクヤーンを生産するためのＳＺ合糸用ツイスターユ
ニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】延伸仮撚機は、その一例を側面図である
図９に示す如く、機台８１の両側に通路８２を介して設
置したクリールスタンド８３（図中左側部分は省略）に
支持した給糸パッケージＰｓより解舒される糸Ｙをセパ
レートプレート８４で案内して第１フィードローラ８５
に導き、テクスチュアリング用の１次ヒータ８６，クー
リングプレート８７，ツイスターユニット８８を経て第
２フィードローラ８９に至る過程で糸Ｙを加熱・冷却し
ながら延伸すると共に互いに走行方向を交差して接する
１対のツイスターベルトよりなるツイスターユニット８
８で、該糸Ｙに仮撚を施し、更に、セッティング用の２
次ヒータ９０，第３フィードローラ９１，オイリングロ
ーラ９２を経てワインダＷにおいて、巻取パッケージＰ
ｗに巻取るものであり、このような各錘が機台長手方向
に多数並設されている。

【０００３】上記延伸仮撚機において、Ｓ撚糸とＺ撚糸
とを合糸して、それらの残留トルクを相殺したノントル
クヤーンを生産する場合、概略図である図８に示すよう
に各錘のツイスターユニット８８の加撚方向を交互にＳ
撚又はＺ撚とし、各隣接する２錘のＳ撚糸とＺ撚糸とを
ワインダＷの手前で合糸し、ＳＺ合糸Ｙｃとして図８中
Ｗ´で示す如くワインダＷにおいて巻取っていた。しか
し、この場合、ツイスターユニット８８の錘数に対し
て、単糸加工の際に使用するワインダＷの半数が遊ぶこ
とになり浪費であった。

【０００４】そこで、単純に錘数の倍のツイスーユニッ
ト８８を設けることも考えられるが、ツイスターユニッ
ト８８はワインダＷ等と違い縦に重なり合って配置する
ことが困難であり、もともと横方向に可能な限り近接さ
せて列設され、その幅を基準として各錘のスペース配分
が決定されているので、ワインダＷの１錘に対してツイ
スターユニット８８の２錘分のスペースＬが必要とな
り、機台８１が長大化してしまうという問題があった。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
のこのような点に鑑みて、コンパクトで、多数並設した
場合における機台長を縮小可能であるＳＺ合糸用ツイス
ターユニットを提供することを目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】固定側のツイスターベル
トと、該固定側ツイスターベルトに対して夫々走行方向
を交差して接し、該接触部分で糸をニップする２本の可
動側ツイスターベルトとからなり、並走する２本の糸の
一方にはＳ撚を、他方にはＺ撚を施すようにしたこ。ま
た、糸走行方向の前後に同軸配置され、且つ、２重軸構
造の駆動軸により互いに反対方向に走行する２本の固定
側ツイスターベルトと、該各固定側ツイスターベルトに
対して走行方向を交差して接する２本の可動側ツイスタ
ーベルトとからユニットを構成した。或いは、一本の固
定側ツイスターベルトと、該固定側ツイスターベルトを
挟んでその両側に配置され、該固定側ツイスターベルト
に対して走行方向を交差して接する２本の可動側ツイス
ターベルトとからユニットを構成しても良い。更に、各
可動側ツイスターベルト又は、該各可動側ツイスターベ
ルトとそれに対応する固定側ツイスターベルトを選択的
に回転及び停止可能とした。

【０００７】

【作用】２本の可動側ツイスターベルトに対して、固定
側のツイスターベルト、若しくは、その配置スペースが
Ｓ撚側とＺ撚側とで共用される。

【０００８】

【実施例】実施例について図面と共に説明する。

【０００９】図１に、本発明第１実施例のＳＺ合糸用ツ
イスターユニット１を示す。図において、ツイスターユ
ニット１は、互いに平行な２本の無端ツイスターベルト
２１，２２を糸走行方向の前後に同軸に配置した固定側
ユニット２と、上記ツイスターベルト２１，２２に対し
て夫々交差角度α１，α２をなして走行方向を交差して
接する２本の無端ツイスターベルト３１，４１を装架し
た２個の可動側ユニット３，４より主に構成されてい
る。

