JPH08274605A - 電気装置再起動回路 - Google Patents
電気装置再起動回路Info
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- JPH08274605A JPH08274605A JP7333591A JP33359195A JPH08274605A JP H08274605 A JPH08274605 A JP H08274605A JP 7333591 A JP7333591 A JP 7333591A JP 33359195 A JP33359195 A JP 33359195A JP H08274605 A JPH08274605 A JP H08274605A
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03K17/22—Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
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Abstract
間において再起動させた原因を決定することを可能とす
る。 【解決手段】 電子装置(20)用の再起動回路が、第
一スイッチ(24)、第二スイッチ(34)、第一及び
第二スイッチのうちの少なくとも一方が閉成位置にある
場合に電子装置の再起動動作を開始させるための活性化
装置(26)、再起動動作後の任意の時間に電子装置に
よって読取ることが可能であり再起動動作の開始期間中
に第一スイッチ及び第二スイッチの位置をデジタル形態
で格納する格納装置(50)を有している。
Description
に関するものであって、更に詳細には、電子装置用の再
起動回路及び方法に関するものである。
動型の装置、例えばポータブルコンピュータ、ポータブ
ル機器、カメラ、カルキュレータ、時計、ラジオ等はエ
ネルギを節約することが必要である。これらの電気的に
駆動される装置の多くは、ある期間の間使用されない場
合にはスリープモードに入ることによってエネルギを節
約する。このことは、電子装置内に格納されているプロ
グラムによって行なうことが可能である。電子装置は、
更に、電源への接続を取除くことによってシャットオフ
即ち遮断状態とすることが可能であり、それによって電
力が節約される。電子装置が今のところ活性状態即ち起
動されている状態にない場合にそれを再起動させること
の可能な多数の方法が存在している。例えば、電子装置
は論理レベル入力における変化によって再起動させるこ
とが可能である。一方、スイッチを押下げるか又はスイ
ッチの位置における変化等のその他の原因によって再起
動させることが可能である。電子装置を活性化即ち起動
させた状態にすることの可能な別の方法は、装置の電源
に直列しているスイッチを閉成させることによるもので
ある。各場合において、論理レベル入力を受取った後又
は電力が再度印加された場合に電子装置の再起動期間中
にスイッチの位置を知ることが有用である。図1は電子
装置20をシャットダウン即ち遮断させ且つ再起動させ
る従来の回路を示している。この回路はバッテリ22に
よって電力が供給され且つ直列的に接続されている第一
スイッチ24とレギュレータ26とを有している。図示
していない公知の回路を使用する第一スイッチ24は、
イネーブルライン27によって閉成される場合にレギュ
レータ26をターンオンさせる。このスイッチ24は、
更に、第一抵抗30及び第一コンデンサ32へ接続して
いる。この回路は第二スイッチ34を有しており、それ
は第二抵抗36及び第二コンデンサ38へ接続してい
る。
つの信号を使用することが可能である。第一信号SIG
1が電子装置20の端子44へ印加される。第二信号S
IG2は、第二スイッチ34が閉成される場合に状態を
変化させ且つ電子装置20の端子46へ印加される。第
三信号SIG3は、第一スイッチ24が閉成される場合
に状態を変化させ且つ電子装置20の端子48へ印加さ
れる。
閉成か又はレギュレータのオン/オフ制御ライン27の
いずれかによってレギュレータがターンオンされる場合
に状態を変化させる。レギュレータ26からの電圧Vcc
は、第三抵抗40及び第三コンデンサ42と共にRC時
定数を発生させ、それは電子装置20を再起動させる論
