JPH08274501A - 導波管モジュール - Google Patents

導波管モジュール

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Publication number
JPH08274501A
JPH08274501A JP7393395A JP7393395A JPH08274501A JP H08274501 A JPH08274501 A JP H08274501A JP 7393395 A JP7393395 A JP 7393395A JP 7393395 A JP7393395 A JP 7393395A JP H08274501 A JPH08274501 A JP H08274501A
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JP
Japan
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waveguide
circuit
splitting
plane
block
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JP7393395A
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Inventor
Takeshi Sakura
武志 佐倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波およびミリ波において、導波管コ
ンポーネントで構成される小型化された導波管モジュー
ルを得る。 【構成】 第1の電界面分割導波管回路構成部2と第3
の電界面分割導波管回路構成部5により構成される第1
層の導波管回路8と、第2の電界面分割導波管回路構成
部3と第4の電界面分割導波管回路構成部7により構成
される第2層の導波管回路9を同一の導波管シャーシ1
の両面に配置し、接続導波管10と段階部11によりス
テップ近似した導波管H面コーナー12とにより2層の
導波管回路を接続し、導波管回路の小型多層化を可能に
する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波およびミ
リ波において立体的に構成される導波管回路の小型化を
可能にする導波管モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、フランジ付きの導波管コンポ
ーネントで構成された従来の導波管モジュールを示す図
であり、図17(a)は第1層導波管回路と第2層導波
管回路の接続部の視図、図17(b)は図17(a)の
A側から見た断面図、図17(c)は図17(a)のB
側からみた断面図である。図において、8は第1層の導
波管回路、9は第2層の導波管回路、35は第1の導波
管回路構成層、36は第2層の導波管回路構成層、37
はフランジ付き導波管である。
【0003】従来の導波管モジュールでは、第1の導波
管回路構成層35と第2の導波管回路構成層36をフラ
ンジ付き導波管37により接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図17のような従来の
導波管モジュールでは、各層の導波管回路を接続するた
めにフランジ付きの導波管を使用していたので、導波管
コンポーネントの間隔をフランジ寸法以下にすることが
できず、多層を試みた場合、小型化できなかった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、導波管モジュールを小型化す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1によ
る導波管モジュールは、2層の電界面(以下E面とい
う)分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置
し、2層の導波管回路の接続方法を階段状の導波管磁界
面(以下H面という)コーナーと接続導波管としたもの
である。
【0007】また、この発明の実施例2による導波管モ
ジュールは、2層のH面分割した導波管回路を1つのシ
ャーシの両面に配置し、2層の導波管回路の接続方法を
階段状の導波管E面コーナーと接続導波管としたもので
ある。
【0008】この発明の実施例3による導波管モジュー
ルは、実施例1による導波管モジュールにおいて、導波
管H面コーナーを形成する階段部と接続導波管部とを2
層の導波管回路から分割できる構造にしたものである。
【0009】また、この発明の実施例4による導波管モ
ジュールは、実施例2による導波管モジュールにおい
て、導波管E面コーナーを形成する階段部と接続導波管
部とを2層の導波管回路から分割できる構造にしたもの
である。
【0010】この発明の実施例5による導波管モジュー
ルは、実施例2による導波管モジュールにおいて、2層
のH面分割した導波管回路の接続方法をE面プローブ型
同軸/導波管変換としたものである。
【0011】また、この発明の実施例6による導波管モ
ジュールは、実施例1による導波管モジュールにおい
て、2層のE面分割した導波管回路の接続方法をH面ル
ープコイル型同軸/導波管変換としたものである。
【0012】この発明の実施例7による導波管モジュー
ルは、実施例4による導波管モジュールにおいて、2層
のH面分割した導波管回路の接続方法をE面プローブ型
導波管/マイクロストリップ変換としたものである。
【0013】また、この発明の実施例8による導波管モ
ジュールは、実施例3による導波管モジュールにおい
て、2層のE面分割した導波管回路の接続方法をH面ル
ープコイル型導波管/マイクロストリップ変換としたも
のである。
【0014】この発明の実施例1〜4は階段部の一辺の
長さを信号周波数の波長の1/6以下に設定したもので
ある。
【0015】
【作用】この発明の実施例1は、2層のE面分割した導
波管回路を1つのシャーシの両面に配置して一体化し、
2層の導波管回路の接続方法を階段状の導波管H面コー
ナーと接続導波管としたことにより、部品点数を減ら
せ、各層の導波管回路の間隔を短くでき、小型化が可能
になる。更に、導波管H面コーナーをステップ状に近似
してあるため、例えば放電加工などの工作方法を用いる
ことにより加工が容易になり、より安価に導波管モジュ
ールを製作することができる。
【0016】また、この発明の実施例2は、2層のH面
