JPH08274921A - ファクシミリocrデ−タ誤り表示方式およびファクシミリocr装置 - Google Patents

ファクシミリocrデ−タ誤り表示方式およびファクシミリocr装置

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JPH08274921A
JPH08274921A JP7100572A JP10057295A JPH08274921A JP H08274921 A JPH08274921 A JP H08274921A JP 7100572 A JP7100572 A JP 7100572A JP 10057295 A JP10057295 A JP 10057295A JP H08274921 A JPH08274921 A JP H08274921A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信側でノイズによる誤認識の可能性の有無
を検査することにより誤認識文字の修正作業を容易に成
し得る、ファクシミリOCRデータ修正方式およびその
検査処理等を行うファクシミリOCR装置の提供。 【構成】 復号化手段203はOCR制御手段206か
らイメージ制御情報を受取り、符号化データメモリ20
2のデータを復号化してイメージメモリ205に展開す
るが、符号化データに回線ノイズが含まれていると正常
動作ができなくなるので、イメージメモリ205のライ
ン番号を回線ノイズメモリ204に格納する。フィール
ド処理手段207は処理を行うフィールドのイメージメ
モリ205上の位置座標、フィールド内文字数、フィー
ルド番号等のフィールド情報を作成し、文字認識手段2
08、フィールドノイズ判定手段209、出力手段12
0に出力する。フィールドノイズ判定手段209はフィ
ールドの位置座標と回線ノイズメモリ204に格納され
ているノイズライン番号とから回線ノイズの存否を判定
して判定結果を文字認識結果と共に出力手段210を介
して外部に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置から送
信されたイメージデータを認識処理して得た認識結果
(データ)の修正を行うためのファクシミリOCRデー
タ誤り表示方式、およびファクシミリ装置から送信され
たデータを受信し認識処理等を行うファクシミリOCR
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送信側ファクシミリ装置から送られてき
た帳票データを受信し、文字認識するファクシミリOC
Rシステムがある。このようなファクシミリOCRシス
テムとしては、例えば、(1)送信側のファクシミリか
ら伝送されてきた帳票データをOCRで読取ってから文
字認識してデータ処理する方式や、(2)特開昭63−
207266号に開示された技術のように、送信側のフ
ァクシミリ装置から送られてきた帳票データを一旦ディ
スク装置等に格納してから格納データを読み出してOC
Rで文字認識を行う、ファクシミリ装置とOCR(光学
的文字認識)装置を備えたファクシミリシステムなどが
ある。
【0003】ファクシミリOCR装置により文字認識さ
れた結果はフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶さ
れ、例えば、会計帳票データなら会計処理用応用プログ
ラムでのデータとして用いられ、文書データなら文書処
理用プログラムでのデータとして用いられる。
【0004】このようなファクシミリOCRシステムで
は、文字認識処理を行う以上、現在の技術では程度の差
であれある確率で“誤認識”データが生ずるが、通常の
文字認識装置(ここではファクシミリOCRシステムに
おける文字認識装置以外をいう)と異なり、ファクシミ
リOCRシステムでは回線を介してデータを伝送し、受
信データに対して文字認識を行うため、回線条件、送受
信条件等データ送信上の諸条件が加味されるので認識率
が低下するという問題点がある。
【0005】このような認識率の低下に対しては、図1
3,14に示すように認識結果のみか、受信イメージと
認識結果をモニターの画面上で対比させ、オペレータが
目視によりチェックし誤認識された文字を発見した場合
に、キーボードから正しい文字を入力して認識結果を修
正する、といった方法がとられていた。
【0006】しかしながら、ファクシミリOCRシステ
ムで通常の文字認識装置より認識率が低下する最も大き
い原因は、送信側ファクシミリ装置で光学的に読取られ
イメージデータに変換されたデータの送受信が通信回線
網を介して行われるため、現在の技術ではノイズが不可
避的に生ずることであり、回線ノイズの含まれている文
字パターンの文字認識を行うと、読取り不能文字の発生
率または誤認識の惹起率が高くなることによる。
【0007】ファクシミリOCRシステムで読取り不能
文字の発生が生じた場合の処理(エラー処理)方法とし
ては、 特開昭61−236269号の「ファクシミリデー
タ誤り表示方式」のように、送信側ファクシミリ装置で
誤り認識用マークデータを挿入して送信し、受信側でオ
ペレータが誤り認識用マークデータの存否をイメージデ
ータ上でチェックすることにより、回線ノイズの存否を
知る方法や、 特開平1−320862号の「ファクシミリ装置」
のように、相手端末より受信した原稿が認識不可能な場
合、相手端末に受信異常信号を送出することにより再受