理レベル入力として作用する。第一抵抗30及び第一コ
ンデンサ32の時定数は信号SIG3を形成し、それは
第一スイッチ24の閉成状態に関し端子48を介して電
子装置20によってアクセス可能な情報を維持するため
に使用される。更に、第二抵抗36及び第二コンデンサ
38の時定数は信号SIG2を形成し、それは、第二ス
イッチ34の閉成状態に関し端子46を介して電子装置
20によってアクセス可能な情報を維持するために使用
される。
子装置20が再起動アルゴリズムを実行するのに必要と
する期間の間夫々のスイッチの状態に関する情報を維持
するために第一コンデンサ32及び第二コンデンサ38
が充分に大きな容量を有するものでなければならないと
いう点である。何故ならば、電子装置20は、それが機
能状態となった後においてのみ端子46及び48におけ
る入力を読むことが可能であるに過ぎないからである。
従って、エネルギを節約することが必要であり且つ小型
で軽量であることが必要なバッテリ駆動型の装置は、適
切なる再起動を行なうために大型のコンデンサを必要と
する場合がある。更に、電子装置20は再起動動作期間
中にスイッチの状態に関する情報をいつ得ることが可能
であるかに関して例えばRC回路等の外部回路の制限に
依存する。再起動動作の開始時においてスイッチの状態
を格納することは著しく重要な場合がある。何故なら
ば、スイッチは電子装置が完全に再起動するのに必要と
する時間よりも短い閉成期間を有することが多いからで
ある。従って、全体的に駆動された装置の電子装置20
は、それがいつ重要な情報にアクセスすることが可能で
あるかに関し外部回路によって制限される。
き従来技術の欠点を解消し、再起動された電子装置が再
起動後の任意の時間においてその活性化源を決定するこ
とを可能とすることを目的とする。本発明の別の目的と
するところは、著しく大きなコンデンサを使用すること
の必要性なしに再起動状態を格納することである。
電子装置用の再起動回路が提供される。本再起動回路
は、開放位置と閉成位置とを有する第一スイッチ及び開
放位置と閉成位置とを有する第二スイッチを包含してい
る。本回路は、更に、第一スイッチか又は第二スイッチ
のいずれかが閉成された場合に電子装置を再起動するた
めに必要な構成要素を包含している。本再起動回路は、
更に、電圧を発生し且つ再起動信号を供給するためのレ
ギュレータを包含することが可能である。該レギュレー
タは、第一スイッチ及び第二スイッチの少なくとも一方
が閉成位置とされた場合に、再起動信号を発生し且つ電
圧の発生を開始する。本発明は、更に、再起動動作後の
任意の時間に電子装置によって読取ることの可能なデジ
タル格納回路を包含している。該デジタル格納回路は、
再起動動作期間中に、第一スイッチ及び第二スイッチの
夫々の位置を表わすデジタル値を格納する。この情報は
その使用可能性に関する外部的拘束条件とは独立的に格
納され且つ保持され、電子装置によって任意の時間にア
クセスすることが可能である。従って、格納装置は非常
に迅速にデータを受取り且つ格納することが可能であ
り、後の時点においてそれが検知されるまでデータを保
持し、次いでデータをクリアさせることが可能である。
迅速な格納特徴は有益的な場合があり、特に第一スイッ
チ又は第二スイッチのいずれかが短い期間の間閉成され
るに過ぎないものである場合に特に有効である。
た回路図である。図1に示した従来の回路におけるもの
と同一の機能を有する同一の構成要素の多くのものが使
用されている。例えば、本回路は、第一及び第二スイッ
チ24及び34、第一及び第二抵抗30及び36、コン
デンサ32及び38を有している。レギュレータ26は
端子44,46,48を具備する電子装置20へ電力を
供給する。この電子装置20は、一群の回路を含む許容
可能な電子回路、アプリケーション論理又はマイクロプ
ロセサとすることが可能である。所望により小型のコン
デンサ32及び38を使用することが可能であるが、こ
のようなコンデンサ32及び38は本発明の幾つかの実
施例においては設けることは必要ではない。
OS論理回路等のデジタル格納回路50を有している。
好適実施例においては、回路50は基本的に電力を消費
することのない低電力CMOS回路である。更に、回路
50は、好適には、電子装置20に対して外部的なもの
であり、常に例えばバッテリ22へ接続されているライ