分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して
一体化し、2層の導波管回路の接続方法を階段状の導波
管E面コーナーと接続導波管としたことにより、部品点
数を減らせ、各層の導波管回路の間隔を短くでき、小型
化が可能になる。更に、導波管E面コーナーをステップ
状に近似してあるため、例えば放電加工などの工作方法
を用いることにより加工が容易になり、より安価に導波
管モジュールを製作することができる。また、H面分割
構成としたために、例えば、発振器のようなH面分割構
成で製作する素子がある場合についても、導波管モジュ
ールの製作が可能になる。
【0017】この発明の実施例3は、2層のE面分割し
た導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して一体化
し、2層の導波管回路の接続方法を階段状の導波管H面
コーナーと接続導波管としたことにより、部品点数を減
らせ、各層の導波管回路の間隔を短くでき、小型化が可
能になる。更に、導波管H面コーナーをステップ状に近
似してあるため、例えば放電加工などの工作方法を用い
ることにより加工が容易になり、また、導波管H面コー
ナーを2層の導波管回路から分割した構造としたこと
で、導波管コーナー部分にインピーダンス不整合が生じ
た場合でも、コーナー部分のみを交換することにより、
接続部の調整ができる。
【0018】また、この発明の実施例4は、2層のH面
分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して
一体化し、2層の導波管回路の接続方法を階段状の導波
管E面コーナーと接続導波管としたことにより、部品点
数を減らせ、各層の導波管回路の間隔を短くでき、小型
化が可能になる。更に、導波管E面コーナーをステップ
状に近似してあるため、例えば放電加工などの工作方法
を用いることにより加工が容易になり、より安価に導波
管モジュールを製作することができる。また、H面分割
構成としたために、例えば発振器のようなH面分割構成
で製作する素子がある場合についても、導波管モジュー
ルの製作が可能になる。更に、導波管E面コーナーを2
層の導波管回路から分割した構造としたことで、導波管
コーナー部分にインピーダンス不整合が生じた場合で
も、コーナー部分のみを交換することにより、接続部の
調整ができる。
【0019】この発明の実施例5は、2層のH面分割し
た導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して一体化
し、2層の導波管回路の接続方法をE面プローブ型同軸
/導波管変換としたことにより、部品点数を減らせ、各
層の導波管回路の間隔を短くでき、小型化が可能にな
る。また、H面分割構成としたために、例えば、発振器
のようなH面分割構成で製作する素子がある場合につい
ても、導波管モジュールの製作が可能になる。更に、各
層の導波管回路を独立して気密状態に保つことができ
る。
【0020】また、この発明の実施例6は、2層のE面
分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して
一体化し、2層の導波管回路の接続方法をH面ループコ
イル型同軸/導波管変換としたことにより、部品点数を
減らせ、各層の導波管回路の間隔を短くでき、小型化が
可能になる。更に、各層の導波管回路を独立して気密状
態に保つことができる。
【0021】この発明の実施例7は、2層のH面分割し
た導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して一体化
し、2層の導波管回路の接続方法をE面プローブ型導波
管/マイクロストリップ変換としたことにより、部品点
数を減らせ、各層の導波管回路の間隔を短くでき、小型
化が可能になる。また、H面分割構成としたために、例
えば、発振器のようなH面分割構成で製作する素子があ
る場合についても、導波管モジュールの製作が可能にな
る。更に、マイクロストリップ線路の線路長を変えるこ
とで、位相調整機能を持たせることができる。また、マ
イクロストリップ線路の線路の途中に抵抗を挿入し、電
力調整機能を持たせることも可能である。
【0022】また、この発明の実施例8は、2層のE面
分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して
一体化し、2層の導波管回路の接続方法をH面ループコ
イル型導波管/マイクロストリップ変換としたことによ
り、部品点数を減らせ、各層の導波管回路の間隔を短く
でき、小型化が可能になる。更に、マイクロストリップ
線路の線路長を変えることで、位相調整機能を持たせる
ことができる。また、マイクロストリップ線路の線路の
途中に抵抗を挿入し、電力調整機能を持たせることも可
能である。
【0023】この発明の実施例1〜4は、ステップ近似
した階段部の一辺の長さを信号周波数の波長の1/6以
下にすれば、コーナー部のインピーダンス整合状態に影
響を及ぼすことがないために、コーナー部で生じる損失
をほとんど増加させることがなくなる。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す図である。
図1(a)は導波管モジュールの導波管接続部断面、図
1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は図
1(a)のB−B断面図、図2(a)は図1(a)のC
−C断面図、図2(b)は図1(a)の導波管接続部分
解図である。図において、1は導波管シャーシ、2は第
1のE面分割導波管回路構成部、3は第2のE面分割導
波管回路構成部、4は第1の導波管ブロック、5は第3
のE面分割導波管回路構成部、6は第2の導波管ブロッ
ク、7は第4のE面分割導波管回路構成部、8は第1層
の導波管回路、9は第2層の導波管回路、10は接続導
波管、11は階段部、12は導波管H面コーナーであ
る。
【0025】第1のE面分割導波管回路構成部2と第3
のE面分割導波管回路構成部5を組合わせて構成される
第1層の導波管回路8と、第2のE面分割導波管回路構
成部3と第4のE面分割導波管回路構成部7を組合わせ
て構成される第2層の導波管回路9は、同一の導波管シ
ャーシ1の両面に配置してある。接続導波管10は、第
1層の導波管回路8と第2層の導波管回路9を接続する
ために導波管シャーシ1に加工されている。階段部11