信を可能にするもの、 特開平2−94773号の「OCRファクシミリ装
置」のように、文字認識の認識度合いによって相手側フ
ァクシミリ装置に対する帳票の画信号の再送信を要求す
るもの、 特開平6−44402号の「ファクシミリ制御装
置」のように、ファクシミリ装置を利用して文字認識シ
ステムを構築する時に、文字認識結果を入力者に分かり
やすくするため認識OKキャラクタと不読イメージのデ
ータを合成し返送するもの、等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の方法では送信側のファクシミリ装置に「自動的に誤り
認識用マークデータを挿入する機構」を設ける必要があ
るので、例えば、会計事務所等の顧客が現に保有してい
るファクシミリ装置を送信側端末としてファクシミリO
CRシステムを顧客の特別の設備上の負担なしに簡単に
構築するには不向きであるという問題点があり、上記
〜の方法では、回線にノイズによる場合およびその他
記入方法を原因とする場合も含めて認識不能の場合に認
識結果(または/および受信イメージデータ)を送信側
に自動的に返送し、再送を促して(送信側での再入力に
よる)認識率の向上を行うものであり認識不能文字に対
しては有効であるが、回線ノイズの混入により他の文字
として認識された場合、すなわち、誤認識の場合には対
処できないという問題点があった。
【0009】本発明は上記従来の不都合および問題点を
解決するためになされたものであり、ファクシミリOC
Rシステムにおいて、受信側でノイズによる誤認識の可
能性の有無を検査することにより誤認識文字の修正作業
を容易に成し得る、ファクシミリOCRデータ誤り表示
方式およびその検査処理等を行うファクシミリOCR装
置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明のファクシミリOCRデータ誤り表示方
式は、ファクシミリOCR装置側において、ファクシミ
リ受信したイメージデータをフィールド毎に回線ノイズ
が含まれているか否かを検査し、ノイズが存在する場合
についてはその存在を示す情報を生成すると共に、イメ
ージデータについて文字認識を行い、少なくとも、フィ
ールド毎の認識結果及びノイズが存在する場合について
はその存在を示す情報を出力し、表示装置側において、
ファクシミリOCR装置から出力された認識結果等を記
憶装置に格納し、格納した認識結果等を所望の時期に読
み出し、回線ノイズが含まれていないフィールドについ
てはディスプレイ画面上に認識結果および/またはフィ
ールド毎のイメージデータを表示し、回線ノイズが含ま
れているフィールドについては、下記のいずれか1つの
方法により表示することを特徴とする。 (1) ノイズの存在を示す情報を認識結果と重畳させ
て表示する。 (2) 認識結果をノイズの存在を示す情報としての特
定パターンで置換して表示する。 (3) ノイズの存在を示す情報をフィールド毎のイメ
ージデータに重畳させて認識結果と対応表示する。
【0011】第2の発明のファクシミリOCR装置は、
通信回線網を介してイメージ制御情報及びファクシミリ
符号化されたイメージデータを受信する受信手段と、イ
メージ制御情報に基づいて受信したイメージを復号する
と共に、1ライン分のイメージデータにノイズが含まれ
ているとき、ライン番号をノイズメモリに格納すると共
に、復号したイメージデータをイメージメモリに格納す
る復号化手段と、フィールド情報を作成するフィールド
処理手段と、フィールド情報に基づくフィールドの位置
座標とノイズメモリ格納されているライン番号からその
フィールドに回線ノイズが含まれているか否かを判定す
るフィールドノイズ判定手段と、フィールド情報に基づ
くフィールドの位置座標や文字数からイメージメモリ上
の文字パターンを1文字毎に切出し、該文字パターンか
ら文字を認識する文字認識手段と、文字認識結果と、文
字認識結果とフィールドに回線ノイズが含まれている場
合にノイズの存在を示すフィールドノイズ情報とを出力
する出力手段と、を有することを特徴とする。
【0012】第3の発明は上記第2の発明のファクシミ
リOCR装置において、文字認識手段が、フィールド情
報に基づくフィールドの位置座標や文字数からイメージ
メモリ上の文字パターンを1文字毎に切出し、該文字パ
ターンから文字を認識すると共に、フィールドノイズ判
定手段からのフィールドノイズ情報を調べ、該フィール
ドにノイズが無かった場合には、フィールド情報に基づ
くフィールドの位置座標や文字数からイメージメモリ上
の文字パターンを1文字毎に切出し、文字パターンから
文字を認識してその認識結果を出力手段に出力し、該フ
ィールドにノイズがあった場合には、文字認識処理を行
わず認識結果を特定のパターンで置き換えて認識結果と
して出力し、出力手段が認識結果を出力する、ことを特
徴とする。
【0013】第4の発明は上記第2の発明のファクシミ
リOCR装置において、更に、フィールド情報に基づく
フィールドの位置座標からフィールド内のイメージデー
タを切出し、切出したフィールドがフィールドノイズ情
報から回線ノイズの含まれているものと判定される場合
には、当該フィールドのイメージデータに特定の加工を
施すフィールドイメージ作成手段を含み、出力手段が、
認識結果と当該認識結果に対応するイメージデータとを
出力することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成により、第1の発明のファクシミリO