【００１０】固定側ユニット２のツイスターベルト２
１，２２は、夫々、図１及び図２に示す如く、駆動プー
リ２１ａ，２２ａと従動プーリ２１ｂ，２２ｂとの間に
張架されている。上記駆動プーリ２１ａ，２２ａを固定
している駆動軸２１ｃ，２２ｃ、及び従動プーリ２１
ｂ，２２ｂを固定している従動軸２１ｄ，２２ｄは、夫
々、２重軸構造になっている。

【００１１】即ち、駆動軸２１ｃは、中空軸であって、
その内部には駆動軸２２ｃが挿通され、且つ、その両端
部でベアリング２３，２３を介して回転自在に支持さ
れ、更に、上記駆動軸２１ｃは機台長手方向に沿って設
けたケーシング５にブラケット２６で固定したスリーブ
２４にベアリング２５，２５を介して回転自在に支持さ
れている。また、従動軸２１ｄも中空軸であって、その
内部には従動軸２２ｄが挿通され、且つ、その両端部で
ベアリング２７，２７を介して回転自在に支持され、且
つ、上記従動軸２２１ｄはブラケット６に固定したスリ
ーブ２８にベアリング２９を介して回転自在に支持され
ている。

【００１２】更に、夫々の駆動軸２１ｃ，２２ｃの端部
には、延伸仮撚機の機台長手方向全体に亘って張設さ
れ、一端の駆動プーリ７により互いに反対方向に走行す
る無端タンジェンシャルベルト８の対応する側に近接し
てローラ２１ｅ，２２ｅを固定すると共に、夫々のロー
ラ２１ｅ，２２ｅに対向して図示しない手段により接離
可能にスターターローラ２１ｓ，２２ｓを設けている。
該、スターターローラ２１ｓ，２２ｓを対応するローラ
２１ｅ，２２ｅに圧接して、それらの間で対応するタン
ジェシャルベルト８がニップされるようにすれば、該タ
ンジェンシャベル８によりローラ２１ｅ，２２ｅが回転
し、該各ローラ２１ｅ，２２ｅの回転は駆動軸２１ｃ，
２２ｃを介して駆動プーリ２１ａ，２２ａに伝達され、
これにより固定側のツイスターベルト２１，２２は図１
及び図４に示す如く互いに反転方向に駆動回転する。

【００１３】また、スターターローラ２１ｓ，２２ｓを
ローラ２１ｅ，２２ｅより離反すれば、ローラ２１ｅ，
２２ｅは回転せず、上記ツイスターベルト２１，２２の
回転は停止される。従って、スターターローラ２１ｓ，
２２ｓの操作により各ツイスターベルト２１，２２の駆
動と停止とを各ユニット毎に任意に選択的に行うことが
可能である。

【００１４】可動側ユニット３，４のツイスターベルト
３１，４１は、夫々、駆動プーリ３１ａ，４１ａと従動
プーリ３１ｂ，４１ｂとの間に張架されており、ユニッ
ト自体は基本的に同構造であるので、以下、一方の可動
側ユニット４を図１及び図３（Ａ）により説明し、他方
の説明を省略する。

【００１５】可動側ユニット４の駆動プーリ４１ａは、
旋回部材４２の筒状部分に挿通した状態で固定されてい
るインナースリーブ４３にベアリング４４，４４を介し
て回転自在に支持されている駆動軸４１ｃの一端部に固
定され、該駆動軸４１ｃの他端部にはタンジェンシャル
ベルト９に近接してローラ４１ｅを固定すると共に、該
ローラ４１ｅに対向してスターターローラ４１ｓを接離
可能に設けている。そして、先述した固定側ユニット２
のツイスターベルト２１，２２の場合と全く同様に、該
スターターローラ４１ｓをローラ４１ｅに圧接または離
反してツイスターベルト４１の駆動と停止を行うことが
可能である。尚、他方の可動側ユニット３のツイスター
ベルト２１についても同様であり、図１及び図３（Ｂ）
に示す３１ｅは駆動軸３１ｃの端部に固定したローラ、
３１ｓはスターターローラであるが、上記ローラ３１ｅ
は先述のローラ４１ｅに対してローラ１個分軸方向にず
らして設けられ、夫々に、タンジェンシャルベルト９の
対応する側のみが接触可能となっている。