ン等の電源ラインへ接続されている。論理回路50は、
レギュレータがオフである場合に電力を受取る。何故な
らば、それは電源ラインへ直接的に接続されているから
である。このことは、例え電子装置20がスリープモー
ドにあるか又はレギュレータがオフである場合であって
も、回路50が電力を受取ることを可能としている。回
路50は低電力スタティックCMOS回路であるので、
バッテリ22に関する電力の消費は公称的にゼロであっ
て、それは例え閉成されているスイッチ24へ接続され
ている場合であってもそうである。勿論、スイッチ24
が開放状態であると、回路のいずれもが電力を受取るこ
とはない。何故ならば、スイッチ24は電源接続用のマ
スタスイッチだからである。
に、スイッチ24及び34の状態を表わす値を格納す
る。このことは、回路の設計に従って、選択された論理
レベルにおいて保持される信号がデジタルコードの形態
とすることが可能である。デジタルコードとして状態を
格納することは、電子装置が再起動するのにかかる時間
とは無関係に且つ期間が制限された任意の外部信号とは
独立的に、任意の時間においてこの情報へアクセスする
ことを可能とする。更に、それは時間と共に変化したり
減衰したりすることのないデジタル値を格納する。その
値はメモリがクリアされるか又は格納回路が積極的にリ
セットされるまで変化することはない。格納回路50と
してCMOS論理回路を使用する場合には、それはスタ
ティック条件で動作し、従って電力消費は無視可能なも
のである。
0は、第一コンデンサ32及び第一インピーダンス装置
31へ結合されている第一CMOSインバータ52を有
しており、それは更にダイオード54を介して第一スイ
ッチ24へ結合されている。インバータ52の出力端は
第一RSフリップフロップ56のセット端子S1 へ結合
されている。第一フリップフロップ56の出力端子Q1
は電子装置20の端子48へ結合されると共にORゲー
ト58の第一入力端子in1 へ結合されている。第一フ
リップフロップ56は、更に、リセット端子R1 を有し
ており、それは電子装置20の端子60へ接続されてい
る。第二インバータ62は第二インピーダンス装置3
7、第二コンデンサ38、第二スイッチ34へ結合され
ている。インバータ62の出力端は第二RFフリップフ
ロップ64のセット端子S2 へ結合されている。第二フ
リップフロップ64の出力端子Q2 は電子装置20の端
子46へ結合されると共にORゲート58の第二入力端
子in2 へ結合されている。第二フリップフロップ64
のリセット端子R2 は電子装置20の端子60へ結合さ
れている。ORゲート58の出力端子out1 は第三フ
リップフロップ66のセット端子S3 へ結合されてい
る。第三フリップフロップ66の出力端子Q3 はレギュ
レータ26へ結合されており、レギュレータ26は電子
装置20へ結合されている。本実施例はデジタル格納装
置として2個のRSフリップフロップを有しているが、
データを捕獲するために例えばレジスタ、カウンタ、バ
ッファ等の多くのその他の形態の格納装置を使用するこ
とが可能である。好適には、これらのものは動作が迅速
であり、低電力又はゼロ電力格納装置とする。これらの
多くは抵抗又はコンデンサを必要とすることなしにスイ
ッチヘ直接的に結合させることが可能である。
ップフロップ56,64,66及びANDゲート58と
共に、本回路の動作期間中に適宜の電源へ結合される
が、それは従来公知のものであるので図示していない。
スイッチ24が開放状態となり、従ってバッテリから回
路全体に対して何等電力が供給されない場合には、幾つ
かの実施例に対してバッテリが唯一の電力供給源であ
る。従って、スイッチ24を閉成状態とさせると、瞬間
的に電力が回路52,56,58,62,66へ供給さ
れ、それらを所望の状態で動作を開始させる。
る。電子装置20の再起動がスイッチ24を閉成させる
ことによって開始される場合には、第一スイッチ24が
閉成状態とされるとすぐに、端子Q1 からの第一フリッ
プフロップ56の出力信号SIG3が高状態へ移行す
る。出力Q1 は高状態に留まり、フリップフロップ56
がリセットされるまでデジタル1として格納される。そ
れは、S1 における入力値が状態を変化させた場合であ
っても再度状態を変化させることはない。フリップフロ
ップ56はクロック型フリップフロップではない。出力