CRデータ誤り表示方式は、ファクシミリOCR装置側
において、ファクシミリ受信したイメージデータをフィ
ールド毎に回線ノイズが含まれているか否かを検査し、
少なくとも、フィールド毎の認識結果及びノイズが存在
する場合についてはその存在を示す情報を出力する。表
示装置側では、ファクシミリOCR装置から出力された
認識結果等について、回線ノイズが含まれていないフィ
ールドについてはディスプレイ画面上に認識結果および
/またはフィールド毎のイメージデータを表示し、回線
ノイズが含まれているフィールドについては、下記のい
ずれか1つの方法により表示する。
【0015】(1) ノイズの存在を示す情報を認識結
果と重畳させて表示する。 (2) 認識結果をノイズの存在を示す情報としての特
定パターンで置換して表示する。 (3) ノイズの存在を示す情報をフィールド毎のイメ
ージデータに重畳させて認識結果と対応表示する。
【0016】第2の発明のファクシミリOCR装置は、
文字認識結果と、フィールドに回線ノイズが含まれてい
る場合にはそのことを示すフィールドノイズ情報と、を
外部装置に出力する。第3の発明のファクシミリOCR
装置は、フィールドにノイズがあった場合に文字認識処
理を行わず認識結果を特定のパターンで置き換えて認識
結果として出力し、出力手段が認識結果を外部装置に出
力する。第4の発明のファクシミリOCR装置は、フィ
ールドが回線ノイズを含んでいるものと判定された場合
には、当該フィールドのイメージデータに特定の加工を
施して、認識結果と当該認識結果に対応するイメージデ
ータとを出力する。
【0017】
【実施例】
<実施例1>図1はファクシミリOCRデータ修正方式
の一例であり、送信側ファクシミリ装置101,10
2,103で、認識対象である帳票原稿や文書原稿等を
光学的に読取り、そのイメージデータを通信回線網を介
してファクシミリOCR装置200に送出する。
【0018】ファクシミリOCR装置200は受信した
イメージデータに回線ノイズが含まれているか否かを検
査し、ノイズが存在する場合にはノイズの存在を示す情
報(フラグ、特定パターン若しくは行番号コード等)を
生成する。ファクシミリOCR装置200は、イメージ
データから指定された文字種の文字を認識し、少なくと
も、フィールド毎の認識結果,及びノイズの存否を示す
情報を出力する(図2参照)。なお、この場合、フィー
ルド毎のビットマップイメージ(イメージデータ)も併
せて出力するように構成してもよい。
【0019】また、ノイズが含まれているとき対応する
認識結果を特定の記号等に変換して出力するようファク
シミリOCR装置200を構成してもよいし(図7、8
参照)、ノイズが含まれているとき対応するフィールド
のビットマップイメージを加工し、認識結果と共に出力
するようファクシミリOCR装置200を構成してもよ
いし(図12参照;この場合はノイズの存在を示す情報
(特定パターン)がビットマップイメージに重畳されて
出力されることを意味する)。
【0020】ホストコンピュータ120はファクシミリ
OCR装置200から出力された認識結果等を図示しな
い記憶装置に格納する。格納された認識結果等は所望の
時期に読み出され、認識結果の修正作業が行われる。修
正作業時にはホストコンピュータ120はオペレータの
指示により認識結果等を読み出し、ディスプレイ121
の画面上に認識結果(および/またはビットマップイメ
ージ)を表示する。認識結果は、回線ノイズが含まれて
いないフィールドについてはディスプレイ画面上に認識
結果および/またはフィールド毎のイメージデータを表
示し、回線ノイズが含まれているフィールドについて
は、オペレータが誤認識文字を発見しやすいように下記
のいずれかにより表示する。
【0021】(1) ノイズの存在を示す情報を認識結
果と重畳させて表示する(図7参照)。 (2) 認識結果を特定パターンで置換して表示する
(図8参照)。 (3) ノイズの存在を示す情報をフィールド毎のイメ
ージデータ(ビットマップイメージ)に重畳させて認識
結果と対応表示する(図12参照)。
【0022】上記(1)の表示方法によれば、オペレー
タはディスプレイ121の画面上に表示された認識結果
等を見て誤認識文字を容易に発見することができる。オ
ペレータは誤認識文字あるいは読取り不能文字を見出し
た場合はキーボード122から正しい文字を入力する。
ホストコンピュータ120はキーボード122から入力
された文字と該当箇所の誤認識文字あるいは読取り不能
文字とを置換し、置換結果を表示する。
【0023】上記(2)の表示方法によれば、ディスプ
レイ画面上で回線ノイズを含んだイメージデータを基に
認識された認識文字は他のパターンで全部置き換えられ
て表示されるので、オペレータはそのフィールドの文字
のみを再入力すればよくチェックの労力が省略でき修正
が容易であり、見逃し等による未修正の誤認文字がなく
なる。
【0024】上記(3)の表示方法によれば、ディスプ
レイ画面上で回線ノイズを含んだイメージデータには特
定のパターンが重畳されて表示され、また、認識文字と
対応付けられて表示されるので、オペレータは特定のパ
ターンが重畳されたそのフィールドのみをチェックし再
入力すればよく、従来の単なる認識結果およびビットマ
ップイメージの対応表示と比べチェックの労力が省略で
き修正が容易となる。
【0025】<実施例2>図2はファクシミリOCR装
置200の一実施例の構成を示すブロック図である。図
