JPH08273607A - 環形蛍光ランプおよび照明器具 - Google Patents

環形蛍光ランプおよび照明器具

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JPH08273607A
JPH08273607A JP7694095A JP7694095A JPH08273607A JP H08273607 A JPH08273607 A JP H08273607A JP 7694095 A JP7694095 A JP 7694095A JP 7694095 A JP7694095 A JP 7694095A JP H08273607 A JPH08273607 A JP H08273607A
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JP
Japan
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ring
fluorescent lamp
shaped fluorescent
glass bulb
diameter
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JP7694095A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sakakibara
裕一 榊原
Toshiharu Yagi
敏治 八木
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Discharge Lamp (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 器具の薄型化に対応できる環形蛍光ランプを
提供する。 【構成】 環形蛍光ランプ1aは、環状のガラスバルブ2
の環外径が280〜310mm、管径が18〜21mm
とする。ガラスバルブ2内には、10kHz以上の高周
波でかつ35〜40Wの入力電力で放電するように水銀
および希ガスを封入する。ガラスバルブ2内に放電を生
起させる一対の電極手段を設ける。 【効果】 環形蛍光ランプ1aは、従来形の環外径がほぼ
同サイズの環形蛍光ランプと同等以上の明るさを確保
し、その従来形より管径が細く、器具の薄型化に対応で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環形蛍光ランプおよび
この環形蛍光ランプを用いた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられている環形蛍光ラ
ンプは、例えば、32W形でガラスバルブの環外径が3
00mm、40W形でガラスバルブの環外径が375m
mであり、各ガラスバルブとも管径が29mmになって
いる。
【0003】この環形蛍光ランプを用いた照明器具は、
例えば特開平4−212276号公報に記載されている
ように、天板の下面に円錐台形状の器具本体を設け、こ
の器具本体から下方にソケットとランプホルダとを対称
的に突設し、そのソケットに環形蛍光ランプの口金を接
続するとともに、ランプホルダに環形蛍光ランプの口金
とは反対のガラスバルブ部分を嵌合し、器具本体の下方
に環形蛍光ランプを配設している。そして、器具本体内
に内蔵されたインバータ点灯回路などの高周波点灯回路
にて高周波電力を環形蛍光ランプに供給し、環形蛍光ラ
ンプを点灯させる。
【0004】ところで、近年、住居空間における視環境
を快適にするため、インテリア用品の小型化、薄型化が
望まれる蛍光にある。特に、照明器具は、天井面を高く
見せることができるため、薄型化の要求が高まってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
環形蛍光ランプを器具本体に配設するような照明器具で
は、環形蛍光ランプを含む器具全体を薄型化しにくい問
題がある。
【0006】つまり、環形蛍光ランプは、ランプホル
ダ、ランプソケットによって接続保持されるので、高さ
方向のスペースが多く必要になり、器具本体の厚さが比
較的大きくなってしまう。また、一般的な環形蛍光ラン
プは管径が29mmなので、所望の厚さで照明器具を形
成するには限界がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、器具の薄型化に対応できる環形蛍光ランプおよび
この環形蛍光ランプを用いた照明器具を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の環形蛍光
ランプは、環外径が280〜310mm、管径が18〜
21mmであり内面側に蛍光体が塗布された環状のガラ
スバルブと;10kHz以上の高周波で、かつ、35〜
40Wの入力電力で放電するようにガラスバルブ内に封
入された水銀および希ガスと;ガラスバルブ内に放電を
生起させる一対の電極手段と;を具備しているものであ
る。
【0009】請求項2記載の環形蛍光ランプは、環外径
が360〜390mm、管径が18〜21mmであり内
面側に蛍光体が塗布された環状のガラスバルブと;10