信号SIG3の高出力がORゲート58へ供給され、そ
れは出力Q3 を高状態とさせ、信号ELATCHを高状
態とさせる。信号ELATCHが高状態であると、レギ
ュレータ26をイネーブル即ち動作可能状態とさせて、
再起動信号RSTを出力させ且つVccを電子装置20へ
供給する。従って、バッテリ22からの電力はCMOS
回路50へ印加され、且つ電子装置20は、その後の時
点において、入力端44におけるQ1 が高状態であるこ
とを検知し且つ所望に応じてこの情報を使用することが
可能である。この情報を使用した後に電子装置20は信
号RSWを出力してフリップフロップ56をリセットさ
せその出力を低状態へ移行させる。一方、再起動がスイ
ッチ34を閉成することによって開始される場合には、
端子Q2 からの第二フリップフロップ64の出力信号S
IG2が高状態へ移行する。
チ24が閉成されていた場合には、フリップフロップ5
6は前の時点において電子装置20によってリセットさ
れており、且つ出力Q1 は0即ち低論理レベルにある。
Q1 の出力が低状態であり且つQ2 が高状態であると、
本回路がスイッチ34の閉成によって再起動されたもの
であり一方スイッチ24は前の時点において閉成された
ものであることを表わす2ビットのデジタルコードが供
給される。この情報は所望に応じて使用するために電子
装置20への入力として供給される。この情報がもはや
必要となくなった後に、電子装置20はRSW上に信号
を出力してフリップフロップ56をリセットさせる。
IG3及びSIG2は爾後の入力が本回路を活性化させ
ることが可能であるようにソフトウエアの制御下で端子
60における電子装置20からのリセット信号RSWに
よってそれらがリセットされるまで、それらの初期的状
態を維持する。このことは、通常、本装置がスリープモ
ードへ入る幾分前の時点において発生する。
子Q2 からの出力信号SIG2のいずれかが高状態へ移
行すると、このことはORゲート58の端子out1 か
らの出力信号STRTを高状態へ移行させ、そのことは
端子Q3 からの第三フリップフロップ66の出力信号E
LATCHを高状態へ移行させる。レギュレータ26
が、端子Q3 からの信号ELATCHが高状態であると
判別すると、それは電子装置20に対して電圧を発生
し、電子装置20へ印加されるべき再起動信号RST及
び電圧Vccを発生させる。このことは、電子装置20に
おいて再起動即ち「ウェークアップ」動作を開始させ
る。
G3か又は第二フリップフロップ64からの信号SIG
2のいずれかが高状態へ移行すると、ORゲート58か
らの出力信号STRT及び第三フリップフロップ66か
らの出力信号ELATCHが高状態へ移行するので、第
一スイッチ24が閉成されるか又は第二スイッチ34が
閉成されると、レギュレータ26は電子装置20をウェ
ークアップさせそれを再起動させる。本実施例において
は、第一スイッチ24は電源へ結合されており、従って
それはスイッチ34を有効なものとさせるためには閉成
位置になければならない。このことは全ての実施例に対
して成立する訳ではない。何故ならば、ある回路の場合
には、電力は別の第三スイッチを介して供給される場合
があり、且つスイッチ24及び34は両方とも互いに独
立的に再起動を起こさせ且つ2ビットのデジタルデータ
を電子装置20へ供給するからである。
信号SIG3の状態及び端子Q2 における第二フリップ
フロップの出力信号SIG2の状態は、再起動後の任意
の時刻において夫々端子44及び46において電子装置
20によって読取ることが可能である。従って、電子装
置20は再起動期間中にそれが希望する場合にはいつで
も第一スイッチ24又は第二スイッチ34の状態を自由
に検知することが可能であり、且つ電子装置20はそれ
が実際的であると判別する限りその情報を維持すること
が可能である。その後に、電子装置20はリセットスイ
ッチ信号RSWを送給してそのデータをクリアする。こ
のことは、電子装置が別の再起動信号を受取った場合
に、格納装置が新たなデータを受付けるための準備を行
なう。従って、電子装置20がそれが実際的であるか又
は所望であると判別する限り、電子装置20をリセット
した直前にどのスイッチが閉成されていたかの表示はア
クセス可能のままである。
ークアップ」即ち起動の原因はスイッチ24の閉成であ
るか又はスイッチ34の閉成であるかを電子装置20が