2で、ファクシミリ通信手段201は通信回線網110
を介して送信側ファクシミリ装置とファクシミリ通信を
行い、主走査線画素数、副走査線密度、符号化文字の種
類等のイメージ制御情報と、符号化されたままのイメー
ジデータを受信し、イメージ制御情報はOCR制御化手
段206に、符号化イメージデータは符号化メモリ20
2に格納する。
【0026】復号化手段203はOCR制御手段206
からイメージ制御情報を受取り、その情報を基に符号化
データメモリ202のデータを復号化してイメージメモ
リ205に展開する。このとき、符号化データに回線ノ
イズが含まれていると復号化手段203は後述するよう
に([復号化手段の動作原理](図6)参照)正常動作
ができなくなるので、イメージメモリ205のライン番
号を回線ノイズメモリ204に格納する。
【0027】帳票(または文書)1枚分のイメージデー
タの復号化を終了した場合で、例えば、図3に示すよう
にイメージメモリ205上の400ライン目(副走査方
向)と1600ライン目に回線ノイズが発生していると
すると、回線ノイズメモリ204には図4に示すように
回線ノイズの発生したライン番号(400,1600)
が格納されている。なお、図3で、イメージメモリ20
5上の回線ノイズは黒く塗り潰して示してあるがこれは
説明上のものであり、回線ノイズの発生したラインのイ
メージデータの処理方法は任意の方法でよく、例えば、
前ラインを複写するような方法でもよい。
【0028】OCR制御手段206は復号化処理を終了
した旨の報告を受け取ると、全てのフィールドの処理が
終了するまで1フィールド毎にフィールド処理手段20
7を起動する。フィールド処理手段207は処理を行う
フィールドのイメージメモリ205上の位置座標、フィ
ールド内文字数、フィールド番号等のフィールド情報を
作成し、文字認識手段208、フィールドノイズ判定手
段209、出力手段120に出力する。
【0029】フィールドノイズ判定手段209はフィー
ルドのイメージメモリ205上の位置座標と回線ノイズ
メモリ204に格納されている、回線ノイズが発生した
イメージメモリ上のライン番号とから、そのフィールド
に回線ノイズが含まれているか否かを判定し、判定結果
を出力手段210に出力する。例えば、図5に示すフィ
ールドの処理を行うとすると、その位置座標は主走査方
向が120画素から640画素まで、副走査方向が38
5ラインから420ラインまでとすると、回線ノイズメ
モリ204に格納されている数値は副走査方向のライン
数を示すものであるため、その格納数値’400’は3
85以上425以下であるから、図5のフィールド内に
回線ノイズが含まれていることがわかる。このとき、フ
ィールドノイズ判定手段209は出力手段210にこの
フィールドが回線ノイズを含むフィールドであることを
示すフィールドノイズ情報を出力する。このフィールド
ノイズ判定手段209はファクシミリOCR装置200
内で位置ずれや方向等を修正するためイメージデータが
ローテーション(回転)された場合にも、イメージデー
タをローテーションすると同時に回線ノイズメモリ20
4に格納されているデータをローテション後の対応する
ラインに変換することにより、適用できる。
【0030】文字認識手段208はフィールドの位置座
標や文字数からイメージメモリ上の文字パターンを1文
字毎に切出し、文字パターンの形状を調べることにより
文字を認識し、その認識結果を出力手段210に出力す
る。
【0031】出力手段210は該フィールドのフィール
ド番号と、1フィールド分の認識結果と、当該フィール
ドが回線ノイズを含む場合にそのことを示すフィールド
ノイズ情報を外部装置(例えば、ホストコンピュータ)
に出力し、フィールド処理手段207に1フィールドの
結果が終了した旨の報告を行い、全てのフィールドの処
理が終了するまでこれらの処理を繰返す。なお、この場
合、当該フィールドが回線ノイズを含むことを示すフィ
ールドノイズ情報のみでなく、回線ノイズを含まない正
常なフィールドであることを示す情報もフィールドノイ
ズ情報として出力するようにしてもよい。
【0032】[復号化手段の動作原理]復号化手段20
3は送信側ファクシミリ装置でファクシミリ符号化され
たファクシミリ符号を復号する。ファクシミリ符号化方
式は国際的に標準化されており、その制定母体としてI
TU−TS(国際電機通信連合(旧CCITT(国際電
信電話諮問委員会))がある。ITU−TS SG8で
は一次元符号化方式(いわゆるMH方式)と2次元符号
化方式(いわゆるMR方式)がある。
【0033】以下、復号化手段203の動作原理につい
て述べ、説明上、図6(a)に示すようなMH方式の符
号8個からなる符号化方式でファクシミリ送信が行われ
るものとして説明するが、本発明の復号化手段203の
動作方式は上述したITU−TSのMH方式およびMR
方式による符号化方式に適用することができる。
【0034】図6(a)の符号化方式で、白ランレング
ス(ランレングス;画素の連続をいう)4画素、黒ラン
レングス2画素の連続するイメージデータをファクシミ
リ送信する場合について考えると、最初に送信側ファク
シミリ装置の符号化手段(図示せず)で白ランレングス
4画素はそれに対応する符号語の「00001」に符号
化される。次に、黒ランレングス2画素が対応する符号
語の「110」に符号化される。1枚分の帳票若しくは
文書に相当するイメージのデータは同様にライン毎に符
号化を繰返され、イメージデータ1ラインの符号は、例