【００１６】また、可動ユニット４の従動プーリ４１ｂ
は、摺動部材４５の先端に固着したスリーブ４５ａにベ
アリング４６で回転自在に支持されている回転軸４ｄに
固定されている。上記摺動部材４５は、前記旋回部材４
２より延出したアーム部４２ａに設けた２箇所の軸支持
部４２ｂ，４２ｃで支持され、且つ、ビス４２ｄで固定
されている支軸４７を、２箇所の軸承部４５ｂ，４５ｃ
に挿通することで、該支軸４５に摺動自在に支持され、
且つ、一方の軸支持部４２ｂと軸承部４５ｃとの間に介
在するスプリング４８により図３中下方に付勢されてお
り、これによりツイスターベルト４１には適宜のベルト
張力が付与されている。尚、、４９は摺動部材４５の支
軸４７回りの回動を阻止するガイドピンである。

【００１７】更に、可動ユニット４は、旋回部材４２と
一体の前記インナースリーブ４３基端部に外嵌して固定
したリング５０において、ベアリング５１，５１を介し
てブラケット１０に旋回自在に支持され、且つ、上記リ
ング５０の外周面に突設した２箇所の係止爪５０ａ，５
０ｂのうち一方の５０ａには、ブラケット１０の内部に
リング５０の接線方向に配置されているエアシリンダ５
２のピストンロッド（図示せず）が、他方の５０ｂには
同じくリング５０の接線方向に上記エアシリンダ５２と
対向して配置されスプリング５３で付勢されている押圧
ピン５４が、夫々当接している。

【００１８】そして、上記エアシリンダ５２を作動して
ピストンロッドを伸長すれば、該ピストンロッドにより
係止爪５０ａが押圧されることで、リング５０、及びイ
ンナースリーブ４３，旋回部材４２，摺動部材４５，従
動プーリ４１ｂが駆動プーリ４１ａの駆動軸４１ｃを中
心に一体的に旋回動し、可動側のツイスターベルト４１
は、一方の固定側のツイスターベルト２２に圧接される
ようになっている。この際、上記リング５０の回動と共
にスプリング５３が短縮され、該スプリング５３の復元
力により、上記エアシリンダ５２の加圧力がバランスさ
れることでツイスターベルト２２の接圧を所定の値に保
持すると共に、スプリング５３の突出量を調整すること
で、上記接圧を各ユニット毎に調整可能である。

【００１９】一方、上記エアシリンダ５２のピストンロ
ッドを短縮すれば、スプリング５３の付勢力によりリン
グ５０及び、それと一体の旋回部材４２等が一体的に回
動してツイスターベルト４１は、固定側のツイスターベ
ルト２２より直ちに離反されるようになっている。

【００２０】次に上記実施例に基づいて作用を説明す
る。

【００２１】図１において、ツイスターユニット１の固
定側のツイスターベルト２１，２２は、駆動プーリ７に
より駆動されるタンジェンシャルベルト８の夫々対応す
る側にローラ２１ｅ，２２ｅが接することで、互いに反
対方向に駆動回転する一方、可動側のツイスターベルト
３１，４１は、同じく駆動プーリ７により駆動されるタ
ンジェンャルベルト９の夫々対応する側にローラ３１
ｅ，４１ｅが接することで互いに反対方向に駆動回転し
ながら夫々、上記各固定側ツイスターベルト２１，２２
に所定の交差角度α１，α２をなして接触している。図
示例では、交差角度α１，α２は共に１２０°である。
また、糸道に対する角度は、固定側ツイスターベルト２
１，２２はいずれも９０°であり、可動側ツイスターベ
ルト３１，４１においては傾斜角度θ１，θ２は共に３
０°である。この場合、固定側ツイスターベルト２１，
２２の周速Ｖは可動側ツイスターベルト３１，４１の周
速Ｖ１，Ｖ２の糸走行方向に垂直な方向成分、即ち、加
撚方向成分Ｖ１ｓｉｎθ１，Ｖ２ｓｉｎθ２と等しくな
るようにすることが好ましく、速度比は、ローラ２１
ｅ，２２ｅとローラ３１ｅ，４１ｅの直径比によるか、
若しくは、タンジェンシャルベルト８，９に対応する駆
動プーリ７の直径比により決定される。