判別することを可能としている。更に、第一インピーダ
ンス装置31とコンデンサ32とからなるRC回路に対
して必要な時定数及び第二インピーダンス装置36及び
コンデンサ38からなるRC回路に対して必要な時定数
は、もはや、電子装置20が再起動するのにかかる時間
全体にわたって継続する必要はない。その代わりに、こ
れらの時定数はフリップフロップ56及び64をセット
するのに充分に長い間持続することが必要であるに過ぎ
ない。このことは非常に短い時間とすることが可能であ
る。電子装置20は第一及び第二RC回路30,32及
び36,38の時定数が入力情報を維持するのに充分長
いか否かを懸念することなしにその再起動ルーチンを実
行することが可能であるので、本実施例は従来技術にお
いて必要とされていたような過剰に大きな容量を必要と
することはない。このことは、エネルギ節約回路を使用
する装置をより小型なものとさせ且つ軽量なものとさせ
ることを可能としている。勿論、正しい構成要素を選択
することによって、回路50はスイッチ24及び34の
正しい状態を非常に迅速に、ほぼ瞬間的に格納すること
を確保することが可能であり、従って第一及び第二RC
回路30,32及び36,38のRC時定数は極めて短
いものとすることが可能であり、且つ適切なデータはフ
リップフロップ又はその他の許容可能な格納装置等の適
宜の装置内に格納される。
いか、コンパートメントを開放させるか、又はバッテリ
を取除くこと等によって決定することが可能であるよう
に、ある所定の期間使用しなかった後に、電子装置20
は許容可能な方法でシャットダウンすることが可能であ
り、即ち、端子68から信号RELATCHを第三フリ
ップフロップ66のリセット端子R3 へ送給することに
よってスリープモードとなることが可能であり、そのこ
とは信号ELATCHを低状態とさせ且つレギュレータ
26をシャットオフさせる。ある前の時間において、電
子装置20は第一及び第二フリップフロップ56,64
をリセットしており、従って前述した如く端子60から
リセットスイッチ信号RSWを送給することによって信
号SIG3及びSIG2は低状態にある。
る。この回路は、第一スイッチ24と第二スイッチ34
と、バッテリ22と、レギュレータ26と、電子装置2
0を有するという点において前述した実施例と類似して
いる。第一実施例における如く、第一スイッチ24はダ
イオード54、第一インピーダンス装置30、第一コン
デンサ32、インバータ52へ結合している。然しなが
ら、この実施例においては、第一スイッチは、更に、第
二スイッチ34のように第二インバータ62へも結合し
ている。第一スイッチ24はインピーダンス装置70を
介して第二インバータ62へ結合しており、一方第二ス
イッチ34はコンデンサ72及びインピーダンス装置7
0よりも大きなインピーダンスを有するインピーダンス
装置74を介して第二インバータ62へ結合している。
別の実施例においては、コンデンサ72の放電を容易と
させるためにインピーダンス装置70を横断してダイオ
ードを接続させることが可能である。第二インバータ6
2の出力端子は活性化フリップフロップ76の第一セッ
ト端子S4,1 へ結合している。活性化フリップフロップ
76は、更に、第一インバータ52の出力端へ接続して
いる第二セット端子S4,2 と、端子80においてレギュ
レータ26へ結合している出力端子Q4 と、端子84に
おいて電子装置20へ結合しているリセット端子R4 を
有している。レギュレータ26は電気的接続を介して電
子装置20へリセット信号RST及び電圧Vccを供給す
る。第一インバータ52の出力端子は、更に、表示フリ
ップフロップ78のリセット端子R5 へ結合している。
出力端子Q5 は端子82において電子装置20へ結合し
ている。セット端子S5 は更に電子装置20へ結合して
いる。
ATCH信号が活性化フリップフロップ76の出力端子
Q4 から出力され、この信号はレギュレータ26をして
電子装置20を再起動させ且つそれへ電圧Vccを供給
し、その際に電子装置20をウェークアップさせる。第
一スイッチ24の閉成動作は更に表示フリップフロップ
78をリセットさせ、表示フリップフロップ78の出力
端子Q5 からの出力信号SIG5を低状態へ移行させ、
電子装置20に対して第一スイッチ24が以前は開放状