えば、図3(b)に示す符号化コードAとなる。
【0035】この符号化コードAは送信側のファクシミ
リ通信制御手段によって通信回線上に送出され受信側の
ファクシミリ通信制御手段で受信されるが、受信した符
号化コードBが通信回線上でなんらかの回線ノイズによ
り図6(c)に示すように符号化コードAの14ビット
目の「1」が「0」に変ってしまったとすると、受信側
の復号化手段203は受信した符号化コードBの最初の
5ビットが符号語の「00001」に一致するのでイメ
ージデータの最初の5ビットを白ランレングス4画素に
復号化し、次に続く3ビットについても符号語の「11
0」に一致するのでイメージデータを黒ランレングス2
画素に復号化するというように順次復号化を行ってい
く。
【0036】しかし、2番目に表われるはずの黒ランレ
ングス2画素の部分で「110」であるはずの符号化コ
ードBが回線ノイズにより「100」に変ってしまった
ため、図6(a)の符号化方式では3ビットの「10
0」に対応する符号語がないため、復号化手段203は
2ビット「10」に対応する符号語を調べ黒ランレング
ス1画素と解釈して復号化してしまう。
【0037】この時点で復号化手段203は回線ノイズ
があったことを検出するわけではないが、それに続く符
号化コードBは符号長の最長ビットである5ビット(図
6(a))としても「00000」であり、図6(a)
の表に示す符号とは一致するものがないので、復号化が
不可能となり、復号化手段203は回線ノイズの存在を
検出することができる。回線ノイズの存在を検出したと
き復号化手段203は前述したように回線ノイズの存在
するライン番号を回線ノイズメモリ204に格納する。
【0038】なお、本実施例の出力は、実施例1で述べ
たように、ホストコンピュータ120(若しくは、デー
タ入力専用機)の図示しない記憶装置に格納れ、格納さ
れた認識結果等は所望の時期に読み出され、ディスプレ
イ画面上に表示されオペレータにより認識結果の修正作
業が行われる。この場合、前述したように、ノイズの存
在を示す情報を認識結果と重畳させて表示する方法、若
しくは、認識結果を特定パターンに置換表示する方法で
ディスプレイ画面に表示することが望ましい。
【0039】図7は、ノイズの存在を示す情報を基に特
定パターンを認識結果と重畳させて表示する方法により
画面表示された認識データの例であり、画面上で回線ノ
イズを含んだイメージデータを基に認識された認識文字
列(フィールドデータ)上には網目が重畳されて表示さ
れるので、オペレータはそのフィールドのみをチェック
すればよく、誤認識の発見が容易である。ホストコンピ
ュータはそのフィールドが回線ノイズを含んだイメージ
データを基に認識された認識文字列か否かをフィールド
ノイズ情報によって判別し、回線ノイズを含んだもので
ある場合には、そのフィールドが回線ノイズを含んだイ
メージデータを基に認識された認識文字列であることを
示す特定のパターン(網目等)を重畳させて表示する
か、或いはフィールドの前/後に特定のサインを表示す
る等、ノイズの存在を示す情報を認識結果と対応表示す
ることにより、オペレータに回線ノイズの存在と誤認識
の可能性を示唆する。
【0040】図8は、認識結果を特定パターンに置換表
示する方法により画面表示された認識データの例であ
り、画面上で回線ノイズを含んだイメージデータを基に
認識された認識文字(フィールドデータ)のフィールド
は他のパターン(図8では’?’で全部置き換えられて
表示されるので、オペレータはそのフィールドのみを再
入力すればよくチェックの労力が省略でき修正が容易で
あり、見逃し等による未修正の誤認文字がなくなる。ホ
ストコンピュータはファクシミリOCR200から出力
される認識結果等を記憶装置に格納する際に、認識文字
フィールドが回線ノイズを含んだイメージデータを基に
認識された認識文字列か否かをフィールドノイズ情報に
よって判別し、回線ノイズを含んだものである場合には
そのフィールドの文字認識結果を強制的にリジェクトし
て、特定のパターン(例えば、’?’)で全部置き換え
て格納し、認識文字の修正時にはそのままフォーマット
にしたがって画面表示する。なお、後者の場合、ホスト
コンピュータはファクシミリOCR200から出力され
る認識結果等をそのまま記憶装置に格納し、修正時の表
示の際に、認識文字フィールドが回線ノイズを含んだイ
メージデータを基に認識された認識文字列か否かをフィ
ールドノイズ情報によって判別し、回線ノイズを含んだ
ものである場合にはそのフィールドの文字認識結果を特
定のパターン(例えば、’?’)で全部置き換えて表示
するようにしてもよい。
【0041】<実施例3>図9はファクシミリOCR装
置200の他の実施例の構成を示すブロック図である。
図9で、ファクシミリOCR装置200’のファクシミ
リ通信制御手段201〜フィールド制御手段207の構
成,接続,及び動作は図2のファクシミリOCR装置2
00の場合と同様であり、説明を省略する。
【0042】図9で、フィールドノイズ判定手段20
9’は図2のフィールドノイズ判定手段209と同様、
フィールドのイメージメモリ205上の位置座標と回線
ノイズメモリ204に格納されている、回線ノイズが発
生したイメージメモリ上のライン番号とから、そのフィ
ールドに回線ノイズが含まれているか否かを判定する
が、判定結果は文字認識手段208’に出力する。ま
た、フィールドノイズ判定手段209’はファクシミリ