kHz以上の高周波で、かつ、42〜50Wの入力電力
で放電するようにガラスバルブ内に封入された水銀およ
び希ガスと;ガラスバルブ内に放電を生起させる一対の
電極手段と;を具備しているものである。
【0010】請求項3記載の環形蛍光ランプは、請求項
1または2記載の環形蛍光ランプにおいて、蛍光体は、
ピーク波長がほぼ450nm、ほぼ540nm、ほぼ6
10nmにある3波長形であるものである。
【0011】請求項4記載の環形蛍光ランプは、請求項
1ないし3いずれか一記載の環形蛍光ランプにおいて、
電極手段の近傍にアマルガムが配設されているものであ
る。
【0012】請求項5記載の環形蛍光ランプは、請求項
1ないし3いずれか一記載の環形蛍光ランプにおいて、
ガラスバルブ内に移動可能に収納されたアマルガムを具
備しているものである。
【0013】請求項6記載の照明器具は、器具本体と;
器具本体に配設された請求項1ないし5いずれか一記載
の環形蛍光ランプと;環形蛍光ランプへ10kHz以上
の高周波で、かつ、34〜40Wの点灯電力を供給する
高周波点灯回路と;を具備しているものである。
【0014】請求項7記載の照明器具は、器具本体と;
器具本体に配設された請求項2ないし5いずれか一記載
の環形蛍光ランプと;環形蛍光ランプへ10kHz以上
の高周波で、かつ、42〜50Wの点灯電力を供給する
高周波点灯回路と;を具備しているものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の環形蛍光ランプでは、環外径が
280〜310mm、管径が18〜21mmであり、1
0kHz以上の高周波でかつ35〜40Wの入力電圧に
より点灯するため、従来形の環外径がほぼ同サイズの環
形蛍光ランプと同等以上の明るさが確保され、その従来
形より管径が細い。
【0016】請求項2記載の環形蛍光ランプでは、環外
径が360〜390mm、管径が18〜21mmであ
り、10kHz以上の高周波でかつ42〜50Wの入力
電圧により点灯するため、従来形の環外径がほぼ同サイ
ズの環形蛍光ランプと同等以上の明るさが確保され、そ
の従来形より管径が細い。
【0017】請求項3記載の環形蛍光ランプでは、請求
項1または2記載の環形蛍光ランプの作用に加えて、ピ
ーク波長がほぼ450nm、ほぼ540nm、ほぼ61
0nmにある3波長形の蛍光体により、明るくなる。
【0018】請求項4記載の環形蛍光ランプでは、請求
項1ないし3いずれか一記載の環形蛍光ランプの作用に
加えて、電極手段の近傍にアマルガムを配設したので、
最適な状態で環形蛍光ランプが点灯される。
【0019】請求項5記載の環形蛍光ランプでは、請求
項1ないし3いずれか一記載の環形蛍光ランプの作用に
加えて、ガラスバルブ内にアマルガムを移動可能に収納
したので、最適な状態で点灯される。
【0020】請求項6記載の照明器具では、請求項1、
請求項3ないし5いずれか一記載の環形蛍光ランプを用
いた薄型の器具が提供される。
【0021】請求項7記載の照明器具では、請求項2な
いし5いずれか一記載の環形蛍光ランプを用いた薄型の
器具が提供される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の環形蛍光ランプおよび照明器
具の実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0023】図1ないし図3は本発明の第1の実施例を
示し、図1は照明器具の断面図、図2は照明器具の分解
状態の斜視図、図3は環形蛍光ランプの平面図である。
【0024】図において、1a,1bは環形蛍光ランプで、
この環形蛍光ランプ1a,1bは、環状のガラスバルブ2を
有し、このガラスバルブ2内には希ガスおよび水銀を有
する放電媒体が封入されるとともに、ガラスバルブ2の
内壁面には蛍光体が形成され、ガラスバルブ2の両端に
は電極手段としての電極が配設され、ガラスバルブ2の
両端間に跨がって口金3が配設されている。口金3に
は、電極に電気的に接続された複数の口金ピン4が、ラ
ンプ中心側に傾いて突設されている。
【0025】そして、図3に示すように、照明器具に
は、32W形相当の環形蛍光ランプ1aと40W形相当の
環形蛍光ランプ1bの2本が用いられる。
【0026】32W形相当の環形蛍光ランプ1aは、ガラ
スバルブ2の環外径D1 が280〜310mmの範囲の
例えば300mm、環外径D1 が300mmのときの環
内径D2 が262mm、管径dが18〜21mmの範囲
の例えば19mm、ガラスバルブ2の肉厚が例えば1.
2mmに形成されている。また、蛍光体は、ピーク波長
が、青のほぼ450nm、緑のほぼ540nm、赤のほ
ぼ610nmにある3波長形で相関色温度5000kと
なる蛍光体を用い、この蛍光体をガラスバルブ2の内壁
面に塗布、焼成して形成されている。
【0027】40W形相当の環形蛍光ランプ1bは、ガラ
スバルブ2の環外径D1 が360〜390mmの範囲の
例えば374mm、環外径D1 が374mmのときの環
内径D2 が336mm、管径dが18〜21mmの範囲
の例えば19mm、ガラスバルブ2の肉厚が例えば1.