は第3のE面分割導波管回路構成部5および第4のE面
分割導波管回路構成部7の一端に位置し、導波管シャー
シ1と組合わせて階段状の導波管H面コーナー12とな
る。
【0026】この発明のように、第1層の導波管回路8
と第2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波
管シャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点
数の削減が可能になる。また、一体化構成としたことに
よる代わりの接続方法として、2層の導波管回路を導波
管H面コーナー12と接続導波管10で接続することで
導波管回路間の距離を短くでき、導波管モジュールを構
成する場合に小型化が可能になる。更に、導波管H面コ
ーナー12のコーナー部を階段部9のようにステップ状
に近似してあるため、例えば放電加工などの工作方法を
用いることにより加工が容易になり、より安価に導波管
モジュールを製作することができる。また、ステップ状
に近似した階段部11の一辺の長さを信号周波数の波長
の1/6以下にすれば、コーナー部のインピーダンス整
合状態に影響を及ぼすことがないために、コーナー部で
生じる損失をほとんど増加させることもない。なお、第
1の導波管ブロック4または第2の導波管ブロック6の
E面分割導波管回路構成部とは反対の面に、E面分割導
波管回路構成部を配置し、同様な構成を繰り返していけ
ば、より小型化した多層の導波管モジュールを実現でき
る。
【0027】実施例2.図3は上記実施例1において、
導波管回路の分割方法をH面分割方式とした導波管モジ
ュールを示す図であり、図3(a)は導波管モジュール
の導波管接続部断面、図3(b)は図3(a)のA−A
断面図、図3(c)は図3(a)のB−B断面図、図4
(a)は図3(a)のC−C断面図、図4(b)は図3
(a)の導波管接続部分解図である。図において、13
は第1のH面分割導波管回路構成部、14は第2のH面
分割導波管回路構成部、15は第3のH面分割導波管回
路構成部、16は第4のH面分割導波管回路構成部、1
7は導波管E面コーナーである。
【0028】第1のH面分割導波管回路構成部13と第
3のH面分割導波管回路構成部15を組合わせて構成さ
れる第1層の導波管回路8と、第2のH面分割導波管回
路構成部14と第4のH面分割導波管回路構成部16を
組合わせて構成される第2層の導波管回路9は、同一の
導波管シャーシ1の両面に配置してある。接続導波管1
0は、第1層の導波管回路8と第2層の導波管回路9を
接続するために導波管シャーシ1に加工されている。階
段部11は第3のH面分割導波管回路構成部15および
第4のH面分割導波管回路構成部16の一端に位置し、
導波管シャーシ1と組合わせて階段状導波管E面コーナ
ー17となる。
【0029】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。また、一体化構成としたことによる
代わりの接続方法として、2層の導波管回路を導波管E
面コーナー17と接続導波管10で接続することで導波
管回路間の距離を短くでき、導波管モジュールを構成す
る場合に小型化が可能になる。更に、導波管E面コーナ
ー17のコーナー部を階段部9のようにステップ状に近
似してあるため、例えば放電加工などの工作方法を用い
ることにより加工が容易になり、より安価に導波管モジ
ュールを製作することができる。また、ステップ状に近
似した階段部11の一辺の長さを信号周波数の波長の1
/6以下にすれば、コーナー部のインピーダンス整合状
態に影響を及ぼすことがないために、コーナー部で生じ
る損失をほとんど増加させることもない。また、H面分
割構成としたために、例えば、発振器のようなH面分割
構成で製作する素子がある場合についても、導波管モジ
ュールの製作が可能になる。
【0030】なお、第1の導波管ブロック4または第2
の導波管ブロック6のH面分割導波管回路構成部とは反
対の面に、H面分割導波管回路構成部を配置し、同様な
構成を繰り返していけば、より小型化した多層の導波管
モジュールを実現できる。
【0031】実施例3.図5は上記実施例1において導
波管接続部を構成するシャーシの分割方法を変えた導波
管モジュールを示す図であり、図5(a)は導波管モジ
ュールの導波管接続部断面、図5(b)は図5(a)の
A−A断面図、図5(c)は図5(a)のB−B断面
図、図6(a)は図5(a)のC−C断面図、図6
(b)は図5(a)の導波管接続部分解図である。図に
おいて、18は導波管ブロック、19は接続導波管構成
部である。
【0032】接続導波管構成部19は第3の導波管ブロ
ック18に加工されており、導波管シャーシ1と組合わ
せることにより接続導波管10を形成する。階段部11
は接続導波管構成部19の両端に加工されており、第1
の導波管ブロック4および第2の導波管ブロック6と組
合わせることにより導波管H面コーナー12を形成す
る。
【0033】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。また、一体化構成としたことによる
代わりの接続方法として、2層の導波管回路を導波管H
面コーナー12と接続導波管10で接続することで導波
管回路間の距離を短くでき、導波管モジュールを構成す
る場合に小型化が可能になる。
【0034】更に、導波管H面コーナー12のコーナー
部を階段部9のようにステップ状に近似してあるため、
例えば放電加工などの工作方法を用いることにより加工
が容易になり、より安価に導波管モジュールを製作する
ことができる。また、ステップ状に近似した階段部11
の一辺の長さを信号周波数の波長の1/6以下にすれ
ば、コーナー部のインピーダンス整合状態に影響を及ぼ
すことがないために、コーナー部で生じる損失をほとん
ど増加させることもない。
【0035】更に、導波管H面コーナー12を構成する
階段部11と接続導波管10を構成する接続導波管構成
部19を第3の導波管ブロック18に加工し、2層の導
波管回路から分割した構造としたために、コーナー部分
でインピーダンスに不整合が生じ損失が増加した場合に
も、第3の導波管ブロック18のみを交換することで接
続部の調整ができる。なお、第1の導波管ブロック4ま
たは第2の導波管ブロック6のE面分割導波管回路構成
部とは反対の面に、E面分割導波管回路構成部を配置
し、同様な構成を繰り返していけば、より小型化した多
層の導波管モジュールを実現できる。