態にあったが現在閉成位置へ移動されたことを表示す
る。このデータ状態はそれが必要となくなるまでフリッ
プフロップ78に格納され、必要とされなくなった場合
には、信号AWUが高状態へ移行しQ5 を高状態とさせ
る。ある後の時間において、本回路はスリープモードに
入り且つ今回はスイッチ34によってウェークアップさ
れスイッチ24は常時閉じたままの場合がある。第二ス
イッチ34が閉成されると、そのことは活性化フリップ
フロップ76の端子Q4 からの信号ELATCHを高状
態とさせ且つレギュレータ26に対して電子装置20を
リセットさせる支持を与える。出力Q5 は高状態であり
且つこのことは電子装置20の端子82におけるデータ
入力として供給される。
G5を介して電子装置20が再起動時におけるスイッチ
24及び34の位置を決定するためにデータを使用した
場合には、それはその端子86から信号AWUを表示フ
リップフロップ78のセット端子S5 へ送給し信号SI
G5を高状態とさせる。電子装置20がそれ自身をシャ
ットダウン即ち遮断状態とすることを所望する場合に
は、それはRELATCH信号を活性化フリップフロッ
プ76のリセット端子R4 へ送給し端子Q4 からのEL
ATCH信号を低状態とさせ且つ電子装置20へのレギ
ュレータ26からの電圧をシャットダウン即ち遮断状態
とさせることが可能である。
状態に対して格納を行なうものであったが、本発明は、
例えばRSフリップフロップ等のその他の表示装置を設
けることによって電子装置20によって検索されるべき
任意の数のスイッチの状態を格納装置内に格納するため
に使用することが可能である。これは、2つのスイッチ
のうちのどちらが電子装置を再起動させたかの単一ビッ
ト表示である。勿論、第一実施例の2ビットコードは、
4つのスイッチのうちのいずれが再起動させたかを容易
に決定することが可能であり、且つ本回路はより多くの
スイッチを設けるべく容易に構成することが可能であ
る。その他の実施例においては、例えば3,4,5,6
又はそれ以上のモード等の多数の再起動モードを検知し
且つ格納するために付加的なフリップフロップ又はその
他の格納装置を付加することが可能である。
して説明したが、それらは、抵抗、MOSトランジス
タ、ダイオード接続したMOSトランジスタ、又はダイ
オード等の任意の適宜のインピーダンス装置とすること
が可能である。一方、要素31,37,70はスイッチ
が閉成された後の選択した時間に対してインバータへの
入力に対する変化を防止する電流源又はその他の要素と
することが可能である。インバータ52,62は、好適
には、0の入力に対して出力が迅速に高状態に到達する
ことを確保するためのシュミットインバータ、シュミッ
トトリガ等の形態である。出力トリップ電圧は、コンデ
ンサ寸法、RC時定数、回路条件等に基づいて適切な電
圧レベルにおいて所望により各回路がトリップするため
にシュミットインバータ要素の設計によって設計するこ
とが可能である。シュミットインバータの設計は当該技
術分野において公知であり本明細書においての詳細な説
明は割愛する。
ァ、又はその他の分離装置等の何等かの分離回路を格納
回路50と電子装置20との間に位置させる。デジタル
CMOS論理と電子装置への種々の入力との間に分離回
路を使用することは当該技術において公知であり且つ当
該技術において現在使用されており且つ当業者に公知の
任意の分離装置をこの分離のために使用することが可能
である。当業者にとって明らかな如く、電子装置20の
動作条件に拘らずに、電子装置がそれ自身の動作ルーチ
ンの種々のものを介して進行中にRSフリップフロップ
の出力をロードダウンすることが可能でないことを確保
することが望ましい。例えばレベルシフタ、RSフリッ
プフロップの出力端においてオープンコレクタを使用す
ること、分離バッファ又は当該技術において公知のその
他のもの等の任意の許容可能な分離回路を使用可能であ
り、このような多くの回路及びそれらをパワーリセット
回路とそれによって電力が供給される電子装置との間に
使用することは当該技術において公知であり本発明の一
部を構成するものではない。
ロプロセサ等の電子装置によって必要とされる情報をそ
れが都合のいいようにアクセスすることを可能としてお
り且つ外部回路の値及び時定数によって決定されるもの
ではない。従って、固定された表示手段を使用するアプ