2mmに形成されている。また、蛍光体は、ピーク波長
が、青のほぼ450nm、緑のほぼ540nm、赤のほ
ぼ610nmにある3波長形で相関色温度5000kと
なる蛍光体を用い、この蛍光体をガラスバルブ2の内壁
面に塗布、焼成して形成されている。
【0028】11は器具本体で、この器具本体11は、外観
が円形でかつ薄型に形成され、その中央には円形の開口
部12が上下方向に開口形成され、この開口部12の周囲に
収納空間を有する収納部13が形成され、この収納部13の
周囲に環形蛍光ランプ1a,1bが配設される環状の段部14
が形成されている。この段部14の上方に臨む環状板部15
は、収納部13の高さ方向の厚みよりも薄い平板状に形成
されている。
【0029】器具本体11の段部14には、2本の各環形蛍
光ランプ1a,1bの口金3を接続する一対のソケット16が
斜め外方に向けて配設され、また、ソケット16の位置と
は対称位置に、ガラスバルブ2の外周に嵌合して保持す
る金属製の一対のランプホルダ17が配設されている。
【0030】器具本体11の収納部13には、開口部12に臨
んでソケット18が配設され、このソケット18にベビー球
19が螺合接続されている。
【0031】器具本体11の収納部13の空間内には、イン
バータ点灯回路からなる高周波点灯回路20が配設されて
いる。この高周波点灯回路20の電源入力側にはアダプタ
21が電線などで電気的に接続され、出力側には各ソケッ
ト16が電線などで電気的に接続されている。そして、高
周波点灯回路20は、10kHz以上の例えば45kHz
の高周波でかつ35〜40Wの範囲の例えば38Wの点
灯電力となる条件、例えばランプ電流500mA、ラン
プ電圧78Vを供給し、32W形相当の環形蛍光ランプ
1aを点灯させる。また、高周波点灯回路20は、10kH
z以上の例えば45kHz の高周波でかつ42〜50W
の範囲の例えば45Wの点灯電力となる条件、例えばラ
ンプ電流450mA、ランプ電圧102Vを供給し、4
0W形相当の環形蛍光ランプ1bを点灯させる。
【0032】アダプタ21は、高さが薄い円板状に形成さ
れ、器具本体11の開口部12内の下部側に図示しない連結
部を介して器具本体11に一体的に固定され、その連結部
に沿って配線される電線などで放電灯点灯装置20の電源
入力側と接続されている。そして、アダプタ21は、器具
取付時に、天井面などに設置されている角形の引掛シー
リング22に電気的に接続されるとともに機械的に支持さ
れる。
【0033】器具本体11には、器具本体11の下方および
側方を覆ってセード23が取着される。このセード23は、
透光性を有する乳白色材にて、下方へ大きな円弧面ても
ってなだらかに突出する薄型形状に形成されており、周
縁部には器具本体11に取り付けられる取付部24が形成さ
れている。
【0034】次に、第1の実施例の作用を説明する。
【0035】図1に示すように、器具本体11は、天井面
などに設置されている引掛シーリング22に接続されるア
ダプタ21を介して、器具本体11が天井面などに支持され
るとともに、器具本体11側と引掛シーリング22側とが電
気的に接続される。
【0036】器具本体11の環状の段部14には、ランプ直
径が異なる2本の環形蛍光ランプ1a,1bがそれぞれ配設
され、口金3から突出する口金ピン4がソケット16に挿
入接続されているとともに、口金3と反対側のガラスバ
ルブ2がランプホルダ17で保持されている。また、ソケ
ット18には、ベビー球19が接続されている。
【0037】環形蛍光ランプ1a,1b、ベビー球19、アダ
プタ21などを覆ってセード23が器具本体11に取り付けら
れている。
【0038】環形蛍光ランプ1a,1bの点灯時およびベビ
ー球19の点灯時には、環形蛍光ランプ1a,1bおよびベビ
ー球19から発せられた光がセード23を透光して照明され
る。
【0039】そして、32W形相当の環形蛍光ランプ1a
は、高周波点灯回路20から例えば45kHz の高周波で
かつ38Wの点灯電力(例えばランプ電流500mA、
ランプ電圧78V)が供給されて点灯される。この点灯
条件によれば、初期光束すなわち100時間点灯後の全
光束は3180lxという測定結果が得られる。これは
従来の32W形の環形蛍光ランプの初期光束が2510
lxであるのに対して、光束が高く、明るくできる。
【0040】また、40W形相当の環形蛍光ランプ1b
は、高周波点灯回路20から例えば45kHz の高周波で
かつ45Wの点灯電力(例えばランプ電流450mA、
ランプ電圧102V)が供給されて点灯される。この点
灯条件によれば、初期光束すなわち100時間点灯後の
全光束は4140lxという測定結果が得られる。これ
は従来の40W形の環形蛍光ランプの初期光束が327
0lxであるのに対して、光束が高く、明るくできる。
【0041】そして、環形蛍光ランプ1a,1bは従来の3