【0036】実施例4.図7は上記実施例2において導
波管接続部を構成するシャーシの分割方法を変えた導波
管モジュールを示す図であり、図7(a)は導波管モジ
ュールの導波管接続部断面、図7(b)は図7(a)の
A−A断面図、図7(c)は図7(a)のB−B断面
図、図8(a)は図7(a)のC−C断面図、図8
(b)は図7(a)の導波管接続部分解図である。図に
おいて、18は導波管ブロック、19は接続導波管構成
部である。
【0037】接続導波管構成部19は第3の導波管ブロ
ック18に加工されており、導波管シャーシ1と組合わ
せることにより接続導波管10を形成する。階段部11
は接続導波管構成部19の両端に加工されており、第1
の導波管ブロック4および第2の導波管ブロック6と組
合わせることにより導波管E面コーナー17を形成す
る。
【0038】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。また、一体化構成としたことによる
代わりの接続方法として、2層の導波管回路を導波管E
面コーナー17と接続導波管10で接続することで導波
管回路間の距離を短くでき、導波管モジュールを構成す
る場合に小型化が可能になる。
【0039】更に、導波管E面コーナー17のコーナー
部を階段部11のようにステップ状に近似してあるた
め、例えば放電加工などの工作方法を用いることにより
加工が容易になり、より安価に導波管モジュールを製作
することができる。また、ステップ状に近似した階段部
11の一辺の長さを信号周波数の波長の1/6以下にす
れば、コーナー部のインピーダンス整合状態に影響を及
ぼすことがないために、コーナー部で生じる損失をほと
んど増加させることもない。また、H面分割構成とした
ために、例えば、発振器のようなH面分割構成で製作す
る素子がある場合についても、導波管モジュールの製作
が可能になる。更に、導波管E面コーナー17を構成す
る階段部11と接続導波管10を構成する接続導波管構
成部19を第3の導波管ブロック18に加工し、2層の
導波管回路から分割した構造としたために、コーナー部
分でインピーダンスに不整合が生じ損失が増加した場合
にも、第3の導波管ブロック18のみを交換することで
接続部の調整ができる。なお、第1の導波管ブロック4
または第2の導波管ブロック6のH面分割導波管回路構
成部とは反対の面に、H面分割導波管回路構成部を配置
し、同様な構成を繰り返していけば、より小型化した多
層の導波管モジュールを実現できる。
【0040】実施例5.図9は上記実施例2において導
波管接続方法をE面プローブ型同軸/導波管変換とした
導波管モジュールを示す図であり、図9(a)は導波管
モジュールの導波管接続部断面、図9(b)は図9
(a)のA−A断面図、図9(c)は図9(a)のB−
B断面図、図10(a)は図9(a)のC−C断面図、
図10(b)は図9(a)の導波管接続部分解図であ
る。図において、20は誘電体、21は導体線路、22
は直線導体、23は導波管短絡面である。
【0041】誘電体20は導波管シャーシ1の一端付近
に取付けられ、誘電体20の中心に取付けられた導体線
路21と組合わせて同軸線路を形成する。また、直線導
体22は、導体線路21の両端に接続され、その両端が
第1層の導波管回路8および第2層の導波管回路9の最
大電界となる位置に電界方向と平行に挿入されており、
2つの同軸/導波管変換部を構成する。また、導波管短
絡面23は第3のH面分割導波管回路構成部15と第4
のH面分割導波管回路構成部16の一端に位置し、同軸
/導波管変換部を構成する導波管短絡面となる。
【0042】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。また、一体化構成としたことによる
代わりの接続方法として、2層の導波管回路を誘電体2
0と導体線路21と直線導体22と導波管短絡面23で
構成されるE面プローブ型同軸/導波管変換により接続
することで導波管回路間の距離を短くでき、導波管モジ
ュールを構成する場合に小型化が可能になる。また、H
面分割構成としたために、例えば、発振器のようなH面
分割構成で製作する素子がある場合についても、導波管
モジュールの製作が可能になる。更に、誘電体20と導
体線路21を組合わせて構成される同軸線路のために、
第1層の導波管回路8と第2層の導波管回路9をそれぞ
れ独立して気密状態に保つことが可能になる。なお、第
1の導波管ブロック4または第2の導波管ブロック6の
H面分割導波管回路構成部とは反対の面に、H面分割導
波管回路構成部を配置し、同様な構成を繰り返していけ
ば、より小型化した多層の導波管モジュールを実現でき
る。
【0043】実施例6.図11は上記実施例1において
導波管回路接続方法をH面ループコイル型同軸/導波管
変換とした導波管モジュールを示す図であり、図11
(a)は導波管モジュールの導波管接続部断面、図11
(b)は図11(a)のA−A断面図、図11(c)は
図11(a)のB−B断面図、図12(a)は図11
(a)のC−C断面図、図12(b)は図11(a)の
導波管接続部分解図である。図において、24はループ
コイル導体、25は第1の導波管短絡面構成部、26は
第2の導波管短絡面構成部、27は第3の導波管短絡面
構成部、28は第4の導波管短絡面構成部、29は第1
の導波管短絡面、30は第2の導波管短絡面である。
【0044】誘電体20は導波管シャーシ1の一端付近
に取付けられ、誘電体20の中心に取付けられた導体線
路21と組合わせて同軸線路を形成する。ループコイル
導体24は、導体線路21の両端に接続され、第1層の
導波管回路8および第2層の導波管回路9の最大磁界と
なる位置に磁界方向と平行に挿入されており、2つの同
軸/導波管変換部を構成する。第1の導波管短絡面29
は第1の導波管短絡面構成部25と第3の導波管短絡面
構成部27を組合わせて構成され、第2の導波管短絡面
30は第2の導波管短絡面構成部26と第4の導波管短
絡面構成部28を組合わせて構成され、それぞれ同軸/
導波管変換部を構成する導波管短絡面となる。
【0045】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。また、一体化構成としたことによる
代わりの接続方法として、2層の導波管回路を誘電体2
0と導体線路21とループコイル導体24と第1の導波
管短絡面29および第2の導波管短絡面30で構成され
るH面ループコイル型同軸/導波管変換により接続する