リケーション論理又はマイクロプロセサ等の任意の電子
装置が、外部的なパラメータによって決定されるセット
された期間に拘束される代わりに、それが選択する場合
にどのようにしてそれが再起動されたかに関するデータ
を得ることが可能である。
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
略回路図。
略回路図。
Claims (21)
- 【請求項1】 電子装置用の再起動回路において、 開放位置と閉成位置との間でスイッチングする第一スイ
ッチング手段、 開放位置と閉成位置との間でスイッチングする第二スイ
ッチング手段、 前記第一及び第二スイッチング手段へ結合されており前
記第一スッチング手段及び第二スイッチング手段の少な
くとも一方が開放位置から閉成位置へスイッチする場合
に前記電子装置の再起動動作を開始させる活性化手段、 前記第一及び第二スイッチング手段及び前記電子装置へ
結合されており前記再起動動作の開始期間中に前記第一
スイッチング手段及び第二スイッチング手段の位置をデ
ジタル形態で格納する格納手段、を有することを特徴と
する再起動回路。 - 【請求項2】 請求項1において、前記第一スイッチン
グ手段及び第二スイッチング手段の少なくとも一方が前
記再起動動作を開始するための短い時間期間中にのみ閉
成位置に保持されることを特徴とする再起動回路。 - 【請求項3】 請求項1において、前記格納手段が電力
を僅かに消費するか又は消費することのない低電力論理
CMOS回路を有することを特徴とする再起動回路。 - 【請求項4】 請求項1において、更に、前記第一及び
第二スイッチング手段が開放状態にあることを表わす値
へ前記格納手段をリセットさせるリセット手段を有する
ことを特徴とする再起動回路。 - 【請求項5】 請求項4において、前記格納手段が前記
リセット手段によってリセットされるまで再起動動作の
開始期間中に前記格納手段が継続して前記第一及び第二
スイッチング手段の位置を表示することを特徴とする再
起動回路。 - 【請求項6】 再起動回路において、 電子装置及び前記電子装置を再起動させる再起動回路を
有しており、 前記再起動回路が、 開放位置と閉成位置とを有する第一スイッチ、 開放位置と閉成位置とを有する第二スイッチ、 前記第一及び第二スイッチのうちの少なくとも一方が開
放位置から閉成位置へ移動された場合に前記電子装置を
再起動するために電圧を供給するレギュレータ、 前記第一及び第二スイッチへ結合されておりスイッチン
グ動作期間中に前記第一及び第二スイッチの位置に基づ
いて選択された値を格納するデジタル論理回路、 前記電子装置へ結合されており前記デジタル論理回路に
おける値を検知するセンサ、を有することを特徴とする
再起動回路。 - 【請求項7】 請求項6において、前記デジタル論理回
路が電力を僅かに消費するか又は消費することのない低
電力論理CMOS回路を有することを特徴とする再起動
回路。 - 【請求項8】 請求項6において、前記デジタル論理回
路が前記電子装置の外部に設けられていることを特徴と
する再起動回路。 - 【請求項9】 請求項6において、前記デジタル論理回
路が継続して電源ラインへ接続されていることを特徴と
する再起動回路。 - 【請求項10】 請求項6において、更に、前記デジタ
ル論理回路及び前記電子装置へ結合されており前記電子
装置が前記デジタル論理回路の選択された値を前記第一
及び第二スイッチが開放位置にあることを表わす値へリ
セットさせることを可能とするリセット回路を有するこ
とを特徴とする再起動回路。 - 【請求項11】 請求項6において、前記デジタル論理
回路がフリップフロップを有しており、前記フリップフ
ロップは、前記電子装置の再起動期間中に前記第一及び
第二スイッチの一方の位置に基づいて選択された値の一
方を格納するために前記スイッチのうちの少なくとも一
方へ接続されているセット端子を有することを特徴とす
る再起動回路。 - 【請求項12】 請求項11において、前記デジタル論
理回路は、更に、第二フリップフロップを有しており、
前記第二フリップフロップは前記第二スイッチへ結合し
た入力端子を有すると共に前記第二スイッチが閉成され
た場合に前記フリップフロップ内の選択された値のうち
の1つを格納するために前記電子装置へ結合されている
