JPH02200825A - ベルト式仮撚装置 - Google Patents

ベルト式仮撚装置

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JPH02200825A
JPH02200825A JP1339489A JP1339489A JPH02200825A JP H02200825 A JPH02200825 A JP H02200825A JP 1339489 A JP1339489 A JP 1339489A JP 1339489 A JP1339489 A JP 1339489A JP H02200825 A JPH02200825 A JP H02200825A
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JP
Japan
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belt
endless rotating
pulley
yarn
nip
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Pending
Application number
JP1339489A
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English (en)
Inventor
Osamu Hirao
修 平尾
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプーリによって駆動されるエンドレス回転ベ
ルトを二組交差させ、これらのエンドレス回転ベルトで
糸をニップして撚りを加えるベルト式仮撚装置に関する
(従来の技術〕 ベルト式仮撚装置は、第7図に示すように、二組のエン
ドレス回転ベルト(1)を糸(2)に対して交差するよ
うに配置し、これらのエンドレス回転ベルト(1)を逆
回転させるものである。そして、これらのエンドレス回
転ベルト(1)で糸(2)をニップすると、糸(2)は
スリップのない状態で撚られる。
このベルト式仮撚装置では、フリクション機と異なり二
組のエンドレス回転ベルト(1)間で糸(2)を完全に
ニップするので、スリップがほとんど無い、また、ピン
ツイスト機とも異なり二組のエンドレス回転ベルト(1
)間で糸(2)をニップするだけで撚りが入るので、撚
りの0N−OFF動作が容品にできるという優れた特性
を有している。
そこで、上述した優れた特性を利用して、通常の延伸仮
撚糸の製造にこのベルト式仮撚装置を用いるのにとどま
らず、二組のエンドレス回転ベルト(1)による糸(2
)に対するニップを比較的短時間の所定サイクルで0N
−OFFさせて、糸(2)にS撚り、無撚り、Z撚りを
交互に出現せしめて特殊加工系を製造するのに、この種
のベルト式仮撚装置を使用することが提案されている(
例えば、出願人の先順に係る特願昭63−233220
号公報参照)。
そこで、このエンドレス回転ベルト(1)の二ツブのO
N−OF F 機llを、第5図のエンドレス回転ベル
ト平面図と第6図のエンドレス回転ベルト側面図に基づ
いて説明する。なお、説明の便宜上、二組のエンドレス
回転ベルトの内、−組のエンドレス回転ベルトを図示し
て説明する。
エンドレス回転ベルト(1)の一対の支持プーリ(3)
(3’)は、アーム(4)に軸支されている0片方の支
持プーリ(3′)の駆動軸(5)はアーム(4)を貫通
して図示されない駆動源に連結される。この駆動軸(5
)の回転によって、支持プーリ(3′)を経てエンドレ
ス回転ベルト(1)は回転駆動される。なお、アーム(
4)の駆動軸(5)側は、ブラケット(6)に回動自在
に支持されている。そして、アーム(4)には、エンド
レス回転ベルト(1)にて糸(2)をニップさせるため
、空圧シリンダ(9)が取りつけられている。この空圧
シリンダ(9)を伸長させると、アーム(4)は糸側に
回動し、糸(2)をニップ(ON)する、逆に、この空
圧シリンダ(9)を短縮させると、アーム(4)は反糸
側に回動し、糸(2)をニップから解放(OFF)する
このように、空圧シリンダを用いて、糸に対してエンド
レス回転ベルトを接近又は離反させるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のベルト式仮撚装置におけるエンドレス回転ベルト
(1)のニップの0N−OFFafiにおいては、空圧
シリンダ(9)の伸長又は短縮によって糸に対してエン
ドレス回転ベルト(1)を接近又は離反させるものであ
るので、ニップの0N−OFFの応答感度が鈍い、した
がって、短時間のサイクルでニップを0N−OFFさせ
るためには、空圧シリンダ(9)を用いるものは適切で
はないという問題点があった。それでは、空圧シリンダ
(9)に代わり電磁石等を用いて、糸に対してエンドレ
ス回転ベルトを接近又は離反させるという考え方もある
。しかし、空圧シリンダ(9)又は電磁石のいずれを使
うにしても、支持プーリ(3)(3’ )を軸支するア
ーム(4)全体を回動させるものであるので、ニップの
0N−OFFに際してはベルト機構全体を移動させるこ