ことで導波管回路間の距離を短くでき、導波管モジュー
ルを構成する場合に小型化が可能になる。更に、誘電体
20と導体線路21を組合わせて構成される同軸線路の
ために、第1層の導波管回路8と第2層の導波管回路9
をそれぞれ独立して気密状態に保つことが可能になる。
なお、第1の導波管ブロック4または第2の導波管ブロ
ック6のE面分割導波管回路構成部とは反対の面に、E
面分割導波管回路構成部を配置し、同様な構成を繰り返
していけば、より小型化した多層の導波管モジュールを
実現できる。
【0046】実施例7.図13は上記実施例4において
導波管回路接続方法をE面プローブ型導波管/マイクロ
ストリップ変換とした導波管モジュールを示す図であ
り、図13(a)は導波管モジュールの導波管接続部断
面、図13(b)は図13(a)のA−A断面図、図1
3(c)は図13(a)のB−B断面図、図14(a)
は図13(a)のC−C断面図、図14(b)は図13
(a)の導波管接続部分解図である。図において、31
は誘電体または半導体からなる基板、32はマイクロス
トリップ線路、33は直線プローブである。
【0047】マイクロストリップ線路32とその両端に
接続された直線プローブ33は、第3の導波管ブロック
18に取付けられた誘電体または半導体からなる基板3
1の表面に形成されたパターンである。直線プローブ3
3は第1層の導波管回路8および第2層の導波管回路9
の最大電界となる位置に電界方向と平行に挿入されてお
り、2つの導波管/マイクロストリップ変換を構成す
る。導波管短絡面23は第3の導波管ブロック18に加
工されており、導波管/マイクロストリップ変換を構成
する導波管短絡面となる。
【0048】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。
【0049】また、一体化構成としたことによる代わり
の接続方法として、2層の導波管回路をマイクロストリ
ップ線路32と直線プローブ33と誘電体または半導体
からなる基板31と導波管短絡面23で構成されるE面
プローブ型導波管/マイクロストリップ変換により接続
することで導波管回路間の距離を短くでき、導波管モジ
ュールを構成する場合に小型化が可能になる。また、H
面分割構成としたために、例えば、発振器のようなH面
分割構成で製作する素子がある場合についても、導波管
モジュールの製作が可能になる。更に、マイクロストリ
ップ線路32の線路長を変えることで、位相調整機能を
持たせることができる。また、マイクロストリップ線路
32の線路の途中に抵抗を挿入し、電力調整機能を持た
せることも可能である。
【0050】実施例8.図15は上記実施例3において
導波管回路接続方法をH面ループコイル型導波管/マイ
クロストリップ変換とした導波管モジュールを示す図で
あり、図15(a)は導波管モジュールの導波管接続部
断面、図15(b)は図15(a)のA−A断面図、図
15(c)は図15(a)のB−B断面図、図16
(a)は図15(a)のC−C断面図、図16(b)は
図15(a)の導波管接続部分解図である。図におい
て、34はループコイル状プローブである。
【0051】マイクロストリップ線路32とその両端に
接続してあるループコイル状プローブ34は、第3の導
波管ブロック18に取付けられた誘電体または半導体か
らなる基板31の表面に形成されたパターンである。ル
ープコイル状プローブ34は第1層の導波管回路8およ
び第2層の導波管回路9の最大磁界となる位置に磁界方
向と平行に挿入されており、2つの導波管/マイクロス
トリップ変換を構成する。導波管短絡面23は第3の導
波管ブロック18に加工されており、導波管/マイクロ
ストリップ変換部を構成する導波管短絡面となる。
【0052】この場合にも、第1層の導波管回路8と第
2層の導波管回路9の2層の導波管回路を同じ導波管シ
ャーシ1の両面に配置し、一体化することで部品点数の
削減が可能になる。また、一体化構成としたことによる
代わりの接続方法として、2層の導波管回路をマイクロ
ストリップ線路32とループコイル状プローブ34と誘
電体または半導体からなる基板31と導波管短絡面23
で構成されるH面ループコイル型の導波管/マイクロス
トリップ変換により接続することで導波管回路間の距離
を短くでき、導波管モジュールを構成する場合に小型化
が可能になる。、更にマイクロストリップ線路32の線
路長を変えることで、位相調整機能を持たせることがで
きる。また、マイクロストリップ線路32の線路の途中
に抵抗を挿入し、電力調整機能を持たせることも可能で
ある。
【0053】
【発明の効果】以上のようにこの発明の実施例1によれ
ば、2層のE面分割した導波管回路を同一のシャーシの
両面に配置して一体化し、階段状の導波管H面コーナー
と接続導波管により接続することで、部品点数を減ら
せ、各層の導波管回路の間隔が短くなり小型化できる。
更に、導波管H面コーナーをステップ状に近似してある
ため、例えば放電加工などの工作方法を用いることによ
り加工が容易になり、より安価に導波管モジュールを製
作することができる。また、ステップ状に近似した階段
部11の一辺の長さを信号周波数の波長の1/6以下に
すれば、コーナー部のインピーダンス整合状態に影響を
及ぼすことがないために、コーナー部で生じる損失をほ
とんど増加させることもない。
【0054】この発明の実施例2によれば、2層のH面
分割した導波管回路を同一のシャーシの両面に配置して
一体化し、階段状の導波管E面コーナーと接続導波管に
より接続することで、部品点数を減らせ、各層の導波管
回路の間隔が短くなり小型化できる。更に、導波管E面
コーナーをステップ状に近似してあるため、例えば放電
加工などの工作方法を用いることにより加工が容易にな
り、より安価に導波管モジュールを製作することができ
る。また、ステップ状に近似した階段部11の一辺の長
さを信号周波数の波長の1/6以下にすれば、コーナー
部のインピーダンス整合状態に影響を及ぼすことがない
ために、コーナー部で生じる損失をほとんど増加させる
こともない。また、H面分割構成としたために、例え
ば、発振器のようなH面分割構成で製作する素子がある
場合についても、導波管モジュールの製作が可能にな
る。
【0055】この発明の実施例3によれば、2層のE面
分割した導波管回路を同一のシャーシの両面に配置して
一体化し、階段状の導波管H面コーナーと接続導波管に
より接続することで、部品点数を減らせ、各層の導波管