出力端を有することを特徴とする再起動回路。 - 【請求項13】 請求項12において、前記第一及び第
二フリップフロップのうちの少なくとも一方が、セット
端子とリセット端子とを含む2つの入力端子を有してお
り、前記第二スイッチは前記セット端子へ結合されてお
り且つ前記電子装置からの信号は前記リセット端子へ供
給されることを特徴とする再起動回路。 - 【請求項14】 請求項12において、前記デジタル論
理回路が第三フリップフロップを有しており、前記第三
フリップフロップは前記第一又は第二スイッチへ接続さ
れているセット端子を有すると共に前記レギュレータへ
結合されている出力端を有することを特徴とする再起動
回路。 - 【請求項15】 電子装置の再起動を制御する電子回路
において、 バッテリ、 セット端子と、リセット端子と、出力端子とを具備する
第一フリップフロップ、 前記バッテリ及び前記第一フリップフロップへ結合され
ており開放位置と閉成位置とを有する第一スイッチ、 セット端子とリセット端子と出力端子とを具備する第二
フリップフロップ、 前記第二フリップフロップのセット端子へ結合されてお
り開放位置と閉成位置とを有する第二スイッチ、 前記第一スイッチへ結合した第一入力端と前記第三フリ
ップフロップの出力端子へ結合した第二入力端とを具備
しており前記第一及び第二スイッチのうちの少なくとも
一方が閉成位置にある場合に電圧の発生を開始するレギ
ュレータ、前記レギュレータが電圧の発生を開始すると
前記第一及び第二スイッチの位置を検知するセンサ、を
有することを特徴とする電子回路。 - 【請求項16】 請求項15において、前記第三フリッ
プフロップのリセット端子は前記電子装置の端子へ接続
しており、且つ前記レギュレータからの電圧は前記電子
装置の端子からの信号を前記第三フリップフロップのリ
セット端子へ印加することによって遮断されることを特
徴とする電子回路。 - 【請求項17】 請求項15において、前記第一フリッ
プフロップの出力端子及び前記第二フリップフロップの
出力端子は前記電子装置へ接続されており、且つ前記第
一フリップフロップの出力端子及び前記第二フリップフ
ロップの出力端子からの出力を検知することによって前
記電子装置がリセットされる期間中に前記第一及び第二
スイッチの位置を前記電子装置が決定することが可能で
あることを特徴とする電子回路。 - 【請求項18】 請求項15において、更に、 時定数を有しており且つ前記第一フリップフロップのセ
ット端子へ結合されている第一抵抗及びコンデンサ、 時定数を有しており且つ前記第二フリップフロップのセ
ット端子へ結合されている第二抵抗及びコンデンサ、 を有しており、前記第一抵抗及びコンデンサ及び前記第
二抵抗及びコンデンサの両方の時定数は前記レギュレー
タが電圧の発生を開始するのに必要とされる時間と等し
いことが必要であるに過ぎないことを特徴とする電子回
路。 - 【請求項19】 請求項15において、前記電子装置が
前記第一フリップフロップのリセット端子及び前記第二
フリップフロップのリセット端子へ接続されており、且
つ前記電子装置は、前記第一及び第二フリップフロップ
のセット端子へのその後の入力が前記電子回路を起動さ
せることが可能であるように、前記第一及び第二フリッ
プフロップの両方のリセット端子へ信号を印加させるこ
とによって前記第一及び第二フリップフロップの出力端
を低状態へリセットさせることが可能であることを特徴
とする電子回路。 - 【請求項20】 電子回路の再起動方法において、 電子装置に結合されている複数個のスイッチのうちの少
なくとも1つを開放位置か閉成位置のいずれかに位置さ
せ、 前記複数個のスイッチのうちの少なくとも1つが開放位
置から閉成位置へ移動された場合に前記電子装置の再起
動動作を開始させ、 再起動動作の開始期間中に前記複数個のスイッチのうち
の各々の位置を表わす値をデジタルメモリ装置内に格納
する、上記各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項21】 請求項20において、更に、電子装置
のコマンドによって前記デジタルメモリ装置内の値を前
記複数個のスイッチが開放位置にあることを表わす値へ
リセットさせるステップを有することを特徴とする方
法。
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