【００２２】そして、固定側ツイスターベルト２１，２
２と可動側ツイスターベルト３１，４１との各接触部分
Ｔ１及びＴ２に夫々糸Ｙ，Ｙを導入すると、一方の固定
側ツイスターベルト２１と可動側ツイスターベルト３１
との接触部分Ｔ１においてニップされる糸ＹにはＳ撚が
施され、他方の固定側ツイスターベルト２２と可動側ツ
イスターベルト４１との接触部分Ｔ２においてニップさ
れる糸ＹにはＺ撚が施される。そして、下流側に送出さ
れたＳ撚糸Ｙｓと、Ｚ撚糸Ｙｚとをセッティング，オク
リング等の工程を経た後合糸してワインダＷで巻取れば
ＳＺ合糸Ｙｃ（ノントルクヤーン）が得られる。

【００２３】上記ツイスターユニット１は、固定側ユニ
ット２が２本のツイスターベルト２１，２２を同軸配置
したものであるため、概略図である図７に示す如く、ワ
インダＷの１錘に対するツイスターユニット１の幅方向
のスペースＬが単糸加工用のツイスターユニット（例え
ば図８における８８）の１．５錘分のスペースでＳＺ合
糸ができ、単位スペース当りの錘数を多くすることがで
きる。また、従来例で述べた単糸加工用のツイスターユ
ニット８８の加撚方向を交互にＳ撚，Ｚ撚としてＳＺ合
糸を行なう場合のように、半数のワインダＷが遊んでし
まうということはない。

【００２４】更に、図１に示したスターターローラ２１
Ｓ，又は２２Ｓ、或いは３１Ｓ又は４１Ｓの操作を選択
的に行うことにより、固定側ツイスターベルト２１とそ
れに対応する可動側ツイスターベルト３１、又は、固定
側ツイスターベルト２２とそれに対応する可動側ツイス
ターベルト４１のうち一方のみを駆動し、他方を停止す
ることにより、Ｓ撚或いはＺ撚の単糸加工への切替えを
行うことができ、単糸加工とＳＺ合糸加工との切替を比
較的頻繁に行うような場合有利となる。勿論、この場合
において一方のツイスターベルト対は遊ぶことになる
が、これは、スペース的には上述のとおり０．５錘分の
スペースが遊んでいることに外ならず、尚且つ、ツイス
ターベルトは、ワインダＷに比べて１錘当りのランニン
グコストが安いので、ツイスターユニット１で単糸加工
を行った場合におけるコストの増加分は比較的小さいと
言える。

【００２５】本発明には、各ツイスターベルトの配置・
方向により幾つかの異なった態様が存在し、その一例を
図５及び図６に示す。

【００２６】図において、ツイスターユニット１１は、
１本の無端ツイスターベルト１２を駆動プーリ１２ａと
従動プーリ１２ｂとの間に装架した固定側ユニット２´
と、該固定側ユニット２´を挟んでその両側（図５では
紙面厚み方向上下）に配置され、上記固定側ツイスター
ベルト１２に対して走行方向を交差して接する各１本の
可動側ツイスターベルト１３，１４を、夫々駆動プーリ
１３ａ，１４ａと従動プーリ１３ｂ，１４ｂとの間に装
架した２個の可動側ユニット３´，４´より構成され、
図示例では、固定側ツイスターベルト１２の糸道に対す
る角度は９０°であり、可動側ツイスターベルト１３，
１４の糸道に対する角度θ３，θ４は共に３０°となっ
ている。

【００２７】そして、固定側ツイスターベルト１２と対
応する可動側ツイスターベルト１３，１４との各接触部
分Ｔ１，Ｔ２に夫々糸Ｙ，Ｙを導入すると、接触部分Ｔ
１においてニップされる糸にはＳ撚が施され、接触部分
Ｔ２においてニップされる糸にはＺ撚が施され、図１乃
至図４に示した第１実施例の場合と同様Ｓ撚糸Ｙｓ，Ｚ
撚糸Ｙｚとして送出される。