回路の間隔が短くなり、小型化できる。更に、導波管H
面コーナーをステップ状に近似してあるため、例えば放
電加工などの工作方法を用いることにより加工が容易に
なり、より安価に導波管モジュールを製作することがで
きる。また、ステップ状に近似した階段部11の一辺の
長さを信号周波数の波長の1/6以下にすれば、コーナ
ー部のインピーダンス整合状態に影響を及ぼすことがな
いために、コーナー部で生じる損失をほとんど増加させ
ることもない。また、導波管H面コーナーを2層の導波
管回路から分割した構造にしたことで、導波管コーナー
部分にインピーダンス不整合が生じた場合でも、コーナ
ー部分のみを交換することにより、接続部の調整ができ
る。
【0056】この発明の実施例4によれば、2層のH面
分割した導波管回路を同一のシャーシの両面に配置して
一体化し、階段状の導波管E面コーナーと接続導波管に
より接続することで、部品点数を減らせ、各層の導波管
回路の間隔が短くなり小型化できる。更に、導波管E面
コーナーをステップ状に近似してあるため、例えば放電
加工などの工作方法を用いることにより加工が容易にな
り、より安価に導波管モジュールを製作することができ
る。また、ステップ状に近似した階段部11の一辺の長
さを信号周波数の波長の1/6以下にすれば、コーナー
部のインピーダンス整合状態に影響を及ぼすことがない
ために、コーナー部で生じる損失をほとんど増加させる
こともない。また、H面分割構成としたために、例えば
発振器のようなH面分割構成で製作する素子がある場合
についても、導波管モジュールの製作が可能になる。ま
た、導波管E面コーナーを2層の導波管回路から分割し
た構造としたことで、導波管コーナー部分にインピーダ
ンス不整合が生じた場合でも、コーナー部分のみを交換
することにより、接続部の調整ができる。
【0057】この発明の実施例5によれば、2層のH面
分割した導波管回路を同一のシャーシの両面に配置して
一体化し、E面プローブ型同軸/導波管変換により接続
することで、部品点数を減らせ、各層の導波管回路の間
隔が短くなり小型化できる。また、H面分割構成とした
ために、例えば、発振器のようなH面分割構成で製作す
る素子がある場合についても、導波管モジュールの製作
が可能になる。更に、各層の導波管回路を独立して気密
状態に保つことができる。
【0058】この発明の実施例6によれば、2層のE面
分割した導波管回路を同一のシャーシの両面に配置して
一体化し、H面ループコイル型同軸/導波管変換により
接続することで、部品点数を減らせ、各層の導波管回路
の間隔が短くなり小型化できる。更に、各層の導波管回
路を独立して気密状態に保つことができる。
【0059】この発明の実施例7によれば、2層のH面
分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して
一体化し、E面プローブ型導波管/マイクロストリップ
変換により接続することで、部品点数を減らせ、各層の
導波管回路の間隔が短くなり、小型化できる。また、H
面分割構成としたために、例えば、発振器のようなH面
分割構成で製作する素子がある場合についても、導波管
モジュールの製作が可能になる。更に、マイクロストリ
ップ線路の線路長を変えることで、位相調整機能を持た
せることができる。また、マイクロストリップ線路の線
路の途中に抵抗を挿入し、電力調整機能を持たせること
も可能である。
【0060】この発明の実施例8によれば、2層のE面
分割した導波管回路を1つのシャーシの両面に配置して
一体化し、H面ループコイル型導波管/マイクロストリ
ップ変換により接続することで、部品点数を減らせ、各
層の導波管回路の間隔が短くなり小型化できる。更に、
マイクロストリップ線路の線路長を変えることで、位相
調整機能を持たせることができる。また、マイクロスト
リップ線路の線路の途中に抵抗を挿入し、電力調整機能
を持たせることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による導波管モジュールの実施例1
を示す図である。
【図2】 この発明による導波管モジュールの実施例1
を示す図1(a)の断面図および接続部分解図である。
【図3】 この発明による導波管モジュールの実施例2
を示す図である。
【図4】 この発明による導波管モジュールの実施例2
を示す図3(a)の断面図および接続部分解図である。
【図5】 この発明による導波管モジュールの実施例3
を示す図である。
【図6】 この発明による導波管モジュールの実施例3
を示す図5(a)の断面図および接続部分解図である。
【図7】 この発明による導波管モジュールの実施例4
を示す図である。
【図8】 この発明による導波管モジュールの実施例4
を示す図7(a)の断面図および接続部分解図である。
【図9】 この発明による導波管モジュールの実施例5
を示す図である。
【図10】 この発明による導波管モジュールの実施例
5を示す図9(a)の断面図および接続部分解図であ
る。
【図11】 この発明による導波管モジュールの実施例
6を示す図である。
【図12】 この発明による導波管モジュールの実施例
6を示す図11(a)の断面図および接続部分解図であ
る。
【図13】 この発明による導波管モジュールの実施例
7を示す図である。
【図14】 この発明による導波管モジュールの実施例
7を示す図13(a)の断面図および接続部分解図であ
る。
【図15】 この発明による導波管モジュールの実施例
8を示す図である。
【図16】 この発明による導波管モジュールの実施例
8を示す図15(a)の断面図および接続部分解図であ
る。
【図17】 従来の導波管モジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 導波管シャーシ、2 第1のE面分割導波管回路構
成部、3 第2のE面分割導波管回路構成部、4 第1
の導波管ブロック、5 第3のE面分割導波管回路構成
部、6 第2の導波管ブロック、7 第4のE面分割導
波管回路構成部、8 第1層の導波管回路、9 第2層
の導波管回路、10 接続導波管、11階段部、12
導波管H面コーナー、13 第1のH面分割導波管回路
構成部、14 第2のH面分割導波管回路構成部、15
第3のH面分割導波管回路構成部、16 第4のH面
分割導波管回路構成部、17 導波管E面コーナー、1
8 第3の導波管ブロック、19 接続導波管構成部、
20 誘電体、21 導体線路、22 直線導体、23