OCR装置200’内で位置ずれや方向等を修正するた
めイメージデータがローテーション(回転)された場合
にも適用できる点もフィールドノイズ判定手段209と
同様である。
【0043】文字認識手段208’はフィールドノイズ
判定手段209’からのフィールドノイズ情報を調べ、
該フィールドにノイズが無かった場合には、フィールド
の位置座標や文字数からイメージメモリ上の文字パター
ンを1文字毎に切出し、文字パターンの形状を調べるこ
とにより文字を認識し、その認識結果を出力手段21
0’に出力するが、該フィールドにノイズがあった場合
には、文字認識処理を行わず認識結果を強制的にリジェ
クトして特定のパターン(例えば、’?’)で置き換え
て、出力手段210’に出力する。
【0044】出力手段210’は該フィールドのフィー
ルド番号と、1フィールド分の認識結果を外部装置(例
えば、ホストコンピュータ)に出力し、フィールド処理
手段207に1フィールドの結果が終了した旨の報告を
おこない、全てのフィールドの処理が終了するまでこれ
らの処理を繰返す。
【0045】また、ホストコンピュータはファクシミリ
OCR200’から出力される認識結果等を記憶装置に
格納し、認識文字の修正時にはそのままフォーマットに
したがって画面表示する(図8参照)。この場合、画面
上では回線ノイズを含んだイメージデータを基に認識さ
れた認識文字(フィールドデータ)は他のパターン(図
8では’?’)で全部置き換えられて表示されるので、
オペレータはそのフィールドのみを再入力すればよくチ
ェックの労力が省略でき修正が容易であり、見逃し等に
よる未修正の誤認文字がなくなる。
【0046】<実施例4>図10はファクシミリOCR
装置200の第3の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図10で、ファクシミリOCR装置200”のファ
クシミリ通信制御手段201〜イメージメモリ205及
び文字認識手段208の構成,接続,及び動作は図2の
ファクシミリOCR装置200の場合と同様であり、説
明を省略する。
【0047】図10で、フィールド処理手段207”は
処理を行うフィールドのイメージメモリ205上の位置
座標、フィールド内文字数、フィールド番号等のフィー
ルド情報を作成し、文字認識手段208、フィールドノ
イズ判定手段209”、フィールドイメージ作成手段2
11、および出力手段210”に出力する。
【0048】フィールドノイズ判定手段209”は図2
のフィールドノイズ判定手段209と同様、フィールド
のイメージメモリ205上の位置座標と回線ノイズメモ
リ204に格納されている、回線ノイズが発生したイメ
ージメモリ上のライン番号とから、そのフィールドに回
線ノイズが含まれているか否かを判定するが、判定結果
はフィールドイメージ作成手段211に出力する。ま
た、フィールドノイズ判定手段209”はファクシミリ
OCR装置200”内で位置ずれや方向等を修正するた
めイメージデータがローテーション(回転)された場合
にも適用できる点もフィールドノイズ判定手段209と
同様である。
【0049】フィールドイメージ作成手段211はフィ
ールドの位置座標からフィールド内のビットマップイメ
ージを切出すが、そのフィールドがフィールドノイズ判
定手段209”によって回線ノイズの含まれているフィ
ールドと判定された場合には、例えば、図11に示すよ
うにビトマップイメージの回線ノイズ発生ラインを軸と
する横線を重畳させるような加工を施し、出力手段21
0”に出力する。フィールドに回線ノイズが含まれてい
ない場合には加工を施すことなく出力手段210”に出
力する。
【0050】出力手段210”は該フィールドのフィー
ルド番号と、1フィールド分の認識結果と、ビットマッ
プイメージを外部装置(例えば、ホストコンピュータ)
に出力し、フィールド処理手段207”に1フィールド
の結果が終了した旨の報告をおこない、全てのフィール
ドの処理が終了するまでこれらの処理を繰返す。また、
ホストコンピュータはファクシミリOCR装置200”
から出力される認識結果およびビットマップイメージを
記憶装置に格納し、認識文字の修正時にはそのままフォ
ーマットにしたがって画面上に認識結果およびビットマ
ップイメージを対応表示する(図12参照)。
【0051】図12の場合は、ノイズの存在を示す情報
をフィールド毎のイメージデータに重畳させて認識結果
と対応表示する例であり、画面上で回線ノイズを含んだ
イメージデータには特定のパターンが重畳されて表示さ
れ、また、認識文字と対応付けられて表示されるので、
オペレータは特定のパターンが重畳されたそのフィール
ドのみをチェックし再入力すればよく、図14に示す従
来の単なる認識結果およびビットマップイメージの対応
表示と比べチェックの労力が省略でき修正が容易とな
る。
【0052】なお、本実施例ではファクシミリOCR側
でビットマップイメージを加工しているが、図2のOC
R装置200で認識結果とフィールドが回線ノイズを含
むことを示すフィールドノイズ情報に加え、ビットマッ
プイメージを出力するよう構成し、ホストコンピュータ
側で回線ノイズを含んだイメージデータに特定のパター
ンを重畳させるようにして認識結果とそのビットマップ
イメージを対応表示するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明のファ
クシミリOCRデータ誤り表示方式は、ファクシミリO