2W形および40W形とほぼ同じ環外径D1 であるた
め、従来タイプの器具に適用できる。
【0042】この環形蛍光ランプ1a,1bを用いることに
より、従来の環外径がほぼ同サイズの環形蛍光ランプよ
り管径が細いので、器具を薄型にでき、器具の外観が良
く、圧迫感を和らげることができる。しかも、従来の環
外径がほぼ同サイズの環形蛍光ランプを用いる場合より
も明るくできる。
【0043】ところで、32W形相当の環形蛍光ランプ
1aは、環外径D1 が280〜310mm、管径dが18
〜21mmの範囲にあることが最も好ましい。これは、
環外径D1 が280mm未満では効率が低下し、310
mmを越えると従来サイズの器具に対応できず、管径d
が18mm未満では効率が低下し、21mmを越えると
薄型化に対応できないことによる。
【0044】この32W形相当の環形蛍光ランプ1aを点
灯させる高周波点灯回路20は、10kHz以上の高周波
でかつ35〜40Wの点灯電力を供給することが最も好
ましい。これは、34W未満では従来に比べて明るさの
向上が小さく、40Wを越えると効率が低下してしまう
ことによる。
【0045】また、40W形相当の環形蛍光ランプ1b
は、環外径D1 が360〜390mm、管径dが18〜
21mmの範囲にあることが最も好ましい。これは、環
外径D1 が360mm未満では効率が低下し、390m
mを越えると従来サイズの器具に対応できず、管径dが
18mm未満では効率が低下し、21mmを越えると薄
型化に対応できないことによる。
【0046】この40W形相当の環形蛍光ランプ1bを点
灯させる高周波点灯回路20は、10kHz以上の高周波
でかつ42〜50Wの点灯電力を供給することが最も好
ましい。これは、42W未満では従来に比べて明るさの
向上が小さく、50Wを越えると効率が低下してしまう
ことによる。
【0047】また、環形蛍光ランプ1a,1bの口金3と最
も離れたガラスバルブ2の中央部分に金属製のランプホ
ルダ17が接触しているため、環形蛍光ランプ1a,1bの管
壁の熱がランプホルダ17を通じて器具本体11に効率良く
放熱され、ガラスバルブ2の中央部分の冷却効果が高
い。そのため、ガラスバルブ2の口金3付近の温度が8
0℃程度でもガラスバルブ2の中央部分の温度は45℃
程度で30℃以上の温度差が生じる。これは、合成樹脂
製のランプホルダを用いた場合にはガラスバルブ2の中
央部分の温度が55℃程度となることに比べて、管内の
水銀蒸気圧を抑制することができ、最適な状態で環形蛍
光ランプ1a,1bを点灯させることができる。
【0048】なお、前記実施例では、2本の環形蛍光ラ
ンプ1a,1bを用いる2灯用器具について説明したが、各
環形蛍光ランプ1a,1bをそれぞれ用いる1灯用器具に使
用しても同様の作用効果が得られる。
【0049】次に、図4(a)(b)(c) および図5は本発明
の第2の実施例を示し、図4(a)(b)(c) は環形蛍光ラン
プ1aまたは1bの平面図、図5は周囲温度と相対照度との
関係を示す特性図である。
【0050】図4(a) に示す環形蛍光ランプ1aまたは1b
は、ガラスバルブ2の端部に設けられた排気管2aの内部
位置すなわち電極の近傍に、水銀蒸気圧を制御するアマ
ルガム31が封入固定されている。このアマルガム31は、
例えば、(Bi)−インジウム(In)−水銀(H
g)、または(Bi)−インジウム(In)−鉛(P
b)−水銀(Hg)からなる。
【0051】図4(b) に示す環形蛍光ランプ1aまたは1b
は、ガラスバルブ2の端部の封止部近傍すなわち電極の
近傍に、前記アマルガム31が封入固定されている。
【0052】図4(c) に示す環形蛍光ランプ1aまたは1b
は、ガラスバルブ2内に、前記アマルガム31が移動自在
に封入されている。
【0053】そして、図5に示すように、アマルガム31
を封入した環形蛍光ランプ1aまたは1bは、アマルガム31
を封入せず水銀のみを封入した環形蛍光ランプに比べ
て、周囲温度が高くても高い相対照度が得られる。
【0054】なお、ガラスバルブ2内にアマルガム31を
移動自在に封入した場合でも、アマルガム31を封入しな
い場合に比べて、周囲温度が高くても高い相対照度が得
られる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の環形蛍光ランプによれ
ば、環外径が280〜310mm、管径が18〜21m
mであり、10kHz以上の高周波でかつ35〜40W
の入力電圧により点灯するため、従来形の環外径がほぼ
同サイズの環形蛍光ランプと同等以上の明るさを確保
し、その従来形より管径が細く、器具の薄型化に対応で
きる。
【0056】請求項2記載の環形蛍光ランプによれば、
環外径が360〜390mm、管径が18〜21mmで
あり、10kHz以上の高周波でかつ42〜50Wの入