とになり、短時間のサイクルで糸に対してエンドレス回
転ベル1−(1)を接近又は離反させると慣性が大きく
なって負荷が大きくなりすぎるという問題点もあった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、短サ
イクルでのニップの0N−OFFができ且つ可動部分も
少な(したベルト式仮撚装置を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のベルト式仮撚装置
においては、プーリによって駆動されるエンドレス回転
ベルトを二組交差させ、これらのエンドレス回転ベルト
で糸をニップして撚りを加えると共に糸に対してエンド
レス回転ベルトを接近又は離反可能とするベルト式仮撚
装置において、少なくとも一組のエンドレス回転ベルト
のニップ面を規制するプーリを偏心プーリとして、エン
ドレス回転ベルトを糸に対して接近又は離反させるもの
である。
〔作用〕
ニップ面を規制する偏心プーリは、その回転により偏心
プーリの偏心度合い(回転中心からの径の変動)に応じ
てエンドレス回転ベルトの軌道位置を変更する。そして
、エンドレス回転ベルトは糸に対して接近又は離反する
。また、この偏心プーリは、ニップ面を規制する部位に
設けられているので、エンドレス回転ベルトの軌道位置
の接近又は離反は糸に対するニップの0N−OFFとな
る。また、この偏心プーリは二組のエンドレス回転ベル
トの何れか一方又は双方に具備されると、上述したニッ
プの0N−OFFの機能を果たす。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一実施例であるベルト式仮撚装置にお
けるエンドレス回転ベルトの平面図、第2図は偏心プー
リの形状を示す図である。
なお、従来の技術で説明した第5図乃至第7図と同様の
作用を有する部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。また、説明の便宜上、交差する二組のエンドレ
ス回転ベルトの内、−組のエンドレス回転ベルトを図示
して説明する。
第1図において、偏心プーリ(10)が第5図の支持プ
ーリ(3)の代わりに軸支され、更にテンションプーリ
(11)が付加されている。
偏心プーリ(10)は、真円に対して回転軸(12)が
偏心して取付けられたものである。第1図の実線で表示
された位置が、最も接近した位置であって、エンドレス
回転ベルト(1)で糸(2)がニップされているON状
態である。二点wi腺で表示された位置が、最も離反し
た位置であって、エンドレス回転ベル) (1)が糸(
2)から離れたOFF状態である。したがっで、この偏
心プーリ(10)が回転すると、エンドレス回転ベルト
(1)は糸(2)に対して接近又は離反して、ニップの
0N−OFF動作が繰り返されることとなる。なお、こ
の偏心プーリ(lO)は、回転軸(12)と駆動軸(5
)の内、回転軸(12)に設けられることが好ましい、
駆動軸(5)に設けると、駆動力の他偏心プーリ(10
)の遠心力が付加されて、軸受等への負荷が大きくそれ
につれて軸受部が大きくなる傾向があるからである。
テンションプーリ(11)は、偏心プーリ(lO)の回
転に伴うエンドレス回転ベルト(1)のゆるみ等を吸収
するために設けられている。そのため、支持プーリ(3
′)との軸間距離が変更可能となっている。その機構と
して、周知のスライド軸(13)とスプリング(14)
を用いるものがある。スプリング(14)は、エンドレ
ス回転ベルト(1)に所定の張力を付与すると同時に、
回転ベルト(1)のゆるみ等を吸収させることができる
。なお、スライド軸(13)とスプリング(14)を用
いるものに代わって空圧シリンダ等を用いるi構でもよ
い。
第2図は偏心プーリの他の形状を示す図である。
エンドレス回転ベルト(1)の接近又は離反は、糸(2
)に対して単に0N−OFFすればよいというものでは
ない、特に、特殊加工糸を製造する場合は、その0N−
OFFのタイミングが重要な要素となる。そこで、第1
図で説明したような単純な偏心プーリ(10)ではなく
、第2図(a)に示すように、真円の一部が三日月状に
欠けた偏心プーリ(I5)が用いられる。真円のθ1が
ニップONとする部分であり、三日月状に欠けたθ2が
ニップOFFとする部分である。このような形状にする
とニップの0N−OFFを明瞭に切り換えることができ
るし、ニップのON区間は均一となる。第2図(b)は
真円の両側を略平行に切り欠いた偏心ブ:す(16)を
用いた例である。
二のような偏心プーリ(16)では、それぞれ二区間の
真円αと切り欠きβを有することによって、一回転で2
回のニップの0N−OFFを行うことができる。なお、
このような偏心プーリ(10)(15)(16)は、簡
単に取り替えられる構造で軸支されていることが望まし
い、この観点からも、これらの偏心プーリは回転軸(1
2)に取付けられることが好ましい。
第3図は他のエンドレス回転ベルトの平面図であり、第
1図のものと異なる点は、独立した偏心プーリ(17)
が設けられている点である(支持プーリ(3)(3’)
の配置は第5図と同じ)。