導波管短絡面、24 ループコイル導体、25第1の
導波管短絡面構成部、26 第2の導波管短絡面構成
部、27 第3の導波管短絡面構成部、28 第4の導
波管短絡面構成部、29 第1の導波管短絡面、30
第2の導波管短絡面、31 誘電体または半導体からな
る基板、32 マイクロストリップ線路、33 直線プ
ローブ、34 ループコイル状プローブ、35 第1の
導波管回路、36 第2の導波管回路、37 フランジ
付き導波管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01P 5/107 H01P 5/107 F13-16,C7-8

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の電界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の電界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の電界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    電界面分割導波管回路構成部と、上記第1の電界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の電界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の電界面分割導波管回路構成部と上記第4の電界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、上記第1層の導波管回路と上記第2層の
    導波管回路を接続するために上記導波管シャーシに形成
    された接続導波管と、上記第2の電界面分割導波管回路
    構成部の一端に形成された階段部と、上記第4の電界面
    分割導波管回路構成部の一端に形成された階段部とを具
    備したことを特徴とする導波管モジュール。
  2. 【請求項2】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の磁界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の磁界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の磁界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    磁界面分割導波管回路構成部と、上記第1の磁界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の磁界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の磁界面分割導波管回路構成部と上記第4の磁界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、上記第1層の導波管回路と上記第2層の
    導波管回路を接続するために上記導波管シャーシに形成
    された接続導波管と、上記第2の磁界面分割導波管回路
    構成部の一端に形成された階段部と、上記第4の磁界面
    分割導波管回路構成部の一端に形成された階段部とを具
    備したことを特徴とする導波管モジュール。
  3. 【請求項3】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の電界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の電界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の電界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    電界面分割導波管回路構成部と、上記第1の電界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の電界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の電界面分割導波管回路構成部と上記第4の電界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、第3の導波管ブロックと、上記第3の導
    波管ブロックに形成された接続導波管構成部と、上記接
    続導波管構成部の両端に形成された階段部とを具備した
    ことを特徴とする導波管モジュール。
  4. 【請求項4】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の磁界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の磁界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の磁界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    磁界面分割導波管回路構成部と、上記第1の磁界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の磁界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の磁界面分割導波管回路構成部と上記第4の磁界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、第3の導波管ブロックと、上記第3の導
    波管ブロックに形成された接続導波管構成部と、上記接
    続導波管構成部の両端に形成された階段部とを具備した
    ことを特徴とする導波管モジュール。
  5. 【請求項5】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の磁界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の磁界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の磁界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    磁界面分割導波管回路構成部と、上記第1の磁界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の磁界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の磁界面分割導波管回路構成部と上記第4の磁界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、上記第1層の導波管回路と上記第2層の