力電圧により点灯するため、従来形の環外径がほぼ同サ
イズの環形蛍光ランプと同等以上の明るさを確保し、そ
の従来形より管径が細く、器具の薄型化に対応できる。
【0057】請求項3記載の環形蛍光ランプによれば、
請求項1または2記載の環形蛍光ランプの効果に加え
て、ピーク波長がほぼ450nm、ほぼ540nm、ほ
ぼ610nmにある3波長形の蛍光体により、明るくで
きる。
【0058】請求項4記載の環形蛍光ランプによれば、
請求項1ないし3いずれか一記載の環形蛍光ランプの効
果に加えて、電極手段の近傍にアマルガムを配設したの
で、最適な状態で点灯できる。
【0059】請求項5記載の環形蛍光ランプによれば、
請求項1ないし3いずれか一記載の環形蛍光ランプの効
果に加えて、ガラスバルブ内にアマルガムを移動可能に
収納したので、最適な状態で点灯できる。
【0060】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
1、請求項3ないし5いずれか一記載の環形蛍光ランプ
を用いた薄型の器具を提供にできる。
【0061】請求項7記載の照明器具によれば、請求項
2ないし5いずれか一記載の環形蛍光ランプを用いた薄
型の器具を提供にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す照明器具の断面図
である。
【図2】同上実施例の照明器具の分解状態の斜視図であ
る。
【図3】同上実施例の環形蛍光ランプの平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示し、環形蛍光ランプ
である。(a) は排気管にアマルガムを封入した環形蛍光
ランプの平面図、(b) は封止部近傍にアマルガムを封入
した環形蛍光ランプの平面図、(c) は管内にアマルガム
を移動可能に封入した環形蛍光ランプの平面図である。
【図5】同上実施例の周囲温度と相対照度との関係を示
す特性図である。
【符号の説明】
1a,1b 環形蛍光ランプ 2 ガラスバルブ 11 器具本体 20 高周波点灯回路 31 アマルガム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環外径が280〜310mm、管径が1
    8〜21mmであり内面側に蛍光体が塗布された環状の
    ガラスバルブと;10kHz以上の高周波で、かつ、3
    5〜40Wの入力電力で放電するようにガラスバルブ内
    に封入された水銀および希ガスと;ガラスバルブ内に放
    電を生起させる一対の電極手段と;を具備していること
    を特徴とする環形蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 環外径が360〜390mm、管径が1
    8〜21mmであり内面側に蛍光体が塗布された環状の
    ガラスバルブと;10kHz以上の高周波で、かつ、4
    2〜50Wの入力電力で放電するようにガラスバルブ内
    に封入された水銀および希ガスと;ガラスバルブ内に放
    電を生起させる一対の電極手段と;を具備していること
    を特徴とする環形蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 蛍光体は、ピーク波長がほぼ450n
    m、ほぼ540nm、ほぼ610nmにある3波長形で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の環形蛍光
    ランプ。
  4. 【請求項4】 電極手段の近傍にアマルガムが配設され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記
    載の環形蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 ガラスバルブ内に移動可能に収納された
    アマルガムを具備していることを特徴とする請求項1な
    いし3いずれか一記載の環形蛍光ランプ。
  6. 【請求項6】 器具本体と;器具本体に配設された請求
    項1ないし5いずれか一記載の環形蛍光ランプと;環形
    蛍光ランプへ10kHz以上の高周波で、かつ、34〜
    40Wの点灯電力を供給する高周波点灯回路と;を具備
    していることを特徴とする照明器具。
  7. 【請求項7】 器具本体と;器具本体に配設された請求
    項2ないし5いずれか一記載の環形蛍光ランプと;環形
    蛍光ランプへ10kHz以上の高周波で、かつ、42〜
    50Wの点灯電力を供給する高周波点灯回路と;を具備
    していることを特徴とする照明器具。
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