この独立した偏心プーリ(17)は、エンドレス回転ベ
ルト(1)が糸(2)に接離する近傍に、設けられてい
る。そして、糸(2)を挾むようにして二組の偏心プー
リ(17)を配置することもできる。このように、エン
ドレス回転ベルト(1)の回転のためのプーリ(3)(
3’ >(11)と、糸のニップを0N−OFFさせる
プーリ(17)とを区分すると、撚り回数(エンドレス
回転ベルトの周速と交差角度に依存する)とニップの0
N−OFFのタイミング(偏心プーリの回転数に依存す
る)を分離して制御することが可能となる。すなわち、
上記プーリ(17)の駆動は、例えばプーリ(3′)の
駆動軸(5)に嵌着した適当なギヤとプーリ(17)の
軸に嵌着したギヤとの間に中間ギヤを介装して行うが、
これらのギヤのギヤ比を適宜に変更することにより行え
る。
第4図も他のエンドレス回転ベルトの平面図であり、第
1図のものと異なる点は、偏心プーリとテンションプー
リを兼用した偏心プーリ(18)とした点である。スラ
イド軸(13)とスプリング(14)は、支持プーリ(
3′)と偏心プーリ(18)間に設けられている。この
ような構造にすると、全体としての大きさを従来のもの
(第5図で示されるもの)と同程度のコンパクトなもの
にすることができる。
なお、第1図、第3図及び第4図で説明したエンドレス
回転ベルトはいずれも片側のみ図示している。これらの
組み合わせについて、一方のエンドレス回転ベルトを第
5図乃至第7図のものとし、他方を第1図、第3図及び
第4図で説明したいずれかとすることができる。この場
合、ニップ圧を調整する空圧シリンダ(9)には糸道を
越えて押し込まないようにストッパーを設ける必要があ
る。
また、両方のエンドレス回転ベルトを本発明のものとす
ることもできる。この場合のニップ圧は、偏心プーリの
押し込み力によるものでもよいし、別に空圧シリンダを
設けるものでもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので以下
に記載される効果を奏する。
少なくとも一組のエンドレス回転ベルトのニップ面を規
制するプーリを偏心プーリとして、エンドレス回転ベル
トを糸に対して接近又は離反さゼるので、ニップの0N
−OFFを短サイクルにすることができると共にニップ
の0N−OFFに伴う可動部分を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるベルト式仮撚装置にお
けるエンドレス回転ベルトの平面図、第第2図は偏心プ
ーリの形状を示す図、第3図及び第4図は他のエンドレ
ス回転ベルトの平面図、第5図は従来のベルト式仮撚装
置におけるエンドレス回転ベルトの平面図、第6図は第
5図のエンドレス回転ベルトの側面図、第7図はベルト
式仮撚装置の模式図である。 ■・・・エンドレス回転ベルト 2・・・糸 3.3′・・・支持プーリ 10.15,16.17.18・・・偏心プーリ11・
・・テンションプーリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プーリによって駆動されるエンドレス回転ベルト
    を二組交差させ、これらのエンドレス回転ベルトで糸を
    ニップして撚りを加えると共に糸に対してエンドレス回
    転ベルトを接近又は離反可能とするベルト式仮撚装置に
    おいて、 少なくとも一組のエンドレス回転ベルトの ニップ面を規制するプーリを偏心プーリとして、エンド
    レス回転ベルトを糸に対して接近又は離反させることを
    特徴とするベルト式仮撚装置。
JP1339489A 1989-01-23 1989-01-23 ベルト式仮撚装置 Pending JPH02200825A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1339489A JPH02200825A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 ベルト式仮撚装置

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JP1339489A JPH02200825A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 ベルト式仮撚装置

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JPH02200825A true JPH02200825A (ja) 1990-08-09

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ID=11831898

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JP1339489A Pending JPH02200825A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 ベルト式仮撚装置

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