    導波管回路を接続するために上記導波管シャーシの一端
    付近に取付けられた誘電体と、上記誘電体と組合わせて
    同軸線路を構成する導体線路と、上記導体線路の両端に
    接続された直線導体と、上記第3の磁界面分割導波管回
    路構成部の一端に位置する導波管短絡面と、上記第4の
    磁界面分割導波管回路構成部の一端に位置する導波管短
    絡面とを具備したことを特徴とする導波管モジュール。
  6. 【請求項6】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の電界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の電界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の電界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    電界面分割導波管回路構成部と、上記第1の電界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の電界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の電界面分割導波管回路構成部と上記第4の電界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、上記第1層の導波管回路と上記第2層の
    導波管回路を接続するために上記導波管シャーシの一端
    付近に取付けられた誘電体と、上記誘電体と組合わせて
    同軸線路を構成する導体線路と、上記導体線路の両端に
    接続されたループコイル導体と、上記第1の電界面分割
    導波管回路構成部の一端に位置する第1の導波管短絡面
    構成部と、上記第2の電界面分割導波管回路構成部の一
    端に位置する第2の導波管短絡面構成部と、上記第3の
    電界面分割導波管回路構成部の一端に位置する第3の導
    波管短絡面構成部と、上記第4の電界面分割導波管回路
    構成部の一端に位置する第4の導波管短絡面構成部と、
    上記第1の導波管短絡面構成部と上記第3の導波管短絡
    面構成部を組合わせて構成される第1の導波管短絡面
    と、上記第2の導波管短絡面構成部と上記第4の導波管
    短絡面構成部を組合わせて構成される第2の導波管短絡
    面とを具備したことを特徴とする導波管モジュール。
  7. 【請求項7】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の磁界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の磁界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の磁界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    磁界面分割導波管回路構成部と、上記第1の磁界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の磁界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の磁界面分割導波管回路構成部と上記第4の磁界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、第3の導波管ブロックと、上記第1層の
    導波管回路と上記第2層の導波管回路を接続するために
    上記第3の導波管ブロックに取付けられた基板と、上記
    基板上に形成されたマイクロストリップ線路と、上記基
    板上に形成されたマイクロストリップ線路の両端に接続
    された直線プローブと、上記第3の導波管ブロックに形
    成された2つの導波管短絡面とを具備したことを特徴と
    する導波管モジュール。
  8. 【請求項8】 導波管シャーシと、上記導波管シャーシ
    の一方の面に形成された第1の電界面分割導波管回路構
    成部と、上記導波管シャーシのもう一方の面に形成され
    た第2の電界面分割導波管回路構成部と、第1の導波管
    ブロックと、上記第1の導波管ブロックに形成された第
    3の電界面分割導波管回路構成部と、第2の導波管ブロ
    ックと、上記第2の導波管ブロックに形成された第4の
    電界面分割導波管回路構成部と、上記第1の電界面分割
    導波管回路構成部と上記第3の電界面分割導波管回路構
    成部を組合せて構成される第1層の導波管回路と、上記
    第2の電界面分割導波管回路構成部と上記第4の電界面
    分割導波管回路構成部を組合わせて構成される第2層の
    導波管回路と、第3の導波管ブロックと、上記第1層の
    導波管回路と上記第2層の導波管回路を接続するために
    上記第3の導波管ブロックに取付けられた誘電体または
    半導体からなる基板と、上記基板上に形成されたマイク
    ロストリップ線路と、上記基板上に形成されたマイクロ
    ストリップ線路の両端に接続されたループコイル状プロ
    ーブと、上記第3の導波管ブロックに形成された2つの
    導波管短絡面とを具備したことを特徴とする導波管モジ
    ュール。
  9. 【請求項9】 階段部の一辺の長さを信号周波数の波長
    の1/6以下に設定したことを特徴とする請求項1〜4
    いずれか記載の導波管モジュール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013186968A1 (ja) * 2012-06-11 2013-12-19 日本電気株式会社 電磁波伝搬システム、インターフェース装置および電磁波伝搬シート

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