CR装置側において、少なくとも、フィールド毎の認識
結果及びノイズが存在する場合についてはその存在を示
す情報を出力し、表示装置側では、ファクシミリOCR
装置から出力された認識結果等について、回線ノイズが
含まれていないフィールドについてはディスプレイ画面
上に認識結果および/またはフィールド毎のイメージデ
ータを表示し、回線ノイズが含まれているフィールドに
ついては、(1)ノイズの存在を示す情報を認識結果と
重畳させて表示する方法、(2)認識結果をノイズの存
在を示す情報としての特定パターンで置換して表示する
方法、(3)ノイズの存在を示す情報をフィールド毎の
イメージデータに重畳させて認識と対応表示する方法
で、表示できる。
【0054】なお、(1)の方法表示では、オペレータ
はデータの修正作業時にディスプレイ画面上で回線ノイ
ズが含まれているフィールドを容易に見出すことができ
る。
【0055】また、(2)の表示方法では、ディスプレ
イ画面上で回線ノイズを含んだイメージデータを基に認
識された認識文字は他のパターン(例えば、’?’)で
全部置き換えられて表示されるので、オペレータはその
フィールドのみを再入力すればよくチェックの労力が省
略でき修正が容易であり、見逃し等による未修正の誤認
文字がなくなる。
【0056】更に、(3)の表示方法ではディスプレイ
画面上で回線ノイズを含んだイメージデータには特定の
パターンが重畳されて表示され、また、認識文字と対応
付けられて表示されるので、オペレータは特定のパター
ンが重畳されたそのフィールドのみをチェックし再入力
すればよく、従来の単なる認識結果およびビットマップ
イメージの対応表示と比べチェックの労力が省略でき修
正が容易となる。
【0057】第2の発明のファクシミリOCR装置は、
文字認識結果と、フィールドに回線ノイズが含まれてい
る場合にはそのことを示すフィールドノイズ情報と、を
外部装置に出力するので、表示装置側では、ファクシミ
リOCR装置の出力を格納しておき、所望の時期に読み
出して、ノイズの存在を示す情報に基づいて、(1)ノ
イズの存在を示す情報を認識結果と重畳させて表示する
方法、(2)認識結果をノイズの存在を示す情報として
の特定パターンに置換表示する方法、(3)ノイズの存
在を示す情報をフィールド毎のイメージデータに重畳さ
せて認識と対応表示する方法、のずれか1つの方法によ
り表示できる。
【0058】第3の発明のファクシミリOCR装置は、
フィールドにノイズがあった場合に文字認識処理を行わ
ず認識結果を特定のパターンで置き換えて認識結果とし
て出力し、出力手段が認識結果を外部装置に出力するの
で、表示装置側では、ファクシミリOCR装置の出力を
格納しておき、所望の時期に読み出して表示装置に表示
できる。これにより、ディスプレイ画面上で回線ノイズ
を含んだイメージデータを基に認識された認識文字は他
のパターンで全部置き換えられて表示されるので、オペ
レータはそのフィールドのみを再入力すればよくチェッ
クの労力が省略でき修正が容易であり、見逃し等による
未修正の誤認文字がなくなる。
【0059】第4の発明のファクシミリOCR装置は、
フィールドが回線ノイズを含んでいるものと判定された
場合には、当該フィールドのイメージデータに特定の加
工を施して、認識結果と当該認識結果に対応するイメー
ジデータとを出力する。表示装置側では、ファクシミリ
OCR装置の出力を格納しておき、所望の時期に読み出
して表示装置に表示できる。これにより、ディスプレイ
画面上で回線ノイズを含んだイメージデータには特定の
パターンが重畳されて表示され、また、認識文字と対応
付けられて表示されるので、オペレータは特定のパター
ンが重畳されたそのフィールドのみをチェックし再入力
すればよく、従来の単なる認識結果およびビットマップ
イメージの対応表示と比べチェックの労力が省略でき修
正が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリOCRデータ修正方式の一例であ
る。
【図2】本発明のファクシミリOCR装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図3】イメージメモリに格納されたイメージデータの
例である。
【図4】回線ノイズメモリに格納されたノイズ発生ライ
ン番号の例である。
【図5】フィールドとノイズ発生ラインの関係を示す説
明図である。
【図6】符号化及び復号化の原理と回線ノイズの発生と
復号化手段の動作の説明図である。
【図7】本発明のファクシミリOCRデータ誤り表示方
式により、ノイズの存在を示す情報を認識結果に重畳さ
せて表示した修正画面の例である。
【図8】本発明のファクシミリOCRデータ誤り表示方
式により、ノイズのあるフィールドを特定パターンに置
き換えて表示した修正画面の例である。
【図9】本発明のファクシミリOCR装置の他の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明のファクシミリOCR装置の第3の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図11】回線ノイズのあるビットマップイメージに加
える加工例の説明図である。
【図12】本発明のファクシミリOCRデータ誤り表示
方式により、認識結果と特定パターンを重畳させたビッ
トマップイメージを対応表示させて表示した修正画面の
例である。
【図13】従来の修正画面の例である。