【００２８】尚、上記各実施例では、いずれも、２本の
糸を固定側ツイスターベルト２１，２２及び１２に対し
て垂直に導入する場合を示したが、Ｓ撚側とＺ撚側で同
条件であれば、これ以外の角度で導入することも可能で
ある。例えば、図１に示す第１実施例のツイスターユニ
ット１におては、固定側ツイスターベルト２１，２２と
可動側ツイスターベルト３１，４１との交差角α１，α
２の２等分線上に沿って糸を走行させても良く、その場
合、各ベルトの周速は等しくする必要がある。

【００２９】

【発明の効果】本発明ＳＺ合糸用ツイスターユニット
は、上述の通り、固定側のツイスターベルトと、該固定
側ツイスターベルトに対して夫々走行方向を交差して接
し、該接触部分で糸をニップする２本の可動側ツイスタ
ーベルトとからなり、並走する２本の糸の一方にはＳ撚
を、他方にはＺ撚を施したので、従来の単糸加工用ツイ
スターユニットの１．５錘分のスペースでＳＺ合糸を行
うことができ、コンパクトで単位スペース当りの錘数を
多くすることができる。また、本発明のツイスターユニ
ットでは１ユニットに対して１つのワインダを設ければ
良いので、当然のことながらワインダの遊び錘はない。
更に、ツイスターユニットの一方の可動側ツイスターベ
ルト、若しくはそれに加えて一方の固定側ツイスターベ
ルトを停止するだけで、Ｓ撚或いはＺ撚の単糸加工への
切換も容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明第１実施例のＳＺ合糸用ツイスターユニ
ットを示す一部切除した側面図である。

【図２】固定側ユニットを示す断面図である。

【図３】可動側ユニットを示す断面図である。

【図４】本発明第１実施例のＳＺ合糸用ツイスターユニ
ットの概略を示す斜視図である。

【図５】本発明第２実施例のＳＺ合糸用ツイスターユニ
ットを示す一部切除した側面図である。

【図６】本発明第２実施例のＳＺ合糸用ツイスターユニ
ットの概略を示す斜視図である。

【図７】本発明第１実施例のＳＺ合糸用ツイスターユニ
ットを備えた延伸仮撚機の機台レイアウトを示す図であ
る。

【図８】従来の延伸仮撚機の機台レイアウトを示す図で
ある。

【図９】延伸仮撚機を示す側面図である。

【符号の説明】

１，１１ ＳＺ合糸用ツイスターユニット ２，２´ 固定側ユニット ３，３´，４，４´ 可動側ユニット ８，９ タンジェンシャルベルト １２，２１，２２ 固定側ツイスターベルト １３，１４，３１，４１ 可動側ツイスターベルト ２１ｓ，２２ｓ，３１ｓ，４１ｓ スターターローラ Ｙｓ Ｓ撚糸 Ｙｚ Ｚ撚糸

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 固定側のツイスターベルトと、該固定側
   ツイスターベルトに対して夫々走行方向を交差して接
   し、該接触部分で糸をニップする２本の可動側ツイスタ
   ーベルトとからなり、並走する２本の糸の一方にはＳ撚
   を、他方にはＺ撚を施すようにしたことを特徴とするＳ
   Ｚ合糸用ツイスターユニット。
2. 【請求項２】 糸走行方向の前後に同軸配置され、且
   つ、２重軸構造の駆動軸により互いに反対方向に走行す
   る２本の固定側ツイスターベルトと、該各固定側ツイス
   ターベルトに対して走行方向を交差して接する２本の可
   動側ツイスターベルトとからなる請求項１記載のＳＺ合
   糸用ツイスターユニット。
3. 【請求項３】 一本の固定側ツイスターベルトと、該固
   定側ツイスターベルトを挟んでその両側に配置され、該
   固定側ツイスターベルトに対して走行方向を交差して接
   する２本の可動側ツイスターベルトとからなる請求項１
   記載のＳＺ合糸用ツイスターユニット。
4. 【請求項４】 各可動側ツイスターベルト又は、該各可
   動側ツイスターベルトとそれに対応する固定側ツイスタ
   ーベルトを選択的に回転及び停止可能とした請求項２又
   は３記載のＳＺ合糸用ツイスターユニット。