【図14】対応表示の場合の従来の修正画面の例であ
る。
【符号の説明】
100,101,102 送信側ファクシミリ装置 120 ホストコンピュータ 200,200’,200” ファクシミリOCR装置 202 符号化データメモリ 203 復号化手段 204 回線ノイズメモリ 205 イメージメモリ 206 OCR制御手段 207,207” フィールド処理手段 208,208’ 文字認識手段 209,209’,209” フィールドノイズ判定手
段 210,210’,210” 出力手段 211 フィールドイメージ作成手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリOCR装置側において、フ
    ァクシミリ受信したイメージデータをフィールド毎に回
    線ノイズが含まれているか否かを検査し、ノイズが存在
    する場合についてはその存在を示す情報を生成すると共
    に、イメージデータについて文字認識を行い、少なくと
    も、フィールド毎の認識結果及びノイズが存在する場合
    にはその存在を示す情報を出力し、 表示装置側において、ファクシミリOCR装置から出力
    された認識結果等を記憶装置に格納し、格納した認識結
    果等を所望の時期に読み出し、回線ノイズが含まれてい
    ないフィールドについてはディスプレイ画面上に認識結
    果および/またはフィールド毎のイメージデータを表示
    し、回線ノイズが含まれているフィールドについては、
    下記のいずれか1つの方法により表示することを特徴と
    するファクシミリOCRデータ誤り表示方式。 (1) ノイズの存在を示す情報を認識結果と重畳させ
    て表示する。 (2) 認識結果をノイズの存在を示す情報としての特
    定パターンで置換して表示する。 (3) ノイズの存在を示す情報をフィールド毎のイメ
    ージデータに重畳させて認識結果と対応表示する。
  2. 【請求項2】 通信回線網を介してイメージ制御情報及
    びファクシミリ符号化されたイメージデータを受信する
    受信手段と、 イメージ制御情報に基づいて受信したイメージを復号す
    ると共に、1ライン分のイメージデータにノイズが含ま
    れているとき、ライン番号をノイズメモリに格納すると
    共に、復号したイメージデータをイメージメモリに格納
    する復号化手段と、 フィールド情報を作成するフィールド処理手段と、 フィールド情報に基づくフィールドの位置座標とノイズ
    メモリに格納されているライン番号からそのフィールド
    に回線ノイズが含まれているか否かを判定するフィール
    ドノイズ判定手段と、 フィールド情報に基づくフィールドの位置座標や文字数
    からイメージメモリ上の文字パターンを1文字毎に切出
    し、該文字パターンから文字を認識する文字認識手段
    と、 文字認識結果とフィールドに回線ノイズが含まれている
    場合にノイズの存在を示すフィールドノイズ情報とを出
    力する出力手段と、を有することを特徴とするファクシ
    ミリOCR装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のファクシミリOCR装置
    において、 文字認識手段が、フィールド情報に基づくフィールドの
    位置座標や文字数からイメージメモリ上の文字パターン
    を1文字毎に切出し、該文字パターンから文字を認識す
    ると共に、 フィールドノイズ判定手段からのフィールドノイズ情報
    を調べ、該フィールドにノイズが無かった場合には、フ
    ィールド情報に基づくフィールドの位置座標や文字数か
    らイメージメモリ上の文字パターンを1文字毎に切出
    し、文字パターンから文字を認識してその認識結果を出
    力手段に出力し、該フィールドにノイズがあった場合に
    は、文字認識処理を行わず認識結果を特定のパターンで
    置き換えて認識結果として出力し、 出力手段が認識結果を出力する、ことを特徴とするファ
    クシミリOCR装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のファクシミリOCR装置
    において、更にフィールド情報に基づくフィールドの位
    置座標からフィールド内のイメージデータを切出し、切
    出したフィールドがフィールドノイズ情報から回線ノイ
    ズの含まれているものと判定される場合には、当該フィ
    ールドのイメージデータに特定の加工を施すフィールド
    イメージ作成手段を含み、 出力手段が、認識結果と当該認識結果に対応するイメー
    ジデータとを出力する、ことを特徴とするファクシミリ
    OCR装置。
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CN110334640A (zh) * 2019-06-28 2019-10-15 苏宁云计算有限公司 一种票据审核方法及系统

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CN110334707A (zh) * 2019-06-28 2019-10-15 苏宁云计算有限公司 一种模型修正方法及修正系统
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